JP5209819B1 - 軟質容器の保持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】
シャンプーや洗剤のような液体製品の詰め替え用によく使用される軟質容器は、その性質上持つとクニャクニャして詰め替えるとき溢してしまったり、強く持ったりすると液が飛び出ることがあった、それを防ぐために両手で軟質容器を持たなければならなかったが、空になった本体の容器も、中味が無いため軽くて倒れやすいので手でおさえる必要があった。
【解決手段】
開口部を有する軟質容器の保持具であって、前記容器を狭持するための一対の狭持部材が備えられ、狭持部材にて軟質容器を狭持した状態で前記狭持部材の、前記開口部に対応する部位が開放されていることを特徴とする軟質容器の保持具。
【選択図】 図4

Description

この発明は軟質容器の保持具に関する。
従来、軟質容器の保持具に関するものはなかった。
シャンプーや洗剤のような液体製品の詰め替え用によく使用される軟質容器は、その性質上持つとクニャクニャして詰め替えるとき溢してしまったり、強く持ったりすると液が飛び出ることがあった、それを防ぐために両手で軟質容器を持たなければならなかったが、空になった本体の容器も、中味が無いため軽くて倒れやすいので手でおさえる必要があった。本発明はそれらの問題点を解消するために、軟質容器の保持具を提供するものである。
軟質容器よりも硬質の部材にて形成され、前記容器を狭持するための一対の狭持部材が備えられていて、その前記狭持部材には、軟質容器のそそぎ口を固定するための開口部が設けられている。又、前記狭持部材の一方に、一部で前記狭持部材と連結されている帯状のベルトが切り抜き形成されていて、その帯状のベルトには、軟質容器のまちまちの大きさに対応できるよう、折罫と調節孔が施されていることを特徴とする軟質容器の保持具である。
シャンプーや洗剤などのように、軟質容器が使用されているのは、殆んど液体であったり、材質の性質上持つとクニャクニャして扱いにくいものであったが、本発明の軟質容器の保持具を使うことによって、軟質容器を安定して狭持することができる。
軟質容器の保持具には、詰め替え用製品の軟質容器に設けられている注ぎ口を、詰め替えを必要とする空容器の注ぎ口に的確に挿入することができる開口部を有している。そのため、軟質容器の中味を溢すことなく詰め替えることができる。
又、軟質容器の保持具には、保持具から軟質容器が抜け落ちるのを防止するための帯状のベルトを設けて、大小様々ある軟質容器に適応できるよう複数の調節孔が施されている。
その帯状のベルトには、軟質容器を装着した状態のとき、軟質容器の底部分に当たる個所に複数の幅方向に折罫を入れることにより、キャタピラのように軟質容器の底とそぐことができる。
それによって、軟質容器を狭持部材に装着した状態の時に、自然と出来る湾曲した部分から帯状のベルトが垂れ下がるのを防ぎ、軟質容器の保持具は倒れることなく立てて置くことができるので、軟質容器に詰め替え用の中味が残っていても、そのまま保存することができる。
その他にも軟質容器の保持具には、片手で保持具を持ち、もう片方の手で空の詰め替え容器を持つことができるように取手が設けられているので、両手で失敗なく作業することができる。
さらに軟質容器の保持具は、図9に示すように、製造段階で、帯状のベルトが突出しないので、複数の軟質容器の保持具を、密接に並べて裁断可能になり、無駄が出にくく、コストをおさえることができる。
本発明の実施形態を示す平面図 本発明の実施形態を示す斜図 使用状態を示す斜図 使用状態を示す斜図 使用状態を示す斜図 使用状態を示すベルトの斜図 使用状態を示す止め具の斜図 使用状態を示す斜図 裁断方法を示す一実施例
本発明の実施の形態を実施例によって説明する。
本発明の軟質容器の保持具は、図1、図2に示すように、軟質容器11を狭持するための一対の狭持部材1が備えられたものである。前記狭持部材1には軟質容器11のそそぎ口12を固定するための開口部2が設けられていて、その開口部2に対応する部位(図5中13)は開放されている。
又、前記狭持部材1の一方に、一部で前記狭持部材1と連結されている帯状のベルト4が切り抜き形成されていて、その帯状のベルト4には、軟質容器11のまちまちの大きさに対応できるよう、折曲可能部5と調節孔7が施されている。
さらに前記狭持部材1の一端縁および他端縁に、軟質容器11を片手で保持できるよう固定するための取手3が設けられている。
図3に示す実施例は、前記狭持部材1の開口部2と軟質容器11のそそぎ口12を、調節孔7とこはぜ6で調節した帯状のベルト4で固定した状態である。
又、図4に示す実施例は、前記狭持部材1に、帯状のベルト4で固定した状態の軟質容器11を、さらに狭持部材1に取り付けた止め具9と止め孔8で止め、狭持し易くし、図8に示す空の本体14の挿入口15へ詰め替える。この時、狭持部材1に取り付けた止め具9と止め孔8は、面ファスナー又はホック等を使用してもよい。
図1、図2のそれぞれに示す折曲可能部5は、軟質容器11に狭持部材1が密着して保持し易くなるよう折曲し、さらに、詰め替え時の最後に狭持部材1の上から軟質容器11を両手で挟んで、軟質容器11の中味を残さず出し切ることができる。又、ベルト4に施した折曲可能部5は、軟質容器11の大きさにも対応することができる。
又、図5の開放部13は前記狭持部材1に軟質容器11を帯状のベルト4で固定して、前記狭持部材1の一方に施された止め具9と、前記狭持部材1のもう一方に施された止め孔8で止め、狭持し易くした状態にした時自然と湾曲して、前記狭持部材1に固定された軟質容器11を倒すこと無く立てておくことができる。
1 狭持部材
2 開口部
3 取手
4 帯状のベルト
5 折曲可能部
6 こはぜ
7 調節孔
8 止め孔
9 止め具
10 切り抜き部
11 軟質容器
12 そそぎ口
13 開放部
14 空の本体
15 挿入口


Claims (2)

  1. 開口部を有する軟質容器の保持具であって、
    前記軟質容器を挟持するための、前記軟質容器よりも硬質の部材にて形成された一対の挟持部材が備えられ、前記挟持部材にて軟質容器を挟持した状態で前記挟持部の前記開口部に対応する部位が開放されていて、前記挟持部材は一端縁が接続され、他端縁は係脱可能に形成されており、
    前記挟持部材の一方に、一部で前記挟持部材と一体的に連結されている帯状のベルトが切り抜き成形されていることを特徴とする軟質容器の保持具。
  2. 挟持部材の下端部近傍で前記挟持部材と連結されて上方に延出する第一のベルトと、前記挟持部材の上端部近傍で前記挟持部材と連結されて下方に延出する第二のベルトが設けられ、前記第一のベルトと前記第二のベルトの自由端は相互に係脱可能に形成されている請求項1記載の軟質容器の保持具。

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1159728A (ja) * 1997-08-25 1999-03-02 Yasuyuki Miyai 軟包装体自立用容器
JP2003237838A (ja) * 2002-02-14 2003-08-27 Fuji Seal Inc 袋状容器の外装ケース
JP2007076668A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Argonauts:Kk 詰め替え補助袋

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