JP5223502B2 - 方位追従表示装置、方位追従表示方法および方位追従表示プログラム - Google Patents

方位追従表示装置、方位追従表示方法および方位追従表示プログラム Download PDF

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Description

本発明は方位追従表示装置、方位追従表示方法および方位追従表示プログラムに関し、特に電子コンパス、PND(Personal Navigation Device)などで用いられる方位追従表示技術に関する。
従来、電子コンパス、PND、携帯型電話端末などの画面の姿勢に応じて地図などの画像を回転させることによって、画像によって表されている方位を現実空間の方位に追従させる方位追従表示技術が知られている。地図などの情報が方位に追従するように表示されると画像が表している情報と現実空間とを対応付けて認識することが容易になる。ヘディングアップ表示ともいわれる方位追従表示では、例えば画面が水平な状態では画像によって表されている画面の手前から奥に向かう方位を現実空間におけるその方位と対応付けて認識する人の習性にあわせて画像を回転させる。特許文献1、2には、歩行している人の進行方位に対応する地図上の方位を画面の下辺から上辺または手前側の辺から奥側の辺に向かう方向に一致させる方位追従表示方法が記載されている。従来の方位追従表示方法では、画面に対して固定された座標軸の現実空間の水平面への投影と現実空間の北方位とがなす角の大きさに応じて表示画像を回転させる。
特開2001−289646号公報 特開2005−242283号公報
しかし、従来の方位追従表示方法では、画面に固定された3つの直交座標軸の1つを画面の姿勢に応じて選択し、選択した軸の投影と現実空間の北方位との角度差に応じて表示画像を回転させるため、画面が特定の姿勢にあるときには進行方位に対応する地図上の方位が現実の進行方位に追従しない。画面の長辺方向に延びるy軸の水平面への射影と北方位とのなす角に応じてコンパス針の画像を回転させる状態から、画面の垂線方向に延びるz軸の水平面への射影と北方位とのなす角に応じてコンパス針の画像を回転させる状態に切り替わる例を図9を用いて具体的に説明すると次の通りである。z軸が水平である状態を維持しながらz軸周りに画面Fを回転させるとき、y軸が水平面に対して45度傾いているyの位置にあるときにy軸からz軸に切り替わるとする。y軸がyからyに回転する区間ではy軸の水平面への射影と北(N)方位とのなす角θは一定であるため、画面Fに表示されるコンパス針Dは回転しない。したがってy軸がyからyに回転する区間においてコンパス針Dが指し示す北方位と現実空間の北方位とのずれは0度から45度まで漸増する。なお、このずれは、ユーザが主観的にずれとして認識するものであって、左右方向に平行な軸を中心にして画面Fを奥行き方向に水平になるまで倒したときに表示対象であるコンパス針Dが指し示す北方位と現実空間の北方位とのずれである。そしてy軸がyからyに回転する区間では、z軸が回転しないためにコンパス針Dが指し示す北方位と現実空間の北方位とのずれは45度から0度に漸減する。ここではコンパス針Dの画像を表示対象として説明したが地図を表示対象とする場合にも同様のずれが生ずる。このように画面に表示された画像によって表されている方位が現実空間の方位に追従しない場合、ユーザは違和感を感じることとなり、表示内容に対するユーザの信頼感が減退したり、ユーザが混乱したりする。
本発明はこのような問題を解決するために創作されたものであって画面に表示された画像によって画面内において認識される方位と現実空間の方位とのずれを低減することを目的の1つとする。
(1)上記目的を達成するための方位追従表示装置は、画面に対して固定され画面が基準姿勢にあるときx軸が現実空間において左右方向に平行でありz軸が画面に対して垂直であるxyz直交座標空間のz−x−zオイラー角(α、β、γ)によって現実空間における画面の姿勢が定義されるとき、画面内において基準水平方位を認識させる画像であって基準姿勢の画面に表示されると画面内において認識される基準水平方位が現実空間における基準水平方位に一致する画像が任意の姿勢の画面に表示されるときに画像から認識される基準水平方位が現実空間における基準水平方位に対して追従するように画像を回転させる角度としてα+γを導出する表示制御手段を備える。
基準水平方位とは現実空間において水平面と平行な特定の方向に対して人為的に定められる方位である。本発明によると画像を回転させる角度としてα+γを導出するため、現実空間における基準水平方位に対して画像から認識される画面内における基準水平方位が追従する。すなわち、画面の姿勢が変化したときに、基準姿勢の画面に表示される画像に対してどれだけ回転させた画像を画面に表示するかを表す角度として、ユーザの左右方向軸の回転成分であるβ以外のz−x−zオイラー角であるαとγの和を導出するため、画面に表示された画像によって画面内において認識される方位と現実空間の方位とのずれを低減することができる。
(2)上記目的を達成するための方位追従表示装置において、現実空間においてxyz直交座標空間の姿勢を表す正格直交行列である姿勢行列Aが
Figure 0005223502
ただし
Figure 0005223502
と定義されるとき、表示制御手段はα+γを
Figure 0005223502
を満たす値として導出する、ことが望ましい。
本発明によるとα、βおよびγを個別に導出することなくα+γを少ない演算量で導出できる。したがって本発明によると演算による遅延を低減できるため、画面に表示された画像によって表されている方位と現実空間の方位とのずれをさらに低減できる。
(3)上記目的を達成するための方位追従表示装置において、表示制御手段は、画像を回転させる角度としてのα+γの信頼性をa33を指標として判定してもよい。
z−x−zオイラー角βの値がπであるとき、画面は基準姿勢から裏返った姿勢である。このときα+γの値は不定となる。姿勢行列Aのa33成分はcosβに等しいため、a33が−1であるときα+γの値は不定となる。またπ/2<β≦πとなる画面の姿勢は画面へのユーザの視線が水平よりも上向きになるが、左右方向軸周りに画面が回転しても画像は回転しないため、π/2<β≦πとなる区間ではユーザによっては違和感を感じる場合もある。また姿勢検出の誤差を考慮するとβの値がπに近いときにはβがπと等しくないとしても画面が基準姿勢から裏返った姿勢である確率が高い。したがって姿勢行列Aのa33成分に応じて画像を回転させる角度としてのα+γの信頼性を判定してもよい。
(4)上記目的を達成するための方位追従表示装置において、3軸の加速度成分を表す加速度データを出力する加速度センサと、3軸の地磁気成分を表す地磁気データを出力する地磁気センサと、をさらに備え、表示制御手段は、加速度データと地磁気データとに基づいて現実空間における画面の姿勢を導出し、画面の姿勢に応じて画像をα+γの角度だけ回転させてもよい。
(5)上記目的を達成するための方位追従表示方法は、画面に対して固定され画面が基準姿勢にあるときx軸が現実空間において左右方向に平行でありz軸が画面に対して垂直であるxyz直交座標空間のz−x−zオイラー角(α、β、γ)によって現実空間における画面の姿勢が定義されるとき、画面内において基準水平方位を認識させる画像であって基準姿勢の画面に表示されると画面内において認識される基準水平方位が現実空間における基準水平方位に一致する画像が任意の姿勢の画面に表示されるときに画像から認識される基準水平方位が現実空間における基準水平方位に対して追従するように画像を回転させる角度としてα+γを導出する、ことを含む。
本発明によると画面に表示された画像によって画面内において認識される方位と現実空間の方位とのずれを低減することができる。
(6)上記目的を達成するための方位追従表示プログラムは、画面に対して固定され画面が基準姿勢にあるときx軸が現実空間において左右方向に平行でありz軸が画面に対して垂直であるxyz直交座標空間のz−x−zオイラー角(α、β、γ)によって現実空間における画面の姿勢が定義されるとき、画面内において基準水平方位を認識させる画像であって基準姿勢の画面に表示されると画面内において認識される基準水平方位が現実空間における基準水平方位に一致する画像が任意の姿勢の画面に表示されるときに画像から認識される基準水平方位が現実空間における基準水平方位に対して追従するように画像を回転させる角度としてα+γを導出する表示制御手段、としてコンピュータを機能させる。
本発明によると画面に表示された画像によって画面内において認識される方位と現実空間の方位とのずれを低減することができる。
尚、請求項に記載された各手段の機能は、構成自体で機能が特定されるハードウェア資源、プログラムにより機能が特定されるハードウェア資源、又はそれらの組み合わせにより実現される。また、これら各手段の機能は、各々が物理的に互いに独立したハードウェア資源で実現されるものに限定されない。さらに、本発明は方位追従表示プログラムの記録媒体としても成立する。むろん、そのコンピュータプログラムの記録媒体は、磁気記録媒体であってもよいし光磁気記録媒体であってもよいし、今後開発されるいかなる記録媒体であってもよい。
1.原理
1.1 方位の認識
本発明はコンパス針などそれ自体が方位を指し示す画像や、地図、海図、建築設計図、星座図、上空から地表を写し取った写真(航空写真、衛星写真)などその情報の認識について方位の認識が伴う画像を対象としている。そのような画像を見ることによって画面内において認識される方位が現実空間の方位と一致していると認識されるためには、また、そのような画像の表示によって画面内において認識すべき方位が現実空間の方位と一致していると認識されるためには、ユーザが認識する左右方向に平行な軸周りに画面Fを回転させ画面Fを図3Aの破線で示すように奥行き方向に水平になるまで倒したときに画像から画面F内で認識すべき北方位(矢印Dが指し示す方向)と現実空間の北方位(N軸正方向)とが図3Bに示すように平行である必要がある。尚、視線方向に対して垂直な平面に含まれる水平な線が延びる方向をユーザは左右方向と認識する。そして図4に示すように画面Fを見るユーザの視線と鉛直軸(G軸)とを含む平面Pと、画面Fを含む平面Qとは常に垂直に交わることを前提としている。
基準姿勢から任意の姿勢に回転する画面Fの運動は画面Fに固定された直交する3つの軸周りの回転運動の合成として表現できる。そこでユーザが認識する左右方向と平行な軸周りの1回の回転運動と画面Fに垂直な軸周りの2回の回転運動との合成によって基準姿勢から任意の姿勢に回転する運動を表現できるように画面Fに固定された直交座標軸を次節1.2のように定める。すると、画面Fに垂直な軸周りの2回の回転運動のそれぞれの回転角度の和から画像を回転させるべき角度を導出可能になる。
1.2 座標系の定義
図1は現実空間の直交座標軸N、E、Gと、現実空間において運動する画面Fに固定された直交座標軸x、y、zとz-x-zオイラー角(α、β、γ)の関係を示している。現実空間の方位は任意の基準方位を1つ定めることによって規定される。そこで、地表上の任意の1点において磁極北に向かうベクトルの水平成分の向きを正方向とするN軸とその点における鉛直上向きを正方向とするG軸とN軸をG軸周りに90度回転させたE軸とを定め、N軸正方向(以下、北という)を基準水平方位とする。
そして画面Fに対して固定されるxyz直交座標空間を次のように定める。まず画面Fの長辺と平行で画面Fの下辺から上辺に向かう方向が正方向となるy軸を定める。画面Fの上辺および下辺は重力方向とは無関係に一般に画面Fの周囲に配置されるスイッチなどのとの関係で画面Fに対して固定的に定められるものである。ここでは文字情報が回転を伴わずに表示されるときにその文字情報が正立していると認識されるように画面Fを直立させたときに鉛直上側にある辺を上辺、上辺に対向する辺を下辺とする。次に画面Fの短辺と平行で画面Fの左辺から右辺に向かう方向が正方向となるx軸を定める。画面Fの左辺および右辺については画面Fを見るユーザから見て上辺が鉛直上側に下辺が鉛直下側になるように直立している画面Fを正対して見るときに左に位置する辺を画面Fの左辺、そのときに右に位置する辺を画面Fの右辺というものとする。そしてx軸およびy軸のそれぞれに直交し画面Fの奥から手前に向かう方向が正方向となるz軸を定める。図1、図2において、画面Fの姿勢毎にx、y、z軸を表示し、同一の姿勢に対応する軸と画面Fには同一の添え字を付している。
1.3 基準姿勢
現実空間における画面Fの基準姿勢を定めることによって画面Fの任意の姿勢を数学的に一意に表現可能になる。そしてxyz直交座標空間を画面Fに対して1.2のように定義した場合、次のように基準姿勢を定めることによって基準水平方位に追従するように画像を回転させる角度を少ない演算で導出することが可能になる。すなわちx軸の正方向とE軸の正方向とが一致し、y軸の正方向と基準水平方位である北とが一致し、z軸の正方向とG軸の正方向とが一致する画面Fの姿勢を基準姿勢として定める。尚、z−x−zオイラー角において意味するx軸がユーザが認識する左右方向と平行であって、z−x−zオイラー角において意味するz軸が画面Fに対して垂直である限り、現実空間と画面Fの基準姿勢と画面Fに固定されたxyz直交座標空間との関係をどのように定めても良い。
1.4 方位追従表示
1.2のように座標空間を定義し、1.3のように基準姿勢を定義するとき、z−x−zオイラー角(α、β、γ)のそれぞれは次のような画面Fの回転角度に対応する。αは基準姿勢にある画面Fがz軸周りに回転する角度である。すなわちαは画面Fをユーザの左右方向に傾ける角度である。尚、基準姿勢においてz軸とG軸とは平行であるため、αは画面Fが鉛直軸であるG軸周りに回転する角度でもある。βはz軸周りに(すなわちG軸周りに)x軸をαだけ回転させた軸であるx軸周りに画面Fが回転する角度である。そしてx軸はユーザが認識する左右方向と平行であるため、βは画面Fを左右方向と平行な軸周りに画面Fが回転する角度でもある。γはx軸周りに(左右方向と平行な軸周りに)βだけz軸を回転させた軸であるz軸周りに画面Fが回転する角度である。そしてγは画面Fをユーザの左右方向に傾ける角度でもある。
図1に示す画面Fから画面Fへの画面Fの姿勢の遷移過程は無限に想定できるが、遷移過程にかかわらず、画面Fに表示する画像で表すべき方位は等しい。そこでz−x−zオイラー角で定義されている3つの回転運動を経て画面Fから画面Fに遷移すると仮定する。そして、図1および図2Aに示すように基準姿勢の画面Fに表示されるコンパス針Dの画像をz軸周りの回転では図1および図2Bに示すように角度αだけ回転させ、x軸周りの回転では図1および図2Cに示すようにコンパス針Dの画像を回転させず、z軸周りの回転では画面Fに表示されたコンパス針Dの画像を図1および図2Dに示すように角度γだけ回転させるとする。するとコンパス針Dは現実空間の北を常に指し示すことになる。すなわち基準姿勢の画面Fから任意の画面Fに姿勢が変化するまでにどのような過程を経ていたとしても、また姿勢変化後の画面Fがどのような姿勢であったとしても、1.2のように座標空間を定義し、1.3のように基準姿勢を定義している場合には、結局、α+γの角度だけ、基準姿勢の画面Fに表示されると画面内において認識される北が現実空間における北に一致するコンパス針Dを回転させれば、任意の姿勢の画面Fに表示されるコンパス針Dが表す北が現実空間の北に一致していると認識されるようにコンパス針Dを表示できるのである。
すなわち基準姿勢の画面に表示されると画面内において認識される基準水平方位が現実空間における基準水平方位に一致する画像を任意の姿勢の画面Fに表示する際に回転させる角度を、画面Fに対して垂直なz軸まわりの2回の画面Fの回転運動のそれぞれの回転角度α、γの和とすればよい。このように画像の回転角度を導出することにより、画面内において認識される方位が現実空間の方位と常に一致しているとユーザに認識させることができる。すなわち画面に表示された画像によって画面内に認識する方位と現実空間の方位とのずれがないものとユーザに認識させることができるのである。
2.実施例
2.1 方位追従表示装置の構成
図5、図6、図7は本発明の方位追従表示装置の実施例としてのデジタルカメラ1の構成を示す図である。
デジタルカメラ1はビューファインダおよび写真画像データを再生するためのディスプレイ10とディスプレイ10の画面11にコンパス針Dを表示するための加速度センサ40と地磁気センサ50とを備えている。ディスプレイ10、加速度センサ40、地磁気センサ50、操作部30、図示しないレンズなどは筐体20に固定されている。
加速度センサ40は、ピエゾ抵抗型、静電容量型、熱検知型などどのような検知方式であってもよく、加速度センサ40と一体となって運動する物体固定の系における慣性力と重力との合力を後述するx軸、y軸およびz軸の3成分を有するベクトルデータである加速度データとして検出する。したがって静止状態または等速直線運動状態にある加速度センサ40から出力される加速度データは画面Fに対して固定されたxyz座標空間において重力加速度の大きさと方向とを示すベクトルデータである。
地磁気センサ50は、MI素子(磁気インピーダンス素子)、MR素子(磁気抵抗効果素子)などからなる3軸の磁気センサユニットを備え、後述するx軸、y軸およびz軸の3成分によって磁極北に向かう方向を持つベクトルデータである地磁気データを出力する。すなわち地磁気データは画面Fに対して固定されたxyz座標空間において現実空間の北を示すベクトルデータである。
デジタルカメラ1の制御部60は方位追従表示のためのデータ処理を実行するマイクロコンピュータであって、図示しないプロセッサ、メモリ、バス、入出力インタフェースなどで構成されている。制御部60の入出力インタフェースには加速度センサ40、地磁気センサ50、操作部30、ディスプレイ10などが接続されている。操作部30はメニュー操作キー31、32、レリーズボタン33などで構成され、これらのスイッチに対する操作に応じて制御部60が各種の処理を実行し、画面11にコンパス針Dや写真画像や現在地の緯度経度を表示したり、写真画像データを図示しない不揮発性記憶媒体に記録したりする。尚、コンパス針Dの元画像は回転させずに画面11に表示されると画面11の下辺から上辺を向かう方向を指し示す針を模した画像である。
制御部60は加速度データ処理モジュール61、地磁気データ処理モジュール62、方位追従表示モジュール63などで構成される方位追従表示プログラムを実行することにより、現実空間の方位に追従するコンパス針Dを画面11に表示するための方位追従表示処理を実行する。すなわち制御部60が方位追従表示プログラムを実行するとき、制御部60は表示制御手段として機能する。
加速度データ処理モジュール61は、加速度センサ40から出力される加速度データを所定の時間間隔(例えば0.2秒)で入力し、加速度データにオフセット補正などの所定の補正処理を施すためのプログラムモジュールである。
地磁気データ処理モジュール62は、地磁気センサ50から出力される地磁気データを所定の時間間隔(例えば0.2秒)で入力し、地磁気データにオフセット補正などの所定の補正処理を施すためのプログラムモジュールである。
方位追従表示モジュール63は加速度データ及び地磁気データに基づいて姿勢行列Aを生成し、コンパス針Dを回転させる角度を姿勢行列Aに基づいて導出し、導出した角度だけコンパス針Dの画像を回転させ、回転させたコンパス針Dの画像をディスプレイ10のフレームメモリ領域に格納するためのプログラムモジュールである。
図5は基準姿勢と現実空間の関係を示している。本実施例において画面11の基準姿勢は、画面11が水平上向き(画面11に対して垂直な視線が鉛直下向き)であるとともに長方形の画面11の短辺が現実空間のN軸と平行であり、画面11の下辺から上辺に向かう方向がN軸の正方向になる姿勢とする。尚、本実施例において画面11の上辺は画面11の2つの長辺のうちレリーズボタン33に近い方の長辺を意味し、これに準じて画面Fの上下左右を表現するものとする。
本実施例においてz−x−zオイラー角および姿勢行列Aが定義されるxyz直交座標軸は、x軸正方向が画面の左辺から右辺に向かう方向に一致し、y軸正方向が画面の下辺から上辺に向かう方向に一致し、z軸正方向が画面11に対して垂直で画面11の奥から手前に向かう方向に一致するように定義する。上述したように画面11の基準姿勢を定義すると、画面11が基準姿勢にあるとき、x軸はE軸正向(東方向)に一致し、y軸正方向はN軸正方向に一致し、z軸正方向はG軸正方向に一致する。そしてx軸は画面11を見るユーザが認識する左右方向に平行である。
以下の式(1)、(3)によって表される姿勢行列Aは、物体の姿勢を一意に表現するためのデータとして以下のように定義される。
Figure 0005223502
ただし
Figure 0005223502
姿勢行列Aは任意の姿勢にある画面11の姿勢を一意に表す正格直交行列であって、基準姿勢から任意の姿勢に画面11が回転したときに現実空間に固定されたNEG直交座標空間で定義される点を画面11に固定されたxyz座標空間で表現するために座標軸を回転させる行列である。図5に示す画面11の基準姿勢を表す姿勢行列Aは次式(4)の通りである。
Figure 0005223502
また図7に示す画面11の姿勢を示す姿勢行列Aは次式(5)の通りである。
Figure 0005223502
このように定義される姿勢行列Aはオフセット補正された加速度データg(3次元ベクトル)と地磁気データh(三次元ベクトル)とから次のようにして導出される。
まず、
f=g×h
なるベクトルfを定義する(「×」は外積記号とする)。fはxyz座標空間においてE軸正方向を示すベクトルである。
また
h'=f×g
なるベクトルh'を定義する。h'はxyz座標空間においてN軸正方向を示すベクトルである。
そしてこのように定義したf、h'、−gをそれぞれ大きさ1に正規化して上から順に行ベクトルとして並べた行列が姿勢行列Aである。
姿勢行列Aとz−x−zオイラー角(α、β、γ)とは次の関係にある。
角度αの1回目の回転(図1に示すz軸周りの回転)、角度βの2回目の回転(図1に示すx軸周りの回転)、角度γの3回目の回転(図1に示すz軸周りの回転)の行列表現は次式(6)、(7)、(8)の通りである。
Figure 0005223502
ただし0≦α<2π、0≦β≦π、0≦γ<2πである。回転行列R(α)、R(β)、R(γ)と姿勢行列Aとの関係は次式(9)の通りである。
A=R(α)R(β)R(γ)・・・(9)
したがって以下の連立方程式が成立する。
11=cosαcosγ−cosβsinαsinγ ・・・(10)
12=cosαsinγ+cosβsinαcosγ ・・・(11)
13=sinβsinα ・・・(12)
21=−sinαcosγ−cosβcosαsinγ・・・(13)
22=−sinαsinγ+cosβcosαcosγ・・・(14)
23=sinβcosα ・・・(15)
31=sinβsinγ ・・・(16)
32=−sinβcosγ ・・・(17)
33=cosβ ・・・(18)
ここで、
X=a11+a22
Y=a12−a21
と定義すると加法定理から
X=(1+cosβ)cos(α+γ)
Y=(1+cosβ)sin(α+γ)
となる。したがって
Figure 0005223502
を満たす値としてα+γを導出することによりα、γ、βを個別に導出することなくα+γを導出できる。また式(19)、(20)を満たすα+γを導出すると、β=0となる場合であっても計算手順を代える必要がないという効果もある。
尚、式(19)、(20)を満たすα+γを導出すると半開区間[0,2π)または半開区間[2π,4π)のそれぞれについてα+γが導出されるが、回転角度としてのα+γはα+γ+2πと等価であるため、式(19)、(20)を満たすα+γは半開区間[0,2π)のみにあるとして取り扱って差し支えない。
β=πであるときα+γは不定となる。姿勢行列Aのa33成分はcosβに等しいため、α+γの値が不定となるときのa33は−1である。またπ/2<β≦πとなる画面の姿勢は画面へのユーザの視線が水平よりも上向きになるが、左右方向軸周りに画面が回転しても画像は回転しないため、π/2<β≦πとなる区間ではユーザによっては違和感を感じる場合もある。また姿勢検出の誤差を考慮するとβの値がπに近いときにはβがπと等しくないとしても画面が基準姿勢から裏返った姿勢である確率が高い。したがって0≦β≦πの範囲でβの単調増加関数または単調減少関数となる値を、画像を回転させる角度としてのα+γの信頼性を示す指標として用いてもよい。このような値としては姿勢行列Aのa33成分、上記連立方程式から求まるβなどがあるが、演算量を低減するためには姿勢行列Aのa33成分をそのまま指標として用いるのが好ましい。姿勢行列Aのa33成分をそのまま指標として用いる場合、指標の値域は[−1,1]であり、指標の値が小さいほど信頼性が低いことを表すことになる。
2.2 方位追従表示処理
図8は制御部60による方位追従表示処理の流れを示すフローチャートである。
はじめに制御部60は加速度センサ40および地磁気センサ50から加速度データおよび地磁気データを入力する(ステップS10)。
次に制御部60は加速度データおよび地磁気データを補正する(ステップS12)。このとき、加速度データおよび地磁気データのオフセットなどが補正される。
次に制御部60は加速度データおよび地磁気データに基づいて上述した姿勢行列Aを導出する(ステップS14)。
次に制御部60は画像を回転させる角度としてのα+γを姿勢行列Aに基づいて導出する(ステップS16)。すなわち式(19)、(20)を満たすα+γを導出する演算を姿勢行列Aの4つの成分を用いて実行する。
次に制御部60は、α+γの角度だけコンパス針Dの元画像を回転させ、画面11に表示される対象画像の少なくとも一部を生成する(ステップS18)。
次に制御部60は回転させたコンパス針Dの画像をフレームメモリ領域に書き込み、ディスプレイ10の画面11を更新する(ステップS20)。
以上の処理を繰り返すことにより、コンパス針Dが指し示す方向が現実空間の基準水平方位である北の方向に追従するように画面11が定期的に更新される。そして画面11の更新間隔が短ければ、画面11がどのような姿勢になったとしても常に現実空間の北を示しているように認識されるコンパス針Dが画面11に表示されることになる。
3.他の実施形態
尚、本発明の技術的範囲は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、基準水平方位に追従させる画像は地図などであってもよい。現実空間の基準水平方位に対して地図を追従させるには、地図上の北が下辺から上辺に向かう方向となる地図の画像をz−x−zオイラー角α、γの和だけ回転させればよい。このように地図を表示すると、地図上の進行方位と現実空間の進行方位とが一致するように地図が表示されることになる。また例えば図7に示すように画面11が直立した姿勢を画面11の基準姿勢としても良い。また例えば本発明は電子コンパス、携帯型電話端末、PNDなどの様々な携帯型情報機器に適用できる。また例えば本発明は画面とユーザとが一体的に運動するような据え置き型のゲーム機器などにも適用できる。すなわち本発明は画面の姿勢を検出する手段がある様々な電子機器に適用可能である。
また例えば式(19)、(20)を満たすα+γを直接導出する代わりに、次のようにしてα、γを個別に求め、その後にα+γの値を導出しても良い。まず0≦β≦πなので式(18)からcosβが一意に求まる。
次に、sinβ≠0のとき(すなわち0<β<πのとき、あるいは−1<cosβ<1のとき)には、式(15)、(12)、(17)、(16)から、
cosα=a23/sinβ・・・(21)
sinα=a13/sinβ・・・(22)
cosγ=−a32/sinβ・・・(23)
sinγ=a31/sinβ・・・(24)
となる。式(21)、(22)の右辺の分母は共通であるためa23、a13の値を逆正接関数に適用することでαを導出できる。同様に−a32、a31の値を逆正接関数に適用することでγを導出できる。
一方、sinβ=0のとき、αとγは一意に導出できないが、数ある表現のうち1つでも得られればよいとしてγ=0と固定するとαは一意に求まる。このとき式(10)、(11)から
cosα=a11
sinα=a12
となるのでa11、a12の値を逆正接関数に適用することでαを導出できる。このようにα、γを個別に求める場合には条件によって演算処理を切り替えなければならないが、α+γを直接求める場合には条件分岐処理が不要になるためプログラムコストを抑制できるのである。
本発明の実施形態にかかる斜視図。 本発明の実施形態にかかる画面遷移図。 本発明の実施形態にかかる斜視図。 本発明の実施形態にかかる斜視図。 本発明の実施形態にかかる斜視図。 本発明の実施形態にかかるブロック図。 本発明の実施形態にかかる斜視図。 本発明の実施形態にかかるフローチャート。 従来技術の説明にかかる斜視図。
符号の説明
1:デジタルカメラ、10:ディスプレイ、11:画面、20:筐体、30:操作部、31:メニュー操作キー、32:メニュー操作キー、33:レリーズボタン、40:加速度センサ、50:地磁気センサ、60:制御部、61:加速度データ処理モジュール、62:地磁気データ処理モジュール63:方位追従表示モジュール、D:コンパス針、D:矢印、F:画面

Claims (6)

  1. 画面に対して固定され前記画面が基準姿勢にあるときx軸が現実空間において左右方向に平行でありz軸が前記画面に対して垂直であるxyz直交座標空間のz−x−zオイラー角(α、β、γ)によって前記現実空間における前記画面の姿勢が定義されるとき、
    前記画面内において基準水平方位を認識させる画像であって前記基準姿勢の前記画面に表示されると前記画面内において認識される前記基準水平方位が前記現実空間における前記基準水平方位に一致する画像が任意の姿勢の前記画面に表示されるときに前記画像から認識される前記基準水平方位が前記現実空間における前記基準水平方位に対して追従するように前記画像を回転させる角度としてα+γを導出する表示制御手段を備える、
    方位追従表示装置。
  2. 前記現実空間において前記xyz直交座標空間の姿勢を表す正格直交行列である姿勢行列Aが
    Figure 0005223502
    ただし
    Figure 0005223502
    と定義されるとき、
    前記表示制御手段はα+γを
    Figure 0005223502
    を満たす値として導出する、
    請求項1に記載の方位追従表示装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記画像を回転させる角度としてのα+γの信頼性をa33を指標として判定する、
    請求項1または2に記載の方位追従表示装置。
  4. 3軸の加速度成分を表す加速度データを出力する加速度センサと、
    3軸の地磁気成分を表す地磁気データを出力する地磁気センサと、
    をさらに備え、
    前記表示制御手段は、前記加速度データと前記地磁気データとに基づいて前記現実空間における前記画面の姿勢を導出し、前記画面の姿勢に応じて前記画像をα+γの角度だけ回転させる、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の方位追従表示装置。
  5. 画面に対して固定され前記画面が基準姿勢にあるときx軸が現実空間において左右方向に平行でありz軸が前記画面に対して垂直であるxyz直交座標空間のz−x−zオイラー角(α、β、γ)によって前記現実空間における前記画面の姿勢が定義されるとき、
    前記画面内において基準水平方位を認識させる画像であって前記基準姿勢の前記画面に表示されると前記画面内において認識される前記基準水平方位が前記現実空間における前記基準水平方位に一致する画像が任意の姿勢の前記画面に表示されるときに前記画像から認識される前記基準水平方位が前記現実空間における前記基準水平方位に対して追従するように前記画像を回転させる角度としてα+γを導出する、
    ことを含む方位追従表示方法。
  6. 画面に対して固定され前記画面が基準姿勢にあるときx軸が現実空間において左右方向に平行でありz軸が前記画面に対して垂直であるxyz直交座標空間のz−x−zオイラー角(α、β、γ)によって前記現実空間における前記画面の姿勢が定義されるとき、
    前記画面内において基準水平方位を認識させる画像であって前記基準姿勢の前記画面に表示されると前記画面内において認識される前記基準水平方位が前記現実空間における前記基準水平方位に一致する画像が任意の姿勢の前記画面に表示されるときに前記画像から認識される前記基準水平方位が前記現実空間における前記基準水平方位に対して追従するように前記画像を回転させる角度としてα+γを導出する表示制御手段、
    としてコンピュータを機能させる方位追従表示プログラム。
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