JP2007126049A - ヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】インストルメントパネル上面の良好な見映えを維持しつつ外来光が透明パネルで反射して運転者の眼に到達することを防止可能なヘッドアップディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】インストルメントパネル9の開口部9aを開放・閉鎖するように移動可能に配置されたシャッター7を備え、シャッター7が開位置にあるときに、車室内に入射した外来光が透明パネル6で反射して運転者の眼Eに到達することを阻止するように構成した。
これにより、太陽光等の外来光の透明パネル6表面からの反射光に運転者が眩惑されることを防止するとともに、シャッター7の閉位置時には、シャッター7をインストルメントパネル9の表面と略同一面上としてインストルメントパネル9周辺の見映えを良好なものにできる。
【選択図】図1
【解決手段】インストルメントパネル9の開口部9aを開放・閉鎖するように移動可能に配置されたシャッター7を備え、シャッター7が開位置にあるときに、車室内に入射した外来光が透明パネル6で反射して運転者の眼Eに到達することを阻止するように構成した。
これにより、太陽光等の外来光の透明パネル6表面からの反射光に運転者が眩惑されることを防止するとともに、シャッター7の閉位置時には、シャッター7をインストルメントパネル9の表面と略同一面上としてインストルメントパネル9周辺の見映えを良好なものにできる。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両用のヘッドアップディスプレイ装置に関するものであり、たとえば自動車等に用いて好適である。
従来のヘッドアップディスプレイ装置として、たとえば表示器を車両のインストルメントパネル内に設置された表示器からの映像をインストルメントパネル表面に設けた開口部を介してフロントガラスに投影するものであって、この開口部を塞ぐように透明パネルが配置され、且つフロントガラスを透過して車室内に入射した外来光が透明パネルで反射して運転者の眼に到達することを防止する防止手段を有する構造のものがある(特許文献1参照)。
他の従来のヘッドアップディスプレイ装置として、表示器を車両のインストルメントパネル内に設置された表示器からの映像をインストルメントパネル表面に設けた開口部を介してフロントガラスに投影するものであって、この開口部を覆うシャッターを配置し、ヘッドアップディスプレイ装置使用時には開口部を開状態とし、ヘッドアップディスプレイ装置非使用時には開口部を閉状態とするものがある(特許文献2参照)。
特開2003−237411号公報
特許文献1に記載のヘッドアップディスプレイ装置においては、防止手段はインストルメントパネルに設けた突起部、あるいは透明パネルに設けた断面鋸歯状の拡散反射部である。前者は外観的に見映えが悪く、後者はフロントガラスに投影される画像が歪む恐れがある。
また、特許文献1に記載のヘッドアップディスプレイ装置においては、車室内に入射した外来光が開口部より表示器を直射して、表示器が劣化する恐れがある。
これに対して、特許文献2に記載のヘッドアップディスプレイ装置においては、シャッターを設けることで外来光により直射されて表示器が劣化することを防止できるが、ヘッドアップディスプレイ装置使用時において、外来光が透明パネルで反射して運転者の眼に到達することを防止することの記載はない。
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたもので、ヘッドアップディスプレイ装置の構成に工夫を凝らして、外来光が透明パネルで反射して運転者の眼に到達することを防止可能且つインストルメントパネル上面の見映えが良好なヘッドアップディスプレイ装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成する為、以下の技術的手段を採用する。
本発明の請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置は、制御部により駆動される表示器に表示される表示画像を車両のフロントウィンドシールドに向けて投影しフロントウィンドシールド前方に結像される表示画像の虚像を運転者に視認させるヘッドアップディスプレイ装置であって、表示器は車両のインストルメントパネル内に設置され、表示器とフロントウィンドシールドとの間のインストルメントパネルの表面に設けられた開口部と、開口部を塞ぐように配置された透光性部材と、透光性部材のフロントウィンドシールド側において開口部を開放あるいは閉鎖するように移動可能に配置されたシャッターとを備え、シャッターは、開口部を開放した状態においてはシャッターの少なくとも一部がインストルメントパネルの表面から上方に突き出してフロントウィンドシールドを透過して車両内に入射した外来光が透光性部材で反射して運転者の眼に到達することを阻止することを特徴としている。
上述した構成によれば、シャッターが開口部を開放した状態、言い換えると透光性部材が露出した状態の時に、フロントウィンドシールドを透過して車両内に入射した外来光が透光性部材で反射した反射光が運転者の眼に入射しなくなり、運転者が反射光に眩惑されることを防止できる。一方、シャッターが開口部を閉鎖しているときには、シャッターはインストルメントパネルの表面から上方に突き出さない。これにより、外来光が透明パネルで反射して運転者の眼に到達することを防止可能且つインストルメントパネル上面の見映えが良好なヘッドアップディスプレイ装置を提供することができる。
本発明の請求項2に記載のヘッドアップディスプレイ装置は、シャッターは、開口部を閉鎖した状態においてはインストルメントパネルの表面と略同一面状態となることを特徴としている。
このような構成によれば、シャッターが開口部を閉鎖しているときには、シャッターはインストルメントパネルの表面と略同一面上にあるためシャッターはインストルメントパネルと一体化して視認される。したがって、シャッターの存在が目立たず、シャッター閉鎖状態時におけるインストルメントパネル周辺の見映えを良好なものとすることができる。
本発明の請求項3に記載のヘッドアップディスプレイ装置は、制御部は、表示器の使用状態に応じてシャッターの開閉移動を制御することを特徴としている。
このような構成によれば、運転者の手を煩わせずに自動的にシャッター位置を最適とすることができる。
本発明の請求項4に記載のヘッドアップディスプレイ装置は、シャッターの開閉移動は、電気式アクチュエータを駆動源として行われることを特徴としている。
このような構成によれば、容易にシャッター開閉移動を制御することができる。この場合、本発明の請求項5に記載のヘッドアップディスプレイ装置のように電気式アクチュエータとしてモータを採用すればコスト上昇および体格増大を伴わずにシャッター開閉移動を制御することができる。
以下、本発明によるヘッドアップディスプレイ装置を、自動車に搭載されるヘッドアップディスプレイ装置1に適用した場合を例に図面に基づいて説明する。
なお、ヘッドアップディスプレイ装置1は、自動車の走行速度をデジタル表示する速度計として用いられている。
図1は、本発明の一実施形態によるヘッドアップディスプレイ装置1を搭載する自動車のインストルメントパネル9周辺の断面図である。図1において左方が自動車前方であり右方が運転席である。図1は、シャッター4の開状態を示している。
図2は、本発明の一実施形態によるヘッドアップディスプレイ装置1の電気回路構成ブロック図である。
ヘッドアップディスプレイ装置1は、自動車の運転席前方に配置されたインストルメントパネル9の内側に、図1に示すようにフロントウィンドシールド8に対向して配置されている。
以下に、本発明の一実施形態によるヘッドアップディスプレイ装置1の構成について説明する。
表示器である液晶表示器2は、たとえばドットマトリクスタイプの液晶表示器が用いられ、その画面上に表示画像として当該自動車の走行速度を数字で形成する。この表示画像はバックライト(図示せず)からの光により透過照明されて、図1の左方向に放射される。
凸レンズ3は、液晶表示器2から放射された表示画像を拡大するためのものである。
反射鏡4は、凸レンズ3により拡大された表示画像光をフロントウィンドシールド8に向けて反射するものである
これら液晶表示器2、凸レンズ3、反射鏡4等は、たとえば樹脂材質等から形成されたケーシング14内に、所定の位置関係を維持しつつ固定されている。このケーシング14が、図1に示すように、インストルメントパネル9内に収容固定されている。
これら液晶表示器2、凸レンズ3、反射鏡4等は、たとえば樹脂材質等から形成されたケーシング14内に、所定の位置関係を維持しつつ固定されている。このケーシング14が、図1に示すように、インストルメントパネル9内に収容固定されている。
インストルメントパネル9の上面には、ヘッドアップディスプレイ装置1からの光をフロントウィンドシールド8に向かって進行するように開口部9aが設けられている。
インストルメントパネル9の開口部9aの内側(図1において下側)には、開口部9aを塞ぐように透光性部材である透明パネル6が配置されている。透明パネル6は、たとえば無色透明のガラス板あるいはポリカーボネート樹脂板等から形成され、開口部9aを介して異物、たとえば埃や硬貨等がヘッドアップディスプレイ装置1内に侵入することを防いでいる。
透明パネル6のフロントウィンドシールド8側には、図1に示すように、シャッター7が配置されている。シャッター7は、たとえば樹脂材料等から形成されている。シャッター7は、その回転軸Cがケーシング14に回転可能に支持されている。シャッター7は、回転軸Cを中心として回転することにより開口部9aを開放、あるいは閉鎖する。図1は、シャッター7の閉鎖状態を示しており、また、図1中の二点鎖線はシャッター7の開放状態を示している。
シャッター7は、その閉鎖状態(つまり図1に示す状態)においては、インストルメントパネル9の表面とほぼ同一面状態となるように、言い換えるとインストルメントパネル9の表面の一部分を形成するような形状に作られている。また、シャッター7は、少なくともその閉鎖状態時に運転者から視認される領域の色および風合いがインストルメントパネル9と同一に形成されているため、シャッター7の見映えを、閉鎖状態においてインストルメントパネル9との一体化感が強調されたものとすることができる。
シャッター7は、その開放状態においては、図1に示すように、ほぼ全体が、インストルメントパネル9の表面から上方(図1の上方)に突き出している。開状態におけるシャッター7の姿勢およびインストルメントパネル9の表面からの突き出し寸法は、フロントウィンドシールド8を透過して車室内に入射した外来光、例えば図1において矢印Qで示す太陽光Qが、透明パネル6で反射して運転者の眼Eに到達することを阻止する、つまり、太陽光Qの透明パネル6における反射光を、図1に示すように、シャッター7が遮るように設定されている。
シャッター7の開閉作動、すなわち回転軸C周りの回転は、電気式アクチュエータであるモータ10を駆動源として行われる。モータ10としては、一般的な直流モータが用いられている。直流モータは、小型且つ発生トルクが大きいので、シャッター7の開閉機構をコンパクトに形成し、インストルメントパネル9内に収めることができる。モータ10のシャフト10aにはウォームギヤ12が固定され、このウォームギヤ11がアイドラギヤ12と噛み合い、アイドラギヤ12がシャッター7の回転軸Cに固定されたギヤ13と噛み合っている。モータ10が発生するトルクは上述の歯車列を介してシャッター7に伝達され、シャッター7が回転する。
ケーシング14内には、液晶表示器2の表示駆動を制御するとともに、シャッター7の開閉切替えを行うようにモータ10を駆動制御する制御部としてのコントローラ5が収容固定されている。コントローラ5は、たとえばマイクロコンピュータ等から構成されている。
次に、以上説明した、本発明の一実施形態によるヘッドアップディスプレイ装置1の電気回路構成および作動について、図2に基づいて説明する。
図2の電気回路構成ブロック図に示すように、コントローラ5には、バッテリ17から電力が常時供給されている。また、コントローラ5は、イグニッションスイッチ16が、その作動状態(ONまたはOFF)を検出可能に接続されている。
コントローラ5には、当該自動車の走行速度を検出する速度センサ15が検出信号を入力可能に接続されている。速度センサ15としては、たとえば変速機の出力軸であるプロペラシャフト(図示せず)の回転速度を検出するもの等が用いられている。
一方、コントローラ5には、その制御対象である液晶表示器2およびモータ10が接続されている。
(1)イグニッションスイッチ16がOFF状態のとき。
この場合、コントローラ5はイグニッションスイッチ16がOFFであることを検出し、液晶表示器2の表示駆動を停止する。同時に、シャッター7が閉位置、すなわち図1に示すような位置を維持するようにモータ10を駆動、あるいは通電停止する。
(2)イグニッションスイッチ16がONされた場合。
運転者によりイグニッションスイッチ16がONされると、コントローラ5はそれを検知して、ヘッドアップディスプレイ装置1の表示制御を開始する。
コントローラ5は、モータ10を駆動して、それまで閉位置にあったシャッター7を開位置へ回転させる。この結果、シャッター7は、図1中において二点鎖線で示す位置となる。同時に、コントローラ5は、速度センサ15からの検出信号に基づき当該自動車の走行速度を算出し、算出した走行速度を数字で表示するように液晶表示器2を駆動する。
すなわち、液晶表示器2から表示画像光、すなわち数字で表示された走行速度の表示光が出射され、図1中の矢印Pで示すように進行して、フロントウィンドシールド8で反射して運転者の眼Eにむかって進む。これにより、フロントウィンドシールド8前方(図1において左方)に液晶表示器2の反射虚像Kが結像され、運転者はこの虚像Kをデジタルスピードメータとして視認する。
(3)イグニッションスイッチ16がOFFされた場合。
運転者によりイグニッションスイッチ16がOFFされると、コントローラ5は、そのことを検知して、液晶表示器2の駆動を停止するとともに、モータ10を駆動してシャッター7を閉位置まで回転させる。
以上説明したように、本発明の一実施形態によるヘッドアップディスプレイ装置1においては、インストルメントパネル9の開口部9aを開放・閉鎖するように移動可能に配置されたシャッター7を備え、シャッター7が開位置にあるときに、車室内に入射した外来光が透明パネル6で反射して運転者の眼Eに到達することを阻止するように構成した。
これにより、太陽光等の外来光の透明パネル6表面からの反射光に運転者が眩惑されることを防止できる。また、シャッター7が開口部を閉鎖しているときには、シャッター7はインストルメントパネル9の表面と略同一面上にあるためシャッター7はインストルメントパネル9と一体化して視認される。したがって、シャッター7の存在、言い換えると開口部9aの存在が目立たなくなりインストルメントパネル9周辺の見映えを良好なものとすることができる。特に駐車中おいて車外からフロントウィンドシールド8を介して車内を見たときに、インストルメントパネル9周辺の見映えを向上することができる。これにより、外来光が透明パネル6で反射して運転者の眼に到達することを防止可能且つインストルメントパネル9上面の見映えが良好なヘッドアップディスプレイ装置1を提供することができる。
また、本発明の一実施形態によるヘッドアップディスプレイ装置1においては、シャッター7の開閉動作の駆動源としてモータ10を採用している。これにより、シャッター7の開閉機構を小型化することができる。
なお、駐車中等ヘッドアップディスプレイ装置1が非作動状態にあるときには、シャッター7によりヘッドアップディスプレイ装置1内への太陽光等の外来光の入射が阻止されるので、温度上昇により液晶表示器2が劣化することを防ぐことができる。
図3には、本発明の一実施形態によるヘッドアップディスプレイ装置1の変形例の断面図を示す。この変形例では、シャッター7を2個設けている。図3において、シャッター7の開位置を二点鎖線で示している。
この変形例では、1個のシャッター7につき1個のアクチュエータであるモータ10を設けて、各シャッター7をそれぞれ個別に動かしているが、モータ10を必ずしも2個用いる必要はなく、モータ10を1個として、一方のシャッター7を図3に示すギヤトレーン11、12、13で駆動し、他方を図示しないリンク機構等を介して開閉駆動する構成としてもよい。
この場合、ヘッドアップディスプレイ装置1の使用中において、外来光が透明パネル6で反射して運転者の眼に到達することを防止するとともに、シャッター7のインストルメントパネル9上面からの突き出し高さを小さくすることができる。
図4には、本発明の一実施形態によるヘッドアップディスプレイ装置1における他の変形例の断面図を示す。他の変形例ではシャッター7を折り畳み式としている。すなわち、シャッター7は、図4に示すように、ヒンジ部7aを支点として折れ曲がり、シャッター7の開状態においては、図4中に二点鎖線で示すような形状となっている。この場合、シャッター7の折り畳み・展張は、シャッター7の開閉動作と連動して図示しないリンク機構等により行われる。
このように、シャッター7を折り畳み構造とすることによっても、ヘッドアップディスプレイ装置1の使用中において、外来光が透明パネル6で反射して運転者の眼に到達することを防止するとともに、シャッター7のインストルメントパネル9上面からの突き出し高さを小さくすることができる。
なお、以上説明した本発明の一実施形態、その変形例および他の変形例によるヘッドアップディスプレイ装置1においては、シャッター7の開閉作動の駆動源として電気式アクチュエータであるモータ10を用いているが、モータ10に限る必要はなく、他の種類の電気式アクチュエータ、たとえば、ステッピングモータ、リニアソレノイド等を用いてもよい。
さらに、シャッター7の開閉作動の駆動源として電気式アクチュエータを用いる必要はなく、他の種類のアクチュエータ、たとえば、エンジンのスロットルバルブ(図示せず)部で発生する負圧、あるいはバキュームポンプ(図示せず)で作られる負圧により直線運動するダイヤフラム機構を駆動源としてもよい。
また、以上説明した本発明の一実施形態、その変形例および他の変形例によるヘッドアップディスプレイ装置1においては、シャッター7は、その開閉作動時の回転運動する構成としているが、回転運動に限定する必要はなく、たとえばシャッター7がスライド運動して開口部9aを開閉する構造としてもよい。
また、以上説明した本発明の一実施形態、その変形例および他の変形例によるヘッドアップディスプレイ装置1においては、表示情報を自動車の走行速度としているが、これに限る必要はなく、他の種類の情報を表示してもよい。たとえば、ナビゲーションシステムの走行指示表示等であってもよい。特に、自動車運転中に運転者が頻繁に確認する必要がある情報を本発明の一実施形態によるヘッドアップディスプレイ装置1表示すれば、ヘッドアップディスプレイ装置としてのメリット、すなわち、走行中における前方注視状態からわずかの視線移動で情報を確認できるというメリットを活かしつつ、ヘッドアップディスプレイ装置1の使用中において、外来光が透明パネル6で反射して運転者の眼に到達することを防止可能且つインストルメントパネル9上面の見映えが良好なヘッドアップディスプレイ装置1を提供することができる。
1 ヘッドアップディスプレイ装置
2 液晶表示器(表示器)
3 凸レンズ
4 反射鏡
5 コントローラ(制御部)
6 透明カバー(透光性部材)
7 シャッター
7a ヒンジ部
8 フロントウィンドシールド
9 インストルメントパネル
9a 開口部
10 モータ(電気式アクチュエータ)
10a シャフト
11 ウォームギヤ
12 ヘリカルギヤ
13 ヘリカルギヤ
14 ケーシング
15 速度センサ
16 イグニッションスイッチ
17 バッテリ
C 回転軸
E 眼
K 虚像
P 表示光
Q 太陽光
2 液晶表示器(表示器)
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13 ヘリカルギヤ
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15 速度センサ
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C 回転軸
E 眼
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Q 太陽光
Claims (5)
- 制御部により駆動される表示器に表示される表示画像を車両のフロントウィンドシールドに向けて投影し前記フロントウィンドシールド前方に結像される前記表示画像の虚像を運転者に視認させるヘッドアップディスプレイ装置であって、
前記表示器は車両のインストルメントパネル内に設置され、
前記表示器と前記フロントウィンドシールドとの間の前記インストルメントパネルの表面に設けられた開口部と、
前記開口部を塞ぐように配置された透光性部材と、
前記透光性部材の前記フロントウィンドシールド側において前記開口部を開放あるいは閉鎖するように移動可能に配置されたシャッターとを備え、
前記シャッターは、前記開口部を開放した状態においては前記シャッターの少なくとも一部が前記インストルメントパネルの表面から上方に突き出して前記フロントウィンドシールドを透過して車両内に入射した外来光が前記透光性部材で反射して運転者の眼に到達することを阻止することを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置。 - 前記シャッターは、前記開口部を閉鎖した状態においては前記インストルメントパネルの表面と略同一面状態となることを特徴とする請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
- 前記制御部は、前記表示器の使用状態に応じて前記シャッターの開閉移動を制御することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
- 前記シャッターの開閉移動は、電気式アクチュエータを駆動源として行われることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のヘッドアップディスプレイ装置。
- 前記電気式アクチュエータはモータであることを特徴とする請求項4に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
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- 2005-11-04 JP JP2005321303A patent/JP2007126049A/ja active Pending
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