JP5218987B2 - 端末装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電話機などの端末装置及びプログラムに関する。
一般に、携帯電話機などの端末装置では、通信相手の名前、電話番号、メールアドレスなどの各種情報と共に顔写真などの画像を対応付けてアドレス帳データとして記憶することができるものがある。そして、通信相手の名前、電話番号、メールアドレスなどの各種の情報を容易に記憶可能とするために、赤外線通信などを利用した、所謂、名刺交換機能やプロフィール交換機能と呼ばれる機能が知られている(特許文献1参照)。
特開2008−236444号公報
しかしながら、上述した先行技術にあっては、受信した通信相手の情報をアドレス帳データとしてその相手の画像と共に記憶するようにしているが、ユーザにあっては、通信相手の画像を撮影したり、外部装置からダウンロードしたりするなどの操作を行った後、名前、電話番号、メールアドレスなどの情報とその画像とをそれぞれ選択して対応付けるための操作を必要とするために、操作が煩雑化するという問題が残る。
本発明の課題は、受信した情報と取得した画像とを適切に対応付けて記憶できるようにすることである。
上述した課題を解決するために請求項1記載の発明は、情報を受信する受信手段と、画像を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得した画像を表示中であるか否かを判別する表示中判別手段と、前記表示中判別手段によって表示中であると判別された場合に、前記受信手段によって受信された情報を前記取得手段によって取得された画像と対応付けて記憶するための記憶条件を満たすと判別する条件判別手段と、前記条件判別手段によって記憶条件を満たすと判別された場合に、前記受信手段によって受信された情報を前記取得手段によって取得された画像と対応付けて記憶手段に記憶させる制御手段と、を具備したことを特徴とする。
請求項1に従属する発明として、前記受信手段によって受信された情報の内容を判別する情報内容判別手段を更に備え、前記条件判別手段は、前記情報内容判別手段によって判別された情報の内容に相手識別情報を含む場合に、前記記憶条件を満たすと判別する、ようにしたことを特徴とする請求項2記載の発明であってもよい。
請求項1または2いずれかに従属する発明として、前記取得手段によって取得された画像の内容を判別する画像内容判別手段を更に備え、 前記条件判別手段は、前記画像内容判別手段によって判別された画像の内容が人物を含む場合に、前記記憶条件を満たすと判別する、ようにしたことを特徴とする請求項3記載の発明であってもよい。
請求項1乃至3いずれかに従属する発明として、前記取得手段は、画像を撮影する撮像手段によって撮影された画像を取得する、ようにしたことを特徴とする請求項4記載の発明であってもよい。
請求項1乃至3いずれかに従属する発明として、前記取得手段は、外部装置から送信される画像を受信することによって画像を取得する、 ようにしたことを特徴とする請求項5記載の発明であってもよい。
また、上述した課題を解決するために請求項6記載の発明は、複数の情報を順次受信する受信手段と、複数の画像を順次取得する取得手段と、前記受信手段によって受信された情報を前記取得手段によって取得された画像と対応付けて記憶するための記憶条件を満たすか否かを判別する条件判別手段と、前記条件判別手段によって記憶条件を満たすと判別された場合に、前記受信手段によって受信した個々の情報をその受信した順番に従って順次指定すると共に、前記取得手段によって取得した個々の画像をその取得した順番に従って順次指定しながら当該指定した情報と画像とを対応付けて記憶手段に順次記憶させる制御手段と、を具備したことを特徴とする。
請求項に従属する発明として、前記取得手段が画像を取得した取得時刻を検出する時刻検出手段を更に備え、前記条件判別手段は、前記時刻検出手段によって検出された画像の取得時刻から所定時間以内に、前記受信手段によって情報を受信した際に、前記記憶条件を満たすと判別する、ようにしたことを特徴とする請求項7記載の発明であってもよい。
請求項に従属する発明として、前記受信手段が情報を受信した受信時刻を検出する時刻検出手段を更に備え、前記条件判別手段は、前記時刻検出手段によって検出された情報の受信時刻から所定時間以内に、前記取得手段によって画像を取得した際に、前記記憶条件を満たすと判別する、ようにしたことを特徴とする請求項8記載の発明であってもよい。
請求項6乃至8いずれかに従属する発明として、前記取得手段は、画像を撮影する撮像手段によって撮影された画像を取得する、ようにしたことを特徴とする請求項9記載の発明であってもよい。
請求項6乃至8いずれかに従属する発明として、前記取得手段は、外部装置から送信される画像を受信することによって画像を取得する、ようにしたことを特徴とする請求項10記載の発明であってもよい。
また、上述した課題を解決するために請求項11記載の発明は、コンピュータを、情報を受信する受信手段、画像を取得する取得手段、前記取得手段によって取得した画像を表示中であるか否かを判別する表示中判別手段、前記表示中判別手段によって表示中であると判別された場合に、前記受信手段によって受信された情報を前記取得手段によって取得された画像と対応付けて記憶するための記憶条件を満たすと判別する条件判別手段、前記条件判別手段によって記憶条件を満たすと判別された場合に、前記受信手段によって受信された情報を前記取得手段によって取得された画像と対応付けて記憶手段に記憶させる制御手段、として機能させることを特徴とする。
また、上述した課題を解決するために請求項12記載の発明は、コンピュータを、複数の情報を順次受信する受信手段、複数の画像を順次取得する取得手段、前記受信手段によって受信された情報を前記取得手段によって取得された画像と対応付けて記憶するための記憶条件を満たすか否かを判別する条件判別手段、前記条件判別手段によって記憶条件を満たすと判別された場合に、前記受信手段によって受信した個々の情報をその受信した順番に従って順次指定すると共に、前記取得手段によって取得した個々の画像をその取得した順番に従って順次指定しながら当該指定した情報と画像とを対応付けて記憶手段に順次記憶させる制御手段、として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、受信した情報と取得した画像とを適切に対応付けて記憶することができ、操作性を大幅に改善することが可能となる。
端末装置として適用した携帯電話機が利用可能な通信ネットワークシステムを示したブロック図。 携帯電話機1の基本的な構成要素を示したブロック図。 受信情報記憶部M3を説明するための図。 画像記憶部M4を説明するための図。 アドレス帳記憶部M5を説明するための図。 撮影情報記憶部M6を説明するための図。 電源投入に伴って実行開始される携帯電話機1側の全体動作の概要を示したフローチャート。 画像記憶処理(図7のステップA7)を詳述するためのフローチャート。 受信情報記憶処理(図7のステップA11)を詳述するためのフローチャート。
以下、図1〜図9を参照して本発明の実施形態を説明する。
本実施形態は、端末装置として携帯電話機に適用した場合を例示したもので、図1は、この携帯電話機が利用可能な通信ネットワークシステムを示したブロック図である。
携帯電話機1は、例えば、2つの筐体(操作部筐体、表示部筐体)が開閉可能に取り付けられた折り畳み自在なもので、この折り畳みタイプの携帯電話機1には音声通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能(Webアクセス機能)、カメラ機能、近距離通信機能などが備えられている。この近距離通信機能は、外部装置(他の携帯電話機)2との間でプロフィールデータなどの各種の情報を送受信する際に使用されるものであるが、携帯電話機1と外部装置2との通信は、近距離通信に限らず、例えば、図示省略したが、ホームネットワーク、会社ネットワークなどのように、中継器を介して無線LAN(ローカルエリアネットワーク)通信を行うものであってもよい。
携帯電話機1は、最寄りの基地局3A、交換機3Bから無線通信網(移動体通信網)3に接続されると、この無線通信網3を介して外部装置(他の携帯電話機)2との間で通話可能な状態となる。また、携帯電話機1は、無線通信網3を介してインターネット4に接続されると、電子メールの送受信が可能となったり、Webサイトをアクセスして閲覧可能となったり、また、情報配信装置5から配信される新着のニュースや天気予報などの各種のデータをインターネット4、無線通信網3を介してダウンロードが可能となったりする。更に、携帯電話機1は、無線通信網3、インターネット4を介して情報・画像共有装置6に接続されると、会員登録したユーザ側との間で情報や画像を共有して、お互いに送受信(アップロード、ダウンロード)を行うことが可能となる。
図2は、携帯電話機1の基本的な構成要素を示したブロック図である。
中央制御部11は、二次電池(図示省略)を備えた電池部12からの電力供給によって動作し、記憶部13内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話機1の全体動作を制御する中央演算処理装置やメモリ(図示省略)などを有している。記憶部13には、プログラム記憶部M1、各種情報一時記憶部M2、受信情報記憶部M3、画像記憶部M4、アドレス帳記憶部M5、撮影情報記憶部M6、情報判別条件記憶部M7、画像判別条件記憶部M8などが設けられている。なお、記憶部13は、例えば、SDカード、ICカードなど、着脱自在な可搬型メモリ(記録メディア)を含む構成であってもよく、図示しない所定の外部サーバ上にあってもよい。
プログラム記憶部M1は、図7〜図9に示した動作手順に応じて本実施形態を実現するためのプログラムや各種のアプリケーションなどが格納されているほか、それに必要とする情報などが記憶されている。各種情報一時記憶部M2は、フラグ情報、タイマ情報、画面情報など、携帯電話機1が動作するために必要な各種の情報を一時的に記憶するワーク領域である。なお、受信情報記憶部M3、画像記憶部M4、アドレス帳記憶部M5、撮影情報記憶部M6、情報判別条件記憶部M7、画像判別条件記憶部M8については後で詳述するものとする。
無線通信部14は、図示しない無線部、ベースバンド部、多重分離部などを備え、例えば、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能などの動作時に、最寄りの基地局2Aとの間でデータの送受信を行うもので、通話機能の動作時にはベースバンド部の受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調したのち、音声信号処理部15を介して通話用スピーカSPから音声出力させ、また、通話用マイクMCからの入力音声データを音声信号処理部15から取り込み、送信ベースバンド信号に符号化したのち、ベースバンド部の送信側に与えてアンテナAT1から発信出力させる。また、上述した無線LAN通信も無線通信部14を介して行われる。
近距離通信部16は、上述した近距離通信機能を構成する構成要素で、外部装置(他の携帯電話機)2との間において、アンテナAT2を介して非接触タイプのBluetooth(登録商標)による近距離通信を行うもので、その通信可能エリア内(例えば、半径5m以内)で交信が行われる。また、携帯電話機1と外部装置(他の携帯電話機)2との間での交信時には互いの装置識別情報を送受信して通信相手を連携対象として特定するようにしている。なお、近距離通信部17は、Bluetooth(登録商標)通信に限らず、赤外線通信などを行う構成であってもよい。
撮像部17は、カメラ機能を構成する構成要素で、撮像素子(例えば、CCDあるいはCMOS)を有し、静止画撮影のほかに動画撮影も可能となっている。そして、撮像部17は、撮影レンズ、ミラーなどのレンズ・ミラーブロック、照明用のフラッシュ、それらの駆動系のほか、測距センサ、光量センサ、アナログ処理回路、信号処理回路、圧縮伸張回路などを備え、光学ズームを調整制御したり、オートフォーカス時の駆動制御、シャッター駆動制御、露出、ホワイトバランスなどを制御したりする。また、撮像部17は、被写体に応じて望遠/広角の切り替えができる2焦点式レンズやズームレンズを備え、焦点距離を可変する画角変更機構を作動させて望遠/広角やズーム撮影を行うようにしているほか、カメラ機能用の各種の撮影情報として、例えば、露出値、ホワイトバランス、シャープネス、コントラスト、ズーム値などを任意に設定可能となっているほか、予め用意されている撮影モードとして、絞り優先モード、シャッター速度優先モードなどのほか、人物モードなどを任意に設定可能となっている。
すなわち、この実施形態のカメラ機能には、予め撮影シーン毎にそのシーンを撮影するのに適した各種の撮影パラメータが記憶されており、被写体に応じて任意の撮影シーン(撮影モード)がユーザ操作によって選択されると、この撮影シーン(撮影モード)対応の撮影パラメータを読み出して撮像部17に撮影情報として設定する機能(所謂、ベストショット機能)を備え、風景、人物などの被写体の種類に応じて、人物撮影に適した人物モード、風景撮影に適した風景モード、スポーツ撮影に適したスポーツモードなどの撮影モードを任意に設定可能となっている。
表示部18は、高精細液晶を使用し、例えば、文字情報、撮影画像、待受画像などの表示情報を表示する。なお、表示部18は携帯電話機1に備えられている表示部としたが、外部モニタなど、任意の外部表示装置であってもよい。操作部19は、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを入力するもので、操作部19にはカメラ機能用のシャッターキーなどを有し、中央制御部11は、この操作部19からの入力操作信号に応じた処理を実行する。RTC(リアルタイムクロックモジュール)20は、時計部を構成するもので、中央制御部11は、RTC21から現在日時を取得する。報知部21は、サウンドスピーカ21A、LED(発光ダイオード)21B、振動モータ21Cを備え、着信時に駆動されて着信報知を行うほか、アラーム報知時などでも駆動される。
図3は、受信情報記憶部M3を説明するための図である。
受信情報記憶部M3は、各種の受信情報として、情報配信装置5から配信される新着のニュースや天気予報などの各種のデータをインターネット4、無線通信網3を介してダウンロードした各種の情報を記憶したり、外部装置(他の携帯電話機)2から近距離通信を介して受信したプロフィールなどの情報を記憶したりするもので、「情報ID」、「受信日時」、「種別」、「実データ」、…の各項目を有し、新規受信した情報は、受信情報記憶部M3に追加記憶される。「情報ID」は、受信情報を識別する一連Noなどを記憶する項目である。「受信日時」は、情報を受信したときの日時情報を記憶する項目である。
「種別」は、受信情報の種類(例えば、相手のプロフィール、ニュース、天気予報など)を記憶する項目であり、「実データ」は、受信情報の実際のデータを記憶する項目である。この「実データ」の中は、更に、複数の小項目(フィールド)にそれぞれ分かれ、各小項目は「項目ID」と「内容」を有し、この「項目ID」はその小項目の属性(相手のプロフィールなら名前、電話番号、住所など、ニュースならジャンル、本文、タイトルなど)を示し、「内容」はその小項目の内容を示している。なお、各小項目の構成は、受信情報の種別によって異なる。
図4は、画像記憶部M4を説明するための図である。
画像記憶部M4は、カメラ機能から取得した撮影画像や外部装置(他の携帯電話機)2などから取得した画像を記憶するもので、「画像ID」、「取得日時」、「実データ」、「付加情報」…の各項目を有し、新規取得した画像は、画像記憶部M4に追加記憶される。「画像ID」は、受信情報を識別する一連Noなどを記憶する項目である。「取得日時」は、カメラ機能や外部装置(他の携帯電話機)2などから画像(相手の顔画像など)を取得したときの日時情報を記憶する項目である。「実データ」は、カメラ機能や外部装置(他の携帯電話機)2などから取得した取得画像を画像ファイルとして記憶する項目である。「付加情報」は、この画像に付加される情報(例えば、タイトル、撮影モードなど)を記憶する項目である。
図5は、アドレス帳記憶部M5を説明するための図である。
アドレス帳記憶部M5は、通信相手に関する情報としてアドレス帳データを記憶するもので、「アドレス帳ID」、「名前」、「電話番号」、「メールアドレス」、「住所」、「画像ID」、…の各項目を有している。「アドレス帳ID」は、アドレス帳データを識別する一連Noなどを記憶する項目である。「名前」、「電話番号」、「メールアドレス」、「住所」は、通信相手に関する情報で、ユーザ操作によって項目毎に入力されたり、受信情報から必要項目のデータを抽出したりすることによって作成された情報である。「画像ID」は、画像記憶部M4に記憶されている画像(通信相手の顔画像など)にリンクさせるための画像識別情報である。
図6は、撮影情報記憶部M6を説明するための図である。
撮影情報記憶部M6は、上述したベストショット機能の構成要素の一つであって、撮影モードに対応付けて各種の撮影パラメータ(撮影情報)を記憶するもので、図中、横方向の「項目」には、各種の撮影モードが記憶され、縦方向の「項目」には、各種の撮影パラメータが記憶されている。ここで、撮影モードとして、“手動モード”、“人物モード”、“風景モード”、“スポーツモード”、…などを有し、“手動モード”は、各種の撮影パラメータを全て手動で設定する場合の撮影モードである。“人物モード”、“風景モード”、“スポーツモード”は、上述したように、人物、風景、スポーツの撮影に適した撮影モードである。
そして、各撮影モードに対応付けられている「設定フラグ」は、現在有効な撮影モードとして、どの撮影モードがユーザ操作によって選択されているかを示すもので、フラグ“1”は、現在有効な撮影モードを示している。なお、図示の例は、“人物モード”が現在有効な撮影モードとして選択されている場合である。また、撮影パラメータとして、“オートフォーカス”、“オートフラッシュ”、“シャッタースピード”、“絞り値”、“ホワイトバランス”などを有し、対応する撮影モードに応じてオン/オフが記憶されている。なお、図中、太線で囲んだ部分は、ユーザ操作によって任意に設定可能な範囲を示し、各撮影モードに対応する「設定フラグ」と“手動モード”の各撮影パラメータを任意に設定することができる。
また、情報判別条件記憶部M7、画像判別条件記憶部M8は、図示省略したが、受信情報を取得画像に対応付けて画像付きアドレス帳データとしてアドレス帳記憶部M5に記憶させるための記憶条件(以下、アドレス帳記憶条件と呼称する)を記憶するもので、情報判別条件記憶部M7は、受信情報内に相手識別情報が含まれているかを判別するための情報をアドレス帳記憶条件として記憶する。すなわち、中央制御部11は、受信情報の内容を解析することによって、受信情報内に相手識別情報が含まれているか、つまり、名前(人名)、電話番号、メールアドレスの少なくともいずれか一つが含まれているかを判別するようにしているが、情報判別条件記憶部M7は、受信情報内に相手識別情報が含まれているかを判別するための情報として、例えば、人名・地名データベース、電話番号とみなす数字列の構成、メールアドレスとみなす文字列の構成などを記憶し、中央制御部11は、受信情報内に相手識別情報が含まれていれば、アドレス帳記憶条件を満たすと判別するようにしている。
画像判別条件記憶部M8は、取得画像の内容の属性を判別するための情報をアドレス帳記憶条件として記憶するもので、中央制御部11は、取得画像の内容を解析することによって、取得画像内に人物が含まれているか否かを判別するようにしているが、画像判別条件記憶部M8は、取得画像内に人物が含まれているか否かを判別するための情報として、例えば、頭部、両腕、胴体の特徴やそれらの位置関係を記憶したり、鼻、眼、口の特徴やそれらの位置関係などを記憶したりするもので、中央制御部11は、取得画像内に人物が含まれていれば、アドレス帳記憶条件を満たすと判別するようにしている。
その他のアドレス帳記憶条件としては、画像を表示中に情報を受信したこと、画像を取得してから所定時間以内に情報を受信したこと、逆に、情報を受信してから所定時間以内に画像を取得したことを有する。従って、アドレス帳記憶条件を満たすと判別されるのは、人物を含む画像(撮影画像や受信画像)を取得してその画像を表示させている状態において、この画像取得から所定時間(例えば、2分)以内に相手識別情報を含む情報(例えば、プロフィールデータ)を受信した場合であり、逆に、相手識別情報を含む情報を受信してその情報を表示させている状態において、この情報受信から所定時間以内に人物が含む画像を取得した場合である。
なお、中央制御部11は、情報を受信した際に、画像記憶部M4を参照し、現時点から所定時間(例えば、2分)を遡った日時に該当する「取得日時」の画像が記憶されているかに基づいて、画像取得後の所定時間以内に情報を受信したか否かを判別するようにしている。同様に、中央制御部11は、画像を取得した際に、受信情報記憶部M3を参照し、現時点から所定時間(例えば、2分)を遡った日時に該当する「受信日時」の受信情報が記憶されているかに基づいて、情報受信後の所定時間以内に画像を取得したか否かを判別するようにしている。
そして、中央制御部11は、記憶条件を満たすと判別した際に、受信情報から必要項目のデータを抽出すると共に、取得画像に対応付けた画像付きアドレス帳データを生成して、アドレス帳記憶部M5に記憶させるようにしている。この場合、アドレス帳記憶部M5への記憶は、追加記憶(新規データの追加登録)に限らず、上書き記憶(既存データの書き替え)を行うようにしてもよい。なお、上書き記憶の場合には、「名前」のほかに「電話番号」、「メールアドレス」、「住所」のいずれか一つが一致する既存のアドレス帳データに対して今回生成されたアドレス帳データを上書きするようにしている。
次に、この実施形態における携帯電話機1の動作概念を図7〜図9に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、ネットワークなど伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用して本実施形態特有の動作を実行することもできる。
図7は、電源投入に伴って実行開始される携帯電話機1側の全体動作の概要を示したフローチャートである。
先ず、中央制御部11は、電源を投入する電源オン操作が行われると(ステップA1でYES)、所定の待受画像を読み出して表示させたり、基地局2Aとの間で通信を行って位置登録をしたりする待受処理を行う(ステップA2)。この状態において、カメラ機能の起動を指示する操作が行われたときには(ステップA3)、カメラ機能を起動させると共に、撮影情報記憶部M6を参照し、「設定フラグ」が“1”の撮影モードに対応付けられている各撮影パラメータとして、“オートフォーカス”、“オートフラッシュ”、“シャッタースピード”、“絞り値”、“ホワイトバランス”、…を読み出して撮像部17に設定する(ステップA4)。
そして、操作部19上のシャッターキー操作に応答して、撮像部17によって撮影モードに応じた画像撮影が行われると(ステップA5)、この撮像部17から取得した画像を表示部18に表示させる(ステップA6)。ここで、表示部18に表示されている画像は、次の画像が切り替え表示されるまで、あるいはカメラ機能の終了などのような終了操作が行われるまで継続表示されるが、例えば、終了操作が行われたり、筐体が折り畳まれて閉じられたりすると、この画像表示は消去される。そして、次の画像記憶処理を実行した後(ステップA7)、カメラ機能が起動していれば、カメラ機能を終了させてから(ステップA8)、上述のステップA3に戻る。
図8は、画像記憶処理(図7のステップA7)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、中央制御部11は、RTC21から日時情報を画像の取得日時として取得するほか(ステップB1)、この日時情報を付加した取得画像を画像ファイルとして画像記憶部M4に記憶させる(ステップB2)。いま、カメラ機能を起動させた場合であるから、RTC21から日時情報(撮影日時)を取得日時として取得するほか、撮像部17から取得した撮影画像を撮影日時(取得日時)と共に画像ファイルとして画像記憶部M4に記憶させる。そして、この取得画像を解析しながら(ステップB3)、その解析結果と画像判別条件記憶部M8の内容とを照合することによって、取得画像内に人物が含まれているか否かを調べ(ステップB4)、人物が含まれていなければ(ステップB4でNO)、アドレス帳記憶条件を満たさないものとして、図7のフローに戻る。
いま、取得画像を解析した結果、その画像内に人物が含まれていれば(ステップB4でYES)、アドレス帳記憶条件を満たすものとして、次のステップB5に移り、受信情報記憶部M3の「受信日時」を検索することによって、今回、画像記憶部M4に画像を記憶させた日時情報(画像の取得日時)から所定時間(例えば、2分)以内に受信していた情報が有るか否かを調べる(ステップB6)。言い換えれば、いま、カメラ機能を起動させた場合であるから、今回の撮影日時から所定時間を遡った時間内に受信した情報が記憶されているか否かに基づいて、情報受信後の所定時間以内に画像を取得したか否かを調べる。その結果、該当する受信情報が無ければ(ステップB6でNO)、アドレス帳記憶条件を満たさないものとして、図7のフローに戻る。
また、今回の撮影日時から所定時間を遡った時間内に受信した情報が有れば(ステップB6でYES)、情報受信後の所定時間以内に画像を取得した場合であるから、アドレス帳記憶条件を満たすものとして、次のステップB7に移り、その受信情報の内容を解析し、その解析結果と情報判別条件記憶部M7の内容とを照合することによって、受信情報内に相手識別情報が含まれているか、つまり、名前(人名)、電話番号、メールアドレスの少なくともいずれか一つの相手識別情報が含まれているか否かを調べる(ステップB8)。
受信情報内に相手識別情報が含まれていなければ(ステップB8でNO)、アドレス帳記憶条件を満たさないものとして、図7のフローに戻るが、相手識別情報が含まれていれば(ステップB8でYES)、アドレス帳記憶条件を満たすものとして、この受信情報をアドレス帳データに変換する処理に移る(ステップB9)。この場合、受信情報の中からアドレス帳データを構成する項目データとして、「名前」、「電話番号」、「メールアドレス」、「住所」などを抽出したり、逆に、アドレス帳データを構成する項目データ以外を削除したりすることによって受信情報をアドレス帳データに変換する。これによって変換した受信情報と取得画像とを対応付けるために、画像記憶部M4から読み出した当該画像の「画像ID」を、変換した受信情報に付加することによって、取得画像に対応付けた画像付きアドレス帳データを生成して、アドレス帳記憶部M5に追加記憶あるいは上書き記憶させる(ステップB10)。
このように画像記憶処理(図7のステップA7)は、カメラ機能起動操作(図7のステップA3)に応答して実行されるが、それ以外に外部から画像を受信した際にも実行される。すなわち、ユーザの操作に応じて情報・画像共有装置6や外部装置(他の携帯電話機)2から送信された画像を受信したり、自動的に送信された画像を受信したりすると(ステップA9でYES)、受信した画像を取得して表示部18に表示させた後(ステップA6)、この画像記憶処理に移る(ステップA7)。この場合においても、上述したカメラ機能を起動させた場合と同様に、図8のフローに従った動作を実行し、RTC21から日時情報を取得すると共に、この日時情報を付加した取得画像を画像ファイルとして画像記憶部M4に記憶させる(ステップB1、B2)。そして、受信画像内に人物が含まれていること、かつ、情報受信後の所定時間以内に画像を取得したこと、しかも、この受信情報内に相手識別情報が含まれていることを条件に、この受信情報と取得画像とを対応付けてアドレス帳記憶部M5に記憶させる(ステップB3〜B10)。
なお、上述した画像記憶処理の説明では、受信情報と取得画像とが1対1の関係で存在している場合について説明したが、複数の情報を順次受信して受信情報記憶部M3に記憶させている状態において、画像撮影又は画像受信によって複数の画像を順次取得した場合にも上述した画像記憶処理と基本的には同様であるが、この場合、画像の取得日時から所定時間(例えば、2分)を遡った時間帯内で受信した情報であることを条件に、個々の受信情報をその受信順に従って順次指定すると共に、個々の取得画像をその取得順に従って順次指定しながら当該指定した情報と画像とを対応付けてアドレス帳記憶部M5に記憶させるようにしている。
一方、何らかの情報を受信すると(図7のステップA10でYES)、つまり、ユーザの操作に応じて情報・画像共有装置6や外部装置(他の携帯電話機)2から送信された情報を受信したり、自動的に送信された情報を受信したりすると、次の受信情報記憶処理に移る(ステップA11)。
図9は、受信情報記憶処理(図7のステップA11)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、RTC21から日時情報を情報の受信に日時として取得するほか(ステップC1)、この日時情報と共に受信情報を取得して情報記憶部M3に記憶させる(ステップC2)。そして、ステップC3に移り、今回受信した受信情報を解析し、その解析結果と情報判別条件記憶部M7の内容とを照合することによって、受信情報内に相手識別情報として、名前(人名)、電話番号、メールアドレスの少なくともいずれか一つが含まれているか否かを調べる(ステップC4)。いま、相手識別情報が含まれていなければ(ステップC4でNO)、アドレス帳記憶条件を満たさないものとして、図7のフローに戻るが、相手識別情報が含まれていれば(ステップC4でYES)、アドレス帳記憶条件を満たすものとして、次のステップC5に移り、現在表示中の画像が有るかを調べる。
ここで、現在表示中の画像が無ければ(ステップC5でNO)、相手識別情報を含む受信情報に対応付けて記憶するためのアドレス帳記憶条件を満たす取得画像を検索する処理に移る(ステップC6)。すなわち、画像記憶部M4の「取得日時」を検索することによって(ステップC6)、今回、受信情報記憶部M3に情報を記憶させた日時情報から所定時間(例えば、2分)以内に取得していた画像が有るか否かを調べる(ステップC7)。言い換えれば、今回の受信日時から所定時間を遡った時間内に取得した画像が記憶されているか否かに基づいて、画像取得後の所定時間以内に情報を受信したか否かを調べる。
その結果、該当する取得画像が記憶されていれば(ステップC7でYES)、アドレス帳記憶条件を満たすものとして、この取得画像を解析する処理に移る(ステップC8)。一方、現在表示中の画像が有れば(ステップC5でYES)、アドレス帳記憶条件を満たすものとして、この取得画像を解析する処理に移る(ステップC8)。ここで、当該取得画像を解析した結果、取得画像内に人物が含まれているか否かを調べ(ステップC9)、人物が含まれていれば(ステップC9でYES)、アドレス帳記憶条件を満たすものとして、この受信情報をアドレス帳データに変換する処理に移る(ステップC10)。この場合、受信情報の中からアドレス帳データを構成する項目データとして、「名前」、「電話番号」、「メールアドレス」、「住所」などを抽出することによって受信情報をアドレス帳データに変換する。
逆に、アドレス帳データを構成する項目データ以外を削除したりすることによって受信情報をアドレス帳データに変換する。これによって変換した受信情報と取得画像とを対応付けるために、画像記憶部M4から読み出した当該画像の「画像ID」を、変換した受信情報に付加することによって、取得画像に対応付けた画像付きアドレス帳データを生成して、アドレス帳記憶部M5に追加記憶あるいは上書き記憶させる(ステップC11)。そして、次のステップC12に移るが、カメラ機能が起動中であれば、このカメラ機能を終了させた後、図7のフローに戻る。
一方、今回の情報の受信日時から所定時間を遡った時間帯内に取得した画像が記憶されていなければ(ステップC7でNO)、あるいは、取得画像を解析した結果、取得画像内に人物が含まれていなければ(ステップC9でNO)、アドレス帳記憶条件を満たさないものとして、次のステップC13に移り、カメラ機能が起動していなければ、このカメラ機能を起動させる。そして、“人物モード”の設定を行うが(ステップC14)、この場合、撮影情報記憶部M6の「設定フラグ」に関わらず、“人物モード”に対応付けられている各種の撮影パラメータとして、“オートフォーカス”、“オートフラッシュ”、“シャッタースピード”、“絞り値”、“ホワイトバランス”、…を読み出して撮像部17に設定する。
この状態において、操作部19上のシャッターキー操作に応答して、撮像部17で撮影モードに応じた画像撮影が行われると(ステップC15)、RTC21から日時情報を取得すると共に(ステップC16)、この日時情報を撮影画像と共に画像ファイルとして画像記憶部M4に記憶させる(ステップC17)。以下、アドレス帳記憶条件を満たす場合と同様に、この受信情報をアドレス帳データに変換した後(ステップC10)、変換した受信情報と取得画像とを対応付けた画像付きアドレス帳データを生成して、アドレス帳記憶部M5に記憶させる(ステップC11)。
なお、上述した情報記憶処理の説明では、受信情報と取得画像とが1対1の関係で存在している場合について説明したが、複数の画像を順次取得して画像情報記憶部M4に記憶させている状態において、情報・画像共有装置6や外部装置(他の携帯電話機)2から送信された情報を順次受信した場合にも上述した情報記憶処理と基本的には同様であるが、この場合、情報の受信日時から所定時間(例えば、2分)を遡った時間帯内で取得した画像であることを条件に、個々の受信情報をその受信順に従って順次指定すると共に、個々の取得画像をその取得順に従って順次指定しながら当該指定した情報と画像とを対応付けてアドレス帳記憶部M5に記憶させるようにしている。
他方、電話着信を検出した場合には(図7のステップA12でYES)、通話可能な状態とする通話処理に移る(ステップA13)。また、電源オフ操作が行われた場合には(ステップA14でYES)、電源オフ処理に移り(ステップA15)、その他の操作が行われた場合には(ステップA16でYES)、例えば、カメラ起動時に撮影情報を設定したり、アドレス帳記憶部M5の内容を設定したりする設定処理、発信処理、その他の操作に応じた処理に移る(ステップA17)。その後、上述のステップA3に戻る。
以上のように、実施形態においては、受信情報と取得画像とを対応付けて記憶するための記憶条件を満たすか否かを判別し、記憶条件を満たす場合に受信情報と取得画像とを対応付けてアドレス帳記憶部M5に記憶するようにしたので、それらを対応付けるための操作が不要となって、操作性の大幅な改善が可能となる。
また、受信情報の内容を判別した結果、相手識別情報を含む場合には、記憶条件を満たすと判別するようにしたので、相手識別情報を含む情報(例えば、相手のプロフィールデータ)を受信した場合に、記憶対象の情報を受信したものとして、その受信情報と取得画像とを適切に対応付けて記憶することができる。
取得画像の内容を判別した結果、人物を含む場合には、記憶条件を満たすと判別するようにしたので、例えば、受信情報が相手のプロフィールデータの場合に、取得画像の人物が含まれていれば、その相手を撮影した画像であるとして、人物を含む取得画像と受信情報とを適切に対応付けて記憶することができる。
取得画像を表示中である場合に、記憶条件を満たすと判別するようにしたので、受信情報と、その情報を受信した際に表示中の画像とを対応付けて記憶することができる。例えば、画像が表示中にプロフィールデータを受信した場合には、同一人の画像とプロフィールであるとして、それらを対応付けて記憶することができる。
画像の取得時刻から所定時間以内での情報受信であれば、記憶条件を満たすと判別するようにしたので、取得画像と受信情報との関連性が強いものとして、その受信情報と取得画像とを適切に対応付けて記憶することができる。
情報の受信時刻から所定時間以内での画像取得であれば、記憶条件を満たすと判別するようにしたので、取得画像と受信情報との関連性が強いものとして、その受信情報と取得画像とを適切に対応付けて記憶することができる。
複数の情報を順次受信し、かつ、複数の画像を順次取得した場合において、受信した個々の情報をその受信した順番にしたって順次指定すると共に、取得した個々の画像をその取得した順番にしたって順次指定しながら当該指定した情報と画像とを対応付けて順次記憶するようにしたので、例えば、複数人からプロフィールデータを順次受信したり、その各人を順次撮影したりした場合でも、それらの対応関係を崩すことなく、各受信情報と取得画像とを適切に対応付けて記憶することができる。
撮像部17によって撮影された画像を取得するようにしたので、受信情報と撮影画像とを適切に対応付けて記憶することができる。
情報・画像共有装置6や外部装置(他の携帯電話機)2から送信された画像を受信取得するようにしたので、受信情報と受信された画像とを適切に対応付けて記憶することができる。
受信情報の内容に基づいてカメラ機能を起動するか否かを決定し、カメラ機能を起動した場合には、受信情報を撮影画像と対応付けて記憶するようにしたので、受信情報の内容に応じてカメラ機能を起動してその画像を取得することができると共に、それらを対応付けるための操作を行わなくても、それらを適切に対応付けて記憶することができ、操作性の大幅な改善が可能となる。
情報の内容を判別した結果、相手識別情報を含む場合には、カメラ機能を起動するようにしたので、例えば、受信情報が相手のプロフィールデータであれば、カメラ機能を起動してその相手を撮影した画像を取得することができる。
カメラ機能を起動した場合に、人物を撮影するのに適した撮影情報を設定するようにしたので、特別な操作を行わなくても、人物撮影に適した撮影が可能となり、例えば、人物を撮影した画像を即座に得ることができる。
なお、上述した実施形態においては、図9に示すように、今回の情報の受信日時から所定時間を遡った時間帯内に取得した画像が記憶されていなければ、アドレス帳記憶条件を満たさないものとして、カメラ機能を強制的に起動させて“人物モード”で撮影を開始するようにしたが、このような強制撮影に代わって、相手の画像と対応付けないで、受信情報をアドレス帳データに変換して受信情報をアドレス帳記憶部M5に記憶させるようにしてもよい。この場合、受信情報の中からアドレス帳データを構成する項目データとして、「名前」、「電話番号」、「メールアドレス」、「住所」などを抽出したり、逆に、アドレス帳データを構成する項目データ以外を削除したりすることによって受信情報をアドレス帳データに変換した後、この変換した受信情報のみをアドレス帳データとしてアドレス帳記憶部M5に記憶させるようにすればよい。
また、図9のフローチャートにおいては、情報の受信時刻から所定時間以内に取得した画像があるか否かを判別した結果、該当する画像が無ければ、カメラ機能を強制的に起動するようにしたが、より簡易に、受信情報に相手識別情報が含まれている場合にはカメラ機能を起動し、相手識別情報が含まれていない場合にはカメラ機能を起動せずに図9のフロー(情報記憶処理)を終了させるようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては、画像をアドレス帳データとして記憶させる際に、撮影画像をそのまま記憶させるようにしたが、例えば、画像加工処理を施して、人物部分だけを切り出したり、所定の大きさに縮小したりするなど、アドレス帳データとして適切な画像に変換するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、情報の内容を内容解析によって相手識別情報が含まれているか否かを判別するようにしたが、例えば、情報に付加されている付加情報(ヘッダ情報、識別IDなど)に基づいて、相手識別情報が含まれている情報(プロフィールデータなど)であるか否かを判別するなど、任意の判別方法であってもよい。
同様に、上述した実施形態においては、画像の内容を解析によって人物が含まれるか否かを判別するようにしたが、例えば、画像に付加されている付加情報(タイトル、撮影モードなど)に基づいて、人物が含まれるか画像か否かを判別するなど、任意の判別方法であってもよい。
また、アドレス帳記憶条件は、「画像に人物が含まれる」「情報に識別情報が含まれる」「画像表示中に情報を受信する」「画像取得後所定時間以内に情報を受信する」「情報受信後所定時間以内に画像を取得する」のうち、その1つだけであってもよい。
また、上述した実施形態においては、受信情報として相手プロフィール、ニュース、天気としたが、例えば、メールなどの任意のデータであってもよい。また、上述した実施形態においては、受信情報(相手のプロフィールデータ)と取得画像(相手の撮影画像)とを対応付けてアドレス帳記憶部M5に記憶させるようにしたが、例えば、受信情報が天気の場合には、そのときの空模様を撮影した画像を取得し、この受信情報(天気)と取得画像(空模様)とを対応付けて天気データベースに記憶させるようにしてもよい。同様に、受信情報がニュースの場合には、そのニュースに関連する画像を受信取得し、この情報と画像とを対応付けてニュースデータベースに記憶させるようにしてもよい。
上述した実施形態においては、折り畳みタイプの携帯電話機1に適用したが、ストレートタイプ、スライドタイプ、スピントップタイプなど任意の筐体構造であってもよく、また、スタイルとして、クローズスタイル、オープンスタイルを例示したが、筐体構造に応じた任意のスタイルであってもよい。
上述した実施形態においては、端末装置として携帯電話機1を例示したが、これに限らず、例えば、パーソナルコンピュータ、PDA、デジタルカメラ、音楽プレイヤー、それらの複合機など、任意の通信端末装置であってもよい。また、外部装置として、携帯電話機2に限らず、例えば、腕時計2、パーソナルコンピュータ、PDA、デジタルカメラ、音楽プレイヤーなど、それらの複合機など、通信機能を備える任意の外部装置であってもよい。
なお、上述した各実施形態において示した“装置”や“機”とは、機能別に複数の筐体に分離されていてもよく、単一の筐体に限らない。また、上述したフローチャートに記述した各ステップは、時系列的な処理に限らず、複数のステップを並列的に処理したり、別個独立して処理したりするようにしてもよい。
1 携帯電話機
2 外部装置(他の携帯電話機)
3 無線通信網
4 インターネット
5 情報配信装置
11 中央制御部
13 記憶部
14 無線通信部
16 近距離通信部
17 撮像部
18 表示部
19 操作部
M1 プログラム記憶部
M3 受信情報記憶部
M4 画像記憶部
M5 アドレス帳記憶部
M6 撮影情報記憶部
M7 情報判別条件記憶部
M8 画像判別条件記憶部

Claims (12)

  1. 情報を受信する受信手段と、
    画像を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得した画像を表示中であるか否かを判別する表示中判別手段と、
    前記表示中判別手段によって表示中であると判別された場合に、前記受信手段によって受信された情報を前記取得手段によって取得された画像と対応付けて記憶するための記憶条件を満たすと判別する条件判別手段と、
    前記条件判別手段によって記憶条件を満たすと判別された場合に、前記受信手段によって受信された情報を前記取得手段によって取得された画像と対応付けて記憶手段に記憶させる制御手段と、
    を具備したことを特徴とする端末装置。
  2. 前記受信手段によって受信された情報の内容を判別する情報内容判別手段を更に備え、
    前記条件判別手段は、前記情報内容判別手段によって判別された情報の内容に相手識別情報を含む場合に、前記記憶条件を満たすと判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  3. 前記取得手段によって取得された画像の内容を判別する画像内容判別手段を更に備え、
    前記条件判別手段は、前記画像内容判別手段によって判別された画像の内容が人物を含む場合に、前記記憶条件を満たすと判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1または2いずれかに記載の端末装置。
  4. 前記取得手段は、画像を撮影する撮像手段によって撮影された画像を取得する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の端末装置。
  5. 前記取得手段は、外部装置から送信される画像を受信することによって画像を取得する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の端末装置。
  6. 複数の情報を順次受信する受信手段と、
    複数の画像を順次取得する取得手段と、
    前記受信手段によって受信された情報を前記取得手段によって取得された画像と対応付けて記憶するための記憶条件を満たすか否かを判別する条件判別手段と、
    前記条件判別手段によって記憶条件を満たすと判別された場合に、前記受信手段によって受信した個々の情報をその受信した順番に従って順次指定すると共に、前記取得手段によって取得した個々の画像をその取得した順番に従って順次指定しながら当該指定した情報と画像とを対応付けて記憶手段に順次記憶させる制御手段と、
    を具備したことを特徴とする端末装置。
  7. 前記取得手段が画像を取得した取得時刻を検出する時刻検出手段を更に備え、
    前記条件判別手段は、前記時刻検出手段によって検出された画像の取得時刻から所定時間以内に、前記受信手段によって情報を受信した際に、前記記憶条件を満たすと判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項6に記載の端末装置。
  8. 前記受信手段が情報を受信した受信時刻を検出する時刻検出手段を更に備え、
    前記条件判別手段は、前記時刻検出手段によって検出された情報の受信時刻から所定時間以内に、前記取得手段によって画像を取得した際に、前記記憶条件を満たすと判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項6に記載の端末装置。
  9. 前記取得手段は、画像を撮影する撮像手段によって撮影された画像を取得する、
    ようにしたことを特徴とする請求項6乃至8いずれかに記載の端末装置。
  10. 前記取得手段は、外部装置から送信される画像を受信することによって画像を取得する、
    ようにしたことを特徴とする請求項6乃至8いずれかに記載の端末装置。
  11. コンピュータを、
    情報を受信する受信手段、
    画像を取得する取得手段、
    前記取得手段によって取得した画像を表示中であるか否かを判別する表示中判別手段、
    前記表示中判別手段によって表示中であると判別された場合に、前記受信手段によって受信された情報を前記取得手段によって取得された画像と対応付けて記憶するための記憶条件を満たすと判別する条件判別手段、
    前記条件判別手段によって記憶条件を満たすと判別された場合に、前記受信手段によって受信された情報を前記取得手段によって取得された画像と対応付けて記憶手段に記憶させる制御手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  12. コンピュータを、
    複数の情報を順次受信する受信手段、
    複数の画像を順次取得する取得手段、
    前記受信手段によって受信された情報を前記取得手段によって取得された画像と対応付けて記憶するための記憶条件を満たすか否かを判別する条件判別手段、
    前記条件判別手段によって記憶条件を満たすと判別された場合に、前記受信手段によって受信した個々の情報をその受信した順番に従って順次指定すると共に、前記取得手段によって取得した個々の画像をその取得した順番に従って順次指定しながら当該指定した情報と画像とを対応付けて記憶手段に順次記憶させる制御手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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