JP3823289B2 - 面状照明装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、看板や各種表示装置等の照明手段に用いる薄型の面状照明装置に関するものであり、液晶表示装置の背面照明手段及び前面照明手段の何れにも用いられるものである。
【0002】
【従来の技術】
低消費電力で作動する液晶表示装置は、薄型、軽量等の特徴があるので、主にパーソナルコンピュータや携帯電話用等を中心とした表示装置としての需要が増大している。ところで、液晶表示装置の構成部材である液晶は、ブラウン管等の発光型素子と異なり自ら発光しないため、暗所での使用を可能とするための照明手段を、別個に使用することが必要となる。特に、近年の電子製品の薄型化および省電力化の要求の中では、液晶表示装置を照射するための照明手段として、サイドライト方式(導光板方式)の面状照明装置を使用することが多い。
【0003】
図9には、背面照明手段として用いられる面状照明装置1の基本的構成部分を示している。面状照明装置1は、透明基板2および棒状の光源部11を主構成として、透明基板2の上面6を透過型液晶表示素子(図示省略)の背面に配置させるものである。棒状の光源部11には、冷陰極蛍光管(CCFL)または熱陰極管(HCFL)が適用されている。また、最近では、棒状の透明材料からなる導光体の両端部のうち少なくとも一方に、発光ダイオード等の点状光源を配置した構成のものも多用されている。
【0004】
一方、透明基板2の下面4には、光反射パターン7が形成されている。光反射パターン7は、棒状の光源部11からの光を透明基板2の上面6からほぼ垂直に出射させる機能を有するものであり、断面形状ほぼ三角形の多数の溝部8及び溝部8に隣接する平坦部9とで構成される。光反射パターン7は、棒状の光源部11からの距離に左右されることなく透明基板2の何れの位置においても明るさがほぼ均一になるように、溝部8の深さが場所によって異なっている。具体的には、溝部8の深さは、棒状の光源部11に隣接する側端面3から遠ざかるに従って徐々に大きくなるように設定され、棒状の光源部11とは反対側の側端面5に最も近い溝部8の深さが最大となる。なお、実際には、透明基板2に形成される光反射パターン7の溝部8は、非常に微細であるため、画面の観察においては目視で確認できない。また、光反射パターン7としては、この他に、溝部8の深さを場所によらず一定として、溝部8の間隔を、棒状の光源部11から離れるに従って狭くする、あるいは平坦部9の幅を狭くする構成等も可能である。
【0005】
ここで、光反射パターン7に進入する光線の進行状態を図10に基づいて説明する。溝部8の断面形状を限定するために、断面形状三角形の底辺にあたる部分を仮想平面Sと想定し、棒状の光源部11に近い側(図10の右側)の傾斜面30の傾斜角度をα、側端面5に近い側(図10の左側)の傾斜面31の傾斜角度をβとする。
【0006】
傾斜面30は、図10の右側から進行する光線32を傾斜面30で全反射させることによって、透明基板2の上面6へほぼ垂直に進行させ、画面に対してほぼ垂直方向へ出射させるように設定する。上記光線32の進行経路を実現するためには、傾斜面30の傾斜角度αを、およそ40°〜55°の範囲で設定すればよいことが実験により判明している。このとき、最適な傾斜角度αは、透明基板2の大きさによって変化するので、透明基板2の大きさに対応させて適宜選択する。
【0007】
一方、傾斜面31の傾斜角度βは、傾斜面30へ臨界角以下で入射する光線33を考慮して設定する。光線33は、上述のように傾斜面30へ臨界角以下で入射するために、その多くが反射されずに透過して透明基板2の下面4から出射する。このとき、傾斜角度βは、透明基板2から出射した光線33を、再度透明基板2に進入させ、かつ、隣接する溝部8の傾斜面30に入射させるように設定する。上記光線33の進行経路を実現するためには、傾斜角度βを、およそ60°〜90°の範囲で設定すればよいことが実験により判明している。
【0008】
このとき、上述したように傾斜面30の傾斜角度αは、傾斜面30に進入した光線を画面に対してほぼ垂直方向へ全反射させるように設定されているので、光線33は、傾斜面31から透明基板2内部に進入し傾斜面30に到達すると、傾斜面30で全反射して画面垂直方向へ進行する。
【0009】
上述のように傾斜角度αおよび傾斜角度βを決定すると、光反射パターン7に進行する光線は、光線32および光線33のいずれかに類似した進行経路をたどるので、最終的に画面に対してほぼ垂直に出射させることが可能となる。また、透明基板2の下面4から出射する光線がほとんど存在しなくなるので、従来の面状照明装置の構成部材として必須であった反射板を、透明基板2の下面4に設ける必要がなくなる。
【0010】
画面上へ出射される光線は、主に溝部8の傾斜面30で全反射されることによって、透明基板2の上面6から出射するという進行経路をたどっている。このとき、棒状の光源部11から遠ざかるにしたがって、傾斜面30および傾斜面31の面積が大きくなるため、溝部8に進行する光線量は徐々に増加する。このため、光線の強度の伝搬時の減衰にかかわらず、画面上均一な発光を実現することが可能である。
【0011】
なお、前面照明手段は、上述の面状照明装置1の透明基板2の上下面を逆転させて、透明基板2の下方に反射型液晶表示素子を置いたものであり、画面上均一な発光を実現するための仕組みは、図10で説明した背面照明手段と同様である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記サイドライト方式の面状照明装置において、棒状の光源部11からの距離が大きくなると、画面の輝度は画面を観察する角度によって大きく変化し、視野角度の狭小化を招き易いことが指摘されている。
本発明は、上記サイドライト方式の面状照明装置において、棒状の光源部11からの距離にかかわらず、一定以上の視野角度が得られるように透明基板2から射出される光方向を制御し、視野角度の広角化を促進して、面状照明装置によって照らされる液晶表示装置の、画像の質の更なる向上を図ることを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための、本発明の請求項1に係る面状照明装置は、透光性材料からなる透明基板の側端面のうち少なくとも一面に沿って近接配置される棒状の光源部を具備して、前記透明基板の側端面に照射され前記透明基板内に導かれた光を、前記透明基板の表面から液晶表示装置の表示部へと供給するサイドライト方式の面状照明装置において、
前記透明基板の表面には、前記棒状の光源部の軸方向に沿うと共に断面形状に傾斜面を有する溝部を多数備え、又は、断面形状に傾斜面を有する溝部と平坦部とを夫々多数備える、光反射パターンが形成され、前記溝部の深さは、前記棒状の光源部から離れるに従って深くなるように形成され、なおかつ、前記透明基板の、前記棒状の光源部からの距離に応じて狭小化する視野角度の、広角化が望まれる範囲に含まれる、所定深さ以上の溝部の傾斜面には、傾斜角度を徐々に変化させた部分が設けられ、前記傾斜角度を徐々に変化させた部分の、傾斜角度一定の部分に対する比率は、前記光源部から離れるにしたがって増加するように形成されていることを特徴とするものである。
【0014】
本発明によれば、前記多数の溝部のうちの前記透明基板の視野角度の広角化が望まれる範囲に含まれる、所定深さ以上の溝部の傾斜面に設けた、傾斜角度を徐々に変化させた部分で、前記透明基板内を進行する光線を、視野角度を広げる適切な角度へと反射させて、透明基板の表面から射出する。よって、前記多数の溝部のうちの前記透明基板の視野角度の広角化が望まれる範囲に含まれる、所定深さ以上の溝部の傾斜面に設けた、傾斜角度を徐々に変化させた部分での、視野角度を広げることができる。
また、前述のごとく、上記サイドライト方式の面状照明装置において、棒状の光源部からの距離が大きくなると、画面の輝度は画面を観察する角度によって大きく変化し、視野角度の狭小化を招き易いことが指摘されている。そこで、本発明では、前記溝部の深さを、前記棒状の光源部から離れるにしたがって深くなるように形成していることから、傾斜角度を徐々に変化させた部分を設けた溝部は、前記棒状の光源部から所定距離以上離れた溝部となり、視野角度の狭小化を招き易い位置において、視野角度を広げることが可能となる。
【0015】
また、本発明の請求項2に係る面状照明装置は、請求項1記載の面状照明装置において、前記光反射パターンは、断面形状ほぼ三角形の多数の溝部と平坦部とから構成されていることとしたものである。
上記構成によれば、断面形状ほぼ三角形の多数の溝部と平坦部とから構成されている光反射パターンの溝部の、該傾斜角度を徐々に変化させた部分で、前記透明基板内を進行する光線を、視野角度を広げる適切な角度へと反射させて、透明基板の表面から射出する。よって、前記棒状の光源部から所定距離以上離れた部分の、視野角度を広げることができる。
【0016】
また、本発明の請求項3に係る面状照明装置は、請求項1記載の面状照明装置において、前記光反射パターンは、断面形状ほぼ三角形の多数の階段状光反射パターンであることとしたものである。
本発明によれば、棒状の光源部から所定距離以上離れた階段の傾斜面の、傾斜角度を徐々に変化させた部分で、前記透明基板内を進行する光線を、視野角度を広げる適切な角度へと反射させて、透明基板の表面から射出する。よって、前記棒状の光源部から所定距離以上離れた部分の、視野角度を広げることができる。
【0017】
また、本発明の請求項4に係る面状照明装置は、請求項1から3のいずれか1項記載の面状照明装置において、前記傾斜角度を徐々に変化させた部分を、凸曲面としたものである。
この構成によれば、凸曲面である傾斜角度を徐々に変化させた部分で、前記透明基板内を進行する光線を、視野角度を広げる適切な角度へと反射させて、透明基板の表面から射出することにより、視野角度を広げることができる。
【0018】
また、本発明の請求項5に係る面状照明装置は、請求項1から3のいずれか1項記載の面状照明装置において、前記傾斜角度を徐々に変化させた部分を、凹曲面としたものである。
この構成によれば、凹曲面である傾斜角度を徐々に変化させた部分で、前記透明基板内を進行する光線を、視野角度を広げる適切な角度へと反射させて、透明基板の表面から射出することにより、視野角度を広げることができる。
【0019】
また、本発明の請求項6に係る面状照明装置は、請求項1から5のいずれか1項記載の面状照明装置において、前記傾斜角度を徐々に変化させた部分は、円弧状の断面形状を有するものである。
この構成によれば、視野角度の拡大を図りつつ、前記断面形状ほぼ三角形の溝部若しくは断面形状ほぼ三角形の多数の階段状部分を形成するための、バイト等の切削工具の形状を単純化することに貢献することができる。
【0020】
また、本発明の請求項7に係る面状照明装置は、請求項1から6のいずれか1項記載の面状照明装置において、前記傾斜角度を徐々に変化させた部分は、前記傾斜面の平面部の途中から形成されているものである。
このように、前記傾斜面の平面部の途中から形成された、前記傾斜角度を徐々に変化させた部分で、前記透明基板内を進行する光線を、視野角度を広げる適切な角度へと反射させて、透明基板の表面から射出することにより、視野角度を広げることができる。
【0021】
また、上記課題を解決するための、本発明の請求項8に係る面状照明装置の製造方法は、透光性材料からなる透明基板の側端面のうち少なくとも一面に沿って近接配置される棒状の光源部を具備して、前記透明基板の側端面に照射され前記透明基板内に導かれた光を、前記透明基板の表面から液晶表示装置の表示部へと供給するサイドライト方式の面状照明装置の製造方法であって、前記透明基板の表面に、前記棒状の光源部の軸方向に沿って多数の溝部を切削加工する際に、先端部分の傾斜角度が一定でありその傾斜角度が徐々に変化する形状を有するバイトを用いると共に、該バイトの切削深さを、前記透明基板の、前記棒状の光源部からの距離に応じて狭小化する視野角度の、広角化が望まれる範囲において、前記光源部から離れるにしたがって深くすることにより、所定深さ以上の溝部の傾斜面に形成される傾斜角度を徐々に変化させた部分の、傾斜角度一定の部分に対する比率を、前記光源部から離れるにしたがって増加させることを特徴とするものである。
本発明によれば、前記透明基板の表面に、前記棒状の光源部の軸方向に沿って多数の溝部を切削加工するバイトの先端部分は傾斜角度を一定とし、溝の基端部の近傍において、傾斜角度を徐々に変化させる形状とすることにより、バイトの切削深さが浅い、棒状の光源部の近傍の溝部には、傾斜角度を徐々に変化させた部分は形成されない。しかしながら、バイトの切削深さを深くして、所定深さ以上の溝部を形成する際には、傾斜面の平面部の途中から、傾斜角度を徐々に変化させた部分を形成することが可能となる。このように、一種類のバイトで、異なる溝形状を形成することが可能となる。
ところで、前述のごとく、上記サイドライト方式の面状照明装置において、棒状の光源部からの距離が大きくなると、画面の輝度は画面を観察する角度によって大きく変化し、視野角度の狭小化を招き易いことが指摘されている。そこで、本発明では、該バイトの切削深さを前記光源部から離れるにしたがって深くすることにより、所定深さ以上の溝部の傾斜面に形成される傾斜角度を徐々に変化させた部分の、傾斜角度一定の部分に対する比率を、前記光源部から離れるにしたがって増加させることにより、視野角度の狭小化を招き易い位置において、視野角度を広げることが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。従来技術と同一部分または相当する部分については同一符号で示し、詳しい説明は省略する。
【0023】
図1には、本発明の第1の実施の形態に係る面状照明装置の、透明基板20の特徴部分を模式的に示している。面状照明装置の他の構成部分は、従来技術(図9、図10参照)と同様である。
【0024】
この透明基板20は、下面4に形成した、棒状の光源部の軸方向に沿う断面形状ほぼ三角形の多数の溝部8と平坦部9とからなる光反射パターン7の、溝部8の深さを、前記棒状の光源部から離れる(図1の右から左の方向)にしたがって深くなるように形成して、所定深さ以上の溝部の傾斜面30に、傾斜角度を徐々に変化させた部分30bを設けたものである。ここで、「所定深さ」については、後述する視野角度の測定方法等の結果を参考に、視野角度の広角化が望まれる範囲の溝部を決定して、かかる範囲に含まれる溝部8の深さを所定深さとして決定する。もちろん、製品仕様によっては、透明基板20に形成された全ての溝部がその対象となる場合もありうる。また、溝部8が棒状の光源部の軸方向に沿うとは、棒状の光源部と溝部8とが必ずしも平行であることを意味するものではなく、モアレ縞の抑制のために所定の角度で傾ける場合をも含むものである。
図1の例では、傾斜角度を徐々に変化させた部分30bは凹曲面であり、かつ、円弧状の断面形状を有している。しかも、傾斜角度を徐々に変化させた部分30bは、傾斜面30の平面部(傾斜角度一定の部分)30aの途中から形成されている。
【0025】
なお、図1に示された三箇所の溝部8は、実際には図示のごとく透明基板20上に隣接して配置されているわけではなく、図中右端の溝部8は棒状の光源部の近傍に形成された溝部を、図中中央の溝部8は透明基板の側端面5(図9参照)に比較的近い部分に形成された溝部を、図中左端の溝部8は透明基板の側端面5(図9参照)に最も近い部分に形成された溝部を、夫々抽出して模式的に示したものである。すなわち、棒状の光源部の近傍には、傾斜角度を徐々に変化させた部分30bを設けないが、所定深さ以上の溝部の傾斜面30は、棒状の光源部から遠ざかるにしたがって、傾斜角度を徐々に変化させた部分30bの、傾斜角度一定の部分30aに対する比率が大きくなるように形成している。
【0026】
また、図1において、点線41で示す部分は、溝部8を切削加工するためのバイトの形状を示したものである。この、バイト41で形成される溝部8の、棒状の光源部11に近い側(図1の右側)の傾斜面30の傾斜角度αは45°、側端面5に近い側(図1の左側)の傾斜面31の傾斜角度βは75°、頂角γは60°とした場合を例示している。かかる値は、視野角度を効果的に拡大するに適した角度の一例である。
【0027】
さて、本発明の第1の実施の形態に係る透明基板20を用いることにより、以下のような作用効果を得ることができる。
まず、本発明の第1の実施の形態に係る透明基板20において傾斜角度を徐々に変化させた部分30bを設けた溝部8は、棒状の光源部から所定距離以上離れた溝部である。そして、かかる溝部の、傾斜角度を徐々に変化させた部分30bで、透明基板20内を進行する光線(図10の符号31、32を参照)を、視野角度を広げる適切な角度へと反射させて、透明基板の上面6から射出することができる。よって、面状照明装置の棒状の光源部から所定距離以上離れた部分における、視野角度を広げることができる。
【0028】
前述のごとく、サイドライト方式の面状照明装置において、棒状の光源部11からの距離が大きくなると、画面の輝度は画面を観察する角度によって大きく変化し、視野角度の狭小化を招き易いことが指摘されている。そこで、本発明の第1の実施の形態では、透明基板20に形成された溝8のうち、視野角度が特に狭くなる範囲のものに、傾斜角度を徐々に変化させた部分30bを設け、透明基板20から射出される光方向を積極的に制御することによって、視野角度の広角化を促進することができる。よって、面状照明装置によって照らされる液晶表示装置の、画像の質の更なる向上を図ることが可能となる。
【0029】
また、傾斜角度を徐々に変化させた部分30bを、円弧状の断面形状としたことから、溝部8を形成するための、バイト41の形状を単純化することに貢献するものである。しかも、バイト41の先端部分は傾斜角度を一定とし、溝の基端部の近傍において、傾斜角度を徐々に変化させる形状とすることにより、バイト41の切削深さが浅い、棒状の光源部の近傍の溝部8(図1の右端の溝部)には、傾斜角度を徐々に変化させた部分30bは形成されず、バイト41の切削深さを深くして、所定深さ以上の溝部8(図1の中央及び左端の溝部)を形成する際には、傾斜面30の平面部30aの途中から、傾斜角度を徐々に変化させた部分30bを形成することが可能となる。
【0030】
なお、傾斜面30の平面部30aの途中から、傾斜角度を徐々に変化させた部分30bを形成することにより、平面部30aで得られる、従来と同様の光線の反射効果を維持しつつ、傾斜角度を徐々に変化させた部分30bにおける光線の反射効果も得ることが可能である。よって、全体の輝度の低下を最小限に抑えつつ、必要な部分の視野角度の拡大を図ることができるという最も有利な効果を得ることが可能である。
【0031】
次に、本発明の第2の実施の形態を図2に基づいて説明する。従来技術及び本発明の第1の実施の形態と同一部分または相当する部分については同一符号で示し、詳しい説明は省略する。
【0032】
本発明の第2の実施の形態が、本発明の第1の実施の形態と構成を異にする部分は、傾斜面30の傾斜角度を徐々に変化させた部分30cを、凸曲面とした点にある。また、これに伴い、バイト42の形状も、先端部分は傾斜角度を一定とし、溝の基端部の近傍において、第1の実施の形態におけるバイト41とは逆の方向に傾斜角度を徐々に変化させる形状としている点が異なっている。
かかる曲面形状の違いは、必要な視野角度や、透明基板20の全体形状等の諸条件に応じて適宜選択するものであり、本構成によって得られる作用効果は、本発明の第1の実施の形態と同様である。
【0033】
次に、本発明の第3の実施の形態を図3に基づいて説明する。従来技術及び本発明の第1、第2の実施の形態と同一部分または相当する部分については同一符号で示し、詳しい説明は省略する。
【0034】
本発明の第3の実施の形態が、本発明の第1、第2の実施の形態と構成を異にする部分は、傾斜面30の傾斜角度を徐々に変化させた部分30dを、傾斜面の全体に形成した点にある。また、これに伴い、バイト43の形状も、バイトの先端部分から基端部に向けて傾斜角度を徐々に変化させる形状としている点が異なっている。
このように、傾斜面30の全体に傾斜角度を徐々に変化させた部分30dを形成することで、バイト43の形状の更なる単純化に貢献することができる。なお、バイト43で形成される溝部8の、棒状の光源部11に近い側(図1の右側)の傾斜面30の傾斜角度α’と、頂角γ’は、本発明の第1、第2の実施の形態における各部の角度α、γとは異なってくるが、その差は現実的には微小なものであり、また、溝部8の頂部近傍における傾斜角度も、先端部分を傾斜角度一定とした場合と比べ、大きく異なるものではないので、本発明の第3の実施の形態によっても、本発明の第1、第2の実施の形態と同様の作用効果を得ることが可能である。
【0035】
次に、本発明の第4の実施の形態を図4に基づいて説明する。従来技術及び本発明の第1〜第3の実施の形態と同一部分または相当する部分については同一符号で示し、詳しい説明は省略する。
【0036】
本発明の第4の実施の形態が、本発明の第1〜第3の実施の形態と構成を異にする部分は、本発明の第1〜第3の実施の形態において、透明基板20の下面4に形成した、溝部8と平坦部9とからなる光反射パターン7に代えて、透明基板20の下面4に、棒状の光源部の軸方向に沿う断面形状ほぼ三角形の多数の階段状光反射パターン34を形成し、棒状の光源部から所定距離以上離れた階段の傾斜面に、傾斜角度を徐々に変化させた部分34aを設けた点にある。
なお、図4の例では、傾斜角度を徐々に変化させた部分34aは凸曲面であり、かつ、円弧状の断面形状を有している。また、傾斜角度を徐々に変化させた部分34aは、かかる形状の基となる平面との角度δを45°とした場合を例示している。かかる値は、視野角度を効果的に拡大するに適した角度の一例である。
【0037】
本発明の第4の実施の形態のように、いわゆる階段状光反射パターン34を形成した透明基板20においても、棒状の光源部から所定距離以上離れた階段の傾斜面に、傾斜角度を徐々に変化させた部分34aを形成し、傾斜角度を徐々に変化させた部分34aで、透明基板20内を進行する光線(図10の符号31、32を参照)を、視野角度を広げる適切な角度へと反射させて、透明基板の上面6から射出することができる。よって、本発明の第1〜第3の実施の形態と同様の作用効果を得ることが可能である。
【0038】
次に、本発明の第5の実施の形態を図5に基づいて説明する。本発明の第4の実施の形態と同一部分または相当する部分については同一符号で示し、詳しい説明は省略する。
【0039】
本発明の第5の実施の形態が、本発明の第4の実施の形態と構成を異にする部分は、階段状光反射パターン34の、傾斜角度を徐々に変化させた部分34bを、凹曲面とした点にある。
かかる曲面形状の違いは、必要な視野角度や、透明基板20の全体形状等の諸条件に応じて適宜選択するものであり、本構成によって得られる作用効果は、本発明の第4の実施の形態と同様である。
【0040】
さらに、図示は省略するが、本発明の第1〜第5の実施の形態において、前記傾斜角度を徐々に変化させた部分の、円弧状の断面形状に代えて、多角形状の断面形状としても良い。また、曲率を変化させた曲面としても、同様の作用効果を得ることが可能である。これらの形状の違いについても、必要な視野角度や、透明基板20の全体形状等の諸条件に応じて適宜選択するものである。また、本発明の実施の形態では、液晶表示装置の背面照明手段を例示して説明したが、前面照明手段の透明基板にも適用可能である。また、棒状の光源としては、従来の技術として本説明に記載したものはいずれも適用できるが、同様の照明形態を有するものであれば、それらに限定されるものではない。
【0041】
また、本発明が適用できる光反射パターンは、上掲の形状に限定されるものではなく、光反射パターンが傾斜面を有する溝部から構成されていれば、あらゆる光反射パターンに適用できるものである。例えば、溝部の深さを一定として、平坦部の幅を可変とすることによって画面全体での明るさの均一化を図る構成とした場合には、透明基板20を、視野角度の要求仕様に合わせて仮想的に複数の領域に分割し、各領域ごとに外形形状の異なる複数のバイトを用いて、最適な溝形状に加工すればよい。また、溝形状は三角形に限定されるものではなく、例えば台形形状であってもよい。そして、これらの様々な形態の光反射パターンを組み合わせることで、視野角度の要求に最も適した光反射パターンを構成することも可能である。
【0042】
【実施例】
実施例として本発明の面状照明装置(本発明の第1の実施の形態に相当する)を作成し、その輝度を測定した。かかる面状照明装置の構成について、図6を参照しながら以下に説明する。なお、図6(a)には、面状照明装置1の側面図を、図6(b)には、面状照明装置1の上面図を示している。
【0043】
透明基板20には、全周面を平滑に研磨した透明なアクリル樹脂製の平板(サイズ:79.35mm×58.8mm、厚さ:1mm)の下面4に、透明基板20の短辺と平行(棒状の光源部11と平行)に溝部8を備える光反射パターン7を形成する。光反射パターン7の溝部8のピッチは、0.2mmで一定である。
光反射パターン7の溝部8は、図6(a)では図示を省略しているが、図1と同様に、溝部8の断面形状三角形の、傾斜面30の傾斜角度αを45°、傾斜面31の傾斜角度βを75°、頂角γを60°として形成している。また、切込み深さを3μmから15μmまで増大させている。さらに、傾斜角度を徐々に変化させた部分30bは、傾斜面の全体とし、その半径Rを0.2mmで一定としている。
【0044】
棒状の光源部11は、棒状の透明材料からなる導光体を二本用い、夫々の両端部にLEDを配置して、合計4つのLED(日亜化学工業NSCW215−bR)を用いたものである。LEDの点灯条件は、LED1灯当り18mAである。さらに光源部11の周面を覆うリフレクタ12には、銀を蒸着したPETフィルムを使用している。
【0045】
そして、面状照明装置1の画面上の輝度を、以下に述べる方法で測定し、画面上に放出する光線の出射角度分布を観測する。図6(b)に示すように、面状照明装置の画面中央部を基準点Oとし、輝度測定装置Kを、基準点Oから画面に垂直(正面)方向に所定距離(50cm)をおいて位置させた箇所を0度とする。そして、図6(a)に示すように、基準点0を中心に、側端面3および側端面5の方向に、それぞれ輝度測定装置Kを最大で40°まで移動させて、所定角度ごとに輝度を測定する。
【0046】
測定距離(基準点Oから輝度測定装置Kの先端までの距離)は、輝度測定装置Kの移動にかかわらず一定(50cm)である。このとき、側端面5の方向への輝度測定装置Kの移動をプラスとし、側端面3の方向への輝度測定装置Kの移動をマイナスで表している。輝度測定装置Kは、トプコン社製輝度計(BM−7,視野1°)を使用した。
【0047】
このように、基準点Oの位置での観測を測定点Bとし、同様に、図6において、透明基板20の長辺の中心線上の棒状の光源部11に近接する付近を測定点A、測定点Aの対称位置を測定点Cとして、上述と同様に輝度を測定する。
【0048】
上述の面状照明装置の輝度を測定した結果を図7に示す。また、比較対象として、傾斜角度を徐々に変化させた部分30bを持たない従来の透明基板2(図9、図10参照)についても、同一の条件で測定し、その結果を図8に示す。これらの測定結果から明らかなように、本発明に係る面状照明装置の、Cの位置における視野角度の拡大は顕著であり、Bの位置においても、視野角度の広角化の効果が得られている。
【0049】
なお、以上の有利な効果は、透明基板20の、溝部8のピッチを0.1〜0.3mm、溝部8の切込み深さを1μm〜30μm、傾斜角度を徐々に変化させた部分30bの半径Rを0.05〜0.5mmの範囲としたときに得られるものである。また、以上の有利な効果は、本発明の第2〜第5の実施の形態に係る面状照明装置においても、同様の傾向を得ることができる。
【0050】
【発明の効果】
本発明はこのように構成したので、サイドライト方式の面状照明装置において、前記透明基板の視野角度の広角化が望まれる範囲における、透明基板から射出される光方向を制御し、視野角度の広角化を促進して、面状照明装置によって照らされる液晶表示装置の、画像の質の更なる向上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係る面状照明装置の、透明基板の特徴部分を示す断面模式図である。
【図2】 本発明の第2の実施の形態に係る面状照明装置の、透明基板の特徴部分を示す断面模式図である。
【図3】 本発明の第3の実施の形態に係る面状照明装置の、透明基板の特徴部分を示す断面模式図である。
【図4】 本発明の第4の実施の形態に係る面状照明装置の、透明基板の特徴部分を示す断面模式図である。
【図5】 本発明の第5の実施の形態に係る面状照明装置の、透明基板の特徴部分を示す断面模式図である。
【図6】 輝度測定方法を説明するための概略図である。
【図7】 本発明の第1の実施の形態に相当する面状照明装置の輝度測定結果を示す図表である。
【図8】 従来の面状照明装置の輝度測定結果を示す図表である。
【図9】 従来の面状照明装置の要部である透明基板の構成を説明するための概略図である。
【図10】 図9に示す従来の面状照明装置の透明基板の、光反射パターンへの光線の進行状態を説明するための概略図である。
【符号の説明】
1 面状照明装置
3 側端面
4 下面
5 側端面
6 上面
7 光反射パターン
8 溝部
9 平坦部
11 棒状の光源部
20 透明基板
30 傾斜面
30a 平面部
30b、30c、30d 傾斜角度を徐々に変化させた部分
31 傾斜面
32、33 光線
34 階段状光反射パターン
34a、34b 傾斜角度を徐々に変化させた部分
S 仮想平面
α、β、δ 傾斜角度
γ 頂角
Claims (8)
- 透光性材料からなる透明基板の側端面のうち少なくとも一面に沿って近接配置される棒状の光源部を具備して、前記透明基板の側端面に照射され前記透明基板内に導かれた光を、前記透明基板の表面から液晶表示装置の表示部へと供給するサイドライト方式の面状照明装置において、
前記透明基板の表面には、前記棒状の光源部の軸方向に沿うと共に断面形状に傾斜面を有する溝部を多数備え、又は、断面形状に傾斜面を有する溝部と平坦部とを夫々多数備える、光反射パターンが形成され、
前記溝部の深さは、前記棒状の光源部から離れるに従って深くなるように形成され、なおかつ、前記透明基板の、前記棒状の光源部からの距離に応じて狭小化する視野角度の、広角化が望まれる範囲に含まれる、所定深さ以上の溝部の傾斜面には、傾斜角度を徐々に変化させた部分が設けられ、
前記傾斜角度を徐々に変化させた部分の、傾斜角度一定の部分に対する比率は、前記光源部から離れるにしたがって増加するように形成されていることを特徴とする面状照明装置。 - 前記光反射パターンは、断面形状ほぼ三角形の多数の溝部と平坦部とから構成されていることを特徴とする請求項1記載の面状照明装置。
- 前記光反射パターンは、断面形状ほぼ三角形の多数の階段状光反射パターンであることを特徴とする請求項1記載の面状照明装置。
- 前記傾斜角度を徐々に変化させた部分は、凸曲面であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の面状照明装置。
- 前記傾斜角度を徐々に変化させた部分は、凹曲面であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の面状照明装置。
- 前記傾斜角度を徐々に変化させた部分は、円弧状の断面形状を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の面状照明装置。
- 前記傾斜角度を徐々に変化させた部分は、前記傾斜面の平面部の途中から形成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載の面状照明装置。
- 透光性材料からなる透明基板の側端面のうち少なくとも一面に沿って近接配置される棒状の光源部を具備して、前記透明基板の側端面に照射され前記透明基板内に導かれた光を、前記透明基板の表面から液晶表示装置の表示部へと供給するサイドライト方式の面状照明装置の製造方法であって、
前記透明基板の表面に、前記棒状の光源部の軸方向に沿って多数の溝部を切削加工する際に、先端部分の傾斜角度が一定でありその傾斜角度が徐々に変化する形状を有するバイトを用いると共に、該バイトの切削深さを、前記透明基板の、前記棒状の光源部からの距離に応じて狭小化する視野角度の、広角化が望まれる範囲において、前記光源部から離れるにしたがって深くすることにより、所定深さ以上の溝部の傾斜面に形成される傾斜角度を徐々に変化させた部分の、傾斜角度一定の部分に対する比率を、前記光源部から離れるにしたがって増加させることを特徴とする面状照明装置の製造方法。
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