JP5223528B2 - 脱レール検出装置 - Google Patents

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本発明は、地震発生後の自動点検運転に於いて、簡易な構造でエレベータの釣合い重りの脱レール状態を検知するエレベータの脱レール検出装置に関するものである。
従来、地震発生後にエレベータの釣合い重りの状態を検知するには、点検員が目視で確認していたので、乗客は点検員が到着するまで待たねばならなかった。また、一度に多数のエレベータが停止してしまうと、点検員がすべてのエレベータを復旧するまでにかなりの時間を要していた。
そのため、地震発生後にエレベータのかごを微速にて自動点検させ、かごの上下方向の障害物を検知して、釣合い重りが脱レール状態にあることを検知するようにしたものがある(特許文献1)。
特開2002−128408号公報
しかし、上記特許文献1に記載の発明では、釣合い重りが障害物検出装置の検出範囲外にあれば脱レール状態を検知することが難しいことから、エレベータの釣合い重りが脱レール状態であっても正常と判断して通常運転を開始して事故発生に繋がる危険性があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、地震発生後のエレベータの自動点検において、釣合い重りが脱レールした場合には、それを確実に検知して、エレベータを停止又は管制運転させるエレベータの脱レール検出装置を提供する。
エレベータの昇降路内に立設された一対のガイドレールと、前記ガイドレールに沿って昇降する釣合い重りと、前記釣合い重りをガイドレールに沿って案内するガイドシューと、エレベータを駆動するモータの異常電流を検知する異常検出装置とを備え、前記ガイドシューの片側だけがエレベータのかご側に脱レールした時、前記ガイドシュー又は前記釣合い重りがエレベータのかごと衝突する奥行き寸法を有し、自動点検運転時に前記異常検出装置がモータの異常電流を検知した場合は、前記ガイドシュー又は前記釣合い重りと前記エレベータのかごとが衝突したと判断し、エレベータを停止又は管制運転させることを特徴とするものである。
本発明によれば、釣合い重りが脱レールした状態で自動点検を行うと、釣合い重りがエレベータのかご或いは周囲の塔内機器と確実に衝突する構成とし、その衝突時に生じるモータの異常電流を異常検出装置が検知してエレベータを停止又は管制運転させるようにしたので、点検員の目視に頼ることなく、自動点検運転時にエレベータの釣合い重りの脱レール状態を確実に検知することができる。
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
図1は本発明の脱レール検出装置の構成を示す概略図であり、1はエレベータのかご、2は釣合い重り、3はメインロープ、4は巻上機、5はエレベータの駆動モータ、6はエンコーダー、11はエレベータの制御装置、12は異常検出装置、13は電流検出器である。
釣合い重り2が脱レールした場合は、図2以下に示すように、釣合い重り2がかご1或いは周囲の塔内機器に必ず衝突する構成を備え、自動点検運転時に電流検出器13を介して異常検出装置12がエレベータの駆動モータ5の電流に異常を検知すると、その検知信号がエレベータ制御装置11に入力され、エレベータ制御装置11は釣合い重りが脱レール状態であると判断してエレベータを停止又は管制運転させるように指示をすることを表している。
次に図2は、本発明の実施の形態1による釣合い重り2の脱レール状態を示す平面図であり、ガイドシュー外れ止め8の奥行寸法(A寸法)をガイドレール7から昇降路壁側までの距離より長くなる形状又はサイズにする(すなわちB寸法よりA寸法を長くする)ことで、釣合い重り2が昇降路壁側に脱レールしないことを表している。
次に図3は、本発明の実施の形態2による釣合い重り2の脱レール状態を示す平面図であり、ガイドシュー外れ止め8の奥行寸法(C寸法)をガイドレール7からかご1側までの距離より長くなる形状又はサイズにする(すなわちD寸法よりC寸法を長くする)ことで、釣合い重り2がかご1側に脱レールした状態で自動点検運転を行った場合は、ガイドシュー外れ止め8がかご1と確実に衝突することを表している。
次に図4は、本発明の実施の形態3による釣合い重り2の脱レール状態を示す平面図であり、釣合い重り2とエレベータのかご1間の昇降路の高さ方向に沿ってタイバー9を適当な間隔で設け、釣合い重り2がかご1側に脱レールした状態で自動点検運転を行った場合には、タイバー9に確実に衝突することを表している。
次に図5は、本発明の実施の形態4による釣合い重り2の脱レール状態を示す平面図であり、釣合い重り2と昇降路壁間の昇降路の高さ方向に沿ってタイバー9を適当な間隔で設け、釣合い重り2が昇降路壁側に脱レールした状態で自動点検運転を行った場合には、タイバー9に確実に衝突することを表している。
次に図6は、本発明の実施の形態5による釣合い重り2の脱レール状態を示す平面図であり、釣合い重り2を昇降路の壁側に脱レールしない位置に配置またはサイズにする(例えば、F寸法をE寸法に対して充分に小さくする)ことを表している。
次に図7は、本発明の実施の形態6による釣合い重り2の脱レール状態を示す平面図であり、釣合い重り2がかご1側に脱レールした場合には、釣合い重り2をかご1に衝突する位置に配置またはサイズにする(例えば、H寸法をG寸法に対して充分に小さくする)ことを表している。
次に図8は、本発明の実施の形態7によるエレベータのかご1と釣合い重り2の斜視図であり、かご1の上下端部及び釣合い重り2の上下端部に突起部品14を取付け、釣合い重り2が脱レールした状態で自動点検運転を行った場合には、釣合い重り2とかご1又は周囲の塔内機器と衝突した後、突起部品14が相互に引っ掛かり、衝突状態を維持することを表している。
このように、釣合い重り2が脱レールした状態で自動点検運転を行う場合は、釣合い重り2をかご1或いは周囲の塔内機器(タイバー9など)に確実に衝突させるようにしたから、エレベータの駆動モータ5に異常電流を発生させることが可能となり、異常検出装置12がエレベータの駆動モータ5の異常電流を検知して、エレベータを停止又は管制運転させる。また、エレベータのかご1又は釣合い重り2が衝突後にすれ違わないように、突起部品14を取り付けて釣合い重り2とかご1又は周囲の塔内機器が衝突後に突起部品14によって衝突状態を維持することによって、より一層確実に脱レールを検出することが可能となる。
尚、上記の実施形態では片側のレールが外れた状態について説明したが、勿論両側のレールが外れた状態であってもよい。また本発明は、エレベータの釣合い重りの脱レールのみでなく、エレベータのかごの脱レールについても同様に適用可能であることは言うまでもないことである。
その他、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の改変を施すことができる。
本発明の脱レール検出装置の構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態1における釣合い重りの脱レール状態を示す平面図である。 本発明の実施の形態2における釣合い重りの脱レール状態を示す平面図である。 本発明の実施の形態3における釣合い重りの脱レール状態を示す平面図である。 本発明の実施の形態4における釣合い重りの脱レール状態を示す平面図である。 本発明の実施の形態5における釣合い重りの脱レール状態を示す平面図である。 本発明の実施の形態6における釣合い重りの脱レール状態を示す平面図である。 本発明の実施の形態7におけるエレベータのかごと釣合い重りの斜視図である。
符号の説明
1 エレベータのかご
2 釣合い重り
3 メインロープ
4 巻上機
5 エレベータの駆動モータ
6 エンコーダー
7 ガイドレール
8 ガイドシュー外れ止め
9 タイバー
11 エレベータの制御装置
12 異常検出装置
13 電流検出器
14 突起部品

Claims (2)

  1. エレベータの昇降路内に立設された一対のガイドレールと、前記ガイドレールに沿って昇降する釣合い重りと、前記釣合い重りをガイドレールに沿って案内するガイドシューと、エレベータを駆動するモータの異常電流を検知する異常検出装置とを備え、前記ガイドシューの片側だけがエレベータのかご側に脱レールした時、前記釣合い重りがエレベータのかごと衝突する奥行き寸法を有し、自動点検運転時に前記異常検出装置がモータの異常電流を検知した場合は、前記釣合い重りと前記エレベータのかごとが衝突したと判断し、エレベータを停止又は管制運転させることを特徴とする脱レール検出装置。
  2. 前記釣合い重りの上部と下部の端部及び前記エレベータのかごの上部と下部の端部にそれぞれ突起部品を設け、自動点検運転時に前記異常検出装置がモータの異常電流を検知した場合は、前記釣合い重りと前記エレベータのかごとが衝突したと判断し、前記エレベータを停止させた時、前記釣合い重りの突起部品と前記かごの突起部品とが相互に引っ掛かり、接触状態を維持する構成としたことを特徴とする請求項1に記載の脱レール検出装置。
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