JP5215759B2 - エッジライトパネルおよび照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エッジライトパネルと、エッジライトパネルを用いた照明装置に関するものである。
従来から、エッジライトパネルとして、例えば、透光性材料で板状に形成され、一端面(入射端面)に対向して配設された光源からの光が入射端面より入射する導光板が提供されている。光源には、直管型の蛍光ランプや複数個の点光源を直線上に配置したものが用いられる。
導光板の入射端面に入射した入射光は、導光板の厚み方向各一面である放射面と反射面との間で全反射を繰り返して行うことで入射端面側から入射端面に向かい合う奥端面側に導光される。
導光板の放射面から光を取り出すために、反射面に拡散反射面が形成されたものが提供されている。反射面は、導光される光を拡散反射する。拡散反射面で拡散反射された光の一部は放射面から出射される。放射面から出射される出射光は拡散反射光であるから、放射面における表面輝度が低くなる。この種の導光板では、表面輝度を高める輝度向上シートを使用することが考えられているが、輝度向上シートを追加するから、製造コストが高くなる。
反射面に拡散反射面を形成する代わりに、反射面に凹凸や溝などのエッジを形成したもの(特許文献1、特許文献2参照)がある。反射面に形成された凹凸や溝の壁面は、反射面とは異なる角度で入射光を反射し、反射された光は放射面から出射する。
放射面から出射する出射光は凹凸や溝の壁面で反射される反射光であるから、拡散光を出射光とする構成よりも放射面から出射される光の指向性が良く表面輝度が高くなり、輝度向上シートを使用する必要がなく低コストでの生産が可能となる。
特許文献1に記載された構成では、図19に示すように、エッジライトパネル30の放射面33に複数個の凹部41を形成してあり、各凹部41は入射端面31から奥端面34に向かう向きに並べてある。また、放射面32における輝度を均一にするために、隣接する2個の凹部41間のピッチPnや凹部41の反射面33からの深さ寸法Hnを、入射端面31からの距離Xnに応じて変えている。但し、図示例では、n=1,2,・・・,5
すなわち、入射端面31から奥端面34に近づくに従って導光される光の強度は減少するが、奥端面34に近づくに従い凹部41の深さ寸法を大きくすることで壁面41a(入射端面31側の壁面)の面積を大きくし、また、奥端面34に近づくにしたがいピッチPnを小さくすることで凹部41の密度を増やし、放射面32から出射する光の強度を放射面32で均一にしている。
ところで、放射面32で全反射された後、凹部41の壁面41aに直接入射する光は、壁面41aにおける入射角が小さく、ほとんどの光が壁面41aを透過する。すなわち、壁面41aで全反射される光は、反射面33で全反射された後、壁面41aに入射する光である。
ここで、一の凹部41と、当該一の凹部41の入射端面31側において隣接する他の凹部41と、前記一の凹部41と前記他の凹部41との間の反射面33とについて考えると、本来、反射面33で全反射されて前記一の凹部41の壁面41aに入射し前記壁面41aで全反射されるべき光の一部は、前記他の凹部41に遮られることにより前記壁面41aに入射しなくなる。すなわち、前記一の凹部41の壁面41aに全反射角以上の入射角で入射する光の角度範囲において、当該角度範囲のうち一部の角度範囲の光は前記他の凹部41に遮られて前記一の凹部41の壁面41aに入射しない。
前記他の凹部41に遮られる光の角度範囲は、前記他の凹部41の深さ寸法HnやピッチPnにより変わり、ピッチPnが小さいほど、また、前記深さ寸法Hnが大きいほど大きくなる。すなわち、深さ寸法Hnが大きくピッチPnが小さい奥端面34側の凹部41においては、前記他の凹部41に遮られる光の角度範囲が大きく、入射端面31に近い側の凹部41とは反射光の角度分布が異なることになる。
図20に示すように、入射端面31に近い凹部41においては、深さ寸法Hnを小さくするとともにピッチPnを大きくし、奥端面34に近い凹部41においては、深さ寸法Hnを大きくするとともにピッチPnを小さく形成し、入射端面31と奥端面34との中間部において放射面32から出射される光のうち強度が最も大きくなる方向(出射方向D)が放射面32に直交する方向になるように凹部41を形成すると、入射端面31に近い側においては、出射方向Dは入射端面31側に傾き、奥端面34に近い側においては、出射方向Dは奥端面34側に傾く。
すなわち、図19に示す構成では、放射面32から放出される光の強度は均一にできるが、方向までは均一にできず、結果、正面輝度の低下に繋がる。
特許文献2に記載の構成では、図21に示すように、特許文献1の構成における凹部41(V字形溝)の壁面41aの傾斜角度φn(n=1,2,・・・)を凹部41ごとに変えることにより放射面32から出射する光の方向を各凹部41でほぼ同じにし、放射面32における輝度むらを抑えている。
しかしながら、図21の構成では、各凹部41の壁面41aをそれぞれ異なる傾斜角度で形成しなければならないから、切削加工でエッジライトパネルの製品モデルを作製する場合において凹部41を精度良く(壁面41aの傾斜角度の精度)加工することが困難であり、また、エッジライトパネル成形用の樹脂成形金型を作製する場合においても、樹脂成形金型における凹部41に相当する部分を精度良く加工することが困難であるという問題がある。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、正面輝度を高めるとともに輝度むらを小さくし、かつ、製品モデルの作製や樹脂成形金型の製造が容易であるエッジライトパネルおよび照明装置を提供することにある。
請求項1の発明は、透光性材料で板状に形成され厚み方向に平行な一側端面である入射端面に入射した光源からの光を厚み方向に向かい合う放射面側と反射面側とで全反射させて入射端面側から入射端面と向かい合う奥端面側に導光するとともに導光する光を反射面の全面に亘って設けられる複数個の凹凸部の壁面で反射角度を変えて反射し放射面より出射させるエッジライトパネルであって、各凹凸部は、第1凹部と、第1凹部における奥端面側に凹設される第2凹部と、第1凹部と第2凹部との間に挟まれる凸部とをそれぞれ備え、各第1凹部は、入射端面と放射面とに直交する断面において、奥側が開口側に比べ奥端面に近くなる形で傾斜する第1傾斜面と、奥側が開口側に比べ入射端面に近くなる形で傾斜する第2傾斜面とを壁面としてそれぞれ備え、各第2凹部は、前記断面において、奥側が開口側に比べ奥端面に近くなる形で傾斜する第3傾斜面を壁面としてそれぞれ備え、各凹凸部において、第2凹部は、反射面からの深さ寸法が第1凹部における反射面からの深さ寸法よりも小さくなるように形成され、第3傾斜面においては、入射端面側を第1凹部が覆ってなることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記各凹凸部は前記入射端面から前記奥端面に向かう向きに並んで配列され、前記各第2凹部は、前記断面において、奥側が開口側に比べ入射端面に近くなる形で傾斜する第4傾斜面を壁面としてそれぞれ備え、第4傾斜面は、前記反射面となす角度のうち鋭角側の角度が0より大きく放射面における全反射角の余角よりも小さくなる範囲で形成されることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明において、前記第2凹部は、第3傾斜面と第4傾斜面との間に底面を備え、底面は、放射面に平行に、または、奥端面側が入射端面側よりも放射面から離れる形で形成されることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3に記載の発明において、前記第1傾斜面、前記第2傾斜面、前記第3傾斜面および前記第4傾斜平面が前記反射面となす傾斜角度は、全ての前記凹凸部において同一であることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の発明において、前記凸部の先端に平面部を形成することを特徴とする。
請求項6の発明は、照明器具において、請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載のエッジライトパネルと、前記入射端面に対向して配設される前記光源と、表示サインが形成されるとともに前記放射面に対向して配設され後面側から前面側に光が透過することにより表示サインを表示する表示パネルと、光源を内部に収容する器具本体とを備えることを特徴とする。
請求項1の発明の構成によれば、第1傾斜面に入射する光のうち、全反射角よりも大きい角度で入射する光は放射面側に全反射され、全反射された光は放射面から外部に出射される。全反射角よりも小さい角度で第1傾斜面に入射する光の多くは第1傾斜面を透過する。すなわち、第1傾斜面に入射した光においては、第1傾斜面を透過する際に全反射する光の成分が除去される。したがって、第1傾斜面を透過した後第2傾斜面に入射し、さらに第2傾斜面を透過して第2傾斜面より出射する光は、第1傾斜面に入射する光よりも指向性が良くなる。また、第1傾斜面および第2傾斜面の傾斜角度(反射面となす角度のうち鋭角になる方の角度)が各凹凸部でほぼ同じであると、各第2傾斜面が出射する光の出射角度分布は各第2傾斜面でほぼ同じになる。第2傾斜面を透過した光は各第3傾斜面で放射面側にそれぞれ反射されて放射面からそれぞれ出射される。上述のように、第2傾斜面が出射する光は指向性が良く、第1傾斜面および第2傾斜面の傾斜角度が各凹凸部でほぼ同じであると各第2傾斜面が出射する光の出射角度分布は各第2傾斜面でほぼ同じになるので、第3傾斜面の反射により放射面から出射される光については、第1凹部の深さ寸法や各凹凸部のピッチにかかわらず出射角度分布がほぼ同じになり、第1凹部のみを有する(第2凹部を有さない)従来構成に比べ、輝度むらが小さくなり、また、放射面における正面輝度が高くなる。また、各第1傾斜面の傾斜角度を入射端面からの距離に応じてそれぞれ変える従来構成とは異なり、各第1傾斜面の傾斜角度を同じにできるので、切削加工による製品モデルの作製や、成形用の樹脂成形金型の作製が容易になるという利点がある。
また、第2凹部は、反射面からの深さ寸法が第1凹部における反射面からの深さ寸法よりも小さくなるように形成されるから、第1凹部(第1傾斜面)に遮られることにより、入射端面に入射した光であって第1傾斜面および第2傾斜面を透過せずに第3傾斜面に直接入射する光が少なくなる。第3傾斜面に直接入射する光が少なくなることにより、第3傾斜面を透過して反射面側の外部に放出される光や放射面に直交する方向以外の方向に反射される光を少なくすることができ、光の損失を抑え放射面における輝度の低下を抑えることができるという利点がある。
請求項2の発明の構成によれば、前記第4傾斜面は、奥側が開口側に比べ入射端面に近くなる形で傾斜するとともに、前記反射面となす角度のうち鋭角側の角度が0より大きく放射面における全反射角の余角よりも小さくなる範囲で形成されるから、放射面で全反射された光は第4傾斜面で反射されて第1傾斜面に入射する。すなわち、前記第4傾斜面の傾斜角度(反射面となす角度のうち鋭角となる方の角度)の分だけ第1傾斜面に入射する光の入射角度範囲が小さくなり、第1傾斜面での反射により放射面から出射される光の出射角度範囲が小さくなって正面輝度が高められるという利点がある。
請求項3の発明の構成によれば、前記第2凹部は、第3傾斜面と第4傾斜面との間に底面を備え、底面は、放射面に平行に、または、放射面に平行に、または、奥端面側が入射端面側よりも放射面から離れる形で形成されるから、前記入射端面から入射した光は放射面と底面とで全反射を繰り返すことができる。例えば、入射端面側の厚み寸法が前記奥端面側の厚み寸法よりも大きい(いわゆる、くさび形)形状で形成されている場合、放射面と反射面とで反射を繰り返すと、放射面への入射角度は反射回数に応じて大きくなり、入射角度が全反射角度よりも小さくなると一部の光は放射面を透過して光の損失が生じる。底面と放射面との間で全反射させるから、光の損失を抑え輝度の低下を抑えることができる。
請求項4の発明の構成によれば、前記第1傾斜面、前記第2傾斜面、前記第3傾斜面および前記第4傾斜面が前記反射面となす傾斜角度は、全ての前記凹凸部において同一であるから、各第1凹部および各第2凹部はそれぞれ相似形であり、凹凸部ごとに各壁面の傾斜角度を変える構成よりも、切削加工によりエッジライトパネルを作製する場合において凹凸部の加工に必要な専用工具の種類が減り、また、エッジライトパネル成形用の樹脂成形金型を作製する場合において樹脂成形金型における凹凸部に相当する部分の加工に必要な専用工具の種類が減り、専用工具の作製費用を少なくすることができる。また、凹凸部の形状が寸法規格内となるように製造することが前記従来構成よりも容易になり、輝度むら、輝光および暗線の発生を抑えることができるという利点がある。
請求項5の発明の構成によれば、前記凸部の先端に平面部を形成するから、先端をエッジに形成する構成に比べ射出成形を行う場合において成形が容易になるとともに寸法規格内での製造が容易になり、生産性を高めることができるという利点がある。
請求項6の発明の構成によれば、請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載のエッジライトパネルを備えるから、表示パネルの輝度むらが少なく、また、表示パネルを従来構成のエッジライトパネルを用いたものよりも表示パネルを明るく照明でき、また、輝光および暗線の発生を抑えることができ、さらに、生産性を高めた照明器具を提供することができるという利点がある。
以下の各実施形態では、図2,図3に示すように、表示ユニット10と、光源としての直管型の蛍光ランプ24を保持するランプホルダ21と、ランプホルダ21および表示ユニット10が取り付けられる器具本体としての本体ケース20とを備える誘導灯に用いられるエッジライトパネル30を例示する。
表示ユニット10は、前面矩形状に形成される表示パネル11と、透光性材料で前面の形状が表示パネル11の前面の形状とほぼ同形状の板状に形成され表示パネル11の後面側に配設されるエッジライトパネル30と、前面の形状がエッジライトパネル30の前面の形状とほぼ同形状に形成されエッジライトパネル30の後面側に配設される反射シート12と、表示パネル11とエッジライトパネル30と反射シート12とを一体化する裏板13とを備える。
表示パネル11には表示サイン11aが形成され、後面側から前面側に光が通過することにより表示サイン11aが照明される。反射シート12は、入射した光を拡散反射する。
本体ケース20内には、蛍光ランプ24を点灯させる点灯装置22と、蛍光ランプ24に電源を供給する蓄電池23とが取り付けられる。内部に蛍光ランプ21を収容するランプホルダ21は、本体ケース20における上部に収容される。表示ユニット10は、蛍光ランプ24がエッジライトパネル30の上端面に対向し、また、本体ケース20の開口面を閉塞する形で配設される。
ランプホルダ21は、蛍光ランプ24において下方(エッジライトパネル30側)以外の側面を覆い、エッジライトパネル30の前記上端面には蛍光ランプ24からの光が入射する。
(実施形態1)
本実施形態のエッジライトパネル30は、図4に示すように、前記上端面である入射端面31と、入射端面31と向かい合う端面である奥端面34と、前面である放射面32と、放射面32に向かい合う後面である反射面33と、入射端面および放射面に直交する一対の左右両端面35とを備える。
反射面33は、図1に示すように、全面に亘って形成される複数個の凹凸部40を備える。各凹凸部40は、第1凹部41と、第1凹部41の奥端面34(図4参照)側に凹設される第2凹部42と、第1凹部41と第2凹部42との間に挟まれる凸部43とをそれぞれ備える。
各第1凹部41は、入射端面31と放射面32とに直交する断面において、奥側が開口側に比べ奥端面34に近い形で傾斜する第1傾斜面41aと、開口側に比べ入射端面31に近い形で傾斜する第2傾斜面41bとを壁面としてそれぞれ備え、左右両端面35に平行な断面において2つの壁面が略V字に交差する形で第1凹部41は形成される。また、第1傾斜面41aおよび第2傾斜面41bは左右両端に亘って形成される。すなわち、第1凹部41は、入射端面31に略平行に溝状に形成される。
各第2凹部42は、入射端面31と放射面32とに直交する断面において、奥側が開口側に比べ奥端面34に近い形で傾斜する第3傾斜面42aと、奥側が開口側に比べ入射端面31に近い形で傾斜する第4傾斜面42bとを壁面としてそれぞれ備える。すなわち、各第2凹部42は、入射端面31と放射面32とに直交する断面において、2つの壁面が略V字に交差する形で形成される。また、第3傾斜面42aおよび第4傾斜面42bは左右方向の全幅に亘って形成される。すなわち、第2凹部42は、入射端面31に略平行に溝状に形成される。
凸部43は、第2傾斜面41bと第3傾斜面42aとを壁面とする。第2傾斜面41bと第3傾斜面42aとは、反射面33上で交差する。すなわち、各凸部43の先端は鋭角でそれぞれ形成され、また、各第1凹部41および各第2凹部42の開口面は、反射面33上になる。
第1傾斜面41a、第2傾斜面41b、第3傾斜面42a、第4傾斜面42bが反射面33となす鋭角となる方の傾斜角度φ1、φ2、α、βは、各凹凸部40において同一に形成され、各第1凹部41および各第2凹部42は、それぞれ相似形に形成されている。
第1傾斜面41aは、傾斜角度φ1が30〜60°の範囲で形成され、第2傾斜面41bは、傾斜角度φ2が70〜90°の範囲で形成され、第3傾斜面42aは、傾斜角度αが30〜60°の範囲で形成され、第4傾斜面42bは、傾斜角度βが0〜30°(但し、0°を除く)の範囲で形成される。
入射端面31より入射した光L1は、放射面32と反射面33とで全反射を繰り返すことで入射端面31側から奥端面34側に導光される。全反射を繰り返して行わせるために、放射面32と反射面33とは略平行に形成される。
導光される光は各凹凸部40において入射端面31側から第1傾斜面41aにそれぞれ入射する。放射面32および反射面33で全反射した光について考えると、第1傾斜面41aに入射する光の入射角範囲は、エッジライトパネル30における全反射角Aの2倍以内となる。すなわち、第1傾斜面41aに入射する光の入射角は一定範囲内である。
第1傾斜面41aに入射する光のうち、全反射角Aより大きい角度で入射する光L21’は放射面32側に全反射される。第1傾斜面41aの傾斜角度φ1は、全反射された光L25が放射面32に小さい入射角で入射するような範囲の角度に設定される。
全反射角Aより小さい角度で第1傾斜面41aに入射する光L21の多くは第1傾斜面41aを透過する。したがって、第1傾斜面41aに入射する光は、第1傾斜面41aを透過する際に全反射する光の成分が除去される。
第1傾斜面41aを透過した光の一部は第2傾斜面41bに入射し、一部は反射シート12に入射する。反射シート12は入射した光を拡散反射し、拡散反射された光L3はエッジライトパネル30内を透過して放射面32から出射するか、または、再びエッジライトパネル30内を導光する。第1傾斜面41aを透過し第2傾斜面41bに入射する光L22は第2傾斜面41bを透過する。
ここに、第1傾斜面41aは、奥側が開口側に比べ奥端面34に近い形で傾斜するから、第1傾斜面41aを透過する光の多くは、放射面32で全反射された後、第1傾斜面41aに直接入射する光である。すなわち、第1凹部41の深さ寸法や、凹凸部40間のピッチ(間隔)が変化しても、第1傾斜面41aを透過する透過光においては、第1傾斜面41aにおける出射角度分布はほとんど変化せず、第2傾斜面41bが出射する光の角度分布は、各第2凹部42でほぼ同じになる。
上述より、第2傾斜面41bを透過した光L23は、指向性が良く、また、傾斜角度φ1およびφ2は各凹凸部40で同じであるから、第2傾斜面41bが出射する光L23の出射角度分布は、各凹凸部40で同じになる。
第2傾斜面41bを透過した光L23は、第3傾斜面42aで放射面32側に反射される。第3傾斜面42aの傾斜角度αは、第3傾斜面42aで反射された光L24が放射面32に小さい入射角で入射するように設定される。
上述のように、各第3傾斜面42aの反射により放射面32からそれぞれ出射される光は、指向性が良く、出射角度分布が同じであるから、第1凹部41のみを有する従来構成に比べ、正面輝度が高くなり、また、輝度むらが小さくなる。
また、上述のように各第1凹部41および各第2凹部42はそれぞれ相似形で形成されるから、エッジライトパネル30の製品モデルを切削加工で作製する場合、各凹凸部40を加工するための専用工具の種類が少なくなる。また、エッジライトパネル30の成形用の樹脂成形金型を作製する場合において、各凹凸部40に相当する部分を加工するための専用工具の種類が少なくなる。専用工具の種類が少なくなることにより、製品モデルの作製費用や樹脂成形金型の作製費用を安くすることができる。
また、各第1凹部41および各第2凹部42はそれぞれ相似形であるから、各第1凹部41および各第2凹部42におけるばらつきがすくなくなり、輝度むら、輝線および暗線の発生を抑えることができる。
ところで、本実施形態では、第2凹部42の深さ寸法hn(反射面33を基準とする寸法。以下同じ。)は、第1凹部41の深さ寸法Hnよりも小さく形成される。すなわち、第3傾斜面42aにおいては、入射端面31側を第1凹部41が覆っている。
(実施形態2)
本実施形態のエッジライトパネル30は、図5に示すように、第4傾斜面42bの傾斜角度βに制限を設けた点が実施形態1の構成と異なる。他の構成は実施形態1と同様である。
傾斜角度βは、0°より大きく全反射角Aの余角よりも小さい範囲内で設定される。放射面32で全反射された光L5は第4傾斜面42bに入射し、第4傾斜面42bで全反射され、第1傾斜面41aに入射する。したがって、第1傾斜面41aに入射する光L5’の第1傾斜面42bに対する入射角は、反射面33で全反射される場合に比べ、第4傾斜面42bの傾斜角度βの分だけ小さくなり、第1傾斜面41aに入射する光の入射角の範囲が小さくなって、第1傾斜面41aの反射により放射面32から出射される光の出射角度範囲が小さくなる。結果、実施形態1よりも正面輝度が高められる。
なお、第4傾斜面42bで全反射された光においては、放射面32への入射角が大きくなるから、第4傾斜面42bに入射しない光は放射面32で全反射される。
(実施形態3)
本実施形態のエッジライトパネル30は、図6に示すように、第2凹部42が、2つの壁面に挟まれた底面42cを備える点が実施形態2の構成と異なる。他の構成は実施形態2と同様である。
底面42cは、放射面32に平行に形成される。したがって、入射端面31に入射した光は、放射面32と底面42cとの間で全反射を繰り返し、奥端面34側に導光される。
例えば、図7に示すように、入射端面31側の厚み寸法が奥端面34側の厚み寸法よりも大きい形(いわゆる、くさび形)でエッジライトパネル30を形成した場合においても、底面42cの傾斜角度γを放射面32が反射面33となす角度と同じにすることで(すなわち、底面42cと放射面32とが平行)、入射端面31から入射した光は、底面42cと放射面32との間で全反射を繰り返して奥端面34側に導光される。
くさび形のエッジライトパネル30において平行でない放射面32と反射面33とで反射を繰り返すと、反射角度が反射の度に大きくなって、放射面32で反射される際に一部の光は放射面32を透過する。放射面32を透過する当該光は放射面32に直交する方向に放出されないから、放射面32と反射面33とが平行に形成されたエッジライトパネル30に比べ正面輝度が低下することがある。
本実施形態では、入射端面31から入射した光は、底面42cと放射面32との間で全反射を繰り返して奥端面34側に導光されるから、エッジライトパネル30をくさび形に形成した場合であっても、正面輝度の低下を抑えることができる。
なお、底面42cを、奥端面34側が入射端面31側よりも放射面32から離れる形で形成しても、同様の効果を得ることができる。
(実施形態4)
本実施形態のエッジライトパネル30は、図8に示すように、凸部43の先端に平面部43aを形成した点が実施形態1の構成と異なる。他の構成は実施形態1と同様である。
凸部43の先端をエッジで形成した場合、エッジライトパネル30を射出成形で成形する場合において、凸部43の先端部の形状を精度良く成形することができない虞がある。
本実施形態では、凸部43の先端に平面部43aを形成するから、凸部43の先端を鋭角で形成した実施形態1に比べ凸部43の先端部の形状を精度良く成形することができる。
なお、図9に示すように、実施形態2の構成において、凸部43の先端に平面部43aを形成することもできるし、図10および図11に示すように、実施形態3の構成において、凸部43の先端に平面部43aを形成することもできる。
(実施形態5)
本実施形態のエッジライトパネル30は、図12に示すように、入射端面31からの距離Xn(X1、X2、・・・)に応じて第1凹部41の深さ寸法Hn(H1、H2、・・・)または隣接する凹凸部40間のピッチPn(P1、P2、・・・)、或いは深さ寸法HnおよびピッチPnの両方を変える点が実施形態5の構成と異なる。他の構成は実施形態5と同様である。
深さ寸法Hnと距離Xnとの関係およびピッチPnと距離Xnとの関係は、図13に示す通りであり、ピッチPnは、入射端面31側では大きく奥端面34側では小さく、深さ寸法Hnは、入射端面31側では小さく奥端面34側では大きくなっている。
深さ寸法HnやピッチPnを距離Xnに応じて図13のように変えることで、放射面32から出射される光の強度を放射面32において均一にし、また、正面輝度を均一にし、かつ、指向性を連続的に変化させることが可能となり、輝線、暗線のない良好な外観品質が得られる。上述より、本実施形態では実施形態1〜3よりも正面輝度を均一にすることができる。
なお、実施形態1や実施形態2の構成のように、第2凹部42が底面42cを有さない構成とすることもできるし、凸部43の先端をエッジに形成することもできる。
(実施形態6)
本実施形態のエッジライトパネル30は、図14に示すように、距離Sn(S1、S2、・・・)に応じて第2凹部42の深さ寸法hn(h1、h2、・・・)を変える点が実施形態6の構成と異なる。他の構成は実施形態6と同様である。
深さ寸法hnと距離Snとの関係は、図15に示す通りであり、深さ寸法hnは入射端面31側では小さく、奥端面34側では大きくなっている。
本実施形態では、第2凹部42の深さ寸法hnを入射端面31からの距離Snに応じて図15に示すように変えることで、放射面32から出射される光の強度を放射面32において均一にし、また、正面輝度を均一にし、かつ、指向性を連続的に変化させることが可能となり、輝線、暗線のない良好な外観品質が得られる。上述より、本実施形態では実施形態1〜4よりも正面輝度を均一にすることができる。
なお、実施形態1や実施形態2の構成のように、第2凹部42が底面42cを有さない構成とすることもできるし、凸部43の先端をエッジに形成することもできる。
ところで、第1凹部41のみを備える従来構成と本実施形態のエッジライトパネル30とにおいて、図16に示すように、入射端面31側から奥端面34側に向かう方向(図におけるX方向)に放射面32を6個の領域(領域R1〜R6)に分割し、図17に示すように、放射面32に直交する方向(図におけるY方向)と角度θをなす方向の輝度を各領域(領域1〜6)について測定すると、図18(a),(b)に示すように、従来構成よりも各領域における正面輝度が高く(約1.5倍)、また、輝度むらが少ないという結果を得た。
実施形態1の要部断面図である。 実施形態1のエッジライトパネルを用いた照明装置の概略構成図である。 実施形態1のエッジライトパネルを用いた照明装置における表示ユニットの概略構成図である。 実施形態1の斜視図である。 実施形態2の要部断面図である。 実施形態3の要部断面図である。 実施形態3の別形態の要部断面図である。 実施形態4の要部断面図である。 実施形態4の別形態の要部断面図である。 実施形態4の別形態の要部断面図である。 実施形態4の別形態の要部断面図である。 実施形態5の要部断面図である。 入射端面からの距離と各凹凸部間のピッチおよび入射端面と第1凹部の深さ寸法との関係を表す図である。 実施形態6の要部断面図である。 入射端面からの距離と第2凹部の深さ寸法との関係を表す図である。 実施形態6における測定領域を示す図である。 実施形態6における測定方向を示す図である。 実施形態6における測定方向と測定した輝度との関係を表す図である。 従来例を示す側面図である。 従来例における出射光の出射角度分布を示す図である。 従来例を示す側面図である。
符号の説明
11 表示パネル
20 本体ケース(器具本体)
24 ランプ(光源)
30 エッジライトパネル
31 入射端面
32 放射面
33 反射面
34 奥端面
40 凹凸部
41 第1凹部
41a 第1傾斜面
41b 第2傾斜面
42 第2凹部
42a 第3傾斜面
42b 第4傾斜面
42c 底面
43 凸部
43a 平面部

Claims (6)

  1. 透光性材料で板状に形成され厚み方向に平行な一側端面である入射端面に入射した光源からの光を厚み方向に向かい合う放射面側と反射面側とで全反射させて入射端面側から入射端面と向かい合う奥端面側に導光するとともに導光する光を反射面の全面に亘って設けられる複数個の凹凸部の壁面で反射角度を変えて反射し放射面より出射させるエッジライトパネルであって、各凹凸部は、第1凹部と、第1凹部における奥端面側に凹設される第2凹部と、第1凹部と第2凹部との間に挟まれる凸部とをそれぞれ備え、各第1凹部は、入射端面と放射面とに直交する断面において、奥側が開口側に比べ奥端面に近くなる形で傾斜する第1傾斜面と、奥側が開口側に比べ入射端面に近くなる形で傾斜する第2傾斜面とを壁面としてそれぞれ備え、各第2凹部は、前記断面において、奥側が開口側に比べ奥端面に近くなる形で傾斜する第3傾斜面を壁面としてそれぞれ備え、各凹凸部において、第2凹部は、反射面からの深さ寸法が第1凹部における反射面からの深さ寸法よりも小さくなるように形成され、第3傾斜面においては、入射端面側を第1凹部が覆ってなることを特徴とするエッジライトパネル。
  2. 前記各凹凸部は前記入射端面から前記奥端面に向かう向きに並んで配列され、前記各第2凹部は、前記断面において、奥側が開口側に比べ入射端面に近くなる形で傾斜する第4傾斜面を壁面としてそれぞれ備え、第4傾斜面は、前記反射面となす角度のうち鋭角側の角度が0より大きく放射面における全反射角の余角よりも小さくなる範囲で形成されることを特徴とする請求項1に記載のエッジライトパネル。
  3. 前記第2凹部は、第3傾斜面と第4傾斜面との間に底面を備え、底面は、放射面に平行に、または、奥端面側が入射端面側よりも放射面から離れる形で形成されることを特徴とする請求項2に記載のエッジライトパネル。
  4. 前記第1傾斜面、前記第2傾斜面、前記第3傾斜面および前記第4傾斜平面が前記反射面となす傾斜角度は、全ての前記凹凸部において同一であることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のエッジライトパネル。
  5. 前記凸部の先端に平面部を形成することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載のエッジライトパネル。
  6. 請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載のエッジライトパネルと、前記入射端面に対向して配設される前記光源と、表示サインが形成されるとともに前記放射面に対向して配設され後面側から前面側に光が透過することにより表示サインを表示する表示パネルと、光源を内部に収容する器具本体とを備えることを特徴とする照明装置。
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