JP4791386B2 - 間欠受信装置 - Google Patents
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Description
図において、無線接続される基地局40の送信回路41と無線端末50の受信回路51は、それぞれ基準クロック42,52に応じて動作する。ここで、基地局40の基準クロック42の周波数をfh' 、無線端末50の基準クロック52の周波数をfh(=fh'−Δfh)とすると、受信回路51はAFC(自動周波数制御)回路を用いて基地局40の基準クロック42に対する自装置の周波数誤差Δfhを補正し、周波数同期をとって受信処理を行う。
図1は、本発明の間欠受信装置の第1の実施形態を示す。
図において、無線端末50は従来と同様の受信回路51、基準クロック52に加えて、本実施形態の間欠受信装置として、待受用クロック11、同期回路12および間欠受信制御回路13を備える。同期回路12は、基準クロック(周波数fh)52と受信回路51AFC回路から周波数誤差情報Δfhを入力し、基地局40の基準クロック42と待受用クロック11の同期をとり、間欠受信制御回路13で受信待受期間Tr のタイミング制御を行う構成である。
図2は、本発明の間欠受信装置の第2の実施形態を示す。
図において、本実施形態の間欠受信装置は、第1の実施形態の同期回路12および間欠受信制御回路13に代えて、同期回路14および間欠受信制御回路15を用いる構成である。同期回路12は、基準クロック(周波数fh)52を入力し、間欠受信制御回路15のカウンタは受信回路51のAFC回路から周波数誤差情報Δfhを入力し、基地局40の基準クロック42と待受用クロック11の周波数同期をとり、間欠受信制御回路15で受信待受期間Tr のタイミング制御を行う構成である。
fl' =fl" +Δfh/N
と表すことができる。したがって、送信間隔Tt(=a/fl')は、
Tt =a/(fl" +Δfh/N)
= [a/(1+Δfh/Nfl")]/fl"
と推定することができる。これは、送信間隔Tt がfl" をa'=a/(1+Δfh/Nfl")回カウントして得られることを示す。
図3は、本発明の間欠受信装置の第3の実施形態を示す。
図において、無線端末50は従来と同様の受信回路51、基準クロック52を備え、本実施形態の間欠受信装置として、受信回路51のシンボル同期(フレーム同期)回路で受信フレームからシンボル同期クロック(フレーム同期タイミング)fl" を抽出し、そのシンボル同期クロックfl" を入力する誤差検出回路16および間欠受信制御回路17を備える。誤差検出回路16は、待受用クロック11とシンボル同期クロックfl" の周波数同期をとり、間欠受信制御回路17で受信待受期間Tr のタイミング制御を行う構成である。
図4は、本発明の間欠受信装置の第4の実施形態を示す。
図において、無線端末50は従来と同様の受信回路51を備え、本実施形態の間欠受信装置として、受信回路51のシンボルタイミング検出回路で受信フレームからシンボルクロックfl' に同期したシンボルタイミングst' を抽出し、そのシンボルタイミングst' を入力する誤差検出回路18および間欠受信制御回路19を備える。誤差検出回路18は、待受用クロック11とシンボルクロックfl' の周波数誤差を検出し、間欠受信制御回路19で受信待受期間Tr のタイミング制御を行う構成である。
12,14 同期回路
13,15,17,19 間欠受信制御回路
16,18 誤差検出回路
40 基地局
41 送信回路
42 基準クロック
50 無線端末
51 受信回路
52 基準クロック
Claims (5)
- 送信側無線局の基準クロックをN分周したシンボルクロックの周期のa倍の送信間隔で前記送信側無線局から送信された信号を間欠受信する受信側無線局に備えられ、前記受信側無線局の基準クロックより低速の待受用クロックを用いて受信待受期間を設定し、前記受信待受期間に前記受信側無線局の受信回路および基準クロックをオフに制御する間欠受信制御回路を含む間欠受信装置において、
前記間欠受信した信号から、前記受信側無線局の基準クロックと前記送信側無線局の基準クロックの周波数誤差を検出するAFC回路と、
前記待受用クロック周波数を前記受信側無線局の基準クロック周波数の1/Nに同期させ、さらに同期した待受用クロック周波数に前記AFC回路が検出した周波数誤差の1/Nを付加し、前記送信側無線局の基準クロックに同期した待受用クロックを生成して保持する同期回路を備え、
前記間欠受信制御回路は、前記同期回路が保持する待受用クロックでカウントして前記送信側無線局の送信間隔を推定し、対応する受信待受期間を設定する構成である
ことを特徴とする間欠受信装置。 - 送信側無線局の基準クロックをN分周したシンボルクロックの周期のa倍の送信間隔で前記送信側無線局から送信された信号を間欠受信する受信側無線局に備えられ、前記受信側無線局の基準クロックより低速の待受用クロックを用いて受信待受期間を設定し、前記受信待受期間に前記受信側無線局の受信回路および基準クロックをオフに制御する間欠受信制御回路を含む間欠受信装置において、
前記間欠受信した信号から、前記受信側無線局の基準クロックと前記送信側無線局の基準クロックの周波数誤差を検出するAFC回路と、
前記待受用クロック周波数を前記受信側無線局の基準クロック周波数の1/Nに同期させた待受用クロックを生成して保持する同期回路を備え、
前記間欠受信制御回路は、前記AFC回路が検出した周波数誤差を入力し、前記待受用クロックのカウント数を前記周波数誤差に応じて調整し、調整したカウント数を前記同期回路が保持する待受用クロックでカウントして前記送信側無線局の送信間隔を推定し、対応する受信待受期間を設定する構成である
ことを特徴とする間欠受信装置。 - 送信側無線局の基準クロックをN分周したシンボルクロックの周期のa倍の送信間隔で前記送信側無線局から送信された信号を間欠受信する受信側無線局に備えられ、前記受信側無線局の基準クロックより低速の待受用クロックを用いて受信待受期間を設定し、前記受信待受期間に前記受信側無線局の受信回路および基準クロックをオフに制御する間欠受信制御回路を含む間欠受信装置において、
前記間欠受信した信号から、前記送信側無線局のシンボルクロックに同期したシンボル同期クロックを抽出するシンボル同期回路と、
前記シンボル同期クロックと前記待受用クロックの周波数誤差を検出し、検出した周波数誤差を補正して前記送信側無線局のシンボルクロックに同期した待受用クロックを出力する誤差検出回路を備え、
前記間欠受信制御回路は、前記送信側無線局のシンボルクロックに同期した待受用クロックでカウントして前記送信側無線局の送信間隔を推定し、対応する受信待受期間を設定する構成である
ことを特徴とする間欠受信装置。 - 送信側無線局の基準クロックをN分周したシンボルクロックの周期のa倍の送信間隔で前記送信側無線局から送信された信号を間欠受信する受信側無線局に備えられ、前記受信側無線局の基準クロックより低速の待受用クロックを用いて受信待受期間を設定し、前記受信待受期間に前記受信側無線局の受信回路および基準クロックをオフに制御する間欠受信制御回路を含む間欠受信装置において、
前記間欠受信した信号から、前記送信側無線局のシンボルクロックに同期したシンボル同期クロックを抽出するシンボル同期回路と、
前記シンボル同期クロックと前記待受用クロックの周波数誤差を検出する誤差検出回路を備え、
前記間欠受信制御回路は、前記誤差検出回路で検出された周波数誤差に応じて前記待受用クロックのカウント数を調整し、調整したカウント数を前記待受用クロックでカウントして前記送信側無線局の送信間隔を推定し、対応する受信待受期間を設定する構成である
ことを特徴とする間欠受信装置。 - 送信側無線局の基準クロックをN分周したシンボルクロックの周期のa倍の送信間隔で前記送信側無線局から送信された信号を間欠受信する受信側無線局に備えられ、前記受信側無線局の基準クロックより低速の待受用クロックを用いて受信待受期間を設定し、前記受信待受期間に前記受信側無線局の受信回路をオフに制御する間欠受信制御回路を含む間欠受信装置において、
前記間欠受信した信号から、前記送信側無線局のシンボルクロックに同期したシンボルタイミングを検出するシンボルタイミング検出回路と、
前記シンボルタイミングの期間で前記シンボルクロックと前記待受用クロックの周波数誤差を検出する誤差検出回路を備え、
前記間欠受信制御回路は、前記誤差検出回路で検出された周波数誤差に応じて前記待受用クロックのカウント数を調整し、調整したカウント数を前記待受用クロックでカウントして前記送信側無線局の送信間隔を推定し、対応する受信待受期間を設定する構成である
ことを特徴とする間欠受信装置。
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JP2007039444A JP4791386B2 (ja) | 2007-02-20 | 2007-02-20 | 間欠受信装置 |
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