JP5868121B2 - 水素発生装置及び燃料電池 - Google Patents
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Description
かかる特徴によれば、合流反応流路の対向する2つの壁面の空間に水素発生溶液と、水素発生溶液とが導入されるので、表面張力により水素発生溶液と、水素発生溶液とを保持することができ、水素発生溶液と水素発生溶液の導入量及び比率が安定し、水素の発生量を確実に制御することが可能となる。
かかる特徴によれば、導入部の付近を狭く、導入部から離れるに従って空間が大きくなる様、テーパー形状としているので、導入部の向きの液体毛細管力を増大させることができ、合流反応流路に導入された水素発生溶液と反応促進溶液とが接触するまでの形状を安定させることができ、液体の接触までの導入量を確実に制御することが可能となる。
かかる特徴によれば、合流反応流路に導入された水素発生溶液と反応促進溶液とが接触するまでの形状を安定させることができる。また、接触後の水素発生溶液及び反応促進溶液の混合流路への移動が円滑に行われ、合流反応流路への滞留を抑制することができる。
かかる特徴によれば、液体の接触までの導入量を確実に制御することが可能となる。
かかる特徴によれば、流路断面積が変化するので、水素発生溶液と反応促進溶液とが合流反応流路から押し出され混合流路へ移動する際に流速が変化し、混合が促進される。これにより、水素発生溶液と反応促進溶液とが確実に混合され水素発生反応を完了させることができる。
かかる特徴によれば、混合流路を流動する過程での水素発生溶液と反応促進溶液の混合をさらに促進することができる。
かかる特徴によれば、複数の反応部を有することで、繊細な制御が可能である。また、水素発生能力を増大させることが可能となる。
かかる特徴によれば、大掛かりな機構を要さずに必要最小限の水で水素を発生させることができる水素発生装置を備えた燃料電池とすることが可能になる。
図1から図3に基づいて水素発生装置の一実施例を説明する。
図1に基づいて水素発生装置1の概略を説明する。水素発生装置1はケース11と、ケース11の内部に格納される反応容器3と、水素発生溶液を貯蔵する水素発生溶液室2と、水素発生溶液との混合により水素発生反応を促進する反応促進溶液を貯蔵する反応促進溶液室4とを有する。また、反応容器3は、反応部5と、反応部5で生成された水素を反応容器3から排出する排出路12とを備える。
本実施例では、貯蔵や送液など構成部材の選択及び取り扱いが比較的容易なリン酸を用いた。
図2(a)は反応部5の斜視図、図2(b)は反応部5を上方から見た平面図を示す。反応部5は、合流反応流路21と混合流路22で構成され、混合流路22は排出口23で開放されている。合流反応流路21には、水素発生溶液及び反応促進溶液をそれぞれ導入する水素発生溶液導入路7と反応促進溶液導入路8が接続されている。
このような構成において、上述した水素発生装置1では、大掛かりな機構を要さずに必要量の水素を確実に発生させることが可能になる。
図4は、実施の形態1の反応部の変更例を示す。
反応部50の構造は、実施の形態1の反応部5と同様に、合流流路21に設けられたそれぞれの溶液の導入部24と導入部24に対面する内壁の距離を小さくし、内壁同士の隙間に充填される様にそれぞれの溶液を導入する構造とし、さらに、導入部24の付近を狭く、導入部24から離れるに従って隙間が大きくなる様、テーパー形状とした。これにより、導入部24から離れる向きに液体毛細管力を増大させることができ、導入部24から導入された液体は、導入部24から離れる向きに力を受けながら、安定した形状を保って広がる。これにより、液体の接触までの導入量を確実に制御することが可能となる。
図6は、実施の形態1の反応部の変更例を示す。
反応部52は、混合流路22を蛇行させている。これにより、混合流路22を水素発生溶液と反応促進溶液とが混合流路22を流動する過程での混合をさらに促進することができる。また、内壁に凹凸を配置しても、水素発生溶液と反応促進溶液との混合をさらに促進する効果が得られる。
図7Aと図7Bは、実施の形態1の反応部の変更例を示す。
図7A(a)に示すように、反応部53は導入部24を合流反応流路21の側面に配置している。図7A(b)は反応部53を上方から見た平面図を示し、図7Bは、図7A(b)(i)のZ1−Z2で示した反応部53の断面図である。
図8は、反応部54を反応容器内に複数配置した例を示す。反応部54での水素発生流量は、それぞれ第一の送液手段9及び第二の送液手段10送液手段及びコントローラ16により制御される。複数の反応部54のそれぞれの発生量を制御できるので、水素消費流量の変動への追従が容易である。また、反応部54、1つあたりの反応量を少なくできるので、より繊細な制御が可能であり、水素を消費する水素消費機器14の水素消費流量に合わせて水素を発生することができる。
また、複数の反応部54を複数備えることにより、水素発生能力を増大させることができるので、水素消費流量の大きな機器への適用が可能となる。
図9に基づいて本発明の燃料電池を説明する。図9には本発明の一実施例に係る燃料電池の全体の状況を示す。
図示の燃料電池は、図1に示した水素発生装置1を燃料電池30に接続したシステムである。即ち、燃料電池30には燃料極室32が備えられ、燃料極室32は燃料電池セル31の燃料極35に接する空間を構成している。燃料極室32には水素発生装置1の排出路12が接続されている。水素発生装置1で発生した水素は排出路12から燃料極室32に送られ、燃料極35での燃料電池反応で消費される。
上述した燃料電池は、大掛かりな機構を要さずに水素発生装置1を備えた燃料電池となる。
また、本発明は、水素発生装置を備えた燃料電池の産業分野で利用することができる。
2 水素発生溶液室
3 反応容器
4 反応促進溶液室
5、50、51、52、53 反応部
6 気液分離膜
7 水素発生溶液導入路
8 反応促進溶液導入路
9 第一の送液手段
10 第二の送液手段
11 ケース
12 排出路
13 接続部
14 水素消費機器
15 圧力センサー
16 コントローラ
21 合流反応流路
22 混合流路
23 排出口
24 導入部
30 燃料電池
31 電池セル
32 燃料極室
33 酸化剤極
34 固体高分子電解質膜
35 燃料極
Claims (7)
- 水素発生溶液と、前記水素発生溶液との混合により水素を発生する反応促進溶液とを混合する反応部を有する水素発生装置であって、
前記反応部は、
前記水素発生溶液と前記反応促進溶液とが規定の量に達したときに接触し反応する合流反応流路と、
前記合流反応流路での水素発生による体積膨張の力により前記合流反応流路から押し出される前記水素発生溶液と前記反応促進溶液とを混合する混合流路とを備えており、
前記合流反応流路には、
前記水素発生溶液を前記合流反応流路に導入する水素発生溶液導入路と、
前記反応促進溶液を前記合流反応流路に導入する反応促進溶液導入路と、が接続されていると共に、
前記合流反応流路は、対向する2つの壁面を備えており、前記2つの壁面の距離は、前記水素発生溶液導入路と前記反応促進溶液導入路が備えられる部分を最小とし、前記水素発生溶液導入路と前記反応促進溶液導入路のそれぞれから離れるに従い増大することを特徴とする水素発生装置。 - 前記合流反応流路は、撥水性を有することを特徴とする請求項1に記載の水素発生装置。
- 前記合流反応流路は、中心部分に向かい広くなることを特徴とする請求項1又は2に記載の水素発生装置。
- 前記合流反応流路は、前記混合流路に向かい狭くなることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の水素発生装置。
- 前記混合流路は、蛇行することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の水素発生装置。
- 前記反応部は、複数あることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項記載の水素発生装置。
- 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の水素発生装置の前記水素が排出される排出路に燃料電池の燃料極を有する室が接続され、発生した前記水素が前記燃料極に供給されることを特徴とする燃料電池。
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