JP5221452B2 - 車両用インナミラー装置 - Google Patents

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Description

本発明は、収容部材がミラーの鏡面を露出させた状態でミラーを収容する車両用インナミラー装置に関する。
車両用インナミラー装置としては、ミラーボデー内に発光表示手段及び情報表示用ミラーが収容されると共に、後写用ミラーに情報表示部が設けられたものがある(例えば、特許文献1参照)。
この車両用インナミラー装置では、後写用ミラーにおいて、情報表示部に反射膜が設けられない構成又は情報表示部に半透過反射膜が設けられた構成にされており、発光表示手段が表示した情報が、情報表示用ミラーに反射されて情報表示部を透過することで、視認可能にされている。
しかしながら、この車両用インナミラー装置において、後写用ミラーの情報表示部に反射膜が設けられない場合には、後写用ミラーが情報表示部においてミラー機能を有してない。
また、この車両用インナミラー装置において、後写用ミラーの情報表示部に半透過反射膜が設けられた場合には、発光表示手段が表示した情報が情報表示部を透過する際に、減光される。このため、情報表示部を介して視認される情報の高輝度化が困難であり、情報を明瞭に視認できない可能性がある。
また、車両用インナミラー装置としては、ミラーケーシング内にディスプレイエレメントが収容されると共に、ディスプレイエレメントがミラーケーシング外にスライド可能にされたものがある(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、この車両用インナミラー装置では、ディスプレイエレメントのスライド機構が必要であり、当該スライド機構が大きくなって、重量が大きくなる可能性がある。
特開平8−175263号公報 米国特許第7012727号明細書
本発明は、上記事実を考慮し、ミラーの機能を損なうことを防止できると共に、情報を明瞭に視認でき、かつ、重量が大きくなることを抑制できる車両用インナミラー装置を得ることが目的である。
請求項1に記載の車両用インナミラー装置は、車両に設けられたミラーと、前記ミラーの鏡面を露出させた状態で前記ミラーを収容する収容部材と、前記収容部材に開閉可能に設けられ、反射面が設けられた開閉部と、情報を表示可能にされ、前記開閉部が開かれた際に表示する情報が前記反射面に反射されて視認可能にされる表示手段と、を備えている。
請求項2に記載の車両用インナミラー装置は、請求項1に記載の車両用インナミラー装置において、前記収容部材に前記表示手段を収容している。
請求項3に記載の車両用インナミラー装置は、請求項1又は請求項2に記載の車両用インナミラー装置において、前記開閉部が複数方向へ開けられる。
請求項1に記載の車両用インナミラー装置では、車両に設けられたミラーを収容部材が収容しており、収容部材は、ミラーの鏡面を露出させている。また、収容部材に開閉部が開閉可能に設けられており、開閉部には反射面が設けられている。さらに、表示手段が情報を表示可能にされており、開閉部が開かれた際に、表示手段が表示する情報が、開閉部の反射面に反射されて、視認可能にされる。
ここで、上述の如く、収容部材に設けられた開閉部が開かれた際に、表示手段が表示する情報が、開閉部の反射面に反射されて、視認可能にされる。
このため、表示手段が表示する情報をミラーを透過させて視認可能にする必要がなく、ミラーの機能を損なうことを防止できると共に、情報を明瞭に視認できる。
さらに、表示手段をスライドさせる必要がなく、表示手段のスライド機構を不要にできて、重量が大きくなることを抑制できる。
請求項2に記載の車両用インナミラー装置では、収容部材に表示手段を収容している。このため、見栄えを良くすることができる。
請求項3に記載の車両用インナミラー装置では、開閉部が複数方向へ開けられる。このため、表示手段が表示する情報を開閉部の反射面が複数方向へ反射でき、情報を複数方向から視認できる。
本発明の第1の実施の形態に係るインナミラー装置を示す車両右方から見た断面図(図2の1−1線断面図)である。 本発明の第1の実施の形態に係るインナミラー装置を示す車両後方から見た正面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るインナミラー装置を示す車両右方から見た断面図(図2の1−1線位置断面図)である。 本発明の第2の実施の形態に係るインナミラー装置の主要部を示す車両後斜め左方から見た斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係るインナミラー装置の開閉機構を示す車両後斜め左方から見た分解斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係るインナミラー装置の開閉壁が反射面を車両後側へ向けて開かれた状態を示す車両後斜め左方から見た斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係るインナミラー装置の開閉壁が反射面を車両前側へ向けて開かれた状態を示す車両後斜め左方から見た斜視図である。
[第1の実施の形態]
図1には、本発明の第1の実施の形態に係るインナミラー装置10(車両用インナミラー装置)が車両右方から見た断面図(図2の1−1線断面図)にて示されており、図2には、インナミラー装置10が車両後方から見た正面図にて示されている。なお、図面では、車両前方を矢印FRで示し、車両右方を矢印RHで示し、上方を矢印UPで示している。
本実施の形態に係るインナミラー装置10は、車両の車室内に設けられている。
図1及び図2に示す如く、インナミラー装置10は、収容部材としての略直方体形箱状のハウジング12を備えており、ハウジング12の車両後側面は、車両後側へ開放されている。ハウジング12は、上側部分や車両前側部分において、支持部材としてのステー(図示省略)の下側端に支持されており、ステーは、上側端において、車室の天井面の車両前側端かつ車幅方向中央又はフロントウインドシールドガラスの上端(車両後側端)かつ車幅方向中央に、支持されている。ハウジング12は、フロントウインドシールドガラスの上端かつ車幅方向中央の車両後側近傍に配置されており、ハウジング12は、ステーに対して全方向へ回動可能にされて、回動位置を調整可能にされている。
ハウジング12には、車両後側面近傍において、矩形板状のミラー14が収容されており、ミラー14の外周及び裏面(車両前側面)は、ハウジング12に被覆されている。ミラー14の鏡面14A(表面、車両後側面)は、ハウジング12から車両後側へ露出されており、ミラー14によって車両の乗員(特に運転者)が車両後方を視認可能にされている。
図1に示す如く、ハウジング12には、表示手段としての直方体状のディスプレイ16が収容されており、ディスプレイ16には、表示面16Aが設けられている。ディスプレイ16は、表示面16Aにおいて、情報としての映像を発光表示可能にされており、表示面16Aは、下側(下記反射面22A側)へ向けられている。
ハウジング12の下壁(底壁)には、開閉機構18が設けられている。
開閉機構18には、開閉部としての矩形板状の開閉壁20が設けられており、開閉壁20は、ハウジング12の下壁(周壁)を構成している。開閉壁20の上端(ハウジング12内側端)には、矩形板状の反射鏡22が設けられており、反射鏡22の上面(ハウジング12内側面)は、反射面22Aにされている。
開閉壁20の車両前側端には、円軸状の開閉軸24が固定されており、開閉軸24は、ハウジング12の下壁に回転可能に支持されている。開閉軸24には、駆動手段としての開閉モータ26の出力軸が連結されており、開閉モータ26は、ハウジング12の下壁に固定されている。
ここで、開閉モータ26が駆動されて出力軸が回転されることで、開閉軸24が回転されて、開閉壁20が開閉軸24を中心として上下方向に回動可能にされている。このため、開閉壁20が開閉軸24を中心として開閉可能にされており、開閉壁20が開閉軸24を中心として開けられた際には、開閉壁20の反射面22Aが車両後側へ向けられることで、ディスプレイ16の表示面16Aに表示される映像が、反射面22Aによって車両後側に反射されて、車両の乗員(特に運転者)によって視認可能にされている。
ディスプレイ16及び開閉モータ26は、制御装置28に電気的に接続されており、ディスプレイ16は、制御装置28の制御によって表示面16Aに映像を表示可能にされると共に、開閉モータ26は、制御装置28の制御によって駆動可能にされている。
制御装置28には、作動装置30が電気的に接続されており、作動装置30は、例えばシフトレバー装置にされて、所定の機会(例えばシフトレバー装置のシフト位置がリバース位置にされた際)に制御装置28へ作動信号を送信可能にされている。
制御装置28には、操作装置32が電気的に接続されており、操作装置32は、車両の乗員(特に運転者)によって操作可能にされている。
制御装置28には、取得装置としてのカメラ34が電気的に接続されており、カメラ34は、制御装置28の制御によって車両周辺(例えば車両後方)の状況を撮像(情報を取得)可能にされている。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
以上の構成のインナミラー装置10では、作動装置30から制御装置28へ作動信号が送信された際(例えばシフトレバー装置のシフト位置がリバース位置にされた際)及び操作装置32が車両の乗員によって撮像操作された際に、制御装置28の制御によって、カメラ34が車両周辺(例えば車両後方)の状況を撮像する。さらに、制御装置28の制御によって、カメラ34が撮像した映像をディスプレイ16が反転させて表示面16Aに表示すると共に、開閉モータ26が駆動されて開閉壁20が開閉軸24を中心として開けられることで開閉壁20の反射面22Aが車両後側へ向けられる。
これにより、ディスプレイ16の表示面16Aに表示される映像が、開閉壁20の反射面22Aによって車両後側に反射されて、車両の乗員によって視認される。
また、作動装置30から制御装置28へ作動信号が送信されなくなった際(例えばシフトレバー装置のシフト位置がリバース位置以外のシフト位置にされた際)及び操作装置32の乗員による撮像操作が解除された際には、制御装置28の制御によって、カメラ34が撮像を終了する。さらに、制御装置28の制御によって、ディスプレイ16が表示面16Aへの映像の表示を終了すると共に、開閉モータ26が駆動されて開閉壁20が開閉軸24を中心として閉じられる。
ここで、ハウジング12を構成する開閉壁20が開閉軸24を中心として開かれることで、ディスプレイ16が表示面16Aに表示する映像が、開閉壁20の反射面22Aによって車両後側に反射されて、車両の乗員によって視認可能にされる。
このため、ディスプレイ16が表示する映像を、ミラー14を透過させて、視認可能にする必要がない。これにより、ミラー14の機能を損なうことを防止できる。さらに、ディスプレイ16が表示する映像がミラー14を透過して減光されないため、ディスプレイ16の映像表示輝度を高くしなくても乗員が映像を明瞭に視認でき、かつ、ディスプレイ16の映像表示輝度を低くできてディスプレイ16の消費電力を低くできると共にコストを低減できる。
また、ディスプレイ16をスライドさせる必要がないため、ディスプレイ16への配線を容易にできると共に、ディスプレイ16の大型のスライド機構を不要にできて重量が大きくなることを抑制できる。しかも、開閉壁20を開閉モータ26の駆動によって回動させて開閉可能にすればよいため、回動される開閉壁20への配線を不要にできる(移動しない開閉モータ26に配線すればよい)と共に、開閉壁20の開閉機構(回動機構)を小型にできて重量が大きくなることを抑制できる。これにより、コストを低減できる。
さらに、ハウジング12にディスプレイ16が収容されている。このため、見栄えを良くすることができる。
[第2の実施の形態]
図3には、本発明の第2の実施の形態に係るインナミラー装置50(車両用インナミラー装置)が車両右方から見た断面図(図2の1−1線位置断面図)にて示されており、図4には、インナミラー装置50の主要部が車両後斜め左方から見た斜視図にて示されている。さらに、図5には、インナミラー装置50の開閉機構18が車両後斜め左方から見た分解斜視図にて示されている。
本実施の形態に係るインナミラー装置50は、上記第1の実施の形態と、ほぼ同様の構成であるが、以下の点で異なる。
図4及び図5に示す如く、本実施の形態に係るインナミラー装置50では、開閉機構18において、開閉軸24の軸方向両端が開閉壁20から突出されている。開閉軸24には、断面略矩形状の挿入溝52が形成されており、挿入溝52は、開閉軸24の軸方向に平行に延伸されて、開閉軸24の軸方向両端から開放されている。
開閉モータ26の出力軸には、先端側部分において、矩形板状の挿入部54が形成されており、挿入部54は、開閉軸24の挿入溝52に挿入(嵌入)されている。これにより、開閉軸24と開閉モータ26の出力軸とが、一体回転可能にされて、連結されている。
開閉壁20の外周全体には、開閉手段としての矩形枠状の開閉枠56が設けられており、開閉枠56は、ハウジング12の下壁(周壁)を構成している。開閉枠56は、車幅方向両側壁の車両前側端において、開閉軸24の軸方向両端を回転可能に支持しており、開閉枠56には、開閉壁20が開閉軸24を中心として回動可能に支持されている。
開閉枠56には、所定箇所(本実施の形態では車両後側壁及び車幅方向両側壁)の上面において、保持手段としての矩形板状の保持部材58が固定されており、保持部材58は、開閉枠56の内側に突出されている。保持部材58は、保持力(吸着力、磁力又は粘着力等)によって開閉壁20を保持しており、これにより、開閉枠56内に開閉壁20が回動を阻止された状態で保持されている。なお、開閉枠56に開閉壁20を組み付ける際には、保持部材58が固定されない状態の開閉枠56に開閉壁20を上側から挿入した後に、開閉枠56に保持部材58を固定する。
開閉枠56の車両後側端には、円軸状の回動軸60が固定されており、回動軸60の軸方向両端は、開閉枠56から突出されている。回動軸60は、ハウジング12の下壁に回転可能に支持されており、回動軸60の軸方向一端には、ウォームホイール62が固定されている。
ハウジング12の下壁には、ウォームホイール62の近傍において、駆動手段としての回動モータ64が固定されている。回動モータ64の出力軸には、ウォーム66が固定されており、ウォーム66には、ウォームホイール62が噛合されている。これにより、回動軸60に回動モータ64の出力軸が連結されている。
図6に示す如く、開閉モータ26が駆動されて出力軸の挿入部54が回転されることで、開閉軸24が回転されると共に、保持部材58による開閉壁20の保持が解除されて、開閉壁20が開閉枠56と独立して開閉軸24を中心として上下方向に回動可能にされている。このため、開閉壁20が開閉軸24を中心として開閉可能にされており、開閉壁20が開閉軸24を中心として開けられた際には、開閉壁20の反射面22Aが車両後側へ向けられることで、ディスプレイ16の表示面16Aに表示される映像が、反射面22Aによって車両後側に反射されて、車両(以下「自車両」という)の乗員(特に運転者)によって視認可能にされている。
図7に示す如く、回動モータ64が駆動されて出力軸と一体にウォーム66が回転されることで、ウォームホイール62と一体に回動軸60が回転されて、開閉モータ26の挿入部54の開閉軸24(挿入溝52)への挿入が解除されると共に、開閉枠56が回動軸60を中心として上下方向に回動可能にされている。このため、開閉枠56と一体に開閉壁20が回動されて、開閉壁20が回動軸60を中心として開閉可能にされており、開閉壁20が回動軸60を中心として開けられた際には、開閉壁20の反射面22Aが車両前側へ向けられることで、ディスプレイ16の表示面16Aに表示される映像が、反射面22Aによって車両前側に反射されて、フロントウインドシールドガラスを介して、自車両前側の他車両の乗員(特に運転者)等によって視認可能にされている。
図3に示す如く、回動モータ64は、制御装置28に電気的に接続されており、回動モータ64は、制御装置28の制御によって駆動可能にされている。
ここで、本実施の形態でも、上記第1の実施の形態と同様の作用及び効果を奏することができる。
さらに、操作装置32が自車両の乗員によって報知操作された際には、制御装置28の制御によって、操作装置32の操作態様に対応した映像をディスプレイ16が反転させて表示面16Aに表示すると共に、回動モータ64が駆動されて開閉枠56と一体に開閉壁20が回動軸60を中心として開けられることで開閉壁20の反射面22Aが車両前側へ向けられる。
これにより、ディスプレイ16の表示面16Aに表示される映像が、開閉壁20の反射面22Aによって車両前側に反射されて、自車両前側の他車両の乗員等によって視認される。例えば、自車両の前斜め側方に存在する他車両に道を譲る際には、「ブレーキ操作中」や「お先にどうぞ」等の文字を表示する映像(自車両情報)を他車両の乗員に提供する。また、自車両の後方に二輪車が走行していて前側の他車両の乗員に注意を喚起する際には、「後方に二輪車走行中」等の文字を表示する映像(後方情報)を他車両の乗員に提供する。さらに、自車両の前側の他車両のブレーキランプが故障していて他車両の乗員に注意を喚起する際には、「ブレーキランプ故障注意」等の文字を表示する映像(前方情報)を他車両の乗員に提供する。
また、操作装置32の乗員による報知操作が解除された際には、制御装置28の制御によって、ディスプレイ16が表示面16Aへの映像の表示を終了すると共に、回動モータ64が駆動されて開閉枠56と一体に開閉壁20が回動軸60を中心として閉じられる(開閉モータ26の出力軸の挿入部54が開閉軸24の挿入溝52に挿入される)。
ここで、開閉壁20が回動軸60を中心として開かれることで、反射面22Aが車両前側に向けられると共に、開閉壁20が開閉軸24を中心として開かれることで、反射面22Aが車両後側に向けられる。このため、ディスプレイ16が表示面16Aに表示する映像を反射面22Aが車両前側及び車両後側へ反射でき、当該映像をインナミラー装置50の車両前側及び車両後側から視認できる。
また、開閉壁20及び開閉枠56を開閉モータ26及び回動モータ64の駆動によって回動させて開閉可能にすればよいため、回動される開閉壁20及び開閉枠56への配線を不要にできる(移動しない開閉モータ26及び回動モータ64に配線すればよい)と共に、開閉壁20及び開閉枠56の開閉機構(回動機構)を小型にできて重量が大きくなることを抑制できる。これにより、コストを低減できる。
なお、上記第1の実施の形態及び第2の実施の形態では、開閉機構18をハウジング12の下壁に設けてディスプレイ16の表示面16Aを開閉機構18に向けた構成としたが、開閉機構18をハウジング12の下壁以外の周壁(上壁、車両右側壁、車両左側壁及び車両前側壁等)に設けてディスプレイ16の表示面16Aを開閉機構18に向けた構成としてもよい。
また、上記第1の実施の形態では、開閉壁20を車両前側を中心として開閉可能にした構成とし、上記第2の実施の形態では、開閉壁20を車両前側及び車両後側を中心として開閉可能にした構成としたが、開閉壁20を車両前側及び車両後側以外(車両右側や車両左側等)を中心として開閉可能にした構成としてもよい。
さらに、上記第1の実施の形態及び第2の実施の形態では、開閉壁20が自動で開かれている間に制御装置28の制御によってディスプレイ16が表示面16Aに映像を表示する構成としたが、開閉壁20が手動で開かれている間に制御装置28の制御によってディスプレイ16が表示面16Aに映像を表示する構成としてもよい。
10 インナミラー装置(車両用インナミラー装置)
12 ハウジング(収容部材)
14 ミラー
14A 鏡面
16 ディスプレイ(表示手段)
20 開閉壁(開閉部)
22A 反射面
50 インナミラー装置(車両用インナミラー装置)

Claims (3)

  1. 車両に設けられたミラーと、
    前記ミラーの鏡面を露出させた状態で前記ミラーを収容する収容部材と、
    前記収容部材に開閉可能に設けられ、反射面が設けられた開閉部と、
    情報を表示可能にされ、前記開閉部が開かれた際に表示する情報が前記反射面に反射されて視認可能にされる表示手段と、
    を備えた車両用インナミラー装置。
  2. 前記収容部材に前記表示手段を収容した請求項1記載の車両用インナミラー装置。
  3. 前記開閉部が複数方向へ開けられる請求項1又は請求項2記載の車両用インナミラー装置。
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