JP5212185B2 - 動力伝達装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載され、原動機からの動力を無段階に変速して車軸に伝達する動力伝達装置に関する。
従来、この種の動力伝達装置としては、無段変速機を搭載する車両において、スロットル開度と車速とに基づいて変速マップを用いて到達入力回転数(入力回転速度)を設定すると共に、選択レンジ(前進通常走行レンジDや前進スポーツ走行レンジS)や車速,スロットル開度,エンジン回転速度,アクセルペダル操作速度などから時定数を決定し、決定した時定数をもって変速比が設定した到達変速比に到達するよう目標変速比を設定して変速機を制御するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−97327号公報
上述した無段変速機を搭載する車両では、無段変速機の入力軸に対して目標回転速度を設定して入力軸の回転速度が設定した目標回転速度に一致するよう制御する場合を考えると、例えば、駆動輪の空転によるスリップが発生するなど駆動輪の回転速度(無段変速機の出力軸の回転速度)が急変したときには、時定数(応答速度)の設定が低すぎると、目標とする変速比に対してアップシフトしてしまう。
本発明の動力伝達装置は、無段変速機を搭載する車両において、駆動輪の回転速度の急変に対してより適切に対処することを主目的とする。
本発明の動力伝達装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の動力伝達装置は、
車両に搭載され、原動機からの動力を入力し無段階に変速して車軸に出力する無段変速機を搭載する動力伝達装置であって、
前記無段変速機の入力軸の要求回転速度を設定し、該入力軸の現在回転速度の単位時間当たりの変化量が大きいほど速くなる傾向に応答速度を設定し、該設定した応答速度をもって前記入力軸の回転速度が前記設定した到達回転速度に近づくよう前記無段変速機を制御する制御手段
を備えることを要旨とする。
この本発明の動力伝達装置では、無段変速機の入力軸の現在回転速度の単位時間当たりの変化量が大きいほど速くなる傾向に応答速度を設定し、設定した応答速度をもって入力軸の回転速度が要求回転速度に近づくよう無段変速機を制御する。したがって、入力軸の回転速度が急変する場合たとえば車輪の空転によるスリップが発生した場合であっても、応答速度の制限により無段変速機の変速比が要求される変速比から大きく外れるのを抑制することができる。
こうした本発明の動力伝達装置において、前記制御手段は、前記入力軸の現在回転速度の単位時間当たりの変化量を通常時の変化量に上乗せした量ずつ前記入力軸の回転速度が前記要求回転速度に近づくよう制御する手段であるものとすることもできる。
また、本発明の動力伝達装置において、前記無段変速機の入力軸の回転速度である入力軸回転速度を検出する入力軸回転速度センサを備え、前記制御手段は、前記検出された入力軸回転速度を前記現在回転速度として用いて前記応答速度を設定する手段であるものとすることもできるし、前記無段変速機の出力軸の回転速度である出力軸回転速度を検出する出力軸回転速度センサを備え、前記制御手段は、前記検出された出力軸回転速度に前記無段変速機の変速比を乗じたものを前記現在回転速度として用いて前記応答速度を設定する手段であるものとすることもできる。
本発明の一実施例としての動力伝達装置が組み込まれた自動車10の構成の概略を示す構成図である。 CVTECU59により実行される変速制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 変速マップの一例を示す説明図である。 駆動輪73a,73bに空転によるスリップが発生したときの駆動輪速Vfと従動輪速Vrと目標回転速度Ni*とスリップ判定と変速比γの時間変化の様子を示す説明図である。
次に、本発明の実施の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としての動力伝達装置が組み込まれた自動車10の構成の概略を示す構成図である。自動車10は、ガソリンや軽油などの炭化水素径の燃料の爆発燃焼により動力を出力するエンジン22と、エンジン22を運転制御するエンジン用電子制御ユニット(以下、エンジンECUという)24と、エンジン22のクランクシャフト26に接続された周知の流体式のトルクコンバータ40と、このトルクコンバータ40にインプットシャフト51が接続されると共にギヤ機構70およびデファレンシャルギヤ72を介して駆動輪73a,73bにアウトプットシャフト52が接続されたベルト式の無段変速機としてのCVT50と、CVT50を変速制御するCVT用電子制御ユニット(以下、CVTECUという)59と、車両全体をコントロールするメイン電子制御ユニット(以下、メインECUという)80とを備える。なお、実施例の動力伝達装置としては、CVT50と、CVTECU59が該当する。
エンジンECU24には、クランクシャフト26に取り付けられた回転速度センサ29からのエンジン回転速度Neなどエンジン22を運転制御するのに必要な各種センサからの信号が入力され、エンジンECU24からは、スロットル開度を調節するスロットルモータへの駆動信号や燃料噴射弁への制御信号,点火プラグへの点火信号などが出力されている。エンジンECU24は、メインECU80からの制御信号によってエンジン22を制御し、エンジン22の運転状態に関するデータをメインECU80に出力する。
CVT50は、溝幅が変更可能でインプットシャフト51に接続されたプライマリープーリー53と、同じく溝幅が変更可能で駆動軸としてのアウトプットシャフト52に接続されたセカンダリープーリー54と、プライマリープーリー53およびセカンダリープーリー54の溝に架けられたベルト55と、プライマリープーリー53およびセカンダリープーリー54の溝幅を変更する第1アクチュエータ56および第2アクチュエータ57とを備え、プライマリープーリー53およびセカンダリープーリー54の溝幅を変更することによりインプットシャフト51の動力を無段階に変速してアウトプットシャフト52に出力する。ここで、第1および第2アクチュエータ56,57は、図示しないが、デューティソレノイドの駆動によりプライマリープーリー53やセカンダリープーリー54に作用させる油圧を調圧することにより各プーリー53,54の溝幅を調節する油圧駆動のアクチュエータとして構成されている。
CVTECU59には、CPUを中心としたマイクロプロセッサとして構成されている。このCVTECU59にはインプットシャフト51に取り付けられた回転速度センサ61からのインプット回転速度Niやアウトプットシャフト52に取り付けられた回転速度センサ62からのアウトプット回転速度Noutなどが入力され、CVTECU59からは、第1アクチュエータ56および第2アクチュエータ57への駆動信号などが出力されている。また、CVTECU59は、メインECU80からの制御信号によってCVT50の変速比(ギヤ比)を制御し、インプット回転速度Ni,アウトプット回転速度NoutなどCVT50の運転状態に関するデータをメインECU80に出力する。
メインECU80には、CPUを中心としたマイクロプロセッサとして構成されている。このメインECU80には、シフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSPやアクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Acc,ブレーキペダル85の踏み込みを検出するブレーキスイッチ86からのブレーキスイッチ信号BSW,駆動輪73a,73bにそれぞれ取り付けられた車輪速センサ88a,88bからの車輪速Vfr,Vfl,従動輪74a,74bにそれぞれ取り付けられた車輪速センサ89a,89bからの車輪速Vrr,Vrlなどが入力されている。メインECU80は、エンジンECU24やCVTECU59と通信可能に接続されており、エンジンECU24やCVTECU59と各種制御信号やデータのやりとりを行なう。
次に、こうして構成された実施例の自動車10の動作、特に駆動輪73a,73bに空転によるスリップが発生したときの動作について説明する。図2は、CVTECU59により実行される変速制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、所定時間毎(例えば数msecや数十msec毎)に繰り返し実行される。
変速制御ルーチンが実行されると、CVTECU59のCPUは、まず、アクセル開度Accや車速V,車輪速Vfr,Vfl,Vrr,Vrl,回転速度センサ61,62からのインプット回転速度Niおよびアウトプット回転速度Noなどの制御に必要なデータを入力する処理を実行する(ステップS100)。ここで、アクセル開度Accや車速V,車輪速Vfr,Vfl,Vrr,Vrlは、それぞれアクセルペダルポジションセンサ84や車速センサ87,車輪速センサ88a,88b,89a,89bにより検出されたものをメインECU80から通信により入力するものとした。データが入力されると、入力したアクセル開度Accと車速Vとに基づいて図3に例示する変速マップを用いてインプットシャフト51に要求される要求回転速度N*を設定する(ステップS110)。
そして、入力された車輪速Vfr,Vfl,Vrr,Vrlに基づいて駆動輪73a,73bに空転によるスリップが発生しているか否かを判定する(ステップS120)。この判定は、例えば、駆動輪73a,73bの車輪速Vfr,Vflの平均値Vf(駆動輪速)をとると共に従動輪74a,74bの車輪速Vrr,Vrlの平均値Vr(従動輪速)をとって各平均値Vf,Vrの偏差(Vf−Vr)を計算し計算した偏差と閾値とを比較することにより行なうことができる。
判定の結果、駆動輪73a,73bにスリップが生じていないと判定されたときには、許容されるインプットシャフト51の回転速度の単位時間当たり(本ルーチンの実行時間間隔)の変化量としての許容回転変化量ΔNi*に設定値Nsetを設定する(ステップS140)。ここで、設定値Nsetは、アクセル開度Accや車速Vなどの各パラメータから最適な応答速度が得られるよう各パラメータと設定値Nsetとの関係を予め定めたマップを用いて設定するものとした。そして、要求回転速度N*と現在のインプット回転速度Niとの偏差(N*−Ni)が設定した許容回転変化量ΔNi*とこの許容回転変化量ΔNiにマイナスの符号を付したもの(−ΔNi*)とにより定まる範囲内にあるか否かを判定する(ステップS170)。偏差(N*−Ni)が値ΔNi*と値−ΔNi*とにより定まる範囲内にあるときには要求回転速度N*をそのまま目標回転速度Ni*として設定し(ステップS180)、目標回転速度Ni*でCVT50を制御して(ステップS210)、本ルーチンを終了する。CVT50の制御は、具体的には、現在のインプット回転速度Niと目標回転速度Ni*との偏差を打ち消す方向に目標デューティDsを設定すると共に目標デューティDsをもって第1および第2アクチュエータ56,57(デューティソレノイド)を駆動するフィードバック制御により行なわれる。偏差(N*−Ni)が値−ΔNi*よりも小さいときには、入力した現在のインプット回転速度Niに値−ΔNi*を加えたものを目標回転速度Ni*に設定し(ステップS190)、偏差(Ni*−Ni)が値ΔNi*よりも大きいときには、入力した現在のインプット回転速度Niに値ΔNi*を加えたものを目標回転速度Ni*に設定し(ステップS200)、設定した目標回転速度Ni*でCVT50を制御して(ステップS210)、本ルーチンを終了する。
ステップS130で駆動輪73a,73bにスリップが発生したと判定されると、入力した今回のインプット回転速度Niと前回このルーチンで入力したインプット回転速度(前回Ni)との偏差ΔNi(Ni−前回Ni)を計算し(ステップS150)、計算した偏差ΔNiに上述した設定値Nsetを加えたものを許容回転変化量ΔNi*に設定して(ステップS160)、ステップS170以降の処理を行なう。いま、駆動輪73a,73bがスリップが発生しているときを考えているから、アウトプット回転速度Noは急上昇している。一方、実施例では、要求回転速度Ni*とインプット回転速度Niとの偏差(N*−Ni)が許容回転変化量ΔNi*の範囲内となるよう目標回転速度Ni*を設定してCVT50を制御しており、アウトプット回転速度Noに通常時を超える急変が生じたときにはアウトプット回転速度Noが急上昇するがインプット回転速度Niは比較的緩やかに上昇し、CVT50がアップシフトしてしまう。実施例では、こうしたスリップ時のアップシフトを回避するために通常時には設定値Nsetを許容回転変化量ΔNi*に設定するがスリップ発生時には回転変化量ΔNiに設定値Nsetを加えたものを許容回転変化量ΔNi*に設定しているのである。
図4は、駆動輪73a,73bに空転によるスリップが発生したときの駆動輪速Vfと従動輪速Vrと目標回転速度Ni*とスリップ判定と変速比γの時間変化の様子を示す説明図である。なお、図4(a)はスリップ発生時に設定値Nsetの許容回転変化量ΔNi*でCVT50を制御する比較例の時間変化の様子を示し、図4(b)はスリップ発生時にインプットシャフト51の回転変化量ΔNiに設定値Nsetを加えた許容回転変化量ΔNi*でCVT50を制御する実施例の時間変化の様子を示す。図示するように、実施例では、駆動輪速Vfが従動輪速Vrとに乖離が生じてスリップの発生と判定されたときには、比較例に比して大きな許容回転変化量ΔNi*が設定され、目標回転速度Ni*としては、駆動輪速Vf(アウトプット回転速度No)の急上昇に追従するから、変速比γの低下が緩やかになる即ちアップシフトへの移行が抑制されることがわかる。
以上説明した実施例の動力伝達装置によれば、駆動輪73a,73bに空転によるスリップが発生したときには、インプットシャフト51の回転変化量ΔNiに設定値Nsetを加えたものを許容回転変化量ΔNi*に設定し、要求回転速度Ni*とインプット回転速度Niとの偏差(N*−Ni)が許容回転変化量ΔNi*の範囲内となるよう目標回転速度Ni*を設定してCVT50を制御するから、スリップの発生により駆動輪73a,73bの回転速度(アウトプット回転速度No)が急上昇しても、インプット回転速度Niを追従させることができ、アップシフトへの移行を抑制することができる。
実施例の動力伝達装置では、回転速度センサ61により検出されたインプット回転速度Niから回転変化量ΔNiを計算して許容回転変化量ΔNi*を設定するものとしたが、回転速度センサ62からのアウトプット回転速度NoとCVT50の変速比γ(例えば、スリップ発生時のインプット回転速度Niをアウトプット回転速度Noで割った回転速度比)からインプット回転速度Niを計算し計算したインプット回転速度Niから回転変化量ΔNiを計算して許容回転変化量ΔNi*を設定するものとしてもよい。
実施例の動力伝達装置では、許容されるインプットシャフト51の回転速度の単位時間当たりの変化量としての許容回転変化量ΔNi*を用いて要求回転速度N*を制限して目標回転速度Ni*を設定するものとしたが、他の如何なるなまし処理を用いて要求回転速度N*を制限して目標回転速度Ni*を設定するものとしてもよい。このとき、駆動輪73a,73bにスリップが発生したときには、インプットシャフト51の回転変化量ΔNiが大きいほど小さくなるよう時定数を定めるものとすればよい。
ここで、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、エンジン22が「原動機」に相当し、CVT50が「無段変速機」に相当し、CVTECU59が「制御手段」に相当する。ここで、「原動機」としては、ガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力する内燃機関に限定されるものではなく、水素エンジンなど、如何なるタイプの内燃機関であっても構わないし、内燃機関以外の電動機など、動力を出力可能なものであれば如何なるタイプの原動機であっても構わない。「無段変速機」としては、ベルト式のCVTに限定されるものではなく、トロイダル式のCVTなど、原動機からの動力を入力し無段階に変速して車軸に出力できるものであれば如何なるタイプの無段変速機としても構わない。なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための最良の形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明の実施の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、自動車産業に利用可能である。
10 自動車、22 エンジン、24 エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、26 クランクシャフト、29 回転速度センサ、40 トルクコンバータ、50 CVT 51 インプットシャフト、52 アウトプットシャフト、53 プライマリープーリー、54 セカンダリープーリー、55 ベルト、56 第1アクチュエータ、57 第2アクチュエータ、59 CVT用電子制御ユニット(CVTECU)、61,62 回転速度センサ、70 ギヤ機構、72 デファレンシャルギヤ、73a,73b 駆動輪、74a,74b 従動輪、80 メイン電子制御ユニット(メインECU)、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキスイッチ、87 車速センサ、88a,88b,89a,89b 車輪速センサ。

Claims (5)

  1. 車両に搭載され、原動機からの動力を入力し無段階に変速して車軸に出力する無段変速機を搭載する動力伝達装置であって、
    前記無段変速機の入力軸の要求回転速度と応答速度とを設定し、該設定した応答速度をもって前記入力軸の回転速度が前記設定した要求回転速度に近づくよう前記無段変速機を制御する制御手段
    を備え
    前記制御手段は、駆動輪に空転によるスリップが発生したときに、前記入力軸の現在回転速度の単位時間当たりの変化量が大きいほど速くなる傾向に前記応答速度を設定する
    ことを特徴とする動力伝達装置。
  2. 前記制御手段は、前記入力軸の現在回転速度の単位時間当たりの変化量を通常時の変化量に上乗せした量ずつ前記入力軸の回転速度が前記要求回転速度に近づくよう制御する手段である請求項1記載の動力伝達装置。
  3. 請求項1または2記載の動力伝達装置であって、
    前記無段変速機の入力軸の回転速度である入力軸回転速度を検出する入力軸回転速度センサを備え、
    前記制御手段は、前記検出された入力軸回転速度を前記現在回転速度として用いて前記応答速度を設定する手段である
    動力伝達装置。
  4. 請求項1または2記載の動力伝達装置であって、
    前記無段変速機の出力軸の回転速度である出力軸回転速度を検出する出力軸回転速度センサを備え、
    前記制御手段は、前記検出された出力軸回転速度に前記無段変速機の変速比を乗じたものを前記現在回転速度として用いて前記応答速度を設定する手段である
    動力伝達装置。
  5. 前記制御手段は、駆動輪に空転によるスリップが発生していないときには、前記応答速度を所定値に設定することを特徴とする請求項1ないし4いずれか1項に記載の動力伝達装置。
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