JP2009111624A - 基地局装置、移動局装置、及びシステム情報送信方法 - Google Patents

基地局装置、移動局装置、及びシステム情報送信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 特定の加入者グループ(CSG)向けの基地局装置を設置する場合において、基地局装置の保有者やユーザの手を煩わせることなく、装置の消費電力や周囲に与える干渉の影響を低減する。
【解決手段】 基地局装置は、限定された第1のシステム情報を報知する手段(19a、13)と、当該基地局装置のエリア内に在圏する移動局装置との通信確立に必要な第2のシステム情報を送信する手段(19b、13)と、前記第1のシステム情報の報知と第2のシステム情報の送信との切り換えを制御する手段(16)と、を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、移動通信システムにおける基地局装置、移動局装置、及びシステム情報送信方法に関し、所定範囲のエリアに設置されて移動通信システムを構築する基地局装置、移動局装置と、システム情報送信方法に関する。
移動通信システムにおける公衆通信向け基地局は、不規則に発生する不特定多数のユーザからの接続要求に応えるために、周期的にシステム情報を報知している。近年3GPPで標準化活動が行われているLTE(Long Term Evolution)において,システム情報はBCH(Broadcast Channel)もしくはDL−SCH(Downlink Shared Channel)で報知される(たとえば、非特許文献1を参照)。BCHで報知されるシステム情報は、MIB(Master Information Block)と呼ばれるシステム情報ブロック(SIB:System Information Block)に含まれる。MIBの情報要素としては、以下のものが挙げられる。
・物理レイヤパラメータ(下りリンクシステム帯域幅、基地局送信アンテナ数、参照信号(RS:Reference-Signal)送信電力等)
・システムフレーム番号(SFN:System Frame Number)
・SU−1(Scheduling Unit-1)のスケジューリング情報
・セル再選択とハンドオーバ関連パラメータ(オフセット値等)
・バリュータグ(Value tag)
上記以外のシステム情報については、DL−SCHで送信される。上記の情報要素のうち、SU−1は、移動局が基地局にアクセスするために必要な情報や他のシステム情報のスケジューリングに関する情報を含んでおり、80ms周期で固定的にスケジューリングされる。SU−1で送信される情報の例として、
・PLMN ID(Public Land Mobile Network Identifier)
・位置登録エリアID(TA ID:Tracking Area Identifier)
・セルID(Cell ID:Cell Identifier)
・セルアクセス規制状態(Cell barring status)
・他のSU(Scheduling Unit)のスケジューリング情報
・各SIBのSUへの配置情報
があり、その他にもランダムアクセスに関わるパラメータや、コアネットワークに関わるパラメータ等、多くのシステム情報が基地局から周期的に送信されている。
ところで、近年、会議、イベント等の会場や、家庭内などの小規模なエリアに設置されるホーム基地局(HNB:Home eNodeB)が検討されている(たとえば、非特許文献2を参照)。従来の基地局では、接続可能なユーザについて制限がない運用が採用されていたが、ホーム基地局では、従来の運用に加えて、一定加入者グループ(CSG:Closed Subscriber Group)のみに接続ユーザを制限した運用が検討されている。また、家庭等への設置も予定されているため、設置されるホーム基地局の数は、膨大になると予想されている。これらの点でホーム基地局は従来の公衆通信向け基地局とは異なるが、これに対応したシステム情報の送信方法は検討されていない。
3GPP TS 36.300 V8.1.0 (http://www.3gpp.org/ftp/Specs/html-info/36300.htm) 3GPP TSG RAN #35 RP-070209 Lemesos, Cyprus, 6-9 March 2007(http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/TSG_RAN/TSGR_35/Docs/)
上述したように、従来の基地局は、不規則に発生する不特定多数のユーザからの接続要求に応えるために、システム情報を周期的に報知し続けている。しかし、ホーム基地局については次のような問題点が考えられる。
(1)ホーム基地局では、従来の接続可能なユーザの制限がない運用に加えて、CSGのみに接続ユーザを制限した運用が検討されている。このとき、CSGのユーザが近傍にいないホーム基地局からのシステム情報の送信は無駄になる。
(2)上記のような状態は電力の浪費となるだけでなく、CSGのユーザの非接続時にも基地局から報知されるシステム情報の信号によって他セルとの間で干渉を招く。干渉により、CSG以外のユーザに通信品質劣化が生じる。また、干渉により、上記のCSG向けの基地局とは無関係の基地局に通信容量劣化が生じる。
(3)CSG向けの基地局は多数の設置(例えば、1家族あたりに1つの基地局)が予測されており、上記の弊害は無視できない大きな問題となる。
本発明は上記の従来の問題点に鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、一定範囲の小規模エリアに設置される基地局と、これにアクセスする特定の移動局で構成されるシステムにおいて、電力消費や周囲に与える干渉の影響を低減することのできる基地局構成、移動局構成、および、システム情報送信方法を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明の第1の側面では、基地局装置は、
(a)限定された第1のシステム情報を報知する手段と、
(b)在圏する移動局装置との通信確立に必要な第2のシステム情報を送信する手段と、
(c)前記第1のシステム情報の報知と、前記第2のシステム情報の送信との間の切り換えを制御する手段と、
を備える。
第2の側面では、移動局装置は、
(a)基地局装置が送信する限定された第1のシステム情報を受信する手段と、
(b)前記第1のシステム情報の受信に応じて、前記基地局装置に対するシステム情報の切り換え通知を行う手段と、
を備える。
移動局装置は、前記切り換え通知に応じて前記基地局装置から送られてくる第2のシステム情報をさらに受信する。ひとつの構成例では、移動局装置は、前記第2のシステム情報を個別制御チャネルで受信する。
第3の側面では、システム情報送信方法は、
(a)基地局装置において、限定した第1のシステム情報を報知する工程と、
(b)前記基地局装置において、当該基地局装置のエリア内に在圏する移動局装置との間の通信確立に必要な第2のシステム情報の送信への切り換えの要否を判断する工程と、
(c)前記判断結果に応じて、前記第2のシステム情報を送信する工程と、
を含む。
本発明の基地局装置、移動局装置、および、システム情報送信方法にあっては、ホーム基地局の電力消費や周囲に与える干渉の影響を低減することができる。
以下、本発明の好適な実施形態につき説明する。
<第1の実施例>
第1の実施例では、移動局がホーム基地局に在圏する前の段階では、ホーム基地局は、移動局がこのホーム基地局に在圏する上で必要なシステム情報のみを報知する。そして、移動局がホーム基地局に在圏した後、ホーム基地局は、一般的な移動通信システムと同じシステム情報を報知する。
図1及び図2は、第1の実施例におけるホーム基地局1と移動局2の構成例をそれぞれ示す図である。
図1において、ホーム基地局1は、参照信号生成部11、同期信号生成部12、送信部13、受信部14、ランダムアクセス処理部15、システム情報送信モード制御部16、RRC制御部17、接続権判定部18、及びシステム情報生成部19を有する。システム情報生成部19は、限定されたシステム情報(第1のシステム情報)を生成する第1システム情報生成部19aと、在圏する移動局2との間の通信に必要な一般的なシステム情報(第2のシステム情報)を生成する第2システム情報生成部19bを含む。
参照信号生成部11は、移動局2にとって既知である参照信号を生成する。この参照信号は、移動局2が基地局1からの信号の品質を測定するときや、移動局2の伝搬路推定において用いられる。移動局2での基地局からの信号の品質測定や、移動局2の伝搬路推定は、この種の移動通信システムで用いられる一般的な方法によって行われる。
同期信号生成部12は、移動局2がホーム基地局1と同期を取る際に利用する同期信号を生成する。同期は、この種の移動通信システムで用いられる一般的な方法によって、移動局2とホーム基地局1の間で取られる。
送信部13は、参照信号や同期信号、システム情報や移動局へのデータ、ランダムアクセス応答、RRCメッセージ等を移動局へ送信する。送信部13はまた、ランダムアクセス処理部15から供給されるランダムアクセス応答や、RRC制御部17から供給されるRRCメッセージを、移動局2に送信する。また、システム情報生成部19から供給されるシステム情報等を、報知する。
受信部14は、移動局2からランダムアクセスプリアンブルを受信して、ランダムアクセス処理部15へ転送する。また、受信部14は、移動局2からRRCメッセージを受信すると、RRC制御部17へ転送し、移動局2が送信するシステム情報受信応答(ACK)を受信して、システム情報送信モード制御部16へ転送する。
ランダムアクセス処理部15は、受信部14から受け取ったランダムアクセスプリアンブルを検出して処理する。ランダムアクセス処理部15は、システム情報送信モード制御部16から、システム情報送信モードに関する情報を取得する。実施例では、システム情報送信モードとして、待機モードと通常モードを定義する。待機モードとは、制限された加入者グループであるCSG(Closed Subscriber Group)に属している移動局2、すなわちホーム基地局2に接続する権限のある移動局2がホーム基地局1に在圏していない場合のシステム情報送信モードである。通常モードとは、CSGに属している移動局2がホーム基地局に在圏している場合のシステム情報送信モードである。
一般的に移動通信システムにおいて、基地局は、移動局が在圏しているかどうかの情報を保持していない。そこで、実施例では移動局2がランダムアクセスを行うことによって、ホーム基地局1に対してその在圏を通知する。このとき、移動局2に既定のパラメータでランダムアクセスを行わせることによって、ホーム基地局1は、ランダムアクセスパラメータに関するシステム情報の報知量を低減できる。また、ランダムアクセス処理部15は、待機モードにおいて、既定のパラメータのランダムアクセスプリアンブル系列の検出のみを行えばよいため、検出処理が簡易になる。
ランダムアクセス処理部15は、待機モードにおいて、既定のパラメータのランダムアクセスプリアンブル系列を検出した場合には、システム情報送信モード制御部16に、その検出を報告する。一方、通常モードでは、この種の移動通信システムで用いられる一般的な方法によって、ランダムアクセスプリアンブルの検出を行う。ランダムアクセス処理部15は、システム情報送信モードが待機モード、通常モードのいずれであっても、ランダムアクセスプリアンブルを検出したら、ランダムアクセス応答を生成して、送信部13へ供給する。
ランダムアクセスパラメータの既定値の設定の仕方については、ホーム基地局1と移動局2の動作シーケンスと関連して、後述する。
システム情報送信モード制御部16は、システム情報送信モードを制御する。具体的には、システム情報送信モード制御部16は、待機モードと通常モードの間の状態を遷移させ、ランダムアクセス処理部15とシステム情報生成部19に、システム情報送信モードの情報を提供する。
システム情報送信モード制御部16は、ランダムアクセス処理部15から在圏通知用のランダムアクセスプリアンブルが検出された旨の報告を受けたときに、システム情報送信モードが待機モードにあれば、システム情報送信モードを通常モードへ変更する。あるいは、RRC制御部17からRRC接続要求を受けた後に、システム情報送信モードを変更してもよい。RRC接続要求には、接続要求の理由を表わす情報要素であるESTABLISHMENT_CAUSEが含まれている。システム情報送信モード制御部17は、RRC制御部17で検出されたRRC接続要求のESTABLISHMENT_CAUSEがシステム情報要求であり、かつ、接続権判定部18において移動局2がCSGに含まれると判定された場合に、システム情報送信モードを待機モードから通常モードへ変更する。また、移動局2がホーム基地局1と関連する位置登録エリアや関連する従来基地局のカバーエリアへ侵入したことを上位ノードがホーム基地局1へ通知して、それを契機に通常モードへ移行してもよい。
移動局2がRRC接続要求を送信する構成例と、移動局2がRRC接続要求を送信しない構成例があり得るが、上記の構成を採用することで、RRC接続要求を送信する構成例においても、CSG以外の移動局からのランダムアクセスによってシステム情報送信モードが変更されるのを防ぐことができる。
逆に、通常モードから待機モードへの変更は、システム情報送信モード制御部16が受信部14からシステム情報受信応答を受け取った場合に行う。たとえば、移動局2においてシステム情報が正常に受信されたことを示すARQ(auto repeat request)やHybrid ARQにおけるACKを移動局2から受信した後に、システム情報送信モードを通常モードから待機モードへ変更してもよい。さらに別の方法として、ACK等の受信応答を用いずに、通常モードになってから一定時間経過後に待機モードに戻る構成や、BCHやSUを一定回数送信した後に、通常モードから待機モードに戻る構成も可能である。さらに、移動局2がホーム基地局1と関連のない位置登録エリアや関連のない従来基地局のカバーエリアへ侵入したことを上位ノードがホーム基地局1へ通知して、それを契機に待機モードへ移行してもよい。
ホーム基地局1のRRC制御部17は、RRCメッセージを処理し、接続権判定部18は、そのRRCメッセージを送信してきた移動局2が、接続権限を有するか否かを判定する。RRC制御部17は、RRC接続要求のESTABLISHMENT_CAUSEがシステム情報要求である場合には、その旨をシステム情報送信モード制御部16へ報告する。また、RRC制御部17は、RRC接続要求を受信部14から受け取ったら、RRC接続要求に含まれる移動局IDを接続権判定部18へ送信する。
接続権判定部18は、RRC制御部17から受信した移動局IDに基づき、接続が許可されたグループ内の移動局IDを記憶したCSGデータベース18aを参照して、移動局2がCSGに含まれるかを判定する。接続権判定部18は、CSGか否かの判定結果を、RRC制御部17とシステム情報送信モード制御部16へ送信する。この接続権判定部18は、ホーム基地局1の上位ノードに配置されてもよい。
RRC制御部17は、移動局2がCSGである場合には、RRC競合解決メッセージを生成して送信部13へ送信する。RRC制御部17は、システム情報送信モード制御部16からシステム情報送信モードの待機モードへの移行の通知を受け取ったら、RRC接続解放メッセージを生成して、送信部13へ供給する。受信部14からRRC接続解放完了メッセージを受け取った場合は、RRC接続を解放する。
システム情報生成部19は、システム情報送信モード制御部16からシステム情報送信モードを取得し、種々のシステム情報を生成する。システム情報生成部19は、システム情報送信モードが待機モードである場合には、BCH(Broadcast Channel)と、スケジューリング情報としてのSU−1(Scheduling Unit-1)を生成する。待機モードで生成されるBCH、SU−1を第1のシステム情報とする。
一般的なLTEのスケジューリングユニットSU−1は、PLMN ID、位置登録エリアID、セルID、セルアクセス規制状態(Cell barring status)、他のSU(Scheduling Unit)のスケジューリング情報、各システム情報ブロック(SIB:System Information Block)のSUへの配置情報、等を含んでいる。実施例では、待機モードにおいては、SU−1中に、移動局2がホーム基地局1に対して在圏しランダムアクセスを行う上で必要な限定された情報であるPLMN ID、位置登録エリアID、位置登録エリアのみを含める。これにより、ホーム基地局1から他セルに対する干渉や、ホーム基地局1の消費電力を低減することができる。もっとも、待機モードにおいて、SU−1の情報要素を通常のITE規格と同様にしてもよい。通常のLTEでは、SU−1以外のSUが下りリンク共有チャネル(DL−SCH)によって報知されるが、待機モードでは、SU−1以外のSUを生成しない構成としてもよい。また、SU−1もしくはBCHに、システム情報送信モードを表す情報を含めてもよい。
一方、システム情報送信モードが通常モードである場合には、システム情報生成部19は、この種の移動通信システムにおいて在圏移動局2との通信確立に必要な一般的なシステム情報を生成し、生成したシステム情報を送信部13へ供給する。このシステム情報を第2のシステム情報とする。
図2は、移動局2の構成例を示す概略ブロック図である。移動局2は、受信部21、セルサーチ部22、接続権判定部23、システム情報判定部24、ランダムアクセス処理部25、ランダムアクセスパラメータ記憶部26、送信部27、及びRRC制御部28を有する。
受信部21は、ホーム基地局1から送信される参照信号、同期信号、システム情報、データ、ランダムアクセス応答、RRCメッセージを受信する。受信部21は、受信した参照信号と同期信号をセルサーチ部22へ転送する。受信したSU−1に含まれる位置登録エリアIDとセルIDは、接続権判定部23に転送される。また、システム情報はシステム情報管理部24へ転送され、ランダムアクセス応答はランダムアクセス処理部25へ転送される。RRC競合解決メッセージはRRC制御部28へ転送される。
セルサーチ部22は、受信部21から参照信号と同期信号を受信する。セルサーチ部22は、この種の移動通信システムで行われる一般的な方法によって、参照信号から伝搬路推定を行う。そして、得られた伝搬路情報から同期信号の同期検波を行って、セルサーチを行う。このセルサーチによって、ホーム基地局1と移動局2の間の同期が確立される。
接続権判定部23は、当該移動局2がホーム基地局1のCSGに含まれるか否かを判定する。接続権判定部23は、受信部21から受け取ったホーム基地局1の位置登録エリアIDとセルIDを、自身が保持する接続可能なホーム基地局の位置登録エリアID及びセルIDと照合して、ホーム基地局1へのアクセス権の判定を行う。
システム情報管理部24は、受信部21から受け取ったシステム情報及び/又はSU−1の情報要素から、ホーム基地局1のシステム情報送信モードを判定する。すなわち、SU−1にセルアクセス規制状態(Cell barring status)、他のSUのスケジューリング情報、各SIBのSUへの配置情報等、移動局1がホーム基地局1へ在圏通知するために必須ではない情報が含まれていない場合は、待機モードと判定される。在圏通知に必須でない情報が含まれていれば、通常モードとして判定される。あるいは、システム情報管理部24は、SU−1以外のSUが送信されていない場合に待機モードと判定し、送信されている場合には通常モードと判定してもよい。また、BCHもしくはSU−1にシステム情報送信モードを表す情報が含まれている場合には、その値から判定してもよい。システム情報管理部24は、必ずしも移動局2の必須の構成要素ではないが、ない場合は、ホーム基地局1が通常モードのときにホーム基地局1に対して在圏通知を行う可能性があり、余分な他セル干渉及び移動局2の電力消費の増大が発生するおそれがある。
また、システム情報管理部24は、ESTABLISHMENT_CAUSEをシステム情報要求とするRRC接続でRRC接続設定完了メッセージを送信した後に、システム情報の受信を行う。そして、ホーム基地局1と通信を行う上で必要な全てのシステム情報を受信したかどうかの判定を行う。システム情報管理部24は、必要な全てのシステム情報を受信できなかった場合には、システム情報送信モードを通常モードから待機モードへ変更して、変更したことをランダムアクセス処理部25へ伝える。この場合、ランダムアクセス処理部25は、在圏通知用の既定のランダムアクセスパラメータで、再度ランダムアクセスプリアンブルを生成する。
システム情報管理部24は、必要な全てのシステム情報を受信したら、ホーム基地局1へシステム情報の受信が終了したことを知らせるシステム情報受信応答を生成して、送信部27へ送信する。これによって、ホーム基地局1は、移動局2においてシステム情報が正常に受信されたことを認識でき、システム情報の送信を不必要に長く継続することを回避できる。別の構成として、ホーム基地局1は、移動局2においてシステム情報が正常に受信されたことをARQ(auto repeat request)やHybrid ARQにおけるACKを移動局2から受信することで認識してもよい。また、移動局2からシステム情報受信応答を送ることなく、ホーム基地局1で待機モードへ変更するか否かの判定を行ってもよい。その場合、モード変更要否は、たとえばシステム情報の通常送信開始からの経過時間、あるいはBCHやSUの送信回数に基づいて判定することができる。
また、ランダムアクセス処理部25は、ランダムアクセスパラメータ記憶部26を参照して、ランダムアクセスに関する処理を行う。ランダムアクセス処理部25は、システム情報管理部24からシステム情報送信モードを読み込む。システム情報送信モードが待機モードである場合には、ランダムアクセスパラメータ記憶部26に記憶された在圏通知用に既定されたランダムアクセスパラメータでランダムアクセスプリアンブルを生成して、送信部27へ送信する。ランダムアクセスプリアンブルの送信後に、ホーム基地局1が送信するランダムアクセス応答を受信しない場合は、ランダムアクセス処理部25は、通常のランダムアクセスと同様に、再度ランダムアクセスプリアンブルを生成して、送信部27へ送信する。一方、受信部21からランダムアクセス応答を受け取った場合は、その旨をRRC制御部28へ通知する。
送信部27は、ランダムアクセスプリアンブル、RRCメッセージ、システム情報受信応答、データをホーム基地局1へ送信する。
RRC制御部28は、ランダムアクセス処理部25からランダムアクセス応答の通知を受けたなら、RRC接続要求を生成する。通知されたランダムアクセス応答が、在圏通知に対するランダムアクセス応答である場合には、RRC制御部28は、RRC接続要求の情報要素ESTABLISHMENT_CAUSEをシステム情報要求に設定する。RRC接続要求には、移動局2の移動局IDを含ませる。その他の情報要素については、この種の移動通信システムにおいて一般的な値に設定する。RRC制御部28は、RRC接続要求を送信部27へ送信する。また、RRC制御部28は、RRC接続解放メッセージを受け取ったなら、RRC接続解放完了メッセージを生成して送信部27へ送信する。
図3Aは、第1実施例の処理例1を示すシーケンス図である。図3Aのシーケンスが開始される直前の状態として、ホーム基地局1のカバーエリア内で移動局2の電源が起動された状態、もしくは移動局2がどの基地局とも通信を行っていないアイドル状態でホーム基地局1のカバーエリアに移動してきた状態を想定している。システム情報送信モードとして、待機モードと通常モードを定義する。待機モードは、CSGに属している、すなわちホーム基地局に接続する権限のある移動局2がホーム基地局1に在圏していない場合のシステム情報送信モードである。通常モードは、CSGに属している移動局2がホーム基地局1に在圏している場合のシステム情報送信モードである。図3AのS101が行われる直前の状態として、ホーム基地局1のシステム情報送信モードは、待機モードである。
図3Aにおいて、ホーム基地局1は、参照信号(RS:Reference Signal)と同期信号(SCH:Synchronization Channel)を移動局2へ送信する(ステップS101)。移動局2は、この種の移動通信システムで行われる一般的な方法によって、参照信号から伝搬路推定を行う。そして、得られた伝搬路情報から同期信号の同期検波を行って、セルサーチを行う(ステップS102)。このセルサーチによって、ホーム基地局1と移動局2の間の同期が確立される。
ホーム基地局1は、第1のシステム情報として、BCH(Broadcast Channel)、SU−1(Scheduling Unit-1)、参照信号を移動局2へ送信する(ステップS103)。待機モードでは、SU−1から他のSUのスケジューリング情報を省略して、移動局2がホーム基地局1に在圏してランダムアクセスを行う上で必要な情報であるPLMN ID、位置登録エリアID、セルIDのみを含めることで、ホーム基地局1の他セルへの干渉や消費電力を低減することができる。もっとも、待機モードでのSU−1の情報要素を通常のLTE情報要素と同様にしてもよい。通常のLTEでは、SU−1以外のSUがDL−SCHによって報知されるが、待機モードにおいてSU−1以外のSUを報知しない構成としてもよい。また、SU−1もしくはBCHにシステム情報送信モードを表す情報を含めてもよい。
移動局2は、SU−1に含まれる位置登録エリアIDとセルIDを、自局が保持する接続可能なホーム基地局の位置登録エリアID及びセルIDと照合して、ホーム基地局1へのアクセス権の判定を行う(S104)。
移動局2は、システム情報送信モードの判定を行う(S105)。システム情報送信モードの判定は、SU−1の情報要素から行ってもよいし、SU−1以外のSUが送信されていない事実から、待機モードであると判定してもよい。また、BCHもしくはSU−1にシステム情報送信モードを表わす情報が含まれている場合には、その値から判定してもよい。移動局2におけるシステム情報送信モードの判定は必須ではないが、システム情報送信モードを判定しない場合は、ホーム基地局1が通常モードのときにランダムアクセスでホーム基地局1に在圏通知を行う可能性が生じる。その場合、余分な他セル干渉が発生するおそれがある。
ホーム基地局1のシステム情報送信モードが待機モードであれば、移動局2はホーム基地局1に対して在圏通知を行い、ホーム基地局1のシステム情報送信モードを通常モードに変更する。移動局2は、在圏通知用に既定されたランダムアクセスパラメータを読み込む(S106)。
ここで、図4及び図5を参照して、ランダムアクセスパラメータの既定値の設定の例を説明する。一般的にCDMA移動通信システムやLTEにおいて、ランダムアクセスプリアンブルには、PN(Pseudo Noise)符号等によって生成された複数の系列がある。各プリアンブル系列は、ハンドオーバ、初期アクセス、間欠受信モードからの再開等の用途や、ランダムアクセスの品質に応じて割り当てられる。そして、割り当ての境界に関する情報が、基地局から報知される。例えば、1−7番目の系列はハンドオーバ用であり、8−15番目の系列は初期アクセス用である場合には、7と8の間が境界であるという情報が報知される。
実施例では、複数のプリアンブル系列の中の1つをホーム基地局1の在圏通知用に特化させる。このようにすることで、待機モードのホーム基地局1は、在圏通知用のプリアンブル系列のみを検出すればよいので、検出処理が簡易になる。また、割り当ての境界に関する情報を報知する必要がなくなり、他セル干渉や電力消費を低減できる。
図4及び図5は、ランダムアクセスプリアンブルのリソースブロックへの配置例を示す図である。ここで、リソースブロックは、1つの周波数ブロックと1つのサブフレームによって区切られた情報が配置されるブロックである。LTEにおいて、ランダムアクセスプリアンブルに割り当てられるリソースブロックの数は、ランダムアクセスを試みる移動局の数等に応じて変更できる。例えば、ランダムアクセスを試みる移動局の数が少ない場合には、図4のように1無線フレーム内に1つのランダムアクセスプリアンブルが配置される。それより多い場合には、図5のように1無線フレーム内に2つのランダムアクセスプリアンブルが配置される。
ホーム基地局の場合には、接続可能な移動局数が限定されるケースが多いので、同時にランダムアクセスを行う移動局の数は少ないと考えられる。そこで、一例として、ランダムアクセスプリアンブルに割り当てられるリソースブロックが最も少ない配置(たとえば図4の配置)でのスケジューリング情報を、ホーム基地局1のランダムアクセスパラメータの既定値とする。これによって、ホーム基地局1は、待機モードにおいて、ランダムアクセスプリアンブルのスケジューリング情報を報知する必要がなくなり、他セル干渉や電力消費を低減できる。この場合、ランダムアクセス処理部15は、待機モードにおいて、既定のリソースブロックに対してランダムアクセスプリアンブルの検出処理を行えばよい。なお、ランダムアクセスプリアンブルが配置されるリソースブロックの位置は、図4及び5に示した配置例に限定されないことに留意されたい。
図3Aに戻って、移動局2は、在圏通知用の既定のランダムアクセスパラメータで既定系列のランダムアクセスプリアンブルをホーム基地局1へ送信する(S107)。そして、通常のランダムアクセスと同様に、ホーム基地局1が送信するランダムアクセス応答を受信しなければ、ランダムアクセスプリアンブルを再送する(S108)。
ホーム基地局1は、既定のリソースブロックにおいて、在圏通知用の既定のランダムアクセスプリアンブル系列のみを検出する(S109)。これによって、ランダムアクセスプリアンブルの検出処理が簡易になる。そして、ホーム基地局1は、システム情報送信モードを、待機モードから通常モードへ変更する(S110)。待機モードから通常モードへの変更は、移動局2がホーム基地局1と関連する位置登録エリアや関連する従来基地局のカバーエリアへ侵入したことを上位ノードがホーム基地局1へ通知して、それを契機に行われてもよい。
ホーム基地局1は、ランダムアクセス応答を送信する(S111)。ホーム基地局1がランダムアクセス応答を行うと、移動局2は、システム情報送信モードが通常モードへ変更されたことを迅速に認識することができる。ホーム基地局1からのランダムアクセス応答ステップS111は、省略可能である。その場合は、移動局2はBCHに含まれるバリュータグ(Value tag)、あるいはSU−1の情報要素からシステム情報送信モードを判定できる。また、移動局2は、SU−1以外のSUが送信されてきたことから、通常モードであると判定してもよいし、BCHもしくはSU−1にシステム情報送信モードを表わす情報が含まれている場合には、その値からシステム情報送信モードを判定してもよい。S111を省略してホーム基地局1がランダムアクセス応答を行わない場合には、ホーム基地局1から他セルへの干渉やホーム基地局1での消費電力を低減できる。
ホーム基地局1は、通常モードでシステム情報の送信を開始する(S116)。つまり、ホーム基地局1は、SU−1の情報要素を全て報知し、SU−1以外のSUについても報知する。ここで送信されるシステム情報は、移動局2との間の通信確立に必要な第2のシステム情報である。
移動局2は、ホーム基地局1と通信を行う上で必要な全てのシステム情報を受信したかどうかの判定を行う(S117)。移動局2は、必要な全てのシステム情報を受信できなかった場合には、ステップS107に戻って(S118)、再度既定系列でランダムアクセスプリアンブルを送信する。移動局2は、必要な全てのシステム情報を受信したら、ホーム基地局1へシステム情報の受信が終了したことを知らせる応答を送信する(S119)。ホーム基地局1は、待機モードに戻る(S120)。
移動局2からホーム基地局1へのシステム情報受信応答に代えて、在圏通知とは別のランダムアクセスプリアンブルを用いてもよいし、何も送らない構成としてもよい。システム情報受信応答又は別のランダムアクセスプリアンブルを送る場合は、ホーム基地局1は、移動局2でシステム情報が正常に受信されたことを認識できるので、余剰にシステム情報の送信を継続することを回避できる。
移動局2がシステム情報受信応答を送らない場合は、ホーム基地局1で待機モードへ変更するかの判定を行なう。この場合、待機モードへの変更判定は、システム情報の通常送信開始からの経過時間や、BCHやSUの送信回数によって行うことができる。また、ホーム基地局1は、移動局2がホーム基地局1と関連のない位置登録エリアや関連のない従来基地局のカバーエリアへ侵入したことを上位ノードがホーム基地局1へ通知して、それを契機に待機モードへ移行してもよい。
このように、ホーム基地局1に移動局2が在圏していないときは、ホーム基地局1が報知する情報量を削減することで、無駄な電力消費を抑えるとともに他セルへ在圏する移動局への干渉を低減することができる。また、移動局2が在圏通知に特化した既定のランダムアクセスパラメータでランダムアクセスを行うことで、ホーム基地局1は、ランダムアクセスパラメータに関する情報を報知する必要がなくなり、また在圏通知のランダムアクセスの検出が容易となる。
図3Bは、第1実施例の処理例2を示すシーケンス図である。処理例2では、移動局2から送られてくるRRC接続要求に応じて、待機モードから通常モードへ移行する。この手法では、ホーム基地局1への接続が許可された移動局2からのアクセスに対してのみシステム情報送信モードが変更されるので、接続権限のない移動局2からのランダムアクセスによって、むやみにシステム情報送信モードが変更されるのを回避することができる。
ステップS101〜S109の既定系列のランダムアクセスプリアンブルの検出までは、図3Aの処理例1と同様である。ホーム基地局1は、既定系列のランダムアクセスプリアンブルの検出後、すぐには通常モードへの変更は行わずに(図3AのS110を行わずに)、ランダムアクセス応答を返す(S111)。
移動局2は、ランダムアクセス応答を受信すると、情報要素ESTABLISHMENT_CAUSEをシステム情報要求に設定して、RRC接続要求を送信する(S112)。ホーム基地局1は、RRC接続要求に含まれる移動局IDから、移動局2がCSGに含まれるか否かを判定する(S113)。さらに、RRC接続要求中のESTABLISHMENT_CAUSEから、システム情報送信モードを通常モードへ変更するかどうかの判定を行う(S114)。
移動局2がCSGに含まれており、かつ、ESTABLISHMENT_CAUSEがシステム情報要求であれば、ホーム基地局1はシステム情報送信モードを通常モードへ変更する(S114)。これによって、接続権限のない移動局2からのランダムアクセスによって、システム情報送信モードが変更されるのを回避することができる。また、ホーム基地局1がランダムアクセスプリアンブルを誤検出して、システム情報送信モードが変更されるのを回避することができる。
続いて、ホーム基地局1は、RRC競合解決メッセージを移動局2へ送信する(S115)。このステップS115は必須ではなく、ホーム基地局1からRRC競合解決メッセージを送信せずに、移動局2がBCHに含まれるバリュータグ(Value tag)からシステム情報送信モードの判定を行ってもよい。あるいは、移動局2がSU−1の情報要素からシステム情報送信モードの判定を行ってもよいし、SU−1以外のSUが送信されていることから、通常モードであると判定してもよい。BCH又はSU−1にシステム情報送信モードを表す情報が含まれている場合には、その値からシステム情報送信モードを判定してもよい。
S115を行って、ホーム基地局1からRRC競合解決メッセージを送信する場合は、移動局2は、システム情報送信モードが通常モードへ変更されたことを迅速に認識することができる。一方、ホーム基地局1がRRC競合解決メッセージを送信しない場合には、ホーム基地局1から他セルへの干渉や、ホーム基地局1での消費電力を低減できる。なお、移動局2から送られてくるRRC接続要求が、ESTABLISHMENT_CAUSEを利用してシステム情報を要求するものである場合には、実際にはRRC接続は確立しなくてもよい。
ホーム基地局1は、システム情報の通常送信を開始する(S116)。移動局2は、ホーム基地局1と通信を行う上で必要な全てのシステム情報を受信したか否かの判定を行う(S117)。必要な全てのシステム情報を受信できなかったときは、ステップS107に戻って(S118)、再度、既定系列でランダムアクセスプリアンブルを送信する。必要な全てのシステム情報を受信したら、移動局2はホーム基地局1にシステム情報受信応答を返す(S119)。ホーム基地局1は、待機モードに戻る(S120)。
システム情報受信応答は、ARQ(auto repeat request)やHybrid ARQにおけるACKであってもよい。また、移動局2からシステム情報受信応答を送らずに、ホーム基地局1で待機モードへの移行を判定してもよい。
ホーム基地局1は、RRC接続を解放するために、RRC接続解放メッセージを移動局2へ送信する(S121)。移動局2は、ホーム基地局1からRRC接続解放メッセージを受信したら、それに対する応答として、RRC接続解放完了メッセージをホーム基地局1に送信する(S122)。ホーム基地局1がRRC接続解放完了メッセージを受信したら、RRC接続の解放が完了する。
この処理例においても、ホーム基地局1に移動局2が在圏していないときの(待機モードでの)報知情報量を削減することができ、他セルへの干渉や、消費電力の無駄を低減することができる。また、既定のランダムアクセスパラメータを用いることで、ランダムアクセスパラメータに関する情報の報知が不要になるとともに、在圏通知のランダムアクセスの検出が容易になる。
<第2の実施例>
図6〜図8は、本発明の第2の実施例を示す図である。第2実施例では、移動局がホーム基地局に在圏する前は、ホーム基地局は、移動局がホーム基地局に在圏する上で必要なシステム情報のみを報知する。そして、移動局がホーム基地局に在圏した後、ホーム基地局は、個別制御チャネル(DCCH:Dedicated Control Channel)で残りのシステム情報を移動局へ送信する。この構成では、ホーム基地局に移動局が在圏しているときに、残りのシステム情報を周期的に報知する必要がなくなり、無駄な電力消費を抑え、他セルに在圏する移動局への干渉を低減することができる。
図6及び図7は、それぞれ第2実施例のホーム基地局3と移動局4の構成例を示す概略ブロック図である。図6において、ホーム基地局3は、参照信号生成部31、同期信号生成部32、送信部33、受信部34、ランダムアクセス処理部35、システム情報制御部36、RRC制御部37、接続権判定部38を有する。
参照信号生成部31は、移動局4が既知である参照信号を生成する。この参照信号は、移動局4が基地局からの信号の品質を測定するときや移動局4の伝搬路推定において用いられる。基地局からの信号の品質測定や伝搬路推定は、この種の移動通信システムで用いられる一般的な方法によって行われる。
同期信号生成部32は、移動局4がホーム基地局3と同期を取る際に利用する同期信号を生成する。同期は、この種の移動通信システムで用いられる一般的な方法によって、移動局4とホーム基地局3の間で取られる。
送信部33は、参照信号や同期信号、システム情報や移動局へのデータ、ランダムアクセス応答、RRCメッセージ等を移動局へ送信する。送信部33は、ランダムアクセス処理部35からランダムアクセス応答を受信したら、移動局4へランダムアクセス応答を送信する。また、RRC制御部37からRRCメッセージを受信したら、移動局4へRRCメッセージを送信し、システム情報制御部36からシステム情報を受信したら、システム情報を報知し、又はDCCHで個別ユーザへ送信する。
受信部34は、移動局4からランダムアクセスプリアンブルを受信して、ランダムアクセス処理部35へ転送する。また、移動局4から受信するRRCメッセージをRRC制御部37へ転送し、移動局4から受信する受信完了メッセージをシステム情報制御部36へ転送する。
ランダムアクセス処理部35は、受信部34から受け取ったランダムアクセスプリアンブルを検出して処理する。第2実施例においても、移動局4がランダムアクセスによりホーム基地局3に在圏を通知する際には、既定のパラメータでランダムアクセスを行う。これにより、ホーム基地局3は、ランダムアクセスパラメータに関するシステム情報の報知量を低減できる。また、ランダムアクセス処理部35は、移動局4が在圏していないときは、既定のパラメータのランダムアクセスプリアンブル系列の検出のみを行えばよく、検出処理が簡易になる。移動局4の非在圏時に、既定のパラメータのランダムアクセスプリアンブル系列が検出された場合には、ランダムアクセス処理部35は、システム情報制御部36へ検出の報告を行う。一方、通常モードでは、ランダムアクセス処理部35は、この種の移動通信システムで用いられる一般的な方法によって、ランダムアクセスプリアンブルの検出を行い、ランダムアクセスプリアンブルが検出されたら、ランダムアクセス応答を生成して、送信部33へ送信する。
ランダムアクセス応答が移動局4で受信されると、ホーム基地局3と移動局4間におけるDCCHやCCCH(Common Control Channel)上のメッセージの送受信を行うシグナリング無線ベアラ(SRB:Signaling Radio Bearer)の設定が確立される。ランダムアクセスパラメータの既定値の定め方は、第1実施例で図4および図5を参照して述べたのと同様であり、ここでは説明を省略する。
システム情報制御部36は、第1システム情報生成部36aにおいて、報知する限定されたシステム情報(第1のシステム情報)であるBCH(Broadcast Channel)、SU−1(Scheduling Unit-1)を生成する。一般に、LTEにおいてSU−1は、PLMN ID、位置登録エリアID、セルID、セルアクセス規制状態(Cell barring status)、他のSU(Scheduling Unit)のスケジューリング情報、各SIB(System Information Block)のSUへの配置情報を含んでいる。実施例では、待機モードにおいて、移動局4がホーム基地局3にランダムアクセスで在圏通知を行う上で必要な情報のみ、すなわち、PLMN ID、位置登録エリアID、セルIDのみをSU−1に含める。これにより、ホーム基地局3から他セルへの干渉や、ホーム基地局の消費電力を低減する。もっとも、SU−1の情報要素を通常のLTEと同様にしてもよい。また、通常のLTEでは、ホーム基地局3は、SU−1以外のSUを下りリンク共有チャネル(DL−SCH)によって報知するが、本実施例では報知しない。
システム情報制御部36は、ランダムアクセス処理部35から、ランダムアクセスによる在圏通知の検出情報を得ると、第2システム情報生成部36bにおいて、報知されている以外のシステム情報(第2のシステム情報)を生成して、個別制御チャネル(DCCH)で移動局4へ送信するように送信部33に命令する。DCCHで送るシステム情報には、在圏通知用以外の通常のランダムアクセス用のパラメータが含まれる。また、DCCHで送るシステム情報には、報知しなかったSU−1の情報要素や、SU−1以外のSUが含まれる。また、システム情報制御部36がRRC制御部37から移動局のキャパビリティ情報(UE Capability)を得て、移動局4の無線能力に合わせて必要な情報のみをシステム情報に含めてDCCHで送る構成としてもよい。
送信部33へのDCCH送信命令は、在圏通知用のランダムアクセスの応答後に移動局4がRRC接続要求をする構成を採用する場合には、移動局がシステム情報を要求しているという情報をRRC制御部37から得た後に行われる。RRC接続要求は、ホーム基地局3と移動局4の間の無線ベアラ(Radio Bearer)の設定が不要であるため、必ずしも実行しなくてもよいが、RRC接続要求を行うことで、CSG以外の移動局からの不正な在圏通知を受けて、報知していないシステム情報を不正な移動局へ送信する問題を未然に防ぐことができる。
システム情報制御部36は、受信部34からシステム情報の受信完了メッセージを一定期間受けなかった場合には、報知されている以外のシステム情報を、送信部33へ再送する。システム情報制御部36は、受信部34からシステム情報の受信完了メッセージを受けとると、それ以上は、報知情報以外のシステム情報を送信部33へ再送しない。
RRC制御部37は、RRC接続要求等のRRCメッセージを処理する。接続権判定部38は、RRCメッセージ内の情報に基づいて、移動局4が接続権限を有するか否かを判定する。具体的には、RRC制御部37は、RRC接続要求のESTABLISHMENT_CAUSEがシステム情報要求である場合は、その旨をシステム情報制御部36へ報告する。また、RRC制御部37は、RRCメッセージに含まれるUE Capabilityをシステム情報制御部36へ送信する。このUE Capabilityは、別の信号に含まれてもよい。UE Capabilityに関する処理は、必ずしも行わなくてもよいが、UE Capabilityを通知することで、ホーム基地局3は移動局4の無線能力を知ることができ、それに必要なシステム情報のみを送信できる。
RRC制御部37は、受信部34からのRRC接続要求に含まれる移動局IDを、接続権判定部38へ送信する。接続権判定部38は、受けとった移動局IDと、CSGデータベース38aに記録された接続可能な移動局情報とから、移動局4がCSGに含まれるか否かを判定し、判定結果をRRC制御部37へ送信する。移動局4がCSGに含まれる場合には、RRC制御部37は、RRC競合解決メッセージを生成して送信部33へ送信する。また、システム情報制御部36からシステム情報受信完了通知を受け取ったら、RRC接続解放メッセージを生成して、総支部33へ送信する。RRC接続解放完了メッセージを受信部34から受け取ったら、RRC接続を解放する。なお、接続権判定部38は、ホーム基地局3の上位ノードに配置されてもよい。
図7は、移動局4の概略ブロック構成図である。移動局4は、受信部41、セルサーチ部42、接続権判定部43、システム情報記憶部44、ランダムアクセス処理部45、ランダムアクセスパラメータ記憶部46、送信部47、RRC制御部48、及び移動局無線能力記憶部49、を有する。
受信部41は、ホーム基地局3が送信する参照信号、同期信号、システム情報、データ、ランダムアクセス応答、RRCメッセージを受信する。参照信号と同期信号は、セルサーチ部42へ転送され、SU−1に含まれる位置登録エリアIDとセルIDは、接続権判定部43へ送られる。システム情報はシステム情報記憶部44へ、ランダムアクセス応答はランダムアクセス処理部45へ、RRCメッセージはRRC制御部48へ、それぞれ転送される。
セルサーチ部42は、受信部41から参照信号と同期信号を受信し、この種の移動通信システムで行われる一般的な方法によって、参照信号から伝搬路推定を行う。得られた伝搬路情報から同期信号の同期検波を行って、セルサーチを行う。このセルサーチによってホーム基地局3と移動局4の間の同期が確立される。
接続権判定部43は、移動局4がホーム基地局3のCSGに含まれるかを判定する。接続権判定部43は、受信部41からSU−1に含まれる位置登録エリアIDとセルIDを受けとり、これらを自局が保持する接続可能なホーム基地局の位置登録エリアID及びセルIDと照合して、ホーム基地局3への接続権の判定を行う。
システム情報記憶部44は、受信部41から受け取ったホーム基地局3のシステム情報を記憶する。ホーム基地局3のシステム情報は、BCHやSU−1で報知されるか、あるいはDCCHで個別ユーザへ通知される。
ランダムアクセス処理部45は、ランダムアクセスパラメータ記憶部46を参照して、ランダムアクセスに関する処理を行う。ランダムアクセス処理部45は、接続権判定部43から、BCHやSU−1の送信元であるホーム基地局3に対する接続権があるという情報を受信したら、在圏通知用に既定されたランダムアクセスパラメータでランダムアクセスプリアンブルを生成して、送信部47へ送信する。また、通常のランダムアクセスと同様に、ランダムアクセスプリアンブルの送信後に、ホーム基地局3からランダムアクセス応答を受信しない場合は、ランダムアクセスプリアンブルを再度生成して、送信部47へ送信する。一方、受信部41からランダムアクセス応答を受け取った場合は、その旨をRRC制御部48へ通知する。移動局4がランダムアクセス応答を受信したら、SRBが一般的な方法によって確立される。
送信部47は、ランダムアクセスプリアンブル、RRCメッセージ、システム情報受信完了メッセージ、データをホーム基地局3へ送信する。
RRC制御部48は、RRCメッセージを処理する。移動局無線能力記憶部49は、当該移動局4の無線能力を表すUE Capabilityを記憶する。RRC制御部48は、ランダムアクセス処理部45からランダムアクセス応答の通知を受けたら、RRC接続要求を生成する。ランダムアクセス応答が、移動局4からの在圏通知に対するランダムアクセス応答である場合には、RRC接続要求の情報要素ESTABLISHMENT_CAUSEをシステム情報要求に設定し、移動局IDと、移動局無線能力記憶部49から読み込んだUE Capabilityとを、RRC接続要求に含ませる。ただし、UE Capabilityについては、別のRRCメッセージに含ませて、別途ホーム基地局3へ送信してもよい。その他の情報要素については、この種の移動通信システムにおいて一般的な値に設定する。このように生成されたRRC接続要求は、送信部47へ送信される。RRC接続要求は、ホーム基地局3と移動局4の間の無線ベアラ(Radio Bearer)の設定が不要なので、必ずしも送信されなくてもよいが、RRC接続要求を送信することで、ホーム基地局3がCSG以外の移動局からの不正な在圏通知に応じて、報知していないシステム情報を不正な移動局へ送信することを未然に防止できる。なお、RRC接続要求を送信した場合は、RRC制御部48は、受信部41からRRC接続解放メッセージを受け取ったなら、RRC接続セットアップ完了通知を送信するRRC接続解放完了メッセージを生成して送信部47に送出する。
図8は、第2実施例の処理例を示すシーケンス図である。図8のS201が行われる直前の状態として、移動局4がホーム基地局3と同期していない状態を想定する。ステップS201〜S204まで、すなわち、移動局4でセルサーチを行い、ホーム基地局3に対するアクセス権の有無を判定するステップまでは、第1実施例と同様である。ホーム基地局3からSU−1以外のSUをDL−SCHで報知しないことも同様である。
移動局4は、在圏通知用に既定されたランダムアクセスパラメータの読み込みを行う(S205)。ランダムアクセスパラメータの既定値の設定については、図4及び図5を参照して述べたとおりであるので、ここでは説明を省略する。
移動局4は、在圏通知用の既定のランダムアクセスパラメータで、既定系列のランダムアクセスプリアンブルをホーム基地局3へ送信する(S206)。その後、通常のランダムアクセスと同様に、ホーム基地局3からランダムアクセス応答を受信しない場合は、ランダムアクセスプリアンブルを再送する(S207)。
ホーム基地局3は、既定のリソースブロックにおいて、在圏通知用の既定のランダムアクセスプリアンブル系列のみを検出する(S208)。これによって、ランダムアクセスプリアンブルの検出処理が簡易になる。
ホーム基地局3は、ランダムアクセス応答を送信する(S209)。このとき、ホーム基地局3と移動局4間におけるDCCHやCCCH上のメッセージの送受信のために、SRBの設定を一般的な方法によって確立する。
移動局4は、情報要素ESTABLISHMENT_CAUSEをシステム情報要求に設定してRRC接続要求を送信する(S210)。ホーム基地局3は、RRC接続要求に含まれる移動局IDから、移動局4がアクセス許可された加入者グループCSGに含まれるかどうかを判定し(S211)、さらに、RRC接続要求に含まれるESTABLISHMENT_CAUSEがシステム情報要求であるかを判定する(S212)。そして、ホーム基地局3は、RRC接続要求に対する応答として、RRC競合解決メッセージを移動局4へ送信する(S213)。
移動局4は、UE Capabilityをホーム基地局3へ通知する(S214)。UE Capabilityを通知することで、ホーム基地局3は移動局4の無線能力を知ることができ、その無線能力に応じた必要なシステム情報だけを送信できる。もっとも、UE Capabilityを送信しない構成とすることも可能である。ホーム基地局3は、UE Capabilityの受信に成功したら、移動局4へUE Capability受信完了メッセージを送信する(S215)。この受信完了メッセージは、レイヤ2のACKで代替してもよい。
ホーム基地局3は、ステップS201およびステップS203で報知した以外のシステム情報をDCCHで移動局4へ通知する(S216)。このように、トラヒックチャネルを利用しないため、無線ベアラ(Radio Bearer)設定は不要となる。DCCHで移動局4へ送られるシステム情報には、在圏通知用ではない通常のランダムアクセス用のパラメータや、報知しなかったSU−1の情報要素やSU−1以外のSUが含まれる。UE Capabilityを受信した場合は、DCCHで送るシステム情報には、移動局4の無線能力に合わせた必要な情報のみを含ませてもよい。
移動局4は、システム情報の受信に成功したら、ホーム基地局3へシステム情報受信完了メッセージを送信する(S217)。この受信完了メッセージは、レイヤ2のACKで代替してもよい。
ホーム基地局3は、RRC接続を解放するために、RRC接続解放メッセージを移動局4へ送信する(S218)。移動局4は、ホーム基地局3からRRC接続解放メッセージを受信したら、それに対する応答として、RRC接続解放完了メッセージをホーム基地局3へ送信する(S219)。ホーム基地局3がRRC接続解放完了メッセージを受信したら、RRC接続の解放が完了する。
第1実施例と同様に、ステップS210からステップS213(RRC接続要求に基づくシステム情報送信の可否判断)と、ステップS218、S219(RRC接続解放)については、ホーム基地局3と移動局4の間の無線ベアラ(Radio Bearer)の設定が不要であるため、必ずしも実行しなくてもよいが、ステップS210〜ステップ213、およびステップS218,S219を実行することで、CSG以外の移動局からの不正な在圏通知を受けて、報知していないシステム情報を不正な移動局へ送信することを防ぐことができる。
このように、ホーム基地局3に移動局4が在圏していないときは、ホーム基地局3が報知する情報量を削減することで、無駄な電力消費を抑えるとともに他セルへ在圏する移動局への干渉を低減することができる。さらに、移動局4がホーム基地局3に在圏した後、ホーム基地局3は、個別制御チャネルで残りのシステム情報を移動局へ送信するため、残りのシステム情報を周期的に報知する必要がなくなる。よって、第1の実施例よりもさらに無駄な電力消費と他セルへ在圏する移動局への干渉を低減することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
第1の実施例におけるホーム基地局の構成例を示す概略ブロック図である。 第1の実施例における移動局の構成例を示す概略ブロック図である。 第1の実施例における処理例1を示すシーケンス図である。 第1の実施例における処理例2を示すシーケンス図である。 ランダムアクセスプリアンブルのリソースブロックへの配置例を示す図である。 ランダムアクセスプリアンブルのリソースブロックへの配置例を示す図である。 第2の実施例におけるホーム基地局の構成例を示す概略ブロック図である。 第2の実施例における移動局の構成例を示す概略ブロック図である。 第2の実施例における処理例を示すシーケンス図である。
符号の説明
1、3 ホーム基地局
2.4 移動局
11、31 参照信号生成部(基地局側)
12、3 同期信号生成部(基地局側)
13、33 送信部(基地局側)
14、34 受信部(基地局側)
15、35 ランダムアクセス処理部(基地局側)
16 システム情報送信モード制御部(基地局側)
17、37 RRC制御部(基地局側)
18、38 接続権判定部(基地局側)
19 システム情報生成部(基地局側)
19a 第1システム情報生成部
19b 第2システム情報生成部
21、41 受信部(移動局側)
22、42 セルサーチ部(移動局側)
23、43 接続権判定部
24 システム情報判定部
25、45 ランダムアクセス処理部
26、46 ランダムアクセスパラメータ記憶部
27、47 送信部
28、48 RRC制御部
36 システム情報制御部(基地局側)
36a 第1システム情報生成部
36b 第2システム情報生成部
44 システム情報記憶部(移動局側)
49 移動局無線能力記憶部(移動局側)

Claims (20)

  1. 限定された第1のシステム情報を報知する手段と、
    在圏する移動局装置との通信確立に必要な第2のシステム情報を送信する手段と、
    前記第1のシステム情報の報知と、前記第2のシステム情報の送信との間の切り換えを制御する手段と、
    を備えたことを特徴とする基地局装置。
  2. 請求項1に記載の基地局装置において、
    前記制御手段は、前記移動局装置からの通知に応じて、前記第1のシステム情報の報知と、前記第2のシステム情報の送信とを切り替えるタイミングを制御することを特徴とする基地局装置。
  3. 請求項2に記載の基地局装置において、
    前記制御手段は、前記第1のシステム情報を受信した前記移動局から送信される在圏通知に応じて、前記第2のシステム情報の送信へ移行させることを特徴とする基地局装置。
  4. 請求項3に記載の基地局装置において、
    前記移動局装置からの前記在圏通知の受信後に、前記第2のシステム情報を個別制御チャネルで送信する手段、
    をさらに備えたことを特徴とする基地局装置。
  5. 請求項3または4に記載の基地局装置において、
    上記移動局装置が、当該基地局装置に接続する権限を有するか否かを確認する手段、
    をさらに備えたことを特徴とする基地局装置。
  6. 請求項3〜5のいずれかに記載の基地局装置において、
    前記第1のシステム情報を受信した前記移動局装置からの在圏通知として、前記移動局装置からのランダムアクセスを検出、処理する手段、
    をさらに備えたことを特徴とする基地局装置。
  7. 請求項6に記載の基地局装置において、
    前記ランダムアクセス検出処理手段は、前記移動局装置から送信される在圏通知用に特化した既定のランダムアクセスパラメータを検出し、
    前記第1のシステム情報報知手段は、前記第1のシステム情報にランダムアクセスパラメータを含めないことを特徴とする基地局装置。
  8. 基地局装置が送信する限定された第1のシステム情報を受信する手段と、
    前記第1のシステム情報の受信に応じて、前記基地局装置に対するシステム情報の切り換え通知を行う手段と、
    を備えたことを特徴とする移動局装置。
  9. 請求項8に記載の移動局装置において、
    前記受信手段は、前記切り換え通知に応じて前記基地局装置から送られてくる第2のシステム情報をさらに受信することを特徴とする移動局装置、
  10. 請求項9に記載の移動局装置において、
    前記受信手段は、前記第2のシステム情報を個別制御チャネルで受信することを特徴とする移動局装置。
  11. 請求項8〜10のいずれかに記載の移動局装置において、
    自装置が前記基地局装置に接続する権限を有するか否かを確認する手段、
    をさらに備えたことを特徴とする移動局装置。
  12. 請求項8〜11のいずれかに記載の移動局装置において、
    前記システム情報の切り換え通知として、前記前記基地局装置に対する在圏通知を生成する手段、
    をさらに有することを特徴とする移動局装置。
  13. 請求項12に記載の移動局装置において、
    前記在圏通知手段は、ランダムアクセスにより在圏通知を行う手段であることを特徴とする移動局装置。
  14. 請求項13に記載の移動局装置において、
    ランダムアクセスにより在圏通知を行う手段は、前記在圏通知用に特化した既定のランダムアクセスパラメータでランダムアクセスを行うことを特徴とする移動局装置。
  15. 基地局装置において、限定した第1のシステム情報を報知する工程と、
    前記基地局装置において、当該基地局装置のエリア内に在圏する移動局装置との間の通信確立に必要な第2のシステム情報の送信への切り換えの要否を判断する工程と、
    前記判断結果に応じて、前記第2のシステム情報を送信する工程と、
    を含むことを特徴とするシステム情報送信方法。
  16. 請求項15に記載のシステム情報送信方法において、
    前記移動局装置において、前記在圏前に、前記第1のシステム情報を受信する工程と、
    前記移動局装置において、前記第1のシステム情報の受信に応じて、前記基地局装置にシステム情報の切り換え通知を送信する工程と、
    をさらに含むことを特徴とするシステム情報送信方法。
  17. 請求項16に記載のシステム情報送信方法において、
    移動局からのシステム情報切り替え通知の送信は、前記基地局装置に対する在圏通知の送信により行い、
    前記基地局装置において、上記移動局装置からの在圏通知に応じて、前記第2のシステム情報の送信に切り替えることを特徴とするシステム情報送信方法。
  18. 請求項17に記載のシステム情報送信方法において、
    上記基地局装置において、上記移動局装置からの在圏通知の受信後に前記第2のシステム情報を個別制御チャネルで送信する工程、
    をさらに含むことを特徴とするシステム情報送信方法。
  19. 請求項16〜18のいずれか記載のシステム情報送信方法において、
    上記基地局装置と前記移動局装置の少なくとも一方において、前記移動局装置が前記基地局装置に接続する権限を有するか否かを確認する工程、
    をさらに含むことを特徴とするシステム情報送信方法。
  20. 請求項16〜19のいずれかに記載のシステム情報送信方法において、
    前記移動局装置において、在圏通知用に特化した既定のランダムアクセスパラメータで前記基地局に対してランダムアクセスを行う工程、
    をさらに含み、前記第1のシステム情報報知工程において、前記基地局装置はランダムアクセスパラメータを報知しないことを特徴とするシステム情報送信方法。
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