JP5215652B2 - 肌状態改善システム - Google Patents

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Description

本発明は、肌状態改善システムに関するものである。
従来、肌状態を改善するために温冷両用のスキンケア装置があり、水をヒーターで加熱して発生させた暖かいスチーム(温スチーム)と超音波振動子で発生させた冷たいミスト(冷ミスト)を送風ファンで搬送し、それぞれの作動を切り替えスイッチで切り替えてノズルから温霧、冷霧、および混合された湿風を肌に吐出することで、使用者の肌状態を改善していた(例えば、特許文献1参照)。
実公平6−9654号公報
しかし、上記従来の技術では、熱霧、冷水およびそれらを混合した適宜の温度の蒸気を、切換えスイッチにより適宜切り換え、若しくはタイマー動作により自動的に切り換えて霧吹きノズルから吹き出させている。したがって、切換えスイッチによる切り換えでは、使用者が温スチームと冷ミストとを肌に当てる時間(期間、間隔、サイクル等)を自分で設定しなければならず、専門的な知識を持っていない使用者にとって、肌状態の改善に効果的な設定を行うことは困難であった。また、タイマーによる自動切り換えでは、画一的な動作になるため、使用者の実際の肌状態は考慮されておらず、肌状態の改善効果に問題があった。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、使用者の肌状態を考慮して、肌状態を容易に改善させることができる肌状態改善システムを提供することにある。
請求項1の発明は、使用者の肌状態を測定する肌状態検出手段と、使用者の肌状態を改善する肌状態改善手段と、肌状態の測定データに基づいて肌状態改善手段の稼動を制御する制御手段と、を備え、肌状態検出手段は、使用者の肌の弾力性を測定し、肌状態改善手段は、暖かいスチームと冷たいミストを交互に肌に当てて肌状態を改善し、制御手段は、肌の弾力性が所定値以上の場合、標準パターンで、暖かいスチームと冷たいミストとを交互に切り換え、肌の弾力性が所定値未満の場合、暖かいスチームの時間が標準パターンより長い弾力性向上パターンで、暖かいスチームと冷たいミストとを交互に切り換えることを特徴とする。
この発明によれば、使用者の実際の肌状態に基づいて肌状態改善手段の稼動を制御するので、使用者の肌状態を考慮して、肌状態を容易に改善させることができる。また、温で血管拡張し、冷で血管収縮することを利用して、温スチームと冷ミストを繰り返すことで、血管の柔軟性を高め、肌の血流量が増加し、代謝が改善するので、皮膚細胞への十分な栄養補給と、老廃物の排出が行われてきれいな肌になる。また、温冷の繰り返しにより肌のターンオーバーが正常化し、肌状態の改善ができる。さらに、温冷の繰り返しにより、皮脂腺を刺激することで皮脂の円滑な分泌が行われ、汚れた皮脂を排出し、肌の皮脂量の正常化が出来る。これらの効果は、温冷を2回以上繰り返すことで短時間で表れ、継続することで肌本体の恒常性維持機能も良くなり、効果はさらに高まる。また、使用者の肌の弾力性を考慮して、肌状態を改善させることができる。
請求項2の発明は、請求項1において、前記肌状態改善手段および制御手段を同一のハウジングに設け、前記肌状態検出手段は、肌状態の測定データを有線または無線で制御手段へ送信することを特徴とする。
この発明によれば、ネットワークへの面倒な接続が必要なく簡単に使用することができる。
請求項3の発明は、請求項1または2において、前記制御手段は、前記肌状態検出手段および肌状態改善手段にネットワークを介して接続され、肌状態の測定データが肌状態検出手段からネットワークを介して制御手段へ送信されると、制御手段は、受信した測定データをもとに肌状態改善手段の稼動を制御する信号を生成して、ネットワークを介して肌状態改善手段へ送信し、肌状態改善手段は、受信した信号に応じて稼動することを特徴とする。
この発明によれば、制御手段をネットワーク上に配置するので演算能力を向上させることができ、肌状態の測定データを分析する能力や、肌状態改善手段を効果的に稼動させる能力が向上する。
以上説明したように、本発明では、使用者の肌状態を考慮して、肌状態を容易に改善させることができるという効果がある。また、温で血管拡張し、冷で血管収縮することを利用して、温スチームと冷ミストを繰り返すことで、血管の柔軟性を高め、肌の血流量が増加し、代謝が改善するので、皮膚細胞への十分な栄養補給と、老廃物の排出が行われてきれいな肌になる。また、温冷の繰り返しにより肌のターンオーバーが正常化し、肌状態の改善ができる。さらに、温冷の繰り返しにより、皮脂腺を刺激することで皮脂の円滑な分泌が行われ、汚れた皮脂を排出し、肌の皮脂量の正常化が出来る。これらの効果は、温冷を2回以上繰り返すことで短時間で表れ、継続することで肌本体の恒常性維持機能も良くなり、効果はさらに高まる。また、使用者の肌の弾力性を考慮して、肌状態を改善させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
本実施形態の肌状態改善システムは、図1に示すように、使用者の肌状態を測定し、測定データを赤外線信号で送信する肌状態検出装置Aと、使用者の肌状態を改善する肌状態改善部Bと、肌状態の測定データに基づいて肌状態改善手段の稼動を制御する制御部Cとを備え、肌状態改善部Bと制御部Cとは装置本体1に設けられ、肌状態検出装置Aは装置本体1とは別体に設けられる。
そして、図2に示すように、装置本体1は、ハウジング2と、このハウジング2の上部を塞ぐ上蓋3と、ハウジング2の底部を塞ぐ底蓋4と、上蓋3に取り付けられたタンク蓋5と、ノズル6とから構成されている。
ノズル6には、暖かいスチーム(温スチーム)が噴出されるスチーム吐出口7と、冷たいミスト(冷ミスト)が吐出されるミスト吐出口8とが開口されている。
上蓋3には、肌状態検出装置Aからの赤外線信号を受ける受光窓9と、電源操作スイッチボタン10と、モード切替操作スイッチボタン11とが設けられている。電源操作スイッチボタン10は、装置本体1の内部に構成された電源スイッチをオンまたはオフする操作ボタンである。モード切替操作スイッチボタン11は、装置本体1の内部に構成されたモード切替スイッチをオンまたはオフする操作ボタンである。
給水タンク15に供給された液体19は、図3の模式図で示すように、スチーム生成部12と冷ミスト生成部13に送られる。スチーム生成部12では、液体19をヒータ85で加熱してハウジング2内に設けられたチャンバー内でスチームを生成し、スチーム吐出口7より温スチームを放出する。冷ミスト生成部13では、液体19をチャンバーで貯留し、超音波振動子86でミストを生成し、ファン59による風で送風路内を搬送してミスト吐出口8より冷ミストを放出する。
そして、温冷制御回路部14では、スチーム生成部12のヒータ85と、冷ミスト生成部13の超音波振動子86と、ファン59を回転させるファンモータ58と、がマイコンおよび切替えスイッチを介して電気的に接続され、温スチームと冷ミストの放出切り換え動作を行っている。
而して、上記構成により使用者の肌状態を改善する肌状態改善部Bを構成している。
そして、温冷制御回路部14による温スチームと冷ミストの切り換え動作は、装置本体1内の制御部Cが、受光窓9を介して肌状態検出装置Aから受信した肌状態の測定データに基づいて制御している。
肌状態検出装置Aは、図4、図5に示すように、センサヘッド21aを使用者の肌に接触させて肌の水分量を測定する肌水分センサ21と、測定データを赤外線信号で送信する通信部22と、測定開始/終了、測定データの送信を行うための操作部23とを使用者の手に保持可能な棒状のハウジング20に設けて、装置本体1とは別体に構成される。そして、使用者は、肌状態検出装置Aによって肌の水分量を測定し、当該測定データを赤外線信号で装置本体1の制御部Cへ送信する。なお、肌状態検出装置Aから測定データを装置本体1の制御部Cへ有線を介して送信する構成でもよい。
制御部Cは、赤外線通信手段を備えており、肌状態検出装置Aから赤外線信号で受信した測定データに基づいて、肌の水分量が所定値以上の場合は、標準パターンで温スチームと冷ミストを交互に切り換えて放出させる。この標準パターンは、例えば温スチーム:4分 → 冷ミスト:1.5分 → 温スチーム:2分 → 冷ミスト:1.5分 → 温スチーム:2分 のパターンに設定される。また、制御部Cは、受信した測定データに基づいて、肌の水分量が所定値未満の場合は、標準パターンより温スチームの時間が長い水分補給パターンで温スチームと冷ミストを交互に切り換えて放出させて、水分量を増やすように制御する。この水分補給パターンは、例えば温スチーム:6分 → 冷ミスト:1.5分 → 温スチーム:3分 → 冷ミスト:1.5分 → 温スチーム:3分 のパターンに設定される。なお、冷ミストの放出機能がない場合でも、水分補給パターンにおける温スチームの放出時間を標準パターンよりも長くすればよい。
そして、温スチームで血管拡張し、冷ミストで血管収縮することを利用し、受信した測定データに基づいて温スチームと冷ミストを繰り返すことで、血管の柔軟性を高め、肌の血流量が増加し、代謝が改善するので、皮膚細胞への十分な栄養補給と、老廃物の排出が行われてきれいな肌になる。
また、温冷の繰り返しにより肌のターンオーバーが正常化し、肌状態の改善ができる。さらに、温冷の繰り返しにより、皮脂腺を刺激することで皮脂の円滑な分泌が行われ、汚れた皮脂を排出し、肌の皮脂量の正常化が出来る。これらの効果は、温冷を2回以上繰り返すことで短時間で表れ、継続することで肌本体の恒常性維持機能も良くなり、効果はさらに高まる。
このように、制御部Cは、肌状態検出装置Aによって検出した使用者の実際の肌の水分量に基づいて肌状態改善部Bの稼動を制御するので、肌の水分量を考慮して肌状態を容易に改善させることができる。
また肌状態検出装置Aは、図6(a)に示すように、肌水分センサ21の代わりに、センサヘッド24aを使用者の肌に押し付けて肌の弾力性を測定する肌弾力センサ24を備えたものでもよい。この場合、制御部Cは、肌状態検出装置Aから赤外線信号で受信した測定データに基づいて、肌の弾力性が所定値以上の場合は、標準パターンで温スチームと冷ミストを交互に切り換えて放出させる。この標準パターンは、例えば温スチーム:4分 → 冷ミスト:1.5分 → 温スチーム:2分 → 冷ミスト:1.5分 → 温スチーム:2分 のパターンに設定される。また、制御部Cは、受信した測定データに基づいて、肌の弾力性が所定値未満の場合は、標準パターンより温スチームの時間が長い弾力性向上パターンで温スチームと冷ミストを交互に切り換えて放出させて、弾力性が向上するように制御する。この弾力性向上パターンは、例えば温スチーム:11分 → 冷ミスト:2分 のパターンに設定され、暖めることでコラーゲンが増えて、弾力性が改善される。なお、冷ミストの放出機能がない場合でも、弾力性向上パターンにおける温スチームの放出時間を標準パターンよりも長くすればよい。
したがって、制御部Cは、肌状態検出装置Aによって検出した使用者の実際の肌の弾力性に基づいて肌状態改善部Bの稼動を制御するので、肌の弾力性を考慮して肌状態を容易に改善させることができる。
また、肌状態検出装置Aは、図6(b)に示すように、肌水分センサ21の代わりに、センサヘッド25aを使用者の肌に接触させて肌の皮脂量を測定する皮脂量センサ25を備えたものでもよい。この場合、制御部Cは、肌状態検出装置Aから赤外線信号で受信した測定データに基づいて、肌の皮脂量が所定値未満の場合は、標準パターンで温スチームと冷ミストを交互に切り換えて放出させる。この標準パターンは、例えば温スチーム:4分 → 冷ミスト:1.5分 → 温スチーム:2分 → 冷ミスト:1.5分 → 温スチーム:2分 のパターンに設定される。また、制御部Cは、受信した測定データに基づいて、肌の皮脂量が所定値以上の場合は、標準パターンより温冷の繰り返し回数を増やした皮脂量改善パターンで温スチームと冷ミストを交互に切り換えて放出させて、皮脂量を減らすように制御する。この皮脂量改善パターンは、例えば温スチーム:6分 → 冷ミスト:1分 → 温スチーム:2.25分 → 冷ミスト:0.75分 → 温スチーム:3分 → 冷ミスト:1分 のパターンに設定される。
したがって、制御部Cは、肌状態検出装置Aによって検出した使用者の実際の肌の皮脂量に基づいて肌状態改善部Bの稼動を制御するので、肌の皮脂量を考慮して肌状態を容易に改善させることができる。
さらに、肌状態検出装置Aは、肌水分センサ21と肌弾力センサ24と皮脂量センサ25とのうちいずれか2つ以上を備えてものでもよい。
なお、肌水分センサ21としては、例えば肌の誘電率から水分量を測定する構成等があり、肌弾力センサ24としては、例えば肌を押した際の反発力から皮膚の弾力性を測定する構成等があり、皮脂量センサ25としては、例えばセンサヘッドに皮膚から転写させた皮脂を光学的に分析することにより皮脂量を測定する構成等があり、それらの構成は周知であるので説明は省略する。
(実施形態2)
図7は本発明に係る肌状態改善システムの概略構成を示し、個人の住宅Xにおいてイーサネット(登録商標)によりLAN201が構築され、当該LAN201が住宅盤53内に収納された情報ブレーカと呼ばれるセキュリティ機器53aを介してWANを構成するインターネット202に接続されている。ここで、セキュリティ機器53aは、宅内の機器に対する不正アクセスと思われるパケットを自動破棄する機能などを備えている。
一方、様々な機器を用いた各種の健康プログラムを提供する事業者Yには、使用者が自宅で所望の健康管理プログラムを実行できるようにする後述の健康管理サービスを提供するためのセンターサーバ101と、健康管理プログラムの実践内容を示す動画を配信するための映像配信サーバ102が設置されている。ここにおいて、事業者Y側のセンターサーバ101および映像配信サーバ102と、インターネット202と、事業者Yが提供する健康管理サービスを利用する住宅X内のLAN201と、住宅X内に設置された肌状態検出装置Aおよび肌状態改善部B、表示装置52などで本システムが構成される。
肌状態検出装置Aは、実施形態1と同様に構成されるが、通信部22が赤外線通信機能の代わりにBluetoothまたは特定小電力無線を用いた通信機能を備えている(図5参照)。
肌状態改善部Bは、図8に示すように、実施形態1と同様に装置本体1に設けられるが、制御部Cの代わりに、Bluetoothまたは特定小電力無線を用いた通信機能を備えた通信部30を備えた点が異なる。
そして、制御部Cは、センターサーバ101内に設けられており、肌状態検出装置A、肌状態改善部Bとは、LAN201、インターネット202のネットワークを介して通信行う。
表示装置52はネットワーク接続機能を備えたテレビジョン装置からなり、インターネット202およびLAN201を介して映像配信サーバ102から配信された映像を画面52b上に表示するとともに、音声を内蔵スピーカ(図示せず)から出力する。また表示装置52は、リモコン装置52aから送信される赤外線のような光信号からなるワイヤレス信号を受信するワイヤレス受信部(図示せず)を備え、操作に応じてリモコン装置52aから送信されたワイヤレス信号をワイヤレス受信部が受信し、当該ワイヤレス信号に応じて表示するチャンネルや音量の切り替えを行ったり、ネットワークを介して映像配信サーバ102にアクセスし、映像配信サーバ102に蓄積された映像を送信させることができる。なお、表示装置52は、肌状態改善部Bを使用する使用者から目視可能な位置に設置されているものとする。
住宅盤53は、主幹開閉器および分岐開閉器を内蔵して、宅内の分岐回路に電力を供給するとともに、宅内のLAN201に接続されるセキュリティ機器53aが図示しないルータを介してインターネット202に接続されている。
ネットアダプタ54は、LANケーブル203を介してセキュリティ機器53aに接続されるとともに、Bluetoothまたは特定小電力無線を利用して肌状態検出装置Aおよび肌状態改善部Bとの間で無線電波によって通信を行うものである。すなわち、ネットアダプタ54の通信可能エリア内に存在する肌状態検出装置Aから、送信元および送信先のIDを含む無線電波が送信され、この無線電波をネットアダプタ54が受信すると、無線電波により送信された信号のプロトコル変換を行い、送信先のIDが示すネットワーク機器(表示装置52やセンターサーバ101など)へ信号を送信する。また、ネットワーク機器(センターサーバ101など)から送信先として肌状態改善部Bが設定された信号が送信されると、ネットアダプタ54が送信された信号のプロトコル変換を行って無線電波に変換し、送信先の肌状態改善部Bへ無線電波を送信する。このように、Bluetoothまたは特定小電力無線を利用することにより、ネットアダプタ54と肌状態検出装置Aおよび肌状態改善装置Bとの通信において、指向性が広がるとともに通信経路に障害物があっても通信可能となり、通信範囲が拡大される。
本システムでは、表示装置52が、LANケーブル203を介してセキュリティ機器53aに接続されており、インターネット202およびLAN201を介して映像配信サーバ102から配信された映像を画面52b上に表示したり、センターサーバ101から送信された映像信号や音声信号を出力することができる。また、肌状態検出装置A、肌状態改善部B、制御部Cはそれぞれネットアダプタ54を介してLAN201に接続されており、LAN201およびインターネット202を介してセンターサーバ101に接続されるので、センターサーバ101との間でデータの送受信が行えるようになっている。なお、肌状態検出装置A、肌状態改善部B、表示装置52、ネットアダプタ54にはそれぞれ個別のローカルIPアドレスが割り当てられており、センターサーバ101(および制御部C)と各機器との間で相互に通信が行えるようになっている。
ここで、本システムにより事業者Bが提供する健康管理サービスの1つである肌状態の改善サービスを住宅X内の利用者が利用する場合について以下に説明する。
まず、使用者は、肌状態検出装置Aによって肌の水分量を測定し、当該測定データを無線電波でネットアダプタ54へ送信し、ネットアダプタ54からLAN201、インターネット202を介してセンターサーバ101内の制御部Cへ送信される。
制御部Cは、受信した測定データに基づいて、実施形態1と同様に、肌の水分量が所定値以上の場合は標準パターンで温スチームと冷ミストを交互に切り換えて放出させる標準制御信号を生成し、肌の水分量が所定値未満の場合は、標準パターンより温スチームの時間が長い水分補給パターンで温スチームと冷ミストを交互に切り換えて放出させる水分補給制御信号を生成して、LAN201、インターネット202からネットアダプタ54を介して肌状態改善部Bへ送信する。
肌状態改善部Bは、受信した制御信号に応じて、標準パターンまたは水分補給パターンのいずれかで温スチームと冷ミストを交互に切り換えて放出するので、使用者の肌の水分量を考慮した動作となる。
このように、制御部Cは、肌状態検出装置Aによって検出した使用者の実際の肌の水分量に基づいて肌状態改善部Bの稼動を制御するので、肌の水分量を考慮して肌状態を容易に改善させることができる。
また肌状態検出装置Aは、肌水分センサ21の代わりに、センサヘッド24aを使用者の肌に押し付けて肌の弾力性を測定する肌弾力センサ24を備えたものや(図6(a)参照)、センサヘッド25aを使用者の肌に接触させて肌の皮脂量を測定する皮脂量センサ25を備えたもの(図6(b)参照)でもよく、実施形態1と同様に、肌状態検出装置Aによって検出した使用者の実際の肌の弾力性や皮脂量に基づいて肌状態改善部Bの稼動が制御されるので、肌の弾力性や皮脂量を考慮して肌状態を容易に改善させることができる。さらに、肌状態検出装置Aは、肌水分センサ21と肌弾力センサ24と皮脂量センサ25とのうちいずれか2つ以上を備えてものでもよい。
さらに本実施形態では、ネットワーク上のセンターサーバ101に制御部Cを配置したので、以下のようなサービスを使用者に提供することができる。
まず使用者が、リモコン装置52aを用いてセンターサーバ101にアクセスさせる操作を行う。この操作により表示装置52とセンターサーバ101との間でLAN201およびインターネット202を介して通信が行われ、使用者に対して提供可能なサービスを紹介するWebページが表示装置52の画面52b上に表示される。このWebページには、肌状態改善プログラムを提供するサービスを選択する選択ボタンが表示されており、この選択ボタンを選択する操作をリモコン装置52aにより行うと、表示装置52からLAN201およびインターネット202を介してセンターサーバ101へ肌状態改善プログラムの提供を要求するサービス要求が送信される。
センターサーバ101は、制御部Cが肌状態検出装置Aから取得した使用者の肌状態(水分量、弾力性、皮脂量のうちいずれか1つ以上)のデータを格納しており、この使用者の肌状態やその履歴に応じて、映像配信サーバ102から、健康管理プログラムとして肌状態改善プログラムに関する動画を選択して表示装置52へ配信させる。使用者は、表示装置52の表示された動画を見て、自分の肌状態を改善させる食事、精神面、睡眠等について改善方法を教示される。したがって、肌状態改善部Bによる改善だけでなく、肌状態の測定データに基づいた動画によるアドバイスを受けることができ、さらなる改善効果を得ることができる。
また上記同様に、使用者がリモコン装置52aを用いてセンターサーバ101にアクセスさせる操作を行うことで表示装置52の画面52b上に表示されるWebページには、使用者の肌の測定データの履歴や、測定データと標準値とを比較するグラフ等を提供するサービスを選択する選択ボタンもある。この選択ボタンを選択する操作をリモコン装置52aにより行うことで、測定データの履歴や、測定データと標準値とを比較するグラフ等の画像データがセンターサーバ101から表示装置52に送信され、画面52b上に表示される。したがって、使用者は、現状の肌状態や改善効果を確認することができ、肌状態の改善への動機付けとなる。
また、ネットアダプタ54(図7参照)が、肌状態検出装置Aから送信された肌状態の測定データをもとに制御信号を生成する制御部Cを備えて、肌状態改善部Bへ制御信号を送信してもよい。このようにネットアダプタ54が肌状態の測定データをもとに制御信号を生成する構成では、装置本体1で制御信号を生成する場合に比べて演算の処理能力の面で有利であり、さらにセンターサーバ101で制御信号を生成する場合に比べて制御信号を肌状態改善部Bへ送信して稼動を制御する即時性の面で有利である。
また本実施形態では、肌状態検出装置Aとネットアダプタ54との間で電波通信を行い、ネットアダプタ54からLAN201およびインターネット202を介してセンターサーバ101へデータを送信しているが、Bluetoothまたは特定小電力無線を用いた通信機能を備えた携帯電話HPを用いて肌状態検出装置Aから測定データを取り込むとともに、携帯電話HPから携帯電話網およびインターネットを介してセンターサーバ101へ測定データを送信するようにしても良い。
また上述の表示装置として、Bluetoothまたは特定小電力無線を用いた通信機能を備えた携帯電話HPを用いても良い。この場合、センターサーバ101からのWebページや、映像配信サーバ102からの動画を携帯電話HPのディスプレイ上に表示させる。
実施形態の肌状態改善システムの構成を示すブロック図である。 同上の装置本体の外観を示す斜視図である。 同上の装置本体の概略構成を示す図である。 同上の肌状態検出装置の構成を示す斜視図である。 同上の肌状態検出装置の構成を示すブロック図である。 (a)(b)同上の肌状態検出装置の別の構成を示すブロック図である。 実施形態2の肌状態改善システムの概略構成を示す図である。 同上の肌状態改善部の概略構成を示す図である。
符号の説明
1 装置本体
A 肌状態検出装置
B 肌状態改善部
C 制御部

Claims (3)

  1. 使用者の肌状態を測定する肌状態検出手段と、
    使用者の肌状態を改善する肌状態改善手段と、
    肌状態の測定データに基づいて肌状態改善手段の稼動を制御する制御手段と、
    を備え、
    肌状態検出手段は、使用者の肌の弾力性を測定し、
    肌状態改善手段は、暖かいスチームと冷たいミストを交互に肌に当てて肌状態を改善し、
    制御手段は、肌の弾力性が所定値以上の場合、標準パターンで、暖かいスチームと冷たいミストとを交互に切り換え、肌の弾力性が所定値未満の場合、暖かいスチームの時間が標準パターンより長い弾力性向上パターンで、暖かいスチームと冷たいミストとを交互に切り換える
    ことを特徴とする肌状態改善システム。
  2. 前記肌状態改善手段および制御手段を同一のハウジングに設け、前記肌状態検出手段は、肌状態の測定データを有線または無線で制御手段へ送信することを特徴とする請求項1記載の肌状態改善システム。
  3. 前記制御手段は、前記肌状態検出手段および肌状態改善手段にネットワークを介して接続され、肌状態の測定データが肌状態検出手段からネットワークを介して制御手段へ送信されると、制御手段は、受信した測定データをもとに肌状態改善手段の稼動を制御する信号を生成して、ネットワークを介して肌状態改善手段へ送信し、肌状態改善手段は、受信した信号に応じて稼動することを特徴とする請求項1または2記載の肌状態改善システム。
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