JP5211521B2 - 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、およびカメラ - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、およびカメラ Download PDF

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Description

本発明は、画像処理を行なうための画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、および画像処理装置を搭載したカメラに関する。
イメージセンサーで取得された入力信号は、A/D変換器で所定のレベル値以下のデジタル信号に変換される。しかし、高輝度な像を撮像した際、最大レベル以上の階調が表現できないため、ある階調から圧縮するニー処理を行い、所定のレベル値以内で階調の表現が行えるようにしている。例えば、入力三原色信号における各色信号レベルの大小を判定し、信号レベルの大小に応じて二つの信号にニー処理を行い、残りの信号は他の二つの信号のニー処理前後の信号値を用いて所定の処理を行うようにしている。(例えば、特許文献1)。
特許第3596387号公報
しかしながら、このような技術では、色相の変化は無いものの、高輝度の彩度も一義的に決定されてしまい、彩度圧縮の程度の自由度が低いという問題があった。そのため、使用者が所望の絵作りをすることができなかった。
本発明による画像処理装置および方法は、明るさを表す成分と色の濃さを表す成分とによって表現される色空間の画像において、前記明るさを表す成分に対して、所定の明るさで傾きが変化する階調変換特性に応じて階調変換処理を施し、色の濃さを表す成分に対して、明るさを表す成分の入力値が所定の明るさ以下の場合には所定値を出力し、明るさを表す成分の入力値が所定の明るさより大きい場合には減少関数に基づく出力値を出力するように設定された変調特性を乗じて変調処理を施し、明るさを表す成分は、色空間の色域の上限が明るさを表す成分のみによって定まる性質をもつことを特徴とする。
本発明では、色の濃さを表す成分は、画像の色飽和度を表す成分であって、画像の色飽和度を表す成分に対して飽和度変調処理を施すようにしてもよく、または色の濃さを表す成分は、画像の色差を表す成分であって、画像の色差を表す成分に対して色差変調処理を施すようにしてもよい。
色空間の色域の前記明るさを表す成分の上限が前記色の濃さを表す成分にかかわらず一定であることが好ましい。
本発明による画像処理装置および方法はまた、三原色信号によって表される色空間の画像を輝度色差信号によって表される色空間の画像に変換し、色差信号によって定まる色相で複数に分割したそれぞれの領域で輝度信号を第二の輝度信号に変換し、第二の輝度信号に階調変換を施し、色差信号に、輝度信号の入力値が所定の輝度値以下の場合には所定値を出力し、輝度信号の入力値が所定の輝度値より大きい場合には減少関数に基づく出力値を出力するように設定された変調特性を乗じて変調処理を施し、第二の輝度信号は、三原色信号によって表される色空間の上限が第二の輝度信号のみによって定まる性質をもつことを特徴とする。
本発明による画像処理プログラムは、上記画像処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によるカメラは、上記画像処理装置を備え、画像を撮像して取得し、取得した画像の各画素の明るさを表す成分に対して階調変換処理を施し、取得した画像の各画素の色の濃さを表す成分に対して変調処理を施すことを特徴とする。
本発明によれば、使用者は所望の絵作りをすることができる。
―第1の実施の形態―
図1は、第1の実施の形態における画像処理装置の一実施の形態の構成を示すブロック図である。画像処理装置100は、例えばパソコン(パーソナルコンピュータ)であって、操作部材101、画像入力IF(インターフェース)102、制御装置103、HDD(ハードディスクドライブ)104、モニタ105とを備えている。
操作部材101は、使用者によって操作される種々の装置、例えばキーボードやマウスを含む。画像入力IF102は、デジタルカメラなどの撮像装置から画像データを取り込むためのインターフェースであって、例えばデジタルカメラと有線接続を行うためのUSBインターフェースや、無線接続を行うための無線LANモジュールなどが使用される。
制御装置103は、CPU、メモリ、およびその他の周辺回路によって構成され、HDD104から種々のプログラムを読み込んで実行することによって、画像処理装置100全体を制御する。なお、この制御装置103による処理の詳細については後述する。
HDD104は、画像入力IF102を介して取り込まれた画像データや、制御装置103で実行される種々のプログラム等を記録するための記録装置である。モニタ105は、例えばLCDモニタや液晶モニタであって、制御装置103から出力される表示用データを表示する。
本実施の形態における画像処理装置100は、画像入力IF102を介して取り込んだ画像に対して階調変換処理、および階調変換処理に応じた変調処理を施した後に、処理後の画像をHDD104へ記録する。制御装置103は、このような処理を行うための画像処理部103aを機能的に備えている。以下、画像処理部103aによって実行される処理について説明する。なお、本実施の形態では、画像IF102を介して取り込まれる画像データは、RGB表色系(原色系表現)で表されているものとする。すなわち、画像処理部103aには、RGB信号が入力されるものとする。
図2は、画像処理部103aによる処理の流れを模式的に示した図である。この図2に示すように、画像処理部103aは、入力されたRGB信号(入力RGB信号)に対して、色空間変換処理2aを行い、RGB色空間から画像の明るさを表す成分である輝度Vと、画像の色の濃さを表す成分である色飽和度Sおよび色相Hで表されるHSV色空間への変換を行う。そして、輝度Vに対して階調変換処理2bを行い、色飽和度Sに対して、輝度Vに応じた色飽和度変調処理2cを行う。その後、再び色空間変換処理2dを行ってHSV色空間からRGB色空間へ変換し、変換して得たRGB信号を出力する。
なお、画像処理部103aは、HDD104に記録されているプログラムを読み込んで実行することによって、色空間変換処理2a、階調変換処理2b、色飽和度変調処理2c、および色空間変換処理2dのそれぞれの処理を実行する。以下、2a〜2dの各処理について説明する。
(A)色空間変換2a
色空間変換処理2aでは、画像処理部103aは、まず入力されたRGB信号を次式(1)によってYCbCr信号に変換する。なお、次式(1)において、Mは変換マトリクスであり、例えば次式(2)で表される。
Figure 0005211521
Figure 0005211521
次に、画像処理部103aは、図3に示すように、CbCr平面をR、G、B、R+G、R+B、G+Bのベクトルで6つの領域に分割する。そして、YCbCrで表されている色座標xを、各領域で基底ベクトルがa、b、cになるような変換して、次式(3)に示すように表す。
x=ka+lb+mc ・・・(3)
例えば、ベクトルR+GとベクトルGとで囲まれる領域3aでは、Y、(R+G)、およびGを使って、次式(4)のように表す。
x=k・Y+l・(R+G)+m・G ・・・(4)
なお、式(3)および(4)においては、k、l、mは、座標変換の式である次式(5)を使って求めることができる。
Figure 0005211521
また、YCbCr空間におけるHSV表現は、図4に示すように表されるため、H、S、Vは、それぞれ次式(6)〜(8)を用いて算出することができる。
Figure 0005211521
Figure 0005211521
Figure 0005211521
なお、式(6)において、hoffsetは、図3に示した各ベクトルによって囲まれる領域毎に決まっている定数である。例えば、ベクトルRとベクトルR+Gとで囲まれる領域ではhoffset=0であり、ベクトルR+GとベクトルGとで囲まれる領域ではhoffset=1である。ベクトルGとベクトルG+Bとで囲まれる領域ではhoffset=2であり、ベクトルG+BとベクトルBとで囲まれる領域ではhoffset=3である。また、ベクトルBとベクトルR+Bとで囲まれる領域ではhoffset=4であり、ベクトルR+BとベクトルRとで囲まれる領域ではhoffset=5である。
このようにして、色空間をRGB色空間からHSV色空間に変換することができる。なお、色空間をRGB色空間からHSV色空間に変換するのは、HSV色空間においては、色域が図5に示すように表現されるため、色域の上限を輝度Vのみで判定することができるためである。これに対して、YCbCr色空間では、図6に示すように、色域の上限が輝度Yのみで判定することができず、高輝度部の圧縮において確実に色域内に圧縮することが難しいという問題がある。
(B)階調変換処理2b
階調変換処理2bでは、画像処理部103aは、次式(9)に示すように、入力ダイナミックレンジに対してニーポイント(変化点)を設定し、入力輝度Vinと出力輝度Voutの関係を定めて変換を行う。
Vout=f(Vin) ・・・(9)
例えば、200%のダイナミックレンジで撮影された画像データの階調変換を行う場合には、図7に示すようなニーポイント7aにおいて傾きが変化する階調変換特性を入力輝度Vinに乗じる。すなわち、所定の明るさで傾きが変化する階調変換特性に応じて階調変換処理を施し、ニーポイント7a以上の高輝度部を圧縮してダイナミックレンジが100%に納まるように階調変換する。これによって、入力輝度Vinを圧縮して、確実に色域内に納めた出力輝度Voutを得ることができる。
(C)色飽和度変調処理2c
上述した階調変換処理2bを行って画像データの輝度Vを圧縮し100%の色域内に納めた時に、画像の飽和度をそのままにしておくと自然なハイライト表現を得られない。このため、画像処理部103aは、色飽和度変調処理2cを行って、高輝度部の色飽和度Sを圧縮する。具体的には、画像処理部103aは、次式(10)に示すように、入力輝度Vinに応じたゲインg(変調特性)を入力色飽和度Sinに乗じて、変調された出力色飽和度Soutを求める。
Sout=g(Vin)・Sin ・・・(10)
例えば、同一画素の入力輝度Vinに応じて図8に示すようなゲインgを設定し、このゲインgを入力色飽和度Sinに掛けて出力色飽和度Soutを求める。ここで用いるゲインgは、図8に示すように、入力輝度Vinが図7に示した階調変換特性におけるニーポイント7aよりも明るい領域におけるゲインgの傾きを、ニーポイント7aよりも暗い領域における傾きよりも小さくした。また、ニーポイント7aよりも明るい領域において、ゲインgを1よりも小さい値にしている。これにより、明るい画素における明度の変化と彩度の変化とを人体の眼で観察したときと同じ印象にすることができる。更に、ゲインgの傾きが変わるニーポイント8aを階調変換特性におけるニーポイント7aと同じにすることで、自然な彩度変化が表現できるようになった。
なお、このゲインgは、入力輝度Vinがニーポイント8aより以下の場合には出力値が1となり、入力輝度Vinがニーポイント8aより大きくなるにつれて単調減少するように設定されている。また、ゲインgにおける単調減少となる範囲については、必ずしも単調減少に限らず、所定の減少関数に基づいて減少するようにしてもよい。また、この減少関数を決定するためのパラメータは固定であっても可変であってもよく、可変の場合には、使用者が任意のパラメータを設定できるようにしてもよい。
(D)色空間変換処理2d
色空間変換処理2dでは、画像処理部103aは、HSV色空間からRGB色空間への変換を行う。HSV色空間からRGB色空間への変換は、色相Hについて6分割した各領域毎に計算によって行うことができる。すなわち、R、G、Bの各値は、次式(11)〜(16)によって算出することができる。
Figure 0005211521
Figure 0005211521
Figure 0005211521
Figure 0005211521
Figure 0005211521
Figure 0005211521
画像処理部103aは、以上説明した処理によって画像処理を施した後の画像データを出力画像データとして出力する。例えば、画像処理部103aは、出力画像データをHDD104へ出力して、画像処理後の画像データを記録する。また、画像処理部103aは、出力後画像データをモニタ105へ出力して、画像処理後の画像を表示する。
以上説明した第1の実施の形態によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)画像の明るさを表す成分である輝度Vと、画像の色の濃さを表す成分である飽和度Sおよび色相Hとによって表現されるHSV色空間の画像に対して、輝度Vに対して、所定のニーポイントで傾きが変化する階調変換特性を乗じて階調変換処理を施すようにした。また、飽和度Sに対して、階調変換特性と同じニーポイントで傾きが変化するゲインgを乗じて変調処理を施すようにした。これによって、階調変換に応じて飽和度を変調することができ、自然な画像を得ることができる。
(2)ゲインgは、輝度Vの入力値がニーポイント以下の場合には1等の所定値を出力し、輝度Vの入力値がニーポイントより大きい場合には減少関数、例えば単調減少関数に基づく出力値を出力するように設定した。これによって、色飽和度Sを飽和させることなく変調することができる。
―第2の実施の形態―
上述した第1の実施の形態では、入力RGB信号をHSV色空間表現に色空間変換し、HSV色空間の輝度Vに対して階調変換処理を行い、さらに色飽和度Sに対して階調変換に応じた色飽和度変調処理を行うようにした。そして、その後、HSV色空間からRGB色空間への変換を行って、画像処理後のRGB信号を得る例について説明した。
これに対して、第2の実施の形態では、入力RGB信号に色空間変換を行って、画像の明るさを表す成分である輝度Vと、画像の色の濃さを表す成分である色差CbおよびCrとで表されるVCbCr色空間表現に変換する。そしてVCbCr色空間の輝度Vに対して階調変換処理を行い、さらに色差CbおよびCrに対して階調変換に応じた色差変調処理を行うようにする。そして、その後、VCbCr色空間からRGB色空間への変換を行って、画像処理後のRGB信号を得る。なお、第2の実施の形態では、図1に示した画像処理装置100のブロック図については、第1の実施の形態と同様のため説明を省略する。
図9は、画像処理部103aによる処理の流れを模式的に示したブロック図である。この図9に示すように、画像処理部103aは、入力されたRGB信号(入力RGB信号)に対して、色空間変換処理9aを行い、RGB色空間から輝度V、色差CbおよびCrで表されるVCbCr色空間への変換を行う。そして、輝度Vに対して階調変換処理9bを行い、色差CbおよびCrに対してそれぞれ輝度Vに対する階調変換処理に応じた色差変調処理9cを行う。その後、再び色空間変換処理9dを行ってVCbCr色空間からRGB色空間へ変換し、変換して得たRGB信号を出力する。
なお、画像処理部103aは、HDD104に記録されているプログラムを読み込んで実行することによって、色空間変換処理9a、階調変換処理9b、色差変調処理9c、および色空間変換処理9dのそれぞれの処理を実行する。以下、9a〜9dの各処理について説明する。
(A)色空間変換処理9a
色空間変換処理9aでは、画像処理部103aは、第1の実施の形態と同様に、まず入力されたRGB信号を式(1)によってYCbCr信号に変換する。そして、CbCr平面を複数の領域に分割する。なお、第1の実施の形態では、YCbCr色空間からHSV色空間に変換するために、図3に示したようにCbCr平面6つの領域に分割した。しかしながら、第2の実施の形態では、YCbCr色空間からVCbCr色空間へ変換を行うために、輝度Vのみを算出すればよい。このため、輝度Vを算出するためにCbCr平面を分割すればよく、この場合には、図10に示すように、ベクトルR+G、ベクトルR+B、およびベクトルG+Bの3つのベクトルによって3つの領域に分割すれば十分である。
すなわち、輝度Vのみついて見た場合には、式(8)に示したV=k+l+mは、3通りしかない。具体的には、RGB信号をYCbCr信号に変換するときに用いた変換マトリックスMが(2)に示したものである場合には、輝度Vは、次式(17)〜(19)に示すように算出することができる。
・ベクトルR+BとベクトルR+Gとで囲まれる領域の場合
V=Y−0.0002Cb+1.4023Cr ・・・(17)
・ベクトルR+GとベクトルG+Bとで囲まれる領域の場合
V=Y−0.3441Cb−0.7141Cr ・・・(18)
・ベクトルR+BとベクトルG+Bとで囲まれる領域の場合
V=Y+1.7720Cb−0.0001Cr ・・・(19)
(B)階調変換処理9b
階調変換処理9bでは、画像処理部103aは、色空間変換処理9aで変換したVCbCr色空間における輝度Vに対して階調変換処理を施す。ここで、12bitで表される輝度データは0〜4095の値を取る。このため、例えば、100%のダイナミックレンジを1900となるように取得されたデータを、図11に示すような階調変換特性で階調変換し、100%のダイナミックレンジが4095となるようにする。なお、図11に示す階調変換特性においては、輝度のニーポイントを1000に設定し、0≦V≦1000の範囲では、傾きが4095/1900である直線になっている。
(C)色差変調処理9c
上述した階調変換処理9bを行って輝度Vを階調変換した場合には、それに応じて色差CbおよびCrも変換しないと色の濃さが変わってしまう。このため、画像処理部103aは、色差CbおよびCrのそれぞれに対して輝度の変化率と同じゲインを掛けて色の濃さを保つようにする。例えば、画像処理部103aは、高輝度部で色の濃さを低減し、かつ自然なハイライト表現をするために高輝度部では色が薄くなるように、色差CbおよびCrに図12に示す特性のゲインg´を掛ける。
この図12に示すゲインg´は、図11に示した階調変換特性と同様に、輝度のニーポイントを1000に設定し、ニーポイント以下では色の濃さを一定に保ち、ニーポイントより大きくなると漸時色が薄くなるように設定されている。具体的には、このゲインg´は、入力輝度Vinがニーポイント(1000)以下の場合には出力値が輝度の変化率となり、入力輝度Vinがニーポイントより大きくなるにつれて単調減少するように設定されている。
なお、ゲインg´における単調減少となる範囲については、必ずしも単調減少に限らず、所定の減少関数に基づいて減少するようにしてもよい。また、この減少関数を決定するためのパラメータは固定であっても可変であってもよく、可変の場合には、使用者が任意のパラメータを設定できるようにしてもよい。
(D)色空間変換処理9d
色空間変換処理9dでは、画像処理部103aは、式(17)〜(19)の逆変換を行うことによって、VCbCr色空間をYCbCr色空間に変換する。すなわち、次式(20)〜(22)によって、YCbCr色空間における輝度Yを算出する。
・ベクトルR+BとベクトルR+Gとで囲まれる領域の場合
Y=V+0.0002Cb―1.4023Cr ・・・(20)
・ベクトルR+GとベクトルG+Bとで囲まれる領域の場合
Y=V+0.3441Cb+0.7141Cr ・・・(21)
・ベクトルR+BとベクトルG+Bとで囲まれる領域の場合
Y=V−1.7720Cb+0.0001Cr ・・・(22)
画像処理部103aは、さらに式(1)の逆変換を行うことによって、YCbCr色空間をRGB色空間に変換する。すなわち、次式(23)によって、YCbCr色空間をRGB色空間に変換する。
Figure 0005211521
画像処理部103aは、以上説明した処理によって画像処理を施した後の画像データを出力画像データとして出力する。例えば、画像処理部103aは、出力画像データをHDD104へ出力して、画像処理後の画像データを記録する。また、画像処理部103aは、出力後画像データをモニタ105へ出力して、画像処理後の画像を表示する。
以上説明した第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態における作用効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。すなわち、画像の明るさを表す成分である輝度Vと、画像の色の濃さを表す成分である色差CbおよびCrとによって表現されるVCbCr色空間の画像に対して、輝度Vに対して、所定のニーポイントで傾きが変化する階調変換特性を乗じて階調変換処理を施すようにした。また、色差CbおよびCrのそれぞれに対して、階調変換特性と同じニーポイントで傾きが変化するゲインg´を乗じて変調処理を施すようにした。これによって、階調変換に応じて色差を変調することができ、自然な画像を得ることができる。
―変形例―
なお、上述した実施の形態の画像処理装置は、以下のように変形することもできる。
(1)第2の実施の形態では、画像処理部103aは、入力RGB信号をYCbCr表色系に変換してからVCbCr表色系に変換した後に、輝度Vに対する階調変換処理、および色差Cb、Crに対する色差変調処理を行うようにした。そして、処理が完了した後には、VCbCr表色系からYCbCr表色系に変換し、さらにそれをRGB表色系に変換してから出力する例について説明した。しかしながら、画像処理部103aは、階調変換処理および色差変調処理が完了した後に、VCbCr表色系からYCbCr表色系に変換し、このYCbCr色空間の画像データを出力するようにしてもよい。
例えば、図13に示すように、画像処理部103aは、第2の実施の形態と同様の各処理9a〜9cを行った後に、色空間変換処理13aを行ってVCbCr表色系からYCbCr表色系への色変換を行い、出力信号としてYCbCr信号を出力する。その後、画像処理部103aは、YCbCr色空間の画像データに対して、公知の色補正処理13b、階調変換処理13c、および圧縮処理13dなどの種々の画像処理を施し、記録処理13eを行って圧縮後の画像データをHDD104へ記録する。
(2)上述した第1および第2の実施の形態では、画像処理装置100としてパソコンを使用する例について説明した。しかしながら、本発明は、デジタルカメラに適用することも可能である。すなわち、画像処理部103aが実行する処理をデジタルカメラが備える制御装置、例えばCPUで実行することによって、撮影した画像データに対して、第1および第2の実施の形態で上述した画像処理を実行することができる。
例えば、デジタルカメラにおける画像の取得から記録までの処理の流れが図14に示すようになっている場合について説明する。この場合、イメージセンサー14aから入力される画像データ(RGB信号)に対して、A/D変換14bを行う。その後、色変換処理14cおよびガンマ階調変換処理14dが行われた後に、ニー圧縮処理14eを行う。そして、ニー圧縮処理14eを行った後の画像データに対して、エッジ強調処理14f、および画像圧縮処理14gを行なった後に、メモリカードなどの記録媒体に画像データを記録14hする。
この図14に示す処理においては、制御装置は、撮影時の露出条件の設定により200%程度あるいはそれ以上のダイナミックレンジの信号を取得し、色変換処理14cおよびガンマ階調変換処理14dにおいて、そのダイナミックレンジがほぼ保たれるように処理を行ってからニー圧縮処理14eを行う。そして、ニー圧縮処理14eでは輝度V、色差CbおよびCrを算出し、輝度Vに対してハイライト部に対するニー圧縮処理を行う。
(3)上述した第2の実施の形態では、入力RGB信号をYCbCr信号に変換した後に、輝度と色差とで表現される色空間であるVCbCr色空間の画像データに変換した。そして、輝度Vに対しては階調変換処理を行い、色差CbおよびCrに対しては色差変調処理を行う例について説明した。しかしながら、輝度と色差とで表現される色空間として、VCbCr色空間以外の画像データに変換するようにしてもよい。例えば、入力RGB信号をYIQ信号に変換した後に、これをVIQ色空間に変換して処理を行うようにしてもよい。
(4)上述した第1の実施の形態では、色飽和度変調処理2cにおいて、入力色飽和度Sにゲインgを掛けて色飽和度変調を行うようにした。また、第2の実施の形態では、色差変調処理9cにおいて、色差CbおよびCrのそれぞれにゲインg´を掛けて色差変調を行うようにした。そして、このときに用いるゲインgまたはg´は、ニーポイントより明るい範囲では、所定の減少関数に基づいて減少するようにし、この減少関数を決定するためのパラメータを固定または可変とする例について説明した。しかしながら、この減少関数を決定するためのパラメータを画像を撮影したときのカメラのシーンモードに応じて設定するようにしてもよい。
例えば、撮影時のシーンモードがポートレートモードである場合など、人物など主要被写体として撮影した画像においては、背景部分を白っぽくすれば被写体を際立たせることができるため、減少関数の傾きが急になるようにパラメータを設定すればよい。これに対して、撮影時のシーンモードが風景モードである場合には、画像全体が白っぽくなることを防ぐために、減少関数の傾きがなだらかになるようにパラメータを設定すればよい。
また、ゲインgまたはg´は、ニーポイントより明るい領域については1以下の値に設定したが、この1以下となる領域は、ニーポイントより明るい領域の一部の領域であってもよく、表現に応じて設定すればよい、例えば、明るい領域における構造を維持したいような場合は、ゲインgまたはg´の傾きが変わる明るさをより明るいところに設定してもよい。なお、一般的には、明るい画素になればなるほど、1以下のゲイン値に設定したほうが自然な色表現となる。
なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した実施の形態における構成に何ら限定されない。
画像処理装置の一実施の形態の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態における画像処理部103aによる処理の流れを模式的に示した図である。 第1の実施の形態におけるCbCr平面を6つの領域に分割した場合の具体例を示す図である。 YCbCr空間においてHSV表現を表した場合の具体例を示す図である。 HSV色空間における色域の具体例を示す図である。 YCbCr色空間における色域の具体例を示す図である。 階調変換処理2bで用いる階調変換特性の具体例を示す図である。 色飽和度変調処理2cで用いるゲインの具体例を示す図である。 第2の実施の形態における画像処理部103aによる処理の流れを模式的に示した図である。 第2の実施の形態におけるCbCr平面を3つの領域に分割した場合の具体例を示す図である。 階調変換処理9bで用いる階調変換特性の具体例を示す図である。 色差変調処理9cで用いるゲインの具体例を示す図である。 画像処理部103aがYCbCr色空間の画像データを出力する場合の処理の流れを模式的に示した図である。 画像処理装置をカメラに適用した場合の画像処理部103aによる処理の流れを模式的に示した図である。
符号の説明
100 画像処理装置、101 操作部材、102 画像入力IF、103 制御装置、103a 画像処理部、104 HDD、105 モニタ

Claims (14)

  1. 明るさを表す成分と色の濃さを表す成分とによって表現される色空間の画像において、
    前記明るさを表す成分に対して、所定の明るさで傾きが変化する階調変換特性に応じて階調変換処理を施す階調変換手段と、
    前記色の濃さを表す成分に対して、前記明るさを表す成分の入力値が前記所定の明るさ以下の場合には所定値を出力し、前記明るさを表す成分の入力値が前記所定の明るさより大きい場合には減少関数に基づく出力値を出力するように設定された変調特性を乗じて変調処理を施す変調手段とを備え、
    前記明るさを表す成分は、前記色空間の色域の上限が前記明るさを表す成分のみによって定まる性質をもつことを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記色の濃さを表す成分は、画像の色飽和度を表す成分であって、
    前記変調手段は、前記画像の色飽和度を表す成分に対して飽和度変調処理を施すことを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記色の濃さを表す成分は、画像の色差を表す成分であって、
    前記変調手段は、前記画像の色差を表す成分に対して色差変調処理を施すことを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記減少関数は、単調減少関数であることを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記色空間の色域の前記明るさを表す成分の上限が前記色の濃さを表す成分にかかわらず一定であることを特徴とする画像処理装置。
  6. 三原色信号によって表される色空間の画像を輝度色差信号によって表される色空間の画像に変換する色変換手段と、
    色差信号によって定まる色相で複数に分割したそれぞれの領域で輝度信号を第二の輝度信号に変換する輝度変換手段と、
    前記第二の輝度信号に階調変換を施す階調変換手段と、
    前記色差信号に、前記輝度信号の入力値が前記所定の輝度値以下の場合には所定値を出力し、前記輝度信号の入力値が前記所定の輝度値より大きい場合には減少関数に基づく出力値を出力するように設定された変調特性を乗じて変調処理を施す変調手段とを備え、
    前記第二の輝度信号は、前記三原色信号によって表される色空間の上限が前記第二の輝度信号のみによって定まる性質をもつことを特徴とする画像処理装置。
  7. 明るさを表す成分と色の濃さを表す成分とによって表現される色空間の画像において、
    前記明るさを表す成分に対して、所定の明るさで傾きが変化する階調変換特性に応じて階調変換処理を施し、
    前記色の濃さを表す成分に対して、前記明るさを表す成分の入力値が前記所定の明るさ以下の場合には所定値を出力し、前記明るさを表す成分の入力値が前記所定の明るさより大きい場合には減少関数に基づく出力値を出力するように設定された変調特性を乗じて変調処理を施し、
    前記明るさを表す成分は、前記色空間の色域の上限が前記明るさを表す成分のみによって定まる性質をもつことを特徴とする画像処理方法。
  8. 請求項7に記載の画像処理方法において、
    前記色の濃さを表す成分は、画像の色飽和度を表す成分であって、
    前記画像の色飽和度を表す成分に対して飽和度変調処理を施すことを特徴とする画像処理方法。
  9. 請求項7に記載の画像処理方法において、
    前記色の濃さを表す成分は、画像の色差を表す成分であって、
    前記画像の色差を表す成分に対して色差変調処理を施すことを特徴とする画像処理方法。
  10. 請求項7に記載の画像処理方法において、
    前記減少関数は、単調減少関数であることを特徴とする画像処理方法。
  11. 請求項7に記載の画像処理方法において、
    前記色空間の色域の前記明るさを表す成分の上限が前記色の濃さを表す成分にかかわらず一定であることを特徴とする画像処理方法。
  12. 三原色信号によって表される色空間の画像を輝度色差信号によって表される色空間の画像に変換し、
    色差信号によって定まる色相で複数に分割したそれぞれの領域で輝度信号を第二の輝度信号に変換し、
    前記第二の輝度信号に階調変換を施し、
    前記色差信号に、前記輝度信号の入力値が前記所定の輝度値以下の場合には所定値を出力し、前記輝度信号の入力値が前記所定の輝度値より大きい場合には減少関数に基づく出力値を出力するように設定された変調特性を乗じて変調処理を施し、
    前記第二の輝度信号は、前記三原色信号によって表される色空間の上限が前記第二の輝度信号のみによって定まる性質をもつことを特徴とする画像処理方法。
  13. 請求項7〜12のいずれか一項に記載の画像処理方法をコンピュータに実行させるための画像処理プログラム。
  14. 画像を撮像して取得する画像取得手段と、
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像処理装置を備えるカメラであって、
    前記階調変換手段は、前記画像取得手段で取得した画像の各画素の明るさを表す成分に対して前記階調変換処理を施し、
    前記変調手段は、前記画像取得手段で取得した画像の各画素の色の濃さを表す成分に対して前記変調処理を施すことを特徴とするカメラ。
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