JP5218520B2 - 液晶表示装置及びその駆動方法 - Google Patents

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Description

本発明は液晶表示装置に係り、特にデジタル映像信号をランプ信号などを使ってデジタル−アナログ変換(以下、DA変換)して得たアナログ電圧で液晶表示素子を駆動して立体表示を行う液晶表示装置及びその駆動方法に関する。
近年、プロジェクタ装置やプロジェクションテレビには画像を投影するための中心部品としてLCOS(Liquid Crystal on Silicon)型液晶表示装置が多く用いられている。このLCOS等の液晶表示装置の表示方式には、従来CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の半導体素子へアナログ映像信号を入力し、その信号を画素毎の液晶表示素子の画素電極にそのまま保持して、液晶の配向を変える方式や、デジタル信号によりパルス幅変調(PWM;Pulse Width Modulation)した映像信号を液晶表示素子の画素電極に印加して液晶の配向を時間的に切り替えて駆動する方式などがあった。その中でアナログ信号を画素電極へ直接印加する方式は液晶の焼き付き等を起こし易いという問題がある。
その間題を解決するため、本出願人は先に、2本のデータ線(列信号線)を一組とする複数組のデータ線と、複数本のゲート線(行走査線)との各交差部にそれぞれ画素を配置し、それらの各画素において正極性映像信号と負極性映像信号とを2つの保持容量に別々にサンプリング保持した後、それらの保持電圧を交互に画素電極に印加して液晶表示素子を交流駆動する液晶表示装置を提案した(例えば、特許文献1参照)。
この液晶表示装置は、画素電極に印加する電圧を2つの保持容量に1フレーム期間それぞれ保持しておくことができるので、液晶表示素子の交流駆動周波数は、垂直走査周波数によらず、画素回路での反転制御周期で自由に設定することができる。これにより、この液晶表示装置によれば、交流駆動周波数を垂直走査周波数よりも極めて高く設定でき、それにより従来に比べて焼き付きを防止でき、信頼性や安定性、シミなどの表示品位低下を防止でき、更にデジタルのPWM方式より階調を正しく表現できるなどの特長が得られる。
ところで、近年、LCOS型液晶表示装置により立体表示(以下、3D表示ともいう)を行うシステムが種々提案されている。この3D表示システムの中で、左目用画像と右目用画像とをフレームシーケンシャルに1フレーム期間毎に交互に切り替え表示すると共に、視聴者がかけている液晶メガネの左目用液晶シャッタと右目用液晶シャッタとを表示されている画像の切り替えに同期して交互にオン・オフを切り替える3D表示システムが知られている。
この3D表示システムでは、左目用画像と右目用画像とが同一期間中に画面表示されないように左目用画像と右目用画像との切り替えの間に黒画像を挿入する必要がある。すなわち、この3D表示システムでは、液晶表示装置の画面には例えば図11(B)にt1で示すように黒画像が表示された状態から、次の1フレーム(1V)期間では右目用画像Rの書込みが始まり、途中の1/2フレーム期間経過時点では画面が図11(A)にt2で示すように上半分の画面が右目用画像Rに切り替わり、1フレーム期間経過時点で図11(B)にt3で示すように全画面が右目用画像Rに切り替わる。
続いて、次の1フレーム(1V)期間では黒画像Bの書込みが始まり、途中の1/2フレーム期間経過時点では画面が図11(A)にt4で示すように上半分の画面が黒画像Bに切り替わり、1フレーム期間経過時点で図11(B)にt5で示すように全画面が黒画像Bに切り替わる。続いて、次の1フレーム(1V)期間では左目用画像Lの書込みが始まり、途中の1/2フレーム期間経過時点では画面が図11(A)にt6で示すように上半分の画面が左目用画像Lに切り替わり、1フレーム期間経過時点で図11(B)にt7で示すように全画面が左目用画像Lに切り替わる。続いて、黒画像の書き込みが始まる。以下同様の動作が繰り返される。
図11(C)はこの場合の液晶メガネの液晶シャッタのオン・オフを示す。図11(C)において、黒画像Bと右目用画像Rとが順次に表示される2フレーム期間TRでは、右目用液晶シャッタのみが光透過状態(オン状態)とされ、左目用液晶シャッタは光遮断状態(オフ状態)とされる。続く黒画像Bと左目用画像Lとが順次に表示される2フレーム期間TLでは、左目用液晶シャッタのみが光透過状態(オン状態)とされ、右目用液晶シャッタは光遮断状態(オフ状態)とされる。
図12は、図11が示す表示及び液晶シャッタ切り替えの遷移を、液晶表示装置への書き込みと読み出し(データ保持期間)とをもう少し分かりやすく図示したものである。図12(A)は垂直同期信号、同図(B)は各ラインの画素への書き込み状態を示し、同図(C)は液晶メガネの液晶シャッタのオン・オフを示す。なお、図12(B)は縦軸が表示画面のライン、横軸が時間を示し、斜線で示した期間のみ右目用画像信号、黒画像信号、左目用画像信号の書き込みが行われ、それ以外の白地区間は信号保持(読み出し)期間を示す。
従って、この3D表示システムでは、液晶シャッタを用いて立体表示画像を見るには、4V期間が必要である。1V期間がフレーム単位であれば、通常の1フレーム周波数である60Hzの4倍の240Hzのスピードで1V期間の画像データを書き込む必要がある。
特開2009−223289号公報
しかしながら、上記の従来の3D表示システムでは、液晶表示装置の内部にランプ信号を用いたデジタル−アナログ変換器(以下、DACと記す)を配置した場合、そのDACは表示する画像データの画素値と、カウンタからの階調値を示すカウント値とをコンパレータで比較して、両者が一致した時にビデオスイッチをオフとしてその時のランプ信号の値をビデオスイッチに接続されているデータ線に保持する構成であるため、4倍速の駆動のためにフレームレートを上げると、ランプ信号と同期するカウンタクロックの周波数が上昇してしまう。カウンタクロックが上昇すると、液晶表示装置のチップサイズ、使用プロセスにより、コンパレータ動作等に上限ができてしまい、正常な動作が困難になる場合がある。
また、4倍速にして、黒フレームを入れる場合は実質的な表示時間が1/4となり、なおかつ、片目交互に信号を入れることになるので、通常表示に比べて3D表示が大幅に暗くなる可能性が高い。
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、左目用画像と右目用画像との間に黒信号を挿入しても、カウンタクロックの周波数を上げることなく従来に比べて明るい3D表示を行える液晶表示装置及びその駆動方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の液晶表示装置は、複数のデータ線と複数のゲート線とが交差する各交差部に、液晶表示素子を備えた画素が複数配列された画素部と、複数のゲート線を順次選択する垂直方向駆動手段と、各々1フレーム分の右目用画像データと左目用画像データとの間に黒レベルのデータが挿入された入力画像データを、N相(Nは5以上の自然数)に直並列変換してN相画像データを並列に出力する画像入力手段と、N相画像データを1ラインの各画素分シフトしてラッチするラッチ手段と、複数のデータ線に対応して設けられており、オフに制御された時点の入力信号の値を、接続されたデータ線を介して画素内の保持容量部にサンプリング保持させる複数のビデオスイッチと、ラッチ手段によりラッチされた1ライン分の各画素の画像データと、1水平走査期間内で最小の階調値から最大の階調値まで順次変化するカウント値とを画素単位で比較し、1水平走査期間の最初に複数のビデオスイッチを同時にオンに制御した後、画像データとカウント値との比較結果が一致を示す画素に対応したビデオスイッチをオフに制御する比較手段と、複数のゲート線に対応して画素単位に設けられており、最小の階調値のレベル及び最大の階調値のレベルの一方から他方へ1水平走査期間内でレベルが単調的に変化する周期的な掃引信号であるランプ信号に対して、ラッチ手段によりラッチされた1ライン分の各画素の画像データの上位又は下位の所定ビット数の値に応じたDCオフセットを付加し、その付加後のランプ信号をビデオスイッチに入力信号として供給するバッファ手段とを有することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、本発明の液晶表示装置の駆動方法は、各々1フレーム分の右目用画像データと左目用画像データとの間に黒レベルのデータが挿入された入力画像データを、N相(Nは5以上の自然数)に直並列変換してN相画像データを並列に出力する画像入力ステップと、N相画像データを1ラインの各画素分シフトしてラッチするラッチステップと、ラッチステップによりラッチされた1ライン分の各画素の画像データと、1水平走査期間内で最小の階調値から最大の階調値まで順次変化するカウント値とを画素単位で比較し、1水平走査期間の最初に複数のビデオスイッチを同時にオンに制御した後、画像データとカウント値との比較結果が一致を示す画素に対応したビデオスイッチをオフに制御するビデオスイッチ制御ステップと、複数のデータ線と複数のゲート線とが交差する各交差部に、液晶表示素子を備えた画素が複数配列された画素部を構成する複数の画素を行単位で、かつ、1水平走査期間毎に順次選択する垂直方向駆動ステップと、最小の階調値のレベル及び最大の階調値のレベルの一方から他方へ1水平走査期間内でレベルが単調的に変化する周期的な掃引信号であるランプ信号に対して、ラッチステップによりラッチされた1ライン分の各画素の画像データの上位又は下位の所定ビット数の値に応じたDCオフセットを付加し、その付加後のランプ信号を画素単位に設けられたビデオスイッチに供給するランプ信号供給ステップと、垂直方向駆動ステップにより選択された複数の画素のうち、ビデオスイッチ制御ステップによりオフに制御された時点のランプ信号供給ステップにより供給されるランプ信号の値を、オフに制御されたビデオスイッチに接続されたデータ線を介して接続された画素に供給してサンプリング保持させる書き込みステップと、書き込みステップによる書き込み期間に続いて、画素の書き込み値が上記の右目用又は左目用画像データに関する値であるときはその書き込み値を所定期間読み出し、画素の書き込み値が黒レベルのデータに関する値であるときは、その書き込み値を所定期間より短い期間読み出す読み出しステップとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、左目用画像と右目用画像との間に黒信号を挿入しても、カウンタクロックの周波数を上げることなく従来に比べて明るい3D表示を行うことができる。
本発明の液晶表示装置の一実施の形態のブロック図である。 本発明装置における画像データの書き込み、読み出し動作の一例のタイミングチャートである。 8倍速動作時のデータレートを説明する図である。 16倍速動作時のデータレートを説明する図である。 本発明の液晶表示装置におけるDACの要部の一実施形態の回路構成を画素と共に示す図である。 図5中のバッファ回路の一例の回路図と、スイッチング制御信号生成回路の一例の回路図である。 図5、図6に示すバッファ回路によりDCオフセットが付加されるランプ信号を説明する図である。 図1中の8相シフトレジスタ及びコンパレータと水平駆動回路の一実施形態のブロック図である。 図5中のバッファ回路の実施例1の具体的回路図である。 デコード回路によりデコードされる信号と画像データの上位2ビットとの関係を示す図である。 従来の3D表示システムにおける画像の書き込みと読み出しの一例を示す図である。 従来の3D表示システムにおける画像の書き込み及び読み出しの一例と液晶シャッタのオン期間とを示す図である。
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。
図1は、本発明になる液晶表示装置の一実施の形態のブロック図を示す。同図において、本実施の形態の液晶表示装置100は、それぞれ1080pの画像信号である1フレーム分の左目用画像データ及び右目用画像データの間に黒レベルのデータが挿入された画像データが後述する画像入力部により直並列変換されて16相とされた画像データのうちの8相の画像データが入力される8相シフトレジスタ及びコンパレータ101、102と、ビデオスイッチ等を備える水平駆動回路103、104と、垂直駆動回路105、106と、水平駆動回路103、104に接続された2本一組で全部でn組(nは2以上の自然数)のデータ線(列信号線)Di+、Di-(i=1,2,3,・・・,n)と、垂直駆動回路105、106に接続された全部でm本(mは2以上の自然数)のゲート線(行走査線)G1〜Gmとの各交差部に配置された全部でm×n個の画素10711〜107mnとから構成される。8相シフトレジスタ及びコンパレータ101、102と水平駆動回路103、104とは画素部の上下に配置されることで、データ信号配線の集中を防ぐようにされている。
画素部を構成する画素10711〜107mnのうち、奇数列の画素は奇数列の組のデータ線(D1+,D1-)、(D3+,D3-)、・・・、(Dn-1+,Dn-1-)を介して水平駆動回路103に接続され、また、偶数列の画素は偶数列の組のデータ線(D2+,D2-)、(D4+,D4-)、・・・、(Dn+,Dn-)を介して水平駆動回路104に接続されている。
画素10711〜107mnのそれぞれの等価回路は、特許文献1に記載の液晶表示装置の画素と同様であるので詳細な説明は省略するが、各画素は2つの保持容量を有し、一方の保持容量には画像データの画素値に応じて正極性ランプ信号をサンプリングしたDA変換電圧がデータ線Di+を介して入力されて保持され、他方の保持容量には画像データの画素値に応じて負極性ランプ信号をサンプリングしたDA変換電圧がデータ線Di-を介して入力されて保持される。そして、画素選択時に、この2つの保持容量に保持されたDA変換電圧が液晶表示素子の画素電極に垂直走査周期よりも短い周期で交互に印加されて交流駆動することで表示を行う。ここで、液晶表示素子は、離間対向して配置された画素電極及び共通電極と、それらの間に挟持された液晶層とからなる周知の構造である。なお、画素10711〜107mnの各々は、図示を省略した制御回路からのスイッチング信号その他各種の制御信号によりその動作が制御されるようになされている。
さて、本実施の形態では、左目用画像と右目用画像との間に黒信号を挿入して3D表示をした場合でも表示画面の明るさの低下を抑えるため、液晶表示素子にデータを書き込むスピードを4倍速より速いスピードにする。具体的には、例えば8倍速にして黒の挿入期間を短くする事で明るさの低下を抑える。
すなわち、本実施の形態では、図2(B)にライン単位で示すように、1ライン毎に斜線で示した部分で右目用画像R又は左目用画像Lの画像データを8倍速で画素に書き込む。これにより、図2(A)に示す1V期間(4倍速動作での1V期間)の約1/2以下の期間でフルハイビジョン画像(横方向1920画素、縦方向1080画素)の画像データを画素に書き込むことができる。同様に、本実施の形態では、図2(B)に1ライン毎にクロスハッチングで示すように、1V期間の約1/2以下の期間で黒レベルBも画素に書き込むことが可能となる。
また、本実施の形態では、図2(B)に示すように、斜線で示した部分で書き込んだ右目用画像Rの画像データ、クロスハッチングで示した黒レベルのデータ、斜線で示した部分で書き込んだ左目用画像Lの画像データは、その書き込み直後の白地で示すほぼ1V期間で読み出されて表示される。すなわち、図1の画素10711〜107mnにおいて、垂直駆動回路105及び106により画素選択された同じ行の複数の各画素は、前述したように液晶表示素子の画素電極に、入力画像データ(1フレーム分の左目用画像データ及び右目用画像データの間に黒レベルのデータが挿入された画像データ)の正極性DA変換電圧と負極性DA変換電圧とを交互に印加することにより液晶表示素子を交流駆動するが、その読み出し期間は、図2(B)に白地で示す期間とされる。
従って、本実施の形態では書き込み時間を除く表示時間が2V期間であり、1V期間以上確保できることになる。これは、4倍速動作時の約1.5倍の時間、表示できることになり、明るさの低下を4倍速動作時よりも抑えることができる。なお、図2(C)は表示画像を見る視聴者がかける液晶メガネの右目用液晶シャッタの光通過期間(オン期間)TR、左目用液晶シャッタの光通過期間(オン期間)TLを示し、表示画像の切り替えに同期して切り替わる。
ただし、例えば上記のフルハイビジョン画像の画像データを画素に書き込む場合、1V期間は2.083ms(=1/480Hz)である。よって、1H期間は1.93μsとなる。データレートを単純に計算すると約1GHzとなる。ここで、画像データを10ビットとし、画像データを2つずつ並列に4相化する場合、4倍速のときの入力データレートは148.5MHzとなり、その両エッジで2つの並列入力画像データをラッチした後、それぞれのデータを4相化して8相のシフトレジスタに入力すると、シフトレジスタのデータレートは37.125MHzとなり、動作スピードを抑えることができる。この構成を8倍速へ転用すると図3に示す構成となる。
図3において、8倍速の入力データレートは297MHzとなり、それぞれ10ビットの画像データD1、D2を4相化回路151、152にシリアルに入力して別々に直並列変換すると、4相化回路151、152のそれぞれから各々10ビットの4つの画像データの計40ビットずつが並列に出力される。これらの計80ビットの8つの画像データは8相シフトレジスタ153に並列に供給される。この場合のシフトレジスタ153のデータレートは74.25MHzとなる。ただし、入力画像データは297MHzの両エッジでラッチするため、297MHzの半周期である1.68nsの期間のデータをラッチする必要があり、実質は594MHzのデータのタイミングが液晶表示装置内で必要となり、設計レイアウト等が厳しいことが考えられる。
そこで、本実施の形態では、入力データレートを上げないようにするために入力端子を増加することを考える。図4は、本発明になる液晶表示装置における画像入力部の一実施の形態のブロック図を示す。同図において、画像入力部170は、各々10ビットの4つの画像データD1〜D4毎にそれぞれ4相化して16相シフトレジスタに入力する構成である。すなわち、4相化回路171、172、173、174は、それぞれシリアルに入力される画像データD1、D2、D3、D4をラッチしてから直並列変換して4相化し、各々10ビットの画像データ4つを並列に出力し、4相シフトレジスタ175、176、177、178に供給する。
4つの4相シフトレジスタ175〜178は全体として16相シフトレジスタを構成しており、入力された各40ビットの画像データをシフトする。これにより、8倍速でも従来の構造で4倍速を行う場合の入力データレート148.5MHz、シフトレジスタデータレート37.125MHzを実現することができ、データレートを上げずに8倍速という高速動作に対応できる。
なお、1ラインの奇数番目の画像データはD1,D3等の隣接する2つの画像データを一組として各組単位で、シフトレジスタ175及び177からなる8相シフトレジスタに供給されてシフトされる。この8相シフトレジスタは図1の8相シフトレジスタ及びコンパレータ101中の8相シフトレジスタである。一方、1ラインの偶数番目の画像データはD2,D4等の隣接する2つの画像データを一組として各組単位で、シフトレジスタ176及び178からなる8相シフトレジスタに供給されてシフトされる。この8相シフトレジスタは図1の8相シフトレジスタ及びコンパレータ102中の8相シフトレジスタである。
なお、図4に示すように画像入力部170は入力端子数が4倍速時の20ピンの2倍の40ピンに増加しており、この入力端子数の増加を単純に行うとチップ面積が増加し、配線面積の増加等も考えられ、スピード、タイミングの点で設計が難しくなる可能性がある。
そこで、本実施の形態では入力端子数増加に関してはパッドの配置を市松状にするなどして、面積の増加を抑えている。また、上述したように、本実施の形態では、16相シフトレジスタをそれぞれ2つの8相シフトレジスタに分けて図1に101、102で示したように画素部の上下に配置することで、配線を効率良くできるようにしている。
次に、もう一つの動作スピードの課題としてDACを構成するコンパレータ及びビデオスイッチの動作が問題となる。コンパレータは、前述した8相シフトレジスタ及びコンパレータ101内のコンパレータと、8相シフトレジスタ及びコンパレータ102内のコンパレータである。それらのコンパレータは、8相シフトレジスタにより展開されて出力される8相の画像データが1ライン分ラッチされた後出力される画像データの画素値と、図1では図示を省略したカウンタからのカウント値とを比較する。このカウンタはカウンタクロックをカウントし、例えば最小階調値から最大階調値まで1水平走査期間(1H)内で一定期間毎に段階的に所定階調ずつ値が変化するカウンタ値を基準階調データとして出力する。
上記のコンパレータは1ラインの画像データの画素値と基準階調データの階調値とが一致した時に一致パルスを出力してビデオスイッチをオフとし、その時点の正極性用ランプ信号RAMP+と負極性用ランプ信号RAMP-とをサンプリングしてデータ線Di+、Di-に出力させる。
上記の正極性用ランプ信号RAMP+は、1H周期で映像の最小階調値(黒レベル)から最大階調値(白レベル)までレベルが単調的に上昇する周期的な掃引信号である。一方、上記の負極性用ランプ信号RAMP-は正極性用ランプ信号RAMP+と所定の電位について反転関係にあり、かつ、1H周期で映像の最小階調値(黒レベル)から最大階調値(白レベル)までレベルが単調的に下降する周期的な掃引信号である。これらの正極性用ランプ信号RAMP+及び負極性用ランプ信号RAMP-は、入力画像データと互いに同期して発生される。
ここで、8倍速をフルハイビジョン画像の画像データで行う場合、DACで用いられる正極性用ランプ信号及び負極性用ランプ信号それぞれの黒レベルから白レベルまでの期間は約1.6μsである。この時間でカウンタが10ビットの画像データの階調値をカウントできれば、10ビットのDACが実現できる。しかし、このときのカウンタクロック周波数CNTCKは
CNTCK=1024/1.6μs=640MHz
と極めた高い周波数となる。この周波数でコンパレート動作を行い、比較結果が一致する場合にビデオスイッチをオフ動作させるのは非常に難しい。そこで、本実施の形態では、カウンタクロック周波数を下げて、なおかつ階調を上げることが可能な、以下説明する回路構成をDACに採用する。
図5は、本発明の液晶表示装置におけるDACの要部の一実施形態の回路構成を画素と共に示す。同図において、DACは、図1の画素部のi列目(i=1,2,3,・・・,n)の画素107i1〜107imに接続されたi列組のデータ線Di+及びDi-のうち、正極性側のデータ線Di+に接続された1カラム分のみ示されており、ランプ信号ドライブアンプ201、バッファ回路202、及びビデオスイッチVSWi+からなる。
ランプ信号ドライブアンプ201の出力端子は、バッファ回路202内のバッファアンプ204の非反転入力端子に接続されている。バッファ回路202は、10ビットの画像データの上位2ビットD9、D8の値に応じて、4種類の基準電圧Vref1〜Vref4のうちの1種類の基準電圧を選択するRef.生成回路203と、上記のバッファアンプ204とからなる。
また、バッファアンプ204の出力端子は、ビデオスイッチVSWi+を構成するNチャネルMOS型トランジスタ(以下、NMOSトランジスタという)Tr1とPチャネルMOS型トランジスタ(以下、PMOSトランジスタという)Tr2の各ドレインに共通に接続されている。CMOSアナログスイッチ構成のNMOSトランジスタTr1とPMOSトランジスタTr2は、各ソースがデータ線Di+を介してi列目の画素1071i〜107miに接続されている。
バッファアンプ204はストリーキング等の画質低下を発生するランプ信号の変動を抑圧するために挿入されている。そのバッファアンプ204の反転入力端子に供給される基準電圧を、Ref.生成回路203により10ビット画像データの上位2ビットD9、D8の値に応じて、4種類の基準電圧Vref1〜Vref4の中から1種類を選択することによりランプ信号(図5では、正極性用ランプ信号RAMP+)のカウント期間を短くすることが可能となる。
なお、NMOSトランジスタTr1とPMOSトランジスタTr2とは、10ビット画像データの画素値と、カウンタ(図示せず)からの基準階調データとを比較するコンパレータ(図示せず)からの信号VSWGNとVSWGPとが各ゲートに供給されて、スイッチング制御される。上記のコンパレータは画素値と基準階調データとが一致した時、NMOSトランジスタTr1のゲートの入力信号VSWGNをローレベルとし、かつ、PMOSトランジスタTr2のゲートの入力信号VSWGPをハイレベルとすることで、それらをオフとする(つまり、ビデオスイッチVSWi+をオフとする)。
図6(A)は、バッファ回路202の一例の回路図、同図(B)は同図(A)中のスイッチ素子SW1〜SW4をスイッチング制御するスイッチング制御信号発生回路の一例の回路図を示す。図6(A)において、電圧V1〜V4が別々に供給される並列接続された4つのスイッチ素子SW1〜SW4は、同図(B)に示すスイッチング制御信号発生回路と共に図5のRef.生成回路203を構成しており、また、オペアンプ210と帰還抵抗Rfと入力抵抗Riとは、図5のバッファアンプ204を構成している。スイッチ素子SW1〜SW4の共通接続点は入力抵抗Riを介してオペアンプ210の反転入力端子に接続され、また非反転入力端子にランプ信号が入力される。
スイッチ素子SW1〜SW4をスイッチング制御するスイッチング制御信号発生回路は、図6(B)に示すように、10ビット画像データの上位2ビットの画素データD9、D8が供給される2入力NOR回路213と、画素データD9とインバータ212により極性反転された画素データD8とが供給される2入力NOR回路214と、画素データD8とインバータ211により極性反転された画素データD9とが供給される2入力NOR回路215と、インバータ211により極性反転された画素データD9とインバータ212により極性反転された画素データD8とが供給される2入力NOR回路216とからなる。これにより、上位2ビットの画素データD9及びD8の値に応じて、2入力NOR回路213〜216のうちどれか一つのNOR回路のみより論理値“1”のスイッチング信号が出力される。
図6(A)に示す電圧V1,V2,V3,V4は、図5において外部から入力される4種類の基準電圧Vref1,Vref2,Vref3,Vref4である。図6(B)に示したスイッチング制御信号発生回路により生成されたスイッチング制御信号により、画像データの上位2ビットD9及びD8の値に応じて4つのスイッチ素子SW1〜SW4の内の一つのみをオンに切り替えることにより、オペアンプ210から図7(A)にI〜IVで示す正極性用ランプ信号のうち上位2ビットD9及びD8の値に応じた一つの正極性用ランプ信号のみが出力される。
上記の動作について更に説明する。オペアンプ210の出力電圧Voutは、スイッチ素子SW1〜SW4のうちスイッチ素子を切り替えた時に以下のような電圧となる。
Vout=Vin−Vref (1)
ただし、上式中、Vinは、オペアンプ210の非反転入力端子に供給されるランプ信号電圧、Vrefはスイッチ素子SW1〜SW4のうちオンとされた一つのスイッチ素子を通してオペアンプ210の反転入力端子に接続された抵抗Riに印加される基準電圧である。
よって、例えば、10ビットの画像データの画素値(階調値)を検出するためのカウント値が最小値から最大値まで変化する時間(図7(A)のt×4)で、そのカウント値に同期してレベル変化するランプ信号が0Vから4Vへと変化する場合、上記の時間が1/4となる時間tで傾きが0Vから4Vへ変化する場合と同じ、0Vから1Vへ変化するランプ信号を用いて、DAC出力を得る場合は上記の電圧V1〜V4は次式のように設定すればよい。
V1=0(D9=0,D8=0)の場合
Vout=Vin (2)
V2=−1V(D9=0,D8=1)の場合
Vout=Vin+1V (3)
V3=−2V(D9=1,D8=0)の場合
Vout=Vin+2V (4)
V4=−3V(D9=1,D8=1)の場合
Vout=Vin+3V (5)
このVref1〜Vref4(V1〜V4)の電圧を調整することにより、DACの出力電圧は単調増加性を確保することもできる。バッファ回路202は、上記の(2)式〜(5)式で表される4種類の出力電圧Voutのうち、10ビット画像データの上位2ビットに応じた1種類の出力電圧Voutを正極性用ランプ信号としてビデオスイッチVSWi+に供給する。なお、正極性用ランプ信号は、図7にtで示す期間のみ出力される。
このように、本実施の形態では、高速動作を実現するために、図5及び図6に示したように、10ビット画像データの上位2ビットを用いて、DCオフセットをランプ信号に付加する回路構成とすることで、画像データのビット数を減らさずにカウント数を減らして高速動作に対応することができる。
なお、図5及び図6では図7(A)に示す正極性用ランプ信号について説明したが、負極性用ランプ信号についても同様の構成により4種類の出力電圧Voutのうち、10ビット画像データの上位2ビットに応じた1種類の出力電圧Voutを負極性側のビデオスイッチに供給する。この場合、負極性ランプ信号は、図7(B)にV〜VIIIで示す4種類のランプ信号の中から10ビット画像データの上位2ビットD9及びD8の値に応じて1種類のランプ信号が選択されて負極性側のビデオスイッチに供給される。なお、図7(B)のV1、V2、V3、V4は、図7(A)のV4、V3、V2、V1に対応する。
また、本実施の形態ではデータ線(カラム)毎に基準電圧調整用のDACを用意しているため、オペアンプ210のオフセットを抑圧することもできる。なお、基準電圧を切り替えるために画像データの上位ビットを用いているが、画像データの下位ビットを用いるようにしてもよい。
図8は、図1中の8相シフトレジスタ及びコンパレータと水平駆動回路の一実施形態のブロック図を示す。図8において、図1と同一構成部分には同一符号を付してある。図1中の8相シフトレジスタ及びコンパレータ101及び102は同一構成であり、また水平駆動回路103及び104も同一構成であり、図8はそのうち8相シフトレジスタ及びコンパレータ101と水平駆動回路103を画素群と共に代表して示している。
図8において、8相シフトレジスタ121は、8相シフトレジスタ及びコンパレータ101中の8相シフトレジスタである。この8相シフトレジスタ121は、1フレームの右目用画像データ及び1フレームの左目用画像データとの間に黒レベルの画像データが挿入された入力画像データ中の1ラインの奇数番目の画像データが2つの画像データずつ8相の80ビット並列画像データとされて入力され、1ライン分を展開してからラッチ回路1221〜122n-1に供給して一時保持する。
コンパレータ1231、1233、・・・、123n-1は、8相シフトレジスタ及びコンパレータ101中のコンパレータであり、これらは奇数番目の組のデータ線(列信号線)に対応して各列毎にn/2個設けられている。これらのコンパレータは前記カウンタ(図示せず)からの基準階調データが共通に供給される一方、上記のラッチ回路1221〜122n-1により保持された左目用画像データ、右目用画像データあるいは黒レベルのデータが1ラインの奇数番目の画素の各画素単位で供給されて両者を比較し、両者が一致したとき一致パルスを水平駆動回路103内のビデオスイッチ(VSW)1251a及び1251b、1253a及び1253b、・・・125n-1a及び125n-1bのうち、対応して設けられた組の正極性用ビデオスイッチと負極性用ビデオスイッチに供給して、それらをオフに制御する。
なお、図8に示すn/2組の正極性用ビデオスイッチ及び負極性用ビデオスイッチと、水平駆動回路104内の残りのn/2組の正極性用ビデオスイッチ及び負極性用ビデオスイッチと、上記と同様に水平走査期間の始めでn組全て同時にオンとされ、シフトレジスタ及びコンパレータ101、102内の対応して設けられたコンパレータから一致パルスが供給されたときに、一致パルスが供給された組の正極性用ビデオスイッチと負極性用ビデオスイッチとが同時にオフとされる構成である。
また、図8において、バッファ回路1241a〜124n-1aは図5に示したバッファ回路202と同じ構成であり、ドライブアンプ126を通して入力される正極性用ランプ信号RAMP+を、前述したように画像データ(あるいは黒レベルのデータ;以下同じ)の上位2ビットD9,D8の値に応じてDCオフセットを付加して対応して設けられたビデオスイッチ1251a〜125n-1aに供給する。一方、バッファ回路1241b〜124n-1bは図5に示したバッファ回路202と同じ構成であり、ドライブアンプ127を通して入力される負極性用ランプ信号RAMP-を、前述したように画像データの上位2ビットD9,D8の値に応じてDCオフセットを付加して対応して設けられたビデオスイッチ1251b〜125n-1bに供給する。
従って、図8において、n/2個の正極性用ビデオスイッチ1251a〜125n-1aと、n/2個の負極性用ビデオスイッチ1251b〜125n-1bとは、画素単位で設けられた前記コンパレータから一致パルスが供給された時にその一致パルスが供給された組の正極性用ビデオスイッチと負極性用ビデオスイッチのみがオフとされ、バッファ回路1241a〜124n-1bうち、オフとされた組の正極性用ビデオスイッチと負極性用ビデオスイッチに接続されたバッファ回路からそのオフ時点の画素の階調値に対応し、かつ、画像データの上位2ビットの値に応じてDCオフセットが付加されたランプ信号の値を、オフとされた組の正極性用ビデオスイッチと負極性用ビデオスイッチに接続されたデータ線(列信号線)Dk+、Dk-に保持する。従って、データ線(列信号線)Dk+とDk-には、画像データのDA変換された画素値が保持され、更にそのDA変換された画素値がデータ線Dk+とDk-に接続された列の画素に保持されることになる。
このように、本実施の形態の液晶表示装置100によれば、液晶表示素子の動作を4倍速から8倍速にすることができて、なおかつ内部の動作周波数を上げる必要がない。また、回路の増加による消費電力の増加はあるが、周波数上昇による消費電力の増加を抑えることができる。また、本実施の形態の液晶表示装置100によれば、画素に対して図2(B)に示した書き込み動作と読み出し動作を行うので、3D表示での黒挿入期間を4倍速の時より短くでき、よって従来の3D表示よりも表示を明るくでき、更に水平駆動回路の動作スピードの上限を使うことで8倍速以上の動作も可能である。更に、本実施の形態の液晶表示装置100によれば、DACの基準電圧を増やす事により、10ビット以上のビット数にDACを変更しても、変換時間を一定にすることが可能であり、カウンタクロック周波数を逆に下げることも可能である。また、データ線(列信号線)毎に基準電圧調整用のDACを用意することでバッファ回路内のオペアンプのオフセットを抑圧する事も可能である。
図9は、図6(A)に示したバッファ回路202の実施例1の具体的回路図を示す。図9において、トランジスタTR1,TR2,TR3,TR4,TR5,TR6,TR7,TR8は、基準電圧を選択する図6スイッチ素子SW1〜SW4を構成しており、それぞれ画像データの上位2ビットをデコードして生成した信号S1とS1B、S2とS2B、S3とS3B、S4とS4BによりV1,V2,V3,V4のどれか1電圧を抵抗R1に出力する。
この選択は水平駆動回路103、104のシフトレジスタに画像データが1H分シフトされて、ラッチ回路にそのデータがラッチされた時点で確定する。図6(B)に示したデコード回路で例えば10ビットのDACの場合の選択信号を生成する。図10は、デコード回路によりデコードされる信号S1〜S4Bと画像データの上位2ビットD9及びD8との関係を示す。
また、図9において、TR10,TR11,TR9,TR12,TR13,TR14,TR15,TR16,TR17,容量C1は図6(A)のオペアンプ210を構成し、抵抗R1(前記Riに相当),R2(前記Rfに相当)とともに反転増幅器を構成する。この反転増幅器の出力電圧Voutは、入力電圧をVIN、基準電圧をVrefとすると以下の通りとなる。
Vout=(R2/R1)×(VIN−Vref) (6)
Vref :選択回路にてV1,V2,V3,V4のどれかが選択される。
V1,V2,V3,V4を適当な電圧とする事により(2)式〜(5)式で表される出力電圧がDACから出力される。
100 液晶表示装置
101、102 8相シフトレジスタ及びコンパレータ
103、104 水平駆動回路
105、106 垂直駆動回路
10711〜107mn 画素
126、127、201 ランプ信号ドライブアンプ
121 8相シフトレジスタ
1231〜123n-1 コンパレータ
1241a〜124n-1a、1241b〜124n-1b、202 バッファ回路
1251a〜125n-1a、1251b〜125n-1b、VSWi+ ビデオスイッチ(VSW)
170 画像入力部
171〜174 4相化回路
175〜178 4相シフトレジスタ
203 Ref.生成回路
204 バッファアンプ
210 オペアンプ
RAMP+ 正極性用ランプ信号
RAMP- 負極性用ランプ信号
G1〜Gm ゲート線(行走査線)
D1+〜Dn+、D1-〜Dn- データ線(列信号線)

Claims (2)

  1. 複数のデータ線と複数のゲート線とが交差する各交差部に、液晶表示素子を備えた画素が複数配列された画素部と、
    前記複数のゲート線を順次選択する垂直方向駆動手段と、
    各々1フレーム分の右目用画像データと左目用画像データとの間に黒レベルのデータが挿入された入力画像データを、N相(Nは5以上の自然数)に直並列変換してN相画像データを並列に出力する画像入力手段と、
    前記N相画像データを1ラインの各画素分シフトしてラッチするラッチ手段と、
    前記複数のデータ線に対応して設けられており、オフに制御された時点の入力信号の値を、接続された前記データ線を介して前記画素内の保持容量部にサンプリング保持させる複数のビデオスイッチと、
    前記ラッチ手段によりラッチされた1ライン分の各画素の前記画像データと、1水平走査期間内で最小の階調値から最大の階調値まで順次変化するカウント値とを画素単位で比較し、前記1水平走査期間の最初に前記複数のビデオスイッチを同時にオンに制御した後、前記画像データと前記カウント値との比較結果が一致を示す画素に対応した前記ビデオスイッチをオフに制御する比較手段と、
    前記複数のゲート線に対応して画素単位に設けられており、最小の階調値のレベル及び最大の階調値のレベルの一方から他方へ1水平走査期間内でレベルが単調的に変化する周期的な掃引信号であるランプ信号に対して、前記ラッチ手段によりラッチされた1ライン分の各画素の前記画像データの上位又は下位の所定ビット数の値に応じたDCオフセットを付加し、その付加後のランプ信号を前記ビデオスイッチに前記入力信号として供給するバッファ手段と
    を有することを特徴とする液晶表示装置。
  2. 各々1フレーム分の右目用画像データと左目用画像データとの間に黒レベルのデータが挿入された入力画像データを、N相(Nは5以上の自然数)に直並列変換してN相画像データを並列に出力する画像入力ステップと、
    前記N相画像データを1ラインの各画素分シフトしてラッチするラッチステップと、
    前記ラッチステップによりラッチされた1ライン分の各画素の前記画像データと、1水平走査期間内で最小の階調値から最大の階調値まで順次変化するカウント値とを画素単位で比較し、前記1水平走査期間の最初に前記複数のビデオスイッチを同時にオンに制御した後、前記画像データと前記カウント値との比較結果が一致を示す画素に対応した前記ビデオスイッチをオフに制御するビデオスイッチ制御ステップと、
    複数のデータ線と複数のゲート線とが交差する各交差部に、液晶表示素子を備えた画素が複数配列された画素部を構成する前記複数の画素を行単位で、かつ、1水平走査期間毎に順次選択する垂直方向駆動ステップと、
    最小の階調値のレベル及び最大の階調値のレベルの一方から他方へ1水平走査期間内でレベルが単調的に変化する周期的な掃引信号であるランプ信号に対して、前記ラッチステップによりラッチされた1ライン分の各画素の前記画像データの上位又は下位の所定ビット数の値に応じたDCオフセットを付加し、その付加後のランプ信号を前記画素単位に設けられた前記ビデオスイッチに供給するランプ信号供給ステップと、
    前記垂直方向駆動ステップにより選択された複数の画素のうち、前記ビデオスイッチ制御ステップによりオフに制御された時点の前記ランプ信号供給ステップにより供給されるランプ信号の値を、オフに制御された前記ビデオスイッチに接続された前記データ線を介して接続された前記画素に供給してサンプリング保持させる書き込みステップと、
    前記書き込みステップによる書き込み期間に続いて、前記画素の書き込み値が前記右目用又は左目用画像データに関する値であるときはその書き込み値を所定期間読み出し、前記画素の書き込み値が前記黒レベルのデータに関する値であるときは、その書き込み値を前記所定期間より短い期間読み出す読み出しステップと
    を含むことを特徴とする液晶表示装置の駆動方法。
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