JP5221419B2 - 海底ケーブル給電システム - Google Patents

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Description

本発明は、保守点検を安全に実施できる海底ケーブル給電システムに関する。
海底ケーブル給電システムは、海底ケーブルの導体と大地とを通して給電されるリターンアース方式により行われる。海底ケーブル給電システムでは、海浜の近くにアース棒を埋設して接地抵抗を約1オーム程度にまで低減した海浜アースを介して導体と大地とが接続される。
海浜アースは、シリコンと鉄の合金の棒状の例えば直径10センチメートル、長さ1.5メートルほど電極が用いられることが多い。電極には常時電流が流れているので、例えば陽極側の電極には、電蝕(電気分解)により消耗する懸念が生じる。
従って、海浜アースは電蝕による消耗が極力少なくなるように、電極の周りをC(炭素)で隙間なくコーティングしたものが用いられる。このため、海浜アースに用いられる電極1本当たりの単価は、例えば約数百万円程度と高価である。
また、海浜アースは、例えば25年間程度の長期間にわたって、安定した十分に低い接地抵抗を保つことが求められる。さらに海浜アースは、流れる電流量が多大(例えば1〜2A)であるので高い安全性も要求される。海浜ア─スの敷設場所は、例えば海水浴場から遠く離間させる等安全性が十分で、かつ土壌比抵抗(地中の抵抗値)の低い場所にする必要がある。しかし近年の海浜アースは、用地難から敷設場所を選定することが非常に難しい状況が生じている。
図7及び図8は、海底中継システムへの給電方式の例を示す図である。図7は、両端給電方式の説明図である。図8は、片端給電方式の説明図である。図7及び図8において、11,12は陸上に設置された対向する2つの陸揚局局舎、Lは海底を通ってこれらの間に敷設された海底ケーブル、21〜2nは該海底ケーブルLに所定間隔で挿入された中継器である。I1,I2は定電流源で、矢印方向に定電流を供給する。
図7に示すように、両端給電方式は、対向する2つの陸揚局局舎11,12すなわち海底ケーブルLの両端において逆方向に給電を行う定電流源I1,I2を各々独立して備え、定電流源I1,I2は各々海浜アースA1,A2に接続される。このとき、電流は定電流源I1、海底ケーブルL、中継器21〜2n、定電流源I2、海浜アースA2、海底(地面)、海浜アースA1の経路で流れることとなる。
また、図8に示す片端給電方式では、陸揚局局舎11に設けられた定電流源I1からのみ給電され、陸揚局局舎12側では、単にアースA2により接地される。両端給電は、片端給電に比べて1台の定電流源に係る負荷が軽くなる。また、両端給電は、片端給電に比べてケーブルの耐圧も低くすることができる。また、両端給電は、仮に一方の定電流源が故障しても、他方の定電流源により海底中継システムへ給電できる点で有利である。
このため、海底中継システムへの給電方式は、システムの信頼性確保の観点からも両端給電方式が採用されることが多い。一方で、商用電源が引き込めないような立地条件である等の事情が例えば陸揚局局舎12側等にある場合には、片端給電方式が採用されることもある。
海底ケーブルの両端の陸揚局局舎11,12は、低い接地抵抗を得るために海岸付近に設置することが好ましい。海岸付近の土壌は、砂が主成分であるため海水を多く含有し、土壌比抵抗が比較的低いからである。
図7及び図8から理解されるように、仮に海浜アースA1が故障すると、海底中継システムにおける給電が停止し、供給電力により稼働していた海底光ファイバケーブル中継器が稼働停止するので、海底光ファイバケーブルを利用した通信が断絶する。そこで、図6に示すように陸揚局局舎11に局舎アースA3とスイッチSWとを設け、仮に海浜アースA1が故障した場合には、スイッチSWにより局舎アースA3に切り換える切替え処理をする。
図6は、分散アースの説明図である。仮に海浜アースA1が故障した場合には、局舎アースA3への切り換え処理により、海底ケーブル給電システムが給電を継続することが可能となるので、局舎アースA3に切替えて使用している間に海浜アースA1を修理することができる。すなわち、海底ケーブル給電システムの活性保守をすることが可能となる。
海底ケーブル給電システムは、海浜アースA1が劣化してきた場合、例えば接地抵抗の増大などで電位が上昇した場合等に、海浜アースA1の電位上昇を検出する。そして海底ケーブル給電システムは、スイッチSWに海浜アースA1から局舎アースA3へと切替え処理をさせる。なお、局舎アースA3と海浜アースA1とは択一的に用いられるので、並列接続されて同時に利用されることはない。
複数の中継器を介して信号の伝送を行う海底中継システムの給電方式における陸揚局の接地線の取り方に関して、長期間の連続使用に耐えて安定して低電位が得られるような簡便なアース設置工事とする給電方式が、例えば下記特許文献1に開示されている。
具体的には、複数の中継器を介して信号の伝送を行う海底中継システムの中継器(21〜2n)に対して、陸揚局に設けられた定電流源(I1)によって定電流を供給する海底中継システムの給電方式において、陸揚局に設けられた第1の定電流源(I1)を接地する第1のア─ス(A1)と並列に接続された第2の電流源(I0)を設け、第1の定電流源(I1)において流れる電流の少なくとも一部を、第2の電流源(I0)で受給電するように構成することが特許文献1に提案されている。
また、下記非特許文献1には、海底光伝送システム用給電装置についての概要と機能と特徴とが記載されている。
特開平5−22832号公報
FUJITSU DENSO REVIEW Vol.9 No.1「海底光伝送システム用給電装置」Akihiro Fujita他
従来の海底ケーブル給電システムにおいては、例えば接地配線のメンテナンスに用いるアースボックス等に多大な電流が流れる。また、海底ケーブル給電システムの給電は中断させることができず定電流源による連続駆動をするので、メンテナンス時に接地配線をオープンにすれば、オープン配線間に多大な電圧が発生する。このため、より安全に接地配線のメンテナンスができる海底ケーブル給電システムが期待される。
本発明は上述の問題点に鑑みなされたものであり、より安全に接地配線のメンテナンスができる海底ケーブル給電システムを提供することを目的とする。
この発明にかかる海底ケーブル給電システムは、少なくとも一つの定電流源と、定電流源から供給される電流の経路となる主接地電流経路部と、主接地電流経路部と並列に設けられて主接地電流経路部と択一的に電流の経路となる副接地電流経路部と、主接地電流経路部と副接地電流経路部とのいずれかに接続を切替える接続切替装置と、主接地電流経路部に設けられた給電ケーブル中継装置と、を備えた海底ケーブル給電システムにおいて、給電ケーブル中継装置は、接続切替装置が副接地電流経路部に接続する場合に、主接地電流経路部の保守作業が可能となり、接続切替装置が主接地電流経路部に接続する場合に、主接地電流経路部の保守作業が不可能となるように、保守作業制限手段を備えることを特徴とする。
また、この発明にかかる海底ケーブル給電システムは、好ましくは保守作業制限手段が、接続切替装置が主接地電流経路部に接続する場合に接続切替装置に抜脱不可能に係止され、接続切替装置が副接地電流経路部に接続する場合に接続切替装置に抜脱可能となり、接続切替装置の接続切替えと給電ケーブル中継装置の解錠とを兼ねた鍵であってもよい。
また、この発明にかかる海底ケーブル給電システムは、さらに好ましくは保守作業制限手段が、主接地電流経路部が通電状態であるか否かを検出する通電状態検出部と、通電状態検出部が検出した通電状態を保守作業者に通知する通知手段とを備えてもよい。
また、この発明にかかる海底ケーブル給電システムは、さらに好ましくは通電状態検出部は、給電ケーブル中継装置の通電状態に対応して作動するリレー回路であってもよい。
また、この発明にかかる海底ケーブル給電システムは、さらに好ましくは通電状態検出部が、給電ケーブル中継装置と接続切替装置との間に一端が接続された地絡検出回路であってもよい。
また、この発明にかかる海底ケーブル給電システムは、さらに好ましくは通電状態検出部が、接続切替装置の切替状態に対応して作動するリレー回路であってもよい。
より安全に接地配線のメンテナンスができる海底ケーブル給電システムを提供できる。
第一の実施形態にかかる海底ケーブル給電システムの構成を概念的に説明する模式図である。 第二の実施形態にかかる給電ケーブル中継装置の具体的構成を例示する図である。 第三の実施形態にかかる給電ケーブル中継装置の具体的構成を例示する図である。 第四の実施形態にかかる給電ケーブル中継装置の具体的構成を例示する図である。 リレー回路部の具体的構成を例示する概念図である。 分散アースの説明図である。 両端給電方式の説明図である。 片端給電方式の説明図である。 板タンブラー錠の構造を例示する概念図である。 板タンブラー錠のタンブラーを説明する概念図である。
実施形態で例示する海底ケーブル給電システムは、典型的には二つの局舎が海洋を介して隔てられた二つの陸地(例えば、北米大陸と日本)に配置される。局舎は、給電ケーブル中継装置を備え、給電ケーブル中継装置には給電ケーブル用のアースボックスが設けられる。
アースボックスは、海底ケーブル給電システムの運用状態すなわち給電継続状態において、給電ケーブルの保守・点検に利用される。海底ケーブル給電システムの運用状態すなわち給電継続状態においては、海底ケーブル給電システムの定電流源が駆動されている。このため、海底ケーブル給電システムの運用状態で、保守点検に伴うアースボックス内等の接地線オープンが生じると、多大な電圧が接地線のオープン両端部に生じることとなる。
海底ケーブル給電システムが片端給電方式である場合には、接地線オープンにより接地線のオープン両端部に生じる電圧は、例えば8000ボルト程度となる。また、海底ケーブル給電システムが両端給電方式である場合には、接地線オープンにより接地線のオープン両端部に生じる電圧は、例えば16000ボルト程度となる。
いずれの場合においても接地線オープンにより接地線のオープン両端部に生じる電圧は、保守・点検作業をする作業者にとって非常に危険な高電圧である。また、接地線オープンにより接地線のオープン両端部に生じる電圧は、給電ケーブル中継装置や海底ケーブル給電システムの各構成装置にとって、障害や損傷を懸念させる程度の高電圧でもある。
一方、海底ケーブル給電システムは、海底光ファイバー網の通信を担う給電をする要求から、常時活性状態とされて中断や休止なく連続的に給電をすることが求められる。さらに、海底ケーブル給電システムの接地線は、劣化が進行した場合には交換等のメンテナンスが必要となるものであり、接地線の配置環境が海辺であることにも起因して、接地線の交換頻度は決して低いものではない。
実施形態では、接地線が活性状態であり電流が流れている場合には、給電ケーブル中継装置、典型的にはその接地線にかかるアースボックスを容易に解錠できないような保守作業制限手段を備える海底ケーブル給電システムを提案する。
保守作業制限手段は、アースボックス内の接地線が活性状態であるか否か、すなわち給電電流が流れている状態であるか否か、を保守・点検作業者に通知する例えば発光ダイオード等の通知手段であってもよい。
これにより、接地線が活性状態である場合に、接地線がオープンとされる懸念を低減させることができる。また、接地線が非活性状態であることを作業者が確認してから交換作業等メンテナンスが可能な給電ケーブル中継装置等とできる。
実施形態で提案する海底ケーブル給電システムは、保守・点検作業者がメンテナンス作業をする場合に、より安全に作業できる給電ケーブル中継装置、典型的にはそのアースボックスを備えることとできる。
(第一の実施形態)
図1は、第一の実施形態にかかる海底ケーブル給電システム100の構成を概念的に説明する模式図である。図1に示すように海底ケーブル給電システム100は、例えば日本等に配置される第一の定電流源130と、例えば北米大陸等に配置される第二の定電流源150とを備える。
第一の定電流源130と第二の定電流源150との間は、海底に配設された第一給電ケーブル1a0と海底に配設された第二給電ケーブル1b0とで結線される。第一給電ケーブル1a0と第二給電ケーブル1b0との間には、例えば海底に配設された伝送光ファイバー中継装置等の給電対象装置140が配置される。
また、第二の定電流源150は、高圧側(プラス側)において、接地線1C0により例えば北米大陸の海岸付近160等に接地される。また、第一の定電流源130の低圧側(マイナス側)は、例えば陸揚局局舎内において接続切替装置120に接続される。
接続切替装置120は、例えば日本の海岸付近170aに接地される第一接地線180と、例えば陸揚局局舎付近170bに接地される第二接地線190と、のいずれかを択一的に接続切替えする。すなわち、接続切替装置120は、常時給電を継続する海底ケーブル給電システム100が、第一接地線180と第二接地線190とのいずれを用いるのか選択する。
また、海底ケーブル給電システム100は、接地線1C0により接地された北米大陸の海岸付近160から、第一接地線180により接地された日本の海岸付近170aへと、海底を介した電流経路が存在すると考えることができる。
海底ケーブル給電システム100において、第一接地線180は主電流経路であり、典型的には通常の駆動状態において第一接地線180が活性状態とされて用いられるものとする。また、海底ケーブル給電システム100において、第二接地線190は副電流経路であり、主電流経路である第一接地線180の保守点検時、典型的には第一接地線180の交換作業時に、第二接地線190が活性状態とされて用いられるものとする。
海底ケーブル給電システム100は、第一接地線180に、第一接地線180の保守・点検に用いる給電ケーブル中継装置110を備える。給電ケーブル中継装置110は、不図示の陸揚局局舎に備えられてもよい。また、給電ケーブル中継装置110は、第一接地線180をオープン(断線)にすることが可能なアースボックス111を備える。アースボックス111は、保守・点検作業者が、直接第一接地線180に触れて第一接地線180の交換作業や点検作業等ができるような配線収納構造を有する。
また、給電ケーブル中継装置110は、保守・点検作業者によるアースボックス111内へのアクセスを制限する保守作業制限手段112を備える。保守作業制限手段112は、保守・点検作業者による給電ケーブル中継装置110内へのアクセスを制限してもよい。
保守作業制限手段112は、第一接地線180が活性状態である場合に、保守・点検作業者によるアースボックス111内へのアクセスを制限する。保守作業制限手段112は、典型的には接続切替装置120が第一接地線180を選択している場合に、保守・点検作業者によるアースボックス111内へのアクセスを制限する。
従って、保守・点検作業者は、より安全に海底ケーブル給電システム100の保守・点検作業をすることが可能となる。保守・点検作業者は、典型的には劣化した第一接地線180の交換作業をより安全にすることが可能となる。
ここで、保守作業制限手段112についてさらに詳述する。海底ケーブル給電システム100の接続切替装置120は、シリンダーキー(スイッチキー)で第一接地線180と第二接地線190とを切替える構造を備える。シリンダーキーは、接続切替装置120が第一接地線180を選択する場合には、接続切替装置120から抜脱不可能となり鍵穴に差し込まれた状態を維持する。
また、シリンダーキーは、接続切替装置120が第二接地線190を選択する場合には、接続切替装置120から抜脱可能となり、保守・点検作業者が鍵穴から抜き取ることができる。海底ケーブル給電システム100は、このシリンダーキーで解錠することが可能となるアースボックス111を備える。すなわち、保守作業制限手段112は、このシリンダーキーで解錠することが可能となる鍵穴シリンダーである。
海底ケーブル給電システム100の保守・点検作業者は、接続切替装置120が第二接地線190を選択する場合にのみ、シリンダキーを用いてアースボックス111を解錠することが可能となる。すなわち、海底ケーブル給電システム100の保守・点検作業者は、第一接地線180が不活性状態である場合にのみ、第一接地線180に直接触れてオープンにするような交換作業等ができることとなる。
従って、海底ケーブル給電システム100の保守・点検作業者は、例えば16000ボルト等の高圧状態に触れる懸念がなく、安全な作業ができる。また、海底ケーブル給電システム100は、活性状態の第一接地線180がオープン状態とされる畏れがないので、給電対象装置140への給電中断を回避できると共に陸揚局局舎内の機器等の破損を回避することができる。
(第二の実施形態)
図2は、第二の実施形態にかかる給電ケーブル中継装置110(1)a,110(1)bの具体的構成を例示する図である。図2においては、図1と対応する部位には対応する符号を付して、説明の重複を避けるためにここでは説明を省略する。図2(a)と図2(b)とは、第一接地線180を流れる電流の向きが互いに異なる場合を説明している。
図2に示すように給電ケーブル中継装置110(1)a,110(1)b(以下、給電ケーブル中継装置110(1)と称する)は、アースボックス111の両端で第一接地線180の通電状態を検出するリレー回路部112(1)a,112(1)b(以下、リレー回路部112(1)と称する)を備える。また、給電ケーブル中継装置110(1)は、リレー回路部112(1)が検出した第一接地線180の通電状態を、保守・点検作業者に通知する通知手段113(1)を備える。
リレー回路部112(1)は、第一接地線180が活性状態であるか否かすなわち通電状態であるか否かを検出し、通知手段113(1)に検出結果を出力する。通知手段113(1)は例えばLED等を備えており、LEDの発光または非発光により保守・点検作業者に第一接地線180の通電状態を通知するものとする。なお、リレー回路部112(1)は、第一接地線180が通電する場合を検出してもよく、第一接地線180が非通電となる場合を検出してもよい。また、通知手段113(1)は、第一接地線180が通電する場合に発光してもよく、第一接地線180が非通電となる場合に発光してもよい。
また、通知手段113(1)は、LEDに限定されることはなく、保守・点検作業者が自らの五官により認識できる通知手段であればよい。通知手段113(1)は、例えば液晶表示装置、警告音の発報、パトライトの点灯等及びそれらの組み合わせなど任意の構成とできる。
給電ケーブル中継装置110(1)は、アースボックス111の両端で第一接地線180の通電状態を検出できる。従って、保守・点検作業者の作業にかかるアースボックス111の活性状態を、保守・点検作業者が確実に把握できるので安全な作業とでき好ましい。なお、給電ケーブル中継装置110(1)は、第一の実施形態で説明した保守作業制限手段112を兼ね備えた組み合わせ構成としてもよい。なお、114(1)a,114(1)bは、整流ダイオードである。
(第三の実施形態)
図3は、第三の実施形態にかかる給電ケーブル中継装置110(2)の具体的構成を例示する図である。図3においては、図1または図2と対応する部位には対応する符号を付して、説明の重複を避けるためにここでは説明を省略する。
図3に示すように、給電ケーブル中継装置110(2)は、アースボックス111と接続切替装置120との間とに接続された地絡検出部112(2)を備える。地絡検出部112(2)は、陸揚局局舎内で第一接地線180と地面との間での電流有無を電圧変換して検出する。
地絡検出部112(2)が、所定の閾値以上の電圧を検出すれば、通知手段113(2)が保守・点検作業者に通知する。通知手段113(2)は、LEDに限定されることはなく、保守・点検作業者が自らの五官により認識できる通知手段であればよい。通知手段113(2)は、例えば液晶表示装置、警告音の発報、パトライトの点灯等及びそれらの組み合わせなど任意の構成とできる。
給電ケーブル中継装置110(2)は、アースボックス111の第一の定電流源130側で第一接地線180の地絡電流を検出できる。従って、保守・点検作業者の作業にかかるアースボックス111の活性状態を、保守・点検作業者が確実に把握できるので安全な作業とでき好ましい。なお、給電ケーブル中継装置110(2)は、第一の実施形態で説明した保守作業制限手段112と第二の実施形態で説明したリレー回路部112(1)とを適宜組み合わせた構成としてもよい。
(第四の実施形態)
図4は、第四の実施形態にかかる給電ケーブル中継装置110(3)の具体的構成を例示する図である。図4においては、図1と対応する部位には対応する符号を付して、説明の重複を避けるためにここでは説明を省略する。
図4に示すように給電ケーブル中継装置110(3)は、接続切替装置120の両端で第一接地線180の通電状態を検出するリレー回路部112(2)を備える。また、給電ケーブル中継装置110(3)は、リレー回路部112(2)が検出した第一接地線180の通電状態を、保守・点検作業者に通知する通知手段113(2)を備える。なお、海底ケーブル給電システム100は、給電ケーブル中継装置110(3)の外部に、上述の接続切替装置120の両端で第一接地線180の通電状態を検出するリレー回路部112(2)を備えてもよい。
リレー回路部112(2)は、第一接地線180が活性状態であるか否かすなわち通電状態であるか否かを接続切替装置120の両端で検出し、通知手段113(2)に検出結果を出力する。通知手段113(2)は例えばLED等を備えており、LEDの発光または非発光により保守・点検作業者に第一接地線180の通電状態を通知するものとする。なお、リレー回路部112(2)は、第一接地線180が通電する場合を検出してもよく、第一接地線180が非通電となる場合を検出してもよい。また、通知手段113(2)は、第一接地線180が通電する場合に発光してもよく、第一接地線180が非通電となる場合に発光してもよい。
また、通知手段113(2)は、LEDに限定されることはなく、保守・点検作業者が自らの五官により認識できる通知手段であればよい。通知手段113(2)は、例えば液晶表示装置、警告音の発報、パトライトの点灯等及びそれらの組み合わせなど任意の構成とできる。なお、114(2)は整流ダイオードである。図4に示す給電ケーブル中継装置110(3)は、図2で説明した給電ケーブル中継装置110(1)と同様に、第一接地線180を流れる電流向きが逆の場合に対応できるような構成としてもよい。この場合には、整流ダイオード114(2)を逆向きに取り付けることができる。
給電ケーブル中継装置110(3)は、接続切替装置120の両端で第一接地線180の通電状態を検出できる。従って、保守・点検作業者の作業にかかるアースボックス111の活性状態を、保守・点検作業者が確実に把握できるので安全な作業とでき好ましい。なお、給電ケーブル中継装置110(3)は、第一の実施形態乃至第三の実施形態で説明した保守作業制限手段112等を適宜兼ね備えた組み合わせ構成としてもよい。
図5は、第二の実施形態の通知手段113(1)と、第三の実施形態の通知手段113(2)との具体的構成を例示する概念図である。図5に示すように、第二の実施形態の通知手段113(1)と第三の実施形態の通知手段113(2)とは、リレー回路部112(1)のスイッチ動作により、各々電源510から給電されたLED520が発光する構成としてもよい。しかし第二の実施形態の通知手段113(1)と第三の実施形態の通知手段113(2)との構成は、図5の説明に限定されることはなく任意の通知構成とすることができる。
次に、シリンダーキーについては、その構造等が既によく知られていると考えるが、念の以下簡便に説明する。接続切替装置120や各種制御盤等に配置されるセレクタスイッチとして、特定の操作者のみが操作できるようにするべく、タンブラー錠を備えた鍵付セレクタスイッチがある。
鍵付セレクタスイッチは、前面から鍵が挿入される鍵穴を備えたロータ(内筒)、ロータを回転自在に収納したロータケース(外筒)、ロータと一体的に回転する回転カム、回転カムの回転によってロータの軸方向に変位する操作部材、操作部材が可動接点に当接する電気接点を備えている。
鍵が挿入されたロータは、ロータケース内の複数の回転位置のそれぞれで選択的に停止できるようにされている。操作部材は、ロータの回転位置に応じて、ロータの背面側に配置されている電気接点の開閉状態を変化させる。
鍵付セレクタスイッチにおいて電気接点の開閉状態を変化させるためには、ロータの鍵穴に鍵が挿入されていなければならない。ロータの複数の回転位置のいずれでもロータの鍵穴から鍵を引き抜くことができることとすると、電気接点の開閉状態を即時に変化させることができない場合を生じうる。
例えば、電源ラインに鍵付セレクタスイッチが接続された被制御機器の動作中に鍵穴から鍵が引き抜かれていると、被制御装置を停止させる場合にも鍵を鍵穴に挿入する操作が必要になり、緊急時に被制御装置を急停止させることができない。
このため、鍵付セレクタスイッチでは、抜け止め構造を備えたものがある。抜け止め構造は、ロータが特定の抜け止め位置に停止しているときに、鍵穴からの鍵の引き抜きを禁止する。板タンブラー錠を用いた鍵付セレクタスイッチでは、ロータが特定の抜け止め位置にあるときにロータ内での板タンブラーの移動を規制する。
即ち、板タンブラー錠では、ロータ内に複数枚の板タンブラーのそれぞれを半径方向に移動自在にして備え、ロータの複数の回転位置のそれぞれで板タンブラーに対向する半径方向の溝がロータケースに形成されている。板タンブラーが溝に対向する位置では、鍵の形状に応じた板タンブラーが半径方向に移動して溝内に進入することができ、ロータの鍵穴に鍵を抜き差しすることができる。
ロータが抜け止め位置にあるときに板タンブラーが対向する溝には、抜け止め部材が挿入されている。ロータが抜け止め位置にあるときには、板タンブラーが溝内に進入できないため、ロータの鍵穴に対する鍵の抜き差しが規制される。
鍵付セレクタスイッチは、種々の状況で使用される。このため、同一形状であっても使用状況等に応じて互いに異なる回転位置を抜け止め位置とした複数種類の鍵付セレクタスイッチを準備する必要がある。板タンブラー錠を用いた鍵付セレクタスイッチでは、複数の溝のうち抜け止め部材を挿入する溝を変えることで抜け止め位置を変更できる。抜け止め位置の種類に応じた数の鍵付セレクタスイッチを準備する必要がなく、部品管理が容易になる。
次に、本発明に適用可能な錠について以下に簡単に説明する。板タンブラー錠は、例えば図9に示すような構造である。図9は、板タンブラー錠の構造を例示する概念図である。図9(a)において1は、外筒であり、2は、外筒1内でその軸のまわりに回転し得るように挿入されているローターである。ローター2内には、溝2aの部分に夫々1枚の典型的には計4枚の板タンブラー3が、間隔をおいて配置される。
板タンブラー3は、各々図9(b)に示すように中央に鍵の挿入される開口3aが設けられる。また、板タンブラー3は、爪3bを備える。ローター2内に配置さるスプリング4により、爪3bが軸に垂直な一方向すなわち図9(b)に矢印で示す方向に押圧される。換言すれば、板タンブラー3が軸に垂直な一方向すなわち図9(b)に矢印で示す方向に押圧される。
したがって外筒1に形成されている溝1cの位置と、板タンブラー3の先端部3cと、が一致している場合には、板タンブラー3は、スプリング4の力により押されて溝1c内にその一部が挿入される。これにより、ローター2は外筒1に対し回転不可能となる。
このように各板タンブラー3が溝1c内に挿入されローター2が回転不可能な状態において、鍵を錠の鍵穴より挿入すれば、鍵は各板タンブラー3の中央部の開口3a内を通って奥まで挿入される。その際、各板タンブラー3は、スプリング4の押す力に抗して鍵の挿入により押し下げられるので、各板タンブラー3は支障なく奥まで挿入されることとなる。
図10は、板タンブラー錠のタンブラーを説明する概念図である。図9及び図10において、各板タンブラー3は、形成された開口3aの位置、すなわち下端の位置が夫々異なっている。例えば4枚の板タンブラーよりなる板タンブラー錠の場合、図10(a)に示すように開口3aの下端までの距離t1,t2,t3,t4の異なる4種類の板タンブラー(距離の小さな方からt1のものを1番タンブラー、t2のものを2番タンブラー、t3のものを3番タンブラー、t4のものを4番タンブラーと称することとする)を用いる。図10(a)は、板タンブラー錠のタンブラーを示す概念図である。
一方、鍵10は図10(b)に示すように、山や谷の位置(高さや深さ)が異なっている。図10(b)は、板タンブラー錠の鍵10を挿入した状態を説明する図である。この板タンブラー3の開口3aの位置と鍵10の山の位置とに一定の関係を持たせることにより、つまり両者の位置関係を図示するように板タンブラー3の両先端部3c,3dがローター2の外周部と一致するようにすれば、ローター2は外筒1に対して回動可能になる。したがって鍵10を回転させることによりローター2を外筒1に対して自由に回転させ得るようになる。
ここで、錠前と鍵10とが一致する組に対しては前記のように錠前にこれと一致する鍵10を挿入することによりローター2を回転させ得る。そしてこのローター2の回転により施錠、解錠を行なうことが出来る。つまりローター2の回転によりその先端の溝2aにかみ合うカム機構によってロック機構を働かせてドアー等のロックを行なう。
以上が、シリンダーキー等に関する説明である。
上述した各実施形態での説明は、各実施形態での説明に限定されることはなく、自明な範囲で適宜その構成を変更することができる。また、各実施形態で説明した各構成は、他の実施形態で説明した構成と適宜組み合わせて用いることとしてもよい。
100・・海底ケーブル給電システム、110・・給電ケーブル中継装置、111・・アースボックス、112・・リレー回路部、120・・接続切替装置、130・・第一の定電流源、140・・給電対象装置、150・・第二の定電流源、160・・北米大陸の海岸付近、170a・・日本の海岸付近、170b・・陸揚局局舎付近、180・・第一接地線、190・・第二接地線。

Claims (5)

  1. 少なくとも一つの定電流源と、前記定電流源から供給される電流の経路となる主接地電流経路部と、前記主接地電流経路部と並列に設けられて前記主接地電流経路部と択一的に前記電流の経路となる副接地電流経路部と、前記主接地電流経路部と前記副接地電流経路部とのいずれかに接続を切替える接続切替装置と、前記主接地電流経路部に設けられた給電ケーブル中継装置と、を備えた海底ケーブル給電システムにおいて、
    前記給電ケーブル中継装置は、
    前記接続切替装置が前記副接地電流経路部に接続する場合に前記主接地電流経路部の保守作業が可能となり、前記接続切替装置が前記主接地電流経路部に接続する場合に前記主接地電流経路部の保守作業が不可能となるように、保守作業制限手段を備え、
    前記保守作業制限手段は、
    前記接続切替装置が前記主接地電流経路部に接続する場合に前記接続切替装置に抜脱不可能に係止され、前記接続切替装置が前記副接地電流経路部に接続する場合に前記接続切替装置から抜脱可能となり、
    前記接続切替装置の接続切替えと、前記給電ケーブル中継装置の解錠と、を兼ねた鍵である
    ことを特徴とする海底ケーブル給電システム。
  2. 請求項1に記載の海底ケーブル給電システムにおいて、
    前記保守作業制限手段は、
    前記主接地電流経路部が通電状態であるか否かを検出する通電状態検出部と、前記通電状態検出部が検出した通電状態を保守作業者に通知する通知手段と、を備える
    ことを特徴とする海底ケーブル給電システム。
  3. 請求項2に記載の海底ケーブル給電システムにおいて、
    前記通電状態検出部は、前記給電ケーブル中継装置の通電状態に対応して作動するリレー回路である
    ことを特徴とする海底ケーブル給電システム。
  4. 請求項2に記載の海底ケーブル給電システムにおいて、
    前記通電状態検出部は、前記給電ケーブル中継装置と前記接続切替装置との間に一端が接続された地絡検出回路である
    ことを特徴とする海底ケーブル給電システム。
  5. 請求項2に記載の海底ケーブル給電システムにおいて、
    前記通電状態検出部は、前記接続切替装置の切替状態に対応して作動するリレー回路である
    ことを特徴とする海底ケーブル給電システム。
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