JP5211982B2 - ヘッドアップディスプレイ装置の製造方法 - Google Patents

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本発明は、投影部によって形成される表示像を反射鏡によって反射して表示部材に投影するヘッドアップディスプレイ装置を製造する方法に関するものである。
従来、ヘッドアップディスプレイ装置は、表示像を形成して投影する投影部と、当該投影部によって投影された表示像を表示部材に向けて反射する反射鏡とを収容および保持するハウジングを備える。このようなヘッドアップディスプレイ装置のハウジングには、例えば特許文献1のような、反射鏡が嵌め込まれる反射鏡保持部が予め形成されている。また、特許文献1とは異なる例として、反射鏡を保持するための両面テープが貼り付けられる反射鏡保持部が形成されたヘッドアップディスプレイ装置のハウジングが知られている。さらに異なる例として、反射鏡の下端部と嵌合する嵌合溝と、当該反射鏡の上端部を挟持するクリップを固定する固定爪とを有する反射鏡保持部が形成されたヘッドアップディスプレイ装置のハウジングが知られている。
特開2005−338689号公報
さて、特許文献1のヘッドアップディスプレイ装置において、反射鏡を反射鏡保持部に嵌め込む際、各材料が備える弾性に起因して、反射鏡と反射鏡保持部との間に隙間が生じる。そのため、反射鏡と反射鏡保持部とが密着しない。特許文献1とは異なる例でも同様に、反射鏡と反射鏡保持部との間に両面テープや隙間が介在するので、反射鏡と反射鏡保持部とが密着しない。故に、反射鏡は反射鏡保持部によって厳密に角度が規定されず、投影部を保持する投影器保持部に対する反射鏡の角度のばらつきが生じる。加えて、投影器保持部と反射鏡保持部とがハウジングに成形された後、反射鏡が反射鏡保持部に取り付けられるので、投影器保持部に対する反射鏡の位置が直接的に位置決めされない。故に、投影器保持部に対する反射鏡の位置のばらつきが生じる。これらによれば、投影器保持部に対する反射鏡の角度および位置がばらつくので、投影部によって形成される表示像が、表示部材の所定の位置からずれた位置に投影されてしまうのである。
表示像が表示部材の所定の位置からずれた位置に投影されてしまうと、視認者が表示欠けの無い完全な表示像を視認できる領域が、製品毎にばらつくこととなる。そこで、従来のヘッドアップディスプレイ装置では、反射鏡の面積を拡大することで、完全な表示像が視認可能な領域に余裕代を持たせていた。これにより、表示像の表示部材への投影位置がばらついた場合でも、所定の領域に視認者の視点位置がある際には、必ず完全な表示像が視認されるようにできるので、表示品質が獲得できていた。しかし、拡大された反射鏡によって、ヘッドアップディスプレイ装置の大型化が引き起こされていたのである。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、良好な表示品質を維持しつつ、搭載性の向上を実現するヘッドアップディスプレイ装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、投影部によって形成される表示像を反射鏡によって反射して、表示部材に投影するヘッドアップディスプレイ装置を製造する方法であって、投影部を保持する第一保持部および反射鏡を保持する第二保持部を有するハウジングを、弾性変形自在な緩衝部を有する反射鏡固定部が設けられた成形型によって成形する成形工程において、緩衝部によって特定方向に付勢された反射鏡を反射鏡固定部によって固定させた状態で、溶融したハウジングの材料を特定方向とは反対方向に成形型内に充填し、反射鏡と一体化した第二保持部を成形することを特徴とする。
この発明によれば、溶融したハウジングの材料を成形型内に充填することで、反射鏡が一体化した第二保持部が成形されるので、第二保持部と反射鏡とが直接的に密着する。故に、反射鏡は第二保持部によって厳密に角度を規定された状態で保持されるので、ハウジングに対する反射鏡の角度のばらつきが低減される。加えて、第一保持部を有するハウジングの成形型に対して、反射鏡が反射鏡固定部によって固定された状態で、第二保持部は成形される。故に、第一保持部に対する反射鏡の位置は成形型によって直接的に位置決めされるので、第一保持部に対する反射鏡の位置のばらつきは低減される。これらによれば、反射鏡の角度および位置の精度が向上するので、第一保持部に保持された投影部によって形成される表示像が、表示部材の所定の位置に投影され得る。したがって、表示欠けの無い表示像の全体が確実に視認される領域を狭めることなく、反射鏡を縮小できるので、ヘッドアップディスプレイ装置の小型化が実現される。以上によれば、ヘッドアップディスプレイ装置は、良好な表示品質を維持しつつ搭載性を向上し得るのである
加えて、緩衝部に特定方向に付勢された反射鏡に対して、溶融したハウジングの材料を当該特定方向とは反対方向に充填することで、反射鏡と充填されたハウジングの材料との接触時に生じる衝撃が弾性変形自在な緩衝部によって緩衝される。これにより、反射鏡と一体化した第二保持部を成形する際の当該反射鏡の損傷を抑制して、良好な表示品質を維持しつつ搭載性を向上させたヘッドアップディスプレイ装置を効率よく製造することができるのである。
請求項2に記載の発明では、成形工程において、溶融されたハウジングの材料を、反射鏡の反射面側の外縁部まで充填させ、外縁部を保持する第二保持部を成形することを特徴とする。この発明によれば、反射鏡の反射面側の外縁部を保持する第二保持部を成形することで、第二保持部は反射鏡を板厚方向に確実に保持する。これにより、反射鏡と第二保持部との間に隙間が生じることを抑制できるので、反射鏡は第二保持部によって厳密に角度を規定された状態で保持され得る。したがって、ハウジングに対する反射鏡の角度のばらつきが確実に低減されるのである。
請求項3に記載の発明では、成形工程において、反射鏡の反射面側、および反射面側とは逆側の裏面側を反射鏡固定部によって板厚方向に挟持した状態で、溶融したハウジングの材料を成形型内に充填し、裏面側に開口部を具備する第二保持部を成形することを特徴とする。この発明によれば、反射鏡固定部が、反射鏡の反射面側および反射面側とは逆側の裏面側を板厚方向に挟持しているので、第一保持部に対する反射鏡の位置決め精度が向上し得る。故に、第一保持部に対する反射鏡の位置のばらつきがさらに低減される。加えて、第二保持部が具備する反射鏡の裏面側の開口部によって、成形後の材料の熱収縮によるひずみを逃がし、第二保持部の変形を抑制することができる。故に、成形型によって位置決めされた反射鏡の位置が成形後も維持されるので、第一保持部に対する反射鏡の位置のばらつきが確実に低減されるのである。
請求項4に記載の発明では、成形工程において、溶融したハウジングの材料を、反射鏡の反射面の平面方向に沿って成形型内に充填することを特徴とする。この発明によれば、溶融されたハウジングの材料は、反射鏡の反射面の平面方向に沿って成形型内に充填されるので、反射鏡と充填されたハウジングの材料との接触時に反射面に生じる衝撃を低減することができる。これにより、反射鏡と一体化した第二保持部を成形する際の反射鏡の損傷を抑制して、良好な表示品質を維持しつつ搭載性を向上したヘッドアップディスプレイ装置を効率よく製造することができるのである。
請求項に記載の発明では、成形工程において、成形型に設けられた複数の反射鏡固定部に複数の反射鏡を固定した状態で、溶融した前記ハウジングの材料を成形型内に充填し、反射鏡と一体化した複数の第二保持部を成形することを特徴とする。この発明によれば、成形型に設けられた複数の反射鏡固定部に複数の反射鏡を固定した状態で、溶融した前記ハウジングの材料を成形型内に充填するので、すべての反射鏡の角度および位置の精度向上がなされる。ここで、複数の反射鏡がハウジングによって保持されている場合、投影部から表示部材までの光路距離が長くなる。故に、反射鏡の角度および位置の精度向上による表示像の投影位置のばらつき低減作用が顕著に発揮される。特に、複数の反射鏡のうち、表示部材側に配置される反射鏡において大幅な縮小が可能となる。したがって、反射鏡と一体化した複数の第二保持部が成形されたハウジングを備えるヘッドヘッドアップディスプレイ装置に本発明は特に好適なのである。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、各実施形態において対応する構成要素には同一の符号を付すことにより、重複する説明を省略する。
(第一実施形態)
図1は、本発明の第一実施形態によるヘッドアップディスプレイ装置100が搭載されている車両を示している。ヘッドアップディスプレイ装置100は、視認者の視認方向に設けられるインスツルメントパネル93の内部に設置され、ウィンドシールド91に表示像99を投影する。
(構成)
図2に示すように、ヘッドアップディスプレイ装置100は、ハウジング20、プロジェクタ30、反射鏡40、および主基板50(図3参照)を備えている。
図3に示すようにハウジング20は、加熱により溶融する、例えばポリプロピレン等の熱可塑性材料からなる。ハウジング20は、底壁部21および環状の側壁部26等が設けられた有底容器であって、プロジェクタ30および反射鏡40等を収容している。ハウジング20は、プロジェクタ30を保持する投影器保持部22および反射鏡40を保持する反射鏡保持部27を有している。投影器保持部22は、底壁部21の内面側に設けられ、プロジェクタ30を保持している。投影器保持部22は、底壁部21に対して直交方向に形成されているボスであって、位置決め用ボス22aおよび固定用ボス22d(図2参照)を具備している。位置決め用ボス22aは、平滑な支持面22bを形成している。この支持面22bには、当該支持面22bと直交する方向に位置決めピン23aが埋め込まれている。固定用ボス22d(図2参照)には、スクリュー23bと螺合するスクリュー孔が穿設されている。反射鏡保持部27は、側壁部26には設けられ、反射鏡40を保持している。加えて、ハウジング20の底壁部21の外面側には、底壁部21と直交する方向に複数のボス21aが設けられている。尚、投影器機保持部22は請求項に記載の「第一保持部」に、反射鏡保持部27は請求項に記載の「第二保持部」に、それぞれ相当する。
加えて、ハウジング20の内側面には、当該ハウジング20内に入射する外来光の反射を抑制するための黒色の塗装が施されている。また図1に示すように、ハウジング20の上面部には、例えばアクリル等の透光性の樹脂材料からなる防塵カバー29が嵌め込まれている。防塵カバー29は、ハウジング20内へ塵や埃等の浸入を防止するとともに、ウィンドシールド91側へ反射された表示像99を透過する。
図3に示すようにプロジェクタ30は、ケース体31、光源部33、レンズ35、および液晶パネル37等により構成されている。ケース体31は、例えば樹脂材料からなる有底容器であって、液晶パネル37およびレンズ35を収容している。ケース体31の底壁部中央には、光が通過可能な投影窓31aが形成されている。加えて、ケース体31の底壁部と相対する側の開口は、光源部33が複数のスクリュー31bの締結によって取り付けられることで、閉じられている。さらに、ケース体31の周壁部外側には、ケース体位置決め部31dおよびケース体固定部31g(図2参照)が形成されている。ケース体位置決め部31dは、平滑な取付面31eと、当該取付面31eと直交方向に設けられた位置決め孔31fを具備している。位置決め孔31fと位置決めピン23aとが嵌合するとともに、取付面31eと支持面22bとが当接することによって、ケース体31はハウジング20に対して位置決めされる。この位置決めされた状態で、図2に示すように、ケース体固定部31gが固定用ボス22dにスクリュー23bの締結によって固定されることで、プロジェクタ30はハウジング20に対して保持されている。
図3に示すように光源部33は、発光ダイオード33a、副基板33bおよび締結孔を有している。発光ダイオード33aは、電圧の印加によって光束を放射する半導体素子であって、白色の光束をレンズ35側に向けて放射する。副基板33bは、紙フェノール系またはガラスエポキシ系の硬質材料からなる矩形の回路基板である。副基板33bのレンズ35側の面には、銅箔材料からなる所定の配線パターン(図示しない)が形成されるとともに、当該配線パターンと電気的に接続された発光ダイオード33aが実装されている。加えて副基板33bには、発光ダイオード33aに電圧を印加するLED駆動回路(図示しない)が形成されている。これにより、副基板33b上のLED駆動回路を介して発光ダイオード33aに電圧が印加される。また副基板33bには、矩形の対角に配置されて、板厚方向に貫通している締結孔が設けられている。この締結孔に挿入され、締結されたスクリュー31bによって、光源部33はケース体31に取り付けられている。
レンズ35は、光学用に最適化された透光性の高い樹脂材料によって形成されており、ケース体の側壁部の内周側に保持されている。レンズ35は、光源部33側となる平滑な入射面35cと、外側に向かって凸である出射面35bとを形成している。レンズ35の中心には、レンズの厚さ方向に沿った光軸35axが存在し、この光軸35axの延長上に発光ダイオード33aは配置されている。この配置によれば、レンズ35に入射面35c側から入射する光束は、光軸35ax側に屈折されて出射面35b側から出射される。
液晶パネル37は、ケース体31の投影窓31aの周縁部に、当該ケース体31の内側から両面テープ31cによって保持されている。液晶パネル37は、矩形板状の透過型の表示パネルであって、レンズ35の出射面35bと相対する位置に、レンズ35の光軸35axと直交する方向に配置されている。液晶パネル37には、電圧の印加によって光の透過率が変化する複数のセグメントが予め形成されている。液晶パネル37は、各セグメントによって、出射面35bから出射された光束の通過を制御することにより表示像99を形成する。
図2に示すように、表示像99を反射する反射鏡40として、平面鏡41と凹面鏡46とが設けられている。平面鏡41は矩形板状であって、平滑な平面が形成可能なガラス等の基材と、基材の表面に形成されたアルミニウムの蒸着面によってなる反射面42とによって形成されている。平面鏡41は、出射面35b側および凹面鏡46側に反射面42を向けて配置され、ハウジング20に保持されている。また、凹面鏡46は、板厚方向に湾曲されたガラス等の基材と、当該基材の凹面側の表面に形成されたアルミニウム等の蒸着によってなる凹鏡面47とによって形成されている。凹面鏡46は、平面鏡41側およびウィンドシールド91(図1参照)側に凹鏡面47を向けて配置され、ハウジング20に対して保持されている。以上の平面鏡41およびは凹面鏡46の配置によって、液晶パネル37を通過した光束はウィンドシールド91(図1参照)に向けて反射される。
図3に示すように、主基板50は、紙フェノール系またはガラスエポキシ系の硬質材料からなる回路基板であって、主基板50はハウジング20の底壁部21の平面形状に倣った形状に形成されている。主基板50は、底壁部21の外面側に設けられているボス21aにスクリュー21bによって複数個所で締結されることで、ハウジング20に保持されている。また、主基板50には、銅箔材料からなる所定の配線パターン(図示しない)が形成され、当該配線パターンが液晶パネル37の液晶駆動回路(図示しない)を構成している。液晶駆動回路は、主基板50と液晶パネル37とを電気的に接続しているフレキシブル基板(図示しない)を介して、液晶パネル37に設けられた各セグメントに電圧を印加する。さらに、主基板50は、副基板33bともフレキシブル基板(図示しない)によって接続されている。主基板50を介して副基板33bに設けられているLED駆動回路に電力が供給される。
図1に示すように、ヘッドアップディスプレイ装置100を収容しているインスツルメントパネル93は樹脂材料からなり、車両の構造部材(図示しない)に取り付けられている。ヘッドアップディスプレイ装置100は、インスツルメントパネル93又は車両の構造部材に取り付けられた複数のブラケット(図示しない)を介して、インスツルメントパネル93内部に保持固定されている。また、ヘッドアップディスプレイ装置100の上面側には、強化ガラスよりなるウィンドシールド91が位置している。ウィンドシールド91は、ヘッドアップディスプレイ装置100側に凹となるよう湾曲している。ウィンドシールド91が、表示像99が投影される請求項に記載の「表示部材」に相当する。
以上のような構成のヘッドアップディスプレイ装置100による表示像99の投影について説明する。
図2に示すように、発光ダイオード33aによって放射状に放射された光束は、レンズ35によって光軸35ax側へ屈折される。これにより光束の大部分は、光軸35axに沿った方向へ直進し、液晶パネル37に到達する。そして、液晶パネル37の各セグメントを通過した光束は、図1に示すように、平面鏡41、凹面鏡46、およびウィンドシールド91によって順に反射され、視認者の視点IPに到達する。ここで、液晶パネル37から平面鏡41までの光路距離をD1、平面鏡41から凹面鏡46までの光路距離をD2、凹面鏡46からウィンドシールド91の内側面までの光路距離をD4、ウィンドシールド91から視点IPまでの光路距離をD6とする。
液晶パネル37を通過した光束により、まず表示像99の意匠を備えた表示像99aが形成される。そして、表示像99aは、凹面鏡46に反射されることで、凹面鏡46の凹鏡面47とは反対側の距離D3の位置に虚像として表示される表示像99bとなる。これは、D1とD2との和は凹面鏡の焦点距離よりも短くなるよう設定されているためである。尚、表示像99bは、表示像99aの拡大像である。さらに、表示像99bは、ウィンドシールド91の内側面に向けて投影される。ヘッドアップディスプレイ装置100側に凹となるよう湾曲しているウィンドシールド91は、凹面鏡46と同様の光学的作用を備えている。ウィンドシールド91の焦点距離はD3とD4との和の距離よりも遥かに長いため、視認方向前側のD5の位置に表示像99が結ばれる。表示像99は、表示像99bの拡大像である。視認者は、視点IPにおいて、D5とD6との和の距離に表示像99を視認することができる。
このように、表示像99を投影するヘッドアップディスプレイ装置100では、視認者が表示欠けの無い完全な表示像を視認できる領域A1が限定される。この領域A1の広さは、反射鏡40の大きさに依存するものである。また、ヘッドアップディスプレイ装置100が表示品質を獲得するためには、所定の領域に視認者の視点IPがある際には、必ず完全な表示像99が視認されるようにされなければならない。したがって、ヘッドアップディスプレイ装置100における反射鏡40の大きさは、当該装置100の表示品質が獲得可能な大きさに設定されるのもとなる。
(製造方法)
以下、本発明の第一実施形態によるヘッドアップディスプレイ装置100の製造方法について説明する。
図4(a)および(b)に示すように、ハウジング20を成形するための成形型70は、金属材料よりなる複数の金型部材70a,70b等を組み合わせて構成されている。金型部材70aは、ハウジング20の成形時に平面鏡41を挟持するための反射鏡固定部71aを有している。反射鏡固定部71aは、金型部材70aの内面から直交方向に突出しており、平面鏡41の裏面43側の中央部と当接する。また、金型部材70bは、ハウジング20の成形時に平面鏡41を挟持および固定するための反射鏡固定部71b,71c、および緩衝部材73を有している。反射鏡固定部71b,71cは、金型部材70aの内面から直交方向に突出している。反射鏡固定部71bは、平面鏡41の4つの角部を支持し、反射鏡固定部71cは、平面鏡41の反射面42側の中央部と当接する。緩衝部材73は、弾性変形自在であって、ハウジング20の材料の成形温度、(ポリプロピレンの場合、例えば250℃程度)に対して十分な耐熱性を備えたエラストマーによって形成されている。緩衝部材73は、平面鏡41の一つの側面と当接し、当該平面鏡41を平面方向に沿って反射鏡固定部71bに付勢する。また、金型部材70aおよび70bを組み合わせることにより、ハウジング20の材料を成形型70内に充填させるための充填孔75が形成される。充填孔75は、平面鏡41の反射面42に沿った方向、且つ平面鏡41に対して緩衝部材73とは逆側に形成される。
以上のように形成された成形型70を用いた成形工程では、当該成形型70に設けられた反射鏡固定部71a,71b,71cに、平面鏡41を固定する。まず、成形型70のうち、金型部材70bの反射鏡固定部71b,71cに平面鏡41を設置する。平面鏡41の反射面42側を反射鏡固定部71cに当接させることにより、当該平面鏡41の板厚方向の位置決めがなされる。加えて、平面鏡41の4つの角部を反射鏡固定部71bに支持させることにより、当該平面鏡41の平面方向の位置および角度の決めがなされる。またこのとき、平面鏡41は、緩衝部材73によって、当該平面鏡41の緩衝部材73側とは反対側の方向に付勢する状態となる。そして、平面鏡41が設置された金型部材70bに金型部材70aを組み合わせ、平面鏡41の裏面43側の中央部に反射鏡固定部71aを当接させる。金型部材70bと金型部材70aとを組み合わせることで、平面鏡41を反射鏡固定部71bおよび反射鏡固定部71aによって挟持する。以上によれば、反射鏡固定部71a,71b,71cに平面鏡41を固定させた状態の成形型70を準備できる。そして、平面鏡41が成形型70に固定された状態で、溶融したハウジング20の材料であるポリプロピレンを、充填孔75を通して成形型70内に充填する(矢示PP)。
ここまで説明した成形工程では、反射鏡固定部71b,71cが平面鏡41の反射面42側の角部以外の外縁部42aを支持しない形状であることから、当該外縁部42aまで溶融したポリプロピレンが充填されることなる。加えて、反射鏡固定部71aが裏面43側の中央部と当接する形状であることから、溶融したポリプロピレンが当該裏面43側の中央部を避けて充填されることとなる。また、平面鏡41の反射面42に沿った方向に形成された充填孔75を通過することで、溶融したポリプロピレンは、平面鏡41の反射面42の方向に沿って成形型70に充填されることとなる。さらに、平面鏡41に対して緩衝部材73とは逆側に形成された充填孔75を通過することで、溶融したポリプロピレンは、緩衝部材73が平面鏡41を付勢する方向とは反対の方向に充填されることとなる。
このような成形型70を用いた成形工程によって形成されるハウジング20には、図5に示すように、平面鏡41と一体化した反射鏡保持部27が成形されている。反射鏡保持部27は、平面鏡41の反射面42側の外縁部42aを保持する外縁保持部27aを具備している。加えて、反射鏡保持部27は、平面鏡41の裏面43側の中央部に、開口部27bを具備している。
以上説明した本発明の第一実施形態によれば、平面鏡41が一体化した反射鏡保持部27が成形されるので、反射鏡保持部27と平面鏡41とが直接的に密着する。故に、平面鏡41は反射鏡保持部27によって厳密に角度を規定された状態で保持されるので、ハウジング20に対する平面鏡41の反射面42の角度のばらつきが低減される。加えて、投影器保持部22を有するハウジング20の成形型70に対して、平面鏡41が成形型70反射鏡固定部71a,71b,71cによって固定された状態で、反射鏡保持部27は成形される。故に、投影器保持部22に対する平面鏡41の反射面42の位置は、成形型70によって直接的に位置決めされる。そのため、投影器保持部22に対する平面鏡41の位置のばらつきは低減される。これらによれば、平面鏡41の反射面42の角度および位置の精度が向上するので、投影器保持部22に保持されたプロジェクタ30によって形成される表示像99が、ウィンドシールド91の所定の位置に投影され得る。したがって、反射鏡40を縮小した場合でも、表示欠けの無い完全な表示像99が確実に視認される所定の領域を確保し得るので、ヘッドアップディスプレイ装置100の小型化が実現される。以上によれば、ヘッドアップディスプレイ装置100は、良好な表示品質を維持しつつ搭載性を向上し得るのである。
加えて本発明の第一実施形態によれば、反射鏡保持部27の外縁保持部27aが平面鏡41の外縁部42aを保持しているので、平面鏡41は板厚方向に確実に保持されている。これにより、平面鏡41と反射鏡保持部27との間に隙間が生じることを抑制できるので、平面鏡41は反射鏡保持部27によって厳密に角度を規定された状態で保持され得る。したがって、ハウジング20に対する平面鏡41の角度のばらつきは確実に低減されるのである。
また本発明の第一実施形態によれば、反射鏡固定部71a,71b,71cが、平面鏡41の反射面42側および裏面43側を板厚方向に挟持しているので、投影器保持部22に対する平面鏡41の位置決め精度が向上し、平面鏡の位置のばらつきがさらに低減される。加えて、開口部27bによって、成形後のポリプロピレンの熱収縮によるひずみを逃がすことができるので、反射鏡保持部27の変形を抑制することができる。故に、成形型70によって位置決めされた平面鏡41の角度および位置が成形後も維持されるので、投影器保持部22に対する平面鏡41の位置のばらつきが確実に低減されるのである。
さらに本発明の第一実施形態によれば、溶融されたポリプロピレンが、平面鏡41の反射面42の平面方向に沿って成形型内に充填されるので、平面鏡41とポリプロピレンとの接触時に平面鏡41に生じる衝撃を低減することができる。加えて、緩衝部材73が付勢する方向に反対の方向にポリプロピレンを充填することで、平面鏡41とポリプロピレンとの接触時に生じる衝撃が緩衝される。これらにより、成形工程における平面鏡41の損傷を抑制して、良好な表示品質を維持しつつ搭載性を向上したヘッドアップディスプレイ装置100を効率よく製造することができるのである。
(第二実施形態)
図6および図7に示すように、本発明の第二実施形態は第一実施形態の変形例である。図6に示すように、第二実施形態によるヘッドアップディスプレイ装置のハウジング220が有する反射鏡保持部227は、第一実施形態の反射鏡保持部27のような外縁保持部27aおよび開口部27bを具備していない。このような反射鏡保持部227を有するハウジング220を成形するための成形型270、およびその成形型270を用いた成型工程について以下に説明する。
図7(a)および(b)に示すように、成形型270は、複数の金属材料よりなる金型部材270a,270b等を組み合わせて構成されている。金型部材270aには、第一実施形態の金型部材70aのような反射鏡固定部71aが設けられていない。また、金型部材270bは、反射鏡固定部271b,271c、および緩衝部材73を有している。反射鏡固定部271b,271cは、金型部材270bの内面に直交方向に設けられた凹部によって形成されている。この凹部の深さは、平面鏡41の厚さと比較して浅く形成されている。反射鏡固定部271bは、凹部の周壁部であって、平面鏡41の4つの辺部と当接し、平面鏡41を反射面42に沿った平面方向に支持する。反射鏡固定部271cは、凹部の底壁部であって、平面鏡41の反射面42と当接し、平面鏡41を板厚方向に支持する。
以上のように形成された成形型270を用いた成形工程では、当該成形型270のうち金型部材270bに設けられた反射鏡固定部271b,271cに、平面鏡41を固定する。まず、金型部材270bの反射鏡固定部271b,271cに平面鏡41を設置する。平面鏡41の反射面42側を反射鏡固定部271cに当接させることにより、当該平面鏡41の板厚方向の位置決めがなされる。加えて、平面鏡41の4つの辺部を反射鏡固定部271bに支持させることにより、当該平面鏡41の反射面42の平面方向および角度の位置決めがなされる。そして、平面鏡41の反射面42を重力方向下側とした状態で。金型部材270bに金型部材270aを組み合わせる。以上によれば、反射鏡固定部271b,271cに平面鏡41を固定させた状態の成形型270を準備できる。平面鏡41が反射鏡固定部271b,271cより脱落しない状態を維持した状態で、溶融したポリプロピレンを、充填孔75を通して、平面鏡41の反射面42の平面方向に沿って、成形型270内に充填する(矢示PP)。
ここまで説明した成形工程では、反射鏡固定部271bを形成する凹部の深さが、平面鏡41の板厚よりも浅いことから、平面鏡41の側壁面の一部まで溶融したポリプロピレンが充填されることなる。また、溶融したポリプロピレンは、平面鏡41の裏面43側の全面に亘り充填されることとなる。
以上説明した本発明の第二実施形態によれば、平面鏡41が一体化した反射鏡保持部227が成形されるので、反射鏡保持部227と平面鏡41とが直接的に密着する。故に、平面鏡41は反射鏡保持部227によって厳密に角度を規定された状態で保持されるので、ハウジング220に対する平面鏡41の反射面42の角度のばらつきが低減される。加えて、投影器保持部22を有するハウジング220の成形型270に対して、平面鏡41が成形型270の反射鏡固定部271b,271cによって固定された状態で、反射鏡保持部227は成形される。故に、投影器保持部22に対する平面鏡41の反射面42の位置は、成形型70によって直接的に位置決めされる。そのため、投影器保持部22に対する平面鏡41の位置のばらつきは低減される。これらによれば、平面鏡41の反射面42の角度および位置の精度が向上するので、投影器保持部22に保持されたプロジェクタ30によって形成される表示像99が、ウィンドシールド91の所定の位置に投影され得る。したがって、反射鏡40を縮小した場合でも、表示欠けの無い完全な表示像99が確実に視認される所定の領域を確保し得るので、ヘッドアップディスプレイ装置の小型化が実現される。以上によれば、本発明の第二実施形態によるヘッドアップディスプレイ装置は、第一実施形態によるヘッドアップディスプレイ装置100と同様に、良好な表示品質を維持しつつ搭載性を向上し得るのである。
(他の実施形態)
以上、本発明の複数の実施形態について説明したが、本発明はそれらの実施形態に限定して解釈されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態に適用することができる。
具体的に第一実施形態では、反射鏡保持部27は、外縁保持部27aおよび開口部27bを共に具備している。また、第二実施形態では、反射鏡保持部227は、外縁保持部および開口部を共に具備していない。これらに対して、図8に示すように、外縁保持部27aのみを具備している反射鏡保持部327であってもよい。又は、開口部のみを具備している反射鏡保持部であってもよい。さらには、開口部27bは平面鏡41の裏面43まで達しない凹部であってもよい。何れの反射鏡保持部であっても、平面鏡41の反射面42の角度および位置の精度の向上を達成し得る。
上記実施形態では、溶融されたハウジング20,220の材料との接触時に平面鏡41に生じる衝撃を低減するため、溶融された当該材料を、平面鏡41の反射面42の方向に沿って成形型70,270に充填していた。また、溶融されたハウジング20,220の材料の充填方向とは逆方向に、緩衝部材73が平面鏡41を付勢することによって、平面鏡41に生じた衝撃を緩衝していた。しかし、平面鏡41が、溶融されたハウジング20,220の材料との接触時に損傷しないだけの強度を有していれば、当該材料の充填方向を限定するものではない。また、金型部材70a,270aの緩衝部材73を省略してもよい。
上記実施形態では、一つの反射鏡保持部27,227を有するハウジング20,220の成形工程を例に説明した。しかし、成形工程において、成形型に設けられた複数の反射鏡固定部に複数の反射鏡40を固定した状態で、溶融したハウジング20,220の材料を成形型70,270内に充填し、各反射鏡40と一体化した複数の反射鏡保持部27,227を成形してもよい。この場合、すべての反射鏡40の角度および位置の精度向上が達成される。ここで、複数の反射鏡40がハウジング20,220によって保持されている場合、プロジェクタ30からウィンドシールド91までの光路距離が長くなる。故に、反射鏡40の角度および位置の精度向上による表示像99の投影位置のばらつき低減作用が顕著に発揮される。そのため、特に複数の反射鏡40のうち、ウィンドシールド91側に配置される反射鏡40において大幅な縮小が可能となる。尚、反射鏡40は、平面鏡41に限定するものではなく、凹面鏡46や、その他の反射面形状を有する反射鏡であってもよい。
上記実施形態では、車両のウィンドシールド91に虚像である表示像99を投影するヘッドアップディスプレイ装置100に本発明を適用した例を示したが、本発明は、各種の輸送機器に搭載され、視認者の前方に設けられた透光性の表示部材に、表示像を投影するヘッドアップディスプレイ装置に適用することができる。
本発明の第一実施形態によるヘッドアップディスプレイ装置を搭載した車両の構成を示す模式図である。 本発明の第一実施形態によるヘッドアップディスプレイ装置の概略構成を示す平面図である。 本発明の第一実施形態によるヘッドアップディスプレイ装置の概略構成を示す模式図であって、図2のIII−III線断面図である。 本発明の第一実施形態によるヘッドアップディスプレイ装置において、ハウジング成形用の成形型の特徴部分を説明するための模式図である。 本発明の第一実施形態によるヘッドアップディスプレイ装置の特徴部分を説明するための模式図であって、図2のIV−IV線断面図である 図5の特徴部分の別の変形例を説明するための模式図である。 図4の特徴部分の別の変形例を説明するための模式図である。 図5の特徴部分のさらに別の変形例を説明するための模式図である。
符号の説明
20,220,330 ハウジング、21 底壁部、21a ボス、21b スクリュー、22 投影器保持部(第一保持部)、22a 位置決め用ボス、22b 支持面、22d 固定用ボス、23a 位置決めピン、23b スクリュー、26 側壁部、27,227,327 反射鏡保持部(第二保持部)、27a 外縁保持部、27b 開口部、29 防塵カバー、30 プロジェクタ(投影部)、31 ケース体、31a 投影窓、31b スクリュー、31c 両面テープ、31d ケース体位置決め部、31e 取付面、31f 位置決め孔、31g ケース体固定部、33 光源部、33a 発光ダイオード、33b 副基板、35 レンズ、35ax 光軸、35b 出射面、35c 入射面、37 液晶パネル、40 反射鏡、41 平面鏡、42 反射面、42a 外縁部、43 裏面、46 凹面鏡、47 凹鏡面、50 主基板、70,270 成形型、70a,70b,270a,270b 金型部材、71a,71b,71c,371b,371c 反射鏡固定部、73 緩衝部材(緩衝部)、75 充填孔、91 ウィンドシールド(表示部材)、93 インスツルメントパネル、99,99a,99b 表示像、100 ヘッドアップディスプレイ装置

Claims (5)

  1. 投影部によって形成される表示像を反射鏡によって反射して、表示部材に投影するヘッドアップディスプレイ装置を製造する方法であって、
    前記投影部を保持する第一保持部および前記反射鏡を保持する第二保持部を有するハウジングを、弾性変形自在な緩衝部を有する反射鏡固定部が設けられた成形型によって成形する成形工程において、前記緩衝部によって特定方向に付勢された前記反射鏡を前記反射鏡固定部によって固定させた状態で、溶融した前記ハウジングの材料を前記特定方向とは反対方向に前記成形型内に充填し、前記反射鏡と一体化した前記第二保持部を成形することを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置の製造方法。
  2. 前記成形工程において、溶融された前記ハウジングの材料を、前記反射鏡の反射面側の外縁部まで充填させ、前記外縁部を保持する前記第二保持部を成形することを特徴とする請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置の製造方法。
  3. 前記成形工程において、前記反射鏡の前記反射面側、および前記反射面側とは逆側の裏面側を前記反射鏡固定部によって板厚方向に挟持した状態で、溶融した前記ハウジングの材料を前記成形型内に充填し、前記裏面側に開口部を具備する前記第二保持部を成形することを特徴とする請求項1又は2に記載のヘッドアップディスプレイ装置の製造方法。
  4. 前記成形工程において、溶融した前記ハウジングの材料を、前記反射鏡の前記反射面の平面方向に沿って前記成形型内に充填することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のヘッドアップディスプレイ装置の製造方法。
  5. 前記成形工程において、前記成形型に設けられた複数の前記反射鏡固定部に複数の前記反射鏡を固定した状態で、溶融した前記ハウジングの材料を前記成形型内に充填し、前記反射鏡と一体化した複数の前記第二保持部を成形することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のヘッドアップディスプレイ装置の製造方法
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