JP5214553B2 - レンズ鏡筒 - Google Patents

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Description

本発明はレンズ鏡筒に関し、特にシャッタなどの光量調節機構を有するレンズ鏡筒における収納構造に関する。
特許文献1のレンズ鏡筒では、内蔵したシャッタを鏡筒収納動作時に開き、そのシャッタ開口内にレンズ群の一部を進入させることで収納長の薄型化を図っている。
特開2003-66311号公報
通常、レンズシャッタの開口径は、撮影(露光)時に有害光を遮断できる適切な大きさに設定される。しかし、特許文献1のレンズ鏡筒では、収納時にレンズ群の進入を許すべくシャッタ開口を大きくする必要があるため、撮影時に有害光を遮断できず、撮影画像に悪影響を及ぼすおそれがある。
また、シャッタ以外の光量制御部材として、開口の大きさを段階的に変化させる可変開口絞機構や、光路上に挿脱されるNDフィルタなどの光学フィルタなどを備えたレンズ鏡筒においても、特許文献1と同様に、当該光量制御部材を光路から退避させることで形成した開口内にレンズ群を進入させることで収納長の薄型化を図ることが可能である。しかし、シャッタの場合と同じく、レンズ群を挿入させることを前提に光量制御部材の開口(最大開口)の大きさを設定すると、撮影時に光量制御部材による有害光の遮断が期待できなくなるという問題がある。
本発明は、以上の問題意識に基づき、収納長の薄型化を図りつつ、撮影時に有害光を遮断して高い画像品質が得られるレンズ鏡筒を提供することを目的とする。
本発明は、光軸方向に相対移動可能なレンズ群と光量制御機構を備えたレンズ鏡筒において、光量制御機構が、光路上位置と該光路の外側に離脱した退避位置とに移動可能で、該退避位置にあるときレンズ群の進入を許すレンズ進入許容開口を形成する可動光量制御部材と、可動光量制御部材を支持する支持部材と、支持部材に固定されて可動光量制御部材の前後いずれかを覆うカバー部材からなり、レンズ進入許容開口よりも小径の小開口を可動光量制御部材と光軸方向位置を異ならせて光路上に有する開口制限部材とを備える。可動光量制御部材は、全開状態と全閉状態に制御可能で全開状態で光路からの退避位置に保持されるシャッタ羽根と、光路上に挿脱可能な光学フィルタの少なくとも一方を備える。レンズ群は光軸方向の一端部に徐々に径を小さくするテーパー外面部を有しており、このテーパー外面部を除くレンズ群の外側部分を囲んで保持する筒状をなすレンズ保持枠と、該レンズ保持枠とは別部材に形成されてレンズ群に対して非接触の状態でテーパー外面部の外側を覆うテーパーカバー部を備えている。開口制限部材の小開口の内径は、レンズ保持枠及びテーパーカバー部よりも小径に設定されている。そして、撮影状態では、可動光量制御部材と開口制限部材がいずれもレンズ群に対して光軸方向に離間し、かつ可動光量制御部材が開口制限部材よりもレンズ群に近く位置し、撮影状態から収納状態になるとき、レンズ群のテーパー外面部及びテーパーカバー部の一部が、開口制限部材まで到達しない範囲で可動光量制御部材に接近して、該可動光量制御部材が形成するレンズ進入許容開口内に進入されることを特徴としている。
本発明では可動光量制御部材と開口制限部材の光軸方向の前後位置関係は任意に設定可能であるが、例えば、開口制限部材を可動光量制御部材の光軸方向後方に配し、撮影状態から収納状態になるとき、レンズ群のテーパー外面部及びテーパーカバー部の一部がレンズ進入許容開口に対して光軸方向前方から進入するように構成することができる。
この場合の具体的な支持構造として、レンズ保持枠を内部に固定的に保持すると共に上記テーパーカバー部を有し、かつ光量制御機構を光軸方向へ相対移動可能に支持し、撮影状態から収納状態になるとき光軸方向後方へ移動されるレンズ群保持環と、レンズ群保持環内での光量制御機構の後方移動端を決める環内移動制限部材と、環内移動制限部材による後方移動端へ光量制御機構を付勢する付勢部材と、撮影状態から収納状態になるとき、レンズ群保持環が光軸方向後方へ移動している途中で光量制御機構の後方移動を規制し、付勢部材に抗してレンズ群保持環内での光量制御機構の位置を相対的に前方へ変化させる環外移動制限部材とを備えるとよい。この支持構造によると、環外移動制限部材の規制で生じる光量制御機構のレンズ群保持環に対する相対移動によって、レンズ群のテーパー外面部及びテーパーカバー部の一部が光量制御機構のレンズ進入許容開口に進入される。
本発明によれば、可動光量制御部材が光路外に退避することにより光量制御機構に形成されるレンズ進入許容開口内にレンズ群を進入させることで、レンズ鏡筒の収納状態における収納長を短くする効果が得られると共に、露光時には、可動光量制御部材に代えて開口制限部材の小開口によって光量制御機構における撮影開口が規定されるため、有害光を確実に遮断することができる。よって、レンズ鏡筒の収納時の薄型化と、撮影時の高い画像品質とを両立させることができる。
本発明を適用したズームレンズ鏡筒の一実施形態を示すズーム撮影領域(上半部がワイド端で下半部がテレ端)における断面図である。 同ズームレンズ鏡筒の収納状態における断面図である。 同ズームレンズ鏡筒のテレ端付近でのシャッタブロックによる有害光遮断の状態を説明する断面図である。 同ズームレンズ鏡筒のハウジングと撮像素子ホルダを分解し、さらに可動レンズブロックを取り外した状態の分解斜視図である。 可動レンズブロックの分解斜視図である。 2群レンズブロックの分解斜視図である。 図1の部分拡大図である。 図2の部分拡大図である。
図1から図3は、本発明による付勢部材支持構造を備えたズームレンズ鏡筒ZLの一実施形態を示している。このズームレンズ鏡筒ZLの撮像光学系は、物体(被写体)側から順に第1レンズ群LG1、第2レンズ群LG2、第3レンズ群LG3、ローパスフィルタ25及び撮像素子26を備えている。以下の説明中で光軸方向とは、この撮影光学系の光軸Oと平行な方向を意味し、前方とは光軸方向の前方(被写体側)、後方とは光軸方向の後方(像面側)を意味する。
ローパスフィルタ25と撮像素子26はユニット化されて撮像素子ホルダ23に固定され、撮像素子ホルダ23がハウジング22の後部に固定される。
第3レンズ群LG3を保持する3群レンズ枠(環外移動制限部材)51は、図4に示すガイド軸52を介してハウジング22に対して光軸方向に移動可能に支持されており、3群付勢ばね55によって光軸方向前方へ付勢され、かつAFナット54により前方へ移動規制される。AFナット54はリードスクリュー58に螺合しており、AFモータ160によってリードスクリュー58を回転させることにより光軸方向に移動される。したがって、3群レンズ枠51はAFモータ160によって光軸方向に駆動される。
ハウジング22の内側には、図4に示すように、可動レンズ(カム環)ブロック110が移動可能に支持されている。可動レンズ(カム環)ブロック110は、図5に示すように、2群用直進案内環10、カム環11、第2繰出筒12、第1繰出筒13、カム環結合環14及び2群レンズブロック80を含んでいる。カム環11とカム環結合環14は結合されて一体部材として動作する。
カム環11は、ハウジング22の内周面に形成したカム環ガイド溝22aに対して摺動可能に嵌るガイド突起11aを有する。カム環11は、ズームモータ150(図4)の駆動力をギヤ部11bで受けて回転され、鏡筒収納状態(図2)から撮影状態(図1)になるまでの間は、カム環ガイド溝22aのリード溝部22a1の案内を受けて回転しながら光軸方向に移動し、撮影状態におけるズーム域では、カム環ガイド溝22aの環状溝部22a2に案内されて光軸方向には定位置で回転される。図1には、その上半断面にワイド端の状態を示し、下半断面にテレ端の状態を示した。
第1繰出筒13と2群用直進案内環10は、カム環11(カム環11とカム環結合環14の結合体)の前後に位置している。第1繰出筒13と2群用直進案内環10はそれぞれ、直進案内突起13a、10aを、直進案内溝22bに対して摺動可能に係合させることで、ハウジング22に対して光軸方向に相対移動可能に直進案内されている。2群用直進案内環10は、カム環11の後端部付近の内周面に形成した回転案内爪11cと係合する回転案内爪10bを有し、この爪係合によって、カム環11に対して相対回転は可能で光軸方向に共に移動するように結合されている。第1繰出筒13は、カム環11に結合されたカム環結合環14の外周面に設けた回転案内爪14aに対する回転案内爪13bの摺接関係によって、カム環11に対して相対回転は可能で光軸方向に共に移動するように結合されている。つまり、2群用直進案内環10、カム環11及び第1繰出筒13の3つの部材は、光軸方向には共に移動し、ハウジング22に対して光軸方向に直進案内された2群用直進案内環10と第1繰出筒13に対してカム環11が相対回転可能という関係になっている。
2群用直進案内環10は、光軸方向前方に突出する3つの直進案内バー10cを介して、2群レンズブロック80(図5)を光軸方向へ相対移動可能に直進案内している。図6に示すように、2群レンズブロック80は2群レンズ移動枠(レンズ群保持環)8を有し、この2群レンズ移動枠8の筒状部8aの外面に形成した光軸方向の直進案内溝8bに対して直進案内バー10cが摺動可能に係合することで2群レンズブロック80が直進案内される。2群レンズ移動枠8の筒状部8aの内部にはフランジ部8cが設けられ、フランジ部8cの内径部に第2レンズ群LG2を保持する2群レンズ保持枠2(図6)が固定支持されている。第2レンズ群LG2は全系のうちで最も小径のレンズ群であり、図7及び図8に示すように、第2レンズ群LG2の後端付近は後方に進むにつれて徐々に径を小さくするテーパー外面部LG2-1になっている。2群レンズ移動枠8のフランジ部8cには、このテーパー外面部LG2-1の外側を覆うテーパーカバー部8dが形成されている。テーパーカバー部8dの後端面には遮光リング46が取り付けられている。
2群レンズ移動枠8には、2群レンズ保持枠2の前後にそれぞれ位置させて、可変開口絞機構70とシャッタブロック(光量制御機構)100がそれぞれ光軸方向に可動に支持されている。
可変開口絞機構70は、図7に示すように、ベース部材73とズーム回転リング71の間に開閉リング72と絞羽根74を保持し、開閉リング72の単独回転、または開閉リング72とズーム回転リング71の一体回転によって絞羽根74による開口の大きさを変化させる。ズーム回転リング71の回転位置は2群用直進案内環10との係合関係で制御され、開閉リング72の回転位置は第2繰出筒12との係合関係で制御されるが、その詳細は省略する。可変開口絞機構70は、2群レンズ移動枠8のフランジ部8cの前方開口に挿入され、ベース部材73に設けたガイド突起73aと直進案内溝8eの関係により2群レンズ移動枠8に対する光軸方向への相対移動が許容されている。可変開口絞機構70は圧縮コイルばね78によって前方(フランジ部8cから離れる方向)に付勢されており、ベース部材73の前面に支持される抜止リング75と、2群レンズ移動枠8の内面に設けた抜止突起8fの係合によって当該付勢方向への移動端が定められる。
図7及び図8に示すように、シャッタブロック100は、シャッタハウジング(可動光量制御部材の支持部材)100a内にシャッタ羽根(可動光量制御部材)100Sを備えている。シャッタ羽根100Sは、シャッタブロック100に内蔵されたアクチュエータによって全開状態と全閉状態とに制御でき、図1及び図7が全閉状態、図2及び図8が全開状態を示している。シャッタ羽根100Sが全開状態で形成する大開口(レンズ進入許容開口)100S-1は、第2レンズ群LG2後端のテーパー外面部LG2-1と、その外側の2群レンズ移動枠8のテーパーカバー部8dの進入を許す大きさ(開口径)である。これにより、シャッタ羽根100Sは、全閉状態では第2レンズ群LG2を通る光束の光路上に位置し(光路を塞ぎ)、全開状態では該光路の外側に退避される。シャッタハウジング100aの前面には光軸Oを中心とする円形の前方開口100bが形成され、この前方開口100bも、テーパー外面部LG2-1及びテーパーカバー部8dの進入を許す大きさ(開口径)である。
シャッタブロック100にはさらに、シャッタハウジング100aの後部に、シャッタ羽根100Sの後方を覆う後カバー(開口制限部材、カバー部材)100cが固定される。後カバー100cには光軸Oを中心とする円形の小開口100dが形成され、小開口100dの開口径は、2群レンズ移動枠8のテーパーカバー部8dやテーパー外面部LG2-1の外径サイズよりも小径である。つまり、小開口100dは、シャッタ羽根100Sが形成する大開口100S-1よりも小径であって、第2レンズ群LG2やテーパーカバー部8dの進入を許さない(第2レンズ群LG2やテーパーカバー部8dよりも小径である)。よって、シャッタブロック100における光路上の最小開口部は後カバー100c上の小開口100dであり、この小開口100dが撮影時(シャッタ羽根100Sを開いての露光時)のシャッタ開口として機能する。
またシャッタブロック100内には、シャッタ羽根100Sの前方に機械的絞機構に代わる露光制御用のNDフィルタ(可動光量制御部材、光学フィルタ)90が設けられている。NDフィルタ90は、第2レンズ群LG2後方の光路上への挿入位置(図7に二点鎖線で示す)と、該光路から外側に離脱する退避位置(図7及び図8に実線で示す)とに可動であり、退避位置では、シャッタ羽根100Sの大開口100S-1と同様に、第2レンズ群LG2のテーパー外面部LG2-1と2群レンズ移動枠8のテーパーカバー部8dの進入を許す大きさの退避開口部(レンズ進入許容開口)90-1を形成する。なお、NDフィルタ90は、シャッタ羽根100Sとは異なり光路外の特定の方向に向けて離脱されるため、NDフィルタ90によって退避開口部90-1の内縁部が形成される領域は、光軸Oを中心とする周方向全体に及ぶものではない。しかし、光路外への退避状態にあるNDフィルタ90が存在しない周方向領域においても、退避開口部90-1の一部として、テーパー外面部LG2-1やテーパーカバー部8dの進入を許す開口形状がシャッタハウジング100aの内面部分によって形成されている。
シャッタハウジング100aには、光軸方向のガイド筒100eが一体に設けられ、2群レンズ移動枠8には、このガイド筒100eに前方から相対摺動自在に挿入されるガイドピン8g(図7、図8)が設けられている。2群レンズ移動枠8の後部に固定されるストッパ(環内移動制限部材)5(図6)には、ガイド筒100eに後方から相対摺動自在に挿入されるガイドピン5aが設けられている。このガイド筒100eと前後のガイドピン8g、5aからなるガイド機構により、シャッタブロック100は、2群レンズ移動枠8に対して光軸方向に相対移動可能に支持される。撮影状態では、圧縮コイルばねからなるシャッタブロック付勢ばね(付勢部材)30(図6)の付勢力によって、ガイド筒100eの後端部がストッパ5に当接する位置(2群レンズ移動枠8内での後方移動端)にシャッタブロック100が保持される。詳細は後述するが、収納状態では、シャッタブロック付勢ばね30の付勢力に抗してシャッタブロック100が2群レンズ移動枠8内で前方に位置を変化させてフランジ部8cに接近し、第2レンズ群LG2とシャッタブロック100の光軸方向間隔が小さくなる。
第2繰出筒12内には第1レンズ群LG1が保持されている。第2繰出筒12には外側直進案内キー12aと内側直進案内キー12bが設けられ、外側直進案内キー12aは、第1繰出筒13の内周面に形成した直進案内溝13c(図5)に係合可能で、内側直進案内キー12bは、2群レンズ移動枠8の筒状部8aの内周面に形成した直進案内溝8h(図6)に係合可能である。これら直進案内溝13c、8hと直進案内キー12a、12bの摺動関係によって、第2繰出筒12はハウジング22に対して光軸方向に相対移動可能に直進案内されている。
第2繰出筒12は、外側直進案内キー12bの後方に内径方向に突出する1群用カムフォロアCF1を備え、この1群用カムフォロアCF1が、カム環11の外周面に形成した1群制御カム溝CG1に対して摺動可能に係合している。第2繰出筒12は第1繰出筒13と2群レンズ移動枠8を介して光軸方向に直進案内されているため、カム環11が回転すると、第2繰出筒12すなわち第1レンズ群LG1が光軸方向へ所定の軌跡で移動する。
カム環11の内周面に形成した2群制御カム溝CG2に対し、2群レンズ移動枠8の筒状部8aの外周面に設けた2群用カムフォロアCF2が係合している。2群レンズ移動枠8は2群用直進案内環10を介して光軸方向に直進案内されているため、カム環11が回転すると、2群制御カム溝CG2の形状に従って、2群レンズ移動枠8すなわち第2レンズ群LG2が光軸方向へ所定の軌跡で移動する。
2群レンズ移動枠8と第2繰出筒12の間には群間付勢ばね27が挿入されており、2群レンズ移動枠8と第2繰出筒12は互いに離間する方向に付勢されている。
以上の構造からなるズームレンズ鏡筒ZLは次のように動作する。図2及び図8に示す鏡筒収納状態では、第1レンズ群LG1と第2レンズ群LG2、第2レンズ群LG2と第3レンズ群LG3、第3レンズ群LG3とローパスフィルタ25のそれぞれの光軸方向間隔が狭まり、図1及び図7に示す撮影状態よりも光軸方向の光学系の長さ(第1レンズ群LG1の物体側の面から撮像素子26の撮像面までの距離)が短くなっている。このとき、3群レンズ枠51がガイド軸52の案内による可動範囲の後方移動端に位置し、該後方移動端にある3群レンズ枠51に当接することによってシャッタブロック100の後退が規制されている。一方、2群レンズ移動枠8はシャッタブロック100よりも深く後退され、該2群レンズ移動枠8内でシャッタブロック100は、シャッタブロック付勢ばね30の付勢力に抗してストッパ5から離れてフランジ部8cに接近する前方位置にある。シャッタ羽根100Sは全開状態に制御されて大開口100S-1を形成し、またNDフィルタ90は光路外の退避位置に保持されて退避開口部90-1を形成し、図8に示すように、この大開口100S-1と退避開口部90-1の内側に、2群レンズ移動枠8のテーパーカバー部8dと第2レンズ群LG2のテーパー外面部LG2-1が前方開口100bを通して前方から(すなわち後カバー100cとは反対側から)進入している。換言すれば、可動の光量制御部材であるシャッタ羽根100SとNDフィルタ90の光路外への退避移動によってシャッタブロック100に形成されたレンズ進入許容開口(大開口100S-1、退避開口部90-1)内に、第2レンズ群LG2の後部(テーパー外面部LG2-1とテーパーカバー部8d)が進入している。この構成により、シャッタ羽根100SやNDフィルタ90と干渉することなく第2レンズ群LG2をより一層深く後退させることが可能となり、ズームレンズ鏡筒ZLの収納状態での薄型化に寄与している。なお、鏡筒収納状態では、テーパーカバー部8dとテーパー外面部LG2-1は、シャッタブロック100に対して後カバー100cの位置までは進入しておらず、後カバー100cとの干渉は生じない。後カバー100cは、撮影時に後述する有害光の遮断を行うための固定部材であって、シャッタ羽根100Sのような開口可変部材やNDフィルタ90のような光路内外への移動部材とする必要がないため薄型に構成できる。よって、後カバー100c自体が占める光軸方向スペースはごくわずかであり、鏡筒収納状態で後カバー100cと重なる位置まで第2レンズ群LG2が進入しなくても、その前方のシャッタ羽根100S(大開口100S-1)やNDフィルタ90(退避開口部90-1)と重なる位置までの第2レンズ群LG2の進入によって、十分に収納長の薄型化の効果が得られる。
鏡筒収納状態において撮影状態への移行信号(例えば、ズームレンズ鏡筒ZLが搭載されるカメラに設けたメインスイッチのオン)が入力されると、ズームモータ150が鏡筒繰出方向に駆動され、カム環ガイド溝22aのリード溝部22a1とガイド突起11aの関係によって、ハウジング22に対してカム環11が回転しながら光軸方向前方へ繰り出される。直進案内環10と第1繰出筒13はカム環11と共に前方へ直進移動し、第1繰出筒13が徐々にハウジング22からの突出量を大きくする。
カム環11が回転すると、その外側では、2群レンズ移動枠8と第1繰出筒13を介して直進案内された第2繰出筒12が、1群制御カム溝CG1と1群用カムフォロアCF1の関係によって、カム環11と第1繰出筒13と2群用直進案内環10の結合体に対して光軸方向前方に繰り出され、第2繰出筒12が徐々に第1繰出筒13からの突出量を大きくする。また、カム環11が回転すると、その内側では、2群用直進案内環10を介して直進案内された2群レンズ移動枠8が、2群用カムフォロアCF2と2群制御カム溝CG2の関係によって、カム環11に対して第2繰出筒12とは異なる所定の軌跡で光軸方向に移動される。このとき、2群レンズ移動枠8が3群レンズ枠51に対して前方に相対移動するため、3群レンズ枠51によるシャッタブロック100の後退規制が解除され、シャッタブロック付勢ばね30の付勢力によってシャッタブロック100が2群レンズ移動枠8内で後方に移動し、ストッパ5に当接する。この動作によって、2群レンズ移動枠8のテーパーカバー部8dと第2レンズ群LG2のテーパー外面部LG2-1が、シャッタ羽根100Sが形成する大開口100S-1とNDフィルタ90が形成する退避開口部90-1から前方に離脱する。
やがて、ズームレンズ鏡筒ZLが所定量繰り出されると、カム環11のガイド突起11aがカム環ガイド溝22aの環状溝部22a2内に入り、カム環11の光軸方向移動が停止される。カム環11がこの定位置回転状態になってからほどなくして、図1の上半断面に示すズーム撮影領域のワイド端に達する。このワイド端の繰出状態からズームモータ150を望遠方向(鏡筒収納状態からワイド端までの繰出時と同じ方向)に駆動させると、やがて図1の下半断面に示すテレ端の繰出状態となる。ワイド端からテレ端までのズーム撮影領域では、カム環11は、ガイド突起11aがカム環ガイド溝22aの環状溝部22a2に案内されることで光軸方向の一定位置で回転を行い、光軸方向へは進退しない。
鏡筒収納状態からの第1レンズ群LG1と第2レンズ群LG2の繰出量はそれぞれ、前者が、ハウジング22に対するカム環11の前方移動量と、該カム環11に対する第2繰出筒12のカム繰出量との合算値として決まり、後者が、ハウジング22に対するカム環11の前方移動量と、該カム環11に対する2群レンズ移動枠8のカム繰出量との合算値として決まる。ズーミングは、この第1レンズ群LG1と第2レンズ群LG2が互いの空気間隔を変化させながら撮影光軸Oに沿って移動することにより行われる。
ズーム撮影領域で撮影(露光)を行うとき、図1及び図7のようにシャッタ羽根100Sが一旦全閉状態にされる。また、露出制御のため、必要に応じて図7に二点鎖線で示すようにNDフィルタ90が光路上に挿入される。鏡筒収納状態と異なり、ズーム撮影領域では第2レンズ群LG2の後端部がシャッタ羽根100SやNDフィルタ90の動作平面位置よりも前方に位置しているため、第2レンズ群LG2や2群レンズ移動枠8のテーパーカバー部8dと干渉することなくシャッタ羽根100Sを閉じ、またNDフィルタ90を挿入することができる。続いてシャッタ羽根100Sを図3のように開いて露光が行われるが、前述の通り、露光時におけるシャッタブロック100のシャッタ開口は、シャッタ羽根100Sによる大開口100S-1ではなく、その後方の小開口100dとなる。なお、図3は、NDフィルタ90が光路外の退避位置にある状態での露光動作を示している。
シャッタ羽根100Sの大開口100S-1は、鏡筒収納時に第2レンズ群LG2のテーパー外面部LG2-1やテーパーカバー部8dを進入させる関係上、光学設計上最適な開口径よりも大きくなっている。具体的には、図3に示すように、全開状態のシャッタ羽根100Sは、ズームレンズ鏡筒ZLのテレ端付近で第2レンズ群LG2を通って鏡筒内面(2群レンズ移動枠8の内周面)に向かおうとする有害光HLの通過領域よりも外径側に位置するため、この有害光HLはシャッタ羽根100Sによっては遮断されない。また、光路外に退避したNDフィルタ90も、この有害光HLの通過領域よりも外径側に位置している。代わりに、その後方の後カバー100cが全開状態のシャッタ羽根100Sや退避状態のNDフィルタ90よりも内径側に位置することで、有害光HLを確実に遮断する。したがって、シャッタブロック100において、可動のシャッタ羽根100SやNDフィルタ90には第2レンズ群LG2の進入を許す大開口100S-1や退避開口部90-1を形成させて収納時のより一層の薄型化を達成しつつ、露光時には、光路外に退避してしまうシャッタ羽根100SやNDフィルタ90に依存せず薄板状の後カバー100cで有害光HLを遮断することができ、画像品質への悪影響を防ぐことができる。
撮影状態(ズーム撮影領域)から収納状態への移行信号(例えば、カメラのメインスイッチのオフ)が入力されると、ズームモータ150が鏡筒収納方向に駆動され、ズームレンズ鏡筒ZLは以上の繰出動作とは逆の収納動作を行う。カム環11は、カム環ガイド溝22aのリード溝部22a1の案内を受けて回転しながら光軸方向後方へ移動され、第1繰出筒13と直進案内環10がカム環11に伴って光軸方向後方に直進移動される。第2繰出筒12は、1群用カムフォロアCF1が1群制御カム溝CG1の案内を受けて、後退動作を行っているカム環11に対してさらに光軸方向後方に相対移動される。また、第2レンズ群LG2を保持する2群レンズブロック80(2群レンズ移動枠8)が、2群用カムフォロアCF2と2群制御カム溝CG2の関係によって、カム環11に対して第2繰出筒12とは異なる所定の軌跡で光軸方向に相対移動される。2群レンズ移動枠8がその後方移動端に達するよりも前に、シャッタブロック100が3群レンズ枠51に当接して後退が規制され、停止したシャッタブロック100に対して2群レンズ移動枠8がさらに後退される。収納動作時にはシャッタ羽根100Sは全開状態にされ、NDフィルタ90は光路外に退避され、図2及び図8に示すように、シャッタブロック100に対する2群レンズ移動枠8の相対移動によって、シャッタ羽根100Sが形成する大開口100S-1とNDフィルタ90が形成する退避開口部90-1の内側に、第2レンズ群LG2のテーパー外面部LG2-1と2群レンズ移動枠8のテーパーカバー部8dが進入する。
第3レンズ群LG3を支持する3群レンズ枠51は、以上のズームモータ150による第1レンズ群LG1及び第2レンズ群LG2の駆動とは独立して、AFモータ160によって光軸方向に前後移動させることができる。そして、光学系がワイド端からテレ端までのズーム撮影領域にあるとき、測距手段によって得られた被写体距離情報に応じてAFモータ160を駆動することにより、第3レンズ群LG3が光軸方向に移動してフォーカシングが実行される。なお、鏡筒収納時には、3群レンズ枠51は後方移動端に位置してシャッタブロック100の後退を規制するが、この後方移動端への3群レンズ枠51の移動は、AFモータ160の駆動制御によって行わせることも可能であるし、後退するシャッタブロック100の押圧によって行わせてもよい。AFモータ160の駆動制御による場合、前述した収納状態への移行信号の入力を受けてAFモータ160が駆動されてAFナット54が後退される。また、シャッタブロック100の押圧による場合、シャッタブロック付勢ばね30がシャッタブロック100に及ぼす後方への付勢力が、3群付勢ばね55が3群レンズ枠51に及ぼす前方への付勢力よりも強ければ、先に3群レンズ枠51が後方移動端まで移動されてから2群レンズ移動枠8内でのシャッタブロック100の相対移動が生じる。逆に、3群付勢ばね55が3群レンズ枠51に及ぼす前方への付勢力が、シャッタブロック付勢ばね30がシャッタブロック100に及ぼす後方への付勢力よりも強ければ、先に2群レンズ移動枠8内でのシャッタブロック100の相対移動が行われてから、3群レンズ枠51が後方移動端へ押圧される。
以上、図示実施形態に基づき説明したが、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。例えば、図示実施形態では、大開口100S-1を形成するシャッタ羽根100Sや退避開口部90-1を形成するNDフィルタ90の後方に小開口100dを有する後カバー100cが配され、これら大開口100S-1や退避開口部90-1に対して前方からレンズ群LG2の一部が進入されるが、この開口に対するレンズ群進入の前後関係を逆にすることもできる。すなわち、シャッタブロック100が前、第2レンズ群LG2が後という前後関係にした上で、シャッタブロック100には、シャッタ羽根100SやNDフィルタ90の前方を覆う前カバー(シャッタハウジング100aの一部)に小開口100d相当の部位を形成するような変形が可能である。この形態では、シャッタ羽根100Sの大開口100S-1やNDフィルタ90の退避開口部90-1に対して後方から第2レンズ群LG2が進入する。つまり本発明では、レンズ進入許容開口を形成する可動の光量制御部材と、露光時の小開口を形成する開口制限部材は、いずれを前方(後方)に配置してもよい。
また、図示実施形態のシャッタブロック100では可動の光量制御部材として、シャッタ羽根100SとNDフィルタ90を備えているが、本発明で光量制御機構に設けられる可動光量制御部材は、光路上の位置と光路外の退避位置に移動することで光量制御を行うものであればよく、その具体的な形態は任意に選択することができる。例えば、NDフィルタ90のような光学フィルタを備えずシャッタ羽根のみを有する光量制御機構や、逆にシャッタ羽根を備えず光学フィルタ類のみを有する光量制御機構にも本発明は適用が可能である。
また、図示実施形態では、ズームレンズ鏡筒ZLの収納動作時にシャッタブロック100の後退を3群レンズ枠51によって制限しているが、これとは別の部位、例えば撮像素子ホルダ23の一部などによってシャッタブロック100の後退を規制することもできる。
また、実施形態はズームレンズ鏡筒への適用例であるが、本発明は、少なくとも撮影状態と収納状態を有するものであれば、ズームレンズ系以外のレンズ鏡筒にも適用が可能である。
5 ストッパ(環内移動制限部材)
5a ガイドピン
8 2群レンズ移動枠(レンズ群保持環)
8d テーパーカバー部
8g ガイドピン
10 2群用直進案内環
11 カム環
12 第2繰出筒
13 第1繰出筒
14 カム環結合環
22 ハウジング
23 撮像素子ホルダ
30 シャッタブロック付勢ばね(付勢部材)
51 3群レンズ枠(環外移動制限部材)
70 可変開口絞機構
80 2群レンズブロック
90 NDフィルタ(可動光量制御部材、光学フィルタ)
90-1 退避開口部(レンズ進入許容開口)
100 シャッタブロック(光量制御機構)
100a シャッタハウジング(可動光量制御部材の支持部材)
100b 前方開口
100c 後カバー(開口制限部材、カバー部材)
100d 小開口
100e ガイド筒
100S シャッタ羽根(可動光量制御部材)
100S-1 大開口(レンズ進入許容開口)
110 可動レンズ(カム環)ブロック
150 ズームモータ
160 AFモータ
CF1 1群用カムフォロア
CF2 2群用カムフォロア
CG1 1群制御カム溝
CG2 2群制御カム溝
LG1 第1レンズ群
LG2 第2レンズ群
LG2-1 テーパー外面部
LG3 第3レンズ群
O 光軸
SA 可変開口絞サブアッシ
ZL ズームレンズ鏡筒

Claims (3)

  1. 光軸方向に相対移動可能なレンズ群と光量制御機構を備えたレンズ鏡筒において、
    上記光量制御機構は、
    光路上位置と該光路の外側に離脱した退避位置とに移動可能で、該退避位置にあるとき上記レンズ群の進入を許すレンズ進入許容開口を形成する可動光量制御部材と;
    上記可動光量制御部材を支持する支持部材と;
    上記支持部材に固定されて上記可動光量制御部材の前後いずれかを覆うカバー部材からなり、上記レンズ進入許容開口よりも小径の小開口を上記可動光量制御部材と光軸方向位置を異ならせて光路上に有する開口制限部材と;
    を備え、
    上記可動光量制御部材は、全開状態と全閉状態に制御可能で全開状態で上記光路からの退避位置に保持されるシャッタ羽根と、光路上に挿脱可能な光学フィルタの少なくとも一方を備えること;
    上記レンズ群は光軸方向の一端部に徐々に径を小さくするテーパー外面部を有しており、上記テーパー外面部を除く上記レンズ群の外側部分を囲んで保持する筒状をなすレンズ保持枠と、該レンズ保持枠とは別部材に形成されて上記レンズ群に対して非接触の状態で上記テーパー外面部の外側を覆うテーパーカバー部を備えること;
    上記開口制限部材の上記小開口の内径は、上記レンズ保持枠及び上記テーパーカバー部よりも小径であること;
    撮影状態で、上記可動光量制御部材と上記開口制限部材がいずれも上記レンズ群に対して光軸方向に離間し、かつ上記可動光量制御部材が上記開口制限部材よりも上記レンズ群に近く位置すること;及び
    撮影状態から収納状態になるとき、上記可動光量制御部材が上記レンズ進入許容開口を形成し、上記レンズ群の上記テーパー外面部及び上記テーパーカバー部の一部が、上記開口制限部材まで到達しない範囲で上記可動光量制御部材に接近して上記レンズ進入許容開口内に進入されること;
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 請求項1記載のレンズ鏡筒において、上記開口制限部材は上記可動光量制御部材の光軸方向後方に位置し、撮影状態から収納状態になるとき、上記レンズ群のテーパー外面部及び上記テーパーカバー部の一部が上記レンズ進入許容開口に対して光軸方向前方から進入するレンズ鏡筒。
  3. 請求項2記載のレンズ鏡筒において、
    上記レンズ保持枠を内部に固定的に保持すると共に上記テーパーカバー部を有し、かつ上記光量制御機構を光軸方向へ相対移動可能に支持し、撮影状態から収納状態になるとき光軸方向後方へ移動されるレンズ群保持環と、
    上記レンズ群保持環内での上記光量制御機構の後方移動端を決める環内移動制限部材と、
    上記環内移動制限部材による後方移動端へ上記光量制御機構を付勢する付勢部材と、
    撮影状態から収納状態になるとき、上記レンズ群保持環が光軸方向後方へ移動している途中で上記光量制御機構の後方移動を規制し、上記付勢部材に抗して上記レンズ群保持環内での光量制御機構の位置を相対的に前方へ変化させる環外移動制限部材と、
    を備え、上記環外移動制限部材の規制により生じる上記光量制御機構のレンズ群保持環に対する相対移動により、上記レンズ群のテーパー外面部及び上記テーパーカバー部の一部が上記レンズ進入許容開口に進入するレンズ鏡筒。
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