JP2016025638A - 撮像装置および水平表示方法、並びにプログラム - Google Patents

撮像装置および水平表示方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】全方位のいずれの方向で撮像する場合であっても使用者に水平方向をわかりやすく表示させることができる撮像装置、水平表示方法及びプログラムを提供することができる。【解決手段】加速度センサ8により撮像装置1の加速度情報を検出し、制御部6がその加速度情報に基づいて、所定の撮像方向における光軸を基準軸とした場合の回転角を算出すると共に、その算出された回転角に基づいて水平状態の表示制御をして、回転角が基準軸から所定の角度となったときに、基準軸から90度、あるいは−90度回転させた別の撮像方向における光軸を新たな基準軸として設定し、新たな基準軸が設定された場合には、加速度情報と、新たな基準軸とに基づいて回転角を算出し、その算出された回転角に基づいて水平状態の表示制御をする。【選択図】図9

Description

本発明は、撮像装置および水平表示方法、並びにプログラムに関する。
撮像装置において、水平面に対して傾きのない画像あるいは動画を撮影したいという要望に応えるために、撮像装置の傾きの程度を表示させて、ユーザに撮像装置を傾きのない状態で保持または設置できるようにし、その状態で撮像することで、傾きのない画像あるいは動画の撮影を支援することができる技術が知られている(たとえば、特許文献1)。
特開2009−261030号公報
特許文献1に開示される撮像装置では、等間隔に並列された複数の傾斜表示片部と、その一つを強調する傾斜報知表示が開示されている。この傾斜報知表示では、水平擬制状態のときに中央の一つの傾斜表示片部を強調する等により水平状態報知を行い、かつ撮像装置本体が水平擬制状態よりも大きく傾斜する状態のときには、傾斜度合いに応じたいずれか一つの傾斜表示片部を強調して傾斜状態報知を行っている。このような傾斜状態報知を行うことにより、特許文献1に開示される撮像装置は、使用者が煩わしさを覚えることなく、傾きのない画像の取得を容易なものとすることができるとされている。
ところで、特許文献1に開示される撮像装置では、撮像装置の水平基準(光軸方向)が水平線と一致する状態で、撮像装置本体が左右のいずれかに所定の角度の範囲内で傾斜させることが前提の傾斜状態報知である。そのため、撮像装置の水平基準が水平線と一致しないような場合、たとえば全方位(360度)で撮像可能である広角レンズ(いわゆる魚眼レンズ)を有する撮像装置を用いて上空や地面に向けて撮像する場合、撮像装置の撮像方向における水平基準からの傾斜状態を報知することができない。したがって、特許文献1に開示される撮像装置では、全方位のいずれの方向で撮像する場合であっても使用者に水平方向をわかりやすく表示させることはできない。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、全方位のいずれの方向で撮像する場合であっても使用者に水平方向をわかりやすく表示させることができる撮像装置および水平表示方法、並びにプログラムを提供するものである。
本発明の一側面は、撮像装置に関するものである。すなわち、本発明の撮像装置は、全方位で撮影可能な撮像装置であって、撮像装置の加速度情報を検出する加速度検出手段と、加速度情報に基づいて、所定の撮像方向における光軸を基準軸とした場合の回転角を算出すると共に、その算出された回転角に基づいて水平状態の表示制御をする水平表示制御手段と、回転角が基準軸から所定の角度となったときに、基準軸から90度、あるいは−90度回転させた別の撮像方向における光軸を新たな基準軸として設定する基準軸切替手段とを有し、水平表示制御手段は、基準軸切替手段により新たな基準軸が設定された場合には、加速度検出手段により検出される加速度情報と、新たな基準軸とに基づいて回転角を算出し、その算出された回転角に基づいて水平状態の表示制御をすることを特徴とする。
また、上述した撮像装置の構成に加えて、撮像画像を表示させる表示部を有し、水平表示制御手段は、撮像装置の回転角に応じた水平状態を表示部に表示させることができる。
また、上述した撮像装置の構成に加えて、基準軸切替手段は、回転角が基準軸からたとえば45度あるいは−45度となったときに、基準軸から90度、あるいは−90度回転させた別の撮像方向における光軸を新たな基準軸として設定することができる。
また、上述した撮像装置のいずれかの構成に加えて、外部の端末と通信可能な通信部を有し、通信部は、撮像により得られた撮像画像データおよび水平表示制御手段による水平表示制御を示す情報を端末へ送信することができる。
本発明の一側面は、水平表示方法に関するものである。すなわち、本発明の水平表示方法は、全方位で撮影可能な撮像装置の水平表示制御方法であって、撮像装置の加速度情報を検出する加速度検出ステップと、加速度情報に基づいて、所定の撮像方向における光軸を基準軸とした場合の回転角を算出すると共に、その算出された回転角に基づいて水平状態の表示制御をする水平表示制御ステップと、回転角が基準軸から所定の角度となったときに、基準軸から90度、あるいは−90度回転させた別の撮像方向における光軸を新たな基準軸として設定する基準軸切替ステップとを有し、水平表示制御ステップでは、基準軸切替ステップにて新たな基準軸が設定された場合には、加速度検出ステップにて検出される加速度情報と、新たな基準軸とに基づいて回転角を算出し、その算出された回転角に基づいて水平状態の表示制御をすることを特徴とする。
本発明の一側面は、プログラムに関するものである。すなわち、本発明のプログラムは、コンピュータを全方位で撮影可能な撮像装置として機能させるためのプログラムであって、コンピュータを撮像装置の加速度情報を検出する加速度検出手段と、加速度情報に基づいて、所定の撮像方向における光軸を基準軸とした場合の回転角を算出すると共に、その算出された回転角に基づいて水平状態の表示制御をする水平表示制御手段と、回転角が基準軸から所定の角度となったときに、基準軸から90度、あるいは−90度回転させた別の撮像方向における光軸を新たな基準軸として設定する基準軸切替手段として機能させ、水平表示制御手段は、基準軸切替手段により新たな基準軸が設定された場合には、加速度検出手段により検出される加速度情報と、新たな基準軸とに基づいて回転角を算出し、その算出された回転角に基づいて水平状態の表示制御をすることを特徴とする。
本発明によれば、全方位のいずれの方向で撮像する場合であっても使用者に水平方向をわかりやすく表示させることができる撮像装置および水平表示方法、並びにプログラムを提供できる。
図1は、本発明の一実施形態である撮像装置1の6面(正面、背面、右側面、左側面、上面、底面)を模式的に示す外観図である。 図2は、図1の撮像装置1の斜視図である。 図3は、図1の撮像装置1の正面図である。 図4は、図1の撮像装置1の背面図である。 図5は、図1の撮像装置1の左側面図である。 図6は、図1の撮像装置1の右側面図である。 図7は、図1の撮像装置1の上面図(平面図)である。 図8は、図1の撮像装置1の底面図である。 図9は、図1の撮像装置1のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図10は、図1に示す撮像装置1の機能構成を示すブロック図である。 図11は、撮像装置1の水平表示を制御するために回転角を算出する処理を示すフローチャートである。 図12は、図1の撮像装置1のロール方向(図2のY軸を中心として回転する方向)への回転姿勢とともに水平状態表示の推移について説明するための図である。図1の撮像装置1のロール方向への回転姿勢とともに水平状態表示の推移について説明するための図である。 図13は、図1の撮像装置1のピッチ方向(図2のX軸を中心として回転する方向)への回転姿勢とともに水平状態表示の推移について説明するための図である。 図14は、図1の撮像装置1のヨー方向(図2のZ軸を中心として回転する方向)への回転姿勢とともに水平状態表示の推移について説明するための図である。 図15は、本発明の他の実施形態である撮像装置1Aのハードウェア構成例を示すブロック図である。
(撮像装置1の外観)
図1は、本発明の一実施形態である撮像装置1の6面(正面、背面、右側面、左側面、上面、底面)を模式的に示す外観図である。図2は、図1の撮像装置1の斜視図、図3は正面図、図4は背面図、図5は左側面図、図6は右側面図、図7は上面図(平面図)、図8は底面図を模式的に示したものである。また、以下の説明では、撮像装置1の撮像光軸方向をZ方向とし、撮像装置1を正面視した場合(図3)の幅方向をX方向とし、X−Z平面に直交する方向をY方向とする。なお、Z方向において、撮像装置1の撮像部2がある側をZ1、底面側をZ2として説明する。また、X方向において、操作部7がある側をX2、操作部7がない側をX1として説明する。また、Y方向において、正面視した場合(図3)に見える側をY1、見えない側をY2として説明する。
撮像装置1は、図1〜図8に示すように直方体形状の本体ケース10により構成されており、上面に広角レンズを含む撮像部2が設けられている。また、本体ケース10の左側面(X2側)には操作部7が設けられている。なお、操作部7は、操作ボタン7A,7Bと録画ボタン7Cとから構成されている。
このような撮像装置1は、たとえば、頭部やマウンテンバイクなどに取り付けるための器具(いわゆるマウント)により固定される。ユーザは、たとえば、撮像装置1の撮像方向を所望する方向に調整してから撮像装置1を固定させる。
(撮像装置1のハードウェア構成)
図9は、図1の撮像装置1のハードウェア構成例を示すブロック図である。図9に示す撮像装置1は、広角レンズ(いわゆる魚眼レンズ)を有するデジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラなどの装置である。撮像装置1は、たとえば、図1〜図8に示す撮像装置1のようなデジタルカメラで具現されるが、かかる例に限定されず、撮像機能を備えた任意の電子機器に適用可能である。
図9に示すように、本実施形態に係る撮像装置1は、たとえば、静止画又は動画を撮像可能なデジタルカメラ(たとえばデジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ)で構成される。この撮像装置1は、被写体を撮像して、撮像により得られた撮像画像(静止画又は動画のいずれでもよい。)をデジタル方式の画像データとして記録媒体に記録する。
図9に示すように、本実施形態にかかる撮像装置1は、撮像部2と、信号処理部3と、通信部4と、記録媒体5と、制御部6と、操作部7と、加速度センサ8とを有する。
撮像部2は、被写体を撮像してアナログ画像信号を出力する。撮像部2は、撮像光学系11と、撮像素子12と、TG(Timing Generator)13と、光学部品駆動部14とを有する。
撮像光学系11は、フォーカスレンズ、ズームレンズ等の各種レンズや、不要な波長を除去する光学フィルタ、絞り等の光学部品からなる。被写体から入射された光学像(被写体像)は、撮像光学系11における各光学部品を介して、撮像素子12の露光面に結像される。なお、撮像光学系11には、光学部品を駆動するための光学部品駆動部14が機械的に接続されている。
撮像素子12(イメージセンサ)は、たとえば、CCD(Charge Coupled Device)又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの固体撮像素子で構成される。この撮像素子12は、撮像光学系11から導かれた光学像を光電変換し、撮像画像を表す電気信号(アナログ画像信号)を出力する。この撮像素子12が出力した画像信号は、信号処理部3に入力される。
TG13は、制御部6の指示にしたがって、撮像素子12に必要な動作パルスを生成する。たとえば、TG13は、垂直転送のための4相パルス、フィールドシフトパルス、水平転送のための2相パルス、シャッタパルスなどの各種パルスを生成し、撮像素子12に供給する。
光学部品駆動部14は、たとえば、ズームモータ、フォーカスモータ、絞り調整機構などであり、ズームレンズ、フォーカスレンズを移動させたり、絞りを調整したりする。また、光学部品駆動部14は、後述する制御部6の指示にしたがって、撮像光学系11の光学部品を駆動させる。
信号処理部3は、撮像素子12から出力される画像信号に対して所定の信号処理を実行し、信号処理後の画像信号を制御部6に出力する。信号処理部3は、アナログ信号処理部21、アナログ/デジタル(A/D)変換部22、デジタル信号処理部23を有する。
アナログ信号処理部21は、画像信号を前処理する、いわゆるアナログフロントエンドである。アナログ信号処理部21は、たとえば、撮像素子12から出力される画像信号に対して、CDS(correlated double sampling:相関2重サンプリング)処理、プログラマブルゲインアンプ(PGA)によるゲイン処理などを行う。
A/D変換部22は、アナログ信号処理部21から入力されたアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換して、デジタル信号処理部23に出力する。
デジタル信号処理部23は、入力されたデジタル画像信号に対して、たとえば、ノイズ除去、ホワイトバランス調整、色補正、エッジ強調、ガンマ補正等のデジタル信号処理を行って、制御部6に出力する。
通信部4は、他の情報処理装置(たとえば、タブレット端末、スマートフォン、パソコンなど)へデジタル画像信号を送信するための通信インタフェースとして機能する。なお、通信部4を介して送信されたデジタル画像信号は後述する外部の端末200の表示部201にて水平表示画面130に表示される。
記録媒体5は、上述の撮像画像のデータ、そのメタデータなどの各種のデータを記憶する。記録媒体5は、たとえば、メモリカード等の半導体メモリ、又は、光ディスク、ハードディスク等のディスク状記録媒体などを使用できる。なお、光ディスクは、たとえば、ブルーレイディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)又はCD(Compact Disc)等を含む。なお、記録媒体5は、撮像装置1に内蔵されてもよいし、撮像装置1に着脱可能なリムーバブルメディアであってもよい。
制御部6は、マイクロコントローラなどで構成され、撮像装置1の全体の動作を制御する。制御部6は、たとえば、CPU31、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)32、ROM(Read Only Memory)33、RAM(Random Access Memory)34を有する。なお、ROM33には、CPU31に各種の制御処理を実行させるためのプログラムが格納されている。CPU31は、上述のプログラムに基づいて動作して、RAM34にデータを展開しながら、上述の各制御のための必要な演算・制御処理を実行する。上述のプログラムは、撮像装置1に内蔵された記憶装置(たとえば、EEPROM32、ROM33等)に予め格納しておくことができる。また、上述のプログラムは、ディスク状記録媒体、メモリカードなどのリムーバブル記録媒体に格納されて、撮像装置1に提供されてもよいし、LAN、インターネット等のネットワークを介して撮像装置1にダウンロードされてもよい。
操作部7は、ユーザインターフェースとして機能する。操作部7は、たとえば、ボタン、レバー等の各種の操作キー、又はタッチパネル等で構成され、ユーザ操作に応じて指示情報を制御部6に出力する。
加速度センサ8は、撮像装置1に作用する加速度を検出する。加速度センサ8は、たとえば、撮像装置1の前後、左右、上下方向の加速度を検出する3軸の加速度センサで構成され、撮像装置1に作用する3軸方向の加速度を検出する。加速度センサ8は、検出した3軸の加速度を表す加速度情報を制御部6に出力する。なお、1軸、2軸の加速度センサ8を用いても、撮像装置1の1又は2方向の回転角を検出できるので、撮像方位を算出することは可能であるが、3軸の加速度センサ8を用いた方が、より正確に撮像方位を算出できるため、3軸の加速度センサ8を用いることが好ましい。制御部6は、加速度センサ8の検出値(加速度情報)を用いて、撮像装置1の姿勢と、撮像方位を算出する。この算出手法の詳細は後述する。
なお、上述の撮像方位とは、撮像装置1により被写体を撮像するときの撮像方向の水平方位である。撮像方位は、たとえば、所定の基準軸からの傾き具合を示す回転角θ(θ=0度〜360度)で表すことができる。また、撮像方向は、上述の撮像光学系11の光軸方向である。なお、所定の基準軸は、撮像装置1の撮像方向に応じて、図2〜図7で示したX軸、Y軸、Z軸の3軸のいずれかに設定される。
(撮像装置1の機能構成)
次に、図10を参照して、本実施形態に係る撮像装置1の要部の機能構成と、その処理
について説明する。図10は、図1に示す撮像装置1の機能構成を示すブロック図である。図10に示すように、撮像装置1の制御部6は、水平表示制御部40を有している。この水平表示制御部40は、加速度情報取得部41、姿勢状態情報取得部42、撮像方向判定部43、基準軸制御部44、回転角算出部45、表示変換部46とを有している。これらの機能部は、図1に示すCPU31が、ROM33等に記憶されているプログラムを実行することにより実現されるが、かかる例に限定されず、専用のハードウェアで実現されてもよい。
水平表示制御部40の各部については、撮像装置1の水平表示を制御処理と共に説明する。図11は、撮像装置1の水平表示を制御するために撮像方位を算出する処理を示すフローチャートである。
ステップS1:加速度情報取得部41は、加速度センサ8が検出した撮像装置1の3軸方向の加速度情報を取得する。
ステップS2:姿勢状態情報取得部42は、加速度情報取得部41により取得された加速度情報を用いて、撮像装置1の姿勢状態(たとえば静姿勢)情報を取得する。つまり、撮像装置1が静姿勢にあるときには、撮像装置1に作用する加速度は、地球からの重力加速度になる。したがって、姿勢状態情報取得部42は、加速度情報取得部41が取得した3軸方向の加速度情報に基づいて、3次元空間において撮像装置1に対して作用する重力加速度の向きを算出することにより、撮像装置1の姿勢を特定することができる。なお、撮像装置1の姿勢は、地面に対する撮像装置1の傾き(たとえば、ロール方向、ピッチ方向、ヨー方向の回転角)で表される。
ステップS3:撮像方向判定部43は、ステップS2で特定された地面に対する撮像装置1の傾きと、予め保存されている光学系設置情報から特定される撮像光学系11の所定の撮像方向での傾きとを比較して、撮像装置1の現在の撮像方向の判別を行う。ここで、光学系設置情報とは、撮像装置1に設置されている撮像光学系11の設置姿勢(撮像装置1に対する撮像光学系11の光軸の向き)や所定の撮像方向での傾き(上向き、下向き、右向き、左向きそれぞれの場合における地面に対する光軸の向き)を表す情報であり、撮像装置1の製造時に既知であるものとする。
ステップS4:基準軸制御部44は、ステップS2で取得した姿勢状態およびステップS3での撮像方向判定部43の判別によって特定された撮像方向から、水平表示のための基準軸を決定する。基準軸の決定方法は、たとえば、撮像装置1の姿勢状態および撮像方向が、図2の(A)に示す状態の撮像装置1であると判別された場合、撮像方向は図2の(A)におけるZ1の方向(真上)となるので、水平表示のための基準軸は、Z軸に設定される。また、たとえば、図2の(B)に示す状態の撮像装置1であると判別された場合、撮像方向は図2の(B)におけるZ1の方向(横)となるので、水平表示のための基準軸は、Y軸に設定される。さらに、たとえば、図2の(C)に示す状態の撮像装置1であると判別された場合、撮像方向は図2の(C)に示すZ1の方向となるので、水平表示のための基準軸は、X軸に設定される。すなわち、基準軸は、重力加速度の向きと撮像装置1の姿勢および撮像方向に応じて決定される。なお、図2の(A)、(B)、(C)に示す撮像装置1の姿勢状態および撮像方向と基準軸の関係はあくまでも一例であり、必ずしもこれらの姿勢と完全に一致しなくてもよく、基準軸は、重力加速度の向きと、撮像装置1の姿勢および撮像方向との関係によって決定される。
ステップS5:回転角算出部45は、ステップS2の撮像装置1の傾きと、ステップS4で決定した基準軸とに基づいて回転角を算出する。具体的には、回転角算出部45は、予め保存されている光学系設置情報と、先に設定した基準軸の情報と、撮像装置1の姿勢の情報とから、撮像光学系11の光軸方向(即ち、撮像方向)の水平ベクトルを算出する。回転角算出部45は、ステップS4で算出した基準軸のベクトルと、撮像方向の水平ベクトルとの差分から、撮像方向の水平方位(即ち、撮像方位)を求める。たとえば、回転角算出部45は、この撮像方位として、基準軸からの回転角θ(θ=−90度〜90度)を求める。
なお、ステップS5において、基準軸制御部44は、ステップS5で求められる回転角が所定の角度である場合(たとえば45度以上あるいは−45度以下の場合)には基準軸を切り替える。たとえば、基準軸を中心に回転角が45度となった場合には、基準軸と直交する方向となる90度、あるいは−90度回転させたベクトルを新たな基準軸として設定する。なお、ステップS5において、所定の角度が含まれるか否かは設計事項であり、たとえば基準軸を中心に回転角が45度より大きくなった場合、あるいは−45度より小さくなった場合に基準軸と直交する方向となる90度、あるいは−90度回転させたベクトルを新たな基準軸として設定するようにしてもよい。また、所定の角度は45度以上あるいは−45以上が好ましいが、たとえば所定の角度を、40〜55度以上、あるいは−40〜−55度以下の範囲で調整するようにしてもよい。
ステップS6:表示変換部46は、ステップS5で算出した回転角に基づく水平表示制御を行う。具体的には、表示変換部46は、回転角算出部45により算出された撮像方位を、表示用の水平状態情報に変換する。ここで、表示用の水平状態情報とは、たとえば後述する図12〜図14に示すような、撮像方位からの回転角θの程度を、左右方向の水平表示ラインと上下方向での水平表示ラインとを表示部に表示させるための情報である。なお、撮像装置1は表示部を有していないため、通信部4を介してステップS5で算出した回転角に基づく水平表示画像データを外部の端末200(図9)へと送信して表示させる。そして、外部の端末200の表示部201にて表示される水平表示画面130の水平表示ラインは、撮像装置1の水平状態に応じて基準位置からの傾き具合を表示する。
続いて、図12〜図14を参照して、撮像装置1の姿勢の変化と水平表示の変化との関係について詳細に説明する。図12は、図1の撮像装置1のロール方向(図2のY軸を中心として回転する方向)への回転姿勢とともに水平状態表示の推移について説明するための図である。図13は、図1の撮像装置1のピッチ方向(図2のX軸を中心として回転する方向)への回転姿勢とともに水平状態表示の推移について説明するための図である。図14は、図1の撮像装置1のヨー方向(図2のZ軸を中心として回転する方向)への回転姿勢とともに水平状態表示の推移について説明するための図である。なお、図12に示す撮像装置1のA面は、撮像装置1の正面(図3)を模式的に示し、図13に示す撮像装置1のB面は、撮像装置1の右側面(図6)を模式的に示し、図14に示す撮像装置1のC面は、撮像装置1の上面(図7)を模式的に示している。また、図12〜14では、撮像装置1の回転姿勢120に応じて表示部に表示される水平表示画面130内の水平表示状態を示す水平表示ライン131,132と、実際の撮像装置1の回転姿勢120との関係を模式的に示している。
図12では、図2の(A)の状態の撮像装置1を、Y軸(図12において奥行方向の軸)を中心として回転姿勢A−1から回転姿勢A−12まで180度回転させた場合の遷移を示している。なお、図12に示す例では、回転姿勢A−1からA4とA−9からA−12では、X軸を回転しないため、また、回転姿勢A−5からA−8までの間は、Z軸を中心として回転しないため、水平表示ライン132上の矢印134は、回転姿勢A−1から回転姿勢A−12までの間、中点136から移動しない。
水平表示画面130内には、左右方向の水平状態を示すことができる水平表示ライン131と前後方向の水平状態を示すことができる水平表示ライン132とがそれぞれ画面内に表示されている。また、これらの水平表示ライン131,132上に、傾斜状態を示す矢印133,134が表示される。矢印133,134は、撮像方向における水平基準と傾き具合とが略一致する場合には、水平表示ライン131,132の中点135,136上に位置するように制御されている。そのため、回転姿勢A−1あるいは回転姿勢A−12では、撮像方向における水平基準はX軸と一致するため、中点135,136上に矢印133,134がそれぞれ位置している。なお、水平表示ライン131の横には「XZ」、水平表示ライン132の下には「YZ」と表記されているが、これは、水平表示ライン131が図2の(A)で示す基準軸ZでXY平面におけるX座標方向の水平状態を、水平表示ライン132が図2の(A)で示す基準軸ZでXY平面におけるY座標方向の水平状態を示しているが、このような表示をさせなくてもよい。
図12に示すように、撮像装置1が回転姿勢A−1から回転姿勢A−2,A−3,A−4と変化するにつれて、水平表示ライン131上の矢印133が中点135から端点137の方向へと移動していき、最終的に端点137上に矢印133が移動する。そして、撮像装置1が回転姿勢A−4,A−5へと更に回転姿勢が変化する途中で、基準軸(傾き具合を算出する上で基準となる軸)がZ軸からX軸へと切り替わり、その切り替わりに応じて水平表示ライン132の基準軸もZ軸からX軸へと変化する。その結果、矢印133は、端点137から中点135の方向へと移動し、回転姿勢A−6で最終的に撮像方向がX軸と一致するまで回転すると、中点135上に矢印133が位置することになる。
そして、撮像装置1が回転姿勢A−7へと変化すると、水平表示ライン131上の矢印133が、中点135から端点138の方向へと移動していき、回転姿勢A−8,A−9,A−10へ変化すると最終的に端点138上に矢印133が移動する。なお、撮像装置1が回転姿勢A−8,A−9へと変化する途中で、基準軸がX軸からZ軸へと切り替わり、その切り替わりに応じて水平表示ライン132の基準軸もX軸からZ軸へと変化する。そして、矢印133は、端点138から中点135の方向へと移動し、回転姿勢A−11,A−12と変化して最終的に撮像方向がZ軸と一致するまで回転すると、中点135上に矢印133が位置することになる。
図13は、図2の(A)の状態の撮像装置1を、X軸を中心として回転姿勢B−1から回転姿勢B−12まで180度回転させた場合の遷移を示している。なお、図13に示す例では、回転姿勢B−1からB−4とB−9からB−12では、Y軸を中心として回転しないため、また、回転姿勢B−5からB−8までの間は、Z軸を中心として回転しないため、水平表示ライン131上の矢印133は、回転姿勢B−1から回転姿勢B−12までの間、中点135から移動しない。
図13に示すように、撮像装置1が回転姿勢B−1から回転姿勢B−2,B−3,B−4と変化するにつれて、上下方向の水平状態を示す水平表示ライン132上の矢印134も中点136から端点139の方向へと移動していき、最終的に端点139上に矢印134が移動する。そして、撮像装置1が回転姿勢B−4,B−5へと更に回転姿勢が変化する途中で、基準軸がZ軸からY軸へと切り替わり、その切り替わりに応じて水平表示ライン131の基準軸もZ軸からY軸へと変化する。そして、矢印134は、端点139から中点136の方向へと移動し、回転姿勢B−6で最終的に撮像方向がY軸と一致するまで回転すると、中点136上に矢印134が位置することになる。
そして、撮像装置1が回転姿勢B−7,B−8,B−9,B−10と更に変化するにつれて、水平表示ライン132上の矢印134が、中点136から端点140の方向へと移動していき、最終的に端点140上に矢印134が移動する。また、撮像装置1が回転姿勢B−8,B−9へと更に変化する途中で、基準軸がY軸からZ軸へと切り替わり、その切り替わりに応じて水平表示ライン132の基準軸もY軸からZ軸へと変化する。そして、矢印134は、端点139から中点136の方向へと移動し、回転姿勢B−11,B−12と変化して最終的に撮像方向がZ軸と一致するまで回転すると、中点136上に矢印134が位置することになる。
図14は、図2の(C)の状態の撮像装置1を、Z軸を中心として回転姿勢C−1から回転姿勢C−12まで180度回転させた場合の遷移を示している。
図14に示すように、撮像装置1が回転姿勢C−1から回転姿勢C−2,C−3,C−4と変化するにつれて、上下方向の水平状態を示す水平表示ライン132上の矢印134も中点136から端点139の方向へと移動していき、最終的に端点139上に矢印134が移動する。そして、撮像装置1が回転姿勢C−5,C−6へと更に回転姿勢が変化する途中で、基準軸がX軸からY軸へと切り替わり、その切り替わりに応じて水平表示ライン131の基準軸もX軸からY軸へと変化する。そして、矢印134は、端点139から中点136の方向へと移動し、最終的に回転姿勢C−1から90度回転すると、中点136上に矢印134が位置することになる。
そして、撮像装置1が回転姿勢C−7,C−8,C−9,C−10と更に変化するにつれて、水平表示ライン132上の矢印134が、中点136から端点140の方向へと移動していき、最終的に端点140上に矢印134が移動する。また、撮像装置1が回転姿勢C−8,C−9へと更に変化する途中で、基準軸がY軸からX軸へと切り替わり、その切り替わりに応じて水平表示ライン131の基準軸もY軸からX軸へと変化する。そして、矢印134は、端点140から中点136の方向へと移動し、回転姿勢C−11,C−12と変化して最終的に回転姿勢C−6から90度回転すると、中点136上に矢印134が位置することになる。
[その他の実施の形態]
図15は、本発明の他の実施形態である撮像装置1Aのハードウェア構成例を示すブロック図である。図15に示す撮像装置1Aでは、図1〜9に示す撮像装置1とは異なり、表示部4Aを自ら有している。なお、他のハードウェア構成および機能については図9および図10と同一であるため、同一の符号を付して各構成の説明については省略する。なお、図15では、図9に示すような、外部の端末200へと送信して表示させることを前提としていないが、自装置の表示部4Aに加えて、外部の端末200へ送信して、外部の端末200の表示部201の水平表示画面130に、撮像装置1Aの水平状態に応じて基準位置からの傾き具合を表示する水平表示ラインを表示させるようにしてもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る撮像装置1は、加速度センサ8により撮像装置1の加速度情報を検出し、加速度情報に基づいて、所定の撮像方向における光軸を基準軸とした場合の回転角を算出すると共に、その算出された回転角に基づいて水平状態の表示制御し、回転角が基準軸から所定の角度となったときに、基準軸から90度、あるいは−90度回転させた別の撮像方向における光軸を新たな基準軸として設定し、水平表示制御部40の回転角算出部45は、基準軸制御部44により新たな基準軸が設定された場合には、加速度センサ8により検出される加速度情報と、新たな基準軸とに基づいて回転角を算出し、その算出された回転角に基づいて水平状態の表示制御をする。これにより、全方位のいずれの方向で撮像する場合であっても使用者に水平方向をわかりやすく表示させることができる。
また、上述の撮像装置1Aの場合には、撮像画像を表示させる表示部4Aを有するため、撮像装置1Aの回転角に応じた水平状態を自らが有する表示部4Aに表示させることができる。これにより、撮像装置1Aの撮像方向における水平状態を直接提示させることができる。
また、撮像装置1では、回転角が基準軸からたとえば45度あるいは−45度となったときに、基準軸から90度、あるいは−90度回転させた別の撮像方向における光軸を新たな基準軸として設定することができる。さらに、回転角が基準位置からたとえば15度或いは−15度となったときに水平表示ライン131の表示端点を138及び137にする(同様に水平表示ライン132の表示端点を139及び140にする)ことにより、より緻密な水平調整ができると共に、基準軸を切り替えるまでの角度余裕ができるため、使用者にわかりやすい。これにより、撮像方向が変わる可能性が比較的高い回転角が検出された場合には基準軸を切り替えることにより、使用者に適切なタイミングで水平方向をわかりやすく表示させることができる。
また、撮像装置1では、外部の端末200と通信可能な通信部4を有し、通信部4は、撮像により得られた撮像画像データおよび水平表示制御情報を端末200へ送信することができる。これにより、ユーザは、端末200の表示部201の水平表示画面130内で撮像画像データの水平表示を確認しながら、撮像装置1の姿勢を調整することができる。
なお、上述した撮像装置1,1Aが実行する水平表示に関する制御処理(水平表示方法)および撮像装置1,1Aにインストールされているプログラムについても、撮像装置11,1Aと同様に、撮像装置1,1Aの加速度情報を検出し、加速度情報に基づいて、所定の撮像方向における光軸を基準軸とした場合の回転角を算出すると共に、その算出された回転角に基づいて水平状態の表示制御をして、回転角が基準軸から所定の角度となったときに、基準軸から90度、あるいは−90度回転させた別の撮像方向における光軸を新たな基準軸として設定し、新たな基準軸が設定された場合には、加速度情報と、新たな基準軸とに基づいて回転角を算出し、その算出された回転角に基づいて水平状態の表示制御をすることができる。すなわち、撮像装置1,1Aが実行する水平表示に関する制御処理(水平表示方法)および撮像装置1,1Aにインストールされているプログラムは、撮像装置1,1Aと同様の効果を奏する。また、本実施形態では、撮像装置1で水平表示制御部40をすべて有するように構成すると共に、端末200へと送信し、表示部201に表示させているが、水平表示制御部40の加速度情報取得部41で得られた加速度情報のみを端末200へ送信し、姿勢状態情報取得部42、撮像方向判定部43、基準軸制御部44、回転角算出部45、表示変換部46の各部により、水平表示に関する処理を端末200内のアプリケーションで演算してもよく、システム構成に応じてこれらの機能を分担するようにしてもよい。
1,1A…撮像装置、3…信号処理部、4…通信部、5…記録媒体、6…制御部、7…操作部、8…加速度センサ、40…水平表示制御部、41…加速度情報取得部、42…姿勢状態情報取得部、43…撮像方向判定部、44…基準軸制御部、45…回転角算出部、46…表示変換部、4A…表示部、

Claims (6)

  1. 全方位で撮影可能な撮像装置であって、
    前記撮像装置の加速度情報を検出する加速度検出手段と、
    前記加速度情報に基づいて、所定の撮像方向における光軸を基準軸とした場合の回転角を算出すると共に、その算出された回転角に基づいて水平状態の表示制御をする水平表示制御手段と、
    前記回転角が前記基準軸から所定の角度となったときに、前記基準軸から90度、あるいは−90度回転させた別の撮像方向における光軸を新たな基準軸として設定する基準軸切替手段とを有し、
    前記水平表示制御手段は、
    前記基準軸切替手段により前記新たな基準軸が設定された場合には、前記加速度検出手段により検出される加速度情報と、前記新たな基準軸とに基づいて回転角を算出し、その算出された回転角に基づいて水平状態の表示制御をする
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置であって、
    撮像画像を表示させる表示部を有し、
    前記水平表示制御手段は、
    前記撮像装置の回転角に応じた水平状態を前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項1または2に記載の撮像装置であって、
    前記基準軸切替手段は、
    前記回転角が前記基準軸から45度あるいは−45度となったときに、前記基準軸から90度、あるいは−90度回転させた別の撮像方向における光軸を前記新たな基準軸として設定することを特徴とする撮像装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の撮像装置であって、
    外部の端末と通信可能な通信部を有し、
    前記通信部は、
    撮像により得られた撮像画像データおよび前記水平表示制御手段による水平表示制御を示す情報を前記端末へ送信することを特徴とする撮像装置。
  5. 全方位で撮影可能な撮像装置の水平表示制御方法であって、
    前記撮像装置の加速度情報を検出する加速度検出ステップと、
    前記加速度情報に基づいて、所定の撮像方向における光軸を基準軸とした場合の回転角を算出すると共に、その算出された回転角に基づいて水平状態の表示制御をする水平表示制御ステップと、
    前記回転角が前記基準軸から所定の角度となったときに、前記基準軸から90度、あるいは−90度回転させた別の撮像方向における光軸を新たな基準軸として設定する基準軸切替ステップとを有し、
    前記水平表示制御ステップでは、
    前記基準軸切替ステップにて前記新たな基準軸が設定された場合には、前記加速度検出ステップにて検出される加速度情報と、前記新たな基準軸とに基づいて回転角を算出し、その算出された回転角に基づいて水平状態の表示制御をする
    ことを特徴とする水平表示制御方法。
  6. コンピュータを全方位で撮影可能な撮像装置として機能させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータを
    前記撮像装置の加速度情報を検出する加速度検出手段と、
    前記加速度情報に基づいて、所定の撮像方向における光軸を基準軸とした場合の回転角を算出すると共に、その算出された回転角に基づいて水平状態の表示制御をする水平表示制御手段と、
    前記回転角が前記基準軸から所定の角度となったときに、前記基準軸から90度、あるいは−90度回転させた別の撮像方向における光軸を新たな基準軸として設定する基準軸切替手段として機能させ、
    前記水平表示制御手段は、
    前記基準軸切替手段により前記新たな基準軸が設定された場合には、前記加速度検出手段により検出される加速度情報と、前記新たな基準軸とに基づいて回転角を算出し、その算出された回転角に基づいて水平状態の表示制御をする
    ことを特徴とするプログラム。
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