JP5217267B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP5217267B2
JP5217267B2 JP2007164625A JP2007164625A JP5217267B2 JP 5217267 B2 JP5217267 B2 JP 5217267B2 JP 2007164625 A JP2007164625 A JP 2007164625A JP 2007164625 A JP2007164625 A JP 2007164625A JP 5217267 B2 JP5217267 B2 JP 5217267B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mist
spray
refrigerator
nozzle
spraying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007164625A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009002591A (ja
Inventor
克則 堀井
豊志 上迫
啓裕 上田
健一 柿田
壽章 豆本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2007164625A priority Critical patent/JP5217267B2/ja
Publication of JP2009002591A publication Critical patent/JP2009002591A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5217267B2 publication Critical patent/JP5217267B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2317/00Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2317/04Treating air flowing to refrigeration compartments
    • F25D2317/041Treating air flowing to refrigeration compartments by purification
    • F25D2317/0413Treating air flowing to refrigeration compartments by purification by humidification

Description

本発明は、野菜等の生鮮物を貯蔵する貯蔵室空間内を、高湿環境に維持する霧化装置を設置した冷蔵庫に関するものである。
近年、特に冷蔵庫においては、冷蔵庫内の野菜容器内を加湿して、野菜の鮮度保持を長くする冷蔵庫が提案されている。
従来の加湿の方法としては、霧化装置としてランジュバン型の超音波振動子による加湿器を使用するものがある(例えば、特許文献1参照)。
図7は、特許文献1に記載された従来の超音波霧化装置を設けた冷蔵庫の側断面図を示すものである。また、図8は、その超音波霧化装置の要部を示す拡大図である。
図7に示すように、断熱箱体からなる冷蔵庫本体1内部の貯蔵空間の最上部には冷蔵室2を配置し、その下方には野菜室3を仕切板4を介して設けている。野菜室3の下方には断熱仕切壁を介して、貯氷室5と温度切替室(図示せず)を左右に区分して併置しており、最下部には冷凍室6を配置している。
冷蔵空間および冷凍空間の背面には、冷蔵用冷却器7と冷凍用冷却器8および各冷却器の近傍に位置する送風ファン9、10を設け、冷蔵庫本体1の最下部に、冷蔵用および冷凍用冷却器7、8へ冷媒を供給する圧縮機11を設置している。
冷蔵室2には、食品を載置する棚を設けるとともに、貯氷室5に設けた自動製氷装置12に水を供給する供給タンク13を設置している。また、野菜室3へ冷気を導くための吸込みダクト17が構成されている。
野菜室3には、野菜類を収納する容器15と、その上部に区分けして収納できるように小容量の上部容器16を設け、仕切板4の下面に野菜室3内の高湿手段である加湿装置20を配設している。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作を説明する。
冷蔵空間および冷凍空間に、送風ファン9、10によって冷却器7、8の周辺の冷気を循環させる。冷蔵室2内を循環した冷気を矢印のように吸込みダクト17に導入し、吸込みダクト17内を流通させることで、冷却された仕切板4による上方からの冷気の自然降下によって冷却するとともに、吸込みダクト17を流れる冷気を野菜室3内へ導入することで野菜室3を冷却する。
湿度センサー(図示せず)によって野菜室3内部の湿度を検出し、所定値に比べて湿度が低い場合には野菜室3内部にミスト状の水分を噴霧し、高湿化することにより野菜の鮮度を維持することができる。
次に、ランジュバン型の超音波振動子を使用した加湿装置20について図8を参照して説明する。
一般に、ランジュバン型振動子は、単独では微細ミストのみを発生させることが困難であるために、微細孔フィルター等によって分級すなわち粒子径の調整を行うことができる手段を併用している。
図8において、仕切板4の下面に設けられた加湿装置20は、貯水タンク22の天井部に設けた収納ケース26中に圧電素子23と電極25、および圧電素子23の端面に接触した径大部から先端に向かって径小としたホーン21aからなるランジュバン型の超音波振動子21を備えており、超音波振動子21のホーン先端21aのミスト発生部位には、小間隔を形成してメッシュフィルター27を配置している。
ランジュバン型の超音波振動子21が動作した際には、ホーン先端21aの水分がメッシュフィルター27に形成した小孔を通過することによって微粒化され、ミスト24として野菜室3内へ噴霧される。
メッシュフィルター27は、長期に亘って繰り返し動作するミスト生成作用によって、スケールによる目詰まりを引き起こし、その結果、ミスト発生が困難となるため、対向面の位置を移動可能に設けている。例えば、フィルター27を円盤状に形成するとともに軸27aを中心にして回転可能とし、ランジュバン型振動子21のミスト発生部位であるホーン先端21aに対向するフィルター面を、軸27aがホーン先端部21aから外れるように対応させている。
そして、所定期間のミスト発生作用によってメッシュフィルター27の小孔がスケールで目詰まりする時期の前に、軸27aを中心に所定角度回転させることで、メッシュフィルター27の新規な面をランジュバン型振動子21に対向させるようにしている。
このメッシュフィルター27の位置移動によって、目詰まりすることなく長期間に亘ってミスト状微粒子を噴霧することができるため安定して加湿することができ、大粒ミストによる野菜室内の結露や野菜表面への過剰水分供給による水腐れなく、野菜の鮮度維持を行うことができる。
特開2005−337694号公報
しかしながら、上記従来の構成では、ミストを分級するためのメッシュフィルター27の位置を移動させるために加湿装置20内に軸27aやそれを回転駆動させるための装置が別途必要になり、加湿装置20の構成が複雑でかつ装置自体が大型になるため、大容量が求められている家庭用の冷蔵庫の貯蔵室に設置することは、貯蔵室の収納空間容積を圧迫することで貯蔵室の収納容量が小さくなり、消費者のニーズに反するため、実際に冷蔵庫に搭載するのは難しいという課題を有していた。
また、冷蔵庫においては、貯蔵室内へ直接噴霧を行う際には、噴霧量が多く過剰噴霧の状態になると貯蔵室内の野菜等の収納物の水腐れが発生したり、貯蔵室内に結露が発生するという課題があった。
また、所望の範囲や広範囲にミストを噴霧することも要望されている中で、上記従来の構成は、その要望を満たすためには相当の改良を必要とするものである。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、家庭用の冷蔵庫の貯蔵室に設置し、貯蔵室内へ直接ミストを噴霧する際でも、過剰噴霧による貯蔵室内の結露を防止し、さらに所望の範囲に微粒子ミストを安定して噴霧することで、食品等の鮮度維持を長期間に亘って行い得ることを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、貯蔵室を有する断熱箱体と、液体を霧化し、前記貯蔵室内へ噴霧する霧化装置と、前記霧化装置により発生したミストの量を低減する噴霧量調整手段と、前記霧化装置により霧化されたミストの方向を規制する規制手段とを有し、前記規制手段は、前記噴霧装置から噴霧されるミストの少なくとも一部を遮る角度で前記霧化装置の貯蔵室側に貯留水を貯留する容器から一体に設けられた傾
斜板とし、前記傾斜板の上端より上方に位置する噴霧先端部への液体の供給を、前記噴霧先端部より下方の貯留水と前記容器との表面張力作用で行うものである。
これにより、冷蔵庫の貯蔵室に設置し、貯蔵室内へ直接ミストを噴霧する際でも、霧化した後のミストの貯蔵室内への噴霧量を低減する噴霧量調整手段を設けたことで、ミストの過剰噴霧を防止することができ、さらに所望の範囲に方向を規制して微粒子ミストの噴霧を行うことで、ミストの拡散性を向上させることができ、野菜等の保鮮性を高めることが可能となる。
本発明の冷蔵庫は、貯蔵室内へ直接ミストを噴霧する際でも、過剰噴霧を防止した上で、所望の範囲に微粒子ミストを安定して噴霧することができるので、野菜等の収納物の保鮮性をより高めた高品位の冷蔵庫を提供することができる。
請求項1に記載の発明は、貯蔵室を有する断熱箱体と、液体を霧化し、前記貯蔵室内へ噴霧する霧化装置と、前記霧化装置により発生したミストの量を低減する噴霧量調整手段と、前記霧化装置により霧化されたミストの方向を規制する規制手段とを有し、前記規制手段は、前記噴霧装置から噴霧されるミストの少なくとも一部を遮る角度で前記霧化装置の貯蔵室側に貯留水を貯留する容器から一体に設けられた傾斜板とし、前記傾斜板の上端より上方に位置する噴霧先端部への液体の供給を、前記噴霧先端部より下方の貯留水と前記容器との表面張力作用で行うものである。
これにより、霧化装置を冷蔵庫の貯蔵室に設置し、貯蔵室内へ直接ミストを噴霧する際でも、霧化した後のミストの噴霧量を低減する噴霧量調整手段を設けたことで、ミストの過剰噴霧を防止することができ、さらに所望の範囲に方向を規制して微粒子ミストの噴霧を行うことができるので、ミストの拡散性を向上させることができ、野菜等の保鮮性を高めることが可能となるので、野菜等の収納物の保鮮性をより高めた高品位の冷蔵庫を提供することができる。
また、霧化装置によって生成されたミストを規制された方向に噴霧することができるため、貯蔵物への直接噴霧あるいは貯蔵物への直接の噴霧を避けた間接噴霧等、用途に応じた噴霧が可能となる。
また、貯蔵室における遠方への噴霧到達距離を確保することができ、さらに規制手段が庫内仕切りよりも貯蔵室側に位置することでより貯蔵室内に近い側で方向規制することができるので、霧化装置から噴霧されるミストの方向規制をより確実に行うことができ、また規制手段が噴霧されるミストを遮るために噴霧量調整手段の機能をも有するもで、より簡単にミスト粒子の噴霧量を抑制することができ、所望の範囲に方向を規制して適切な量の微細ミストを噴霧することで、ミストの拡散性を向上させることができ、野菜等の保鮮性を高めることが可能となるので、野菜等の収納物の保鮮性をより高めた高品位の冷蔵庫を提供することができる。
また、規制手段がミストの一部を遮ることで方向を規制するため、複雑な駆動装置等を必要とせず簡単な構成によって実現できるので、家庭用の冷蔵庫に搭載可能な程度までコンパクトな構成とすることができ、駆動装置等の複雑な構成を必要としないので、省材料で環境に負荷をかけず、かつ誤動作や故障の可能性を低減した信頼性の高い霧化装置を提供することができる。
さらに、規制手段がミストの一部を遮ることで、規制手段が噴霧量調整手段の機能を果たすため、より簡単な構成で規制手段と噴霧量調整手段を備えることができ、駆動装置等の複雑な構成を必要としないので、誤動作や故障の可能性を低減し、信頼性のより高い霧化装置を提供することができる。これによって、鮮度維持に必要な加湿がより安定して行え、長期間に亘って食品等の生鮮物の鮮度を維持できる冷蔵庫を提供することが可能となる。
また、規制手段として噴霧方向と対向して設けた傾斜板により、コンパクトで簡単な構成で噴霧されるミストの方向を規制することができ、さらに同じ傾斜板で霧化後のミストの噴霧量を低減することが可能となるので、傾斜板が噴霧量調整手段としての機能も有することとなるため、簡単な構成で規制手段と噴霧量調整手段の両方を実現することができる。
このように、複雑な駆動装置等を必要とせず傾斜板による傾斜面が規制手段および噴霧量調整手段の機能を果たすため、家庭用の冷蔵庫に搭載可能な程度までコンパクトで簡単な構成とすることができ、駆動装置等の複雑な構成を必要としないので、省材料で環境に負荷をかけず、かつ誤動作や故障の可能性を低減した信頼性の高い霧化装置を提供することができる。
これによって、貯蔵室内へ直接ミストを噴霧する場合でも、ミストの噴霧量の調整をすることで過剰噴霧を防止した上で、ミスト噴霧の方向を規制することで所望の範囲に微粒子ミストを安定して噴霧することができるので鮮度維持に必要な加湿がより安定して行え、長期間の使用が前提の家庭用冷蔵庫においても、長期間に亘って食品等の生鮮物の鮮度を維持できる冷蔵庫を提供することが可能となる。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記規制手段は、さらに霧化装置の貯蔵室側に設けられた中空形状のノズルを備えたものである。
かかる構成とすることにより、ミスト噴霧の方向において上下左右のほぼすべての方向において簡単な構成で方向規制することができるため、ノズルからの噴霧に指向性を持たせることができ、必要箇所への集中噴霧も可能となる。
請求項に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記ノズルの貯蔵室側の先端部の開口面積を、前記霧化装置側の開口面積より小さくなるよう設定したものである。
かかる構成とすることにより、ミスト噴霧の方向において上下左右のほぼすべての方向において簡単な構成で方向規制をした上で、ノズルの開口部からの異物の侵入が抑制でき、さらに、霧化装置の噴霧先端部や振動部に指が触れることを防止するので、使用者の安全性を向上させることができ、さらに野菜のくずなどの異物が入ることを防止することができで霧化装置の信頼性を高めることができる。
請求項に記載の発明は、請求項2または3に記載の発明において、前記ノズルの壁面に開口部を設けたもので、ノズルの側面に開口部であるスリットを設けることにより、ミスト噴霧に伴って発生するノズル内部の空気の循環渦(ショートサーキット)を防止し、ノズル内部の空気の流れを整えることができるので、安定した噴霧量の微粒子ミストを噴霧することができる。
請求項に記載の発明は請求項2から4のいずれか一項に記載の発明において、前記ノズルを、前記本体カバーと着脱可能に設けたもので、前記ノズルを脱着可能にすることで、メンテナンス作業等が容易となる。
以下、本発明の実施の形態について、液体を水とした場合を例にし、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の側面断面図である。図2は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の超音波霧化装置の側面断面図である。
図1において、冷蔵庫101は、仕切り102a、102b、102cによって、上から貯蔵室である冷蔵室103、切替室104、野菜室105、冷凍室106に断熱区画され、その前面開口部は各々開閉可能な扉107、108、109、110にて外気の流入がないように閉塞されている。
野菜室105には野菜室収納容器111が設置され、湿度が約80%RH以上(食品収納時)、温度が4〜6℃に冷却されている空間の中に食品が保存されている。野菜室105の背面には風路112と野菜室105を区画するための庫内仕切り113が備えられている。庫内仕切り113には霧化装置としてランジュバン型の超音波霧化装置114が備えられている。超音波霧化装置114の先端は貯蔵室である野菜室105(収納容器111)側に向けてられている。
次に、超音波霧化装置114について説明する。
図2において、庫内仕切り113に設置された超音波霧化装置114は、本体カバー203に取付けられており、前面壁に設けた噴霧開口部202と対向している。本体カバー203は、その内部に貯留水201を貯留する容器を兼ねている。超音波霧化装置114は、圧電素子204と、電極205、および圧電素子204に接触し、端面から離れるにつれて直径が除々に小さくなるような噴霧先端部207を具備するランジュバン型の超音波振子206を備えており、噴霧先端部207は、後面壁に設けた貫通穴203aを貫通し、噴霧開口部202より内側になるように配置されている。また、噴霧先端部207の貫通部周縁には、Oリング等の緩衝性、水密性を有するシール部材203bが設けられ、貯留水201が超音波振動子206側へ漏れないように構成されている。
また、噴霧開口部202下方の本体カバー203外側には、噴霧方向と対向して上方に傾斜させた傾斜板208を設けている。この傾斜板208は霧化装置である超音波霧化装置114により霧化されたミストの方向を規制する規制手段である。規制手段である傾斜板208は超音波霧化装置114で発生したミストが噴霧される噴霧先端部207より貯蔵室である野菜室105側に備えられ、さらに野菜室105の庫内仕切り113よりも野菜室105側に位置する構成とし、規制手段である傾斜版208は前記霧化装置から噴霧されるミストの少なくとも一部を遮ることでミストの噴霧方向を規制している。このとき、傾斜板208は野菜室105内に延出している。
また、超音波振動子206と圧電素子204とは、接着固定されており、圧電素子204で発生する振動を噴霧先端部207で最大振幅となるように増幅される構成となっている。
そして、超音波霧化装置114の噴霧先端部207には、本体カバー203内の貯留水201が、その表面張力作用によって付着しており、噴霧先端部207の振動によって付着した水がミスト化され、噴霧される。したがって、噴霧開口部202の下辺は、前記表面張力が作用する程度の水位を維持するように配置されている。
この噴霧先端部207に表面張力が発生する程度の水位であるが、下方の噴霧先端部207の下端部より若干下方の略同一面上に噴霧用の水である貯留水201が保持されている。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用を説明する。
冷蔵庫の場合、冷気を攪拌ファン(図示せず)等により、冷蔵室103、切替室104、野菜室105、冷凍室106等へ分配し、所定の温度に保つようにON・OFF運転する制御が一般的である。野菜室105は、冷気の配分や加熱手段等のON・OFF運転により温度が4℃から6℃になるように調整される。
そして、扉109を手前方向水平に引き出し、野菜室収納容器111に野菜を入れた後、扉109を閉めると、扉開放検知手段(図示せず)により閉扉状態を検知し、超音波霧化装置114がミスト噴霧を開始し、野菜室105内を高湿化する。
超音波霧化装置114では、噴霧先端部207に本体カバー203に貯留された水をその表面張力作用により付着させる。そして、噴霧先端部207に霧化に必要な所望の水が供給された状態において圧電素子204を作動し、噴霧先端部207で最大振幅となるよう増幅されるように超音波振動子206を振動させ、先端部分のエネルギーを水へ伝達し、水を分裂させてミストを発生させる。ミストは噴霧開口部202の方向に飛ばされ、野菜室105内へと噴霧される。
野菜室105内の高湿化や鮮度保持のための野菜表面への水分供給としては、粒径20μm以下の微粒ミストが好ましいが、それ以上の粒径の大粒ミストも同時に発生する。
この時、微粒ミストは前方、すなわち矢印で示した方向Aに多く進む。一方、粒径が大きい大粒ミストは自重が大きいため、水201の面に近い方向へ飛ぶ。この特性を利用し、大粒ミストを傾斜板208に衝突させて、噴霧開口部202から外部へ噴霧されることを防止している。したがって、傾斜板208は、その作用が可能な高さに位置決めされている。
例えば、本体カバー203の下端から傾斜板208の上方端高さHを、噴霧先端部207の中心と、噴霧開口部202の下辺の間で調節する。
このように位置決めすると、噴霧されるミストの特に下方向への噴霧を規制することができ、上記のように粒径の大きいミストが下方に多く含まれている特性を生かして、比較的粒子径の大きいミストを中心に噴霧量を低減することができる。よって、傾斜板208はミスト噴霧の方向を規制する規制手段であるとともに、霧化されたミストの噴霧量を低減する噴霧量調整手段でもあり、規制手段と噴霧量調整手段を兼ね備えた機能を一つの部材で実現することができる。
また、本実施の形態のように噴霧先端部207に表面張力が発生する程度のみ下方の噴霧先端部207の下端部とほぼ同一面上に噴霧用の貯留水である水201を有しているので、この貯留水が無いもしくはより下方にある場合と比べて、貯留水があることによって噴霧先端部207より下方へと噴霧されるミストの噴霧量を減少させていることとなり、この貯留水が噴霧量調整手段としての機能を有するため、本発明では貯留水も噴霧量調整手段であると言える。同様に、この貯留水によって下方側へのミスト噴霧が規制されるため、本発明では貯留水もミスト噴霧の方向を規制する規制手段であると言える。
こういった構成により、より大容量が求められている家庭用の冷蔵庫の貯蔵室に霧化量調節手段と規制手段を設置しても、貯蔵室の収納空間容積を圧迫することなく、貯蔵室の収納容量を確保できるために、消費者のニーズに即した貯蔵室の容量が多くかつ保鮮性の高い、使い勝手の良い霧化装置を備えた冷蔵庫を提供することができる。
上記のように、複雑な駆動装置等を必要とせず、貯留水および傾斜板による傾斜面が規制手段および噴霧量調整手段の機能を果たすため、家庭用の冷蔵庫に搭載可能な程度までコンパクトで簡単な構成とすることができる上に、駆動装置等の複雑な構成を必要としないので、省材料で環境に負荷をかけず、かつ誤動作や故障の可能性を低減した信頼性の高い霧化装置を提供することができる。
また、貯留水201から噴霧先端部207への水の供給が別途専用の部材を介さずに直接供給を行うことができるため、より簡単な構成で水の供給を行うことができ、水供給に伴う誤動作や水切れ等の可能性が低い信頼性の高い霧化装置を実現することが可能となる。
さらに、冷蔵庫の野菜室105は、他の貯蔵室と比較して温度が高めに設定されているが、この温度調節のために冷気の供給に加え、ヒータ等の加熱源を用いることが多く、庫内の温度変化が比較的大きいが、こういった温度変化の大きい貯蔵室に霧化装置を備えた場合でも、貯留水201の表面張力を用いて水を供給する場合には貯留水201の熱容量が大きいために外気温の変化に影響されにくく、噴霧先端部207が常に貯留水201と熱伝導を行っていることで噴霧先端部に付着する水も温度影響を受けにくく、より安定した噴霧量を確保することができる。
例えば、この水の供給方法を従来一般的であった保水材を用いて貯留水を吸い上げる方法や噴霧先端部へ送水を行う供給経路を用いた供給方法の場合は、その供給経路上での熱影響を受けやすく、噴霧先端部の水の温度変化が大きくなり、霧化量の大きなムラができてしまう懸念があった。
さらに、本実施の形態のように噴霧先端部が貯留水201と繋がっていることで熱容量が大幅に大きくなっているため、超音波振子206での発熱等の温度変化の影響による噴霧先端部の温度変化も小さくすることができ、より安定した噴霧を実現することが可能となる。
その結果、貯蔵室内へ直接ミストを噴霧する場合でも、ミストの噴霧量の調整をすることで過剰噴霧を防止した上で、さらに結露につながりやすい大粒ミストを低減でき、加えて熱容量の大きさによって温度変化に強い安定した噴霧量の霧化装置を実現できるという格別の効果を奏する。また、ミスト噴霧の方向を規制することで所望の範囲に微粒子ミストを安定して噴霧することができるので鮮度維持に必要な加湿がより安定して行え、長期間の使用が前提の家庭用冷蔵庫においても、長期間に亘って食品等の生鮮物の鮮度を維持できる冷蔵庫を提供することが可能となる。
すなわち、野菜室105内を効率よく高湿化することができるとともに、大粒ミストによる野菜室105内の結露や野菜表面への過剰水分供給による水腐れが抑制した上で、拡散性の高い微細ミストによって野菜の鮮度維持を行うことができる。
以上のように、本実施の形態1においては、霧化装置である超音波霧化装置114を冷蔵庫の貯蔵室である野菜室105に設置し、野菜室105内へ直接ミストを噴霧する際でも、霧化した後のミストの噴霧量を低減する噴霧量調整手段である傾斜板208を設けたことで、ミストの過剰噴霧を防止することができ、さらに所望の範囲に方向を規制して微粒子ミストの噴霧を行うことができるので、ミストの拡散性を向上させることができ、野菜等の保鮮性を高めることが可能となるので、野菜等の収納物の保鮮性をより高めた高品位の冷蔵庫を提供することができる。
また、霧化装置によって生成されたミストを規制された方向に噴霧する規制手段である傾斜板208を備えたため、貯蔵物への直接噴霧あるいは貯蔵物への直接の噴霧を避けた間接噴霧等、用途に応じた噴霧が可能となる。
また、本実施の形態1においては、本体カバー203の噴霧方向と対向する噴霧開口部202より下方の壁面を上方に傾斜させて噴霧量の低減を図ることで、さらに部品点数を減らすことができ、省材料で環境に配慮した構成で本発明を実施することができる。
また、本実施の形態1においては、噴霧先端部207を本体カバー203に設けた噴霧開口部202の内側に構成しているので、収納物が振動部である噴霧先端部207に触れて噴霧動作を妨げることがなく、野菜等の異物混入を防ぐことで霧化装置の誤動作や故障等の可能性を低減することが可能となる。さらに、誤って使用者の手が触れることを防止できるので、使用者の安全性を高めることができる。
また、本実施の形態1においては、傾斜板208に衝突した大粒ミストは傾斜板208の上を流れ落ちて、再び本体カバー203内に回収できるので、貯えられた貯留水201を効率的に活用することができる。
なお、霧化装置をランジュバン型の超音波霧化装置としたが、ミストを噴霧できる、例えば、ディスク型の超音波霧化方式や静電霧化装置でもかまわない。
なお、本実施の形態では、規制手段と噴霧量調整手段を兼ね備えた機能を一つの部材として、傾斜板208を用い、さらに貯留水201も規制手段と噴霧量調整手段を兼ね備えた機能を有するものとしたが、傾斜板を設置しない場合でも、貯留水201の貯留方法や貯留容器の寸法を調整することによって所望の噴霧量調整手段としての機能を有することが可能となり、同様に貯留水201の貯留方法や貯留容器の寸法を調整によって下方側へのミスト噴霧の規制を行うことでミスト噴霧の方向を規制する規制手段としての機能を有することが可能となるので、この場合には、より簡単な構成で本発明の目的を達成することができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2における冷蔵庫の超音波霧化装置の側面断面図である。図4は、本発明の実施の形態2における冷蔵庫の超音波霧化装置のミスト飛散と空気の流れ状態を示す平面断面図である。ここで、先の実施の形態1と同一の構成要件については同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
図3において、超音波霧化装置114の本体カバー203に設けた噴霧開口部202の外側には、中空形状のノズル209が設置されており、その流出口210は野菜室105へ向けられている。このノズル209は霧化装置である超音波霧化装置114により霧化されたミストの方向を規制する規制手段である。規制手段であるノズル209は超音波霧化装置114で発生したミストが噴霧される噴霧先端部207より野菜室105側に備えられ、さらに野菜室105の庫内仕切り113よりも野菜室105側に位置する構成とし、規制手段であるノズル209は前記霧化装置から噴霧されるミストの少なくとも一部を遮ることでミストの噴霧方向を規制している。このとき、ノズル209は野菜室105内に延出している。ノズル209の下面すなわち噴霧開口部202の下方に構成されている噴霧方向と対向する面は上方に傾斜している。したがって、ノズル209は、流出口210へ向かうにつれてミストが通過する面積が徐々に減少した構成となっている。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用を説明する。
なお、規制手段の動作、作用について、実施の形態1と同様である部分については、説明は省略する。
噴霧先端部207から発生したミストは、ノズル209を形成する下面の上方に傾斜した面で、噴霧されるミストの一部を遮られることで噴霧量を低減される。
ノズル209を通過したミストは、ノズル209の流出口210から噴霧されることによって、図4に示すように指向性を持ち、野菜室105内の狙った範囲に噴霧される。したがって、保鮮したい野菜表面に対して効率よく水分供給を行うことができる。
また、噴霧先端部207が野菜室105内に設置されていることから、十分な噴霧スピードを確保することができるので、より遠方への噴霧が可能となり、ミスト粒子の拡散性を向上させることができる。
以上のように、本実施の形態2においては、ノズル209をミスト噴霧の方向を規制する規制手段として用いるとともに、霧化されたミストの噴霧量を低減する噴霧量調整手段としても機能させることにより、規制手段と噴霧量調整手段とを兼ね備えた機能を一つの部材で実現することができる。
これにより、大容量が求められている家庭用の冷蔵庫の貯蔵室に霧化量調節手段と規制手段を設置しても、貯蔵室の収納空間容積を圧迫することなく、貯蔵室の収納容量を確保できるために、消費者のニーズに即した使い勝手の良い霧化装置を備えた冷蔵庫を提供することができる。
よって、複雑な駆動装置等を必要とせず傾斜板による傾斜面が規制手段および噴霧量調整手段の機能を果たすため、家庭用の冷蔵庫に搭載可能な程度までコンパクトで簡単な構成とすることができる上に、駆動装置等の複雑な構成を必要としないので、省材料で環境に負荷をかけず、かつ誤動作や故障の可能性を低減した信頼性の高い霧化装置を提供することができる。
さらに、ノズル209の設置の仕方によって流出口210を任意の向きに設定することができるので、流出口210から噴霧された微粒ミストに指向性を持たせることができ、狙った範囲の鮮度維持に必要な加湿が安定して行え、長期間に亘って食品等の鮮度を維持することが可能となる。
さらに規制手段として中空形状のノズル209を用いることにより、ミスト噴霧の方向において上下左右のほぼすべての方向において簡単な構成で方向規制することができるため、ノズルからの噴霧に指向性を持たせることができ、必要箇所への集中噴霧も可能となる。
また、ノズル209の野菜室105側の先端部である流出口210の開口面積を、超音波霧化装置114側の開口部である噴霧開口部202の面積より小さくなるよう設定したことにより、ミスト噴霧の方向において上下左右のほぼすべての方向において簡単な構成で方向規制をした上で、ノズル209の庫内側の開口部である流出口210からの異物の侵入が抑制でき、さらに、超音波霧化装置114の噴霧先端部207や振動部に指が触れることを防止するので、使用者の安全性を向上させることができ、さらに野菜のくずなどの異物が入ることを防止することができで霧化装置の信頼性を高めることができる。
また、本実施の形態2において、ノズル209を着脱可能にすることにより、容易に本体カバー203内を清掃することができ、またノズル209の清掃、交換も容易となり、長期間の使用に起因した劣化に伴う分級機能の低下を防止することができる。
なお、霧化装置をランジュバン型の超音波霧化装置としたが、ミストを噴霧できる、例えば、ディスク型の超音波霧化方式や静電霧化装置でもかまわない。
(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の形態3における冷蔵庫の超音波装置の側面断面図である。図6は、本発明の実施の形態3における冷蔵庫の超音波装置のミスト飛散と空気の流れ状態を示す平面断面図である。ここで、先の実施の形態1、2と同一の構成要件については同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
図5において、本体カバー203との接触する部分のノズル209の壁面である側面に開口部であるスリット211を設けており、本実施の形態では両側面に設けている。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用を説明する。
噴霧先端部207から発生したミストは、規制手段および噴霧量調整手段であるノズル209の特に下面の上方に傾斜した面を中心として、噴霧量が低減されて所望の範囲と噴霧量のミストのみに分級される。なお、ノズル209の動作、作用については実施の形態1もしくは2と同様であるため、説明は省略する。
ノズル209内では、分級されて連続して噴霧される微粒ミストによって空気の流れが発生する。その状態を、図4を参照しながら説明する。
ノズル209内において、ノズル209の流出口210のみで空気が本体カバー203内と外部とを行き来する場合は、本体カバー203から流出する空気量と、それと釣り合う量の空気が流入しようとするため、図4の破線矢印で示すようにノズル209内で循環渦(ショートサーキット)が発生する。この空気の流れは、微粒ミストの飛散方向が絞り込まれ、限定されてしまう。
ところが、ノズル209に側面にスリット211を設けることで、図6の破線矢印で示すようにスリット211から空気を吸込むため、ノズル209内での循環渦の発生を防止することができる。その結果、微粒ミストの拡散範囲を広げることができ、微粒ミストを野菜室105内の広範囲に亘り略均一に微粒ミストの供給が行え、鮮度維持に必要な加湿ができる。
以上のように、本実施の形態2においては、ノズル209の両側面にスリット211を設けることで、ノズル209内の微粒ミストの飛散方向を限定する循環渦を防止することができ、広範囲に微粒ミストを貯蔵室内へ供給して鮮度維持に必要な加湿が安定して行え、長期間に亘って食品の鮮度を維持することが可能となる。
なお本実施の形態3においては、ノズル209の両方の側面に開口部であるスリット211を設けたが、ノズル209の片方の側面のみにスリット211を設けることにより、ノズル209内の空気流れが両側で異なるため、微粒ミストの飛散方向を制御することが可能になる。
さらに、ノズル209における側面のスリット211の幅、位置、および高さを両側で不均一にすることにより、ノズル209内の空気流れが両側で異なるため、微粒ミストの飛散方向を制御することが可能になる。
また、本実施の形態3においては、ノズル209の壁面である天井面あるいは傾斜面に開口部であるスリットを設けても同様の作用が得られる。
さらに、霧化装置をランジュバン型の超音波霧化装置としたが、ミストを噴霧できる、例えば、ディスク型の超音波霧化方式や静電霧化装置でもかまわない。
なお、上記各実施の形態においては、冷蔵庫における野菜室内の高湿環境維持のために水をミストとする内容としたが、前記水は、用途に応じて若干異なる性質のものを用いることが可能であり、例えば、抗酸化水、イオン水、除菌水等の如く、水に必要とする用途(機能)の物質を溶融させた液体を用いることもできる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、ミストを貯蔵室内に安定して噴霧することができるため、家庭用冷蔵庫のみならず、業務用冷蔵庫、食品保存庫、保冷車、さらにはインキュベータ等の如く貯蔵室内を一定の湿度環境に維持する医療用機器等の用途にも適用することができる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の側面断面図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の超音波霧化装置の側面断面図 本発明の実施の形態2における冷蔵庫の超音波霧化装置の側面断面図 本発明の実施の形態2における冷蔵庫の超音波霧化装置のミスト飛散と空気の流れ状態を示す平面断面図 本発明の実施の形態3における冷蔵庫の超音波霧化装置の側面断面図 本発明の実施の形態3における冷蔵庫の超音波霧化装置のミスト飛散と空気の流れ状態を示す平面断面図 従来の冷蔵庫の側面断面図 従来の冷蔵庫の超音波霧化装置の要部拡大図
符号の説明
101 冷蔵庫
105 野菜室(貯蔵室)
114 超音波霧化装置
201 貯留水
202 噴霧開口部
203 本体カバー
207 噴霧先端部
208 傾斜板(規制手段、噴霧量調整手段)
209 ノズル(規制手段、噴霧量調整手段)
210 流出口
211 スリット(開口部)

Claims (5)

  1. 貯蔵室を有する断熱箱体と、液体を霧化し、前記貯蔵室内へ噴霧する霧化装置と、前記霧化装置により発生したミストの量を低減する噴霧量調整手段と、前記霧化装置により霧化されたミストの方向を規制する規制手段とを有し、前記規制手段は、前記噴霧装置から噴霧されるミストの少なくとも一部を遮る角度で前記霧化装置の貯蔵室側に貯留水を貯留する容器から一体に設けられた傾斜板とし、前記傾斜板の上端より上方に位置する噴霧先端部への液体の供給を、前記噴霧先端部より下方の貯留水と前記容器との表面張力作用で行う冷蔵庫。
  2. 前記規制手段は、さらに霧化装置の貯蔵室側に設けられた中空形状のノズルを備えた請求項1に記載の貯蔵庫。
  3. 前記ノズルの貯蔵室側の先端の開口部の面積を、前記霧化装置側の開口部の面積より小さくなるよう設定した請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記ノズルの壁面に開口部を設けた請求項2または3に記載の冷蔵庫。
  5. 前記ノズルを、前記本体カバーと着脱可能に設けた請求項2から4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
JP2007164625A 2007-06-22 2007-06-22 冷蔵庫 Active JP5217267B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007164625A JP5217267B2 (ja) 2007-06-22 2007-06-22 冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007164625A JP5217267B2 (ja) 2007-06-22 2007-06-22 冷蔵庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009002591A JP2009002591A (ja) 2009-01-08
JP5217267B2 true JP5217267B2 (ja) 2013-06-19

Family

ID=40319166

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007164625A Active JP5217267B2 (ja) 2007-06-22 2007-06-22 冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5217267B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011121937A1 (ja) * 2010-03-29 2011-10-06 パナソニック株式会社 冷蔵庫
CN102753921B (zh) * 2010-03-29 2016-08-03 松下知识产权经营株式会社 冷藏库
KR102278344B1 (ko) * 2020-01-13 2021-07-16 김지수 냉장 보관장치
CN114514911A (zh) * 2022-03-07 2022-05-20 亳州市谯城区龙祥水产研究所 一种低成本高效益快速安装的甲鱼孵化箱及孵化方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS611023U (ja) * 1984-06-08 1986-01-07 フルタ電機株式会社 超音波加湿器の噴霧筒
JP2718567B2 (ja) * 1990-11-30 1998-02-25 耕司 戸田 超音波霧化装置
DE19520622C2 (de) * 1995-06-06 2003-05-15 Pari Gmbh Vorrichtung zum Vernebeln von Fluiden
JP4165011B2 (ja) * 2000-12-27 2008-10-15 三菱電機株式会社 送風装置及びそれを用いた空気調和機
JP2005337694A (ja) * 2004-04-30 2005-12-08 Toshiba Corp 冷蔵庫
JP4706232B2 (ja) * 2004-11-04 2011-06-22 本多電子株式会社 超音波霧化装置
JP4457860B2 (ja) * 2004-11-17 2010-04-28 パナソニック株式会社 保存庫
JP2007046888A (ja) * 2005-07-13 2007-02-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫
JP2007046892A (ja) * 2005-07-14 2007-02-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫
JP4759760B2 (ja) * 2005-07-22 2011-08-31 本多電子株式会社 微細霧化粒子洗浄装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009002591A (ja) 2009-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4725444B2 (ja) 冷蔵庫
US20210131684A1 (en) Humidifier system
JP5113502B2 (ja) 静電霧化装置
US5400612A (en) High humidity-low temperature portable storage apparatus
JP5217267B2 (ja) 冷蔵庫
JP2007046888A (ja) 冷蔵庫
JP2006118825A (ja) 冷蔵庫
JP4962163B2 (ja) 冷蔵庫および冷蔵庫に搭載される霧化装置
JP2005337694A (ja) 冷蔵庫
JP5315603B2 (ja) 冷蔵庫
JP5029165B2 (ja) 冷蔵庫
JP2010139183A (ja) 冷蔵庫
JP2006090582A (ja) 冷蔵庫
JP2008101817A (ja) 冷蔵庫
JP4844326B2 (ja) 冷蔵庫
JP2008089202A (ja) 冷蔵庫
JP2013122355A (ja) 冷蔵庫
JP2006112737A (ja) 冷蔵庫
JP2006105404A (ja) 冷蔵庫
US20210348778A1 (en) Humidifier cartridge with handle
JP4674570B2 (ja) 冷蔵庫
JP6872688B2 (ja) 冷蔵庫
CN211823379U (zh) 冰箱
JP2020085295A (ja) 高鮮度貯蔵庫
KR101771092B1 (ko) 온,습도의 균일 제어가 가능한 저온 저장고

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100223

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20100312

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111011

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120605

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120731

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20121213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130218

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160315

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5217267

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160315

Year of fee payment: 3