JP5403063B2 - 基地局装置、通信システムおよび通信システムの制御方法 - Google Patents

基地局装置、通信システムおよび通信システムの制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、基地局装置、通信システムおよび通信システムの制御方法に関する。
近年、セルラー網やWiMAX(IEEE802.16)のように広域をカバーする無線通信システムの開発が進められている。このような無線通信システムの基地局(マクロ基地局)の無線通信エリアとともに、例えば、マクロ基地局より狭い無線通信エリアであるファムトセル(Femto Cell)を設けるシステムが開発されている。フェムトセルシステムは、マクロ基地局だけを設置した場合に生じる電波不感エリアを解消することや、より無線通信エリアを拡大するためのシステムである。フェムトセルシステムにおいては、加入者宅やビル等の建物内に小型のフェムト基地局を設置する。
フェムト基地局と無線端末との通信による電磁波が周辺に与える干渉を低減するために、フェムト基地局が、一時的に無線信号を送信しない休止期間を設ける技術が知られている(例えば、非特許文献1)
P802.16m/D2 October 2009
このように、電磁波が周辺に与える影響を少なくするため、休止期間を設ける基地局においては、休止期間内は無線端末と基地局との通信が行なわれない。このため、無線端末から基地局への信号の送信が遅延する。これにより、通信品質の劣化が生じる場合がある。一方、休止期間が短い場合、無線端末から基地局への信号の送信は遅延しないが、電磁波が周辺に与える影響は大きくなる。
基地局装置、通信システムおよび通信システムの制御方法は、適切な休止期間を設定することを目的とする。
例えば、無線端末と無線通信する基地局装置であって、前記基地局装置の圏内に存在する無線端末のモードを判断する判断部と、前記判断部の判断結果に基づき、前記無線端末と通信可能な期間と前記無線端末と通信不可能な期間とを交互に設ける第1モードを設定し、前記判断結果に基づき、前記通信不可能な期間の長さを設定する設定部と、を具備し、前記判断部が、前記圏内に前記基地局装置と接続され常時通信可能なノーマルモードの無線端末が存在すると判断した場合、前記設定部は、無線端末と常時通信可能な第2モードを設定し、前記判断部が、前記圏内に前記ノーマルモードの無線端末が存在しないと判断した場合、前記設定部は、前記第1モードを設定し、前記設定部が前記第1モードを設定している場合であって、前記判断部が、前記圏内に前記基地局装置と接続され間欠的に通信可能なスリープモードの無線端末が存在すると判断した場合、前記設定部は、前記通信不可能な期間を第1の長さに設定し、前記判断部が、前記圏内に前記スリープモードの無線端末が存在しないと判断した場合、前記設定部は、前記通信不可能な期間を前記第1の長さより長い第2の長さに設定する基地局装置を用いる。
例えば、無線端末と、前記無線端末と無線通信する基地局装置と、を具備し、前記基地局装置は、前記基地局装置の圏内に存在する無線端末のモードを判断する判断部と、前記判断部の判断結果に基づき、前記無線端末と通信可能な期間と前記無線端末と通信不可能な期間とを交互に設ける第1モードを設定し、前記判断結果に基づき、前記通信不可能な期間の長さを設定する設定部と、を備え、前記判断部が、前記圏内に前記基地局装置と接続され常時通信可能なノーマルモードの無線端末が存在すると判断した場合、前記設定部は、無線端末と常時通信可能な第2モードを設定し、前記判断部が、前記圏内に前記ノーマルモードの無線端末が存在しないと判断した場合、前記設定部は、前記第1モードを設定し、前記設定部が前記第1モードを設定している場合であって、前記判断部が、前記圏内に前記基地局装置と接続され間欠的に通信可能なスリープモードの無線端末が存在すると判断した場合、前記設定部は、前記通信不可能な期間を第1の長さに設定し、前記判断部が、前記圏内に前記スリープモードの無線端末が存在しないと判断した場合、前記設定部は、前記通信不可能な期間を前記第1の長さより長い第2の長さに設定する通信システムを用いる。
例えば、無線端末と、前記無線端末と無線通信する基地局装置と、を具備する通信システムの制御方法であって、前記基地局装置の圏内に存在する無線端末のモードを判断するステップと、前記判断結果に基づき、前記無線端末と通信可能な期間と前記無線端末と通信不可能な期間とを交互に設ける第1モードを設定するステップと、前記判断結果に基づき、前記通信不可能な期間の長さを設定するステップと、を含み、前記モードを判断するステップにおいて、前記圏内に前記基地局装置と接続され常時通信可能なノーマルモードの無線端末が存在すると判断した場合、無線端末と常時通信可能な第2モードを設定し、前記モードを判断するステップにおいて、前記圏内に前記ノーマルモードの無線端末が存在しないと判断した場合、前記第1モードを設定し、前記第1モードが設定されている場合であって、前記モードを判断するステップにおいて、前記圏内に前記基地局装置と接続され間欠的に通信可能なスリープモードの無線端末が存在すると判断した場合、前記通信不可能な期間を第1の長さに設定し、前記モードを判断するステップにおいて、前記圏内に前記スリープモードの無線端末が存在しないと判断した場合、前記通信不可能な期間を前記第1の長さより長い第2の長さに設定する通信システムの制御方法を用いる。
本基地局装置、通信システムおよび通信システムの制御方法によれば、適切な休止期間を設定することができる。
図1は、実施例1に係る通信システムを含むシステムのブロック図である。 図2(a)および図2(b)は、第1モードにおける基地局装置20の無線端末10への送信信号のレベルのタイムチャートである。 図3(a)および図3(b)は、それぞれ基地局装置20および無線端末10のブロック図である。 図4は、基地局装置20が第1モードに設定されているときの通信システムのブロック図である。 図5は、基地局装置20の処理を示すフローチャートである。 図6は、実施例2に係る通信システムの模式図である。 図7は、管理テーブルの一例を示す図である。 図8は、実施例3に係るシステムの模式図である。 図9は、実施例3に係る通信システムのシーケンス図である。 図10は、実施例4に係る通信システムの模式図である。 図11は、実施例4に係る通信システムのシーケンス図である。 図12は実施例5に係る通信システムの模式図である。 図13は、実施例5に係る通信システムのシーケンス図である。 図14は、実施例5に係る通信システムの別のシーケンス図である。 図15は、実施例6に係る通信システムの模式図である。 図16は、実施例6に係る通信システムのシーケンス図である。 図17は、実施例6に係る通信システムの別のシーケンス図である。 図18は、実施例7に係る通信システムの模式図である。 図19は、実施例7に係る通信システムのシーケンス図である。 図20は、実施例8に係る基地局装置20の機能ブロック図である。 図21は、実施例8に係る無線端末10の機能ブロック図である。 図22は、実施例8の基地局装置20の処理を示すフローチャート(その1)である。 図23は、実施例8の基地局装置20の処理を示すフローチャート(その2)である。 図24は、実施例8の無線端末の処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照に実施例を説明する。
図1は、実施例1に係る通信システムを含むシステムのブロック図である。図1のように、基地局装置30のセルC0内に基地局装置20が配置されている。基地局装置30は、例えばマクロ基地局であり、基地局装置20は、例えばフェムト基地局である。無線端末10は、セルC0内で基地局装置30と通信R0を行なうことがきる。また、無線端末10は、基地局装置20のセルC1内で基地局装置20と通信R1を行なうことができる。基地局装置20は、ネットワークN1を介しネットワークN0に接続されている。基地局装置30は、ネットワークN0と接続されている。ネットワークN0には管理装置40が接続されている。また、ネットワークN0には、他のネットワーク等を介し、例えば無線端末が接続されている。または、例えばアプリケーションサーバが接続されている。ネットワークN1は、例えばインターネットワークであり、ネットワークN0は、例えば通信システムのキャリアのネットワークである。
実施例1では、基地局装置20には、第1モードと第2モードとの2つのモードを設定することができる。第1モードは、無線端末10が一時的に休止期間を設けるモードであり、例えば、低位動作モード(Low-duty Operation Mode)である。第1モードでは、無線端末10と通信可能な第1期間と無線端末と通信不可能な休止期間(以下、第2期間ともいう)とが交互に設けられる。第2モードは、基地局装置20が無線端末10と常時通信可能なモードである。すなわち、無線端末10はいつでも基地局装置20と通信することができる。
図2(a)および図2(b)は、第1モードにおける基地局装置20の無線端末10への送信信号のレベルのタイムチャートである。図2(a)のように、第1期間AIと第2期間UIとが交互に設定されている。第1期間AIは、例えば、送信信号レベルのある通信可能期間である。第1期間AIにおいては、基地局装置20は無線端末10に信号を送信可能である。基地局装置20は無線端末10からの信号も受信可能である。第2期間UIは、例えば送信信号レベルのない通信不可期間である。第2期間UIにおいては、基地局装置20は無線端末10に信号を送信しない。よって、基地局装置20は、無線端末10に制御情報も送信しないことから、無線端末10は基地局装置20と通信することができない。実施例1においては、第2期間UIの長さを変化させることができる。例えば、図2(b)のように、第2期間UIを長くすることができる。第1期間AIは、基地局装置20と無線端末10との間で制御信号を通信できる程度の長さであり、例えば数100ミリ秒から数秒である。第2期間UIは例えば数秒から数10秒である。
無線端末10のモードには、例えばノーマルモード、スリープモードおよびアイドルモードがある。ノーマルモードの無線端末10は、基地局装置20と接続が確立され、常時通信可能である。スリープモードの無線端末10は、基地局装置20と接続が確立されているものの間欠的に通信可能である。つまり、スリープモードでは、基地局装置20と通信可能な期間と通信不可能な期間がある。アイドルモードの無線端末10は、基地局装置20と接続されておらず、待機状態である。
図3(a)および図3(b)は、それぞれ基地局装置20および無線端末10のブロック図である。図3(a)のように、基地局装置20は、送信部22、受信部24、判断部26、設定部27および送受信部28を備えている。送信部22は、無線端末10に信号を送信する。受信部24は、無線端末10から信号を受信する。判断部26は、基地局装置20の圏内(セルC1内)の無線端末10のモードを判断する。設定部27は、判断部26の判断結果に基づき第1モードおよび第2モードを設定する。また、第1モードにおいては、設定部27の判断結果に基づき第2期間の長さを設定する。送受信部28は、ネットワークN1を介し管理装置40に信号を送受信する。
図3(b)のように、無線端末10は、受信部12、送信部14および管理部16を備えている。受信部12は、基地局装置20から信号を受信する。送信部14は、基地局装置20に信号を送信する。管理部16は、受信部12、送信部14およびアプリケーションを管理する。
図4は、基地局装置20が第1モードに設定されているときの通信システムのブロック図である。基地局装置20は第1モードであるため、基地局装置20と無線端末10とは、間欠的に通信R11可能となる。基地局装置20の判断部26は、圏内(セルC1内)の無線端末の有無およびモードをモニタリングM1している。その他の構成は図1と同じであり説明を省略する。
図5は、基地局装置20の処理を示すフローチャートである。判断部26は、圏内にノーマルモードの無線端末10が存在するか判断する(ステップS10)。Yesの場合、設定部27は、無線端末10と常時通信可能な第2モードを設定する(ステップS14)。その後、終了する。Noの場合、設定部27は、無線端末10と通信可能な第1期間AIと無線端末10と通信不可能な第2期間UIとを交互に設ける第1モードに設定する(ステップS12)。第1モードにおいては、判断部26は、圏内にスリープモードまたはアイドルモードの無線端末10が存在するか判断する(ステップS16)。Yesの場合、設定部27は、第2期間UIを短く設定する(ステップS18)。ステップS16においてNoの場合、設定部27は、第2期間UIを長く設定する(ステップS20)。その後、終了する。また、圏内のノーマルモードの無線端末10が存在し基地局装置20が第2モードに設定されている。この状態で、判断部26が、圏内のノーマルモードの無線端末10がスリープモードまたはアイドルモードに変化したと判断し、かつ圏内にノーマルモードの無線端末10が存在しないと判断した場合、設定部27は、第1モードを設定し、第2期間を短く設定することもできる。
圏内にスリープモードまたはアイドルモードの無線端末10が存在する場合、無線端末10から基地局装置20への通信を要求する可能性がある。例えば、無線端末10がスリープモードの場合、無線端末10は基地局装置20とネゴシエーションした所定のパターンに従い、基地局装置20と間欠的にデータおよび制御メッセージの送受信を行なっている。この間欠的な送受信は、第1期間AIの間に行なう。しかし、無線端末10から送信されるデータが継続して発生するアプリケーションが開始された場合、無線端末10はスリープモードからノーマルモードへの復帰を要求する。つまり、無線端末10は基地局装置20と常時通信可能とすることを要求し、基地局装置20を第2モードに設定することを要求する。しかし、第2期間UIが長い場合、スリープモードからノーマルモードへの復帰が遅れてしまう。第2期間UIにおいては、無線端末10は基地局装置20と通信できないためである。
また、例えば、無線端末10がアイドルモードの場合、無線端末10は、間欠的に基地局装置20から信号を受信する。しかし、無線端末10の位置更新要求は、無線端末10がセルをグループ化した位置登録範囲を跨ぐ移動を行った場合に、基地局装置20に送信する。アイドルモードの無線端末10がノーマルモードへの復帰を要求した場合、第2期間UIが長いと、アイドルモードからノーマルモードへの復帰が遅れてしまう。
実施例1においては、判断部26が圏内の無線端末のモードを判断する。設定部27は、判断部26のモードの判定結果に基づき、第2期間UIの長さを設定する。これにより、第1モードにおける第2期間UIの長さを適切に設定することができる。
また、図5のステップS10からS14のように、設定部27は、圏内にノーマルモードの無線端末10が存在する場合第2モードに、圏内にノーマルモードの無線端末10が存在しない場合第1モードに設定する。これにより、圏内にノーマルモードの無線端末10が存在しない場合、第2期間を設けることができ、周辺との電磁波の干渉を抑制することができる。例えば、基地局装置20と基地局装置30の使用周波数が同じで有る場合、基地局装置20の電波が基地局装置30と無線端末10との通信に干渉することを抑制できる。
さらに、図5のステップS16からS20のように、第1モードが設定されている場合に、判断部26が、圏内スリープモードの無線端末が存在すると判断した場合、設定部27は、第2期間UIを短く(例えば第1の長さに)設定する。一方、判断部26が、圏内にスリープモードの無線端末が存在しないと判断した場合、設定部27は、第2期間UIを長く(例えば、第1の長さより長い第2の長さに)設定する。以下、第2期間UIを短く設定した場合の第2期間UIの長さを第1の長さ、第2期間UIの長さを長く設定した場合の第2期間UIの長さを第2の長さとしてもよい。
また、第1モードが設定されている場合に、判断部26が、圏内にアイドルモードの無線端末10が存在すると判断した場合、設定部27は、第2期間UIを短く設定する。判断部26が、圏内にアイドルモードの無線端末が存在しないと判断した場合、設定部27は、第2期間UIを長く設定する。
これにより、スリープモードまたはアイドルモードからノーマルモードへの復帰を早く行なうことができる。一方、圏内にスリープモードまたはアイドルモードの無線端末がない場合、第2期間UIを長くすることにより、第1期間AIの頻度を小さくできる。これにより、電磁波の周辺への干渉を抑制することができる。
なお、設定部27は、第2期間UIの長さを2段階で切り換えてもよいし、多段回で切り換えてもよい。また、設定部27は、第2期間UIの長さを連続的に変化させてもよい。
実施例2は、スリープモードの無線端末が基地局装置の圏内に存在する場合の例である。図6は、実施例2に係る通信システムの模式図である。無線端末10は、基地局装置20に接続中であり、基地局装置20を介し、ネットワークN0に接続された通信相手端末50との間で、サービスフローSF1に関するデータの送受信を行っている。基地局装置20は、接続中の無線端末10につきサービスフローSF1に基づき管理テーブルを作成する。基地局装置20は、管理テーブルに基づき、接続中の各無線端末10の状態を管理する。その他の構成は実施例1の図4と同じであり説明を省略する。
図7は、管理テーブルの一例を示す図である。無線端末毎にモードが記憶されている。図7では、無線端末MS1がスリープモードにある。実施例2によれば、基地局装置20の判断部26は、サービスフローSF1の内容に基づき、圏内の各無線端末とその状態を対応させた管理テーブルを作成する。これにより、判断部26は、簡単に無線端末10の状態を検出することができる。
実施例3は、アイドルモードの無線端末が基地局装置の圏内に存在する場合の例である。例えばIEEE802.16等で規定される無線端末においては、無線端末10が通信を行っていない場合の待ち受け状態として、アイドルモードの無線端末がある。アイドルモードの無線端末10は、グループ化された複数の基地局であるページンググループのエリア内に位置しているかを管理装置40に登録する。管理装置40は、例えば、ページングコントローラである。管理装置40は、アイドルモードの無線端末10につきページンググループ単位で位置を把握している。このため、アイドルモードの無線端末10があるページンググループ内に位置していることは把握できるが、基地局装置20または基地局装置30の圏内に存在するかは把握できない。
アイドルモードの無線端末10は、ページンググループ間を移動する場合、管理装置40に対し位置更新を行なう。さらに、アイドルモードの無線端末10が同一のページンググループに留まっている場合も、周期的に位置更新を行なう。図8は、実施例3に係るシステムの模式図である。例えば、図8のように、アイドルモードの無線端末10は、基地局装置20に属するエリアを更新するための位置更新要求LU11を送信する。基地局装置20は、ネットワークN1を介し管理装置40に位置更新要求LU12を送信する。その他の構成は実施例1の図4と同じであり説明を省略する。これにより、管理装置40は、周期的にアイドルモードの無線端末のページンググループ内での位置を把握することができる。
図9は、実施例3に係る通信システムのシーケンス図である。無線端末10において、周期的に位置更新を行なうタイマが満了する(ステップS22)。無線端末10は基地局装置20に自無線端末の識別子を含んだ位置更新要求LU11を送信する(ステップS24)。基地局装置20は、管理装置40に、無線端末の識別子と自基地局装置20の識別子を含んだ位置更新要求LU12を管理装置40に送信する(ステップS26)。管理装置40は、無線端末10の識別子および基地局装置20の識別子に基づき、無線端末10の位置するページンググループを、基地局装置20が属するページンググループに更新する(ステップS28)。また、管理装置40はステップS28において、位置更新タイマをリセットしてもよい。管理装置40は、位置更新タイマが満了するまで位置更新されないと無線端末10が存在しないと認識することもできる。
管理装置40は、基地局装置20に位置更新の完了を報告する(ステップS30)。基地局装置20の判断部26は、第1モードの場合、第2期間UIを短く設定する(ステップS36)。基地局装置20は、位置更新監視タイマを開始する(ステップS38)。基地局装置20は、無線端末10に位置更新の完了を報告する(ステップS32)。無線端末10は、位置更新タイマをリセットする(ステップS34)。なお、ステップS36およびS38は、ステップS24の後に実行してもよい。
実施例3によれば、判断部26は、無線端末10からの位置更新要求を検出した場合、圏内にアイドルモードの無線端末10が存在すると判断することができる。これにより、判断部26は、簡単に圏内のアイドルモモードの無線端末の存在を判断することができる。また、無線端末10が位置更新タイマを用いることにより、無線端末10は周期的に位置の更新を要求することができる。
実施例3では、モードを示す情報として位置更新要求を例に説明したが、他の情報でもよい。すなわち、無線端末10の送信部14は、自無線端末のモードを示す情報(例えば位置更新要求)を基地局装置20に送信する。基地局装置20は、モードを示す情報に基づき、基地局装置20を第1モードまたは第2モードのいずれかに設定する。また、基地局装置20が第1モードを設定した場合、基地局装置20は、モードを示す情報に基づき、第2期間UIの長さを設定することもできる。
実施例4は無線端末が別の基地局装置30を介し位置更新を行なう例である。図10は、実施例4に係る通信システムの模式図である。図10のように、無線端末10が基地局装置30の近くに移動する。無線端末10は、基地局装置30に位置更新要求LU21を送信する。基地局装置30はネットワークN0を介し管理装置40に位置更新要求LU22を送信する。その他の構成は実施例1の図1と同じであり説明を省略する。
図11は、実施例4に係る通信システムのシーケンス図である。無線端末10の位置更新タイマが満了する(ステップS22)。無線端末10は基地局装置30に自無線端末の識別子を含んだ位置更新要求LU21を送信する(ステップS40)。基地局装置30は、管理装置40に、無線端末の識別子と自基地局装置30の識別子を含んだ位置更新要求LU22を管理装置40に送信する(ステップS42)。管理装置40は、無線端末10の識別子および基地局装置30の識別子に基づき、無線端末10の位置するページンググループを、基地局装置30が属するページンググループに更新する(ステップS28)。
管理装置40は、基地局装置30に位置更新の完了を報告する(ステップS44)。基地局装置30は、無線端末10に位置更新の完了を報告する(ステップS46)。無線端末10は、位置更新タイマをリセットする(ステップS34)。基地局装置20において、位置更新監視タイマが満了する(ステップS48)。基地局装置20は、第2期間UIを長く設定する(ステップS50)。
実施例4によれば、図11のステップS48およびS50のように、判断部26は、図9のステップS38において位置更新監視タイマをリセットしてから、一定期間無線端末10からの位置更新要求を検出しない場合、圏内にアイドルモードの無線端末10が存在しない判断することができる。これにより、判断部26は、簡単に圏内にアイドルモードの無線端末が存在しないことを判断することができる。
実施例5は、管理装置40がページング要求を行なう例である。位置更新要求の送信を要求する送信要求として例えばページング広告メッシージを用いる例である。図12は実施例5に係る通信システムの模式図である。前述のように、管理装置40はページンググループ内の無線端末10を登録している。管理装置40は、無線端末10に着信が有った場合や、周期的に、ページンググループに含まれる基地局装置20および30にページング要求メッセージPQ0およびPQ1を送信する。基地局装置20および基地局装置30は自身の通信エリア内にページング広告メッセージPV0およびPV1をブロードキャストする。アイドルモードの無線端末10は基地局装置20または30からの信号を間欠的に受信しており、ページング広告メッセージPV0またはPV1を受信する。ページング広告メッセージには、無線端末を特定する識別子および実行すべきアクションを指定するアクションコードが含まれている。アクションコードには、例えば位置更新およびネットワークへの接続等がある。
図12において、無線端末10は基地局装置20から位置更新要求の報告を要求するページング広告メッセージを受信する。その後、実施例3と同様に、無線端末10は、管理装置40に位置更新要求を送信する。
図13は、実施例5に係る通信システムのシーケンス図である。管理装置40は、基地局装置30および20にページング要求メッセージPQ0およびPQ1を送信する(ステップS52およびS56)。基地局装置30および20は、それぞれ通信エリア内にページング広告メッセージPV0およびPV1を送信する(ステップS54およびS58)。アイドルモードの無線端末10は、基地局装置20のセルC1内に属している。アイドルモードの無線端末10は、ページング広告メッセージを受信すると、属する基地局装置20にページング応答メッセージを送信する(ステップS60)。基地局装置20は、管理装置40にページング応答メッセージを送信する(ステップS62)。ページング応答メッセージは、例えば実施例3の位置更新要求LU11、LU12である。管理装置40は、無線端末10の位置更新を行なう(ステップS28)。基地局装置20は、無線端末10からページング応答メッセージを受信すると、第2期間UIを短く設定する(ステップS64)。基地局装置20は、位置更新監視タイマを開始する(ステップS66)。
図14は、実施例5に係る通信システムの別のシーケンス図である。ステップS52からステップS58は図13と同じであり説明を省略する。基地局装置20の判断部26は、ステップS58において、ページング広告メッセージをブロードキャストすると、ページング応答待ちタイマをリセットする(ステップS59)。アイドルモードの無線端末10は、基地局装置30のセルC0内に属している。アイドルモードの無線端末10は、ページング広告メッセージを受信すると、属する基地局装置30にページング応答メッセージを送信する(ステップS68)。基地局装置30は、管理装置40にページング応答メッセージを送信する(ステップS70)。基地局装置20は、ステップS59のページング応答待ちタイマのリセットから一定期間経過すると、ページング応答待ちタイマの満了を検出する(ステップS72)。ステップS59のページング基地局装置20の設定部27は、第2期間UIを長く設定する(ステップS74)。
実施例5によれば、基地局装置20の送信部22は、ステップS58のように、無線端末10に位置更新要求の送信を要求する送信要求(例えば、ページング応答メッセージ)を送信する。判断部26は、無線端末10からのページング応答メッセージ(例えば位置更新要求)を検出すると、圏内にアイドルモードの無線端末10が存在すると判断する。ステップS64のように、設定部27は、第2期間UIを短く設定する。また、判断部26は、図14のステップS72およびS74のように、一定期間位置更新要求を検出しない場合、圏内にアイドルモードの無線端末10が存在しないと判断し、設定部27は、第2期間UIを長く設定する。これにより、判断部26は、圏内のアイドルモードの無線端末の有無を簡単に判断することができる。
実施例6は、アイドルモードの無線端末にページングを行なう別の例である。図15は、実施例6に係る通信システムの模式図である。図15のように、基地局装置20は、実施例6の図12のように管理装置40からページング要求PQ1がない場合においても、独自にページング広告メッセージPV12をセルC1内にブロードキャストする。この独自のページング広告メッセージをここではダミーページングという。
図16は、実施例6に係る通信システムのシーケンス図である。基地局装置20は、ダミーのページング広告メッセージPV12をブロードキャストする(ステップS76)。判断部26は、ページング応答待ちタイマをリセットする(ステップS77)。アイドルモードの無線端末10が基地局装置20の圏内にない場合、無線端末10は無反応である。基地局装置20の判断部26は、ページング広告メッセージをブロードキャストして一定時間経過すると、ページング応答待ちタイマ満了とする(ステップS78)。判断部26は、圏内にアイドルモードの無線端末は存在しないと判断する。設定部27は、第2期間UIを長く設定する(ステップS80)。
図17は、実施例6に係る通信システムの別のシーケンス図である。基地局装置20は、ダミーのページング広告メッセージPV12をブロードキャストする(ステップS82)。アイドルモードの無線端末10は基地局装置20の圏内に存在する。無線端末10は基地局装置20にページング応答メッセージを送信する(ステップS84)。無線端末10は、位置更新タイマをリセットする(ステップS86)。ステップS26〜S30、S36、S38は図9と同じであり説明を省略する。
実施例6によれば、基地局装置20は、定期的または不定期に、独自にダミーページング広告をブロードキャストし、無線端末10が自身の圏内に存在するか確認することができる。また、例えば、基地局装置20の電源を投入した後、圏内のアイドルモードの無線端末10を確認するために、ダミーページングを行なうこともできる。
例えば、基地局装置20が、特定の無線端末10と通信可能で有る場合、基地局装置20は接続可能な無線端末10の識別子のリストを備えている。基地局装置20は、リストに含まれる無線端末10に限定してダミーページングを行なうことができる。この場合、管理装置40のページング要求に基づくページング広告と同様なため、同じ機能を用いダミーページングを行なうことができる。
例えば、基地局装置20は、特定の無線端末10に限らず不特定の無線端末と通信可能で有る場合もある。この場合、不特定多数の無線端末を意味する特殊な識別子を用い、全ての無線端末にダミーページングを行なうこともできる。
このように、送信部22は、接続を許可する所定の無線端末10に対し、送信要求(例えばページング広告メッセージ)を送信することができる。また、送信部22は、不特定多数の無線端末に対し、送信要求(例えばページング広告メッセージ)を送信することもできる。この場合、無線端末10の受信部12は、位置更新要求の送信を無線端末10に対して要求する送信要求を、基地局装置20から受信する。送信部14は、受信した送信要求が不特定の無線端末に対するものであるとき、位置更新要求を基地局装置20に送信することができる。
実施例7は、接続中の無線端末がハンドオーバした場合の例である。図18は、実施例7に係る通信システムの模式図である。図18のように、基地局装置20に接続中の無線端末10が基地局装置20のセルC1から遠ざかると、基地局装置20からの無線信号の受信レベルが基地局装置30からの無線信号レベルを下回る。無線端末10は、基地局装置20にハンドオーバ実行メッセージHO1を送信する。これにより、無線端末10は、基地局装置20に他の基地局装置へのハンドオーバ実行を通知する。無線端末10は、基地局装置30に接続要求メッセージRNG0を送信する。このとき、基地局装置30の判断部26は、圏内にノーマルモードの無線端末がなくなったと判断する。
図19は、実施例7に係る通信システムのシーケンス図である。基地局装置20の圏内にノーマルモードの無線端末10が存在するため、基地局装置20は第2モードに設定されている。ノーマルモードの無線端末10が、基地局装置20から遠ざかると、無線端末10は基地局装置20にハンドオーバ要求を行なう(ステップS90)。基地局装置20がハンドオーバを要求する場合は、ステップS90は送信されなくともよい。基地局装置20は、ハンドオーバ先となる基地局装置30との間で、制御メッセージを交換する(ステップS92)。これにより、無線端末10に関するコンテキスト情報の転送および接続要求の際使用する無線リソースの割り当てを行ってもよい。
基地局装置20は、無線端末10にハンドオーバ指示メッセージを送信する(ステップS94)。これにより、基地局装置20は、無線端末10に、ハンドオーバ実行許可、ハンドオーバ先の基地局およびハンドオーバに割り当てられた無線リソース等を通知する。無線端末10は、基地局装置20にハンドオーバ実行メッセージを送信する(ステップS96)。これにより、無線端末10はハンドオーバを開始する。基地局装置20は、ハンドオーバ実行メッセージを受信すると、切断タイマを開始する(ステップS100)。切断タイマは、無線端末10との送受信を切断するまでのタイマである。基地局装置20の設定部27は、ハンドオーバ実行メッセージを受信した場合に、第1モードとし、第2期間UIは短く設定してもよい(ステップS102)。
無線端末10は、接続先を基地局装置30に切り換え、基地局装置30からの無線信号を受信して、同期の確立および接続パラメータの取得を行なう(ステップS98)。無線端末10は、基地局装置30に接続要求を送信する(ステップS104)。このときステップS94で取得した無線リソースを用いてもよい。基地局装置30は、無線端末10に、接続応答を送信する(ステップS106)。これにより、基地局装置30は無線端末10に、接続可否、送信パワーおよび送信タイミングの調整パラメータ等を送信する。無線端末10と基地局装置30とは、さらに、認証および動作パラメータのネゴシエーション等、接続の初期設定を行なう(ステップS108)。基地局装置30と無線端末10との接続が完了すると、基地局装置30は、基地局装置20にハンドオーバの完了を通知する(ステップS110)。
基地局装置20は、ハンドオーバ完了を受信すると、ステップS100で開始した切断タイマを停止する(ステップS112)。これにより、基地局装置20は、無線端末10への無線リソースの割り当てを停止する。なお、ハンドオーバ等の失敗等の理由で、基地局装置20がステップS110のハンドオーバ完了を受信でない場合、切断タイマが満了すれば、無線端末10への無線リソースの割り当てを停止する。基地局装置20の判断部26は、圏内のノーマルモードの無線端末が存在しないと判断する。また、圏内にスリープモードまたはアイドルモードの無線端末10が存在しなければ、設定部27は、第2期間UIを長く設定する(ステップS114)。なお、ステップS102において、設定部27が、第2モードから第1モードに設定を変更している場合、設定部27は、第1モードのまま第2期間UIを長く設定する。一方、ステップS102において、設定部27が、第2モードから第1モードに設定を変更していない場合、設定部27は、第1モードに設定を変更し、かつ第2期間UIを長く設定する。
実施例7のように、判断部26が、圏内のノーマルモードの無線端末10が他の基地局にハンドオーバしたと判断した場合であり、かつ圏内に他のノーマルモードの無線端末がない場合、設定部27は、第1モードに設定する。また、圏内にスリープモードまたはアイドルモードの無線端末10が存在しなければ、設定部27は、第2期間UIを長く設定することができる。
実施例8は、実施例2から実施例7を含む例である。図20は、実施例8に係る基地局装置20の機能ブロック図である。図20のように、基地局装置20は、アンテナ99を備えている。アンテナ99は、無線端末と電波の送受信を行なう。アンテナ99には、送受信を行なうための無線インターフェース81が接続される。無線インターフェース81は、例えばWiMAXネットワークに用いられる基地局装置の場合、IEEE802.16標準に準拠し、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)やOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)による無線フレームの送信が行なわれる。実施例1の送信部22および受信部24は、例えば無線インターフェース81に対応する。
ネットワークインターフェース85は、ネットワークN1からDL(Down Link)パケット(無線端末10向けのパケット)を受信する。またUL(Up Link)パケット(無線通信キャリア網向けのパケット)を送信する。パケット識別/バッファ84は、無線端末10およびコネクション単位でパケットを識別し、識別したパケットをSDU(Service Data Unit)としてバッファに一時保管する。スケジューラ86は、バッファに保管されたパケットをチェックし、DLサブフレーム内のスロット割当てを行なう。つまり送信待ちのSDUに対し送信スロットの割当てを行なう。例えば、WiMAXの場合は、送信スロット割当ての結果として、MAP情報が作成される。PDU(Protocol Data Unit)生成部83は、送信スロットに割り当てられたSDUをPDUに変換する。これにより、MAC(Media Access Control)ヘッダやCRC(Cyclic Redundancy Check)コードが付与される。送信処理部82は、PDUの符号化、変調、無線フレームの生成を行なう。処理された無線信号は、無線インターフェース81からアンテナ99を介し無線端末に送信される。
無線インターフェース81で受信されたULの無線信号は、受信処理部87に入力する。受信処理部87は、無線信号に対し、受信フレームの抽出、復調、複合化を行なう。識別部88は、制御メッセージとユーザデータとの振り分けを行なう。SDU再生部89は、ユーザデータをPDUからSDUに変換する。これにより、PDUからデフラグメント、デパッキング、MACヘッダおよびCRCコードの除去を行なう。ネットワークインターフェース85は、SDUをネットワークN1に送信する。
端末管理部90は、無線端末10の接続または切断処理、接続中の無線端末およびその状態管理を行なう。また、端末管理部90は、ページング処理部91、スリープモード管理部92およびハンドオーバ処理部93を含む。ページング処理部91は、実施例5のように、ネットワークインターフェースを介して管理装置40(ページングコントローラ)から受信したページング要求メッセージに基づきページング広告メッセージを生成する。ページング処理部91は、ページング広告メッセージを無線インターフェース81を介しブロードキャストする。また、実施例6のように、ページング処理部91は、無線端末リストまたは不特定多数の無線端末を意味する識別子を用いダミーページングする。
スリープモード管理部92は、実施例2のように、無線端末10におけるスリープモードの開始および停止の制御、スリープモードなどのパラメータの管理およびスケジューラへの設定を行なう。例えば、スリープモード管理部92は、通信可能期間であるリスニングウインドおよび通信不可能期間であるスリープウインド等のパラメータの管理を行なう。ハンドオーバ処理部93は、実施例7のように、ハンドオーバ先候補となる基地局(例えば基地局装置30)とのネゴシエーションおよび無線端末1へのハンドオーバ指示およびハンドオーバ実行後の切り離しを行なう。
監視部94は、端末管理部90を監視し、ノーマルモードからスリープモードまたはアイドルモードへの遷移、ページングに対する応答の有無、ハンドオーバの実行および完了などのイベントを検出する。実施例1の判断部26は、例えば端末管理部90および監視部94である。
実施例1の設定部27は、例えば設定部97である。設定部27は、監視部94により検出された上記イベントをトリガとして、第1モードおよび第2モードの設定および第2期間の設定を行なう。
制御部98は、設定部97により設定されたモードおよび期間に基づいて無線インターフェース81からの信号の送受信がおこなわれるように、スケジューラ86を制御する。
記憶部96には、接続中の無線端末10に関する情報、接続を許可する無線端末10のリスト、不特定多数の無線端末を意味する識別子等が記憶されている。
図21は、実施例8に係る無線端末の機能ブロック図である。図21のように、無線端末10は、アンテナ77、無線インターフェース61、アプリケーション65、スケジューラ66、送信処理部62、PDU生成部63、送信データバッファ64、受信処理部67、識別部68およびSDU再生部69を備えている。アプリケーション65は、無線端末10内の電話機能や通信機能等のアプリケーションを行なう。アプリケーション65からのデータ送信およびデータ受信の際の各構成の動作は、図20の基地局装置20の対応する構成の動作と同じであり説明を省略する。
実施例1の図3の管理部16は例えば、図21の管理部70に対応する。基地局装置20から受信した制御メッセージは、識別部68によって管理部70に振り分けられる。管理部70は、基地局装置20との接続または切断処理の管理を行なう。さらに、管理部70は、アイドルモード管理部71、スリープモード管理部74およびハンドオーバ管理部75を備えている。アイドルモード管理部71は、無線端末10におけるアイドルモードの開始および終了を行なう。アイドルモード管理部71は、また、抽出部72およびページング応答処理部73を備えている。実施例6のように、抽出部72は、受信したページング広告メッセージから、ページング対象無線端末10の識別子およびアクションコードを抽出する。ページング応答処理部73は、識別子が自無線端末を示す場合または不特定多数の無線端末を示す場合、アクションコードに応じた応答処理を行なう。例えば、登録更新要求を基地局装置に送信する。
スリープモード管理部74は、無線端末10におけるスリープモードの開始または停止の制御、スリープの動作パラメータの管理およびスケジューラ66の管理を行なう。ハンドオーバ処理部75は、実施例7のように、基地局装置(例えば基地局装置30)へのハンドオーバ要求及びハンドオーバ実行メッセージの送信、および接続先基地局装置(例えば基地局装置30)の切り換え、ハンドオーバ先基地局装置との再接続処理を行なう。
記憶部76には、接続中の基地局装置に関する情報、接続を許可されている基地局装置のリスト、不特定多数の無線端末を意味する識別子等が記憶されている。
図22は、実施例8の基地局装置20の処理を示すフローチャートである。設定部97が第2モードを設定している場合から開始される。監視部94は、端末管理部90を監視し、圏内に接続中のノーマルモードの無線端末が存在するか判断する(ステップS120)。Yesの場合、監視部94は、端末管理部90のページング処理部91およびスリープモード管理部92を監視し、ノーマルモードの無線端末がスリープモードまたはアイドルモードを開始したかを判断する(ステップS122)。Yesの場合、監視部94は、他にノーマルモードで接続中の無線端末が存在するか判断する(ステップS124)。Noの場合、設定部97は、第1モードを設定し第2期間UIを短く設定する(ステップS126)。ステップS124においてYesの場合、圏内にノーマルモードの無線端末が存在するため、設定部97は第2モードを維持する。
ステップS122においてNoの場合、監視部94は、ハンドオーバ処理部93を監視し、ノーマルモードの無線端末がハンドオーバを実行したか判断する(ステップS128)。Yesの場合、監視部94は、圏内に他のノーマルモードの無線端末が存在するか判断する(ステップS130)。Noの場合、監視部94は、圏内のアイドルモードの無線端末の有無を検出するため、ページング処理部91にダミーページングをさせる(ステップS132)。監視部94は応答の有無を検出する(ステップS134)。Yesの場合、圏内にノーマルモードの無線端末はないがアイドルモードの無線端末が存在するため、設定部97は、第1モードを設定し、第2期間UIを短く設定する(ステップS136)。ステップS134においてNoの場合、圏内にノーマルモードの無線端末もアイドルモードの無線端末も存在しないため、設定部97は、第1モードを設定し、第2期間UIを長く設定する(ステップS138)。
ステップS128においてNo、またはステップS130においてYesの場合、圏内に接続中のノーマルモードの無線端末が存在するため、設定部97は第2モードを維持する。
ステップS120においてNoの場合、監視部94は、圏内のアイドルモードの無線端末の有無を検出するため、ページング処理部91にダミーページングをさせる(ステップS140)。ステップS142からS146は、それぞれステップS134からS138と同じであり、説明を省略する。
図23は、実施例8の基地局装置20の処理を示すフローチャートである。設定部97が第1モードを設定している場合から開始される。すなわち、監視部94は圏内に接続中のノーマルモードの無線端末は存在しないと判断している。監視部94は、スリープモード管理部92を監視し、圏内にスリープモードの無線端末が存在するか判断する(ステップS150)。Yesの場合、設定部97は、第2期間UIが長く設定されているか判断する(ステップS152)。Yesの場合、設定部97は、第2期間を短く設定する(ステップS154)。ステップS152においてNoの場合、既に第2期間UIは短く設定されているため、設定部97は、短い第2期間UIの設定を維持する。
ステップS150においてNoの場合、監視部94は、ページング処理部91に他の装置(例えば管理装置40)からページング要求メッセージを受信したかを判断する(ステップS156)。Yesの場合、監視部94は、ページング処理部91に通常のページング処理を行なわせる(ステップS158)。すなわち、圏内にページング広告メッセージをブロードキャストする。監視部94は、ページング処理部91が無線端末10からページング応答メッセージを受信したか判断する(ステップS160)。Yesの場合、監視部94は、ページング処理部91に他の装置(例えば管理装置40)にページング応答メッセージを送信させる(ステップS162)。圏内にアイドルモードの無線端末が存在するため、設定部97は第2期間UIを短く設定する。ステップS160においてNoの場合、圏内にアイドルモードの無線端末は存在しないため、設定部97は第2期間UIを長く設定する。
ステップS156においてNoの場合、監視部94は、端末管理部90に無線端末から周期的な位置更新があるか判断する(ステップS168)。Yesの場合、圏内にアイドルモードの無線端末が存在するため、設定部97は、第2期間UIを短く設定する(ステップS173)。ステップS168においてNoの場合、監視部94はページング処理部91にダミーページングを実行させる(ステップS170)。監視部94は、ページング処理部91に無線端末から応答があったかを判断する(ステップS172)。Yesの場合、設定部97は第2期間UIを短く設定する。Noの場合、設定部97は、第2期間UIを長く設定する。
図24は、実施例8の無線端末の処理を示すフローチャートである。アイドルモード管理部71は、ページング広告メッセージを受信する(ステップS180)。抽出部72は、識別子を抽出する。ページング応答処理部73は、識別子が自身の無線端末を示す場合、または識別子が不特定多数を意味する識別子であるか判断する(ステップS184)。Noの場合、終了する。Yesの場合、ページング応答処理部73は、ページング応答メッセージを送信する(ステップS186)。ページング応答処理部73は、ページング広告メッセージに基地局装置を介したネットワークへの接続指示があるかを判断する(ステップS188)。Yesの場合、ページング応答処理部73は、基地局装置に接続する(ステップS190)。Noの場合、終了する。
実施例8のように、基地局装置20は、実施例2から実施例7に係る基地局装置20の機能を全て備えていてもよいし、実施例2から実施例7のうち一部の機能を備えていてもよい。
実施例1から実施例8において、基地局装置20としてフェムト基地局、基地局装置30としてマクロ基地局の例を説明したが、基地局装置20および30は、その他の基地局でもよい。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 無線端末
12 受信部
14 送信部
16 管理部
20 基地局装置
22 送信部
24 受信部
26 判断部
27 設定部
30 基地局装置
40 管理装置

Claims (10)

  1. 無線端末と無線通信する基地局装置であって、
    前記基地局装置の圏内に存在する無線端末のモードを判断する判断部と、
    前記判断部の判断結果に基づき、前記無線端末と通信可能な期間と前記無線端末と通信不可能な期間とを交互に設ける第1モードを設定し、前記判断結果に基づき、前記通信不可能な期間の長さを設定する設定部と、
    を具備し、
    前記判断部が、前記圏内に前記基地局装置と接続され常時通信可能なノーマルモードの無線端末が存在すると判断した場合、前記設定部は、無線端末と常時通信可能な第2モードを設定し、
    前記判断部が、前記圏内に前記ノーマルモードの無線端末が存在しないと判断した場合、前記設定部は、前記第1モードを設定し、
    前記設定部が前記第1モードを設定している場合であって、
    前記判断部が、前記圏内に前記基地局装置と接続され間欠的に通信可能なスリープモードの無線端末が存在すると判断した場合、前記設定部は、前記通信不可能な期間を第1の長さに設定し、
    前記判断部が、前記圏内に前記スリープモードの無線端末が存在しないと判断した場合、前記設定部は、前記通信不可能な期間を前記第1の長さより長い第2の長さに設定する基地局装置。
  2. 無線端末と無線通信する基地局装置であって、
    前記基地局装置の圏内に存在する無線端末のモードを判断する判断部と、
    前記判断部の判断結果に基づき、前記無線端末と通信可能な期間と前記無線端末と通信不可能な期間とを交互に設ける第1モードを設定し、前記判断結果に基づき、前記通信不可能な期間の長さを設定する設定部と、
    を具備し、
    前記判断部が、前記圏内に前記基地局装置と接続され常時通信可能なノーマルモードの無線端末が存在すると判断した場合、前記設定部は、無線端末と常時通信可能な第2モードを設定し、
    前記判断部が、前記圏内に前記ノーマルモードの無線端末が存在しないと判断した場合、前記設定部は、前記第1モードを設定し、
    前記設定部が前記第1モードを設定している場合であって、
    前記判断部が、前記圏内に前記基地局装置と接続されていないアイドルモードの無線端末が存在すると判断した場合、前記設定部は、前記通信不可能な期間を第1の長さに設定し、
    前記判断部が、前記圏内に前記アイドルモードの無線端末が存在しないと判断した場合、前記設定部は、前記通信不可能な期間を前記第1の長さより長い第2の長さに設定する基地局装置
  3. 前記判断部は、無線端末が属するエリアを更新するための位置更新要求を受信した場合、前記圏内に前記アイドルモードの無線端末が存在すると判断する請求項記載の基地局装置。
  4. 前記判断部が、前記圏内の前記ノーマルモードの無線端末が他の基地局にハンドオーバし、かつ前記圏内に他のノーマルモードの無線端末が存在しないと判断した場合、前記設定部は、前記第1モードを設定する請求項1または2記載の基地局装置。
  5. 前記判断部が、前記圏内の前記ノーマルモードの無線端末が前記スリープモードに変化したと判断し、かつ前記圏内に他のノーマルモードの無線端末が存在しないと判断した場合、前記判断部は前記圏内に前記スリープモードの無線端末が存在すると判断する請求項記載の基地局装置。
  6. 前記判断部が、前記圏内の前記ノーマルモードの無線端末が前記アイドルモードに変化したと判断し、かつ前記圏内に他のノーマルモードの無線端末が存在しないと判断した場合、前記判断部は、前記アイドルモードの無線端末が存在すると判断する請求項記載の基地局装置。
  7. 無線端末と、前記無線端末と無線通信する基地局装置と、を具備し、
    前記基地局装置は、
    前記基地局装置の圏内に存在する無線端末のモードを判断する判断部と、
    前記判断部の判断結果に基づき、前記無線端末と通信可能な期間と前記無線端末と通信不可能な期間とを交互に設ける第1モードを設定し、前記判断結果に基づき、前記通信不可能な期間の長さを設定する設定部と、
    を備え、
    前記判断部が、前記圏内に前記基地局装置と接続され常時通信可能なノーマルモードの無線端末が存在すると判断した場合、前記設定部は、無線端末と常時通信可能な第2モードを設定し、
    前記判断部が、前記圏内に前記ノーマルモードの無線端末が存在しないと判断した場合、前記設定部は、前記第1モードを設定し、
    前記設定部が前記第1モードを設定している場合であって、
    前記判断部が、前記圏内に前記基地局装置と接続され間欠的に通信可能なスリープモードの無線端末が存在すると判断した場合、前記設定部は、前記通信不可能な期間を第1の長さに設定し、
    前記判断部が、前記圏内に前記スリープモードの無線端末が存在しないと判断した場合、前記設定部は、前記通信不可能な期間を前記第1の長さより長い第2の長さに設定する通信システム。
  8. 無線端末と、前記無線端末と無線通信する基地局装置と、を具備する通信システムの制御方法であって、
    前記基地局装置の圏内に存在する無線端末のモードを判断するステップと、
    前記判断結果に基づき、前記無線端末と通信可能な期間と前記無線端末と通信不可能な期間とを交互に設ける第1モードを設定するステップと、
    前記判断結果に基づき、前記通信不可能な期間の長さを設定するステップと、
    を含み、
    前記モードを判断するステップにおいて、前記圏内に前記基地局装置と接続され常時通信可能なノーマルモードの無線端末が存在すると判断した場合、無線端末と常時通信可能な第2モードを設定し、
    前記モードを判断するステップにおいて、前記圏内に前記ノーマルモードの無線端末が存在しないと判断した場合、前記第1モードを設定し、
    前記第1モードが設定されている場合であって、
    前記モードを判断するステップにおいて、前記圏内に前記基地局装置と接続され間欠的に通信可能なスリープモードの無線端末が存在すると判断した場合、前記通信不可能な期間を第1の長さに設定し、
    前記モードを判断するステップにおいて、前記圏内に前記スリープモードの無線端末が存在しないと判断した場合、前記通信不可能な期間を前記第1の長さより長い第2の長さに設定する通信システムの制御方法。
  9. 無線端末と、前記無線端末と無線通信する基地局装置と、を具備し、
    前記基地局装置は、
    前記基地局装置の圏内に存在する無線端末のモードを判断する判断部と、
    前記判断部の判断結果に基づき、前記無線端末と通信可能な期間と前記無線端末と通信不可能な期間とを交互に設ける第1モードを設定し、前記判断結果に基づき、前記通信不可能な期間の長さを設定する設定部と、
    を備え、
    前記判断部が、前記圏内に前記基地局装置と接続され常時通信可能なノーマルモードの無線端末が存在すると判断した場合、前記設定部は、無線端末と常時通信可能な第2モードを設定し、
    前記判断部が、前記圏内に前記ノーマルモードの無線端末が存在しないと判断した場合、前記設定部は、前記第1モードを設定し、
    前記設定部が前記第1モードを設定している場合であって、
    前記判断部が、前記圏内に前記基地局装置と接続されていないアイドルモードの無線端末が存在すると判断した場合、前記設定部は、前記通信不可能な期間を第1の長さに設定し、
    前記判断部が、前記圏内に前記アイドルモードの無線端末が存在しないと判断した場合、前記設定部は、前記通信不可能な期間を前記第1の長さより長い第2の長さに設定する通信システム。
  10. 無線端末と、前記無線端末と無線通信する基地局装置と、を具備する通信システムの制御方法であって、
    前記基地局装置の圏内に存在する無線端末のモードを判断するステップと、
    前記判断結果に基づき、前記無線端末と通信可能な期間と前記無線端末と通信不可能な期間とを交互に設ける第1モードを設定するステップと、
    前記判断結果に基づき、前記通信不可能な期間の長さを設定するステップと、
    を含み、
    前記モードを判断するステップにおいて、前記圏内に前記基地局装置と接続され常時通信可能なノーマルモードの無線端末が存在すると判断した場合、無線端末と常時通信可能な第2モードを設定し、
    前記モードを判断するステップにおいて、前記圏内に前記ノーマルモードの無線端末が存在しないと判断した場合、前記第1モードを設定し、
    前記第1モードが設定されている場合であって、
    前記モードを判断するステップにおいて、前記圏内に前記基地局装置と接続されていないアイドルモードの無線端末が存在すると判断した場合、前記通信不可能な期間を第1の長さに設定し、
    前記モードを判断するステップにおいて、前記圏内に前記アイドルモードの無線端末が存在しないと判断した場合、前記通信不可能な期間を前記第1の長さより長い第2の長さに設定する通信システムの制御方法。
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