JP5216523B2 - 無線基地局および無線端末ならびに無線通信システム - Google Patents

無線基地局および無線端末ならびに無線通信システム Download PDF

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Description

本発明は無線通信技術に関し、特に、無線通信システムにおける基地局の省電力化技術に関する。
無線データ通信の普及に伴い、サービスエリアを拡大するために無線基地局の設置が進んでいる。一つの無線基地局が、無線端末との無線通信を可能とするカバー範囲をセルと呼ぶ。通常、無線基地局はできるだけセル半径が広くなるように、 比較的見通しのよい場所に設置される。無線基地局のカバー範囲は、建物の多い人口密集地では数百m、田畑が多い場所では数十kmであるが、ビル屋内や地下、建物の影となる場所など、セル内であっても無線基地局からの電波が届かない、または届き難い場所ができる。
一方、最近フェムトセルと呼ばれるごく小さい範囲をカバーする無線基地局の方式が注目されている。フェムトセルは、セル半径が数m程度で、一つの無線基地局で一つの家庭、またはひとつの小さいオフィスをカバーするような使われ方が想定されている。
フェムトセルは、家庭内の固定電話につながる固定回線(電話回線や光ファイバー、CATV用ケーブルなど)と接続され、無線端末と通信を行なうものである。そのため、今までの無線基地局ではカバーすることが難しかった、屋内や地下まできめ細かくカバーできるとして期待されている。また、無線基地局の設置が難しかった山間部などもカバー可能となる。フェムトセル基地局と接続するために、無線端末側に変更は必要なく、今まで通りの端末で接続ができる。この他、キャリアにとっても、サービス提供のためのバックボーンを強化できる、というメリットがある。
前述のように、フェムトセルは、セル半径が数m程度の無線基地局の方式であり、フェムトセルは家庭に置かれるというような使われ方をするため、接続可能ユーザ数はせいぜい数ユーザである。それでも通常の無線基地局と同様に常時無線端末との通信ができる必要がある。
通常の無線基地局の送信機は、サービスエリア内にある無線端末に対し常時パイロット信号を送信している。また無線基地局の受信機も、常時起動していて、無線端末からの発呼信号がいつでも受信可能な状態となっている。
一方、各無線端末は、一定周期で受信機を起動させて無線基地局からの信号を受信し、受信信号の中に自端末宛てのページングと呼ばれる接続要求信号の有無を確認する。無線端末は、自端末宛てのページングが無い場合には受信機をOFFにする。無線端末の送信機は、ページングが無い場合は常にOFFとなる。
このように、通常の無線基地局の送信機は、サービスエリア内での無線端末の有無や発呼の有無とは関係なく常時パイロット信号を送信し続けている。また通常の無線基地局の受信機は無線端末からの発呼要求を受信するため、常時起動している。
しかし、家庭内に設置されることが想定されるフェムトセル基地局においては、平日日中はユーザが不在でサービスエリア内に無線端末が存在しないという状況や、深夜などサービスエリア内に無線端末は存在するが、連続的に待受状態であり基地局への接続がほとんどないという状況が考えられ、通常の無線基地局と同じような運用で送受信機を常時起動したのでは電力を無駄に消費するばかりとなってしまう。そのため、フェムトセル基地局においては、低消費電力化のための技術の開発が求められている。
無線基地局の消費電力を抑える方法としては、例えば特開2002−158609号公報に記載された技術がある。この発明においては、無線基地局はサービスエリア内の無線端末に対し省電力モードへの移行信号を送信し、無線基地局と無線端末がネゴシエーションして無線端末の受信機起動タイミングを同じにし、そのタイミングに合わせて無線基地局が信号送信することで省電力モードに移行するという方法が提案されている。また基地局の受信機も送信機に合わせてON/OFFを行なう方法も提案されている。
特開2002−158609号公報
上述のように、フェムトセル基地局は、利用形態、設置場所、ネットワークの構成等が従来の無線基地局とは異なる。そのため、フェムトセル基地局の省電力化を実現するためには、従来の無線基地局の省電力化では解決されていなかったいくつかの課題を解決しなければならない。例えば、従来の技術においては、無線基地局の受信機は無線基地局の送信機に合わせてON/OFFの切り替えを行なうようになっているが、無線基地局からの送信信号にページングが含まれていた場合、基地局受信機を送信機と同時にOFFすると無線端末からの発呼信号を受信できないという課題がある。また、無線端末が不在の場合と、待受状態が継続する場合のような、無線端末の状況の違いによって省電力モードをどう切り換えていくかという点も検討課題である。
本発明は、それらの課題を解決するためのもので、フェムトセル基地局のような屋内設置型の小型基地局の省電力化を実現することを目的とする。また、省電力モードを有する屋内設置型小型基地局に対応した無線通信システムおよび無線端末を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明においては、エリア内に存在する少なくとも一つの無線端末と無線信号を送受信する無線基地局であって、無線信号を送信する送信機と、無線信号を受信する受信機と、送信機および受信機の起動タイミングに関する情報を管理するとともに少なくとも一つの無線端末に対して、送信機および受信機の起動タイミングに関する情報を通知するタイミング管理部と、送信機および受信機の起動および停止の切り替え制御を行なう制御部とを有し、制御部は、タイミング管理部で管理されている起動タイミングに関する情報に基づいて、送信機および受信機の起動および停止を制御するようにしたものである。
より詳しくは、タイミング管理部が管理する送信機および受信機の起動タイミングに関する情報は、少なくとも一つの無線端末の起動タイミングに関する情報であり、制御部は、タイミング管理部で管理されているエリア内の少なくとも一つの無線端末の起動タイミングに関する情報に基づいて、エリア内の少なくとも一つの無線端末が起動するタイミングに合わせて送信機および受信機の起動および停止を制御するようにしたものである。
また制御部は、起動タイミングに関する情報に基づいて、送信機を起動して無線信号を送信し、起動タイミング以外の時間は、送信機を停止するよう制御するようにした。
さらに、制御部は、送信機の起動タイミングに合わせて受信機を起動し、また送信機の停止時には、予め定められた一定時間経過後に、受信機を停止するようにした。
また、無線端末と無線信号を送受信するとともに通信網に接続された上位の装置を介して情報を送受信する無線基地局であって、無線信号を送信する送信機と、無線信号を受信する受信機と、無線端末の起動タイミングに関する情報を管理するタイミング管理部と送信機および受信機の起動および停止の切り替え制御を行なう制御部とを有し、制御部は、通信網を介して上位の装置より、自無線基地局に以前接続されていた無線端末が、他の無線端末に位置登録されたという情報を受信すると、無線端末が自無線基地局に接続されていたときよりも長い周期で、かつタイミング管理部で管理されている無線端末の起動タイミングに関する情報に基づいて、送信機の起動および停止を制御するようにした。
本発明によれば、省電力化を考慮した屋内設置型小型基地局を提供することができる。また、省電力モードを有する屋内設置型小型基地局に対応した無線通信システムおよび無線端末を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を複数の実施例を用いて説明する。
以下の実施例においては、システム構成として1xEV−DOシステムを例にとって説明する。
まず、本発明が適用される無線通信システムを含むネットワーク全体の構成について図1を用いて説明する。
図1は、フェムトセル基地局を用いた1xEV−DO無線通信システムを含むネットワーク全体の構成図である。
図1の無線通信システムは、フェムトセル基地局101と、通常のマクロセルの無線基地局102と、複数の無線端末103,104,105と、無線基地局および無線端末の位置情報などの管理を行なうとともに、それらを制御する基地局制御局(以下、BSC:Base Station Controller)112、無線通信システムを含むネットワーク全体のパケット送受信のコントロールを行なうパケット・データ交換ノード(以下、PDSN:Packet Data Serving Node)111から構成される。通常の無線基地局は、基地局制御局を介してPDSNに接続される。これに対し、フェムトセル基地局は、家庭内の固定電話につながる固定回線(電話回線や光ファイバー、CATV用ケーブルなど)を介してPDSNに接続される。
次に、図2を用いて本発明の一実施例におけるフェムトセル基地局の構成を説明する。
図2は、本発明の一実施例におけるフェムトセル基地局のブロック構成例を示す図である。
フェムトセル基地局101は、無線信号の送信機202と無線信号の受信機203から構成される送受信部201と、送信信号の変調を行なう変調処理部212と受信信号の復調を行なう復調処理部213から構成される変復調処理部211と、PDSNとのインターフェースとなる回線インターフェース部221から構成される。
本発明のフェムトセル基地局は、フェムトセル基地局が持つ一般的な通信機能の他に、送信機および受信機のON/OFFの切り替えを制御する制御部231と、無線端末の起動タイミングを管理するタイミング管理部232を備える点を特徴とする。これにより、本発明のフェムトセル基地局は、自局のサービスエリア内にある無線端末の受信機が起動するタイミングに合わせて、送信機202が信号を送信する。
また、通常のマクロセルの無線基地局では行なわれていなかった、本発明のフェムトセル基地局特有の報知情報を送信する機能を持つ。この報知情報は、通常の無線基地局が報知情報に含める情報に加えて、フェムトセル基地局が省電力モードで動作している場合にフェムトセル基地局の受信機203のON/OFFタイミングも無線端末に通知するものである。無線端末は、フェムトセル基地局からの報知情報に基づいて、フェムトセル基地局の受信機203がONするタイミングに合わせて発呼や信号送信を行なう。
また、フェムトセル基地局の受信機203は、フェムトセル基地局の送信機202がONするタイミングと同時にONする。フェムトセル基地局の受信機203は、フェムトセル基地局から送信されたパイロット信号を受信した無線端末が、信号送信する場合に備え、フェムトセル基地局の送信機202がOFFした後もしばらくON状態を維持した後、OFF状態に遷移する。
次に、本発明の一実施例における無線端末の構成を説明する。
図3は、本発明の一実施例における無線端末の構成を説明するブロック図である。
本発明の一実施例における無線端末は、無線信号の送信機302と受信機303から構成される送受信部301と、送信信号の変調を行なう変調処理部312と受信信号の復調を行なう復調処理部313から構成される変復調処理部311を有する。さらに、本発明の無線端末は、フェムトセル基地局の受信機203の起動タイミングを管理するタイミング管理部321と、無線端末の送信機のON/OFFを制御するON/OFF制御部331を持つ。これにより、無線端末は、基地局のサービスエリア内において、フェムトセル基地局の受信機203が起動するタイミングに合わせて発呼する。また、無線端末は、基地局から間欠送信される無線信号を受信し、その無線信号から基地局の動作モードを認識する。
次に、フェムトセル基地局と無線端末の動作について説明する。
まず、本発明の特徴的な構成を持たないフェムトセル基地局および無線端末の動作について図4を用いて説明する。
図4において、一番上の行は、フェムトセル基地局の送信信号の有無を示す。また、その下に、フェムトセル基地局の送信機のON/OFF状態、さらにその下にはフェムトセル基地局の受信機のON/OFF状態を示している。さらに、その下に無線端末103および無線端末104の動作状態を示している。
無線端末103,104が待受状態にある場合、フェムトセル基地局の送信機は、サービスエリア内にある無線端末に対し常時パイロット信号を送信している。またフェムトセル基地局の受信機も常時起動し、無線端末103,104からの発呼信号が受信可能な状態である。無線端末103,104は、それぞれ一定周期で受信機を起動させ、自端末宛てのページングと呼ばれる接続要求信号の有無を確認し、ページングが無い場合は受信機をOFFする。また、無線端末の送信機は、ページングが無い場合は常にOFFとなる。
このように、本発明の特徴的な構成を持たないフェムトセル基地局の場合、フェムトセル基地局の送信機は、サービスエリア内での無線端末の有無や発呼の有無とは関係なく常時パイロット信号を送信し続けている。また、フェムトセル基地局の受信機は、無線端末からの発呼要求を受信するため、常時起動している。
しかし、フェムトセル基地局は家庭内に設置されることが想定されているため、従来のマクロセルの基地局に比べて、フェムトセル基地局のサービスエリア内に無線端末が不在などにより存在しない場合や、基地局のサービスエリア内に無線端末は存在するが、連続的に待受状態であり基地局への接続がない場合など、基地局の送受信機を常時起動していると消費電力が無駄な状況が頻繁に発生すると考えられる。本発明のフェムトセル基地局およに無線端末は、そのような状況を考慮し、効果的に省電力モードで動作するようにしたものであり、以下具体的に説明する。
まず初めに、図4で説明したような、サービスエリア内での無線端末の有無や発呼の有無とは関係なく常時パイロット信号を送信し続け、またフェムトセル基地局の受信機は無線端末からの発呼要求を受信するため、常時起動している状態を、本発明では通常モードと呼ぶことにする。
次に、本発明の別の動作モードについて説明する。
図5は、本発明の別の動作モードを説明する図である。
図5において、一番上の行は、本発明のフェムトセル基地局の送信信号を示している。その下には、フェムトセル基地局の送信機202のON/OFF状態を、さらにその下にはフェムトセル基地局の受信機203のON/OFF状態を示す。さらにその下には、無線端末103の受信機状態、無線端末104の受信機状態を示す。
図5において、無線端末103,104はフェムトセル基地局101のサービスエリア内にある。
前述のように、フェムトセル基地局は家庭内に設置されることが想定されている。そのため、フェムトセル基地局に接続される無線端末は、数も限られ、無線端末自体も特定されていることが考えられる。従って、フェムトセル基地局は、自身に接続される無線端末について、今までのマクロセルの無線基地局においては管理していなかったような情報まで、必要な情報を取得して管理しておくことで、マクロセルの無線基地局では行なえなかったさまざまな制御が可能となる。その一つとして、本発明のフェムトセル基地局は、タイミング記憶部232を有し、タイミング記憶部232に予め無線端末103,104の受信機の起動タイミングを記憶しておく。
フェムトセル基地局から無線端末への送信信号にページングと呼ばれる接続要求信号が無く、端末からの信号送受信をしていない待受状態である場合には、フェムトセル基地局101は、記憶部232に記憶された無線端末103,104の受信機の起動タイミングに合わせてON/OFF制御部231の制御によりフェムトセル基地局の送信機を起動させ、信号を送信する。
また、フェムトセル基地局の受信機202は、フェムトセル基地局の送信機202がONするタイミングと同時にONする。
フェムトセル基地局からの送信信号にページングが含まれている場合、無線端末からフェムトセル基地局に対して発呼要求信号が送信されるため、フェムトセル基地局の送信機202がOFFした後も、フェムトセル基地局の受信機203はしばらくON状態を維持する。
その後、フェムトセル基地局の受信機203は、前もって決められた時間後にOFFする。また基地局からの送信信号にページングが無い場合でも、無線端末からの発呼要求が送信されることがあるため、フェムトセル基地局の受信機203はフェムトセル基地局の送信機202がOFFした後、前もって決められた時間後にOFFする。
以上示したような、フェムトセル基地局の送受信機202を、間欠的にON/OFFさせることで、フェムトセル基地局の消費電力を低減させる動作モードを、本発明ではスリープモードと呼ぶ。
次に、フェムトセル基地局が通常モードからスリープモードへ切り替わる場合について説明する。
フェムトセル基地局の受信機203が、サービスエリア内の無線端末103,104からの信号を事前に設定した一定時間受信しない場合、フェムトセル基地局はスリープモードに切り替わる。
次に、フェムトセル基地局が、スリープモードから通常モードへ切り替わる場合について図6を用いて説明する。
図6は、フェムトセル基地局がスリープモードから通常モードへ切り替わる動作を説明するための図である。
図6にも、図4および図5と同様に、上からフェムトセル基地局の送信信号、フェムトセル基地局の送信機の状態、フェムトセル基地局の受信機の状態、無線端末103、無線端末104の状態を示している。
スリープモード時に、フェムトセル基地局からの送信信号にページングが含まれている場合に、スリープモードから通常モードへの切り替えが発生する。
図6のように、フェムトセル基地局101からの送信信号に、例えば無線端末104へのページングがあった場合、連続的に無線端末104にデータ送信するためにフェムトセル基地局の送信機202はON状態となる。またフェムトセル基地局の受信機203は、無線端末104から送信されるデータを受信するためにON状態になることで、通常モードの動作となる。また、無線端末104は、ページングを受信したことにより、送信機と受信機をON状態にし、これにより、フェムトセル基地局101と無線端末104は通信モードとなる。
次に別の動作モードについて説明する。
図7は、フェムトセル基地局のサービスエリア内に無線端末が存在しない場合の基地局の送受信機状態を示す。
フェムトセル基地局101のサービスエリア内にあった無線端末がエリア外へ移動したことでエリア内に無線端末が存在しない場合は、フェムトセル基地局の送信機202を、先に示したスリープモードの場合よりも長い時間周期で起動させる。またフェムトセル基地局の受信機203は、スリープモードと同様、基地局送信機と同時にONし、基地局送信機のOFF後、前もって決められた一定時間後にOFFする。
この動作モードを、ロングスリープモードと呼ぶ。
次に、スリープモードからロングスリープモードへの切り替え時の動作について図8を用いて説明する。
図8は、スリープモードからロングスリープモードへの切り替え時の遷移図である。
図8において、フェムトセル基地局101は、送信信号に報知情報を含めて送信する。この報知情報は、通常のマクロセルの基地局102の送信信号に含まれる報知情報とは異なるものである。
無線端末103,104がフェムトセル基地局101のエリア内から基地局102のエリア内に移動した場合、無線端末103,104は無線基地局102からの送信信号を受信するようになる。ここで、無線基地局102からの送信信号に含まれる報知情報が、フェムトセル基地局101の送信信号に含まれる報知情報と異なる。そこで無線端末103,104は無線基地局102に位置情報の更新要求を行なう。無線端末103,104が無線基地局102に送信した位置情報の更新要求は、無線基地局102を介してBSC112に送られ、BSCの位置登録情報が更新される。BSC112は、無線端末103,104が今まで登録されていたフェムトセル基地局101に対し、BSCに無線端末103および無線端末104の位置情報が登録されたことを通知する。これにより、フェムトセル基地局101は、自局の配下から、無線端末103,104が無くなった事がわかる。
フェムトセル基地局101は、自局配下から無線端末が無くなると、スリープモードからロングスリープモードへ切り替わる。
次に、ロングスリープモードからスリープモードへの切り替え時の動作について図9を用いて説明する。
図9は、ロングスリープモードからスリープモードへの切り替え時の遷移図である。
無線端末がフェムトセル基地局のエリア内からエリア外へ移動し、ロングスリープモードで動作する場合、フェムトセル基地局の送信機は、スリープモードよりも長い周期で信号を送信するが、この送信タイミングは、以前位置登録されていた無線端末の起動タイミングに同期する。
無線端末103,104が、基地局102のエリア内からフェムトセル基地局101のエリア内に移動したとする。無線端末103,104は、フェムトセル基地局101のエリア内に移動してしばらくすると、フェムトセル基地局101からの送信信号を受信する。この受信信号に含まれている報知情報が基地局102と異なるため、無線端末103,104はフェムトセル基地局101に位置情報の更新要求を行なう。その結果、フェムトセル基地局102の位置登録情報が更新される。フェムトセル基地局102はBSC112に、無線端末103,104の位置登録が更新されたことを通知し、ロングスリープモードからスリープモードに切り替わる。
以上のように、フェムトセル基地局101は、ロングスリープモードからスリープモードに切り替わる。
本発明を適用する無線通信システムを含むネットワーク全体の構成を説明する図である。 本発明の一実施例におけるフェムトセル基地局の構成を説明する図である。 本発明の一実施例における無線端末の構成を説明する図である。 フェムトセル基地局および無線端末の動作状態を説明する図である。 フェムトセル基地局および無線端末の動作状態を説明する図である。 フェムトセル基地局および無線端末の動作状態を説明する図である。 フェムトセル基地局および無線端末の動作状態を説明する図である。 フェムトセル基地局および無線端末の動作状態の遷移を説明する図である。 フェムトセル基地局および無線端末の動作状態の遷移を説明する図である。
符号の説明
101 フェムトセル基地局
102 無線基地局
103,104,105,106 無線端末
111 PDSN
112 BSC
201 送受信部
202 送信機
203 受信機
211 変復調処理部
212 変調処理部
213 復調処理部
221 回線インターフェース部
231 ON/OFF制御部
232 タイミング記憶部
301 送受信部
302 送信機
303 受信機
311 変復調処理部
312 変調処理部
313 復調処理部
321 タイミング管理部
331 ON/OFF制御部

Claims (7)

  1. 無線通信可能なエリア内に存在する少なくとも一つの無線端末と無線信号を送受信するとともに通信網に接続された上位の装置を介して情報を送受信する無線基地局であって、
    無線信号を送信する送信機と、無線信号を受信する受信機と、
    前記送信機および受信機の起動タイミングに関する情報を管理するとともに前記少なくとも一つの無線端末に対して、前記送信機および受信機の起動タイミングに関する情報を通知するタイミング管理部と、
    前記送信機および受信機の起動および停止の切り替え制御を行なう制御部とを有し、
    前記タイミング管理部が管理する前記送信機および受信機の起動タイミングに関する情報は、前記エリア内の無線端末の起動タイミングに関する情報であり、
    前記制御部は、前記エリア内の無線端末からの信号を事前に設定した一定時間受信しない場合、動作モードを通常モードからスリープモードへ切り替え、前記タイミング管理部で管理されている前記エリア内の無線端末の起動タイミングに関する情報に基づいて、前記エリア内の少なくとも一つの無線端末が起動するタイミングに合わせて前記送信機および受信機の起動および停止を制御し、
    また、前記制御部は、前記通信網を介して前記上位の装置より、自無線基地局に以前接続されていた無線端末が、他の無線基地局に位置登録されたという情報を受信すると、前記無線端末が自無線基地局に接続されていたときよりも長い周期で、かつ前記タイミング管理部で管理されている前記無線端末の起動タイミングに関する情報に基づいて、前記無線端末が起動するタイミングに合わせて、前記送信機の起動および停止を制御するロングスリープモードに切り替えることで、
    無線端末の状況を判断して省電力モードの切り替えを行うことを特徴とする無線基地局。
  2. 前記スリープモードにおいては、前記制御部は、前記エリア内の無線端末の起動タイミングに関する情報に基づいて、前記送信機を起動して無線信号を送信し、前記エリア内の無線端末の起動タイミング以外の時間は、前記送信機を停止するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の無線基地局。
  3. 前記スリープモードにおいては、前記制御部は、起動については前記送信機の起動タイミングに合わせて前記受信機を起動し、停止については前記送信機を停止した後、予め定められた一定時間経過後に、タイミングをずらして前記受信機を停止することを特徴とする請求項2に記載の無線基地局。
  4. 無線端末と無線信号を送受信するとともに通信網に接続された上位の装置を介して情報を送受信する無線基地局であって、
    無線信号を送信する送信機と、無線信号を受信する受信機と、
    前記無線端末の起動タイミングに関する情報を管理するタイミング管理部と
    前記送信機および受信機の起動および停止の切り替え制御を行なう制御部とを有し、
    前記制御部は、前記通信網を介して前記上位の装置より、自無線基地局に以前接続されていた無線端末が、他の無線基地局に位置登録されたという情報を受信すると、前記無線端末が自無線基地局に接続されていたときよりも長い周期で、かつ前記タイミング管理部で管理されている前記無線端末の起動タイミングに関する情報に基づいて、前記無線端末が起動するタイミングに合わせて、前記送信機の起動および停止を制御することを特徴とする無線基地局。
  5. 前記制御部は、起動については前記送信機の起動タイミングに合わせて前記受信機を起動し、停止については前記送信機を停止した後、予め定められた一定時間経過後に、タイミングをずらして前記受信機を停止することを特徴とする請求項4に記載の無線基地局。
  6. 無線端末と無線信号を送受信する無線基地局と、該無線基地局が無線通信可能なエリア内に存在する少なくとも一つの無線端末と、通信網に接続された上位の装置とを有する無線通信システムであって、
    前記無線基地局は、
    無線信号を送信する送信機と、無線信号を受信する受信機と、
    前記送信機および受信機の起動タイミングに関する情報を管理するタイミング管理部と、
    前記送信機および受信機の起動および停止の切り替え制御を行なう制御部とを有し、
    前記タイミング管理部は、前記エリア内に存在する無線端末の起動タイミングに関する情報を管理し、
    前記制御部は、前記エリア内の無線端末からの信号を事前に設定した一定時間受信しない場合、動作モードを通常モードからスリープモードへ切り替え、前記タイミング管理部で管理されている前記エリア内の無線端末の起動タイミングに関する情報に基づいて、前記送信機および受信機を起動および停止するよう制御し、
    また、前記制御部は、前記通信網を介して前記上位の装置より、自無線基地局に以前接続されていた無線端末が、他の無線基地局に位置登録されたという情報を受信すると、前記無線端末が自無線基地局に接続されていたときよりも長い周期で、かつ前記タイミング管理部で管理されている前記無線端末の起動タイミングに関する情報に基づいて、前記無線端末が起動するタイミングに合わせて、前記送信機の起動および停止を制御するロングスリープモードに切り替えることで、
    無線端末の状況を判断して省電力モードの切り替えを行うことを特徴とする無線通信システム。
  7. 少なくとも一つのカバーエリアの狭い第一の無線基地局と、少なくとも一つのカバーエリアの広い第二の無線基地局と、前記第二の無線基地局を制御する基地局制御局と、少なくとも一つの無線端末とからなる無線通信システムであって、
    前記無線端末と無線信号を送受信する無線基地局と、を有する無線通信システムであって、
    前記第一の無線基地局は、
    無線信号を送信する送信機と、無線信号を受信する受信機と、
    前記送信機および受信機の起動および停止の切り替え制御を行なう制御部とを有し、
    前記基地局制御局は、前記第二の無線基地局から位置情報の更新要求を受け取った無線端末が、それ以前は前記第一の無線基地局に登録されていた無線端末であった場合には、前記第一の無線基地局に対し、該無線端末の位置情報が更新されたことを通知し、
    該通知を受け取ると、前記第一の無線基地局の制御部は、
    より長い周期でかつ前記無線端末の起動タイミングに同期したタイミングで、無線信号
    を送信するように前記第一の無線基地局の送信機を制御することを特徴とする無線通信シ
    ステム。
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