JP5219472B2 - 固定部材付きギヤードモータ及びギヤードモータの固定部材 - Google Patents

固定部材付きギヤードモータ及びギヤードモータの固定部材 Download PDF

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Description

本発明は、減速機を内蔵したモータに関するものであり、特に他の部材に固定することが可能な固定部材付きギヤードモータに関するものである。また本発明は、ギヤードモータを他の部材に固定する固定部材に関するものである。
モータと減速機が一体化されたギヤードモータが知られている(特許文献1)。ギヤードモータは、モータと減速機とを別々に製作してカップリング等で結合する構造に比べて全体形状が小型であるという利点がある。そのためギヤードモータは、小型のコンベア等の駆動源として採用される場合が多い。
ギヤードモータは、多くの場合、本体部分を他の部材に固定し、駆動軸を被駆動部材と係合させて使用される。例えば前記した特許文献1では、モータ部分が他の部材に固定されている。
モータを支持するための部材としては、例えば特許文献2に開示されたものが知られている。特許文献2は、ステッピングモータ用防振ゴムであり、当該ステッピングモータ用防振ゴムを介して他の部材にモータを固定する。
特開2007−259608号公報 特開平5−168193号公報
ところでギヤードモータは、駆動時に音が出る。ギヤードモータが発する音はかすかであるが、例えば病院で使用するコンベアの様に、特に静寂性が要求される場所で使用する場合には何らかの対策を講じる必要がある。
ギヤードモータの全域を厚い防音壁で囲むとギヤードモータが発する音が外に漏れることを防げるが、この方策は、全体形状が小型であるというギヤードモータの利点を相殺してしまうこととなる。
そこで本発明は、従来技術の上記した問題点に注目し、全体形状が小さく、かつ防音効果に優れた固定部材付きギヤードモータを提供することを課題とするものである。また併せて本発明は、全体形状が小さく、かつ防音効果に優れたギヤードモータの固定部材を提供することを課題とする。
上記した課題を解決するため、本発明者らはギヤードモータが発する音について研究し、音の発生源がどこで、どの様な伝播経路で音が外に漏れるのかを検討した。
その結果、ギヤードモータの音は、そのほとんどが減速機から発生するものであることが判った。また音の伝播経路は、減速機近傍のハウジングから直接的に外部に漏れるものであることも判った。
すなわちギヤードモータは、モータと減速機によって構成されている。ここでモータは回転子が回転するものの、回転子が他の部位と接するのは軸受け部のみであり、摺動部分は少ない。
これに対して減速機は多数の歯車を有し、歯車同士が接触し、擦れ合って音が出る。ギヤードモータが発する音は、その大多数が減速機が生じさせるものである。
またギヤードモータでは、減速機の歯車とハウジング間の物理的距離が短いので、発生した音は、減速機近傍のハウジングから直接的に外部に漏れる。
また本発明者らは、一つの収納筒にモータと減速機とを内蔵したギヤードモータを開発したが、このギヤードモータは、特に減速機の歯車とハウジングたる収納筒との隙間が小さい。そのため一つの収納筒にモータと減速機とを内蔵したギヤードモータでは、収納筒の減速機が内蔵された領域から音が外部に発散される。
上記した知見に基づいて開発された本発明は、モータと減速機とが一つの収納筒に内蔵され収納筒から駆動軸が突出したギヤードモータと、ギヤードモータを他の部材に固定する固定部材を有し、前記固定部材は固定台と押さえ部材と防音部材によって構成され、防音部材はシート、又は予め円弧形状若しくは環状に成形した成形品であってギヤードモータの収納筒の外側から、モータ内蔵部分が露出するように、減速機内蔵部分を覆い、さらにギヤードモータは前記防音部材を介して押さえ部材と固定台によって挟まれていることを特徴とする固定部材付きギヤードモータである。
本発明のギヤードモータは、音の発生源を防音部材が覆うので、外部に漏れる音が小さく、且つ外観形状が過度に大きくなることもない。
請求項2に記載の発明は、防音部材は独立気泡の発泡シリコンゴムを素材とするものであることを特徴とする請求項1に記載の固定部材付きギヤードモータである。
本発明のギヤードモータは、防音部材として独立気泡の発泡シリコンゴムが採用されているので、防音効果が高い。
また本発明者らの実験によると、防音部材としてゴムを採用した場合、その厚さの適正値が1.2〜3.0mmであることが判明した(請求項3)。
すなわち防音効果としては、厚さは厚い方が望ましく、厚さが1.2mm未満であれば十分な防音効果が発揮されない。一方、防音部材の厚さが2mmを越えると、それ以上厚くしても作用効果に顕著な変化は表れない。
また制振性という観点から考えると、厚さが厚くなると制振性能が劣る。すなわち防音部材としてゴムを採用した場合、その厚さが3.0mmを越えると、制振性能が劣る。
逆にギヤードモータを保持する力は、防音部材が厚くなる程強力になり、厚さが1.2mm未満であれば十分な保持力が発揮されない。
これらの点を総合的に判断すると、防音部材としてゴムを採用した場合、その厚さの適正値は1.2〜3.0mmであることと言える。
請求項4に記載の発明は、固定台は台座部を有し、押さえ部材は円弧状部と取付け座部を有し、収納筒は固定台の台座部に載置され、押さえ部材の円弧状部は収納筒に被せられた状態で固定台に取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれに記載の固定部材付きギヤードモータである。
本発明のギヤードモータは、他の部材にしっかりと固定することができる。
請求項5に記載の発明は、ギヤードモータを他の部材に固定する固定部材であって、ギヤードモータはモータと減速機とが一つの収納筒に内蔵され収納筒から駆動軸が突出し、前記固定部材は固定台と押さえ部材と防音部材によって構成され、防音部材はシート、又は予め円弧形状若しくは環状に成形した成形品であってギヤードモータの収納筒の外側から、モータ内蔵部分が露出するように、減速機内蔵部分を覆い、さらにギヤードモータは前記防音部材を介して押さえ部材と固定台によって挟まれることを特徴とするギヤードモータの固定部材である。
本発明の固定部材を使用すると、ギヤードモータが発する音が外部に漏れず、静寂が保たれる。
本発明のギヤードモータは、防音効果が優れているにも係わらず、全体形状が過度に大きくない。そのため本発明は、ギヤードモータの利点を維持しつつ、防音効果を向上させる効果がある。
本発明のギヤードモータの固定部材についても同様であり、ギヤードモータの利点を維持しつつ、防音効果を向上させる効果がある。
以下さらに本発明の実施形態について説明する。なお説明の便宜上、図面を基準として「上下」関係を説明しているが、上下関係は、あくまでも説明の便宜上使用した用語であり、ギヤードモータの取付け姿勢に応じて上下関係は変化する。
図1は、本発明の実施形態の固定部材付きギヤードモータの正面図である。図2は、図1の固定部材付きギヤードモータの平面図である。図3は、図1の固定部材付きギヤードモータの断面図である。図4は、図1の固定部材付きギヤードモータの分解斜視図である。
本実施形態の固定部材付きギヤードモータ1は、独立したギヤードモータ2と、独立した固定部材3によって構成されている。
ギヤードモータ1は、図3に示すように収納筒5にモータ6と減速機7が内蔵されたものであり、収納筒5の内部は大きくモータ部Aと減速機部Bに分かれている。
ここで収納筒5は両端が開口した金属製の筒体である。そして収納筒5の両端には閉塞部材10,11が取り付けられており、収納筒5の両端は閉塞部材10,11によって塞がれている。
収納筒5の両端からは、信号ケーブル12と駆動軸13が突出している。信号ケーブル12は、収納筒5の内外を連通するものであり、収納筒5の内部側にも大きな体積を占める。すなわち信号ケーブル12は、閉塞部材10に一体的に取り付けられており、収納筒5の内外を連通する。
そして内筒部材15の内部には、図3の様にモータ6と減速機7が内蔵されている。
モータ6は、図示しないホール素子を内蔵したブラシレスモータであり、固定子20と回転子21により構成される。ここで固定子20は鉄心に収められたコイルである。固定子20は、内筒部材15に内挿されて内筒部材15と一体的に取りつけられている。
一方回転子21は、内筒部材15の中心にあり、その一端は、軸受け22を介して回転可能に支持されている。
減速機7は、2段の遊星歯車列である。減速機7の入力部は、モータ6の回転子21に連結されている。また減速機7の出力軸30は、閉塞部材11に設けられた二つの軸受け31,32によって収納筒5の中心に保持され、その先端部分が駆動軸13として収納筒5の外側に突出している。また本実施形態では、駆動軸13にプーリ14が取り付けられている。
本実施形態では減速機7は、入力側の太陽歯車33から駆動軸13までであるが、収納筒5に収納されているのは、入力側の太陽歯車33から駆動軸13の半分程度である。
本実施形態では減速機7は、駆動軸13が長いが、実際に音を発するのは、減速機7の中の歯車列部Cの領域であり、具体的には入力側の太陽歯車33から出力軸30の端部の歯車形成部34までである。
本実施形態のギヤードモータ1は、モータ6の回転子21が回転すると、減速機7の入力軸が回転し、所定の減速比で減速されて減速機7の出力軸30が回転する。出力軸30はギヤードモータ1自身の駆動軸13であるから、モータ6が回転すると、所定の回転速度に減速された状態で駆動軸13と駆動軸13に取り付けられたプーリ14が回転する。
次に固定部材3について説明する。固定部材3は、固定台50と押さえ部材51と防音部材52によって構成されている。
固定台50は鋼材あるいは樹脂で作られたものであり、四角形のベース板部55に台座部56が設けられたものである。ベース板部55の四隅の位置には、他の部材に取り付けるための取付け孔57が形成されている。
台座部56は、半円形状の保持部60を有している。
押さえ部材51は、鋼板を曲げ加工するかあるいは樹脂の射出成形によって作られたものであり、覆い部61を有している。覆い部61は、側面形状が略「U」字状をしており、180度の円弧状部63及び互いに平行に設けられた足部65,66を有している。
覆い部61の巾Lは、前記したギヤードモータ2の減速機部Bの長さと略等しい。
足部65,66の端部には、4か所、取付け座部62が設けられている。取付け座部62は、足部65,66に対して垂直である。また取付け座部62には、取付け孔67が形成されている。
取付け孔67の間隔は、前記したベース板部55の取付け孔57の間隔と等しい。
防音部材52はシート状のゴムであり、本実施形態では、2枚のゴムシート70,71によって形成されている。図4においては、2枚のゴムシート70,71は円弧状をしているが、実際のゴムシート70,71は平状であり、ギヤードモータ2に沿って曲がる。二枚のゴムシート70,71の合計幅は、ギヤードモータ2の収納筒5の周長と略等しい。またゴムシート70,71の長さは、前記したギヤードモータ2の減速機部Bの長さと略等しい。
本実施形態の固定部材付きギヤードモータ1は、固定部材3を介して図示しない他の部材に取り付けられる。
すなわちギヤードモータ2の収納筒5には、防音部材52たる2枚のゴムシート70,71が巻き付けられ、この状態でギヤードモータ2は台座部56の保持部60に設置されている。前記した様にゴムシート70,71の合計幅は、ギヤードモータ2の収納筒5の周長と略等しいから、ゴムシート70,71はギヤードモータ2の収納筒5の外周を覆い、且つ重なる部分はない。
ゴムシート70,71の巻き付け位置は、ギヤードモータ2の減速機部Bに相当する部位である。
そしてギヤードモータ2の上部側(図面基準)から押さえ部材51が被せられる。すなわち押さえ部材51でカバーする。さらに取付け孔67及び取付け孔57に図示しないネジを挿通し、当該ネジを他部材に係合させてギヤードモータ2が他の部材に固定される。
ギヤードモータ2が他の部材に取り付けられた状態では、収納筒5の減速機7が内蔵された領域が、防音部材52で覆われ、さらにこの状態で、固定台50と押さえ部材51の間に挟まれて押圧されている。
すなわちギヤードモータ2の収納筒5の減速機内蔵部分の外側には防音部材52があり、さらに下半分の部位は固定台50で覆われている。またギヤードモータ2の収納筒5の減速機7内蔵部分の外側であって上側の部位は、押さえ部材51の円弧状部63がある。
ギヤードモータ2の長手方向に注目すると、固定台50及び押さえ部材51の長さは、ギヤードモータ2の収納筒5の半分程度の長さであり、モータ部Aの多くは固定部材3に保持されていない。
固定部材3の長さは、収納筒5の4分の1から5分の3程度であり、減速機7が収納されている部位の2分の1以上が固定部材3で保持されていることが望ましい。また本実施形態の様に、減速機7の出力軸30が長い場合は、遊星歯車列等の歯車列部Cを中心として保持することが望ましい。より具体的には歯車列部Cの3分の2以上が防音部材52で覆われ、押さえ部材51で押さえられることが推奨される。
本実施形態のギヤードモータ2は、騒音発生部たる減速機7が防音部材52で覆われ、さらにその外周が固定台50又は押さえ部材51で覆われているので、外部に音が漏れず、静かである。
また本実施形態のギヤードモータ2は、ゴムシートで作られた防音部材52を介して固定部材3に取り付けられているので、振動が小さい。さらにまた本実施形態のギヤードモータ2は、ゴムシートで作られた防音部材52を介して固定部材3に取り付けられているので、固定部材3の保持力が強く、外れにくい。
以上説明した実施形態では、防音部材52として2枚のゴムシート70,71を使用したが、一枚のゴムシートで防音部材52を構成し、一枚のゴムシートをギヤードモータ2の外周に巻き付けてもよい。
また予め円弧形状や環状に成形したゴムを防音部材として使用してもよい。
次に本発明者らが行った実験について説明する。
本発明者らは、図1に示した構造の固定部材付きギヤードモータ1を試作し、防音部材52たるゴムシート70,71の素材と厚さとを適宜変更してこれらの適正条件を検討した。
ゴムシート70,71の素材としては、NBR、NR、EPDM及び発泡シリコンゴム及び発泡ウレタンゴムを使用した。また発泡シリコンゴムは、連続気泡のものと独立気泡のものとを比べた。
ゴムシート70,71の厚さは、1.5mmに統一した。すなわちギアードモータ2と保持部60及び覆い部61との間隔はいずれの部位においても1.5mmになる様に設計されており、覆い部61がネジ等で締めつけられると、防音部材52は1.5mmに圧縮される。
そして特定のギヤードモータ2から同一の距離だけ離れた位置にマイクを置き、騒音値を測定した。
騒音は、表1の通りであった。いずれのゴムを使用した場合においても騒音の減少が認められたが、発泡性のゴムを防音部材として採用する場合に特に顕著な消音効果が認められた。
騒音の測定と同時に、振動と、保持力とを調査したところ、発泡性のゴムを防音部材として採用する場合に高い振動抑制効果が認められた。また保持力及び耐熱性という点では、発泡性のゴムよりもソリッド状のNBR、NR、EPDMが優れていた。
調査した試料の中で、独立気泡の発泡シリコンゴムは、騒音抑止効果、制振性、保持力及び耐熱性のいずれもが満足できるものであった。
Figure 0005219472
次に独立気泡の発泡シリコンゴムを防音部材52として使用する場合に、これの適切な厚さを決定するための実験を行った。ギアードモータ2の使用状態において防音部材52が1.5mmに圧縮される構造とし、防音部材52の厚さを変化させ比較した。
結果は、図5、図6、図7の通りであった。
すなわち図5は、独立気泡の発泡シリコンゴムを防音部材として使用した場合の厚さと防音効果との関係を示したグラフである。実験によると防音部材が厚いほど防音効果が高いと言えるが、防音部材の厚さが2mmを越えると、それ以上厚くしても作用効果に顕著な変化は表れない。また防音部材の厚さが1.2mm未満であれば十分な防音効果が発揮されない。
図6は、独立気泡の発泡シリコンゴムを防音部材として使用した場合の厚さと制振性との関係を示したグラフである。実験によると防音部材の厚さが厚くなると制振性能が劣ることが判明した。防音部材として独立気泡の発泡シリコンゴムを採用した場合、その厚さが3.0mmを越えると、制振性能が落ちる。
図7は、独立気泡の発泡シリコンゴムを防音部材として使用した場合の厚さと保持力との関係を示したグラフである。実験によると防音部材の厚さが厚くなるに従ってと保持力が増大し、ギヤードモータ2がより強固に固定される。厚さが1.2mm未満であれば十分な保持力が発揮されない。
上記した実験から、独立気泡の発泡シリコンゴムを防音部材として使用した場合、その厚さの適正値は1.2〜3.0mmであるといえる。
本発明の実施形態の固定部材付きギヤードモータの正面図である。 図1の固定部材付きギヤードモータの平面図である。 図1の固定部材付きギヤードモータの断面図である。 図1の固定部材付きギヤードモータの分解斜視図である。 独立気泡の発泡シリコンゴムを防音部材として使用した場合の厚さと防音効果との関係を示したグラフである。 独立気泡の発泡シリコンゴムを防音部材として使用した場合の厚さと制振性との関係を示したグラフである。 独立気泡の発泡シリコンゴムを防音部材として使用した場合の厚さと保持力との関係を示したグラフである。
符号の説明
1 固定部材付きギヤードモータ
2 ギヤードモータ
3 固定部材
5 収納筒
6 モータ
7 減速機
13 駆動軸
50 固定台
51 押さえ部材
52 防音部材
55 ベース板部
56 台座部
61 覆い部
63 円弧状部
70,71 ゴムシート(防音部材)

Claims (5)

  1. モータと減速機とが一つの収納筒に内蔵され収納筒から駆動軸が突出したギヤードモータと、ギヤードモータを他の部材に固定する固定部材を有し、前記固定部材は固定台と押さえ部材と防音部材によって構成され、防音部材はシート、又は予め円弧形状若しくは環状に成形した成形品であってギヤードモータの収納筒の外側から、モータ内蔵部分が露出するように、減速機内蔵部分を覆い、さらにギヤードモータは前記防音部材を介して押さえ部材と固定台によって挟まれていることを特徴とする固定部材付きギヤードモータ。
  2. 防音部材は独立気泡の発泡シリコンゴムを素材とするものであることを特徴とする請求項1に記載の固定部材付きギヤードモータ。
  3. 防音部材はゴムであり、厚さが1.2〜3.0mmであることを特徴とする請求項1又は2に記載の固定部材付きギヤードモータ。
  4. 固定台は台座部を有し、押さえ部材は円弧状部と取付け座部を有し、収納筒は固定台の台座部に載置され、押さえ部材の円弧状部は収納筒に被せられた状態で固定台に取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれに記載の固定部材付きギヤードモータ。
  5. ギヤードモータを他の部材に固定する固定部材であって、ギヤードモータはモータと減速機とが一つの収納筒に内蔵され収納筒から駆動軸が突出し、前記固定部材は固定台と押さえ部材と防音部材によって構成され、防音部材はシート、又は予め円弧形状若しくは環状に成形した成形品であってギヤードモータの収納筒の外側から、モータ内蔵部分が露出するように、減速機内蔵部分を覆い、さらにギヤードモータは前記防音部材を介して押さえ部材と固定台によって挟まれることを特徴とするギヤードモータの固定部材。
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