JP5214505B2 - ダイナミックダンパ - Google Patents

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Description

本発明は、ダイナミックダンパに関し、特に、金具処理の際にブラケット部材が変形することを抑制することができるダイナミックダンパに関するものである。
自動車などの車両では、エンジンやデファレンシャルなどから発生する有害振動を低減するために、種々のダイナミックダンパが使用されている。例えば、特開2008−14377号公報には、車両側に取着されるブラケット部材と、質量体としてのマス部材と、そのマス部材を両側から支持してブラケット部材に連結すると共にゴム状弾性材から構成される防振基体とを備えたダイナミックダンパが開示されている。このダイナミックダンパによれば、その振動系の共振周波数(固有振動数)と、問題となる有害振動のピーク周波数とが一致するように、マス部材の質量や防振基体のばね定数を予め設定しておくことで、有害振動を共振作用によって低減することができる。
特開2007−113693号公報(例えば、段落[0016]など)
ここで、例えば、コンバーチブル自動車のラゲージドア裏面に装着するダイナミックダンパのように、有害振動のピーク周波数が比較的低い周波数である場合には、マス部材を大振幅で変位させる。よって、この場合には、ストッパ機構を設けて、マス部材の過大な変位を規制することで、マス部材の他部材への接触による破損や防振基体の過大変形による耐久性の低下を防止する。
しかしながら、ストッパ機構を設ける場合には、その分、ブラケット部材全体としての寸法が大型化する。ブラケット部材へ防振基体を加硫接着するためには、ブラケット部材をバレル内で攪拌し、その脱脂・洗浄・表面粗化を予め行っておくことが必要であるが、ブラケット部材が大型化すると、金具処理の際にブラケット部材が変形するという問題点があった。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、金具処理の際にブラケット部材が変形することを抑制することができるダイナミックダンパを提供することを目的としている。
この目的を達成するために、請求項1記載のダイナミックダンパは、直方体状に形成され質量体として機能するマス部材と、車両に取着されるブラケット部材と、前記マス部材を前記ブラケット部材に連結すると共にゴム状弾性材から構成される防振基体とを備えるものであり、前記ブラケット部材から立設され前記マス部材の側面と所定間隔を隔てて対向する横変位規制部と、その横変位規制部から延設され前記マス部材の上面と所定間隔を隔てて対向する縦変位規制部とを有するストッパ部材を備え、前記ブラケット部材は、前記マス部材の底面側に配置されると共に前記車両に取着される基板部材と、前記基板部材と別体に構成されると共に前記マス部材の互いに対向する側面のそれぞれに前記防振基体を介して連結される一対の連結部材と、前記一対の連結部材を前記基板部材に固定する固定部材とを備え、前記連結部材は、前記基板部材に当接され前記固定部材により固定される板状の当接板部と、前記当接板部の一端側を折り曲げることで前記基板部材から立設され前記防振基体を介して前記マス部材の側面が連結される立設板部とを備え、前記防振基体は前記立設板部から前記マス部材へ向かうに従って前記基板部材へ近接する方向へ下降傾斜されている。
請求項記載のダイナミックダンパは、請求項記載のダイナミックダンパにおいて、前記ストッパ部材は、一対が前記マス部材を挟んで配設され、一方のストッパ部材が前記一対の連結部材の内の一方に近接されると共に、他方のストッパ部材が前記一対の連結部材の内の他方に近接され、かつ、前記一対のストッパ部材を結ぶ直線距離が前記マス部材の幅寸法よりも大きくされている。
請求項記載のダイナミックダンパは、請求項1又は2に記載のダイナミックダンパにおいて、連結部材の板厚寸法が基板部材の板厚寸法よりも大きくされている。
請求項1記載のダイナミックダンパによれば、ブラケット部材が、マス部材の底面側に配置されると共に前記車両に取着される基板部材と、その基板部材と別体に構成されると共にマス部材の互いに対向する側面のそれぞれに防振基体を介して連結される一対の連結部材と、それら一対の連結部材を基板部材に固定する固定部材とを備える構成であるので、ブラケット部材全体(基板部材)に金具処理を施す必要がなく、連結部材のみに金具処理を施せば良いので、金具処理の際のブラケット部材の変形を抑制することができるという効果がある。
即ち、本発明のダイナミックダンパによれば、マス部材と一対の連結部材とを防振基体により連結して一体化した後、一対の連結部材を基板部材へ固定部材によりそれぞれ固定する構成であるので、防振基体が連結される連結部材のみに金具処理を施せば良い。よって、ブラケット部材全体に金具処理を施す場合と比較して、処理対象物の大きさが小さくなるので、かかる処理対象物(連結部材)が金具処理の際に変形することを抑制することができるという効果がある。
また、仮に、基板部材に金具処理を施すことが必要となる場合であっても、連結部材が別体とされることで、その分、基板部材の小型化を図ることができる。よって、ブラケット部材全体に金具処理を施す場合と比較して、処理対象物の大きさが小さくなるので、かかる処理対象物(基板部材)が金具処理の際に変形することを抑制することができるという効果がある。
また、ブラケット部材から立設されマス部材の側面と所定間隔を隔てて対向する横変位規制部と、その横変位規制部から延設されマス部材の上面と所定間隔を隔てて対向する縦変位規制部とを有するストッパ部材を備える構成であるので、マス部材が基板部材から離間する方向へ変位する場合には、そのマス部材の上面に縦変位規制部が当接して、マス部材の変位を規制することができると共に、マス部材が横方向(基板部材から離間する方向と直交する方向)へ変位する場合には、そのマス部材の側面に横変位規制部が当接して、マス部材の変位を規制することができる。
ここで、本発明のダイナミックダンパでは、防振基体が連結される立設板部は、当接板部の一端側を折り曲げることで、基板部材から立設される構成であるので、当接板部側に断面円弧状に湾曲する非平坦面が形成される。そのため、加硫金型内でのシール性を確保するべく、非平坦面の分だけ、防振基体を加硫接着可能な立設板部上の領域が基板部材から離間した位置となる。また、立設板部と基板部材との間には、当接板部が介在する構成であるので、その当接板部の板厚分だけ、防振基体を加硫接着可能な立設板部の領域が基板部材から離間した位置となる。その結果、防振基体が立設板部に加硫接着される位置が高くなり(基板部材から離間した位置となり)、その分、マス部材の位置が高くなるので、ストッパクリアランスを確保するために、ストッパ部材(横変位規制部)の高さ寸法を大きくする必要が生じ、ブラケット部材の大型化を招く。
これに対し、本発明のダイナミックダンパによれば、防振基体を、立設板部からマス部材へ向かうに従って基板部材へ近接する方向へ下降傾斜させる構成であるので、防振基体が立設板部に加硫接着される位置が上述したように高くなる場合であっても、防振基体の下降傾斜によって、マス部材の位置を低くすることができる。その結果、ストッパクリアランスを確保しつつ、ストッパ部材(横変位規制部)の高さを低くすることができるので、その分、ブラケット部材の小型化を図ることができるという効果がある。
更に、本発明のダイナミックダンパによれば、防振基体は、立設板部からマス部材へ向かうに従って基板部材へ近接する方向へ下降傾斜されているので、マス部材が基板部材に近接または離間する方向へ変位する場合には、防振基体のひずみ成分にせん断のみでなく引張成分も含ませることができ、その分、へたり(クリープ)の進行を抑制することができるという効果がある。
請求項記載のダイナミックダンパによれば、請求項記載のダイナミックダンパの奏する効果に加え、一対のストッパ部材がマス部材を挟んで配設される構成であるので、マス部材が横方向(基板部材から離間する方向と直交する方向)のいずれの方向へ変位する場合であっても、そのマス部材の側面に横変位規制部が当接して、マス部材の変位を規制することができる。
この場合、本発明のダイナミックダンパによれば、上述したように、マス部材と一対の連結部材とを防振基体により連結して一体化した後、一対の連結部材を基板部材へ固定部材によりそれぞれ固定する構成であり、一対の連結部材を基板部材へ固定する際には、一対のストッパ部材(縦変位規制部)と基板部材との対向間にマス部材を嵌め入れて配設する必要があるところ、一方のストッパ部材が一対の連結部材の内の一方に近接されると共に、他方のストッパ部材が一対の連結部材の内の他方に近接されているので、マス部材を基板部材に対して回転方向の位相をずらした位置に配設し、基板部材へ近接させた後、回転させることで、一対のストッパ部材と基板部材との対向間にマス部材を容易に配設することができるという効果がある。
更に、本発明のダイナミックダンパによれば、一対のストッパ部材を結ぶ直線距離がマス部材の幅寸法よりも大きくされているので、マス部材の一側を、一対のストッパ部材の内の一方と基板部材との対向間の奥まで嵌め入れつつ、マス部材を回転させ、マス部材の他側をストッパ部材の他方と基板部材との対向間へ配設する(嵌め入れる)という必要がなく、基板部材に対するマス部材の回転方向の位相をずらして配置すれば、マス部材を、一対のストッパ部材の間を介して、基板部材へ容易に近接させることができる。よって、その後、回転させるだけで、一対のストッパ部材と基板部材との対向間にマス部材を配設することができるので、マス部材の配設作業をより一層容易とすることができるという効果がある。
請求項記載のダイナミックダンパによれば、請求項1又は2に記載のダイナミックダンパの奏する効果に加え、ブラケット部材の強度の確保と軽量化との両立を効率的に図ることができるという効果がある。即ち、ブラケット部材は、マス部材の質量および変位時の慣性力を支えるための支持機能と、車両側への固定部となる座面を四隅部に配置するための骨格機能とを発揮することが必要とされるところ、ブラケット部材の板厚は、要求強度を満たすための板厚(即ち、支持機能を満たすための板厚)に設定される。この場合、固定機能は、支持機能に対して、要求される強度が低い一方で、広い面積が必要とされるため、ブラケット部材全体が支持機能を満たすための板厚に設定されると、ブラケット部材全体としての重量が不必要に嵩むという問題点があった。
これに対し、本発明のダイナミックダンパによれば、マス部材の質量および変位時の慣性力を支えるための支持機能を発揮する連結部材と、車両側への固定部となる座面を四隅部に配置するための骨格機能を発揮する基板部材とを別体とし、強度が必要とされる連結部材の板厚寸法を、比較的強度は必要とされないが広い面積を有する基板部材の板厚よりも大きくする構成であるので、両部材をそれぞれの機能に応じた板厚寸法に適切に設定して、ブラケット部材の強度の確保と軽量化との両立を効率的に達成することができるという効果がある。
本発明の一実施の形態におけるダイナミックダンパの上面図である。 ダイナミックダンパの側面図である。 基板部材の上面図である。 (a)は、連結部材の上面図であり、(b)は、図4(a)のIVb−IVb線における連結部材の断面図である。 図1のV−V線におけるダイナミックダンパの断面図である。 図1のVI−VI線におけるダイナミックダンパの断面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態におけるダイナミックダンパ100の上面図であり、図2は、ダイナミックダンパ100の側面図である。なお、図1及び図2において、矢印F−B,L−R,U−Dは、それぞれ車両前後方向、車両左右方向、車両上下方向に対応する。
ダイナミックダンパ100は、コンバーチブル自動車のラゲージドアに装着され、そのラゲージドアの振動を抑制するための動的吸振器である。なお、ラゲージドアとは、ルーフを収容するための空間の開口部に対して開閉されるドア構造体である(図示せず)。
まず、図1及び図2を参照して、ダイナミックダンパ100の全体構成について説明する。ダイナミックダンパ100は、図1及び図2に示すように、質量体として機能するマス部材10と、ラゲージドアに取着されるブラケット部材20と、それらマス部材10及びブラケット部材20を連結する防振基体30とを備える。
マス部材10は、鋳鉄などの金属材料から構成され、図1及び図2に示すように、正面視矩形状に形成される上面10aと、その上面10aと平行に対向すると共に上面10aと同じ大きさの矩形状に形成される底面10bと、それら上面10aと底面10bとを連結する4つの側面10c〜10fとから直方体形状に構成されている。
図1及び図2に示すように、4つの側面10c〜10fは、側面10cが側面10dと、側面10eが側面10fと、それぞれ平行に対向している。また、側面10c,10dには、防振基体30が連結されており、この防振基体30を介して、マス部材10がブラケット部材20の一対の連結部材22間に弾性支持されている。
なお、本実施の形態におけるダイナミックダンパ100は、車両走行状態では、図1及び図2に示すように、マス部材11の上面10a及び底面10bが車両上下方向(矢印U−D方向)と、側面10c,10dが車両前後方向(矢印F−B方向)と、側面10e,10fが車両左右方向(矢印L−R方向)と、それぞれ直交する状態となる。また、側面10e,10fの対向間隔(マス部材10の幅寸法)Wが後述する一対のストッパ部材24を結ぶ直線距離D(図3参照)よりも小さくされている(W<D)。
図1及び図2に示すように、ブラケット部材20は、金属板にプレス加工を施して形成された板状体であり、マス部材10の底面10b側に配置されると共にラゲージドアに取着される基板部材21と、その基板部材21と別体に構成されると共にマス部材10の互いに対向する側面10c,10dのそれぞれに防振基体30を介して連結される一対の連結部材22と、それら一対の連結部材22を基板部材21に固定するリベット23と、マス部材10の変位を規制するストッパ部材24とを備える。
即ち、本実施の形態では、マス部材10と一対の連結部材22とを防振基体30により連結して一体化した後、一対の連結部材22を基板部材21へリベット23によりそれぞれ固定することで、ダイナミックダンパ100が製造される。
図1及び図2に示すように、防振基体30は、マス部材10をブラケット部材20に対して弾性的に連結支持するための部材であり、ゴム状弾性材から構成されると共に、マス部材10の側面10c,10dとブラケット部材20(連結部材22)との間に加硫接着(連結)されている。
ここで、ダイナミックダンパ100は、図1及び図2に示すように、覆設ゴム部40を備える。覆設ゴム部40は、マス部材10の外面を覆うための部材であり、ゴム状弾性材から構成されると共に、防振基体30に連なって一体に構成されている。
図1及び図2に示すように、覆設ゴム部40は、マス部材10の側面10c〜10f同士が互いに接続される四隅部と、上面10a、底面10b及び側面10e,10fの長手方向(図1左右方向)中間部とを露出させつつ、その露出部(四隅部および中間部)を除く残りの領域(即ち、防振基体30が連結されるマス部材10の長手方向一側および他側)を覆っている。
このように、四隅部を露出させる構成とすることで、加硫成型の際には、マス部材10の四隅部を加硫型内において固定(4箇所を位置決め)することができるので、ブラケット部材20及び防振基体30に対するマス部材10の相対位置をより高精度に設定することができる。これにより、製品毎の共振周波数のばらつきを抑制して、有害振動を低減させるダイナミックダンパとしての役割を安定して発揮させることができる。更に、四隅部を露出させることで、後述するように、覆設ゴム部40(下面突条40)を変形し易くして、マス部材10の変位がブラケット部材20により規制される際の衝撃を緩和することができる。
また、本実施の形態では、覆設ゴム部40がマス部材10の長手方向中央部に覆設されず、かかる部位を露出させる構成であるので、その分、軽量化と材料コストの削減を図ることができるだけでなく、マス部材10の幅寸法Wを小さくすることができるので、後述するように、一対のストッパ部材24間にマス部材10を配置し易くして、組立作業性の向上を図ることができる。
図1及び図2に示すように、覆設ゴム部40の上面(図1紙面手前側面)には、上面突条40aが形成されている。上面突条40aは、マス部材10が車両上方(矢印U方向)へ変位して、その変位がストッパ部材24によって規制される際の衝撃を緩和するための部位であり、断面矩形状の突条として構成されている。即ち、上面突条40aは、マス部材10の上面視においてストッパ部材24と重なる位置に形成されている。
また、覆設ゴム部40の下面(図1紙面奥側面)には、下面突条40bが形成されている(図5参照)。下面突条40bは、マス部材10が車両下方(矢印D方向)へ変位して、その変位が基板部材21によって規制される際の衝撃を緩和するための部位であり、断面矩形状の突条として構成されている。即ち、下面突条40bは、マス部材10の長手方向(図1左右方向)端部であって、覆設ゴム部40の上面視において基板部材21と重なる位置(後述するハッチング領域、図3参照)に形成されている。
ストッパ部材24は、車両上方(矢印U方向)へのマス部材10の変位を規制するための部材であり、図1及び図2に示すように、一対がマス部材10を挟んで配設される。これら一対のストッパ部材24は、一方のストッパ部材24が一対の連結部材22の内の一方(例えば、図1右側)に近接されると共に、他方のストッパ部材24が一対の連結部材22の内の他方(図1左側)に近接されている。
次いで、図3を参照して、基板部材21の詳細構成について説明する。図3は、基板部材21の上面図である。なお、図3では、下面突条40bが対向面部21aに当接される領域を、ハッチングを付して仮想的に図示している。
図3に示すように、基板部材21は、マス部材10の底面10b(図2参照)に対向配置され連結部材22の当接板部22b(図1参照)が固定される板状の対向面部21aと、その対向面部21aの外周縁から立ち上がると共にその立ち上がった端部から外方へ向けて延設されラゲージドアに取着されるフランジ状の取着面部21bとを備え、亜鉛・アルミ・マグネシウムのめっき層を持つ溶融めっき鋼板をプレス加工して形成されている。なお、基板部材21の板厚寸法は、連結部材22の板厚寸法よりも小さくされている。
図3に示すように、対向面部21aは、上面視多角形形状に開口形成される開口部hと、その開口部hの周縁部間を連結して開口部hを2つの開口に分断する連結リブ21a1と、リベット23が挿通される一対の挿通孔21a2とを備える。
図3に示すように、開口部hは、上面視矩形状の角部が傾斜周縁部21a3により斜めに切り取られた台形形状に形成されているので、その切り取られた領域の分、対向面部21aが傾斜周縁部21a3に対応する領域が開口部h側へ張り出して形成されている。これにより、対向面部21aには、マス部材10の四隅部(角部)であって、覆設ゴム部40の下面突条40bの端部領域(図3にハッチングを付して図示する領域)のみを当接させることができる(図1及び図5参照)。
その結果、マス部材10が車両下方(矢印D方向)へ変位して、その変位を基板部材21によって規制する場合には、マス部材10と対向面部21aとの衝突を緩やかとして、打音の発生を低減することができる。特に、上述したように、下面突条40bは、マス部材10の四隅部が露出され、上面視三角形状の一部に欠落された形状(即ち、図3にハッチングを付して図示する領域の形状)であるので、対向面部21aに衝突した際に徐々に変形させることができ、その衝撃を緩和することができる。
なお、上述したように、本実施の形態では、覆設ゴム部40がマス部材10の長手方向中央部には覆設されず、かかる部位を露出させる構成であるので(図1及び図2参照)、マス部材10が車両下方(矢印D方向)へ変位する場合でも、傾斜周縁部21a3に対応する対向面部21aの領域のみをマス部材10に当接させ、マス部材10が連結リブ21a1に当接することを回避することができる。即ち、連結リブ21a1を設けても、マス部材10が当接しないので、打音の発生を回避しつつ、開口部hの形成による軽量化と連結リブ21a1による剛性確保とを図ることができる。
図3に示すように、一対の挿通孔21a2は、上面視台形形状に形成された開口部hの上底(図3右側および左側)となる周縁部に対して平行となる位置に所定間隔を隔てて配設されている。この上底となる周縁部と各挿通孔21a2との間の間隔(図3左右方向の距離)は、上面視台形形状に形成される連結部材22(図4(a)参照)の台形の高さに対応する寸法(図4(a)左右方向寸法)よりも大きくされている。
よって、連結部材22の立設板部22b側の端部よりも対向面部21aを開口部h側(即ち、マス部材10側)へ延設させることができるので(図5参照)、対面板部21aによる連結部材22の支持剛性を確保することができる。即ち、対面板部21aの開口部h側の縁部を折り曲げて立ち上げた部位に防振基体30を連結する場合と比較して、連結部材22(立設板部22b)のマス部材10側への倒れ強度を向上させることができる。
図3に示すように、対向面部21aには、上述した一対のストッパ部材24が一体に形成されている。即ち、ストッパ部材24は、開口部hの周縁部において対向面部21aから立設されマス部材10の左右方向(矢印R−L方向)の変位を規制する横変位規制部24aと、その横変位規制部24aから開口部hの内方側へ延設されマス部材10の上方向(矢印U方向)への変位を規制する縦変位規制部24bとを備える。なお、これら一対のストッパ部材24を結ぶ直線距離(最短距離)Dは、マス部材10の幅寸法W(図1参照)よりも大きくされている。
次いで、図4を参照して、連結部材22の詳細構成について説明する。図4(a)は、連結部材22の上面図であり、図4(b)は、図4(a)のIVb−IVb線における連結部材22の断面図である。
図4に示すように、連結部材22は、基板部材21の対向面部21aに当接されリベット23により固定される(いずれも図1参照)板状の当接板部22aと、その当接板部22aの一端側(図4(a)左端側)を折り曲げることで基板部材22aから立設される立設板部22bとを備え、亜鉛・アルミ・マグネシウムのめっき層を持つ溶融めっき鋼板から構成されている。
図4に示すように、当接板部22aは、立設板部22bから離間するに従って幅寸法(図4(a)上下方向寸法)が狭くなる上面視台形形状に形成されると共に、リベット23(図1参照)が挿通される一対の挿通孔22a1を備える。立設板部22bは、当接板部22aと反対側に位置する面(図4(a)左側面)が、防振基体30が加硫接着により連結される連結面とされ、その防振基体30を介してマス部材10の側面10c,10dが連結される。なお、連結部材22の板厚寸法は、基板部材21の板厚寸法よりも大きくされている。
次いで、図5及び図6を参照して、ダイナミックダンパ100の詳細構成について説明する。図5は、図1のV−V線におけるダイナミックダンパ100の断面図であり、図6は、図1のVI−VI線におけるダイナミックダンパ100の断面図である。なお、図5では、ダイナミックダンパ100の一部が部分的に拡大して図示されている。
図5及び図6に示すように、ダイナミックダンパ100は、ストッパ部材24が、基板部材21の対向面部21aから立設されマス部材10の側面10e,10f(図1参照)と所定間隔を隔てて対向する横変位規制部24aと、その横変位規制部24aから延設されマス部10材の上面10aと所定間隔を隔てて対向する縦変位規制部24bとを備えている。
よって、マス部材10が基板部材21の対向面部21aから離間する方向(矢印U方向)へ変位する場合には、そのマス部材10の上面10fに上面突条40aを介して縦変位規制部24bが当接して、マス部材10の変位を規制する。一方、マス部材10が基板部材21の対向面部21aへ近接する方向(矢印D方向)へ変位する場合には、そのマス部材10の下面10bに下面突条40bを介して対向面部21a(図3のハッチング領域)が当接して、マス部材10の変位を規制する。また、マス部材10が横方向(上述した対向面部21aに近接離間する方向と直交する方向、矢印L−R方向)へ変位する場合には、そのマス部材10の側面10e,10fに覆設ゴム部40を介して横変位規制部24aが当接して、マス部材10の変位を規制する。
ここで、図5に示すように、防振基体30が連結される立設板部22bは、当接板部22bの一端側を折り曲げることで、対向面部21a(当接板部22b)から立設される構成であるので、当接板部22b側に断面円弧状に湾曲する非平坦面Rが形成される。そのため、加硫金型内でのシール性を確保するべく、非平坦面Rの分だけ、防振基体30を加硫接着可能な領域が対向面部21aから上方(矢印U方向)へ離間した位置となる。
また、立設板部22bと基板部材21aとの間には、当接板部22aが介在する構成であるので、その当接板部22aの板厚分だけ、防振基体30を加硫接着可能な立設板部22b上の領域(連結面)が当接板部22aから離間した位置となる。即ち、対向面部21aを折り曲げることで立設板部22bを形成する(立設させる)場合と比較して、当接板部22aが介在する分、立設板部22b上の領域(連結面)の位置が高くなる。
その結果、防振基体30が立設板部22bに加硫接着される位置が高くなり(対向面部21aから上方(矢印U方向)へ離間した位置となり)、その分、マス部材10の位置が高くなるので、ストッパクリアランスを確保するために、ストッパ部材24(横変位規制部24a)の高さ寸法を大きくする必要が生じ、ブラケット部材20の大型化を招く。
これに対し、本実施の形態におけるダイナミックダンパ100によれば、図5に示すように、防振基体30を、立設板部22bからマス部材10へ向かうに従って対向面部21aへ近接する方向(矢印D方向)へ下降傾斜させる構成であるので、防振基体30が立設板部22bに加硫接着される位置が上述したように高くなる場合であっても、防振基体30の下降傾斜によって、マス部材10の位置を低くすることができる。その結果、ストッパクリアランスを確保しつつ、ストッパ部材24(横変位規制部24a)の高さを低くすることができるので、その分、ブラケット部材20の小型化を図ることができる。
更に、このように、防振基体30を、立設板部22bからマス部材10へ向かうに従って対向面部21aへ近接する方向(矢印D方向)へ下降傾斜させる構成とすることで、マス部材10が対向面部21aに近接または離間する方向(矢印U−D方向)へ変位する場合には、防振基体30のひずみ成分にせん断のみでなく引張成分も含ませることができ、その分、へたり(クリープ)の進行を抑制することができる。
ここで、ブラケット部材20は、マス部材10の質量および変位時の慣性力を支えるための支持機能と、車両(ラゲージドア)側への固定部となる座面を四隅部に配置するための骨格機能とを発揮することが必要とされるところ、ブラケット部材20の板厚は、要求強度を満たすための板厚(即ち、支持機能を満たすための板厚)に設定される。この場合、固定機能は、支持機能に対して、要求される強度が低い一方で、広い面積が必要とされるため、ブラケット部材20全体が支持機能を満たすための板厚に設定されると、ブラケット部材20全体としての重量が不必要に嵩む。
これに対し、本実施の形態におけるダイナミックダンパ100によれば、ブラケット部材20を基板部材21と連結部材22とを別体とする構成、即ち、マス部材10の質量および変位時の慣性力を支えるための支持機能を発揮する連結部材22と、車両(ラゲージドア)側への固定部となる座面を四隅部に配置するための骨格機能を発揮する基板部材21とを別体とする構成であるので、それぞれの機能に応じて板厚を設定することができる。即ち、強度が必要とされる連結部材22の板厚を厚くする一方、比較的強度は必要とされないが広い面積を有する基板部材21の板厚を薄くすることができる。その結果、ブラケット部材20の強度の確保と軽量化との両立を効率的に図ることができる。
次いで、ダイナミックダンパ100の製造方法について説明する。ダイナミックダンパ100を製造するに際しては、マス部材10及び一対の連結部材22を、それぞれ別のバレル内へ格納し、バレルの回転により、処理液中で攪拌することで、それら各部材10,22を脱脂・洗浄する金具処理を行う(金具処理工程)。なお、処理液に代えて、又は、処理液中での攪拌の前に、砂やガラスなどの研磨材中で攪拌するようにしても良い。また、基板部材21にも同様の工程を施しても良い。
金具処理工程を終えた後は、マス部材10及び一対の連結部材22の必要な箇所(即ち、防振基体30及び覆設ゴム部40となるゴム材料が接着される領域)に接着剤を塗布した後(塗布工程)、それら接着剤を塗布した両部材10,22を加硫金型内に配置し、ゴム材料を圧入した上で、加圧および加熱して加硫する(加硫工程)。
なお、加硫金型内には、立設板部22bがマス部材10よりも上方に配置され、防振基体30が、上述したように、立設板部22bからマス部材10へ向かうに従って下降傾斜する形状に成型される(図5参照)。
この加硫工程により、マス部材10を一対の連結部材22間に防振基体30を介して支持した中間品が製造されるので、この中間品を、当接板部22aの挿通孔22a1と対向面部21aの挿通孔21a2との穴位置が一致するように、対向面部21aの上面側(図5上側)に配置する(配置工程)。
ここで、配置工程では、一対のストッパ部材24の縦変位規制部24bと基板部材21の対向面部21aとの対向間にマス部材20を嵌め入れた状態に中間品を配設する必要がある。これに対し、本実施の形態におけるダイナミックダンパ100によれば、例えば図1に示す上面視において、一方のストッパ部材24が一対の連結部材22の内の一方(図1右側)に近接されると共に、他方のストッパ部材24が一対の連結部材22の内の他方(図1左側)に近接されているので、基板部材21に対して回転方向に位相をずらして(即ち、図1に示す状態において基板部材21はそのままで中間品に相当する部材のみを時計回りに約45度だけ回転させた状態に)位置させた中間品を、対向面部21aに向けて(即ち、図1紙面奥方向へ)近接させた後、回転させる(即ち、中間品を反時計回りに回転させ図1の状態とする)ことで、一対のストッパ部材24と対向面部21aとの対向間にマス部材10を容易に配設することができる(図1又は図6参照)。
更に、本実施の形態におけるダイナミックダンパ100によれば、上述したように、一対のストッパ部材24を結ぶ直線距離D(図3参照)がマス部材10の幅寸法W(図1参照)よりも大きくされているので、マス部材10の一側(例えば、図1上側)を、一対のストッパ部材24の内の一方(図1右側)と対向面部21aとの対向間へ嵌め入れつつ、中間品を回転させ、マス部材10の他側(図1下側)をストッパ部材24の他方(図1左側)と対向面部21aとの対向間へ配設する(嵌め入れる)という必要がなく、対向面部21aに対する回転方向の位相をずらして配置すれば、マス部材10を、一対のストッパ部材24の間を介して、対向面部21aへ容易に近接させることができる。よって、その後、中間品を回転させるだけで、一対のストッパ部材24と対向面部21aとの対向間にマス部材10を配設することができるので、中間品の配設作業をより一層容易とすることができる。
配設工程の後は、その配置工程により穴位置が一致された両挿通孔22a1,21a2にリベット23を挿通して、かしめ加工を施す(かしめ工程)。これにより、連結部材22の当接板部22aが基板部材21の対向面部21aに固定され、ダンピングダンパー100が製造される。
以上のように、本実施の形態におけるダイナミックダンパ100によれば、マス部材10と一対の連結部材22とを防振基体30により連結して一体化した後、一対の連結部材22を基板部材21へリベット23により固定する構成であるので、連結部材22のみに金具処理を施せば良い。よって、ブラケット部材20全体に金具処理を施す場合と比較して、処理対象物の大きさが小さくなるので、かかる処理対象物(連結部材22)が金具処理工程において変形することを抑制することができる。
また、基板部材21にも金具処理を施す場合であっても、連結部材22が別体とされることで、その分、基板部材21の小型化を図ることができる。よって、ブラケット部材20全体に金具処理を施す場合と比較して、処理対象物の大きさが小さくなるので、かかる処理対象物(基板部材21)が金具処理工程において変形することを抑制することができる。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記各実施の形態で挙げた数値は一例であり、他の数値を採用することは当然可能である。
上記各実施の形態では、本発明のダイナミックダンパ100がコンバーチブル自動車のラゲージドアに配設される場合を一例として説明したが、必ずしもラゲージドアに限られるものではなく、他の部位に配設することは当然可能である。同様に、コンバーチブル自動車に限られるものではなく、他のタイプの自動車であっても良い。なお、他の部位としては、例えば、シート、バックドア、ハンドル、エキゾースト、車体フレームなどが例示される。
100 防振装置
10 マス部材
10a マス部材の上面
10b マス部材の底面
10c,10d マス部材の側面(防振基体を介して連結部材に連結される側面)
10e,10f マス部材の側面(横変位規制部と対向する側面)
20 ブラケット部材
21 基板部材
22 連結部材
22a 当接板部
22b 立設板部
23 リベット(固定部材)
24 ストッパ部材
24a 横変位規制部
24b 縦変位規制部
30 防振基体
D 一対のストッパ部材を結ぶ直線距離
W マス部材の幅寸法

Claims (3)

  1. 直方体状に形成され質量体として機能するマス部材と、車両に取着されるブラケット部材と、前記マス部材を前記ブラケット部材に連結すると共にゴム状弾性材から構成される防振基体とを備えたダイナミックダンパにおいて、
    前記ブラケット部材から立設され前記マス部材の側面と所定間隔を隔てて対向する横変位規制部と、その横変位規制部から延設され前記マス部材の上面と所定間隔を隔てて対向する縦変位規制部とを有するストッパ部材を備え、
    前記ブラケット部材は、前記マス部材の底面側に配置されると共に前記車両に取着される基板部材と、前記基板部材と別体に構成されると共に前記マス部材の互いに対向する側面のそれぞれに前記防振基体を介して連結される一対の連結部材と、前記一対の連結部材を前記基板部材に固定する固定部材とを備え
    前記連結部材は、前記基板部材に当接され前記固定部材により固定される板状の当接板部と、前記当接板部の一端側を折り曲げることで前記基板部材から立設され前記防振基体を介して前記マス部材の側面が連結される立設板部とを備え、
    前記防振基体は前記立設板部から前記マス部材へ向かうに従って前記基板部材へ近接する方向へ下降傾斜されていることを特徴とするダイナミックダンパ。
  2. 前記ストッパ部材は、一対が前記マス部材を挟んで配設され、一方のストッパ部材が前記一対の連結部材の内の一方に近接されると共に、他方のストッパ部材が前記一対の連結部材の内の他方に近接され、かつ、前記一対のストッパ部材を結ぶ直線距離が前記マス部材の幅寸法よりも大きくされていることを特徴とする請求項記載のダイナミックダンパ。
  3. 連結部材の板厚が基板部材の板厚よりも厚いことを特徴とする請求項1又は2に記載のダイナミックダンパ。
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