JP5215736B2 - 流体供給装置 - Google Patents

流体供給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5215736B2
JP5215736B2 JP2008144589A JP2008144589A JP5215736B2 JP 5215736 B2 JP5215736 B2 JP 5215736B2 JP 2008144589 A JP2008144589 A JP 2008144589A JP 2008144589 A JP2008144589 A JP 2008144589A JP 5215736 B2 JP5215736 B2 JP 5215736B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
flow rate
fluid supply
booster
blower
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008144589A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009295291A5 (ja
JP2009295291A (ja
Inventor
竜祐 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Electric Power Co Inc
Daihen Corp
Original Assignee
Kansai Electric Power Co Inc
Daihen Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansai Electric Power Co Inc, Daihen Corp filed Critical Kansai Electric Power Co Inc
Priority to JP2008144589A priority Critical patent/JP5215736B2/ja
Publication of JP2009295291A publication Critical patent/JP2009295291A/ja
Publication of JP2009295291A5 publication Critical patent/JP2009295291A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5215736B2 publication Critical patent/JP5215736B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Description

本発明は、流量を調節して流体を供給する流体供給装置に関する。
従来、燃料電池発電装置において、原燃料(燃料電池の燃料である水素を取り出すもとになる燃料である都市ガス、天然ガスなど)を改質器に供給したり、改質器の加熱用バーナに燃焼用空気を供給したり、燃料電池に原燃料から改質された水素を含む改質ガスや反応用空気を供給するための流体供給装置が開発されている。一般的な流体供給装置は、配管を流れる流体の流量を検出し目標値と比較して、流体を昇圧して送出するブロワの出力を調節することで、流体の供給量を制御している。例えば、特開平8−255621号公報には、このようにして燃焼空気流量を制御することが記載されている。
一方、複数の燃料電池ブロックごとに流体の供給量を制御する場合、燃料電池ブロックと同数のブロワを設けると装置が大型化してしまうという問題がある。そこで、1つのブロワが送出する流体を複数の配管で分配して、配管ごとに流量を制御する流体供給装置が開発されている。この流体供給装置は、各配管に設けられた流量調節弁を調節することで各配管の流量をそれぞれ独立に制御する。また、この流体供給装置には、ブロワが送出する流体の送出量から各配管の流量の合計を差し引いた余分な流体を排出する排出口が設けられている。この排出口から排出される流体の流量は、各配管に分配される前の流体の圧力(以下、「分配前圧力」という。)が目標値となるように圧力調節弁で調節されている。例えば、特開平5−27851号公報には、流量調節弁および圧力調節弁により流体の流量および圧力を制御することが記載されている。
図7は、複数の燃料電池ブロックごとに流体の供給量を制御する従来の流体供給装置を説明するためのブロック図である。従来の流体供給装置A10は、ブロワ101、流量検出器102a,102b,102c、流量調節弁103a,103b,103c、流量制御部104、圧力検出器105、圧力調節弁106、圧力制御部107を備えている。流量制御部104は、各流量検出器102a,102b,102cにより検出される各配管の流量をそれぞれ目標値に近付けるように、各流量調節弁103a,103b,103cの開度を調節する。これにより、各燃料電池ブロックBa,Bb,Bcに供給される流体の流量は、それぞれ独立に制御される。圧力制御部107は、圧力検出器105により検出される分配前圧力を目標値に近付けるように、圧力調節弁106の開度を調節する。これにより、分配前圧力は目標値に制御される。
特開平8−255621号公報 特開平5−27851号公報
しかしながら、流体供給装置A10においては、各燃料電池ブロックBa,Bb,Bcに供給される流体が不足しないように、ブロワ101は、各燃料電池ブロックBa,Bb,Bcが必要とする最大流量の合計を送出できるものとされている。したがって、各燃料電池ブロックBa,Bb,Bcがそれぞれ最大流量を必要としているとき以外は、ブロワ101は過剰な流量を送出し、無駄な電力を消費している。
本発明は上記した事情のもとで考え出されたものであって、複数の燃料電池ブロックごとに流体の供給量を調節して供給しつつ、ブロワの消費電力を低減することができる流体供給装置を提供することをその目的としている。
上記課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明の第1の側面によって提供される流体供給装置は、流体を昇圧して供給する昇圧機と、昇圧機が供給する流体が分配されて流れる複数の配管とを備え、各配管内を流れる流体の流量がそれぞれ独立に調節される流体供給装置であって、昇圧機から供給される流体が各配管に分配される前の分配前圧力が予め設定された圧力設定値と一致するように余剰流量を排出するため圧力調節弁と、圧力調節弁の開度が予め設定された開度設定値と一致するように、昇圧機の出力を調節する昇圧機制御部と、を備える。
この構成によると、各配管の流量がそれぞれ独立に制御されて各配管の流量の合計(以下、「合計流量」という。)が変化しても、分配前圧力が圧力調節弁の開度調節により制御され、圧力調節弁の開度が昇圧機の出力調節により制御される。したがって、合計流量に応じて昇圧機の出力が調節されるので、昇圧機が過剰な流量を送出して無駄な電力を消費することを抑制することができ、昇圧機の消費電力を低減することができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、開度設定値は圧力調節弁の開度が全閉となる値である。
この構成によると、圧力調節弁の開度が全閉となるように、すなわち、圧力調節弁を通過して排出される余剰流量が最大限削減されるように、昇圧機の出力が調節される。したがって、昇圧機の出力を下げることができ、昇圧機の消費電力をさらに低減することができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、分配前圧力が圧力設定値より所定値以上低下した場合、昇圧機の出力を所定の値だけ上昇させる出力上昇手段をさらに備える。
この構成によると、昇圧機制御部により圧力調節弁の開度が全閉となるように制御されている場合に、合計流量の増加により分配前圧力が低下して制御が不可能となっても、分配前圧力が所定以下になると昇圧機の出力が上昇して分配前圧力を上昇させ、分配前圧力の制御を可能とする。したがって、分配前圧力の制御不可能な状態が継続することを防止することができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、分配前圧力が圧力設定値より所定値以上低下した場合に開度設定値を所定の値だけ増加させる開度設定値増加手段をさらに備える。
この構成によると、昇圧機制御部により圧力調節弁の開度が全閉となるように制御されている場合に、合計流量の増加により分配前圧力が低下して制御が不可能となっても、分配前圧力が所定以下になると開度設定値が増加される。すると、昇圧機制御部が圧力調節弁の開度を大きくするように昇圧機の出力を上昇させるので、分配前圧力が上昇し、分配前圧力の制御が可能となる。したがって、分配前圧力の制御不可能な状態が継続することを防止することができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、分配前圧力が圧力設定値と一致するように、昇圧機の出力を調節する第2の昇圧機制御部をさらに備え、分配前圧力が圧力設定値より所定値以上低下した場合、圧力調節弁の開度は全閉とされ、昇圧機は昇圧機制御部に代えて第2の昇圧機制御部により調節される。
この構成によると、昇圧機制御部により圧力調節弁の開度が全閉となるように制御されている場合に、合計流量の増加により分配前圧力が低下して分配前圧力の制御が不可能となっても、分配前圧力が所定以下になると第2の昇圧機制御部が昇圧機の出力を調節して分配前圧力の制御を行なう。したがって、分配前圧力の制御不可能な状態が継続することを防止することができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、昇圧機は空気を昇圧して供給するブロワであり、各配管が空気を供給するのは、燃料電池である。
この構成によると、燃料電池に空気を供給する場合に、ブロワが過剰な流量を送出して無駄な電力を消費することを抑制することができ、ブロワの消費電力を低減することができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明に係る流体供給装置の第1実施形態を説明するためのブロック図である。燃料電池Bは、原燃料から改質された改質ガスに含まれる水素と空気中に含まれる酸素との化学反応により電気を生成するものであり、複数の燃料電池ブロックBa,Bb,Bcにより構成されている。本実施形態の流体供給装置A1は、燃料電池Bに空気を供給するものであり、燃料電池ブロックBa,Bb,Bcごとに空気の供給量を調節するものである。流体供給装置A1は、ブロワ1、流量検出器2a,2b,2c、流量調節弁3a,3b,3c、流量制御部4、圧力検出器5、圧力調節弁6、圧力制御部7、ブロワ制御部8、配管Lを備えている。
ブロワ1は、空気を昇圧して送出するものである。ブロワ1により送出された空気は、配管Lにより燃料電池Bに供給される。ブロワ1に接続される配管Lは、配管La,Lb,Lcに分岐している。ブロワ1により送出された空気は、各配管La,Lb,Lcに分配され、それぞれ燃料電池ブロックBa,Bb,Bcに供給される。
流量検出器2a,2b,2cは、それぞれ各配管La,Lb,Lcの途中に設けられており、各配管La,Lb,Lcを流れる空気の流量Qapv,Qbpv,Qcpvを検出し、流量検出信号として流量制御部4に出力するものである。流量調節弁3a,3b,3cは、それぞれ各配管La,Lb,Lcの途中に設けられており、流量制御部4から入力される開度調節信号に基づいて開度が調節されることにより流量を調節するものである。
流量制御部4は、各配管La,Lb,Lcを流れる空気の流量をそれぞれ独立に制御するものであり、流量検出器2a,2b,2cからそれぞれ流量検出信号を入力され、流量調節弁3a,3b,3cにそれぞれ開度調節信号を出力する。すなわち、流量制御部4は、流量検出器2aにより検出される配管Laの流量Qapvと目標とする流量設定値Qasvとを比較し、流量Qapvが流量設定値Qasvとなるように流量調節弁3aの開度を調節して、フィードバック制御を行なう。配管Lb,Lcの流量Qbpv,Qcpvも、同様に、流量設定値Qbsv,Qcsvとなるようにフィードバック制御される。
圧力検出器5は、分岐する前の配管Lの分配前圧力Ppvを検出し、圧力検出信号として圧力制御部7に出力するものである。圧力調節弁6は、圧力制御部7から入力される開度調節信号に基づいて開度が調節されることにより配管Lに設けられた排出口からの排出量を調節するものである。なお、本実施形態では空気を供給する場合について説明しているが、空気以外の流体の場合、外部へ放出できないものであれば、排出口から排出される流体はブロワ1の吸込側に戻される。また、圧力調節弁6は、開度を開度検出信号としてブロワ制御部8に出力する。
圧力制御部7は、分配前圧力を制御するものであり、圧力検出器5から圧力検出信号を入力され、圧力調節弁6に開度調節信号を出力する。すなわち、圧力制御部7は、圧力検出器5により検出される分配前圧力Ppvと目標とする圧力設定値Psvとを比較し、分配前圧力Ppvが圧力設定値Psvとなるように圧力調節弁6の開度を調節して、フィードバック制御を行なう。
ブロワ制御部8は、圧力調節弁6の開度を制御するものであり、圧力調節弁6から開度検出信号を入力され、ブロワ1に出力調節信号を出力する。すなわち、ブロワ制御部8は、圧力調節弁6の開度Rpvと目標とする開度設定値Rsvとを比較し、開度Rpvが開度設定値Rsvとなるようにブロワ1の出力を調節して、フィードバック制御を行なう。開度設定値Rsvは、排出口からの排出量がほとんどないような開度が設定され、本実施形態では約10%が設定されている。
次に、流体供給装置A1の動作について説明する。
初期状態として、各配管La,Lb,Lcの流量の合計(以下、「燃料電池流量」という。)Qpv(=Qapv+Qbpv+Qcpv)が各燃料電池ブロックBa,Bb,Bcが必要とする流量の合計(以下、「燃料電池流量設定値」という。)Qsv(=Qasv+Qbsv+Qcsv)=Q0に、分配前圧力Ppvが圧力設定値Psv=P0に、圧力調節弁6の開度Rpvが開度設定値Rsv=R0にそれぞれ制御されている状態を想定する。
この状態から、燃料電池Bが必要とする流量が減少したことにより、燃料電池流量設定値がQ1に低下した場合、流体供給装置A1は以下のように動作する。すなわち、流量制御部4は、各流量調節弁3a,3b,3cの開度を調節して各流量がそれぞれ流量設定値となるように制御し、燃料電池流量Qpvが燃料電池流量設定値Qsv=Q1になるように制御する。ここで、燃料電池Bが必要とする流量がQ0からQ1に減少しているので、余剰流量(Q0−Q1)により分配前圧力Ppvが上昇する。圧力制御部7は、圧力調節弁6の開度を調節して、分配前圧力Ppvが圧力設定値P0を維持するように制御する。つまり、圧力制御部7は、余剰流量(Q0−Q1)を排出口から排出するために、圧力調節弁6の開度を大きくするように調節する。ブロワ制御部8は、圧力調節弁6の開度Rpvが開度設定値Rsvを維持するように制御するために、ブロワ1の出力を下げるように調節する。
初期状態から、燃料電池Bが必要とする流量が増加したことにより、燃料電池流量設定値がQ2に上昇した場合、流体供給装置A1は以下のように動作する。すなわち、流量制御部4は、各流量調節弁3a,3b,3cの開度を調節して各流量がそれぞれ流量設定値となるように制御し、燃料電池流量Qpvが燃料電池流量設定値Qsv=Q2になるように制御する。ここで、燃料電池Bが必要とする流量がQ0からQ2に増加しているので、不足流量(Q2−Q0)により分配前圧力Ppvが低下する。圧力制御部7は、圧力調節弁6の開度を調節して、分配前圧力Ppvが圧力設定値P0を維持するように制御する。つまり、圧力制御部7は、圧力調節弁6の開度を小さくするように調節して排出口からの排出量を減少させ、不足流量(Q2−Q0)をまかなうようにする。ブロワ制御部8は、圧力調節弁6の開度Rpvが開度設定値Rsvを維持するように制御するために、ブロワ1の出力を上げるように調節する。
次に、流体供給装置A1の作用について説明する。
本実施形態においては、圧力制御部7が分配前圧力Ppvを圧力設定値Psvに維持するように圧力調節弁6の開度を調節し、ブロワ制御部8が圧力調節弁6の開度Rpvを開度設定値Rsvに維持するようにブロワ1の出力を調節する。これにより、燃料電池Bが必要とする流量の変化に応じて、ブロワ1の出力が調節される。したがって、流体供給装置A1は、ブロワ1が過剰な流量を送出して無駄な電力を消費することを抑制することができ、ブロワ1の消費電力を低減することができる。
なお、上記第1実施形態では、開度設定値Rsvを約10%として設定しているが、さらに小さい値としてもよい。開度設定値Rsvを小さくするほど、ブロワ1の出力が低下するように調節されるので、ブロワ1の消費電力をさらに低減することができる。しかし、燃料電池流量設定値Qsvが急激に上昇した場合、圧力調節弁6の開度はゼロより小さくすることができないので、不足流量をまかなうことができず分配前圧力が低下し、圧力制御部7が分配前圧力Ppvを制御することができなくなる場合がある。したがって、開度設定値Rsvを小さい値とする場合は、分配前圧力Ppvを適切に制御する方法を取り入れる必要がある。
図2は、本発明に係る流体供給装置の第2実施形態を説明するためのブロック図である。なお、同図において、上記第1実施形態と同一または類似の要素には、同一の符号を付している。流体供給装置A2は、圧力制御部7’が流体供給装置A1とは異なる。すなわち、圧力制御部7’は、流体供給装置A1の圧力制御部7の機能に加えて、分配前圧力Ppvが圧力設定値Psvより予め設定された値ΔP以上低下した場合にブロワ1の出力を所定の値だけ上昇させる機能を有する。
また、これにより、初期状態から燃料電池流量設定値Qsvが上昇した場合の動作が流体供給装置A1とは異なる。流体供給装置A2の動作について、上述した流体供給装置A1の動作説明に準じて説明する。
初期状態については、圧力調節弁6の開度Rpvが開度設定値Rsv=0%に制御されている以外は、流体供給装置A1の動作説明と同様である。また、初期状態から燃料電池流量設定値QsvがQ1に低下した場合は、流体供給装置A1の動作と同様なので省略する。
初期状態から燃料電池流量設定値QsvがQ2に上昇した場合の動作を説明する。流量制御部4は、燃料電池流量Qpvが燃料電池流量設定値Qsv=Q2になるように制御する。ここで、燃料電池Bが必要とする流量がQ0からQ2に増加しているので、不足流量(Q2−Q0)により分配前圧力Ppvが低下する。圧力調節弁6の開度は0%に制御されており、これ以上開度を小さくすることは不可能なので、圧力制御部7’は圧力調節弁6の開度を調節することができない。
本実施形態において、圧力制御部7’は、分配前圧力Ppvが圧力設定値PsvであるP0より予め設定された値ΔP以上低下した場合、すなわち、(P0−ΔP)以下となった場合、ブロワ1の出力を所定の値だけ上昇させる。これにより分配前圧力Ppvは上昇するので、圧力制御部7’は、圧力調節弁6の開度を大きくするように調節して、分配前圧力Ppvが圧力設定値P0を維持するように制御する。そして、ブロワ制御部8は、圧力調節弁6の開度Rpvが開度設定値Rsvを維持するように制御するために、ブロワ1の出力を下げるように調節する。
本実施形態においても、燃料電池Bが必要とする流量の変化に応じてブロワ1の出力が調節されるので、流体供給装置A2は、ブロワ1が過剰な流量を送出して無駄な電力を消費することを抑制することができ、ブロワ1の消費電力を低減することができる。さらに、圧力調節弁6の開度Rpvが開度設定値Rsv=0%に制御されているので、排出口から排出される余剰流量が最大限削減されるように、ブロワ1の出力が調節される。したがって、流体供給装置A2は、ブロワ1の出力を下げることができ、消費電力をさらに低減することができる。
図3は、本発明に係る流体供給装置の第3実施形態を説明するためのブロック図である。なお、同図において、上記第1実施形態と同一または類似の要素には、同一の符号を付している。流体供給装置A3は、圧力制御部7”が流体供給装置A1とは異なる。すなわち、圧力制御部7”は、流体供給装置A1の圧力制御部7の機能に加えて、分配前圧力Ppvが圧力設定値Psvより予め設定された値ΔP以上低下した場合にブロワ制御部8に設定されている開度設定値Rsvを所定の値だけ上昇させる機能を有する。
また、これにより、初期状態から燃料電池流量設定値Qsvが上昇した場合の動作が流体供給装置A1とは異なる。流体供給装置A3の動作について、上述した流体供給装置A1の動作説明に準じて説明する。
初期状態については、圧力調節弁6の開度Rpvが開度設定値Rsv=0%に制御されている以外は、流体供給装置A1の動作説明と同様である。また、初期状態から燃料電池流量設定値QsvがQ1に低下した場合は、流体供給装置A1の動作と同様なので省略する。
初期状態から燃料電池流量設定値QsvがQ2に上昇した場合の動作を説明する。流量制御部4は、燃料電池流量Qpvが燃料電池流量設定値Qsv=Q2になるように制御する。ここで、燃料電池Bが必要とする流量がQ0からQ2に増加しているので、不足流量(Q2−Q0)により分配前圧力Ppvが低下する。圧力調節弁6の開度は0%に制御されており、これ以上開度を小さくすることは不可能なので、圧力制御部7”は圧力調節弁6の開度を調節することができない。
本実施形態において、圧力制御部7”は、分配前圧力Ppvが圧力設定値PsvであるP0より予め設定された値ΔP以上低下した場合、すなわち、(P0−ΔP)以下となった場合、ブロワ制御部8に設定されている開度設定値Rsvを所定の値だけ増加させる。本実施形態では、開度設定値Rsvを0%から例えば10%に増加させる。これにより、ブロワ制御部8は圧力調節弁6の開度が開度設定値Rsvとなるようにブロワ1の出力を上昇させるので、分配前圧力Ppvが上昇し、分配前圧力Ppvの制御が可能となる。
本実施形態においても、燃料電池Bが必要とする流量の変化に応じてブロワ1の出力が調節されるので、流体供給装置A3は、ブロワ1が過剰な流量を送出して無駄な電力を消費することを抑制することができ、ブロワ1の消費電力を低減することができる。さらに、圧力調節弁6の開度Rpvが開度設定値Rsv=0%に制御されているので、排出口から排出される余剰流量が最大限削減されるように、ブロワ1の出力が調節される。したがって、流体供給装置A3は、ブロワ1の出力を下げることができ、消費電力をさらに低減することができる。
図4および図5は、本発明に係る流体供給装置の第4実施形態を説明するための図である。図4は本実施形態の流体供給装置A4の全体構成を示すブロック図であり、図5は流体供給装置A4の制御部9の内部構成を示すブロック図である。なお、同図において、上記第1実施形態と同一または類似の要素には、同一の符号を付している。
流体供給装置A4は、圧力制御部7およびブロワ制御部8に代えて制御部9を設けている点で、流体供給装置A1と異なる。制御部9は、分配前圧力および圧力調節弁6の開度を制御するものであり、圧力検出器5から圧力検出信号を、圧力調節弁6から開度検出信号を、それぞれ入力され、圧力調節弁6に開度調節信号を、ブロワ1に出力調節信号を、それぞれ出力する。制御部9は、図5に示すように、圧力設定部91、開度設定部92、圧力制御部93、ブロワ制御部94、切替部95、を備えている。
圧力設定部91は、圧力設定値Psvを設定して、圧力制御部93、ブロワ制御部94、切替部95に入力するものである。開度設定部92は、開度設定値Rsvを設定して、ブロワ制御部94に入力するものである。本実施形態では、開度設定値Rsvとして0%が設定されている。
圧力制御部93は、流体供給装置A1の圧力制御部7と同様の機能を有する。すなわち、圧力制御部93は、圧力検出器5から入力される分配前圧力Ppvと圧力設定部91から入力される圧力設定値Psvとを比較し、分配前圧力Ppvが圧力設定値Psvとなるように圧力調節弁6の開度を調節して、フィードバック制御を行なう。
ブロワ制御部94は、流体供給装置A1のブロワ制御部8と同様の機能を有する。すなわち、ブロワ制御部94は、圧力調節弁6から入力される開度Rpvと開度設定部92から入力される開度設定値Rsvとを比較し、開度Rpvが開度設定値Rsvとなるようにブロワ1の出力を調節して、フィードバック制御を行なう。また、ブロワ制御部94は、圧力検出器5から圧力検出信号を入力され、ブロワ1に出力調節信号を出力することで、分配前圧力を制御する機能も有する。すなわち、ブロワ制御部94は、圧力検出器5により検出される分配前圧力Ppvと圧力設定部91から入力される圧力設定値Psvとを比較し、分配前圧力Ppvが圧力設定値Psvとなるようにブロワ1の出力を調節して、フィードバック制御を行なう。ブロワ制御部94の機能は、切替部95により切り換えられる。
切替部95は、分配前圧力の制御を、圧力制御部93による圧力調節弁6の開度調節で行なうか、ブロワ制御部94によるブロワ1の出力調節で行なうかを切り替えるものである。切替部95は、圧力検出器5により検出される分配前圧力Ppvが圧力設定部91から入力される圧力設定値Psvより予め設定された値ΔP以上低下した場合のみ、分配前圧力の制御をブロワ制御部94に切り替える。このとき、切替部95は、ブロワ制御部94への入力を、圧力調節弁6より入力される開度Rpvから圧力検出器5より入力される分配前圧力Ppvに切り替え、開度設定部92より入力される開度設定値Rsvから圧力設定部91より入力される圧力設定値Psvに切り替える。図5は、ブロワ制御部94に切り替えられた状態を示している。
次に、流体供給装置A4の動作について、上述した流体供給装置A1の動作説明に準じて説明する。
初期状態については、圧力調節弁6の開度Rpvが開度設定値Rsv=0%に制御されている以外は、流体供給装置A1の動作説明と同様である。また、初期状態から燃料電池流量設定値QsvがQ1に低下した場合は、圧力制御部7およびブロワ制御部8が圧力制御部93およびブロワ制御部94に代わる以外は、流体供給装置A1の動作と同様なので省略する。初期状態から燃料電池流量設定値QsvがQ2に上昇した場合の動作を、図6に示すフローチャートを参照して説明する。
本実施形態において、制御部9は、分配前圧力Ppvの制御を、切替部95が行う切替処理に応じて、圧力制御部93による圧力調節弁6の開度調節からブロワ制御部94によるブロワ1の出力調節に切り替える。図6は、燃料電池流量設定値Qsvが上昇したときに、切替部95が行なう切替処理を示すフローチャートである。
初期状態から燃料電池流量設定値QsvがQ2に上昇したとき、切替部95は切替処理を開始する。まず、分配前圧力Ppvが圧力設定値PsvであるP0より予め設定された値ΔP以上低下したか否かが判別される(S1)。Ppv>(P0−ΔP)の場合(S1:NO)、ステップS1に戻る。すなわち、分配前圧力Ppvが圧力設定値PsvであるP0よりΔP以上低下するまでは、分配前圧力Ppvの制御は圧力制御部93による圧力調節弁6の開度調節で行なわれる。このとき、流量制御部4は燃料電池流量Qpvが燃料電池流量設定値Qsv=Q2になるように制御しているので、不足流量(Q2−Q0)により分配前圧力Ppvが低下する。圧力調節弁6の開度は0%に制御されており、これ以上開度を小さくすることは不可能なので、圧力制御部93は圧力調節弁6の開度を調節することができず、分配前圧力Ppvが低下し続ける。
分配前圧力Ppvが(P0−ΔP)以下となった場合(S1:YES)、分配前圧力Ppvの制御がブロワ制御部94に切り替えられる(S2)。このとき、圧力制御部93は、停止され、圧力調節弁6の開度Rpvは開度設定値Rsvである0%に固定される。また、ブロワ制御部94の設定値としての入力が、開度設定部92より入力される開度設定値Rsvから圧力設定部91より入力される圧力設定値Psvに切り替えられ(S3)、測定値としての入力が、圧力調節弁6より入力される開度Rpvから圧力検出器5より入力される分配前圧力Ppvに切り替えられる(S4)。
このとき、ブロワ制御部94は、ブロワ1の出力を調節して、分配前圧力Ppvが圧力設定値PsvであるP0となるように制御する。つまり、ブロワ制御部94は、ブロワ1の出力を上げるように調節して、分配前圧力PpvをP0まで上げるように制御する。
次に、分配前圧力Ppvが圧力設定値PsvであるP0以上であるか否かが判別される(S5)。Ppv<P0の場合(S5:NO)、ステップS5に戻る。すなわち、分配前圧力PpvがP0以上となるまでは、分配前圧力Ppvの制御はブロワ制御部94によるブロワ1の出力調節で行なわれる。
分配前圧力PpvがP0以上となった場合(S5:YES)、ブロワ制御部94の設定値としての入力が、圧力設定部91より入力される圧力設定値Psvから開度設定部92より入力される開度設定値Rsvに切り替えられ(S6)、測定値としての入力が、圧力検出器5より入力される分配前圧力Ppvから圧力調節弁6より入力される開度Rpvに切り替えられる(S7)。そして、分配前圧力Ppvの制御が圧力制御部93に切り替えられ(S8)、切替処理が終了される。
本実施形態においても、燃料電池Bが必要とする流量の変化に応じてブロワ1の出力が調節されるので、流体供給装置A4は、ブロワ1が過剰な流量を送出して無駄な電力を消費することを抑制することができ、ブロワ1の消費電力を低減することができる。さらに、圧力調節弁6の開度Rpvが開度設定値Rsv=0%に制御されているので、排出口から排出される余剰流量が最大限削減されるように、ブロワ1の出力が調節される。したがって、流体供給装置A4は、ブロワ1の出力を下げることができ、消費電力をさらに低減することができる。
なお、上記第1ないし第4実施形態では、空気の供給先である燃料電池ブロックが3個の場合について説明したが、2個の場合でも4個以上の場合でも同様である。
また、上記第1ないし第4実施形態では、燃料電池に空気を供給する場合について説明したが、これに限られない。本発明は、燃料電池に改質ガスを供給する場合や、燃料電池発電装置に原燃料や燃焼用空気を供給する場合にも適用することができる。また、本発明は、燃料電池以外の装置に各種の流体を供給する場合にも適用することができる。この場合、供給される流体はどのような気体でもよいし、液体でもよい。また、ブロワに代えて、コンプレッサやポンプなど各種の昇圧機を用いることができる。
本発明に係る流体供給装置は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係る流体供給装置の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
本発明に係る流体供給装置の第1実施形態を説明するためのブロック図である。 本発明に係る流体供給装置の第2実施形態を説明するためのブロック図である。 本発明に係る流体供給装置の第3実施形態を説明するためのブロック図である。 本発明に係る流体供給装置の第4実施形態を説明するためのブロック図である。 図4に示す流体供給装置の制御部の内部構成を説明するためのブロック図である。 燃料電池流量設定値が上昇したときに切替部が行なう切替処理を示すフローチャートである。 従来技術に係る流体供給装置を説明するためのブロック図である。
符号の説明
A1,A2,A3、A4 流体供給装置
1 ブロワ(昇圧機)
2a,2b,2c 流量検出器
3a,3b,3c 流量調節弁
4 流量制御部
5 圧力検出器
6 圧力調節弁
7 圧力制御部
7’ 圧力制御部(出力上昇手段)
7” 圧力制御部(開度設定値増加手段)
8 ブロワ制御部(昇圧機制御部)
9 制御部
91 圧力設定部
92 開度設定部
93 圧力制御部
94 ブロワ制御部(昇圧機制御部、第2の昇圧機制御部)
95 切替部
L 配管
B 燃料電池
Ba,Bb,Bc 燃料電池ブロック

Claims (6)

  1. 流体を昇圧して供給する昇圧機と、
    前記昇圧機が供給する流体が分配されて流れる複数の配管とを備え、
    前記各配管内を流れる流体の流量がそれぞれ独立に調節される流体供給装置であって、
    前記昇圧機から供給される流体が各配管に分配される前の分配前圧力が予め設定された圧力設定値と一致するように余剰流量を排出するための圧力調節弁と、
    前記圧力調節弁の開度が予め設定された開度設定値と一致するように、前記昇圧機の出力を調節する昇圧機制御部と、
    を備える流体供給装置。
  2. 前記開度設定値は前記圧力調節弁の開度が全閉となる値である、
    請求項1に記載の流体供給装置。
  3. 前記分配前圧力が前記圧力設定値より所定値以上低下した場合、前記昇圧機の出力を所定の値だけ上昇させる出力上昇手段をさらに備える、
    請求項2に記載の流体供給装置。
  4. 前記分配前圧力が前記圧力設定値より所定値以上低下した場合に前記開度設定値を所定の値だけ増加させる開度設定値増加手段をさらに備える、
    請求項2に記載の流体供給装置。
  5. 前記分配前圧力が前記圧力設定値と一致するように、前記昇圧機の出力を調節する第2の昇圧機制御部をさらに備え、
    前記分配前圧力が前記圧力設定値より所定値以上低下した場合、前記圧力調節弁の開度は全閉とされ、前記昇圧機は前記昇圧機制御部に代えて前記第2の昇圧機制御部により調節される、
    請求項2に記載の流体供給装置。
  6. 前記昇圧機は空気を昇圧して供給するブロワであり、
    前記各配管が空気を供給するのは、燃料電池である、
    請求項1ないし5のいずれかに記載の流体供給装置。
JP2008144589A 2008-06-02 2008-06-02 流体供給装置 Active JP5215736B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008144589A JP5215736B2 (ja) 2008-06-02 2008-06-02 流体供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008144589A JP5215736B2 (ja) 2008-06-02 2008-06-02 流体供給装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2009295291A JP2009295291A (ja) 2009-12-17
JP2009295291A5 JP2009295291A5 (ja) 2011-07-07
JP5215736B2 true JP5215736B2 (ja) 2013-06-19

Family

ID=41543317

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008144589A Active JP5215736B2 (ja) 2008-06-02 2008-06-02 流体供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5215736B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20130022634A (ko) * 2011-08-25 2013-03-07 주식회사 효성 연료전지 시스템의 기체연료 공급장치 및 이를 포함하는 연료전지 시스템
JP6922765B2 (ja) * 2018-01-30 2021-08-18 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム
CN111180759A (zh) * 2018-11-12 2020-05-19 势加透博(北京)科技有限公司 一种多电堆并联燃料电池空气供给系统及其控制方法
JP7411061B2 (ja) * 2020-02-12 2024-01-10 三菱重工業株式会社 物理量計算装置、操作量計算装置、物理量計算方法、プログラムおよび運転最適化システム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0426069A (ja) * 1990-05-18 1992-01-29 Fuji Electric Co Ltd 燃料電池発電装置の運転制御方式
JP2001319672A (ja) * 2000-05-11 2001-11-16 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 加圧型固体電解質燃料電池システムの圧力制御方法
JP2006294402A (ja) * 2005-04-11 2006-10-26 Toyota Motor Corp 燃料電池システム
JP2007200654A (ja) * 2006-01-25 2007-08-09 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池システム
JP2007242401A (ja) * 2006-03-08 2007-09-20 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009295291A (ja) 2009-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2618416B1 (en) Fuel cell system
US20040080297A1 (en) Method and system for controlling the operation of a hydrogen generator and a fuel cell
JP5215736B2 (ja) 流体供給装置
CN101689622B (zh) 用于燃料电池的可变燃料压力控制
JPS5923066B2 (ja) 燃料処理手段を備えた燃料電池式発電装置
JP2012160361A (ja) 燃料電池システム
JP2014239056A (ja) 燃料電池システム
JP2000251911A (ja) 燃料電池発電システム
US20080248365A1 (en) Flow Control Apparatus and Method for Fuel Cell Flow Fields
JP7360352B2 (ja) Sofc/soecシステム
US20030217697A1 (en) Liquid material evaporation supply apparatus
US6818336B2 (en) Fuel control for fuel-processor steam generation in low temperature fuel cell power plant
JP2007220462A (ja) 燃料電池システム
US20180159157A1 (en) Fuel cell system and method of operating fuel cell system
JP3651927B2 (ja) 燃料電池発電装置の負荷制御装置
JP2002231277A (ja) 燃料電池システム
US20180151902A1 (en) Fuel cell system
JP3061966B2 (ja) 燃料電池発電装置
US10811704B2 (en) Fuel cell system with valve control for discharging anode off gas, and method of operating the same
JP4957273B2 (ja) 蒸気供給装置
JP2008004445A (ja) 燃料電池システム
JP5686519B2 (ja) 流体供給装置、および流体供給装置を備えた燃料電池システム
US20230253598A1 (en) Power management control
JP2019160570A (ja) 燃料電池システム
JP2011152515A5 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110524

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110524

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130301

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5215736

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160308

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250