JP5219223B2 - 壁パネル - Google Patents

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Description

本発明は、軸組工法等により木造住宅を建築する際に用いられる壁パネルに関する。
木造住宅は、一般的に、土台上に立設された柱に、家屋の室外側の壁を形成する外壁材と室内側の壁を形成する内壁材とが固定され、これら外壁材と内壁材との間の空間に断熱材や防水シート等が配された壁構造となっている。そして外壁材の表面が、例えば、サイディングやモルタル等によって仕上げられ、内壁材の表面が、例えば、クロス張り等によって仕上げられている。
このような従来の木造住宅の建築方法では、外壁材や内壁材を柱に固定する作業、壁内部に断熱材を充填する作業などの壁を建築する全ての作業が、建築現場で大工や別々の工事業者の手によって行われる。このため、工期が長くなり、またそれに伴って施工費用も高くなるという問題がある。
また上記のような建築方法によって形成された住宅においては、結露によって、例えば、壁内部(外壁材と内壁材との間の空間)にカビが発生するという問題や、柱や壁材が腐食するといった問題等が生じる虞がある。
このような問題を解決するために、近年では、上述のような外壁材及び内壁材や断熱材等を一体化した壁パネル(建材)が用いられるようになってきている。壁パネルの構造は、様々提案されているが、例えば、桐製の第1の板材と第2の板材との間に機能材を一体的に設けたものがある(特許文献1参照)。
特開2008−14111号公報
このような壁パネルを用いて木造住宅を建築することで、工期の短縮や施工費用の削減を図ることができ、また結露によってカビが発生するといった問題を解決することができるかもしれない。しかしながら、例えば、特許文献1に記載されているような桐の板材を用いた建材は、外壁材としての十分な特性は得られず、内壁材(下地材を含む)としてしか用いることができなかった。また、例えば、板材内部の水分量の変化等に起因して板材に反りが生じてしまう虞もある。
ところで、近年、CO等の温室効果ガスによる地球温暖化が問題となっているが、例えば、桐等の木材の利用は、地球温暖化の抑制に有効である。例えば、桐は、成長段階において他の樹木よりもCOを吸収し易いという特性を有するため、例えば、植林を行うことで、多くのCOを吸収させることができる。ただし、桐の植林を行うにあたっては、桐の利用量を増やしていく必要がある。特に、間伐材等の比較的細い桐の利用量を増やしていく必要がある。しかしながら、現状では、桐の用途は限られており大きな需要増は見込めない。このため、地球温暖化等の環境問題の面から、桐等の木材を有効利用して需要の拡大を図ることが望まれている。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、施工が容易でありコストの削減を図ることができると共に、反りの発生を効果的に抑制することができる木造住宅用の壁パネルを提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、土台上に立設された柱に固定されて木造住宅の壁を形成する壁パネルであって、木目を交差させて3枚の桐板を張り合わせた3層クロス張り構造を有すると共に前記内側の桐板の木目方向が横目方向であると共に外側の桐板の木目方向が縦目方向である第1〜第4の桐合板が積層されてなり、外壁側を構成する前記第1及び第2の桐合板の厚さが、内壁側を構成する前記第3及び第4の桐合板の厚さよりも厚いことを特徴とする壁パネルにある。
本発明の第の態様は、積層された複数枚の前記桐合板によって囲まれた空間である断熱部を有することを特徴とする第の態様の壁パネルにある。
本発明の第の態様は、前記断熱部内には、板状の断熱材が設けられていることを特徴とする第の態様の壁パネルにある。
本発明の第の態様は、各種ケーブルを収容するケーブル収容孔が、前記断熱部とは独立して設けられていることを特徴とする第2又は3の態様の壁パネルにある。
本発明によれば、木造住宅を建築する際に、建築現場における施工が容易になり工期の短縮や施工費用の削減を図ることができる。さらに、例えば、耐火性、耐力性、断熱性、水密性といった各種特性に優れた壁構造を比較的安価に実現することができる。また反りの発生を効果的に抑制した壁パネルを提供することができる。そしてさらに、このような桐板を用いた壁パネルによって桐等の木材の需要が増加し、結果として地球温暖化が抑制されるという効果もある。
本発明の実施形態1に係る壁パネルの斜視図である。 本発明の実施形態1に係る壁パネルの分解斜視図である。 本発明の実施形態1に係る木造住宅の建築方法を示す概略図である。 本発明の実施形態1に係る木造住宅の建築方法を示す概略図である。 本発明の実施形態1に係る壁パネルを用いた壁構造を示す平面図である。 本発明の実施形態1に係る壁パネルを用いた壁構造を示す横断面図である。 本発明の実施形態1に係る壁パネルを用いた壁構造を示す縦断面図である。 本発明の実施形態2に係る壁パネルを用いた壁構造を示す縦断面図である。 本発明の実施形態3に係る壁パネルを用いた壁構造を示す横断面図である。
以下、本発明を実施形態に基づいて詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る壁パネルを示す斜視図であり、図2はその分解斜視図である。
図1及び図2に示すように、本発明に係る壁パネル10は、複数枚の桐板を積層することによって形成されている。例えば、本実施形態では、壁パネル10は、複数枚(例えば、3枚)の桐板が張り合わされた第1〜第4の桐合板11〜14を積層することによって形成されている。
そして詳しくは後述するが、このような壁パネル10の一方側の面を構成する第1の桐合板11が木造住宅の外壁となり、他方側の面を構成する第4の桐合板14が木造住宅の内壁となる。
ここで、第1〜第4の桐合板11〜14は、各桐板が集成材からなり各桐板の木目を交差させて張り合わせた3層クロス張り構造を有するものであることが好ましい。特に、内側の桐板の木目方向を横目方向(壁パネル10の短手方向)とし、外側の桐板の木目方向を縦目方向(壁パネル10の長手方向)とすることが好ましい。なお桐板として一枚板を用いると十分な強度が得られない虞がある。
第1〜第4の桐合板11〜14の厚さは特に限定されないが、外壁側の桐合板の厚さを厚くするようにするのが好ましい。また第1〜第4の桐合板11〜14のそれぞれを構成する各桐板の厚さは、特に限定されないが、内側の桐板の厚さを、外側の桐板と同一又はそれよりも厚くすることが好ましい。例えば、外壁側の第1及び第2の桐合板11,12は、厚さ10mmの桐板が3枚張り合わせられ30mmの厚さを有する。一方、内壁側の第3及び第4の桐合板13,14は、厚さ9mmの桐板の両側に厚さ8mmの桐板が張り合わされて15mmの厚さを有する。つまり、壁パネル10は全体の厚さが110mmとなるように形成されている。壁パネル10の高さは450mmとしている。
なお本実施形態では、壁パネル10が4枚の桐合板(第1〜第4の桐合板11〜14)で構成されているが、壁パネル10を構成する桐合板の枚数は特に限定されず、3枚以下であってもよいし、5枚以上であってもよい。例えば、壁パネル10は、第1〜第4の桐合板11〜14が積層された結果、12枚の桐板で構成されているが、勿論、桐合板を複数枚積層するのではなく、木目を交差させて12枚の桐板を積層した1枚の桐合板で構成されていてもよい。
また壁パネル10の内部には、壁パネル10を構成する桐合板(桐板)によって囲まれた断熱部15が設けられている。具体的には、第3の桐合板13には、図2に示すように、2つの開口部16が設けられており、断熱部15は、第3の桐合板13と、その両側に接合された第2の桐合板12及び第4の桐合板14とで囲まれた密封空間によって構成されている。
なお本実施形態では、断熱部15が第2〜第4の桐合板12〜14で囲まれた密封空間によって構成されているが、この断熱部15(開口部16)内に断熱材が設けられていてもよい。断熱材を設ける場合には、具体的には、板状の断熱材を用い、この断熱材が開口部16に嵌め込まれた構成とするのが好ましい。これにより、経年変化による断熱材の偏りといった問題の発生が抑えられ、壁パネル10の断熱性が長期に亘って良好に維持される。断熱材としては、例えば、ネオマフォーム(旭化成製)が好適に用いられるが、断熱材の種類は特に限定されず、例えば、ロックウール等を用いてもよい。
このように第1〜第4の桐合板11〜14、つまり積層された複数枚の桐板で構成される壁パネル10は、例えば、断熱性、耐火性、耐力等の各種特性に優れる。例えば、全世界の寒冷地、猛暑地に対応可能な断熱性を確保することができる。また一般的に、桐材はやわらかく建材にすることが難しいと考えられているが、桐の集成材によって形成された桐合板からなる本願発明の壁パネル10は、建材としても十分な強度を有するものである。さらに、このような構造の壁パネル10は、反りの発生が効果的に抑えられるため、上記の各種特性を長期に亘って良好に維持することができる。ちなみに、ここで言う「桐板」には、桐材からなる板材だけでなく、ファルカタ材からなる板材も含むものとする。これら桐材又はファルカタ材は、何れも、木材の比重が0.3以下であって他の木材と比べて反り難く、しかも軽量であるという特徴を有する。
なお壁パネル10の一部の材料として、例えば、鉄等を用いることで特性の向上を図ることが考えられるが、桐板以外の材料を採用するのは好ましくない。桐板以外の材料が桐板とは水分や熱による膨張率等が異なる場合、壁パネル10が変形するといった問題が生じる虞があるためである。
また壁パネル10には、電線や電話線等のケーブル類が配されるケーブル挿通孔17が断熱部15とは独立して設けられている。このため、断熱部15の機能を阻害することなくケーブル類を整理することができる。また断熱部15内に断熱材が設けられている場合でも、断熱材を壊すことなくケーブル類を整理することができる。また、例えば、鼠等によるケーブル類の破損を防止することができるという効果もある。
また、壁パネル10の上下端面のそれぞれには、その長手方向に沿って凹部18が形成されており、以下に説明するように、複数枚積み重ねられた各壁パネル10が、この凹部18に係合する係合部材によってそれぞれ連結されるようになっている。そして、積み重ねられた壁パネル10をそれぞれ土台上に立設された柱に固定することで、各種性能に優れた木造住宅の壁を比較的容易に形成することができる。
具体的には、まず図3(a)に示すように、土台100上に所定間隔で柱110を立設し、その他、例えば、桁、梁等で建物の骨組み(軸組)を形成する。次いで、図3(b)に示すように、これらの柱110間に1枚の壁パネル10を配し、各柱110に釘等によって固定する。
ここで、上述のように壁パネル10の上下端面のそれぞれには、その長手方向に沿って凹部18が形成されている。そして、図4(a)に示すように、柱110間に固定された壁パネル10の上端面に形成された凹部18に、係合部材30を嵌め込んで固定する。その後、図4(b)に示すように、1枚目の壁パネル10に固定された係合部材30を挟んで2枚目の壁パネル10を積み重ねて柱110に固定する。つまり、一枚目の壁パネル10に固定された係合部材30を2枚目の壁パネル10の下端面に設けられている凹部18に嵌め込み、2枚目の壁パネル10をこの状態で柱110に固定する。その後、同様にして複数枚の壁パネル10を積み重ねてそれぞれ柱110に固定する。
その後、柱110に固定された壁パネル10の一方の面を外壁とし他方の面を内壁として木造住宅の壁を形成する。例えば、本実施形態では、各壁パネル10を柱110に固定した後、壁パネル10を構成する第1の桐合板11の表面に赤外線反射塗料を塗布することで、壁パネル10の第1の桐合板11側を外壁とする。一方、第4の桐合板14の表面に壁紙を貼り付ける、或いは内装材を塗布する等の作業を行うことで、壁パネル10の第4の桐合板14側を内壁とする。これにより木造住宅の壁が形成される。
このように本発明の建築方法では、壁パネル10の一方面を外壁とし他方面を内壁とすることで木造住宅の壁を形成しているため、従来のように外壁材と内壁材とを別々に用意する必要がなく、安価に木造住宅の壁を形成することができる。
また、各壁パネル10が高い強度を有するため、この壁パネル10によって形成される壁が耐力壁として機能するため、間柱や筋交いの数を減らすことができ、施工が容易となると共にコストの削減を図ることもできる。
さらに、複数枚の壁パネル10を積み重ねることで木造住宅の壁を形成することで、一枚の壁パネル10の重量を比較的軽く抑えている。例えば、本実施形態に係る壁パネル10の重量は20kg程度に抑えられている。したがって、施工に必要な人員を少なく抑えることができ、また運搬や建築現場において比較的容易に取扱うことができる。
なお本実施形態では、壁パネル10の外壁となる表面に赤外線反射塗料を塗布するようにし、壁パネル10の内壁となる表面に壁紙等を設けるようにしたが、これら赤外線反射塗料や、壁紙等は必ずしも設けなくてもよい。
以下、本実施形態に係る壁パネルを用いた壁構造について説明する。図5は、実施形態1に係る壁パネルを用いた壁構造を示す平面図であり、図6は、その横断面図である。また図7は、この壁構造における壁パネルの連結部分を示す縦断面図である。
図5及び図6に示すように、本実施形態に係る壁構造では、上述のように壁パネル10が複数枚積み重ねられた状態で各柱110に釘等によって固定されて木造住宅の壁が形成されている。このため壁パネル10を構成する第1〜第4の桐合板11〜14は、柱110の間隔に合わせた大きさで形成されている。具体的には、第1及び第2の桐合板11,12は、隣接する柱110の中心間距離と一致する幅で形成されており、第3及び第4の桐合板13,14は、隣接する柱110の間に嵌め込まれる幅で形成されている。そして、壁パネル10は、第1の桐合板11側から釘やネジ等の固定部材(図示なし)によって柱110に固定されている。例えば、本実施形態では、柱110の中心間距離は1820mmであり、柱110の間隔は1670mmであり、第1〜第4の桐合板11〜14は、それに合わせた大きさに形成されている。
また、上述のように各壁パネル10の上下端面には、凹部18が形成されている。本実施形態では、図7に示すように、凹部18が第1及び第2の桐合板11,12に形成されており、この凹部18に係合された係合部材30によって、各壁パネル10がそれぞれ連結されている。係合部材30は、例えば、桐製の角材からなり、下側に位置する壁パネル10に対しては接着剤40で接着されると共に釘やネジ等の固定部材50によって固定されており、上側の壁パネル10に対しては接着剤40によって固定されている。つまり、各壁パネル10の上面の凹部18に対して係合部材30を固定しておき、係合部材30が固定された壁パネル10を積み重ねて柱110に固定することによって木造住宅の壁が形成されている。そして、各壁パネル10の間は、接着剤40によって密封されて良好な水密性が確保されている。
ここで、凹部18の外壁側の内面と係合部材30との間には、接着剤40が塗布されておらず、積み重ねられた壁パネル10間の隙間から連続する微小な隙間である空間部19が形成されている。さらに、第1の桐合板11には、この空間部19に連通する連通孔20が形成されており、空間部19はこの連通孔20を介して外部に繋がっている。
このように壁パネル10に空間部19及び連通孔20が設けられていることにより、つまり等圧の排水路が設けられていることで、水密性をさらに高めることができる。すなわち、外部から壁パネル10間の隙間に侵入した水分(湿気)は、空間部19に流れ込み連通孔20から外部に排出される。したがって、接着剤40が塗布された部分の微小な隙間を水分が室内側に向かって侵入するのを効果的に抑制することができる。
以上説明したように、本実施形態では、複数枚の桐板を積層した第1〜第4の桐合板11〜14によって形成された壁パネル10を複数積み重ねることによって木造住宅の壁を形成するようにしている。したがって、例えば、断熱性、耐火性、耐力等の各種特性に優れた壁構造を実現することができる。上述した構造の壁パネル10は、例えば、熱抵抗値が2.0mk/wであり、全世界の寒冷地、猛暑地に対応可能な断熱性が確保されている。なお壁パネル10に断熱材が用いられている場合には、断熱材の厚みを調整することで、熱抵抗値は極めて容易に調整することができる。さらに壁パネル10は、反りの発生が抑えられるため、上記のような特性を長期に亘って良好に維持することができる。また壁パネル10の厚みを例えば130mm程度まで厚くすることで、柱が不要となるまでの耐力を得ることもできる。
また本実施形態では、複数枚の壁パネル10を金属類で連結するのではなく、桐製の角材からなる係合部材30によって連結するようにしているため、長期に亘って錆や腐食の問題が生じることもない。
ところで、近年、地球温暖化が急激に進んでおり、CO等の温室効果ガスの抑制・削減が求められている。本発明に係る壁パネル10を用いた木造住宅は、保温性に優れるため冷暖房などの効果が長時間持続する。つまり省エネ効果が高く、温室効果ガスの排出抑制に役立つ。
さらに壁パネル10の材料となる桐は、成長期におけるCOの吸収率が極めて高い。このため、植林等によって多くの桐を栽培することで、温室効果ガスの削減に有効である。ただし、桐はある程度成長が進むと、COの吸収率は徐々に減少してしまう。このため、伐採・再植林を比較的早いサイクルで繰り返すことが望ましい。これにより、極めて多くのCOが桐によって吸収されることになる。しかしながら、現状では、例えば、間伐材等の比較的細い桐材の用途は極めて少なく、今後も需要増が見込めないこともあり、上記のような桐の早い植林サイクルは実現されていない。
本発明に係る壁パネル10は、上述のように、その材料として桐の集成材が好適に用いられる。このため、本発明の壁パネル10を木造住宅に採用することで、桐の大幅な需要増が見込まれる。桐の需要の問題が解決されることで、上記のような早い植林サイクルが実現されればCOが大幅に削減されることになる。このように本発明は、結果として地球環境の改善にも役立つ極めて有用なものである。
(実施形態2)
図8は、実施形態2に係る壁パネルを用いた壁構造を示す図である。
本実施形態は、2つの係合部材によって各壁パネルを連結するようにした例であり、その他の構成は、実施形態1と同様である。具体的には、本実施形態に係る壁パネル10Aの上下端面には、図8に示すように第1の凹部18Aと第2の凹部18Bとが設けられている。第1の凹部18Aは第1及び第2の桐合板11,12に形成されており、第2の凹部18Bは第3及び第4の桐合板13,14に形成されている。本実施形態では、第1及び第2の桐合板11,12の厚さが第3及び第4の桐合板13,14の厚さよりも厚いため、それに合わせて、第1の凹部18Aの幅は第2の凹部18Bの幅よりも広く形成されている。勿論、これら第1の凹部18A及び第2の凹部18Bの幅は特に限定されるものではない。そして、各壁パネル10Aは、第1の凹部18Aに係合され接着剤40によって接合された第1の係合部材31と、第2の凹部18Bに係合され接着剤40によって接合された第2の係合部材32によってそれぞれ連結されている。
このような構成では、各壁パネル10A同士がより強固に連結される。したがって、壁として強度がさらに向上する。また各壁パネル10Aに対する第1及び第2の係合部材31,32の接着面積が増加するため、室外から室内側への水分の侵入もより確実に抑えられる。
(実施形態3)
図9は、実施形態3に係る壁パネルを用いた壁構造を示す図である。
本実施形態は、壁パネルの柱110への固定構造の他の例である。すなわち、実施形態1では第3及び第4の桐合板13,14を柱110間に嵌め込み、柱110の外側の面に第1及び第2の桐合板11,12を固定するようにしたが、本実施形態では、図9に示すように、各柱110には、隣接する柱110と対向する面にガイド溝111が形成されており、このガイド溝111に壁パネル10Bを嵌め込むことで、壁パネル10Bが柱110に固定されている。なお、本実施形態に係る壁パネル10Bを構成する第1及び第2の桐合板11,12と、第3及び第4の桐合板13,14とは、相対向するガイド溝111間の長さに合わせて、同一幅で形成されている。
このような構成としても、上述したように各種特性に優れた壁構造を比較的安価に実現することができる。
以上本発明の実施形態について説明したが、勿論、本発明は、発明の主旨を逸脱しない範囲であれば、これらの実施形態に限定されるものではない。
10 壁パネル
11 第1の桐合板
12 第2の桐合板
13 第3の桐合板
14 第4の桐合板
15 断熱部
16 開口部
17 ケーブル挿通孔
18 凹部
19 空間部
20 連通孔
30 係合部材
31 第1の係合部材
32 第2の係合部材
40 接着剤
50 固定部材

Claims (4)

  1. 土台上に立設された柱に固定されて木造住宅の壁を形成する壁パネルであって、
    木目を交差させて3枚の桐板を張り合わせた3層クロス張り構造を有すると共に前記内側の桐板の木目方向が横目方向であると共に外側の桐板の木目方向が縦目方向である第1〜第4の桐合板が積層されてなり、外壁側を構成する前記第1及び第2の桐合板の厚さが、内壁側を構成する前記第3及び第4の桐合板の厚さよりも厚いことを特徴とする壁パネル。
  2. 積層された複数枚の前記桐合板によって囲まれた空間である断熱部を有することを特徴とする請求項に記載の壁パネル。
  3. 前記断熱部内には、板状の断熱材が設けられていることを特徴とする請求項に記載の壁パネル。
  4. 各種ケーブルを収容するケーブル収容孔が、前記断熱部とは独立して設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の壁パネル。
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