JP5218875B2 - スライドファスナー - Google Patents

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この発明は、スライドファスナーに関する。
従来のスライドファスナーとしては、左右一対のテープ部材と、左右一対のテープ部材の対向するテープ側縁部に沿って設けられる芯紐上に取り付けられる一対のファスナーエレメント列と、一対のファスナーエレメント列を噛合・分離させるスライダーと、を備えるものが知られている。
また、従来、ファスナーエレメントの前面側の外形形状を、ボタンやフックなどと類似の形状として、装飾機能を持たせるようにしたスライドファスナーが開示されている(例えば、特許文献1〜3参照)。上記特許文献1に記載のスライドファスナーは、ファスナーエレメントの前部分及び後部分が略きのこ形の同一形状に形成されており、前面に模造宝石などを配置して装飾性が与えられている。上記特許文献2に記載のスライドファスナーは、ファスナーエレメントが、略矩形状の前部分と、歯部分及びこの歯部分に噛合する凹部が設けられた後部分とを備え、前部分に装飾性を付与したものである。上記特許文献3に記載のスライドファスナーは、矩形状に形成されたエレメント胴体の上部に球形のセグメントが形成され、エレメント胴体の下部に隣り合うエレメントの球形のセグメントが係合可能なように、半球状の窪みが形成されており、エレメント胴体の前面に宝石などを配置して装飾性が与えられている。また、上記特許文献1〜3に記載のスライドファスナーは、意匠性を向上させるため、エレメントが噛合したときに、エレメント列が直線状に配置されるようにファスナーストリンガーに取り付けられている。
米国特許第5511292号明細書 日本国特開昭49−1340号公報 米国特許第2867879号明細書
しかしながら、上記特許文献1〜3に記載のスライドファスナーでは、エレメント列を直線状に配置させるために、エレメントが、各ファスナーストリンガーの隣り合うエレメントの間隔を広くした状態で取り付けられているため、テープ部材がスライダーの幅方向外側に引っ張られた際に、エレメント間の露出した芯紐がスライダーの上下フランジに接触することで押し潰され、芯紐が上下フランジ間の隙間から外側に抜け出したり、上下フランジ間の隙間に挟まったりする可能性があった。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、芯紐が上下フランジ間の隙間から外側に抜け出す、あるいは、上下フランジ間の隙間に挟まるのを防止することができ、更には噛合時のスライドファスナーの柔軟性を確保することができ、スライドファスナーの意匠性を高めることができるスライドファスナーを提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1)左右方向に平行に配置される一対のテープ部材と、一対のテープ部材の対向するテープ側縁部に沿って設けられる芯紐上に取り付けられる一対のファスナーエレメント列と、一対のファスナーエレメント列が挿通され、一対のファスナーエレメント列を噛合・分離させるスライダーと、を備えるスライドファスナーであって、ファスナーエレメント列の各々は、複数のファスナーエレメントから構成され、ファスナーエレメントは、テープ部材の表側に配置される意匠部と、テープ部材の裏側に配置され、隣り合うファスナーエレメントと噛合する噛合部と、を有し、スライダーは、上下方向に離間して平行配置される上翼板及び下翼板と、上翼板の左右側縁に沿ってそれぞれ設けられる上フランジと、下翼板の左右側縁に沿ってそれぞれ設けられる下フランジと、上翼板及び下翼板を連結する案内柱と、上翼板、下翼板、及び上下フランジにより囲まれ、肩口及び後口を有する略Y字状のエレメント案内路と、を備え、上下フランジの板厚が、複数のファスナーエレメント間の間隔より小さく、上下フランジ間の隙間の上下方向寸法が、5kgfの圧力で押し潰された際の芯紐の表裏方向寸法より小さいことを特徴とするスライドファスナー。
(2)複数のファスナーエレメント間の間隔は、ファスナーエレメントの意匠部の上下方向の長さ以上であり、ファスナーエレメントは、噛合時において、テープ部材の上下方向において独立して配置されることを特徴とする(1)に記載のスライドファスナー。
(3)芯紐は、テープ部材の表裏方向に沿って2本以上配置され、テープ部材に織り込まれ或いは編み込まれることを特徴とする(1)又は(2)に記載のスライドファスナー。
(4)上下フランジは、その前端部に、テープ部材の長さ方向と平行に形成される平行部を有し、平行部は、案内柱の前後方向長さの1/2より前方に延びていることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載のスライドファスナー。
(5)ファスナーエレメントの後端部は、芯紐よりテープ部材側に形成されることを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載のスライドファスナー。
(6)意匠部は、噛合時において、隣り合う意匠部と離間して配置され、ファスナーエレメントの先端部、且つ意匠部と噛合部との間に、噛合時において、相手側のテープ部材のテープ側縁部を収納するテープ収納溝が形成されることを特徴とする(1)〜(5)のいずれかに記載のスライドファスナー。
(7)噛合部は、テープ部材に取り付けられる基部と、基部から相手側のテープ部材に向けて延設され、テープ収納溝が形成される噛合頭部と、基部と噛合頭部との間に形成される首部と、を有し、噛合頭部は、上下方向に突出する係合部を有し、係合部は、意匠部の上下端より上下方向にそれぞれ突出する第1係合部と、第1係合部と連続して、意匠部の上下端より凹状に形成される第2係合部と、を有し、第1係合部は、テープ部材の表裏方向中心線よりも意匠部側に延びて形成されることを特徴とする(6)に記載のスライドファスナー。
(8)第1係合部は、テープ収納溝の意匠部側の端部より表裏方向内側に形成されることを特徴とする(7)に記載のスライドファスナー。
(9)意匠部は、湾曲形状を呈した半球形状を有することを特徴とする(6)〜(8)のいずれかに記載のスライドファスナー。
(10)一対のファスナーエレメント列が直線状に噛み合った状態において、第1係合部の上下方向の長さは、互いに隣り合う意匠部間の隙間の上下方向の長さより短く設定されることを特徴とする(7)に記載のスライドファスナー。
(11)第2係合部は、テープ部材の表裏方向中心線の近傍から噛合部の裏側端部に亘って形成されることを特徴とする(7)に記載のスライドファスナー。
本発明のスライドファスナーによれば、上下フランジ間の隙間の上下方向寸法が、5kgfの圧力で押し潰された際の芯紐の表裏方向寸法より小さいため、芯紐が上下フランジ間の隙間から外側に抜け出すことがなく、芯紐がその隙間に挟まるのを防止することができる。
また、本発明のスライドファスナーによれば、ファスナーエレメントは、噛合時において、テープ部材の上下方向において独立して配置され、ファスナーエレメントは、テープ部材の表側に配置される意匠部と、テープ部材の裏側に配置され、隣り合うファスナーエレメントと噛合する噛合部と、を有し、意匠部は、噛合時において、隣り合う意匠部と離間して配置され、湾曲形状を呈した半球形状を有するため、噛合時のスライドファスナーの柔軟性を確保することができ、スライドファスナーの意匠性を高めることができる。
本発明に係るスライドファスナーを表面側から見た表面図である。 図1に示すスライドファスナーのスライダーの周辺の拡大断面図である。 ファスナーエレメントを裏面側から見た拡大裏面図である。 ファスナーエレメントを表面側から見た斜視図である。 ファスナーエレメントを裏面側から見た斜視図である。 図3のA−A線矢視断面図である。 図6のB−B線矢視断面図である。 ファスナーエレメントがエレメント案内路内に挿通された状態のスライダーを肩口側から見た図である。 テープ部材が引っ張られ2本の芯紐がスライダーの上下フランジに接触した状態を説明する拡大図である。 測定器の正面図である。 噛合状態のスライドファスナーを裏側に凸の状態に湾曲させた場合の図7相当の断面図である。 噛合状態のスライドファスナーを表側に凸の状態に湾曲させた場合の図7相当の断面図である。 噛合状態のスライドファスナーを左右方向に湾曲させた状態の裏面図である。 本発明に係るスライドファスナーの変形例を示す図であり、(a)はファスナーエレメントの表面図、(b)はファスナーエレメントを(a)の矢印C方向から見た図である。
以下、本発明に係るスライドファスナーの一実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、以後の説明において、テープ部材及びファスナーエレメントに関しては、表側とは図1の紙面に対して手前側、裏側とは図1の紙面に対して奥側、上側とは図1の紙面に対して上側、下側とは図1の紙面に対して下側、左側とは図1の紙面に対して左側、右側とは図1の紙面に対して右側とし、図面に表側をHs、裏側をBs、上側をU、下側をD、左側をL,右側をRとして示す。また、スライダーに関しては、上側とは図1の紙面に対して手前側、下側とは図1の紙面に対して奥側、前側とは図1の紙面に対して上側、後側とは図1の紙面に対して下側、左側とは図1の紙面に対して左側、右側とは図1の紙面に対して右側とする。また、テープ部材及びスライダーの左右方向は幅方向とも言う。また、テープ部材の上下方向は長さ方向とも言う。
本実施形態のスライドファスナー10は、図1に示すように、ファスナーストリンガー11と、スライダー30と、を備える。また、必要に応じてテープ部材の上下端部に図示しない公知の止部や、開離嵌挿具を備える。ファスナーストリンガー11は、左右方向に平行に配置される左右一対のテープ部材12と、左右一対のテープ部材12の対向するテープ側縁部13に取り付けられる左右一対のファスナーエレメント列14と、を備える。そして、スライダー30をファスナーストリンガー11の長さ方向に移動させることにより、左右一対のファスナーエレメント列14が噛合・分離される。
ファスナーエレメント列14の各々は、複数のファスナーエレメント15から構成されており、このファスナーエレメント15は、例えば、ポリアミド、ポリアセタール、ポリプロピレン、ポリブチレンテレフタレートなどの合成樹脂を用いて、テープ部材12のテープ側縁部13に射出成形されている。
スライダー30は、図1、図2、及び図8に示すように、上下方向に離間して平行配置される上翼板31及び下翼板32と、上翼板31の左右両側縁に沿って設けられ、下翼板32に向けて形成される左右一対の上フランジ33aと、下翼板32の左右両側縁に沿って設けられ、上翼板31に向けて形成される左右一対の下フランジ33bと、上翼板31及び下翼板32を前端部において連結する案内柱34と、上翼板31の上面に設けられる引手取付部35と、引手取付部35に回動自在に取り付けられる不図示の引手と、を備える。これにより、スライダー30の前部には案内柱34により分離された左右の肩口36が形成され、スライダー30の後部には後口37が形成される。そして、上翼板31と下翼板32との間には、左右の肩口36と後口37とを連通する略Y字状のエレメント案内路38が設けられており、このエレメント案内路38は、左右一対のファスナーエレメント列14を挿通させる通路を構成する。
また、図2に示すように、上下フランジ33a,33bの板厚Tは、複数のファスナーエレメント15間の間隔C1より小さく設定されている。
図2〜図6に示すように、ファスナーエレメント15は、テープ部材12の表側に配置される意匠部16と、テープ部材12の裏側に配置され、隣り合うファスナーエレメント15と噛合する噛合部17と、を有する。また、意匠部16と噛合部17との間(表裏方向の中間部)の一方の側部には、テープ側縁部13を挿通固定するテープ固定溝18が上下方向に沿って形成され、他方の側部、即ち、噛合頭部22側の側部には、相手側のテープ部材12のテープ側縁部13を収納する略U字状のテープ収納溝19が上下方向に沿って形成されている。また、意匠部16は、噛合時において、隣り合う意匠部16と離間して配置されている。
意匠部16は、図2〜図7に示すように、表方向視において、意匠部16の左右方向中心線HLを基準として上下対称、且つ上下方向中心線VLを基準として左右対称の略長円形状に形成されると共に、上下方向視及び左右方向視において、全体的に湾曲形状を呈した略半球形状に形成される。また、図2に示すように、複数のファスナーエレメント15の意匠部16間の間隔C2は、意匠部16の上下方向の長さL3以上に設定されている。これにより、左右一対のファスナーエレメント列14が噛合したとき、複数のファスナーエレメント15の意匠部16は、テープ部材12の上下方向において独立して配置される。なお、意匠部16は、表側から見たときのデザイン性に優れ、角部がなく、スライドファスナー10の柔軟性を確保できる形状であればよく、円形状や楕円形状などの任意の形状とすることが可能である。また、意匠部16の左右両側面16c,16cは、左右方向中心線HLから上下方向に漸次湾曲する湾曲面によって形成されている。
噛合部17は、図3及び図5に示すように、テープ部材12に取り付けられる基部21と、基部21から相手側のテープ部材12に向けて延設され、テープ収納溝19が形成される噛合頭部22と、基部21と噛合頭部22との間に形成される噛合頭部22よりも上下方向において幅狭な首部23と、を備える。また、噛合部17の左右両側面21c,22cは、左右方向中心線HLから上下方向に漸次湾曲する湾曲面によって形成されている。
また、噛合部17は、意匠部16の上端16a及び下端16bより上下方向にそれぞれ突出する第1係合部24と、第1係合部24と連続し意匠部16の上下端16a,16bより凹状に形成される第2係合部25と、からなる係合部26が上下方向に突出して形成されている。また、本実施形態では、第1係合部24の上下方向の長さL1は、左右一対のファスナーエレメント列14が直線状に噛み合った状態において、互いに隣り合う意匠部16間の隙間S1の上下方向の長さL2より短く設定されている。換言すれば、第1係合部24の上下方向の長さL1は、隣り合うファスナーエレメント15の意匠部16の上下端16a,16bに接触しない長さに設定されている。また、第1係合部24の上下端と隣り合うファスナーエレメント15の第2係合部25の起立部(第2係合部25と首部23との境界)との間には隙間S2が形成されている。
また、図6及び図7に示すように、第1係合部24は、テープ部材12の表裏方向中心線DLよりも意匠部16側に延びて形成され、且つテープ収納溝19の意匠部16側の端面より表裏方向中心線DL側に形成される。また、第2係合部25は、テープ部材12の表裏方向中心線DLの近傍から噛合部17の裏側端部に亘って形成されている。さらに、ファスナーエレメント15の上下方向に形成された第2係合部25同士は、噛合部17の表方向から裏方向に向けて互いに接近するように形成されている。
また、図3、図5、及び図6に示すように、噛合頭部22の上下面22a,22bは、首部23から噛合頭部22の左右方向の外端部22cに向けて漸次幅狭になる傾斜面によって形成されている。また、基部21の上下面21a,21bは、首部23から基部21の左右方向の外端部21cに向けて漸次幅広になる傾斜面によって形成されている。そして、基部21の上下面21a,21bは、外端部21cから首部23に向けて漸次幅広となる湾曲面によって形成され、つまり、上下面21a,21bは、裏方向視において略円弧状の湾曲面を成す。
また、図4〜図6に示すように、テープ側縁部13には、2本の芯紐13aがテープ部材12の表裏方向に沿ってそれぞれ2本以上織り込み又は編み込まれている。これにより、図9に示すように、テープ部材12がスライダー30の幅方向外側に引っ張られたとしても、表裏方向中心線DLを境界としてテープ部材12の表裏方向両側にそれぞれ1本ずつ芯紐13aが固定されているので、各芯紐13aに対して一方向からの力しか加わらない。つまり、表側の芯紐13aには実質的に上フランジ33aからの力しか加わらず、裏側の芯紐13aには実質的に下フランジ33bからの力しか加わらないので、芯紐13aが極端に押し潰されることはない(図9の一点鎖線参照)。
さらに、図8及び図9に示すように、上下フランジ33a,33b間の隙間S3の上下方向寸法L4は、上記したテープ部材12が幅方向外側に引っ張られた際(横引き力)の2本の芯紐13aの表裏方向寸法L5より小さく設定されている。これにより、2本の芯紐13aが、上下フランジ33a,33b間の隙間S3から外側に抜け出すことがないので、2本の芯紐13aがその隙間S3に挟まることはない。
なお、上記したテープ部材12が幅方向外側に引っ張られた際の2本の芯紐13aの表裏方向寸法L5は、図10に示す測定器40によって測定することが可能である。この測定器40は、テープ部材12の2本の芯紐13a(テープ側縁部13)を収容する略V字状の芯紐収容溝41aが上面に形成される下金型41と、下金型41に対して下降するように設けられ、芯紐収容溝41aに収容された2本の芯紐13aを押し潰す略逆V字状の芯紐押圧溝42aが下面に形成される上金型42と、を備える。また、芯紐収容溝41a及び芯紐押圧溝42aの角度は90°に設定されている。また、下金型41には、芯紐収容溝41aの底部に連続して、テープ部材12を収容するテープ収容部41bが形成されている。そして、測定器40による測定は、上金型42で2本の芯紐13aを下金型41に対して押し潰すことにより行われ、上金型42に所定の圧力が加えられた際の芯紐収容溝41aと芯紐押圧溝42aの交点P1,P2間の圧縮寸法(PM(Pressure Measurement)値)Dを測定することができる。
ここで、上記2本の芯紐13aに加わる圧力は、表裏方向寸法L5に相当し、本発明のテープ部材12を衣服やバックなどの被着体に取り付けて使用した場合にテープ部材12にかかる横引き力を想定して、5kgfとする。すなわち、本発明では、上下フランジ33a,33b間の隙間S3の上下方向寸法L4が、5kgfの圧力で押し潰された際の芯紐13aの表裏方向寸法L5より小さく設定されることで、被着体にテープ部材12を取り付けて使用した場合でも、横引き力によって上下フランジ33a,33b間の隙間S3に芯紐13aが挟まることを防止することができる。
また、図2に示すように、上下フランジ33a,33bの前端部には、テープ部材12の長さ方向と平行に延びる平行部39がそれぞれ形成されており、この平行部39は、案内柱34の前後方向長さの1/2より前方に延びている。この平行部39により、スライダー30の肩口36に入り込むファスナーエレメント15の姿勢が噛合位置のある程度手前で整えられ、テープ部材12のねじり変形などの変形が防止されるので、上下フランジ33a,33b間の隙間S3に芯紐13aが引っ掛かり難くなる。
また、図3及び図6に示すように、ファスナーエレメント15の意匠部16及び噛合部17の後端部(外端部21c側の端部)は、芯紐13aよりテープ部材12側(すなわち、芯紐13aが固定された側縁とは反対側の側縁側)に形成されている。これにより、ファスナーエレメント15が上下フランジ33a,33bに噛合部17の後端部が接触しながらスライダー30内を移動するので、芯紐13aがスライダー30の上下フランジ33a,33bに接触し難くなり、芯紐13aの損傷が防止される。また、芯紐13aよりテープ部材12側に形成された噛合部17の後端部が湾曲した形状であるため、スムーズにスライダー30内に案内される。
このように構成されたスライドファスナー10では、意匠部16が、表方向視において、意匠部16の左右方向中心線HLを基準として上下対称、且つ上下方向中心線VLを基準として左右対称の略長円形状に形成されるので、スライドファスナー10の柔軟性が確保されると共に、スライドファスナー10の意匠性が高められる。また、スライダー30のエレメント案内路38に挿通される時も、肩口36側の開口部で引っ掛かることがないので、スライダー30の摺動性も確保される。
また、意匠部16が、上下方向視及び左右方向視において、全体的に湾曲形状を呈した略半球形状に形成されているため、図11に示すように、スライドファスナー10を裏側に凸の状態に湾曲させたとしても、隣り合う意匠部16同士がすぐに干渉することがないので、スライドファスナー10の柔軟性が高められる。また、互いに隣り合うファスナーエレメント15間に隙間S1が設けられるため、スライドファスナー10の柔軟性が更に高められる。
また、スライドファスナー10を裏側に凸の状態に湾曲させたとしても、テープ部材12の表裏方向中心線DLよりも意匠部16側に延びて形成された第1係合部24が互いに係合するので、左右一対のファスナーエレメント列14の係合を維持しつつ、スライドファスナー10の柔軟性が高められる。また、図11に見られる位置よりも裏側に凸の状態に湾曲させようとしても、今後は隣り合う意匠部16の上下湾曲面が当接し、それ以上の屈曲を防止する。このように、意匠部16の表面から上下面の間に形成された湾曲面同士が当接するので、一定以上湾曲させたとしても、ファスナーエレメント列14の係合を維持しつつ、スライドファスナー10の柔軟性を確保している。
また、図12に示すように、スライドファスナー10を表側に凸の状態に湾曲させると、隙間S2が設けられるため、スライドファスナー10の柔軟性を確保でき、また、直線状に噛合している状態では係合に寄与していなかった第2係合部25が互いに係合して、係合部26の係合面積が広くなるので、左右一対のファスナーエレメント列14の係合が強固になる。
また、噛合頭部22の上下面22a,22bが、首部23から噛合頭部22の左右方向の外端部22cに向けて漸次幅狭になる傾斜面によって形成され、第1係合部24の上下端と隣り合うファスナーエレメント15の第2係合部25の起立部との間に隙間S2が形成されるので、図13に示すように、スライドファスナー10を左右方向に湾曲させたとしても、隣り合う噛合部17同士がすぐに干渉することがないので、スライドファスナー10の柔軟性が高められる。
以上説明したように、本実施形態のスライドファスナー10によれば、上下フランジ33a,33b間の隙間S3の上下方向寸法L4が、5kgfの圧力で押し潰された際の2本の芯紐13aの表裏方向寸法L5より小さいため、芯紐13aが上下フランジ33a,33b間の隙間S3から外側に抜け出すことがなく、芯紐13aがその隙間S3に挟まるのを防止することができる。
また、本実施形態のスライドファスナー10によれば、複数のファスナーエレメント15間の間隔C2が、ファスナーエレメント15の意匠部16の上下方向の長さL3以上であり、ファスナーエレメント15が、噛合時において、テープ部材12の上下方向において独立して配置されるようなスライドファスナーを使用しても、芯紐13aが上下フランジ33a,33b間の隙間S3から外側に抜け出すことがなく、芯紐13aがその隙間S3に挟まるのを防止することができる。
また、本実施形態のスライドファスナー10によれば、芯紐13aは、テープ部材12の表裏方向両側に1本ずつ配置された状態で固定されているので、芯紐13aに強い横引き力が加わっても芯紐13aが極端に変形するのを防止することができる。これにより、芯紐13aが上下フランジ33a,33b間の隙間S3から外側に抜け出すことがなく、芯紐13aがその隙間S3に挟まるのを防止することができる。
また、本実施形態のスライドファスナー10によれば、上下フランジ33a,33bは、その前端部に、テープ部材12の長さ方向と平行に形成される平行部39を有し、平行部39は、案内柱34の前後方向長さの1/2より前方に延びているため、この平行部39により、スライダー30の肩口36に入り込むファスナーエレメント15の姿勢を噛合位置のある程度手前で整えることができ、テープ部材12のねじり変形などの変形を防止することができる。これにより、上下フランジ33a,33b間の隙間S3に芯紐13aが引っ掛かり難くすることができる。
また、本実施形態のスライドファスナー10によれば、ファスナーエレメント15の後端部が、芯紐13aよりテープ部材12側に形成されるため、スライダー30の上下フランジ33a,33bが芯紐13aに接触し難くなるので、芯紐13aの損傷を防止することができる。
また、ファスナーエレメント15は、噛合時において、テープ部材12の上下方向において独立して配置され、ファスナーエレメント15は、テープ部材12の表側に配置される意匠部16と、テープ部材12の裏側に配置され、隣り合うファスナーエレメント15と噛合する噛合部17と、を有し、この意匠部16が、噛合時において、隣り合う意匠部16と離間して配置され、全体的に湾曲形状を呈した略半球形状を有するため、噛合時のスライドファスナー10の柔軟性を確保することができると共に、スライドファスナー10の意匠性を高めることができる。
また、本実施形態のスライドファスナー10によれば、意匠部16が、意匠部16の左右方向中心線HLを基準として上下対称、且つ上下方向中心線VLを基準として左右対称の略長円形状に形成されるため、意匠部16がバランスのとれた形状となり、意匠部16の意匠性を更に高めることができる。
また、本実施形態のスライドファスナー10によれば、意匠部16が、上下方向視及び左右方向視において、全体的に湾曲形状を呈した略半球形状に形成されているため、スライドファスナー10を裏側に凸の状態に湾曲させたとしても、隣り合う意匠部16同士が干渉することがないので、スライドファスナー10の柔軟性を高めることができる。また、互いに隣り合うファスナーエレメント15間に隙間S1が設けられるため、スライドファスナー10の柔軟性を更に高めることができる。
また、本実施形態のスライドファスナー10によれば、第1係合部24が、テープ部材12の表裏方向中心線DLよりも意匠部16側に延びて形成されるため、スライドファスナー10を裏側に凸の状態に湾曲させたとしても、第1係合部24同士の係合が解除されることはないので、左右一対のファスナーエレメント列14の係合を維持しつつ、スライドファスナー10の柔軟性を高めることができる。
また、本実施形態のスライドファスナー10によれば、第2係合部25が、テープ部材12の表裏方向中心線DLの近傍から噛合部17の裏側端部に亘って形成され、第1係合部24の上下端と隣り合うファスナーエレメント15の第2係合部25の起立部との間に隙間S2が形成されるため、スライドファスナー10を表側に凸の状態に湾曲させた場合、直線状に噛合している状態では係合に寄与していなかった第2係合部25が互いに係合して、係合部26の係合面積が広くなるので、左右一対のファスナーエレメント列14の係合を強固にしつつ、柔軟性を高めることができる。
また、本実施形態のスライドファスナー10によれば、噛合頭部22の上下面22a,22bが、首部23から噛合頭部22の左右方向の外端部22cに向けて漸次幅狭になる傾斜面によって形成され、第1係合部24の上下端と隣り合うファスナーエレメント15の第2係合部25の起立部との間に隙間S2が形成されるため、スライドファスナー10を左右方向に湾曲させたとしても、隣り合う噛合部17同士が干渉することがないので、スライドファスナー10の柔軟性を高めることができる。
また、本実施形態のスライドファスナー10によれば、ファスナーエレメント15の意匠部16の左右両側面16c,16c及び噛合部17の左右両側面21c,22cが半円状の湾曲面によって形成されるため、ファスナーエレメント15がスライダー30のエレメント案内路38に入り込み易い。これにより、スライダー30を少ない力で操作することができるので、スライドファスナー10の開閉を容易にすることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の技術的思想の範囲内において様々に変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、スライドファスナー10の柔軟性を確保するために、意匠部16のうち少なくともテープ接触面から意匠部16の表側頂点(意匠部16における左右方向中心線HLと上下方向中心線VLとの交点)に向けた湾曲面が、少なくともテープ接触面側から形成されてあればよく、図14に示す変形例のように、ファスナーエレメント15の意匠部16に、テープ部材12と平行な平坦部28を形成するようにしてもよい。これにより、ファスナーエレメント15に上記実施形態と異なる意匠を付与することができる。
また、本実施形態では、第1係合部24の上下方向の長さL1は、左右一対のファスナーエレメント列14が直線状に噛み合った状態において、互いに隣り合う意匠部16間の隙間S1の上下方向の長さL2と同じ長さに設定されてもよい。これにより、柔軟性を多少犠牲にして係合強度を高めることが可能である。
10 スライドファスナー
12 テープ部材
13 テープ側縁部
13a 芯紐
14 ファスナーエレメント列
15 ファスナーエレメント
16 意匠部
16a 意匠部の上端
16b 意匠部の下端
16c 意匠部の左右方向の側面
17 噛合部
19 テープ収納溝
21 基部
21a 基部の上面
21b 基部の下面
21c 基部の左右方向の外端部(側面)
22 噛合頭部
22a 噛合頭部の上面
22b 噛合頭部の下面
22c 噛合頭部の左右方向の外端部(側面)
23 首部
24 第1係合部
25 第2係合部
26 係合部
30 スライダー
31 上翼板
32 下翼板
33a 上フランジ
33b 下フランジ
34 案内柱
35 引手取付部
36 肩口
37 後口
38 エレメント案内路
39 平行部
HL ファスナーエレメントの左右方向中心線
VL ファスナーエレメントの上下方向中心線
DL テープ部材の表裏方向中心線
S1 隙間
S2 隙間
S3 隙間
L1 第1係合部の上下方向の長さ
L2 意匠部間の隙間の上下方向の長さ
L3 意匠部の上下方向の長さ
L4 上下フランジ間の隙間の上下方向寸法
L5 芯紐の表裏方向寸法
C1 ファスナーエレメント間の間隔
C2 意匠部間の間隔
T 上下フランジの板厚

Claims (11)

  1. 左右方向に平行に配置される一対のテープ部材(12)と、
    前記一対のテープ部材の対向するテープ側縁部(13)に沿って設けられる芯紐(13a)上に取り付けられる一対のファスナーエレメント列(14)と、
    前記一対のファスナーエレメント列が挿通され、前記一対のファスナーエレメント列を噛合・分離させるスライダー(30)と、を備えるスライドファスナー(10)であって、
    前記ファスナーエレメント列の各々は、複数のファスナーエレメント(15)から構成され、
    前記ファスナーエレメントは、前記テープ部材の表側に配置される意匠部(16)と、前記テープ部材の裏側に配置され、隣り合う前記ファスナーエレメントと噛合する噛合部(17)と、を有し、
    前記スライダーは、
    上下方向に離間して平行配置される上翼板(31)及び下翼板(32)と、
    前記上翼板の左右側縁に沿ってそれぞれ設けられる上フランジ(33a)と、
    前記下翼板の左右側縁に沿ってそれぞれ設けられる下フランジ(33b)と、
    前記上翼板及び前記下翼板を連結する案内柱(34)と、
    前記上翼板、前記下翼板、及び前記上下フランジにより囲まれ、肩口(36)及び後口(37)を有する略Y字状のエレメント案内路(38)と、を備え、
    前記上下フランジの板厚(T)が、前記複数のファスナーエレメント間の間隔(C1)より小さく、
    前記上下フランジ間の隙間(S3)の上下方向寸法(L4)が、5kgfの圧力で押し潰された際の前記芯紐の表裏方向寸法(L5)より小さいことを特徴とするスライドファスナー。
  2. 前記複数のファスナーエレメント(15)間の間隔(C2)は、前記ファスナーエレメントの前記意匠部(16)の上下方向の長さ(L3)以上であり、
    前記ファスナーエレメントは、噛合時において、前記テープ部材(12)の上下方向において独立して配置されることを特徴とする請求項1に記載のスライドファスナー。
  3. 前記芯紐(13a)は、前記テープ部材(12)の表裏方向に沿って2本以上配置され、前記テープ部材に織り込まれ或いは編み込まれることを特徴とする請求項1又は2に記載のスライドファスナー。
  4. 前記上下フランジ(33a,33b)は、その前端部に、前記テープ部材(12)の長さ方向と平行に形成される平行部(39)を有し、
    前記平行部は、前記案内柱(34)の前後方向長さの1/2より前方に延びていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のスライドファスナー。
  5. 前記ファスナーエレメント(15)の後端部は、前記芯紐(13a)より前記テープ部材(12)側に形成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のスライドファスナー。
  6. 前記意匠部(16)は、噛合時において、隣り合う前記意匠部(16)と離間して配置され、
    前記ファスナーエレメントの先端部、且つ前記意匠部(16)と前記噛合部との間に、噛合時において、相手側の前記テープ部材の前記テープ側縁部(13)を収納するテープ収納溝(19)が形成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のスライドファスナー。
  7. 前記噛合部(17)は、前記テープ部材(12)に取り付けられる基部(21)と、前記基部から相手側の前記テープ部材に向けて延設され、前記テープ収納溝(19)が形成される噛合頭部(22)と、前記基部と前記噛合頭部との間に形成される首部(23)と、を有し、
    前記噛合頭部は、上下方向に突出する係合部(26)を有し、
    前記係合部は、前記意匠部(16)の上下端(16a,16b)より上下方向にそれぞれ突出する第1係合部(24)と、前記第1係合部と連続して、前記意匠部の上下端より凹状に形成される第2係合部(25)と、を有し、
    前記第1係合部は、前記テープ部材(12)の表裏方向中心線(DL)よりも前記意匠部側に延びて形成されることを特徴とする請求項6に記載のスライドファスナー。
  8. 前記第1係合部(24)は、前記テープ収納溝(19)の前記意匠部(16)側の端部より表裏方向内側に形成されることを特徴とする請求項7に記載のスライドファスナー。
  9. 前記意匠部(16)は、湾曲形状を呈した半球形状を有することを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載のスライドファスナー。
  10. 前記一対のファスナーエレメント列(14)が直線状に噛み合った状態において、前記第1係合部(24)の上下方向の長さ(L1)は、互いに隣り合う前記意匠部(16)間の隙間(S1)の上下方向の長さ(L2)より短く設定されることを特徴とする請求項7に記載のスライドファスナー。
  11. 前記第2係合部(25)は、前記テープ部材(12)の表裏方向中心線(DL)の近傍から前記噛合部(17)の裏側端部に亘って形成されることを特徴とする請求項7に記載のスライドファスナー。
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