JP5217189B2 - 自動販売機のドレーン水蒸発装置 - Google Patents

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Description

本発明はコールド商品を販売する自動販売機で発生したドレーン水を蒸発することとした自動販売機のドレーン水蒸発装置に関するものである。
従来、この種の自動販売機のドレーン水蒸発装置は冷却器内蔵の商品収納庫内に生じたドレーン水を商品収納庫から排出して下部の機械室内に配置した蒸発皿に導き、この蒸発皿内に配管した蒸発パイプに高温冷媒ガスを流してドレーン水を加熱,蒸発させるようにした自動販売機のドレーン水処理装置において、蒸発皿に通じるドレーン水の流下通路の途中に吸水性のある蒸発シートを布設し、ドレーン水の一部を蒸発皿に至る手前で前記蒸発シートが吸い取ってその表面から周囲に蒸発放散させるようにするものとし、具体的には蒸発シートの上端をドレーン水排出口に固定し、下端を蒸発皿の中に垂らして吊り下げて設置している(例えば、特許文献1参照)。
図12は、特許文献1に記載された従来の自動販売機のドレーン水蒸発装置を示すものである。図12に示すように、12は商品収納庫13の底部と機械室5との間を仕切る断熱壁であり、断熱壁12を貫通して機械室5に引出した排水管10がその下方に敷設した排水樋9に向けて開口しており、該排水樋9に開けた排水口9aを通じて機械室内に配置した蒸発皿8にドレーン水を導くようにしている。そして、排水樋9の排水口9aから蒸発皿8に至るドレーン水の排水通路に蒸発シート14が新たに配置されている。この蒸発シート14は吸水性のある布を例えば筒状にして作られたものであり、その上端を排水樋9の排水口9aに固定し、下端を蒸発皿8の中に垂らしておく。
以上のように構成された自動販売機のドレーン水蒸発装置について、以下その動作を説明する。
まず、商品収納庫13の庫内に発生したドレーン水は、排水管10,排水樋9の排水口9aを通じて蒸発皿8へ流下する途上で蒸発シート14に浸透し、蒸発コイル6gによりドレーン水の温度を上げ、蒸発シート14に吹き当てた排気ファンの風によりドレーン水の一部が蒸発シート14の表面から蒸発して周囲に放散される。
特開平11−250330号公報
しかしながら、上記従来の構成では、ドレーン水の蒸発を促すために、ドレーン水の温度を上げるための蒸発コイル6gを用いていた。しかし、蒸発コイル6gはドレーン水の蒸発を促進するためだけに使用されており、付加価値が少ない割にコストが高いという課題を有していた。また、蒸発コイル6gは寸法が大きいため、蒸発シート14の取付けが規制され、ドレーン水の蒸発を促進する形状の蒸発シート14を使用できないという課題も有していた。さらに、蒸発コイル6gの振動により騒音が発生するという課題も有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、蒸発コイル無しで従来と同等以上のドレーン水蒸発能力を確保することで、蒸発コイル廃止による冷却ユニットのコンパクト化・低コスト化・防音を実現することとした自動販売機のドレーン水蒸発装置を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の自動販売機のドレーン水蒸発装置は、自動販売機本体下部の機械室内の圧縮機周囲に取付けた風路規制部と収納庫内に発生し前記機械室内の蒸発皿に導かれたドレーン水を吸上げる蒸発部材を備え、前記風路規制部はコンデンサファンの上部から前記圧縮機の上部を経て前記コンデンサファンと反対方向の前記圧縮機の側面まで覆うと共に前記蒸発皿と反対方向の前記圧縮機の側面も覆っており、前記蒸発皿の長手方向は前記圧縮機から前記蒸発皿に向かう方向に対して略垂直であり、前記圧縮機の上部を覆う前記風路規制部の前記蒸発皿側の先端は下方に傾斜しており、前記蒸発部材の高さは前記圧縮機の上部を覆う前記風路規制部よりも低く、前記コンデンサファンからの風は前記圧縮機に吹き当って熱風となり前記熱風は前記風路規制部により前記蒸発皿の方向へ向きを変えると共に前記圧縮機の上部を覆う前記風路規制部により前記蒸発部材及び前記蒸発皿に向け下方に吹き出される構成としたものである。
これによって、ドレーン水の温度を上昇させ、ウォータシート表面の湿度を下げることで、従来と同等以上の蒸発能力を確保しながら蒸発コイルを取り除くことが可能となる。
また、本発明の自動販売機のドレーン水蒸発装置は、蒸発部材を、蒸発皿の長手方向と風路規制部からの熱風の進行方向に沿って取付けたこととしたものである。
これによって、蒸発部材が固定されるため倒れることを防止することとなる。
本発明の自動販売機のドレーン水蒸発装置は、従来と同等以上の蒸発能力を確保しながら蒸発コイルを取り除くことができるので、冷却ユニットの構造がコンパクトになるだけでなく、蒸発コイルの分だけコストを下げることができる。さらに、蒸発コイルの振動による騒音もなくすことができる。
また、本発明の自動販売機のドレーン水蒸発装置は、蒸発部材が倒れることを防止でき、常に蒸発部材がドレーン水を吸上げることができる。
請求項1に記載の発明は、自動販売機本体下部の機械室内の圧縮機周囲に取付けた風路規制部と収納庫内に発生し前記機械室内の蒸発皿に導かれたドレーン水を吸上げる蒸発部材を備え、前記風路規制部はコンデンサファンの上部から前記圧縮機の上部を経て前記コンデンサファンと反対方向の前記圧縮機の側面まで覆うと共に前記蒸発皿と反対方向の前記圧縮機の側面も覆っており、前記蒸発皿の長手方向は前記圧縮機から前記蒸発皿に向かう方向に対して略垂直であり、前記圧縮機の上部を覆う前記風路規制部の前記蒸発皿側の先端は下方に傾斜しており、前記蒸発部材の高さは前記圧縮機の上部を覆う前記風路規制部よりも低く、前記コンデンサファンからの風は前記圧縮機に吹き当って熱風となり前記熱風は前記風路規制部により前記蒸発皿の方向へ向きを変えると共に前記圧縮機の上部を覆う前記風路規制部により前記蒸発部材及び前記蒸発皿に向け下方に吹き出されることより、ドレーン水の温度が上がり、前記蒸発部材表面の湿度が下がることとなり、従来と同等以上の蒸発能力を確保しながら蒸発コイルを取り除くことができるので、冷却ユニットの構造がコンパクトになるだけでなく、蒸発コイルの分だけコストを下げること
ができる。さらに、蒸発コイルの振動による騒音もなくすことができる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明の前記蒸発部材を、前記蒸発皿の長手方向に沿って取付けたことにより、より多くの熱風が前記蒸発部材に吹き当たることとなり、常に前記蒸発部材の表面をドレーン水が蒸発し易い低湿の状態にすることができる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明の前記蒸発部材を、前記蒸発皿に前記風路規制部からの熱風の進行方向に沿って取付けたことにより、前記蒸発部材付近で熱風が滞留することなくスムーズに吹き抜けることとなり、より一層前記蒸発部材の表面をドレーン水が蒸発し易い低湿の状態にすることができる。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の発明の前記蒸発部材を、前記蒸発皿の側面又は前記蒸発皿に取付けた支持部に押圧力がかかるよう前記蒸発皿に取付けたことにより、前記蒸発部材は前記蒸発皿の側面から反発力を受け、前記蒸発皿に取付けた支持部の方向へ押圧力を加えるので、前記蒸発部材が倒れることによる熱風との接触面積減少を防止でき、常に一定の蒸発能力を確保できる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明の前記蒸発部材を、前記蒸発皿の側面又は前記蒸発皿に取付けた支持部の長手方向全体に押圧力がかかるよう前記蒸発皿に取付けたことにより、前記蒸発部材は前記蒸発皿の側面から反発力を受け、前記蒸発皿に取付けた支持部の全体方向へ押圧力を加えるので、前記蒸発部材が倒れることによる熱風との接触面積減少を防止でき、常に一定の蒸発能力を確保できる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明の前記蒸発部材を、前記蒸発皿の側面又は前記蒸発皿に取付けた支持部の長手方向の両端に押圧力がかかるよう前記蒸発皿に取付けたことにより、前記蒸発部材は前記蒸発皿の側面から反発力を受け、前記蒸発皿に取付けた支持部の両端方向へ押圧力を加えるので、前記蒸発部材が倒れることによる熱風との接触面積減少を防止でき、常に一定の蒸発能力を確保できる。さらに、少量の前記蒸発部材で同様の効果が得られるため、低コストで前記蒸発部材が倒れることを防止できる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明の前記蒸発部材を、前記蒸発皿の側面又は前記蒸発皿に取付けた支持部の長手方向の一端に押圧力がかかるよう前記蒸発皿に取付けたことにより、前記蒸発部材に沿って熱風が対流するので、前記蒸発部材が倒れることを防止できるだけでなく、効率的に前記蒸発部材に吹き当たった熱風を排気することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明するが、従来例または先に説明した実施の形態と同一構成については同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1、図5は、本発明の実施の形態1における自動販売機のドレーン水蒸発装置の構成図である。
図2は、本発明の実施の形態1における自動販売機のドレーン水蒸発装置の構成図の右側面図である。
図3は、本発明の実施の形態1における自動販売機のドレーン水蒸発装置の風路規制部と蒸発皿との位置関係図である。
図4、図7は、本発明の実施の形態1における自動販売機のドレーン水蒸発装置の蒸発部材の外形図である。
図6は、本発明の実施の形態1における自動販売機のドレーン水蒸発装置の取付け図である。
まず、風路規制部について説明する。図1より、ガイド101a(風路規制部)が圧縮機102を囲う様に取付ける。具体的に、図2より、コンデンサファン103上部から圧縮機102上部を経てコンデンサファン103と反対方向の圧縮機102側面までガイド101aを取付ける。そして、蒸発皿105と反対方向の圧縮機102側面も同様にガイド101aを取付ける。このとき、圧縮機102側面のガイド101aが圧縮機102を覆う範囲はこれに限定されるものではない。また、図3より、ガイド101aの先端が蒸発皿105の長手方向に沿った一端(圧縮機102から離れている一端)に向くようにする。
次に、蒸発部材の蒸発皿105への取付けについて説明する。図1より、ウォータシート106a(蒸発部材)を蒸発皿105の横方向の中間に、長手方向(縦方向)に沿って一端からもう一端まで取り付ける。そして、図3より、ウォータシート106aの高さはガイド101aより低くする。ここで、ウォータシート106aの取付け位置は蒸発皿105の横方向の中間だけに限定されるものではない。また、ウォータシート106aを複数使用して、蒸発皿105の横方向の中間以外に取付けてもよい。
そして、蒸発部材の形状・材質について説明する。図4より、ウォータシート106aの形状は、表面積の大きい扇形で、ウォータシート106aには複数の穴107を設けて通気性をよくしている。また、材質は繊維、例えば加工に優れた紙がある。
以上のように構成された自動販売機のドレーン水蒸発装置について、以下その動作、作用を説明する。
まず、図1より、コンデンサファン103からの風は圧縮機102に吹き当り、高温となった圧縮機102表面から熱を奪い熱風となる。そして、この熱風は圧縮機102を吹き抜けた後、ガイド101aを沿いながら蒸発皿105の方向へ対流する。次に、図3より、ガイド101aによる風向規制により熱風は蒸発皿105全体に行き渡る。そのことで、ウォータシート106a表面の水蒸気が取り除かれて付近の湿度が低くなり、さらにドレーン水108が熱風から熱を奪うことで水温が上昇する。
よって、水温が高く・周囲の湿度が低い方が水は蒸発しやすいことより、ドレーン水108の蒸発が促される。
また、ウォータシート106aをガイド101aからの熱風が最も当り易い箇所に取付けることで、より多くの熱風がウォータシート106aに吹き当たる。そして、ウォータシート106aに穴107を開けることで、熱風の通気性が向上する。
よって、より多くの熱風がウォータシート106aに吹き当り、ウォータシート106a表面の高湿の空気をスムーズに排気するため、常にウォータシート106a表面をドレーン水108が蒸発し易い低湿の状態にすることができる。
以上のように、本実施の形態においては、ウォータシート106aを圧縮機102上部及び側面に取付け、ウォータシート106aを蒸発皿105の長手方向に沿って取付けることにより、ドレーン水108の温度を上昇させ、ウォータシート106a表面の湿度を下げることで、従来と同等以上の蒸発能力を確保しながら蒸発コイル6gを取り除くことができるので、冷却ユニットの構造がコンパクトになるだけでなく、蒸発コイル6gの分だけコストを下げることができる。そして、蒸発コイル6gの振動による騒音もなくすことができる。さらに、ガイド101aにより蒸発皿105の位置が変わった場合、つまりより広範囲で以上の効果を実現できる。
また、本実施の形態では、図5より、蒸発皿105がコンデンサファン103からの風向方向にある場合、ガイド101bをコンデンサファン103上部から圧縮機102上部まで取付け、ガイド101bの先端が蒸発皿105の長手方向に沿った一端(圧縮機102から離れている一端)に向くようにしてもよい。この場合、コンデンサファン103からの風向き方向に蒸発皿105を設けているため、前例よりガイド101bがシンプルになっている。そうすることで、コンデンサファン103からの風は圧縮機102に吹き当り、高温となった圧縮機102表面から熱を奪い熱風となり、圧縮機102を吹き抜けた後、ガイド101bを沿いながら蒸発皿105の方向へ対流する。
そして、ウォータシート106a表面の水蒸気が取り除かれて付近の湿度が低くなり、さらにドレーン水108が熱風から熱を奪うことで水温が上昇する。よって、ドレーン水108の蒸発を促す。さらに、ガイド101bの形状がシンプルになるだけでなく、蒸発皿105がコンデンサファン103からの風向きと同一方向にあり、熱風を蒸発皿105に吹き当て易くなるために、より一層ドレーン水108の蒸発を促進できる。
また、本実施の形態では、図6より、ウォータシート106bを蒸発皿105の横方向に沿って一端からもう一端まで取り付ける。これを長手方向に沿って両端の間に等間隔に取り付ける。ここで、ウォータシート106bの間隔を等間隔だけに限定するのではなく、ウォータシート106bや蒸発皿105の寸法に従い間隔を変更してもよい。そうすることで、コンデンサファン103からの風向きと同一方向に風路ができ、ウォータシート106b付近で熱風が滞留することなくスムーズに吹き抜ける。同時に、ウォータシート106b表面の高湿の空気をスムーズに排気する。よって、ウォータシート106b表面の高湿の空気を取り除き、常に低湿な状態にすることでより一層ドレーン水108の蒸発を促進できる。
また、図7より、ウォータシート106cの形状を山形にしても同様の効果が得られる。そして、蒸発部材を樹脂製の物、例えば吸水性に優れたスポンジにしても同様の効果が得られる。
(実施の形態2)
図8から図11は、本発明の実施の形態2における自動販売機のドレーン水蒸発装置の蒸発部材の取付け図である。
図9は、同実施の形態の自動販売機のドレーン水蒸発装置の蒸発部材の取付け図の右側面図である。
図8、図9より、ウォータシート106dを蒸発皿105底面全体に接触するように、そして蒸発皿105の長手方向の側面に接触するように置き、ウォータシート支持部109付近で折り曲げる。そして、ウォータシート支持部109がウォータシート106dを支えるように、ウォータシート106dをウォータシート支持部109と同じ高さ又はそれ以上の高さまで取付ける。ここで、ウォータシート106dと蒸発皿105底面との接触する面積の大きさはこれに限定されるものでない。
ここで、ウォータシート106dの形状・材質は実施の形態1と同一であるので説明を省略する。
以上のように構成された自動販売機のドレーン水蒸発装置について、以下その動作、作用を説明する。
ウォータシート106dは、蒸発皿105の側面に接触するよう置かれているため、蒸発皿105の側面から反発力(図8、図9の点線矢印)を受け、ウォータシート支持部109の方向へ押圧力(図8、図9の実線矢印)を加える。
以上のように、本実施の形態においては、ウォータシート106dを、蒸発皿105の側面又はウォータシート支持部109の長手方向全体に押圧力がかかるように取付けたことにより、ウォータシート106dは蒸発皿105の側面から反発力を受け、ウォータシート支持部109の方向へ押圧力を加えるので、ウォータシート106dが倒れることによる熱風との接触面積減少を防止でき、常に一定の蒸発能力を確保できる。
また、図10よりウォータシート106eの両端(蒸発皿105の長手方向に対する両端)を蒸発皿105底面に接触するように、そして蒸発皿105の長手方向の側面に接触するように置き、ウォータシート支持部109付近で折り曲げる。そして、ウォータシート支持部109がウォータシート106eを支えるように、ウォータシート106eをウォータシート支持部109と同じ高さ又はそれ以上の高さまで取付ける。
以上のように構成することでウォータシート106eと同様の動作・作用となり、より少量のウォータシート106eで同様の効果が得られるため、低コストでウォータシート106eが倒れることを防止できる。
また、図11よりウォータシート106fの一端(蒸発皿105の長手方向に対する一端)を蒸発皿105底面に接触するように、そして蒸発皿105の長手方向の側面に接触するように置き、ウォータシート支持部109付近で折り曲げる。そして、ウォータシート支持部109がウォータシート106fを支えるように、ウォータシート106fをウォータシート支持部109と同じ高さ又はそれ以上の高さまで取付ける。
以上のように構成することでウォータシート106fの倒れ防止における動作・作用はウォータシート106dと同様となる。ここで、ウォータシート106fに沿って熱風が対流する。よって、ウォータシート106fが倒れることを防止できるだけでなく、効率的にウォータシート106fに吹き当たった熱風を排気することができる。
また、ウォータシート支持部109ではなく、蒸発皿105の長手方向の側面でも同様の効果が得られる。
以上のように、本発明にかかる自動販売機のドレーン水蒸発装置は、従来と同等以上の蒸発能力を確保しながら蒸発コイルを取り除くことができるので、冷却ユニットの構造がコンパクトになるだけでなく、蒸発コイルの分だけコストを下げることができる。さらに、蒸発コイルの振動による騒音もなくすことができる。よって、蒸発装置等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における自動販売機のドレーン水蒸発装置の構成図 同実施の形態の自動販売機のドレーン水蒸発装置の構成図の右側面図 同実施の形態の自動販売機のドレーン水蒸発装置の風路規制部と蒸発皿との位置関係図 同実施の形態の自動販売機のドレーン水蒸発装置の蒸発部材の外形図 同実施の形態の自動販売機のドレーン水蒸発装置の構成図 同実施の形態の自動販売機のドレーン水蒸発装置の蒸発部材の取付け図 同実施の形態の自動販売機のドレーン水蒸発装置の蒸発部材の外形図 本発明の実施の形態2における自動販売機のドレーン水蒸発装置の蒸発部材の取付け図 同実施の形態の自動販売機のドレーン水蒸発装置の蒸発部材の取付け図の右側面図 同実施の形態の自動販売機のドレーン水蒸発装置の蒸発部材の取付け図 同実施の形態の自動販売機のドレーン水蒸発装置の蒸発部材の取付け図 従来の自動販売機のドレーン水蒸発装置の構成図
符号の説明
101a、101b ガイド(風路規制部)
102 圧縮機
103 コンデンサファン
105 蒸発皿
106a,106b,106c,106d,106e,106f ウォータシート(蒸発部材)
107 穴
108 ドレーン水
109 ウォータシート支持部

Claims (7)

  1. 自動販売機本体下部の機械室内の圧縮機周囲に取付けた風路規制部と収納庫内に発生し前記機械室内の蒸発皿に導かれたドレーン水を吸上げる蒸発部材を備え、前記風路規制部はコンデンサファンの上部から前記圧縮機の上部を経て前記コンデンサファンと反対方向の前記圧縮機の側面まで覆うと共に前記蒸発皿と反対方向の前記圧縮機の側面も覆っており、前記蒸発皿の長手方向は前記圧縮機から前記蒸発皿に向かう方向に対して略垂直であり、前記圧縮機の上部を覆う前記風路規制部の前記蒸発皿側の先端は下方に傾斜しており、前記蒸発部材の高さは前記圧縮機の上部を覆う前記風路規制部よりも低く、前記コンデンサファンからの風は前記圧縮機に吹き当って熱風となり前記熱風は前記風路規制部により前記蒸発皿の方向へ向きを変えると共に前記圧縮機の上部を覆う前記風路規制部により前記蒸発部材及び前記蒸発皿に向け下方に吹き出されることを特徴とした自動販売機のドレーン水蒸発装置。
  2. 前記蒸発部材を、前記蒸発皿の長手方向に沿って取付けたことを特徴とした請求項に記載の自動販売機のドレーン水蒸発装置。
  3. 前記蒸発部材を、前記蒸発皿に前記風路規制部からの熱風の進行方向に沿って取付けたことを特徴とした請求項に記載の自動販売機のドレーン水蒸発装置。
  4. 前記蒸発部材を、前記蒸発皿の側面又は前記蒸発皿に取付けた支持部に押圧力がかかるよう前記蒸発皿に取付けたことを特徴とした請求項1に記載の自動販売機のドレーン水蒸発装置。
  5. 前記蒸発部材を、前記蒸発皿の側面又は前記蒸発皿に取付けた支持部の長手方向全体に押圧力がかかるよう前記蒸発皿に取付けたことを特徴とした請求項に記載の自動販売機のドレーン水蒸発装置。
  6. 前記蒸発部材を、前記蒸発皿の側面又は前記蒸発皿に取付けた支持部の長手方向の両端に押圧力がかかるよう前記蒸発皿に取付けたことを特徴とした請求項に記載の自動販売機のドレーン水蒸発装置。
  7. 前記蒸発部材を、前記蒸発皿の側面又は前記蒸発皿に取付けた支持部の長手方向の一端に押圧力がかかるよう前記蒸発皿に取付けたことを特徴とした請求項に記載の自動販売機のドレーン水蒸発装置。
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