JP5224233B2 - 水素発生装置及び燃料電池システム - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、金属水素化物を分解して水素を発生させる水素発生装置及び水素発生装置で発生した水素を燃料とする燃料電池システムに関する。
近年のエネルギー問題の高まりから、より高いエネルギー密度で、排出物がクリーンな電源が要求されている。燃料電池は、既存電池の数倍のエネルギー密度を有する発電機であり、エネルギー効率が高く、また、排出ガスに含まれる窒素酸化物や硫黄酸化物がない、もしくは、少ないといった特徴がある。従って、次世代の電源デバイスとしての要求に合った極めて有効なデバイスであるといえる。
水素と酸素の電気化学反応により起電力を得る燃料電池では、燃料として水素が必要となる。燃料電池で用いる水素を発生する水素発生装置としては、例えば、金属水素化物(水素化ホウ素塩)を収容した反応容器と、水タンクとを有し、ポンプによって水タンク内の水を反応容器の金属水素化物に噴出するようにしたものがある(特許文献1参照)。
特開2002−137903号公報
このような水素発生装置においては、反応容器内での金属水素化物と水との反応(水素発生反応)により水素が生成されると共に、水素以外の生成物が生成され、反応容器内には金属酸化物と水とこの生成物との混合物が蓄積される。混合物中にも金属水素化物及び水が含まれているため、この混合物からも水素が発生する。ただし、水素発生反応により生成された生成物を含む混合物は比較的粘度が高いため、水素の多くは気泡の状態で生成される。このため、この水素の気泡を含む混合物が反応容器内に蓄積されてしまう。さらに、水素の気泡の水膜にも未反応の金属水素化物が含まれている場合があり、この場合、膜の水分と金属水素化物とが反応し、気泡の水膜からさらに水素の気泡が生成される場合がある。このため、反応容器内に蓄積された混合物(混合物に含まれる気泡)の体積が急激に増加して反応容器内に混合物から生成された気泡が充満してしまい、排出口からこの気泡が外部に流出してしまうという問題がある。例えば、燃料電池システムの場合、この気泡がアノード室(発電部)に流出してしまうと、水素の供給性、発電性能等に悪影響を及ぼしてしまう虞がある。さらに、気泡の水膜が付着することで、各部材の耐久性が低下してしまう虞もある。
このような問題の発生を防止するためには、反応容器内に混合物から発生した気泡が充満しない程度のタイミングで水素発生装置の運転を一定期間停止して、混合物(気泡)の体積を減少させる必要があった。このため、水素発生装置は、長時間連続して運転することができないという問題がある。なおこのような問題は、比較的小型の水素発生装置において特に生じやすい。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、長時間に亘って連続して運転することができる水素発生装置及びそれを用いた燃料電池システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、反応用水溶液と反応して水素を発生する反応物固体が保持されると共に、前記反応物固体と前記反応用水溶液との反応時に生成される生成物を含む混合物が蓄積される蓄積部を有する反応容器と、前記反応容器に連通し前記反応物固体に対して前記反応用水溶液を供給する第1の流路と、前記反応容器に連通し前記蓄積部に蓄積された前記混合物に対して前記反応用水溶液と同じ液体である消泡液を供給する第2の流路と、前記反応容器内の前記混合物の前記水素の気泡を含む体積を検出する体積検出手段と、前記反応容器への前記消泡液の供給を制御すると共に前記反応用水溶液の供給を制御する供給制御手段と、を具備し、前記供給制御手段が、前記体積検出手段の検出値が第1の所定値を超えたことを条件に前記消泡液の供給を開始することで前記混合物の前記反応容器外への流出を防止することを特徴とする水素発生装置にある。
かかる第1の態様では、反応容器内に蓄積された混合物の体積が所定値以上となると混合物に消泡液が供給され、混合物に含まれる水素の気泡が破泡して混合物の体積が減少する。したがって、混合物が反応容器の外部に排出されることがなく、水素発生装置を長期間に亘って連続して運転することができる。また反応用水溶液と同一の液体である消泡液によって混合物の気泡を消失させるため、反応用水溶液及び消泡液を収容するタンクは1つで済む。したがって、構造を簡略化してコストの削減を図ることができる。
本発明の第2の態様は、前記供給制御手段は、前記体積検出部の検出値が前記第1の所定値を超えた後、前記第1の所定値よりも小さい第2の所定値を下回ったことを条件に、前記消泡液の供給を停止することを特徴とする第1の態様の水素発生装置にある。
かかる第2の態様では、消泡液の使用量を抑えつつ、混合物の体積を確実に所定量以下に抑えることができる。
本発明の第3の態様は、前記供給制御手段は、前記体積検出部の検出値が前記第1の所定値以上である第3の所定値を超えたことを条件に前記反応用水溶液の供給を停止することを特徴とする第1又は2の態様の水素発生装置にある。
かかる第3の態様では、反応容器への反応用水溶液の供給を停止することで、混合物の体積の増加をより確実に抑えることができる。この場合、水素発生装置の運転を停止することにはなるが、消泡液を供給しているため、停止期間は極めて短く抑えられる。
本発明の第4の態様は、前記第3の所定値が前記第1の所定値と同一であることを特徴とする第3の態様の水素発生装置にある。
かかる第4の態様では、水素発生装置の制御が容易となるため、コストを低減することができる。
本発明の第5の態様は、前記供給制御手段は、前記体積検出部の検出値が前記第3の所定値を超えた後、前記第3の所定値よりも小さく且つ第2の所定値以上である第4の所定値を下回ったことを条件に、前記反応用水溶液の供給を再開することを特徴とする第3又は4の態様の水素発生装置にある。
かかる第5の態様では、反応用水溶液の供給停止期間を比較的短く抑えつつ、混合物の体積増加を確実に防止することができる。
本発明の第6の態様は、前記第4の所定値が前記第2の所定値と同一であることを特徴とする第5の態様の水素発生装置にある。
かかる第6の態様では、水素発生装置の制御が容易となるため、コストを低減することができる。
本発明の第の態様は、前記第2の流路の先端部は、前記混合物が前記反応物固体から前記蓄積部へ移動する経路に配されていることを特徴とする第1の態様の水素発生装置にある。
かかる第の態様では、蓄積部に流れ込む混合物の体積が抑えられるため、混合物内での混合物の増加がより確実に抑えられる。
本発明の第の態様は、前記反応物固体は前記蓄積部の上部に配置されており、前記混合物は前記上部から落下して前記蓄積部の下部に蓄積されるものであり、前記第2の流路の先端部は、前記反応物固体に向けられていることを特徴とする第の態様の水素発生装置にある。
かかる第の態様では、反応物固体に混合物が付着しても、第2の流路の先端部から反応物固体に向けて供給(放射)された消泡液により、付着した混合物が蓄積部の上部から下部に落とされる。このため、反応物固体に付着した混合物により水素の発生を低減させないようにすることができる。
本発明の第の態様は、前記第2の流路の先端部が前記反応容器内の水素が排出される排出口近傍に配されていることを特徴とする第1の態様の水素発生装置にある。
かかる第の態様では、排出口から混合物が排出されるのを、より確実に防止することができる。
本発明の第10の態様は、請求項1〜の何れか一項に記載の水素発生装置と、前記水素発生装置から供給された水素と酸素とを用いて電圧を発生する電圧発生部とを具備することを特徴とする燃料電池システムにある。
かかる第10の態様では、長期間に亘って連続して電力を供給することができる燃料電池システムを実現することができる。
かかる本発明の水素発生装置では、反応容器内に水素の気泡を含む混合物が充満することがなく、水素発生装置を長期間に亘って連続して運転することができる。また消泡液の噴射だけでは混合物の増加に対応できない場合、反応容器への反応用水溶液の供給を停止、つまり水素発生装置の運転を停止させるが、上記のように消泡液によって気泡を積極的に破泡させることで、水素発生装置の停止期間を著しく短縮することができる。したがって、このような水素発生装置を採用することで、長期間に亘って連続して電力を供給することができる燃料電池システムを実現することができる。
以下、本発明を実施形態に基づいて詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は本発明の実施形態1に係る水素発生装置の概略構成を示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係る水素発生装置10は、水素発生物質からなる反応物固体11が格納される反応容器12と、反応物固体11と反応することにより水素を発生させる反応用水溶液13が収容された第1のタンク14と、消泡液15が収容された第2のタンク16とを有する。なお詳しくは後述するが、消泡液15とは、反応物固体11と反応用水溶液13との反応(水素発生反応)による生成物を含む混合物から生成される水素の気泡を破泡させて消失させるための液体である。
第1のタンク14は、第1の送液管(第1の流路)17によって反応容器12と接続されている。一方、第2のタンク16は、第1の送液管17とは独立した第2の送液管18によって反応容器12と接続されている。また第1のタンク14には、第1の送液管17を介して反応容器12に反応用水溶液13を送液するための加圧手段19が設けられている。この加圧手段19によって第1のタンク14内に収容された反応用水溶液13が加圧されることで、第1の送液管17を介して反応容器12内に反応用水溶液13が供給されるようになっている。なお第2のタンク16にも、第1のタンク14と同様に加圧手段20が設けられており、この加圧手段20によって第2のタンク16内に収容された消泡液15が加圧されることで、第2の送液管18を介して反応容器12内に消泡液15が供給されるようになっている。これらの加圧手段19,20の具体的な構成は、特に限定されない。また加圧手段19,20の動作は、詳しくは後述するが制御回路である制御部21の供給制御手段22によって制御されている。
一方、反応容器12内には、その上部にホルダ23が設けられており、反応物固体11はこのホルダ23に保持されている。第1のタンク14に接続されている第1の送液管17の先端部は、ホルダ23に保持された反応物固体11の上部に配されている。これにより反応用水溶液13は第1の送液管17を介して反応物固体11に直接供給されるようになっている。そして供給された反応用水溶液13と反応物固体11とが反応(水素発生反応)することにより水素が発生する。
ここで、反応容器12内に保持された反応物固体(水素発生物質)11としては、金属水素化合物、例えば、水酸化ホウ素ナトリウム、水酸化ホウ素カリウム、水酸化リチウムアルミニウム等が挙げられ、本実施形態では、水素化ホウ素ナトリウムを用いている。一方、反応物固体に供給される反応用水溶液としては、促進剤水溶液、例えば、リンゴ酸、クエン酸、コハク酸等の水溶液が好適に用いられるが、水を用いることもできる。本実施形態では、リンゴ酸水溶液を用いている。なおこれら反応物固体11及び反応用水溶液13は、特に限定されるものではなく、反応物固体11は加水分解型の金属水素化物であれば全て適用可能であり、反応用水溶液13としては、例えば、有機酸および無機酸あるいはルテニウム等、水素発生触媒であれば全て適用可能である。また例えば、水素発生触媒であるリンゴ酸粉末を反応容器12内に保持し、水素発生物質である水素化ホウ素ナトリウム水溶液を反応容器12に供給することで水素発生反応させるようにしてもよい。さらに、水素発生物質として卑金属を用いることもでき、この場合、反応用水溶液13としては、塩基性あるいは酸性水溶液、あるいは水を用いればよい。
また反応容器12には、水素発生反応により生じた生成物を含む混合物が蓄積される蓄積部24が設けられている。例えば、本実施形態では、ホルダ23に保持された反応物固体11の鉛直方向下側の空間が蓄積部24となっている。さらに反応容器12の上部には、このような反応物固体11と反応用水溶液13との反応(水素発生反応)により発生した水素を外部に排出するための排出口25が設けられ、この排出口25には排出管26の一端側が接続されている。排出管26の他端側は、図示しないが、例えば、燃料電池の発電部等に接続される。なお排出口25は、反応容器12の何れの位置に設けられていてもよいが、蓄積部24に蓄積された混合物27の流出を防止するという観点からは、反応容器12の上部に設けられていることが好ましい。
このような水素発生装置10を連続して運転すると、反応容器12の蓄積部24には、上述のように混合物が徐々に蓄積されていくことになる。例えば、本実施形態では、反応物固体(水素発生物質)11として水素化ホウ素ナトリウムを用い、反応用水溶液13としてリンゴ酸水溶液を用いている。したがって、水素発生反応時に生成される生成物であるメタホウ酸ナトリウムと、リンゴ酸水溶液と、リンゴ酸によって溶出された水素化ホウ素ナトリウムとを含む混合物が蓄積部24に蓄積される。そして、この蓄積部24に蓄積された混合物27にも水素化ホウ素ナトリウムと水とが含まれているため、混合物27からも水素が発生する。この混合物27は水量が比較的少なくメタホウ酸ナトリウムの水和性が高いため、混合物27の粘度は非常に高く、水素は気泡として生成され易い。このため、気泡の泡膜(水膜)は比較的破れ難く、気泡を含む混合物27の体積は蓄積部24で急速に増大してしまい、気泡(混合物)が排出口25から外部に流出してしまう虞がある。
本実施形態では、以下に説明するように混合物27の体積に応じて所定のタイミングで第2のタンク16に収容されている消泡液15を反応容器12内の混合物27に供給するようにした。これにより、混合物27の多くを占める気泡を破泡させて消失させて混合物27の体積を減少させることで、混合物27が反応容器12の外部に流出するのを防止している。
反応容器12には、このように蓄積部24で増加する混合物27の体積を検出する体積検出手段28が設けられている。本実施形態に係る体積検出手段28は、反応容器12内の上面に設けられるいわゆる非接触式測長センサであり、発光部29とこの発光部29で発光した光を受光する受光部30とで構成されている。例えば、発光部29は、レーザ、LED等によって発光し、受光部30は、発光部29で発光された光が混合物27の表面で反射した反射光を受光する。これにより混合物27までの距離を求めることで、混合物27の体積を検出している。
そして、制御部21の供給制御手段22は、この体積検出手段28の検出結果、つまり混合物27の体積に基づいて消泡液15の供給を制御し、さらに本実施形態では反応用水溶液13の供給も制御するようにしている。供給制御手段22は、具体的には、体積検出手段28の検出結果に基づいて混合物27の体積と所定値との大小関係を判定し、その判定結果に基づいて第1及び第2のタンク14,16に設けられた各加圧手段19,20の動作を制御している。
以下、図2のフローチャートを参照して供給制御手段22による消泡液15及び反応用水溶液13の供給制御について説明する。
水素発生装置10の運転を開始すると、ステップS1で供給制御手段22によって反応用水溶液13の反応容器12への供給が開始される。すなわち、加圧手段19によって第1のタンク14内の反応用水溶液13が加圧され、所定量の反応用水溶液13が連続的に、あるいは反応容器12の内圧等に応じて断続的に反応容器12に供給され、反応物固体11と反応用水溶液13との反応(水素発生反応)により水素が発生する。
このとき、水素発生反応時に生成された生成物を含む混合物は、蓄積部24に蓄積されていき、図3のグラフに示すように、その混合物27の体積は徐々に増加する(T1領域)。この混合物27の体積の変化は、体積検出手段28によって常時検出されている。供給制御手段22は、体積検出手段28が検出する検出結果に基づいて、混合物27の体積が第1の所定値Aを超えたか否かを判定する(ステップS2)。混合物27の体積が第1の所定値Aを超えた場合(ステップS2:Yes)、供給制御手段22は、消泡液15の反応容器12への供給を開始する(ステップS3)。具体的には、供給制御手段22が第2のタンク16の加圧手段20を作動させ、第2のタンク16内の消泡液15を加圧する。これにより、第2のタンク16から第2の送液管18を介して反応容器12に消泡液15が供給される。そして、この消泡液15が混合物27に噴射されることで、混合物27に含まれている気泡が破泡して消失する。上述したように混合物27の多くは気泡で占められているため、この気泡が消失することで混合物27の体積は大幅に減少する。つまり、混合物27の体積が第1の所定値Aを越えた時点で、混合物27に消泡液15を噴射することで、混合物27が反応容器12の外部に流出するのを防止している。したがって、消泡液15の噴射の判断基準となる第1の所定値Aは、混合物27の反応容器12外への流出を防止可能な値に設定されている。第1の所定値Aは、混合物27の流出を防止可能な任意の値に設定すればよいが、混合物27の流出を防止可能な程度に可及的に高い値に設定しておくことが好ましい。これにより、消泡液15の噴射回数を最低限に抑えることができる。
ここで、消泡液15としては、反応用水溶液13と同様の液体を用いることができる。本実施形態の場合、リンゴ酸水溶液等の促進剤水溶液、あるいは水を消泡液として好適に用いることができる。また、消泡液15として塩基性水溶液を用いることもできるが、水素発生反応を阻害することになるため、使用する際にはその点を考慮する必要がある。消泡液15の流量は、特に限定されないが、比較的多くすることが好ましい。これにより、気泡をより確実に破泡して消失させることができる。
このような消泡液15が反応容器12内の混合物27に供給されると、次いで供給制御手段22は、混合物27の体積が第1の所定値Aよりも小さい第2の所定値Bを下回ったか否かを判定する(ステップS4)。ここで、図3(a)に示すように混合物27の体積は減少し(T2領域)、混合物27の体積が第2の所定値Bを下回ったと判定されると(ステップS4:Yes)、供給制御手段22は消泡液15の供給を停止する(ステップS5)。
これにより、水素発生反応を停止させなくても、混合物27の体積を常に一定量以下に抑えることができる。したがって、水素発生装置10自体を停止する必要はなく、長期間に亘って連続して運転することができる。
ここで、反応容器12内に消泡液15が供給されることで、混合物27に含まれる気泡は徐々に消失する。しかしながら、水素発生反応による生成物を含む混合物が蓄積部24に大量に供給された場合等には、図3(b)に示すように混合物27の体積の増加量は抑えられるものの、混合物27の体積は徐々に増加する(T3領域)。消泡液の供給を開始したにも拘わらず混合物27の体積が減少しない場合には、供給制御手段22は、反応用水溶液13の供給をさらに制御する。
具体的には、ステップS4で混合物27の体積が第2の所定値Bを下回ったことが検出されなかった場合(ステップS4:No)、次にステップS6で、供給制御手段22は混合物27の体積が第1の所定値A以上である第3の所定値Cを超えたか否かを判定する。そして、混合物27の体積が、第3の所定値Cを超えた場合(ステップS6:Yes)、供給制御手段22は、反応用水溶液13の送液を停止する(ステップS7)。これにより、混合物27の増加は確実に停止するため、混合物27に消泡液が噴射されることで、図3(b)に示すように混合物27の体積は急激に減少する(T4領域)。次いで、供給制御手段22は、混合物27の体積が第3の所定値Cよりも小さく且つ第2の所定値B以上である第4の所定値Dを下回ったか否かを判定する(ステップS8)。混合物27の体積の減少が進み、混合物27の体積が第4の所定値Dを下回ると(ステップS8:Yes)、ステップS9で供給制御手段22が反応用水溶液13の供給を再開する。その後は、消泡液15の供給は継続されて混合物27の体積はさらに減少される(T2領域)。そして、ステップS4に戻り、混合物27の体積が第2の所定値Bを下回ると(ステップS4:Yes)、ステップS5で消泡液15の供給を停止してステップS2に戻る。なお、混合物27の体積が第2の所定値Bを下回らずに増加した場合、上述したステップS6〜ステップS9が実行される。
以上説明したように、消泡液15の供給のみを制御した場合には、水素発生装置10の運転を全く停止する必要がなく、また反応用水溶液13の供給をさらに制御した場合でも、水素発生装置10の停止期間は極めて短時間に抑えられる。すなわち、このような消泡液15等の供給制御を水素発生装置10の運転中に繰り返すことで、水素発生装置10自体を実質的に停止することなく、長期間に亘って連続的に運転することができる。
なお、第3の所定値Cは第1の所定値A以上であればよく、比較的大きい値に設定することで反応用水溶液13の供給が停止されるタイミングを遅らせて水素発生装置10の運転停止期間をさらに短縮することができる。勿論、第3の所定値Cは第1の所定値Aと同一であってもよい。これにより、反応用水溶液13の供給停止期間は若干長くなる可能性はあるが、消泡液15及び反応用水溶液13の供給制御が容易となりコストが低減される。
また第4の所定値Dは、第3の所定値Cよりも小さく且つ第2の所定値B以上であればよいが、できるだけ大きい値に設定されていることが好ましい。反応用水溶液13の供給を停止した場合、第4の所定値Dが大きい値に設定されているほど、その停止期間が短くなるからである。本実施形態では、この第4の所定値Dを、第3の所定値Cよりも小さく且つ第1の所定値Aよりも大きい値に設定するようにしている。なお、第4の所定値Dは、第2の所定値Bと同一としてもよい。これにより、反応用水溶液13の供給停止期間は若干長くなるものの、消泡液15及び反応用水溶液13の供給制御が容易となりコストが低減される。
また本実施形態では、供給制御手段22が、消泡液15の供給と共に反応用水溶液13の供給を制御するようにしたが、反応用水溶液13の供給は必要に応じて制御すればよい。すなわち、供給制御手段22は、消泡液15の供給のみを制御するようにしてもよい。
(実施形態2)
図4は、実施形態2に係る水素発生装置の概略構成を示す図である。なお、同一部材には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態は、反応用水溶液13Aが消泡液15を兼ねる用にした例である。つまり、本実施形態は、第1のタンク14に収容されている反応用水溶液13Aを水素発生反応と、破泡とのそれぞれに用いるようにした例である。
具体的には、図4に示すように、本実施形態に係る水素発生装置10Aには、第2のタンクが設けられておらず、また第2の送液管18Aは第1の送液管17Aから分岐して設けられている。第1の送液管17Aの第2の送液管18Aとの分岐点よりも反応容器12側には、この第1の送液管17Aを開閉する第1のバルブ31が設けられ、第2の送液管18Aは、この第2の送液管18Aを開閉する第2のバルブ32が設けられている。
本実施形態では、第1のタンク14に設けられている加圧手段19Aによって、第1のタンク14内の反応用水溶液13Aに常に一定の圧力がかかるようになっている。そして、供給制御手段22は、第1及び第2のバルブ31,32の開閉を制御することで、反応物固体11への反応用水溶液13Aの供給と、混合物27への消泡液としての反応用水溶液13Aの供給を制御している。なお、このような構成では、加圧手段19Aは、電気的に制御されるものであってもよいが、例えば、圧縮ばね等によって第1のタンク内の反応用水溶液13に一定の圧力を付与するものであってもよい。
このような構成としても、実施形態1と同様に、水素発生装置10A自体を実質的に停止することなく、長期間に亘って連続的に運転することができる。
なお、本実施形態では、第1及び第2のバルブ31,32を制御することによって、消泡液を兼ねる反応用水溶液13Aの供給をコントロールするようにしたが、これに限定されるものではない。例えば、図5に示すように、第1の送液管17Aの第2の送液管18Aとの分岐点に反応用水溶液13Aの供給先を切り替える切替機構33を設け、この切替機構33を制御することで反応用水溶液13Aの供給をコントロールするようにしてもよい。
(実施形態3)
図6は、実施形態3に係る水素発生装置の概略構成を示す図である。なお、本実施形態は、実施形態1の構成において消泡液15の噴射位置を変更した例であり、同一部材には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態は、反応物固体11と反応用水溶液13との反応時に生成される生成物を含む混合物が反応物固体11から蓄積部24へ移動する経路に、消泡液15が供給されるようにしたものである。具体的には、図6に示すように、上述の実施形態と同様に、反応物固体11は、蓄積部24の上部のホルダ23に保持されており、水素発生反応時に生成される混合物27は、蓄積部24の上部から落下して蓄積部24の下部に蓄積される。そして、第2の送液管18の先端部が反応物固体11に向かって配されている。例えば、本実施形態では、第2の送液管18の先端部は、反応物固体11が保持されているホルダ23の裏面に向かって配されており、蓄積部24に流れ込む混合物27に向かって消泡液15が噴射されるようになっている。本実施形態の構成では、混合物27は反応物固体11からホルダ23を伝わりホルダ23の裏面から蓄積部24に流れ込む。そして、反応物固体11から蓄積部24に移動する際にも混合物27からは水素の気泡が生成される。このため、混合物27の移動経路に向かって消泡液15を噴射することで、混合物27中の気泡を破泡させて消失させるようにした。これにより、蓄積部24に蓄積される混合物27の体積増加を効果的に防止することができる。
特に、反応物固体11(本実施形態ではホルダ23の裏面)に向かって消泡液15を噴射するようにしているため、ホルダ23に混合物27が付着しても、第2の送液管18の先端部からホルダ23に向けて放射された消泡液15により、ホルダ23に付着した混合物27が蓄積部24の上部から下部に落とされる。このため、ホルダ23に付着した混合物27により水素の発生を低減させないようにすることができる。
なお、本実施形態では、ホルダ23の裏面側に向かって消泡液15を供給するようにしたが、勿論、混合物27の移動経路であれば、消泡液15を供給する位置は特に限定されるものではない。例えば、消泡液15は、第2の流路18から反応物固体11に直接供給されるようにしてもよい。これにより、反応物固体11に付着した混合物27による水素の発生を低減をさらに確実に防止することができる。ただしこの場合には、消泡液15によって水素発生反応が促進されないように、消泡液15の噴射条件、例えば、消泡液15の種類、消泡液15の供給量等を考慮する必要がある。
(実施形態4)
図7は、実施形態4に係る水素発生装置の概略構成を示す図である。なお、本実施形態は、実施形態1の構成において消泡液15の噴射位置を変更した例であり、同一部材には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態は、反応容器12内の水素が排出される排出口25付近に向かって消泡液を噴射するようにした例である。具体的には、図7に示すように、本実施形態では、排出口25が形成された反応容器12の側壁に対向して壁部34を設けて反応容器12内の水素が排出口25から排出される際に通過する導入路35を形成し、この導入路35内に第2の送液管18の先端部を配している。
このような構成では、消泡液15が第2の送液管18を介して導入路35内に供給され、導入路35内の気泡、つまり、排出口25近傍に存在する気泡を破泡して消失させることができる。したがって、気泡が排出口25から外部に流出してしまうのを確実に防止することができる。
なお、本実施形態では、消泡液15を導入路35内のみに供給するようにした例を説明したが、これに限定されず、例えば、図1に示すように、混合物が蓄積されている蓄積部24、つまり反応容器12の底面側に向かって消泡液15を供給しつつ、さらに導入路35に消泡液15を供給するようにてもよい。
(実施形態5)
図8は、本発明に係る燃料電池システムの一例を示す概略図である。
本実施形態は、実施形態1に係る水素発生装置10を用いた燃料電池システムであり、同一部材には同一部号を付し、重複する説明は省略する。
図8に示す本実施形態に係る燃料電池システムは、図1に示した水素発生装置10を燃料電池(電圧発生部)に接続したシステムである。すなわち、燃料電池40にはアノードチャンバ41が備えられ、アノードチャンバ41は燃料電池セル42のアノード室に接する空間を構成している。アノード室は、アノードで消費する水素を一時的に保持する空間である。アノードチャンバ41と反応容器12とは、排出管26により接続されており、反応容器12で発生した水素がアノードチャンバ41のアノード室に供給される。アノード室に供給された水素は、アノードでの燃料電池反応で消費される。アノードでの水素の消費量は、燃料電池40の出力電流に応じて決定される。
このような構成の燃料電池システムでは、水素発生装置10から長期間に亘って連続して水素が供給されるため、長期間に亘って連続して電力を供給することができるようになる。
なお、勿論、実施形態2〜4の水素発生装置と燃料電池とを接続して燃料電池システムとしてもよい。
(他の実施形態)
以上、本発明の各実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるまでもない。また上述の各実施形態の構成を組み合わせてもよいことは言うまでもない。
例えば、上述の実施形態では、体積検出手段28の一例として、反応容器12内の上面に設けられたいわゆる非接触式側長センサを用いた構成を説明したが、体積検出手段28の構成は、特に限定されるものではない。例えば、図9に示すように、体積検出手段28Aは、いわゆる光電センサを利用するものであってもよい。具体的には、反応容器12の内側面に設けられる複数の発光部29Aと、各発光部29Aに対応して設けられる受光部30Aとで構成されていてもよい。このような構成の体積検出手段28では、各受光部30Aの受光量の変化から混合物27の体積を検出する。すなわち、混合物27の体積が増加して各発光部29Aと受光部30Aとの間を遮ることによる受光量の減少、あるいは混合物27の体積が減少して発光部29Aと受光部30Aとの間から混合物27が無くなることによる受光量の増加から混合物27の体積を検出する。また、体積検出手段28は、光の代わりに超音波を利用したものであってもよい。さらには、蓄積部24内にフロートを配置し、このフロートの高さの変化から混合物の体積を検出する体積検出手段としてもよい。また、体積検出手段は、例えば、電位差を有する複数の電極で構成され、電極間の電位差によって混合物の体積を検出するものであってもよい。つまり、電位差を有する複数の電極を配置し、異なる電極に混合物が接触したときにその導電性により電極間の電位差が低下することにより混合物の存在を検出するようにしてもよい。
なお、上述の実施形態では、供給制御手段が、混合物の体積に応じて消泡液の供給を制御すると共に、反応用水溶液の供給を制御するようにしたが、反応用水溶液の供給は必ずしも混合物の体積に応じて制御する必要はなく、消泡液の供給のみを制御するようにしてもよい。
本発明の実施形態1に係る水素発生装置の概略構成図である。 実施形態1に係る水素発生装置の制御フローの一例を示す図である。 経過時間と混合物の体積との関係を示すグラフである。 本発明の実施形態2に係る水素発生装置の概略構成図である。 本発明の実施形態2に係る水素発生装置の変形例を示す概略構成図である。 本発明の実施形態3に係る水素発生装置の概略構成図である。 本発明の実施形態4に係る水素発生装置の概略構成図である。 本発明の実施形態5に係る燃料電池システムの概略構成図である。 本発明の他の実施形態に係る水素発生装置の概略構成図である。
符号の説明
10 水素発生装置
11 反応物固体
12 反応容器
13 反応用水溶液
14 第1のタンク
15 消泡液
16 第2のタンク
17 第1の送液管
18 第2の送液管
19,20 加圧手段
21 制御部
22 供給制御手段
23 ホルダ
24 蓄積部
25 排出口
26 排出管
27 混合物
28 体積検出手段
29 発光部
30 受光部
31 第1のバルブ
32 第2のバルブ
33 切替機構
34 壁部
35 導入路
40 燃料電池
41 アノードチャンバ
42 燃料電池セル

Claims (10)

  1. 反応用水溶液と反応して水素を発生する反応物固体が保持されると共に、前記反応物固体と前記反応用水溶液との反応時に生成される生成物を含む混合物が蓄積される蓄積部を有する反応容器と、
    前記反応容器に連通し前記反応物固体に対して前記反応用水溶液を供給する第1の流路と、
    前記反応容器に連通し前記蓄積部に蓄積された前記混合物に対して前記反応用水溶液と同じ液体である消泡液を供給する第2の流路と、
    前記反応容器内の前記混合物の前記水素の気泡を含む体積を検出する体積検出手段と、
    前記反応容器への前記消泡液の供給を制御すると共に前記反応用水溶液の供給を制御する供給制御手段と、を具備し、
    前記供給制御手段が、前記体積検出手段の検出値が第1の所定値を超えたことを条件に前記消泡液の供給を開始することで前記混合物の前記反応容器外への流出を防止することを特徴とする水素発生装置。
  2. 前記供給制御手段は、前記体積検出部の検出値が前記第1の所定値を超えた後、前記第1の所定値よりも小さい第2の所定値を下回ったことを条件に、前記消泡液の供給を停止することを特徴とする請求項1に記載の水素発生装置。
  3. 前記供給制御手段は、前記体積検出部の検出値が前記第1の所定値以上である第3の所定値を超えたことを条件に前記反応用水溶液の供給を停止することを特徴とする請求項1又は2に記載の水素発生装置。
  4. 前記第3の所定値が前記第1の所定値と同一であることを特徴とする請求項3に記載の水素発生装置。
  5. 前記供給制御手段は、前記体積検出部の検出値が前記第3の所定値を超えた後、前記第3の所定値よりも小さく且つ第2の所定値以上である第4の所定値を下回ったことを条件に、前記反応用水溶液の供給を再開することを特徴とする請求項3又は4に記載の水素発生装置。
  6. 前記第4の所定値が前記第2の所定値と同一であることを特徴とする請求項5に記載の水素発生装置。
  7. 前記第2の流路の先端部は、前記混合物が前記反応物固体から前記蓄積部へ移動する経路に配されていることを特徴とする請求項1に記載の水素発生装置。
  8. 前記反応物固体は前記蓄積部の上部に配置されており、前記混合物は前記上部から落下して前記蓄積部の下部に蓄積されるものであり、
    前記第2の流路の先端部は、前記反応物固体に向けられていることを特徴とする請求項に記載の水素発生装置。
  9. 前記第2の流路の先端部が前記反応容器内の水素が排出される排出口近傍に配されていることを特徴とする請求項1に記載の水素発生装置。
  10. 請求項1〜の何れか一項に記載の水素発生装置と、
    前記水素発生装置から供給された水素と酸素とを用いて電圧を発生する電圧発生部とを具備することを特徴とする燃料電池システム。
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