JP5218960B2 - 二ホウ化ジルコニウム(ZrB2)単結晶の育成法及び半導体形成用基板 - Google Patents
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この問題を解決する、格子定数や熱膨張係数が窒化ガリウムに近い基板として二ホウ化ジルコニウム(ZrB2)単結晶基板が見出されている(特許文献1)。
このZrB2結晶は融点が約3200℃の高温であるため、大型の結晶を作製するのにルツボを用いない育成法に限られる。一般に使用される育成法に浮遊帯域溶融法(フローティング・ゾーン法、FZ法)があり、結晶が得られている。しかしながら、この高い育成温度のため、育成中、融液よりホウ素成分がより多く蒸発し、融帯(融液)組成が定比組成よりZr過剰となり、結晶中へZrがインクリュージョン(含有物)として混入する問題を引き起こす。また、結晶育成に大きな加熱電力を必要とし、放電によるワークコイルの破損など育成上のトラブルの原因となる。さらに、その高い育成温度により急峻な温度勾配(〜150K/mm)の下での育成となるため、結晶中に亜粒界や転位などの欠陥が形成され易くなる問題もある。
(式1)
−0.6x+4≦y≦−1.9x+6.4 & x≧0.8 ・・・・(1)
ここで、y=B/Zrの原子比,x=C/Zrの原子比。
(式2)
−2x+0.3≦y≦−1.6x+0.6 & y≧0.12 & x≧0.09 ・・・・・・・・・(2)
ここで、y+2=B/Zr原子比、x=C/Zr原子比。
発明3は、半導体形成基板であって、発明1又は2に記載のZrB 2 単結晶の育成法にて得られたホウ化物単結晶からなることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、加熱電力を30%から50%低下させ、良質なZrB2単結晶が得られ、良質な窒化物半導体薄膜の成長する基板としての使用が可能となる。
本発明者らはZrB2単結晶の育成に用いることが可能なフラックスを探索した結果、炭素とホウ素を混合したフラックスを用いることにより良質なZrB2単結晶を成長させる方法を見出した。その際、加熱電力が、定比組成付近の融液から結晶を育成する場合と比較して、50%〜70%に低減できることを見出した。
(式1)
−0.6x+4≦y≦−1.9x+6.4 & x≧0.8・・・・(1)
ここで、y=B/Zrの原子比,x=C/Zrの原子比。
この範疇を超えたy>−1.9x+6.4の領域に融液組成を保持し結晶を育成すると、ホウ素および炭素のフラックス量が多過ぎ、融帯移動によりフラックスが十分に除去されず、結晶中に気泡やインクリュージョン(含有物)が含まれるようになり、ついには多結晶化する問題が生じる。また、y<−0.6x+4の領域に融液組成が保持された場合は、定比組成をもつ原料棒を用いZr過剰な融帯より作製したZrB2結晶同様に、研磨結晶面上に小さなピットが現れ、完全な鏡面に成らない。これはホウ素が不足するためである。X<0.8の領域では、フラックスに炭素を加える効果が小さい。すなわち、育成時の加熱電力の制御に細心の注意を要するようになる。さらに、0.3cm/h付近の低い速度での安定な融帯保持(結晶育成)が難しくなる。
(式2)
−2x+0.3≦y≦−1.6x+0.6 & y≧0.12 & x≧0.09 ・・・・・・・・・(2)
ここで、y+2=B/Zr原子比、x=C/Zr原子比。
この範疇を超えたy>−1.6x+0.6の領域の組成をもつ原料棒を用い結晶育成を行うと、融帯にフラックスが溜まり過ぎ、融帯組成が(式1)におけるy>−1.9x+6.4の領域に入り、育成される結晶に気泡や多結晶化する等の問題が生じる。また、y<−2x+0.3並びにy<0.12の領域では、ホウ素が不足し結晶研磨面に小さなピットが現れる問題が生じる。
この装置は、数気圧の不活性ガス雰囲気において結晶育成が可能なようにデザインされた高周波誘導加熱FZ炉である。原料供給棒5の下端の加熱は、ワークコイル4に高周波電流を流すことにより、原料供給棒5に誘導電流を生じさせ、そのジュール熱により行う。
このようにして、形成された融帯6に上方より原料供給棒5を送り込み、下方より単結晶7を育成する。
まず、原料の二ホウ化物粉末(ZrB2)と所定量のホウ素成分及び炭素成分をよく混合した後、結合剤として少量の樟脳を加え、ラバープレス(2ton/cm2)により圧粉棒を作製する。この圧粉棒を真空中又は不活性ガス中で千数百℃に加熱し、直径13−14mm長さ15cmの原料焼結棒を作製する。
得られた原料焼結棒5を上軸2にホルダー3を介してセットし、下軸2’には種結晶(または初期融帯形成用の焼結棒)8をホルダー3‘を介してセットする。さらに、種結晶の上に炭素円板(約0.2g)をおく。つぎに、数気圧の不活性ガスを充填後、原料焼結棒5の下端と炭素円板を加熱することにより溶融させ、融帯6を形成させ、上軸2と下軸2’をゆっくりと下方に移動させて、直径13mm長さ4−5cmの単結晶7を育成する。
育成速度は毎時0.3cmから1.5cmの範囲で変化させた。通常毎時0.5cmである。このとき、原料焼結棒5の融帯6への供給速度は、供給原料棒の密度が低いため、それを補償して原料供給棒とほぼ同じ直径をもつ単結晶が育成されるように、通常結晶育成速度の1.5倍から1.7倍に設定する。
雰囲気としては数気圧のアルゴンまたはヘリウムなどの不活性ガスを用いる。これは高周波ワークコイル4の部分で発生する放電を防止するためと、融帯からの蒸発を抑制するためである。
得られた単結晶より(0001)面を切り出し、最終的にコロイダルシリカを用い鏡面に仕上げた後、顕微鏡の下で観察した。エッチングは、室温においてフッ硝酸の水溶液を用いて行なった。
ここでの育成ではホウ素と炭素をフラックスとして用いるため、融帯移動による結晶粒の成長が遅い。そのため、効率よく単結晶を得るには、種結晶を用いる必要がある。
初期融帯形成時に溶融する炭素円板は、初期融帯を低い加熱電力で形成するのに効果的であった。多量すぎると種結晶の上に成長する結晶が多結晶化する。目安としては、ZrB2粉末のみから作製した原料棒より単結晶を作製する場合の加熱電力の45%以下で、多結晶化する。50%以下で気泡が多数含有する。逆に、炭素量が少なく、初期融帯形成時の加熱電力が大きい場合、具体的には、70%以上の加熱電力を要する場合、原料供給棒中に添加したホウ素が融帯に溶け込む前に蒸発し始め、融帯にホウ素が溜まり難くなる。
従って、55%−60%の加熱電力で初期融帯を形成した。加熱電力は、結晶育成温度の2.7乗に比例すると見積もられ、26×102℃で融帯を形成していることになる。
実際に、初期融帯の形成に用いた炭素円板の重量は、直径1.3−1.4cmの結晶を作製する場合、通常0.2gであった。初期融帯の重量は通常4g程度であることから、初期融帯中の炭素含量が30モル%付近の組成になっているものと推測される。その後、1cm程度の結晶成長により、定常的な加熱電力に近づく。
炭素のみを添加し作製した原料棒より単結晶を育成すると、得られる結晶の(0001)研磨面上に数ミクロンの浅いピットがみられる。密度は103−4個/cm2程度である。図3に、三角印(△)で記している。
ホウ素のみを添加し作製した原料棒より単結晶を育成する場合、ZrB2に対し29モル%以下のホウ素添加では、同様の浅いピットがみられた。60モル%以上の添加した原料棒では、融帯にホウ素が溜まり過ぎ、定常状態において加熱電力が50%以下となり、結晶に気泡が多数入り始める。従って、美しい研磨面の得られる結晶は、ホウ素が30モル%から60モル%添加した場合に得られる。図3に、丸印(○)で記している。この際、ホウ素のみを添加した原料棒は一般に数百ppmの炭素不純物を含有することから、融帯中の炭素濃度が1wt%程度で定常的な濃度になる。これは、炭素の分配係数(結晶中の炭素濃度/融帯中の炭素濃度)が約1/20と小さな値をとるためである。この融帯中の炭素濃度1wt%は結晶育成の安定化に十分であった。
その他、炭化ホウ素(B4C)を添加して作製した原料棒からの結晶育成の場合や、その他、炭素およびホウ素を添加した場合を図3に記している。従って、美しい鏡面の得られる単結晶は、原料棒組成をZrB2+yCx、すなわちZrB2+yB+xC、と表すと、前記(式2)で示される4つの直線で囲まれた領域組成の原料棒から育成されることがわかる。その際の融帯組成をZrByCxと表すと、図4に示すように、前記(式1)の範囲にあった。
図3、図4において良質な結晶の育成される領域において、結晶育成に要する加熱電力は、定比組成付近の融液より結晶を育成する場合に比較して、70%〜50%であった。加熱電力が減少したことは、大型の結晶育成が容易になったことを示している。
さらに、今回のホウ素炭素フラックスを用いれば、浮遊帯域溶融法以外の坩堝を用いない育成法(例えば、スカルメルト法など)によるZrB2単結晶の育成が可能である。
次には本発明の実施例を示す。
ZrB2粉末に、30モル%のホウ素粉末を添加混合した後、結合剤として樟脳を少量加え、直径15mmのゴム袋に詰め円柱形とした。これに2ton/cm2の静水圧加圧を加えることにより圧粉体を得た。この圧粉体を真空中、16×102℃で加熱し、直径1.4cm、長さ15cm程度の焼結棒を得た。
この焼結棒を図2に示すFZ育成炉の上軸にホルダーを介し固定し、下軸には種結晶としてZrB2単結晶(方位<10−10>)を固定した。種結晶の上部に0.23gの炭素円板を置いた。育成炉に6気圧のアルゴンを充填した後、高周波誘導加熱により焼結棒下端部と炭素円板を溶かし初期融帯を形成し、融帯への原料供給速度(上軸)は0.8cm/h、結晶の成長速度(下軸)は0.5cm/hで、8時間下方に移動させ、全長4cm直径1.3cmの単結晶を得た。定常状態における加熱電力は、定比組成をもつ原料を溶融する場合の70%であった。
その際の分析結果を表2に示す。原料棒と結晶中の炭素含量が同じことから、炭素含量の少ない融帯の組成領域では、炭素が蒸発により精製されないことがわかる。得られた結晶から(0001)面を放電加工機により切り出し、鏡面に研磨した。表面観察の結果、定比組成をもつ原料のみを溶融して育成した結晶の場合観察される数μmの浅いピット(特許文献3)は観測されず、平坦な表面が得られた。また、フッ硝酸によるエッチングの結果、亜粒界のないことを確認した。エッチピット密度は、1×106個/cm2であった。
ZrB2粉末に、60モル%のホウ素粉末を添加混合した後、実験例1と同様に原料棒を作製した。この焼結棒を図2に示すFZ育成炉の上軸にホルダーを介し固定し、下軸にはZrB2単結晶(方位<10−10>)を固定した。種結晶の上部に0.19gの炭素円板を置いた。育成炉に6気圧のアルゴンを充填した後、高周波誘導加熱により焼結棒下端部と炭素円板を溶かし初期融帯を形成し、融帯への原料供給速度(上軸)は0.8cm/h、結晶の成長速度(下軸)は0.5cm/hで、全長4cm直径1.3cmの単結晶を得た。
定常状態における加熱電力は、定比組成をもつ原料を溶融する場合の50%であった。その際の分析結果を表3に示す。エッチピット密度は、3×105個/cm2であった。
ZrB2粉末に、12モル%のホウ素粉末と30モル%の炭素粉末を添加混合した後、結合剤として樟脳を少量加え、直径15mmのゴム袋に詰め円柱形とした。これに2000kg/cm2の静水圧加圧を加えることにより圧粉体を得た。この圧粉体を真空中、1600℃で加熱し、直径1.4cm、長さ15cm程度の焼結棒を得た。この焼結棒を図2に示すFZ育成炉の上軸にホルダーを介し固定し、下軸にはZrB2単結晶(方位<10−10>)を固定した。
種結晶の上部に0.2gの炭素円板を置いた。育成炉に6気圧のアルゴンを充填した後、高周波誘導加熱により焼結棒下端部と炭素円板を溶かし初期融帯を形成し、融帯への原料供給速度(上軸)は0.5cm/h、結晶の成長速度(下軸)は0.3cm/hで、10時間下方に移動させ、全長3cm直径1.3cmの単結晶を得た。定常状態における加熱電力は、定比組成をもつ原料を溶融する場合の50%であった。その際の分析結果を表4に示す。結晶中の炭素含量は、0.2wt%であった。
ZrB2粉末に、3モル%のB4C粉末と7モル%の炭素粉末を添加混合した後、2000kg/cm2の静水圧加圧により円柱形の圧粉体を得た。これを真空中、1600℃で加熱し、直径1.4cm、長さ15cmの焼結棒を得た。この焼結棒を図2に示すFZ育成炉の上軸にホルダーを介し固定し、下軸にはZrB2単結晶(方位<10−10>)を固定した。種結晶の上部に0.22gの炭素円板を置いた。育成炉に6気圧のアルゴンを充填した後、高周波誘導加熱により焼結棒下端部と炭素円板を溶かし初期融帯を形成し、融帯への原料供給速度(上軸)は0.8cm/h、結晶の成長速度(下軸)は0.5cm/hで、全長4cm直径1.3cmの単結晶を得た。その際の分析結果を表5に示す。
実施例3で作製したCを0.2wt%含むZrB2単結晶から(0001)面の試料を放電加工によって切り出し、ダイヤモンド及びコロイダルシリカによって鏡面研磨したものを基板として用いた。
アセトンによる超音波洗浄の後、1%HF溶液に1分間浸漬し表面の酸化ジルコニウム層を取り除き、水洗いの後真空中に導入した。
真空中で1000℃に加熱するとZrO2微粒子が若干現れるが、3時間加熱するとこの微粒子は消失した。しかしまだCとOの不純物が残留していたので、Kr+イオンによるイオン衝撃を数分間行いその後1200℃で焼鈍することによりほぼ純ZrB2結晶で得られる清浄表面と同等の表面を得ることができた。
本基板上にPA−MBEによりGaNの成長を行った。570℃に保った基板上にGa分子線をクヌーセンセルより、活性窒素をプラズマソースよりそれぞれ照射しGaN結晶を3時間成長させた。成長中のRHEED図形は下地基板の基本格子反射とほとんど変わらない周期に透過スポットが一旦現れ、徐々に再びストリーク状となり膜の表面が平坦化していく過程を示した。成長後のAESはGaとNしか観測できずGaNがエピタキシャル成長していることを示した。成長後試料を室温に冷却すると3×3倍周期の表面構造が認められ、Ga過剰GaN(000−1)表面と同定できた。
下地単結晶にCが含まれていても、本実施例のようにCフリーの表面を作成することが可能であり、純ZrB2単結晶と同様に応用できる。
実施例3で作製したCを0.2wt%含むZrB2単結晶から(0001)面の試料を放電加工によって切り出し、ダイヤモンド及びコロイダルシリカによって鏡面研磨したものを基板として用いた。
アセトンにより超音波洗浄した基板を真空中に導入し、背面よりの電子線加熱により加熱清浄化した。徐々に温度を上げていくと1000℃以上で表面にZrO2の微粒子が形成され、1600℃までの加熱ではこの微粒子が除けなかった。1500℃以上の加熱を行うと、結晶中に含まれるCが徐々に表面に偏析してくるのが認められた。1900℃以上の短時間加熱により表面のZrO2微粒子は取り除かれ、表面にCの偏析したZrB2(0001)基板が得られた。AESにおけるCのピーク形状からCは金属炭化物として存在していると考えられ、AESでのB強度の減少と併せると表面にZrCのような金属炭化物層が生成していると考えられる。
本基板上にPA−MBEによりGaNの成長を行った。
570℃に保った基板上にGa分子線をクヌーセンセルより、活性窒素をプラズマソースよりそれぞれ照射しGaN結晶を3時間成長させた。成長中のRHEED図形は下地基板の基本格子反射とほとんど変わらず、GaNがエピタキシャル成長していることを示した。成長後試料を室温に冷却すると12倍周期の表面構造が認められ、Ga過剰GaN(000−1)表面と同定できた。
本実施例が示すように、表面にCが偏析しても金属炭化物として存在する場合にはGaNの成長に悪影響を及ぼさず、GaN成長用基板として使用できる。
1’下軸駆動部
2 上軸
2’下軸
3 ホルダー
3’ホルダー
4 ワークコイル
5 原料焼結棒
6 融帯
7 単結晶
8 種結晶または初期融帯形成用の焼結棒
Claims (3)
- 二ホウ化ジルコニウム(ZrB2)単結晶を育成する方法であって、
ホウ素と炭素両者をフラックス(融剤、溶媒)として用い、
溶液(融液)の組成 (ZrB y C x )が、以下の(式1)を満たすようにし、
融帯(融液)に供給する原料(すなわち、原料棒)の組成(ZrB 2+y C x )が、以下の(式2)を満たすようにして、
ZrB2単結晶を育成することを特徴とするZrB 2 単結晶の育成法。
(式1)
−0.6x+4≦y≦−1.9x+6.4 & x≧0.8 ・・・・(1)
ここで、y=B/Zrの原子比,x=C/Zrの原子比。
(式2)
−2x+0.3≦y≦−1.6x+0.6 & y≧0.12 & x≧0.09 ・・・・・・・・・(2)
ここで、y+2=B/Zr原子比、x=C/Zr原子比。 - 請求項1に記載のZrB 2 単結晶の育成法において、浮遊帯域溶融法を用いZrB2単結晶を育成することを特徴とするZrB 2 単結晶の育成法。
- 請求項1又は2に記載のZrB 2 単結晶の育成法にて得られたホウ化物単結晶からなることを特徴とする半導体形成基板。
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