JP2011223141A - 無線通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、省電力化が可能な無線基地局装置を備えた無線通信システムを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明による無線通信システムは、無線基地局装置101と、無線基地局装置101のサービスエリア301内において当該無線基地局装置101と無線通信を行う端末201と、端末201の位置情報を登録して管理する位置登録情報管理装置104と、無線基地局装置101および位置登録情報管理装置104の制御を行う上位装置103とを備える無線通信システムであって、無線基地局装置101は、位置登録情報管理装置104にて管理される端末201の位置情報に基づいて、無線基地局装置101と無線通信可能な端末201が存在しない場合は、無線基地局装置101から端末201への下りチャネル信号の送信を停止するスタンバイモードを実行することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線基地局装置を備える無線通信システムに関する。
従来の無線通信システムにおける無線基地局装置は、サービスエリアをカバーするために、常に端末向けの下りチャネル信号の送信を行っている。このようにすることによって、無線基地局装置のサービスエリア内に端末が移動してきても、端末の位置登録および通信中の端末の通信の維持が可能となる(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−145842号公報
従来の無線基地局装置では、無線基地局装置のサービスエリアが広く、当該サービスエリア内に通信可能な端末が存在しないという状態は想定されていなかった。従って、家庭や店舗、または通信不可能なごく限られたエリアなど、サービスエリア内に通信可能な端末が存在しない状態が想定される場所に、サービスエリアを狭くした無線基地局装置を設置する場合であっても、従来の無線基地局装置はサービスエリアに対して常に下りチャネル信号の送信処理を行うことになる。
また、隣接する無線基地局装置がカバーするサービスエリアから移動してくる端末の通信を維持するために(異なるサービスエリア間を移動する端末の通信を維持するために)、無線基地局装置は自身のサービスエリアに向けて常に下りチャネル信号の送信処理を行う必要があった。
このように、従来の無線基地局装置では、自身のサービスエリア内に存在する端末の有無に関わらず常に下りチャネル信号の送信処理を行っているため、常に電力を消費していた。
本発明は、これらの問題を解決するためになされたものであり、省電力化が可能な無線基地局装置を備えた無線通信システムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明による無線通信システムは、無線基地局装置と、無線基地局装置のセル内において当該無線基地局装置と無線通信を行う端末と、端末の位置情報を登録して管理する位置登録情報管理装置と、無線基地局装置および位置登録情報管理装置の制御を行う上位装置とを備える無線通信システムであって、無線基地局装置は、位置登録情報管理装置にて管理される端末の位置情報に基づいて、無線基地局装置と無線通信可能な端末が存在しない場合は、無線基地局装置から端末への下りチャネル信号の送信を停止するスタンバイモードを実行することを特徴とする。
本発明によると、無線基地局装置は、位置登録情報管理装置にて管理される端末の位置情報に基づいて、無線基地局装置と無線通信可能な端末が存在しない場合は、無線基地局装置から端末への下りチャネル信号の送信を停止するスタンバイモードを実行するため、省電力化が可能となる。
本発明の実施形態1による無線通信システムの概略図である。 本発明の実施形態1による無線基地局装置における動作モードの状態遷移を示すシーケンスを示す図である。 本発明の実施形態1による無線基地局装置における動作モードの状態遷移を示すシーケンスを示す図である。 本発明の実施形態1による無線基地局装置における動作モードの状態遷移を示すシーケンスを示す図である。 本発明の実施形態1による無線基地局装置における動作モードの状態遷移を示すシーケンスを示す図である。 本発明の実施形態2による無線通信システムの概略図である。 本発明の実施形態2による無線基地局装置における動作モードの状態遷移を示すシーケンスを示す図である。 本発明の実施形態2による無線基地局装置における動作モードの状態遷移を示すシーケンスを示す図である。 本発明の実施形態2による無線基地局装置における動作モードの状態遷移を示すシーケンスを示す図である。 本発明の実施形態3による無線通信システムの概略図である。 本発明の実施形態3による無線基地局装置における動作モードの状態遷移を示すシーケンスを示す図である。 本発明の実施形態3による無線基地局装置における動作モードの状態遷移を示すシーケンスを示す図である。 本発明の実施形態3による無線基地局装置における動作モードの状態遷移を示すシーケンスを示す図である。 本発明の実施形態3による無線基地局装置における動作モードの状態遷移を示すシーケンスを示す図である。
本発明の実施形態について、図面に基づいて以下に説明する。
〈実施形態1〉
図1は、本発明の実施形態1による無線通信システムの概略図である。図1に示すように、本実施形態1による無線通信システムは、無線基地局装置101,102と、無線基地局装置101,102のサービスエリア301,302(セル)内において無線基地局装置101,102と無線通信を行う端末201,202と、端末201,202の位置情報を登録して管理する位置登録情報管理装置104と、無線基地局装置101,102および位置登録情報管理装置104の制御を行う上位装置103とを備えている。
なお、端末201と端末202とは同一の端末であり、無線基地局装置101のサービスエリア301内に存在する端末を端末201とし、無線基地局装置102のサービスエリア302内に存在する端末を端末202とする。
まず、無線基地局装置102のサービスエリア302内に在圏している(通信可能な)端末202が無線基地局装置101のサービスエリア301に移動するときの、無線基地局装置101における動作モードの状態遷移について図2を用いて説明する。なお、図2において、無線基地局装置101は、自身がカバーするサービスエリア301内に通信可能な端末が存在していないため、下りチャネル信号の送信処理を停止したスタンバイモードの状態であるものとする。
図2に示すように、位置登録情報管理装置104には、端末202が無線基地局装置102のサービスエリア302内に在圏している旨の情報が登録して管理されている。端末202がサービスエリア302からサービスエリア301へ移動するのに伴い、上位装置103は位置登録情報管理装置104にその旨を通知する。
無線基地局装置101は、上位装置103から受信した情報に基づいて、動作モードをスタンバイモードから運用モード(無線基地局装置101から端末201への下りチャネル信号の送信処理を開始し、無線基地局装置101と端末201との間で無線通信を可能にする動作モード)に切り替える処理を行う。そして、端末202がサービスエリア301内に移動すると、位置登録情報管理装置104はサービスエリア301内の端末201として位置登録を行い、端末201が無線基地局装置101のサービスエリア301内に在圏している旨の情報に更新する。
このように、無線基地局装置101は、スタンバイモードにおいて、無線基地局装置101のサービスエリア301内に無線通信可能な端末201が存在する場合は、端末201との間で無線通信を行う運用モードに変更して実行する。従って、端末201がサービスエリア301内に移動してきたときには、無線基地局装置101は下りチャネル信号の送信処理を行っている状態であるため、端末201の位置登録が可能であり、端末201がサービスエリア301内に在圏している状態において通信が可能となる。
次に、無線基地局装置102のサービスエリア302内で通信状態にある(通信中の)端末202が無線基地局装置101のサービスエリア301に移動するときの、無線基地局装置101における動作モードの状態遷移について図2を用いて説明する。なお、ここでは、サービスエリア302内で通信中の端末202が、サービスエリア301内でも通信を維持する方法について説明する。
図2に示すように、位置登録情報管理装置104には、端末202が無線基地局装置102のサービスエリア302内に在圏している旨の情報が登録して管理されている。端末202がサービスエリア302からサービスエリア301に移動するのに伴い、上位装置103は位置登録情報管理装置104にその旨を通知する。
無線基地局装置101は、上位装置103から受信した情報に基づいて、動作モードをスタンバイモードから運用モードに切り替える処理を行う。そして、端末202がサービスエリア301内に移動すると、位置登録情報管理装置104はサービスエリア301内の端末201として位置登録を行い、端末201が無線基地局装置101のサービスエリア301内に在圏している旨の情報に更新する。
運用モードへの切り替え後、上位装置103は、サービスエリア302内の端末202との通信を維持しているため、無線基地局装置101に対して端末202との通信データの送信を開始する。
無線基地局装置101は、動作モードを運用モードに切り替えているため、上位装置103から送信された端末202の通信データを受信して処理することが可能となり、端末202がサービスエリア301に端末201として入ってきたタイミングに合わせて、端末201からの通信データに関する受信処理も可能となり端末の通信状態を維持することができる。
次に、無線基地局装置101のサービスエリア301内に在圏している端末201が無線基地局装置102のサービスエリア302に移動するときの、無線基地局装置101における動作モードの状態遷移について図3を用いて説明する。
図3に示すように、位置登録情報管理装置104には、端末201が無線基地局装置101のサービスエリア301内に在圏している旨の情報が登録して管理されている。端末201がサービスエリア301からサービスエリア302に移動すると、無線基地局装置101経由でその旨を検知した上位装置103は位置登録情報管理装置104にその旨を通知する。通知を受けた位置登録情報管理装置104は、端末201の位置情報を削除し、サービスエリア301内に通信可能な端末が存在しない場合にはその旨の情報を上位装置103に送信する。上位装置103は、サービスエリア301内に通信可能な端末が存在しないという情報を位置登録情報管理装置104から受信すると、無線基地局装置101に対してスタンバイモードへの動作モードの切り替えを指示する。指示を受けた無線基地局装置101は動作モードを運用モードからスタンバイモードに切り替える。このように、サービスエリア301内に端末201が存在しないときは無線基地局装置101の動作モードをスタンバイモードにすることによって、無線基地局装置101の省電力化が可能となる。
また、サービスエリア301内で通信中の端末201がサービスエリア302に移動した場合であっても、上記と同様の処理を行うことによって、通信状態を維持したまま移動することができるとともに、無線基地局装置101の省電力化が可能となる。
次に、無線基地局装置101のサービスエリア301内で在圏または通信状態にある端末201が電源をOFFしたときの、無線基地局装置101における動作モードの状態遷移について図4を用いて説明する。
図4に示すように、位置登録情報管理装置104には、端末201が無線基地局装置101のサービスエリア301内に在圏している旨の情報が登録して管理されている。サービスエリア301内で端末201が電源をOFFすると、無線基地局装置101経由でその旨を検知した上位装置103は位置登録情報管理装置104にその旨を通知する。通知を受けた位置登録情報管理装置104は、端末201の位置情報を削除し、サービスエリア301内に通信可能な端末が存在しない場合にはその旨の情報を上位装置103に送信する。上位装置103は、サービスエリア301内に通信可能な端末が存在しないという情報を位置登録情報管理装置104から受信すると、無線基地局装置101に対してスタンバイモードへの動作モードの切り替えを指示する。指示を受けた無線基地局装置101は動作モードを運用モードからスタンバイモードに切り替える。このように、無線基地局装置101をスタンバイモードにすることによって、無線基地局装置101の省電力化が可能となる。
次に、無線基地局装置101のサービスエリア301内で電源をOFFした状態の端末201の電源をONしたときの、無線基地局装置101における動作モードの状態遷移について図5を用いて説明する。
スタンバイモード中の無線基地局装置101のサービスエリア301では、無線基地局装置101が下りチャネル信号の送信処理を停止しているため、サービスエリア301にて電源をOFFした状態の端末201の電源をONしたとしても、位置登録や通信ができない状態となる(なお、他のサービスエリアからスタンバイモード中の無線基地局装置101のサービスエリア301への端末の移動については、前述の方法(図2参照)で位置登録や通信が可能となる)。このような状態を回避するために、無線基地局装置101は、スタンバイモードにおいて下りチャネル信号の間欠送信処理を行う。ここでいう間欠送信処理とは、スタンバイモードにおいて所定の周期で下りチャネル信号の送信処理を実行する処理のことである。
図5に示すように、無線基地局装置101は、スタンバイモードにおいて、下りチャネル信号を間欠的に端末201に送信する間欠送信処理を行っている。間欠送信処理の実行中に通信可能な端末201がサービスエリア301内に存在しない場合は、位置登録情報管理装置104に端末201の位置情報が登録されないため、無線基地局装置101は再度スタンバイモードで動作する。スタンバイモードで動作することによって、無線基地局装置101の省電力化が可能となる。
一方、間欠送信処理の実行中に通信可能な端末201がサービスエリア301内に存在する場合は、位置登録情報管理装置104に対して端末201の位置情報が登録される。位置情報の登録後、位置登録情報管理装置104は、上位装置103を介して無線基地局装置101に対して位置情報が登録された旨の情報(すなわち、上位装置103から無線基地局装置101に対して動作モードを運用モードに切り替える指示)を送信する。無線基地局装置101は、上位装置103から受信した情報に基づいて、スタンバイモードから運用モードに動作モードを切り替えて下りチャネル信号の送信処理を開始し、端末201との間で通信可能な状態とする。このように、無線基地局装置101は、位置登録情報管理装置104にて管理される端末201の位置情報に基づいて運用モードを実行する。
以上のことから、無線基地局装置101が、位置登録情報管理装置にて管理される端末201の位置情報に基づいて、無線基地局装置101と無線通信可能な端末201が存在しない場合は、無線基地局装置101から端末201への下りチャネル信号の送信を停止するスタンバイモードを実行することによって、無線基地局装置101の省電力化が可能となる。
なお、無線基地局装置101は、スタンバイモードのときに下りチャネル信号の送信処理を停止しているが、上位装置103から無線基地局装置101への前記下りチャネル信号に必要となる情報も停止してもよい。そのようにすることによって、上位装置103と無線基地局装置101とのトラヒックが低減され、上位装置103と接続された他の無線基地局装置との間における情報の授受のためにトラヒックを使用することができる。
〈実施形態2〉
図6は、本発明の実施形態2による無線通信システムの概略図である。実施形態1では、無線基地局装置101のサービスエリア301内に端末201が存在しない場合にのみ、無線基地局装置101の動作モードをスタンバイモードに切り替えたが、本実施形態2では、無線基地局装置101のサービスエリア301に在圏する端末201が通信していない状態であってもスタンバイモードに切り替えることを特徴としている。
また、図6に示すように、本実施形態2による無線通信システムは、端末201の通信状態を所定の期間監視し、無線通信基地局装置101と無線通信した端末201が存在するか否かを判断するモード判断装置105と、無線基地局装置101の動作モードの情報(モード情報)を管理するモード管理装置106とを備えることを特徴としている。その他の構成および動作は、実施形態1と同様であるため、ここでは説明を省略する。
なお、本実施形態2において、モード判断装置105は、無線基地局装置101の通信時に使用する個別チャネル(端末毎に通信時に割り当てられる基地局内部の情報)の使用状況を監視しているものとする。
まず、本実施形態2の無線基地局装置101における動作モードの状態遷移について図7を用いて説明する。
図7に示すように、モード判断装置105は、無線基地局装置101のサービスエリア301内に存在する端末201の通信状態を所定の期間監視し、無線基地局装置101を使用した(無線基地局装置101と無線通信した)端末201が存在するか否かを判断し、判断結果の情報を上位装置103に送信する。そして、モード判断装置105は、判断の結果、無線基地局装置101と無線通信した端末201が所定の期間に渡って存在しないと判断すると、その旨を上位装置103に送信する。上位装置103はモード判断装置105から受信した情報に基づいて、無線基地局装置101に対して動作モードをスタンバイモードに切り替える旨の指示をするとともに、モード管理装置106に対して無線基地局装置101がスタンバイモードであることを設定して管理させる。
このように、無線基地局装置101のサービスエリア301に存在する通信可能な端末201が通信を行っていない場合において、無線基地局装置101は動作モードをスタンバイモードにするため省電力化が可能となる。
次に、無線基地局装置101がスタンバイモードの場合において、無線基地局装置101のサービスエリア301外からサービスエリア301内に在圏する端末201に対して着信が発生した場合について図8を用いて説明する。
図8に示すように、端末201に着信が発生した場合において、上位装置103は、位置登録情報管理装置104に対して端末201の所在を問い合わせる。問い合わせを受けた位置登録情報管理装置104は、上位装置103に対して端末201の所在を通知する(ここでは、端末201が無線基地局101のサービスエリア301に在圏するものとする)。位置登録情報管理装置104から端末201の所在の通知を受けた上位装置103は、モード管理装置106に対して無線基地局装置101の動作モードを問い合わせる。問い合わせを受けたモード管理装置106は、無線基地局装置101のモード状態を通知する(ここでは、無線基地局装置101の動作モードはスタンバイモードであるとする)。モード管理装置106から無線基地局装置101の動作モードの通知を受けた上位装置103は、無線基地局装置101に対して動作モードを運用モードに切り替えるように指示するとともに、モード管理装置106に対して無線基地局装置101の動作モードが運用モードである旨を設定して管理させる。動作モードを運用モードに切り替えた無線基地局装置101は、自身のサービスエリア301に在圏する端末201に対して着信処理を行うことによって、端末201との通信が可能となる。すなわち、無線基地局装置101は、スタンバイモードにおいて、端末201に対して無線基地局装置201のサービスエリア301(セル)外から着信が発生した場合は、端末201との間で無線通信を行う運用モードに変更して実行する。
次に、無線基地局装置101のサービスエリア301内に在圏する端末201が発信する場合について図9を用いて説明する。
図9に示すように、無線基地局装置101は、スタンバイモードにおいて、下りチャネル信号を間欠的に端末201に送信する間欠送信処理を行っているため、端末201からの発信要求信号を受信することが可能である。端末201から発信要求信号を受信した無線基地局装置101は、その旨を上位装置103に通知する。通知を受けた上位装置103は、無線基地局装置101に対して動作モードを運用モードに切り替えるよう指示するとともに、モード管理装置106に対して無線基地局装置101の動作モードが運用モードである旨を設定(更新)して管理させる。無線基地局装置101は、動作モードを運用モードにすることによって、端末201からの発信処理を行うことによって、端末201との通信が可能となる。すなわち、無線基地局装置101は、スタンバイモードにおいて、端末201から発信要求信号を受信した場合は、端末201との間で無線通信を行う運用モードに変更して実行する。
以上のことから、無線基地局装置101のサービスエリア301に在圏する端末201が通信していない状態であってもスタンバイモードに切り替えるため、実施形態1よりも無線基地局装置101のさらなる省電力化が可能となる。
〈実施形態3〉
図10は、本発明の実施形態3による無線通信システムの概略図である。本実施形態3では、無線基地局装置101および端末201のみを用いて無線基地局装置101の省電力化を行うことを特徴としている。
図10に示すように、本実施形態3による無線通信システムは、通信装置111(第1の通信装置)を有する無線基地局装置101と、無線基地局装置101のサービスエリア301(セル)内において無線基地局装置101の通信装置111と無線通信を行う通信装置211(第2の通信装置)を有する端末201とを備えている。
なお、端末201と端末202、通信装置211と通信装置212とはそれぞれ同一であり、無線基地局装置101のサービスエリア301内に存在する端末および通信装置をそれぞれ端末201および通信装置211とし、サービスエリア301外に存在する端末および通信装置をそれぞれ端末202通信装置212とする。また、通信装置111,211は、例えば、無線LAN(Local Area Network)やBluetooth(登録商標)を用いてもよい。
まず、無線基地局装置101のサービスエリア301外に在圏している端末202が、サービスエリア301内に移動するときの、無線基地局装置101における動作モードの状態遷移について図11を用いて説明する。
図11に示すように、無線基地局装置101はスタンバイモードであるとする。端末202が端末201としてサービスエリア301内に移動すると、端末201の通信装置211が無線基地局装置101の通信装置111に対して、端末201がサービスエリア301内に移動してきた旨の信号を送信する。通信装置211からの信号を受信した通信装置111は、無線基地局装置101に対して動作モードを切り替える旨の指示をする。指示を受けた無線基地局装置101は、動作モードをスタンバイモードから運用モードに切り替える。無線基地局装置101が動作モードを運用モードに切り替えることによって、サービスエリア301に移動してきた端末201は通信が可能となる。
次に、無線基地局装置101のサービスエリア301内に在圏する端末201が、サービスエリア301外に移動するときの、無線基地局装置101における動作モードの状態遷移について図12を用いて説明する。
図11に示すように、端末201の通信装置211は、無線基地局装置101の通信装置111に対して信号を送信しており、通信装置111は信号を受信することによって端末201(通信可能な端末)がサービスエリア301内に存在しているか否かの判断を行っている。端末201がサービスエリア301外に移動する場合において、通信装置111がービスエリア301内に通信可能な端末は存在しない(すなわち、サービスエリア301内に端末201を含む通信可能な端末が存在しない)と判断すると、無線基地局装置101に対して動作モードの切り替えの指示を行う。指示を受けた無線基地局装置101は、無線基地局装置101から端末201への下りチャネル信号の送信を停止するスタンバイモードに切り替える。スタンバイモードとすることによって、無線基地局装置101は省電力化が可能となる。
次に、無線基地局装置101のサービスエリア301内に在圏する端末201が電源をOFFしたときの、無線基地局装置101における動作モードの状態遷移について図13を用いて説明する。
図13に示すように、サービスエリア301に在圏する端末201が電源をOFFする際、端末201の通信装置211は無線基地局装置101の通信装置111に対して電源をOFFする旨を通知する。通知を受けた通信装置111は、サービスエリア301内に端末201以外の通信可能な端末が存在しないと判断する(すなわち、端末201を含む通信可能な端末がサービスエリア301内に存在しないと判断する)と、無線基地局装置101に対して動作モードの切り替えを指示する。指示を受けた無線基地局装置101は、動作モードを運用モードからスタンバイモードに切り替える。スタンバイモードとすることによって、無線基地局装置101は省電力化が可能となる。
次に、無線基地局装置101がスタンバイモードであって、サービスエリア301内で電源をOFFした状態の端末201の電源をONしたときの、無線基地局装置101における動作モードの状態遷移について図14を用いて説明する。
図14に示すように、無線基地局装置101のサービスエリア301内で端末201が電源をONすると、通信装置211から通信装置111に対して端末201の電源がONした旨が通知される。通知を受けた通信装置111は、無線基地局装置101に対して動作モードの切り替えを指示する。指示を受けた無線基地局装置101は、動作モードをスタンバイモードから運用モードに切り替える。すなわち、無線基地局装置101は、スタンバイモードにおいて、通信装置111が、通信装置211から通信装置111に送信される信号に基づいて無線基地局装置101のサービスエリア301内に通信可能な端末201が存在すると判断した場合は、端末201と無線通信を行う運用モードに変更して実行する。無線基地局装置101の動作モードを運用モードにすることによって、端末201は通信可能な状態となる。
以上のことから、無線基地局装置101および端末201のみを用いて無線基地局装置101の省電力化を行うことが可能となる。
101 無線基地局装置、102 無線基地局装置、103 上位装置、104 位置登録情報管理装置、105 モード判断装置、106 モード管理装置、111 通信装置、201 端末、202 端末、211 通信装置、212 通信装置、301 サービスエリア、302 サービスエリア。

Claims (11)

  1. 無線基地局装置と、
    前記無線基地局装置のセル内において当該無線基地局装置と無線通信を行う端末と、
    前記端末の位置情報を登録して管理する位置登録情報管理装置と、
    前記無線基地局装置および前記位置登録情報管理装置の制御を行う上位装置と、
    を備える無線通信システムであって、
    前記無線基地局装置は、前記位置登録情報管理装置にて管理される前記端末の位置情報に基づいて、前記無線基地局装置と無線通信可能な前記端末が存在しない場合は、前記無線基地局装置から前記端末への下りチャネル信号の送信を停止するスタンバイモードを実行することを特徴とする、無線通信システム。
  2. 前記無線基地局装置は、前記スタンバイモードにおいて、前記下りチャネル信号を間欠的に前記端末に送信する間欠送信処理を行うことを特徴とする、請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記無線基地局装置は、前記スタンバイモードにおいて、前記無線基地局装置のセル内に無線通信可能な前記端末が存在する場合は、前記端末との間で無線通信を行う運用モードに変更して実行することを特徴とする、請求項1または2に記載の無線通信システム。
  4. 前記無線基地局装置は、前記位置登録情報管理装置にて管理される前記端末の位置情報に基づいて運用モードを実行することを特徴とする、請求項3に記載の無線通信システム。
  5. 無線基地局装置と、
    前記無線基地局装置のセル内において当該無線基地局装置と無線通信を行う端末と、
    前記端末の通信状態を所定の期間監視し、前記無線基地局装置と無線通信した前記端末が存在するか否かを判断するモード判断装置と、
    前記無線基地局装置のモード情報を管理するモード管理装置と、
    前記無線基地局装置および前記モード管理装置の制御を行う上位装置と、
    を備える無線通信システムであって、
    前記無線基地局装置は、前記モード判断装置の判断結果に基づいて、前記無線基地局装置と無線通信した前記端末が存在しない場合は、前記無線基地局装置から前記端末への下りチャネル信号の送信を停止するスタンバイモードを実行し、
    前記モード管理装置は、前記モード情報を前記スタンバイモードとして管理することを特徴とする、無線通信システム。
  6. 前記端末の位置情報を登録して管理する位置登録情報管理装置をさらに備え、
    前記位置登録情報管理装置は、前記上位装置からの問い合わせに対して前記端末の位置情報を通知することを特徴とする、請求項5に記載の無線通信システム。
  7. 前記無線基地局装置は、前記スタンバイモードにおいて、前記下りチャネル信号を間欠的に前記端末に送信する間欠送信処理を行うことを特徴とする、請求項5または6に記載の無線通信システム。
  8. 前記無線基地局装置は、前記スタンバイモードにおいて、前記端末に対して前記無線基地局装置のセル外から着信が発生した場合は、前記端末との間で無線通信を行う運用モードに変更して実行することを特徴とする、請求項5または6に記載の無線通信システム。
  9. 前記無線基地局装置は、前記スタンバイモードにおいて、前記端末から発信要求信号を受信した場合は、前記端末との間で無線通信を行う運用モードに変更して実行することを特徴とする、請求項7に記載の無線通信システム。
  10. 第1の通信装置を有する無線基地局装置と、
    前記無線基地局装置のセル内において前記無線基地局装置の前記第1の通信装置と無線通信を行う第2の通信装置を有する端末と、
    を備える無線通信システムであって、
    前記第1の通信装置は、前記第2の通信装置から前記第1の通信装置に送信される信号に基づいて、前記無線基地局装置のセル内に前記端末を含む通信可能な端末が存在するか否かを判断し、
    前記無線基地局装置は、当該無線基地局装置のセル内に前記端末を含む通信可能な端末が存在しない場合は、前記無線基地局装置から前記端末への下りチャネル信号の送信を停止するスタンバイモードを実行することを特徴とする、無線通信システム。
  11. 前記無線基地局装置は、前記スタンバイモードにおいて、前記第1の通信装置が、前記第2の通信装置から前記第1の通信装置に送信される信号に基づいて前記無線基地局装置のセル内に通信可能な前記端末が存在すると判断した場合は、前記端末と無線通信を行う運用モードに変更して実行することを特徴とする、請求項10に記載の無線通信システム。
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