JP5220195B2 - コンデンサ異常検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、直流母線間に直列接続された複数個のコンデンサからなるコンデンサ群の異常を検出するコンデンサ異常検出装置に関する。
直流母線間に直列接続された複数個のコンデンサの異常を検出する装置(回路)として、例えば下記特許文献1に示されたものがある。この特許文献1に示された異常検出装置では、正常時にコンデンサ1個分の電圧値が入るべき所定の上限レベルおよび下限レベルの基準信号を作成する演算増幅器を設け、コンデンサ1個分の印加電圧が正常時にとるべき上限、下限範囲を逸脱したことをコンパレータで検出する構成を開示している。
特開平4−120475号公報
しかしながら、上記特許文献1に示される異常検出装置は、一つの直流電源入力に対する検出回路の構成を開示するのみであり、複数の直流電源入力に対する考慮がなされていない。したがって、特許文献1に開示された技術を複数の直流電源入力に対して適用した場合の回路構成は冗長的であり、回路主要部品の更なる削減が可能である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、直流母線間に直列接続された複数個のコンデンサからなるコンデンサ群の異常を検出するコンデンサ異常検出装置において、回路主要部品の更なる削減を可能とするコンデンサ異常検出装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるコンデンサ異常検出装置は、直流電源の直流母線間に直列接続された複数個のコンデンサからなるコンデンサ群の異常を検出するコンデンサ異常検出装置において、前記直流電源は、負側の直流母線が共通接続された第1および第2の直流電源からなり、前記第1の直流電源における第1の直流母線間の電圧を検出する第1の電圧検出回路と、前記第2の直流電源における第2の直流母線間の電圧を検出する第2の電圧検出回路と、前記第1の直流母線間に接続された第1のコンデンサ群に属する何れか一つのコンデンサの端子電圧と、前記第2の直流母線間に接続された第2のコンデンサ群に属する何れか一つのコンデンサの端子電圧との差電圧を検出する第3の電圧検出回路と、前記第1〜第3の電圧検出回路の出力電圧に基づいて、前記第1のコンデンサ群または前記第2のコンデンサ群に属するコンデンサの異常を判定する比較判定回路と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、回路主要部品の更なる削減を可能とするコンデンサ異常検出装置を提供することができるという効果が得られる。
図1は、本発明の実施の形態1にかかるコンデンサ異常検出装置の構成を示す回路図である。 図2は、本発明の実施の形態2にかかるコンデンサ異常検出装置の構成を示す回路図である。 図3は、本発明の実施の形態3にかかるコンデンサ異常検出装置の構成を示す回路図である。 図4は、電圧検出回路および比較判定回路の各所要数を比較して示した図表である。
以下に添付図面を参照し、本発明の実施の形態にかかるコンデンサ異常検出装置を詳細に説明する。なお、以下の内容により本発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかるコンデンサ異常検出装置の構成を示す回路図である。図1に示すように、実施の形態1のコンデンサ異常検出装置は、例えば太陽電池モジュールや燃料電池などである複数の直流電源(図1では、2個を例示)を直流入力とし、これらの直流電源の各直流母線間に直列接続された複数個のコンデンサからなるコンデンサ群の異常を検出する装置として示されており、具体的な構成はつぎのとおりである。
図1において、第1の直流電源である直流電源1と第2の直流電源である直流電源2とは、直流電源1の負極から引き出された負側の直流母線7Nと直流電源2の負極から引き出された負側の直流母線8Nとが同電位となるように共通接続されている。また、直流電源1の正極から引き出された正側の直流母線7Pと、負側の直流母線7Nとの間、すなわち直流母線7P,7Nからなる第1の直流母線間には直列接続された第1のコンデンサ群であるコンデンサ4a〜4cが接続され、直流母線7P,7N間の電圧が抵抗器11a〜11cによって分圧されている。また、直流電源2の正極から引き出された正側の直流母線8Pと、負側の直流母線8Nとの間、すなわち直流母線8P,8Nからなる第2の直流母線間には直列接続された第2のコンデンサ群であるコンデンサ5a〜5cが接続され、直流母線8P,8N間の電圧が抵抗器12a〜12cによって分圧されている。なお、直流電源1およびコンデンサ4a〜4cによって、直流電源回路10aが構成され、直流電源2およびコンデンサ5a〜5cによって、直流電源回路10bが構成される。
実施の形態1にかかるコンデンサ異常検出装置は、直流電源回路10aにおける直流母線間電圧(直流母線7P,7N間の電圧)を検出する第1の電圧検出回路としての電圧検出回路15a、直流電源回路10bにおける直流母線間電圧(直流母線8P,8N間の電圧)を検出する第2の電圧検出回路としての電圧検出回路15b、コンデンサ4a〜4cの中から任意に選択された一のコンデンサの端子電圧(図1では、コンデンサ4cを例示)と、コンデンサ5a〜5cの中から任意に選択された一のコンデンサの端子電圧(図1では、コンデンサ5cを例示)との間の電圧(電位差)を検出する第3の電圧検出回路としての電圧検出回路15c、電圧検出回路15a,15bの出力電圧をそれぞれ定数倍(図1では、1/3倍を例示)する定数倍回路16a,16b、定数倍回路16aと定数倍回路16bの差電圧を演算する加減算回路17および、加減算回路17の出力電圧と電圧検出回路15cの出力電圧との差電圧に基づいて所定の比較判定結果を出力する比較判定回路18を備えて構成される。
なお、図1において、“VS1”は、直流電源1の出力電圧であり、“VS2”は直流電源2の出力電圧である。また、図1では、直流母線7P,7N間の電圧が抵抗値の等しい抵抗器11a〜11cによって分圧される場合を想定している。この場合、各コンデンサの端子電圧は共に等しくなるため、定数倍回路16a,16bにおける定数倍の値を“1/3”に設定している。したがって、抵抗器11a〜11cの各抵抗値が等しくない場合には、各抵抗値に見合った(具体的には各抵抗値に比例)値に設定すればよい。
また、図1では、電圧検出回路15cに対する入力として、それぞれコンデンサ4c,5cの電圧を用いているが、この構成に限定されるものではない。例えば、図1の回路構成であれば、コンデンサ4b,5bの各電圧(コンデンサ4b,5bの各正極側電圧(コンデンサ4a,4b間の端子電圧およびコンデンサ5a,5b間の端子電圧))を電圧検出回路15cに対する入力として構成してもよい。
つぎに、実施の形態1にかかるコンデンサ異常検出装置の動作について図1を参照して説明する。図1において、「VS1」は、直流母線7N(直流母線8N)を基準とする直流母線7Pの電圧(直流電源1の出力電圧)であり、「VS2」は直流母線7N(直流母線8N)を基準とする直流母線8Pの電圧(直流電源2の出力電圧)である。なお、以下、各部の電圧は、全て直流母線7N(直流母線8N)を基準とする電圧として説明する。
<各コンデンサ群に異常がない場合の動作>
まず、コンデンサ4a〜4cが正常に動作している場合、コンデンサ4a〜4cの各端子電圧はバランスがとれるので、電圧検出回路15cに対する一方の入力電圧は「VS1/3」となる。同様に、コンデンサ5a〜5cが正常に動作している場合、電圧検出回路15cに対する他方の入力電圧は「VS2/3」となる。よって、電圧検出回路15cの出力電圧は、双方の差電圧である「(VS1−VS2)/3」となる。
一方、電圧検出回路15a,15bに対しては、それぞれ直流母線7P,7N間の電圧および直流母線8P,8N間の電圧が入力されるので、電圧検出回路15a,15bの出力電圧は、それぞれ「VS1」および「VS2」である。よって、定数倍回路16a,16bを介してその差電圧を演算する加減算回路17の出力は「(VS1−VS2)/3」である。
したがって、直流電源1または直流電源2の出力電圧変動などに起因して、コンデンサ4cまたはコンデンサ5cの端子電圧に若干の変動があったとしても、比較判定回路18への入力電圧である加減算回路17の出力電圧と電圧検出回路15cの出力電圧との間には有意差がなく、比較判定回路18の出力である比較判定結果は「正常」となる。
<各コンデンサ群の一方に異常がある場合の動作>
各コンデンサ群の一方に異常がある場合の一例として、例えばコンデンサ4aが短絡故障した場合(他のコンデンサは全て正常とする)、直流電源1の出力電圧VS1は、コンデンサ4bとコンデンサ4cの両端に分圧されて印加されるので、コンデンサ4cの出力電圧は「VS1/2」に上昇する。
よって、電圧検出回路15cの出力電圧は「(VS1/2)−(VS2/3)」となり、比較判定回路18への入力電圧である加減算回路17の出力電圧「(VS1−VS2)/3」と、電圧検出回路15cの出力電圧「(VS1/2)−(VS2/3)」との間には、次式に示される電位差が生ずる。
{(VS1−VS2)/3}−{(VS1/2)−(VS2/3)}
=(VS1/3−VS1/2)−VS2/3+VS2/3
=−VS1/6 …(1)
一方、コンデンサ5aが短絡故障した場合(他のコンデンサは全て正常とする)、同様にコンデンサ5cの出力電圧は「VS1/2」に上昇し、比較判定回路18への入力電圧である加減算回路17の出力電圧「(VS1−VS2)/3」と、電圧検出回路15cの出力電圧「(VS1/3)−(VS2/2)」との間には、次式に示される電位差が生ずる。
{(VS1−VS2)/3}−{(VS1/3)−(VS2/2)}
=(VS1/3−VS1/3)−VS2/3+VS2/2
=VS2/6 …(2)
ここで、コンデンサ4aが短絡故障した場合、比較判定回路の結果(1)が負の値であり、一方、コンデンサ5aが短絡故障した場合、比較判定回路の結果(2)が正の値であり、比較判定回路の正負の値で直流電源回路10aに接続されたコンデンサが短絡故障したのか直流回路10bに接続されたコンデンサが短絡故障したのか判定が可能となる。
上記の説明では、直流電源回路10aのコンデンサ4aあるいは直流回路10bのコンデンサ5aが短絡故障した場合について説明したが、他のコンデンサであるコンデンサ4bまたはコンデンサ4cあるいはコンデンサ5bまたはコンデンサ5cが短絡故障した場合についても同様な電位差を検出することができ、「直流電源回路10aのコンデンサ異常」あるいは「直流電源回路10bのコンデンサ異常」の検出が可能となる。
なお、図1では、電圧検出回路15cの一方の入力端にコンデンサ4cの端子電圧を入力し、他方の入力端にコンデンサ5cの端子電圧を入力する構成について例示したが、この構成に限定されるものではない。例えば、電圧検出回路15cの一方の入力端にコンデンサ4bの端子電圧を入力し、他方の入力端にコンデンサ5cの端子電圧を入力する構成であっても構わない。なお、このような構成の場合には、定数倍回路16aの係数(定数倍値)を「2/3」に設定すればよい。
また、比較判定回路18の結果の正負に関し、構成如何によって、「直流電源回路10aのコンデンサ異常」のときに比較判定回路18の結果が正になる場合もあるが、このとき「直流電源回路10bのコンデンサ異常」となると、比較判定回路18の結果が負になり、「直流電源回路10aのコンデンサ異常」と「直流電源回路10bのコンデンサ異常」に対して比較判定回路18の結果は片側が正であればもう片側が負となるため、直流電源回路10aもしくは直流電源回路10bのどちらのコンデンサが異常であるかの判定が可能となる。
また、図1の構成の場合、直流電源回路10aにおける一のコンデンサと、直流電源回路10bにおける一のコンデンサとが同時に故障した場合、比較判定回路18に対する入力電圧に有意差がなくなる可能性がある。しかしながら、直流電源回路10aにおけるコンデンサと、直流電源回路10bにおけるコンデンサとが同時に故障する可能性は低いので、そのような心配は杞憂である。また、直流電源回路10aにおける一のコンデンサと、直流電源回路10bにおける一のコンデンサとが同一検出期間に同時に故障する可能性は極めて低いので、比較判定回路18による検出動作の頻度を高め、あるいは比較判定回路18による検出処理を周期的または定期的に行うようにすれば、「直流電源回路10aまたは直流電源回路10bにおけるコンデンサ異常」の確実な検出が可能となる。
以上説明したように、実施の形態1のコンデンサ異常検出装置によれば、負側の直流母線が共通接続された2個の直流電源が構成されるとき、第1の電圧検出回路は、第1の直流電源における第1の直流母線間の電圧を検出し、第2の電圧検出回路は、第2の直流電源における第2の直流母線間の電圧を検出し、第3の電圧検出回路は、第1の直流母線間に接続された第1のコンデンサ群に属する何れか一つのコンデンサの端子電圧と、前記第2の直流母線間に接続された第2のコンデンサ群に属する何れか一つのコンデンサの端子電圧との差電圧を検出し、比較判定回路は、前記第1〜第3の電圧検出回路の出力電圧に基づいて前記第1のコンデンサ群または前記第2のコンデンサ群に属するコンデンサの異常を判定することとしたので、コンデンサ異常検出装置に必要な回路主要部品の削減が可能となる。
実施の形態2.
実施の形態1のコンデンサ異常検出装置では、2個の直流電源にそれぞれ接続されたコンデンサ群の異常を検出するための構成として、3個の電圧検出回路と、1個の比較判定回路とで実現する構成を開示したが、実施の形態2のコンデンサ異常検出装置では、2個の電圧検出回路と、1個の比較判定回路とで実現する構成を開示するものである。なお、図2は、本発明の実施の形態2にかかるコンデンサ異常検出装置の構成を示す回路図であり、図1と同一の構成部については同一符号を付して示し、重複する説明は省略する。
実施の形態2にかかるコンデンサ異常検出装置は、図2に示すように、直流電源回路10aにおける直流母線7Pの母線電圧と、直流電源回路10bにおける直流母線8Pの母線電圧との差電圧を検出する第1の電圧検出回路としての電圧検出回路25a、コンデンサ4a〜4cの中から任意に選択された一のコンデンサの端子電圧(図2では、コンデンサ4cを例示)と、コンデンサ5a〜5cの中から任意に選択された一のコンデンサの端子電圧(図2では、コンデンサ5cを例示)との間の電圧(電位差)を検出する第2の電圧検出回路としての電圧検出回路25b、電圧検出回路25aの出力電圧を定数倍(図2では、1/3倍を例示)する定数倍回路26および、定数倍回路26の出力電圧と電圧検出回路25bの出力電圧との差電圧に基づいて所定の比較判定結果を出力する比較判定回路28を備えて構成される。なお、各コンデンサの容量値が等しくない場合の考慮事項や、コンデンサ電圧の検出位置に関する考慮事項については、実施の形態1のときと同様である。
つぎに、実施の形態2にかかるコンデンサ異常検出装置の動作について図2を参照して説明する。
<各コンデンサ群に異常がない場合の動作>
まず、コンデンサ4a〜4cが正常に動作している場合、コンデンサ4a〜4cの各端子電圧はバランスがとれるので、電圧検出回路25bに対する一方の入力電圧は「VS1/3」となる。同様に、コンデンサ5a〜5cが正常に動作している場合、電圧検出回路25bに対する他方の入力電圧は「VS2/3」となる。よって、電圧検出回路25bの出力電圧は、双方の差電圧である「(VS1−VS2)/3」となる。
一方、電圧検出回路25aに対しては、直流母線7Pの電圧と、直流母線8Pの電圧とが入力されるので、電圧検出回路25aの出力電圧は、「VS1−VS2」である。よって、定数倍回路26の出力は「(VS1−VS2)/3」である。
したがって、直流電源1または直流電源2の出力電圧変動などに起因して、コンデンサ4cまたはコンデンサ5cの端子電圧に若干の変動があったとしても、比較判定回路28への入力電圧である定数倍回路26の出力電圧と電圧検出回路25bの出力電圧との間には有意差がなく、比較判定回路28の出力である比較判定結果は「正常」となる。
<各コンデンサ群の一方に異常がある場合の動作>
ここでは、実施の形態1のときと同様に、コンデンサ4aのみが短絡故障した場合について説明する。コンデンサ4aが短絡故障した場合、直流電源1の出力電圧VS1は、コンデンサ4bとコンデンサ4cの両端に印加されるので、コンデンサ4cの出力電圧は「VS1/2」に上昇する。
よって、電圧検出回路25bの出力電圧は「(VS1/2)−(VS2/3)」となり、比較判定回路28への入力電圧である定数倍回路26の出力電圧「(VS1−VS2)/3」と、電圧検出回路25bの出力電圧「(VS1/2)−(VS2/3)」との間には、実施の形態1のときと同様に、上記(1)式に示される電位差が生ずる。比較判定回路28は、この電位差を検出し、比較判定結果として「直流電源回路10aにおけるコンデンサ異常」を検出することができる。
なお、「直流電源回路10bにおけるコンデンサ異常」を検出する動作を含むその他の動作については、実施の形態1のときと同様であり、重複する説明を省略する。
また、図2では、負側の直流母線が共通接続された2個の直流電源が構成される場合の実施の形態について示したが、偶数個の直流電源が構成される電源システムの場合には、2個ずつのグループに区分し、当該各グループに属する一方の直流電源を直流電源1とし、他方の直流電源を直流電源2として、本実施の形態に示した回路構成を適用すればよい。
以上説明したように、実施の形態2のコンデンサ異常検出装置によれば、負側の直流母線が共通接続された2n個(nは自然数)の直流電源が構成されるとき、第1の電圧検出回路は、2n個の直流電源を2個単位でグルーピングしたn個のグループに区分すると共に、当該n個の各グループに属する一方および他方の直流電源のうちの一方の直流電源における正側の直流母線と、他方の直流電源における正側の直流母線との間の電圧を検出し、第2の電圧検出回路は、一方の直流電源における直流母線間に接続された第1のコンデンサ群に属する何れか一つのコンデンサの端子電圧と、他方の直流電源における直流母線間に接続された第2のコンデンサ群に属する何れか一つのコンデンサの端子電圧との差電圧を検出し、比較判定回路は、第1および第2の電圧検出回路の出力電圧に基づいて、第1のコンデンサ群または第2のコンデンサ群に属するコンデンサの異常を判定することとしたので、コンデンサ異常検出装置に必要な回路主要部品の更なる削減が可能となる。
実施の形態3.
実施の形態2のコンデンサ異常検出装置では、2個の直流電源にそれぞれ接続されたコンデンサ群の異常を検出するための構成として、2個の電圧検出回路と、1個の比較判定回路とで実現する構成を開示したが、実施の形態3のコンデンサ異常検出装置では、3個の直流電源にそれぞれ接続されたコンデンサ群の異常を検出するための構成として、4個の電圧検出回路と、2個の比較判定回路とで実現する構成を開示するものである。なお、図3は、本発明の実施の形態3にかかるコンデンサ異常検出装置の構成を示す回路図であり、図1,2と同一の構成部については、同一符号を付して示し、重複する説明は適宜省略する。
実施の形態3にかかるコンデンサ異常検出装置は、図2の接続構成と図3の接続構成との比較から理解できるように、実施の形態2の構成に加え、直流電源3およびコンデンサ6a〜6cおよび抵抗器13a〜13cを具備し、負側の直流母線9Nが他の負側の直流母線7N,8Nに共通接続される直流電源回路10c、直流電源回路10bにおける直流母線8Pの母線電圧(直流電源回路10aにおける直流母線7Pの母線電圧でも可)と、直流電源回路10cにおける正側の直流母線9Pの母線電圧との差電圧を検出する第3の電圧検出回路としての電圧検出回路32、電圧検出回路25bへの入力信号として選択されたコンデンサ5cの端子電圧(コンデンサ4cの端子電圧でも可)と、コンデンサ6a〜6cの中から任意に選択された一のコンデンサの端子電圧(図3では、コンデンサ6cを例示)との間の電圧(電位差)を検出する電圧検出回路34、電圧検出回路32の出力電圧を定数倍(図3では、1/3倍を例示)する定数倍回路36、定数倍回路36の出力電圧と電圧検出回路34の出力電圧との差電圧に基づいて所定の比較判定結果を出力する第2の比較判定回路としての比較判定回路38を備えて構成される。なお、各コンデンサの容量値が等しくない場合の考慮事項や、コンデンサ電圧の検出位置に関する考慮事項については、実施の形態1,2のときと同様である。
つぎに、実施の形態3にかかるコンデンサ異常検出装置の動作について図3を参照して説明する。
<各コンデンサ群に異常がない場合の動作>
まず、コンデンサ4a〜4cが正常に動作している場合、コンデンサ4a〜4cの各端子電圧はバランスがとれるので、電圧検出回路25bに対する一方の入力電圧は「VS1/3」となる。また、コンデンサ5a〜5cが正常に動作している場合、電圧検出回路25bに対する他方の入力電圧は「VS2/3」となる。よって、電圧検出回路25bの出力電圧は、双方の差電圧である「(VS1−VS2)/3」となる。電圧検出回路34に対しても、同様な説明をすることができ、電圧検出回路34の出力電圧は、「(VS2−VS3)/3」となる。
一方、電圧検出回路25aに対しては、直流母線7Pの電圧と、直流母線8Pの電圧とが入力されるので、電圧検出回路25aの出力電圧は、「VS1−VS2」である。よって、定数倍回路26の出力は「(VS1−VS2)/3」である。電圧検出回路32に対しても、同様な説明をすることができ、電圧検出回路32の出力電圧は、「VS2−VS3」であり、定数倍回路36の出力は「(VS2−VS3)/3」である。
したがって、直流電源1または直流電源2の出力電圧変動などに起因して、コンデンサ4cまたはコンデンサ5cの端子電圧に若干の変動があったとしても、比較判定回路28への入力電圧である定数倍回路26の出力電圧と電圧検出回路25bの出力電圧との間には有意差がなく、比較判定回路28の出力である第1の比較判定結果は「正常」となる。同様に、直流電源2または直流電源3の出力電圧変動などに起因して、コンデンサ5cまたはコンデンサ6cの端子電圧に若干の変動があったとしても、比較判定回路38への入力電圧である定数倍回路36の出力電圧と電圧検出回路34の出力電圧との間には有意差がなく、比較判定回路38の出力である第2の比較判定結果は「正常」となる。
<各コンデンサ群の一方に異常がある場合の動作>
ここでは、実施の形態1,2のときと同様に、コンデンサ4aのみが短絡故障した場合について説明する。コンデンサ4aが短絡故障した場合、直流電源1の出力電圧VS1は、コンデンサ4bとコンデンサ4cの両端に印加されるので、コンデンサ4cの出力電圧は「VS1/2」に上昇する。
よって、電圧検出回路25bの出力電圧は「(VS1/2)−(VS2/3)」となり、比較判定回路28への入力電圧である定数倍回路26の出力電圧「(VS1−VS2)/3」と、電圧検出回路25bの出力電圧「(VS1/2)−(VS2/3)」との間には、実施の形態1,2のときと同様に、上記(1)式に示される電位差が生ずる。
一方、電圧検出回路34に対しては、正常なコンデンサ5c,6cの各出力電圧が入力される構成であるため、比較判定回路38は、バランスの崩れていない電位差を検出し、第2の比較判定結果として「正常」を出力する。
よって、第1の比較判定結果が「負」であり、第2の比較判定結果が「正常」であるため、コンデンサ異常検出装置は、「直流電源回路10aのコンデンサ異常」を検出する。
また、図3の構成の場合、第1の比較判定結果のみが「コンデンサ異常」である場合に「直流電源回路10aのコンデンサ異常」を検出し、第2の比較判定結果のみが「コンデンサ異常」である場合に「直流電源回路10cのコンデンサ異常」を検出し、第1および第2の比較判定結果の双方が「コンデンサ異常」である場合に「直流電源回路10bのコンデンサ異常」を検出することができる。
なお、短絡故障以外のコンデンサ異常を含むその他の動作については、実施の形態1,2のときと同様であり、重複する説明を省略する。
また、図3では、負側の直流母線が共通接続された3個の直流電源が構成される場合の実施の形態について、図2に示すような負側の直流母線が共通接続された2個の直流電源を有する実施の形態2の構成に、1個の直流電源、2個の電圧検出回路および、1個の比較判定回路が付加される構成として示した。この構成を拡張すれば、3個以上、かつ、奇数個の直流電源が構成される電源システムへの適用が可能となる。すなわち、負側の直流母線が共通接続された(2n+1)個(nは自然数)の直流電源が構成される場合に、(2n+1)個の直流電源のうちの2n個の直流電源を2個ずつのグループに区分したn個のグループと、残余1個の直流電源とに区分すし、2個の直流電源を有するn個のグループについては、実施の形態2に示した回路構成を適用し、残余1個の直流電源については、実施の形態3に示した回路構成を適用すればよい。
最後に、実施の形態1〜3の回路における電圧検出回路および比較判定回路の各数と、背景技術の項で採り上げた特許文献1の回路における電圧検出回路および比較判定回路の各数とを比較する。なお、特許文献1における論理回路、反転論理ゲート、およびツェナーダイオードならびに、実施の形態1における加減算回路および定数倍回路については、電圧検出回路および比較判定回路に比べて回路規模が小さいので、比較対象から除外する。
まず、特許文献1の回路では、一の直流電源に直列接続された一のコンデンサ群に対し、2個の電圧検出回路と1個の比較判定回路とが必要となる。一方、実施の形態1の回路では、図1に示すように、直流電源数が2個であり、電圧検出回路数が3個であるので、一の直流電源に直列接続された一のコンデンサ群に対し、1.5個の電圧検出回路と1個の比較判定回路とで構成することができる。したがって、実施の形態1のコンデンサ異常検出装置によれば、従来回路に比して、部品点数を削減した構成となっている。
また、実施の形態2の回路では、図2に示すように、2個の直流電源に対し、2個の電圧検出回路と1個の比較判定回路とが必要であり、実施の形態3の回路では、図3に示すように、3個の直流電源に対し、4個の電圧検出回路と2個の比較判定回路とが必要である。したがって、実施の形態2,3のコンデンサ異常検出装置によれば、従来回路および実施の形態1の回路に比して、直流電源数あたりの部品点数を削減した構成となっている。
図4は、電圧検出回路および比較判定回路の各所要数を比較して示した図表であり、同図(a)は電圧検出回路の所要数、(b)は比較判定回路の所要数を示している。図4に示すように、直流電源数(n)が大きくなればなるほど、電圧検出回路所要数および比較判定回路所要数の削減効果は大きくなる。このため、本実施の形態にかかるコンデンサ異常検出装置は、例えば太陽光発電システムのように、太陽電池モジュール毎に直流電源が設けられる電源システムに好適である。
以上説明したように、実施の形態3のコンデンサ異常検出装置によれば、負側の直流母線が共通接続された(2n+1)個(nは自然数)の直流電源が構成されるとき第1の電圧検出回路は、(2n+1)個の直流電源のうちの2n個の直流電源を2個単位でグルーピングしたn個のグループと、残余1個の直流電源とに区分すると共に、当該n個の各グループに属する一方および他方の直流電源のうちの一方の直流電源における正側の直流母線と、他方の直流電源における正側の直流母線との間の電圧を検出し、第2の電圧検出回路は、一方の直流電源における直流母線間に接続された第1のコンデンサ群に属する何れか一つのコンデンサの端子電圧と、他方の直流電源における直流母線間に接続された第2のコンデンサ群に属する何れか一つのコンデンサの端子電圧との差電圧を検出し、第1の比較判定回路は、第1および第2の電圧検出回路の出力電圧に基づいて、第1のコンデンサ群または第2のコンデンサ群に属するコンデンサの異常を判定し、第3の電圧検出回路は、n個のグループに属する直流電源の中から任意に選択された直流電源における正側の直流母線と、残余1個の直流電源における正側の直流母線との間の電圧を検出し、第4の電圧検出回路は、当該選択された直流電源における直流母線間に接続された第1または第2のコンデンサ群に属する何れか一つのコンデンサの端子電圧と、残余1個の直流電源における直流母線間に接続された第3のコンデンサ群に属する何れか一つのコンデンサの端子電圧との差電圧を検出し、第2の比較判定回路は、第3および第4の電圧検出回路の出力電圧に基づいて、第1〜第3のコンデンサ群に属するコンデンサの異常を判定することとしたので、コンデンサ異常検出装置に必要な回路主要部品の更なる削減が可能となる。
なお、上記実施の形態1〜3では、各直流母線間に接続されたコンデンサ群と同様に各直流母線間に接続されると共に、コンデンサ群を構成する各コンデンサに並列に接続され各直流母線間の電圧を分圧する抵抗器を具備する構成を例示したが、これらの抵抗器を省略しても構わない。
ただし、抵抗器を省略した場合には、コンデンサの経年変化等により、コンデンサ容量が変動してコンデンサ容量間にバラツキが生じ、各電圧検出回路への入力電圧が変動する可能性がある。このため、抵抗器を省略した構成の場合における各比較判定回路の判定処理では、コンデンサの経年変化によるコンデンサ容量の変動を考慮した判定処理が望まれる。
以上のように、本発明にかかるコンデンサ異常検出装置は、回路主要部品の更なる削減を可能とする発明として有用である。
1〜3 直流電源
4a〜4c,5a〜5c,6a〜6c コンデンサ
7P,7N,8P,8N,9P,9N 直流母線
10a〜10c 直流電源回路
11a〜11c,12a〜12c,13a〜13c 抵抗器
15a〜15c,25a,25b,32,34 電圧検出回路
16a,16b,26,36 定数倍回路
17 加減算回路
18,28,38 比較判定回路

Claims (4)

  1. 直流電源の直流母線間に直列接続された複数個のコンデンサからなるコンデンサ群の異常を検出するコンデンサ異常検出装置において、
    前記直流電源は、負側の直流母線が共通接続された第1および第2の直流電源からなり、
    前記第1の直流電源における第1の直流母線間の電圧を検出する第1の電圧検出回路と、
    前記第2の直流電源における第2の直流母線間の電圧を検出する第2の電圧検出回路と、
    前記第1の直流母線間に接続された第1のコンデンサ群に属する何れか一つのコンデンサの端子電圧と、前記第2の直流母線間に接続された第2のコンデンサ群に属する何れか一つのコンデンサの端子電圧との差電圧を検出する第3の電圧検出回路と、
    前記第1〜第3の電圧検出回路の出力電圧に基づいて、前記第1のコンデンサ群または前記第2のコンデンサ群に属するコンデンサの異常を判定する比較判定回路と、
    を備えたことを特徴とするコンデンサ異常検出装置。
  2. 直流電源の直流母線間に直列接続された複数個のコンデンサからなるコンデンサ群の異常を検出するコンデンサ異常検出装置において、
    前記直流電源は、負側の直流母線が共通接続された2n個(nは自然数)の直流電源からなり、
    前記2n個の直流電源を2個単位でグルーピングしたn個のグループに区分すると共に、当該n個の各グループに属する一方および他方の直流電源のうちの一方の直流電源における正側の直流母線と、他方の直流電源における正側の直流母線との間の電圧を検出する第1の電圧検出回路と、
    前記一方の直流電源における直流母線間に接続された第1のコンデンサ群に属する何れか一つのコンデンサの端子電圧と、前記他方の直流電源における直流母線間に接続された第2のコンデンサ群に属する何れか一つのコンデンサの端子電圧との差電圧を検出する第2の電圧検出回路と、
    前記第1および第2の電圧検出回路の出力電圧に基づいて、前記第1のコンデンサ群または前記第2のコンデンサ群に属するコンデンサの異常を判定する比較判定回路と、
    を前記区分したグループ毎に備えたことを特徴とするコンデンサ異常検出装置。
  3. 直流電源の直流母線間に直列接続された複数個のコンデンサからなるコンデンサ群の異常を検出するコンデンサ異常検出装置において、
    前記直流電源は、負側の直流母線が共通接続された(2n+1)個(nは自然数)の直流電源からなり、
    前記(2n+1)個の直流電源のうちの2n個の直流電源を2個単位でグルーピングしたn個のグループと、残余1個の直流電源とに区分すると共に、当該n個の各グループに属する一方および他方の直流電源のうちの一方の直流電源における正側の直流母線と、他方の直流電源における正側の直流母線との間の電圧を検出する第1の電圧検出回路と、
    前記一方の直流電源における直流母線間に接続された第1のコンデンサ群に属する何れか一つのコンデンサの端子電圧と、前記他方の直流電源における直流母線間に接続された第2のコンデンサ群に属する何れか一つのコンデンサの端子電圧との差電圧を検出する第2の電圧検出回路と、
    前記第1および第2の電圧検出回路の出力電圧に基づいて、前記第1のコンデンサ群または前記第2のコンデンサ群に属するコンデンサの異常を判定する第1の比較判定回路と、
    を前記各グループ毎に備え、
    前記n個のグループに属する直流電源の中から任意に選択された直流電源における正側の直流母線と、前記残余1個の直流電源における正側の直流母線との間の電圧を検出する第3の電圧検出回路と、
    前記選択された直流電源における直流母線間に接続された前記第1または前記第2のコンデンサ群に属する何れか一つのコンデンサの端子電圧と、前記残余1個の直流電源における直流母線間に接続された第3のコンデンサ群に属する何れか一つのコンデンサの端子電圧との差電圧を検出する第4の電圧検出回路と、
    前記第3および第4の電圧検出回路の出力電圧に基づいて、前記第1〜第3のコンデンサ群に属するコンデンサの異常を判定する第2の比較判定回路と、
    を備えたことを特徴とするコンデンサ異常検出装置。
  4. 前記各コンデンサ群を構成する各コンデンサに並列に接続されると共に、直列に接続されて前記各直流母線間に接続され、当該各直流母線間の電圧を分圧する抵抗器を具備することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のコンデンサ異常検出装置。
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