JP5208627B2 - 断熱シート、保護管の配管構造、及びその配管方法 - Google Patents

断熱シート、保護管の配管構造、及びその配管方法 Download PDF

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Description

本発明は、建物内の壁面に沿って配線・配管材の保護管を配管する際に、当該壁面に貼着固定される所定幅の長尺シート状の断熱シート、保護管の配管構造、及びその配管方法に関するものである。
建物の外壁W1 の内壁面W1aに沿って配管される電線、小径の管体等の配線・配管材の保護管Pの配管方法は、以下の通りであった。本発明に係る図1は、外壁W1 の内壁面W1aに沿って可撓性を有する保護管Pが垂直に配管されていると共に、天井壁W2 の部分で直角に屈曲されて、当該天井壁W2 の下面に沿って保護管Pが水平に配管された状態を示す模式的縦断面図である。図1を援用して、外壁W1 の内壁面W1aに沿って保護管Pを配管する際の従来の配管方法について説明する。特許文献1には、保護管Pを直接に内壁面W1aに当接させて針金等を使用して当該内壁面W1aに固定して、当該保護管Pにテープを貼り付け、この状態で発泡性二液ポリウレタン樹脂(発泡断熱材)を前記保護管Pが完全に隠蔽される厚さだけ吹き付けて、当該樹脂を発泡・硬化させて、外壁W1 を内側から保温している。
上記した配管方法では、保護管Pが外壁W1 の内壁面W1aに直接に当接しているために、外気温度が低くなる夜間において、温度の低下した外壁W1 により保護管Pの壁面当接部が冷却されると共に、保護管Pの全体は、室内温度に近い雰囲気内に配置されているため、保護管Pに結露が発生して外壁W1 の内壁面W1aが汚損されると共に、結露により発生した水滴が落下して外壁W1 の床面に対応する位置に当該水滴が溜まって不衛生であるという問題があった。
また、特許文献2には、壁面に沿って配管される保護管をサドルを使用して当該壁面に固定する方法が開示されている。このサドルを使用する配管方法においても、保護管Pが外壁W1 の内壁面W1aに直接に当接するので、上記と同様の結露の問題が発生する。
特開2001−54225号公報 実公平4−36194号公報
本発明は、建物内の壁面に沿って保護管を配管して、当該壁面を保温する工事において、当該保護管が前記壁面に直接に当接しない構造にして保温性を高めることを課題としている。
上記の課題を解決するための請求項1の発明は、建物内の壁面に沿って配線・配管材の保護管を配管する際に、当該壁面に貼着固定される所定幅の長尺シート状の断熱シートであって、前記断熱シートの一方の面には、前記壁面に吹き付けられる発泡断熱材の吹き付け前に配管経路に沿って前記壁面に貼着されて、当該断熱シート自体を前記壁面に固定可能な壁貼着面が形成され、当該壁面に貼着された断熱シートの前面側に臨む他方の面の側には、前記保護管を当該断熱シートに対して移動しないように保持する管保持部としての接着層が形成され、前記他方の面上に前記保護管を配管することで、前記接着層に当該保護管が貼着されて前記断熱シートに対して保持されることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、断熱シートは、壁面に吹き付けられる発泡断熱材の吹き付け前に、その一方の面に設けられた壁貼着面によって建物内の壁面に沿って貼着することができると共に、当該断熱シートの他方の面においては、当該他方の面に設けられた管保持部によって保護管を保持することができて、当該保護管は建物内の壁面に直接に当接せずに、当該保護管と前記壁面との間に断熱シートが介在される構造となる。よって、建物内の壁面に配管した保護管の部分が保温されるため、外気温度が低くなって壁が冷却されても、断熱シートの存在により保護管の冷却を抑制できて、結露の発生を防止、或いは抑制できる。また、結露の発生を防止するために用いられる断熱シートにより保護管を建物内の壁面に保持できて、別体の保持具又は固定具を必要としないか、又は使用する場合においてもその使用数を減らせるので、配管施工が容易となる。
また、請求項2の発明は、建物内の壁面に沿って配線・配管材の保護管を配管する際に、当該壁面に貼着固定される所定幅の長尺シート状の断熱シートであって、前記断熱シートの一方の面には、前記壁面に当該断熱シート自体を固定可能な壁貼着面が形成され、当該壁面に貼着された断熱シートの他方の面の側には、前記保護管を当該断熱シートに対して移動しないように保持する管保持部が形成され、前記管保持部は、前記断熱シートの幅方向の少なくとも一方から当該幅方向に延びる延設保持片の壁貼着面と反対の面に接着層が形成された構成であることを特徴としている。
請求項2の発明によれば、建物内の壁面と保護管との間に断熱シートを介在させて、当該断熱シートの壁貼着面と反対の面に形成された接着層に保護管を貼着させた状態で、当該断熱シートに設けられた延設保持片を当該保護管の周方向に沿って部分的に巻き付けることにより、接着層によって延設保持片を保護管に貼着させられる。これにより、建物内の壁面に貼着された断熱シートに対する保護管の保持が確実となる。
また、請求項3の発明は、建物内の壁面に沿って配線・配管材の保護管を配管する際に、当該壁面に貼着固定される所定幅の長尺シート状の断熱シートであって、前記断熱シートの一方の面には、前記壁面に当該断熱シート自体を固定可能な壁貼着面が形成され、当該壁面に貼着された断熱シートの他方の面の側には、前記保護管を当該断熱シートに対して移動しないように保持する管保持部が形成され、前記管保持部は、前記断熱シートとは別体の紐状体で構成され、前記紐状体は、建物内の壁面と断熱シートとの間に自身の中間部が挟み込まれて、当該中間部を除く両側の各結束部が断熱シートの幅方向両側、又は幅内から前面側に引き出され、当該各結束部により保護管を断熱シートに対して結束する構成であることを特徴としている。
請求項3の発明によれば、断熱シートとは別体の紐状体は、当該断熱シートに連結されていて、保護管は、建物内の壁面に貼着された断熱シートに対する貼着による保持と、紐状体による保持との双方によって保持されるので、断熱シートに対する保持が確実となる。また、建物内の壁面に断熱シートが貼着された状態において、紐状体の中間部は、当該壁面と断熱シートとの間に挟み込まれて、当該断熱シートに連結されていて、断熱シートの中間部を除く両側の結束部によって断熱シートの前面側に貼着された保護管を結束できる。このように、断熱シートとは別体の紐状体は、その中間部が建物内の壁面と断熱シートとの間に挟み込まれて連結されているので、断熱シートの紐状体との連結が簡単であって、しかも両者は分離することなく確実に連結されているため、施工時における取扱いが容易となる。
また、請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかの発明において、前記断熱シートは、保持する保護管の外径よりも幅広に形成されていることを特徴としている。
建物内の壁面に沿って保護管を配管して当該壁面に保護管を固定又は仮固定した後には、前記壁面に発泡断熱材を吹き付けて発泡・硬化させることにより、前記建物内の壁面を保温している。建物内の壁面と保護管とが当接している部分は僅かであって、建物内の壁面と保護管との当接部の両側には、鋭角状の空間部が形成され、当該空間部は鋭角状であるために、発泡断熱材の吹付け時において吹付け力のみでは、当該発泡断熱材が前記空間部の全てに充填されなくて、当該空間部の一部がそのまま残る場合があり、当該空間部の一方は建物内の壁面で構成されるために、当該空間部の断熱性は低い。ところが請求項4の発明によれば、断熱シートは、保持する保護管の外径よりも幅広に形成されているので、前記空間部の一部がそのまま残っても、残存した当該空間部は、断熱シートと保護管との間に形成されて、残存空間部は、当該断熱シートとの間に形成されるため断熱性の低下を防止又は抑制できる。
また、請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれかの発明において、長尺シート状の断熱シートは、折畳み可能であって、しかも鋏、カッター等の切断具で容易に切断可能であることを特徴としている。
請求項5の発明によれば、長尺シート状の断熱シートは、折畳み可能であって、しかも鋏、カッター等の切断具で容易に切断可能であるので、嵩張ることなく保管できると共に、施工現場において所望長に切断できるので、断熱シートの保管、及び施工時における取扱いが容易となる。
また、請求項6の発明は、建物内の壁面に沿って配線・配管材の保護管が配管された配管構造であって、前記壁面と保護管との間に断熱シートが介在されて、当該断熱シートの一方の面が前記壁面に貼着されていると共に、前記断熱シートの他方の面である手前側には、前記保護管が当該断熱シートに対して移動しないように、当該断熱シートの他方の面の側に臨んで、当該断熱シートに一体又は一体状に設けられた管保持部を介して保持されていることを特徴としている。
請求項6の発明は、請求項1の発明を建物内の壁面に保護管が配管された後の構造である「保護管の配管構造」として把握したものであって、その実質的な作用効果は、請求項1ないし3のいずれかの発明の作用効果とほぼ同様である。
また、請求項7の発明は、所定幅の長尺状の断熱シートであって、一方の面は剥離紙で覆われて、建物内の壁面に貼着される貼着面を備えた断熱シートを用いて前記壁面に沿って配線・配管材の保護管を配管して、前記壁面に発泡断熱材を吹き付けて前記壁面を保温する保護管の配管方法であって、前記壁面に沿って配管する保護管のうち少なくとも前記発泡断熱材を吹き付ける範囲の配管経路に沿って前記剥離紙を剥離させた断熱シートを貼着し、前面側に臨む前記断熱シートの他方の面上に前記保護管を配管して、当該他方の面の側に臨んで、当該断熱シートに一体又は一体状に設けられた管保持部により前記保護管を保持させることにより、前記配管経路上において保護管と前記壁面との間に前記断熱シートを介在させた後に、前記壁面に向けて発泡断熱材を吹き付けて、前記断熱シート、及び保護管を発泡断熱材内に埋設させることを特徴としている。
請求項7の発明は、両面の貼着面(接着面)が剥離紙で覆われ、しかも壁貼着面と反対の前面に保護管を保持可能な管保持部が一体又は一体状に形成された断熱シートを使用して、建物内の壁面に保護管を配管した後に、保護管の配管経路のうち発泡断熱材を吹き付けることが必要な範囲のみに当該発泡断熱材を吹き付けて、前記断熱シート及び保護管を発泡断熱材内に埋設させる配管方法であって、建物内の壁面に対して貼着可能であって、しかも前面側において保護管を保持可能な断熱シートを用いて保護管の前記配管を行うために、当該配管作業が容易となる。
本発明によれば、断熱シートは、その一方の面に設けられた壁貼着面によって建物内の壁面に沿って貼着することができると共に、当該断熱シートの他方の面においては、当該他方の面に設けられた管保持部によって保護管を保持することができて、当該保護管は建物内の壁面に直接に当接せずに、当該保護管と前記壁面との間に断熱シートが介在される構造となる。よって、建物内の壁面に配管された保護管が保温されて、外気温度が低くなって建物壁が冷却されても、断熱シートの存在により保護管の冷却を抑制できて、結露の発生を防止、或いは抑制できる。また、結露の発生を防止するために用いられる断熱シートにより保護管を建物内の壁面に保持できて、別体の保持具又は固定具を必要としないので、配管施工が容易となる。
以下、複数の実施例を挙げて、本発明について更に詳細に説明する。
最初に、図1ないし図6を参照して、実施例1の断熱シートS1 の構成を説明し、その後に当該断熱シートS1 を用いて、建物の外壁W1 の内壁面W1aに沿って保護管Pを垂直に配管する場合について説明する。図2は、本発明に係る断熱シートS1 の斜視図であり、図3は、長手方向に沿った部分拡大断面図であり、図4は、外壁W1 の内壁面W1aに沿って断熱シートS1 を垂直にして貼着した斜視図であり、図5は、外壁W1 の内壁面W1aに貼着された断熱シートS1 の手前面に設けられた接着層2と延設保持片1bにより保護管Pを保持した状態の斜視図であり、図6(a),(b)は、それぞれ図5における断熱シートS1 のシート本体1の一般部1a及び延設保持片1bの断面図である。
図2及び図3に示されるように、断熱シートS1 は、長尺シート状をなしていて、発泡ポリウレタン等の断熱材で構成されたシート本体1の両面に接着層2がそれぞれ形成され、両面の各接着層2は、それぞれ剥離紙3で被覆されている。シート本体1は、長尺状をした一定幅の一般部1aと、当該一般部1aの長手方向に沿って一定ピッチQをおいた部分に幅方向の両側に延設された延設保持片1bとで構成される。延設保持片1bの両面も剥離紙3で被覆されている。また、最終工程において外壁W1 の内壁面W1aに発泡断熱材Mを吹き着付ける際に、横断面視で保護管Pの両側に発泡断熱材Mが充填されない未充填空間部が残り、当該未充填空間部が内壁面W1aとの間で発生して断熱性が低下されるのを防止するために、シート本体1の一般部1aの幅E1 は、保持する保護管Pの外径Dよりも大きくなるように定められている。例えば、外径23〜30.5mmの範囲の保護管Pを保持可能な断熱シートS1 の幅E1 は、32〜42mmが望ましい。また、断熱シートS1 の厚さTは、断熱性と施工性の双方を兼備させる観点からは、4〜6mmが望ましい。また、シート本体1を構成している延設保持片1bのピッチQは、シート本体1の一般部1aに設けられた接着層2の保持力との関係で相対的に定められるものであって、当該接着層2の保持力が不足すると思われる場合には、前記ピッチQは小さくする必要があると共に、当該保持力が比較的大きい場合には前記ピッチQは大きくしてもよい。なお、シート本体1の長手方向に沿って同一位置において、幅方向の外側に延設された一対の延設保持片1bの幅は(E2)である。
また、断熱シートS1 は、長尺シート状をなしていて、その長さが10〜50mの場合のように長い場合には、保管時、運搬時等の非使用時には折り畳んだり、芯体に巻回して小体積化させることが可能であり、使用時において、折畳み状態又は巻回状態から引き出して使用する。断熱シートS1 の長さに関しては、予め設定長(例えば2m)に切断されたものを束ねておいて、配管現場において、設定長に製作又は切断された断熱シートS1 を一枚ずつ外壁W1 の内壁面W1aに貼着させることが可能である。また、断熱シートS1 は、発泡材等からなるシート本体1の両面に剥離紙3を被覆した構成であって、当該剥離紙3は紙で製作されているので、断熱シートS1 は、施工現場における必要長に応じて、鋏、カッター等の切断具を使用して適宜長に切断して使用することが可能である。
また、延設保持片1bは、断熱シートS1 を外壁W1 の内壁面W1aに貼着して、当該断熱シートS1 の表側に接着層2を介して保護管Pが保持された状態で、当該保護管Pの外周面に貼着させる必要がある。このため、断熱シートS1 が外壁W1 の内壁面W1aに貼着された状態において、一般部1aのみを内壁面W1aに貼着せて、延設保持片1bが内壁面W1aに貼着されるのを防止する必要がある。そこで、断熱シートS1 の表裏が存在しない場合、即ち、シート本体1の両面が、延設保持片1bの部分を含めて「連続一枚状」の剥離紙で覆われている場合には、外壁W1 の内壁面W1aに、一方の面の剥離紙3が剥離された断熱シートS1 を貼着させる際に、延設保持片1bを除く一般部1aを強く内壁面W1aに押し付けて貼着し、延設保持片1bの部分は、内壁面W1aに押し付けることなくそのままにしておいて、後に延設保持片1bを手前側に引き寄せて保護管Pの外周面に貼着されられるようにしておく必要がある。一方、断熱シートS1 に表裏を存在させることが許容される場合には、剥離紙3における延設保持片1bの基端部(断熱シートS1 の一般部1aの幅方向の両端縁に相当する部分)に、一般部1aに被覆された部分の幅方向の両端縁に連続する部分に確実に分離可能なミシン目等を設けることにより、裏側(外壁W1 の内壁面W1aに貼着される側)の剥離紙3を剥離させる場合には、延設保持片1bには剥離紙3を残存させて、当該延設保持片1bを除く大部分を占有する一般部1aの剥離紙3のみを剥離することが可能となる。これにより、内壁面W1aに貼着された断熱シートS1 の手前側の面に接着層2を介して保護管Pを保持させた後に延設保持片1bを手前側に引き寄せて、保護管Pの外周面に貼着させる際に、延設保持片1bにおける保護管Pに貼着させた状態で表側となる面には、剥離紙3が残存しているので、延設保持片1bの接着層2が作業者の手に付着する等の不具合がなくなって、保護管Pの外周面に対する延設保持片1bの貼着作業が容易、かつ確実となる利点がある。
そして、上記した断熱シートS1 を用いて外壁W1 の内壁面W1aに沿って保護管Pを垂直に配管して保持させるには、以下のようにして行う。保護管Pは、屈曲配管を可能にするために、縦断面視において凹凸を有していて「並付管」と俗称されている可撓管が使用される。まず、図4に示されるように、断熱シートS1 の一方の面の剥離紙3を剥がして接着層2を露出させ、保護管Pの配管予定位置に前記断熱シートS1 を接着層2を介して貼着させる。図1に示されるように、断熱シートS1 は、内壁面W1aの上端部において屈曲(わん曲)されて、外気の影響により冷却の恐れのある天井面における外壁W1 に近い部分まで貼着される。断熱シートS1 は、自在に屈曲できるので、外壁W1 と天井壁W2 との入隅部に屈曲させて配置させられる。この際の延設保持片1bの部分の扱いは、上記段落「0029」で詳細に説明した通りである。
次に、図5及び図6に示されるように、外壁W1 の内壁面W1aに貼着された断熱シートS1 の表側となった面の剥離紙3を剥がして接着層2を露出させ、この状態で、内壁面W1aに貼着された断熱シートS1 の表面に接着層2を介して保護管Pを保持させると共に、シート本体1を構成する延設保持片1bを手前側に引き寄せて保護管Pの外周面に貼着させる。これにより、内壁面W1aに貼着された断熱シートS1 の表面に対して保護管Pは、シート本体1の表面側の接着層2及び多数の延設保持片1bを介して保持されるので、断熱シートS1 に対する保護管Pの保持が確実となる。ここで、延設保持片1bに関しては、シート本体1の一般部1aの幅方向の両側に一定ピッチQをおいて設けることなく、例えば、シート本体1の一般部1aの幅方向の片側に交互に反対配置して設けることも可能である。また、延設保持片1bの延設長に関しては、特定サイズの断熱シートS1 で保持可能な保護管のサイズの範囲(外径の範囲)において定めることが望ましい。この場合において、保護管Pのサイズ(外径)に対して延設保持片1bが長過ぎる場合には、鋏、カッター等の切断具を用いて延設保持片1bを必要長に切断して使用すればよい。
次に、外壁W1 の内壁面W1aに発泡断熱材Mを吹き付けて発泡・硬化させることにより、前記内壁面W1aに断熱層Aを形成する。ここで、図6(a)に示されるように、断熱シートS1 のシート本体1の一般部1aの幅E1 は、保護管Pの外径Dよりも広く形成してあるので、断面視において保護管Pの両側に発泡断熱材Mの未充填空間31が不可避的に発生するが、当該未充填空間31は、断熱シートS1 のシート本体1の一般部1aと保護管Pの外周面との間に形成されて、従来の配管構造のように、外壁W1 の内壁面W1aと保護管Pの外周面との間に形成されるのではないため、未充填空間31が発生しても断熱シートS1 の存在によって保温性が確保できる。また、図6(b)に示されるように、断熱シートS1 の延設保持片1bの部分においては、内壁面W1aに対して起立した延設保持片1bの基端部と当該内壁面W1aとの間に未充填空間31’が発生するが、保護管Pにおける延設保持片1bの部分は、当該延設保持片1bにより両側部が覆われているので、保温性は確保される構造となる。なお、一般部1aに対して起立させられた延設保持片1bと保護管Pの外周面との間に空間部32が形成され、当該空間部32は発泡・硬化した断熱層A内に埋設された状態となって存在するため、保護管Pに対しては保温作用を有する断熱空間として機能する。
図1に示されるように、外壁W1 の内壁面W1aに配管された保護管Pは、天井壁W2 の部分でわん曲されて、当該天井壁W2 の下面に沿って配管されている。天井壁W2 の部分は屋内であるために保温の必要はないので、保護管Pは直接に天井壁W2 に当接されてサドルBを用いて固定されていると共に、天井壁W2 の部分には発泡断熱材Mによる断熱層Aは形成されていない。なお、図1において41は、ボード壁を示し、42は、天井壁を示す。
なお、上記した配管方法は、外壁W1 の内壁面W1aに断熱シートS1 を貼着させた後に、当該断熱シートS1 の表面側の接着層2に対して保護管Pを貼着保持させているが、断熱シートS1 の手前側となる接着層2に保護管Pの奥側の部分を貼着させた状態で、前記断熱シートS1 の背面側(内壁面W1aと対向する側)の接着層2を外壁W1 の内壁面W1aに貼着させることも可能である。また、図示されていないが、保護管pの端部は配線ボックスに連結され、当該保護管の内部に挿通されたケーブル(電線)が前記配線ボックス内へと配線される。
以下、図7ないし図11を参照して、別の実施例2〜5の断熱シートS2 〜S5 について、その構成のみを順次説明する。
次に、図7を参照して、実施例2の断熱シートS2 について説明する。図7は、断熱シートS2 を介して外壁W1 の内壁面W1aに保護管Pが保持された状態の部分斜視図である。断熱シートS2 は、全長に亘って保護管Pの外径Dよりも遥かに広い幅E2(実施例1の断熱シートS1 の左右一対の延設保持片1bと同一の幅E2 )を有している点のみが前記断熱シートS1 と異なり、両面に接着層2を有している構成、及び当該各接着層2はいずれも剥離紙3で被覆されている構成は、前記断熱シートS1 と同一である。このため、内壁面W1aに貼着された断熱シートS2 の手前側(前面側)の接着層2の幅方向の中間部に保護管Pを配置・保持させた状態において、断熱シートS2 における当該保護管Pの両側の部分を手前側に引き起こして、当該保護管Pの全長に亘ってその外周面に貼着させる。断熱シートS2 に対する保護管Pの貼着面積が大きくなる。この結果、断熱シートS2 に対する保護管Pの保持力が大きくなって、保持状態が安定する利点がある。なお、実施例2の断熱シートS2 は、全長に亘って実施例1の断熱シートS1 の延設保持片1bが設けられた構成であると把握することもできる。
次に、図8を参照して、実施例3の断熱シートS3 について説明する。図8は、断熱シートS3 及びサドルBを介して外壁W1 の内壁面W1aに保護管Pが保持された状態の部分斜視図である。断熱シートS3 の幅E1 は、前記断熱シートS1 のシート本体1の一般部1aの幅E1 と同一であって、保護管Pの外径Dよりも大きい。外壁W1 の内側面W1aに貼着された断熱シートS3 の手前側の接着層2に保護管Pを押し付けて貼着保持させた状態で、保護管Pの長手方向に沿った所定位置にサドルBにより保護管Pを内壁面W1aに固定している。このように、外壁W1 の内壁面W1aに保護管Pを保持させるのに、断熱シートS3 による保持と、サドルBによる固定とを併用させているので、前記内壁面W1aに対して保護管Pを直接に当接させることなく、即ち保温性を維持して確実に保持できる。この施工方法では、外壁W1 の内壁面W1aに保護管Pを保持させるのに、サドルBのみではなくて、保温機能を有する断熱シートS3 を併用しているので、サドルBのみで固定する従来の配管方法に比較して、サドルBの使用数を激減させられる。なお、断熱シートS3 の保持部としての機能を果す接着層2が保護管Pを保持するのに十分な接着力(保持力)を有するならば、必ずしもサドルBを併用させる必要はない。
次に、図9及び図10を参照して、実施例4の断熱シートS4 について説明する。図9は、断熱シートS4 を介して外壁W1 の内壁面W1aに保護管Pが保持された状態の部分斜視図であり、図10は、断熱シートS4 に挟み込まれた紐状体F1 の部分の拡大横断面図である。断熱シートS4 は、前記断熱シートS3 と、当該断熱シートS3 の長手方向に沿って所定ピッチをおいた複数の部分に中間部F1aが挟み込まれた針金で構成された複数の紐状体F1 とから成る。針金から成る紐状体F1 は、シート本体1の両面が剥離紙3で覆われた状態において、断熱シートS3 の幅方向の中間部に裏面側から当該紐状体F1 の両端部が所定幅をおいて当該断熱シートS3 の幅内に挿入配置されて表側に突出させることにより、当該紐状体F1 の中間部F1aのみが裏面側に配置された状態で断熱シートS3 に挟み込まれていて、当該紐状体F1 の大部分を占める結束部F1bが断熱シートS3 の表側に配置されている。紐状体F1 は、手で容易に折り曲げ可能であって、断熱シートS3 の表側において保護管Pを結束するのに十分な長さを有している。
そして、断熱シートS4 を使用して、外壁W1 の内壁面W1aに垂直に配管された保護管Pを当該内壁面W1aに保持させるには、以下のようにして行う。まず、上記のようにして複数の紐状体F1 が挟み込まれている断熱シートS4 の両面の剥離紙3を紐状体F1 の部分を破断させて剥離させる。この状態の断熱シートS4 を構成する断熱シートS3 の部分を内壁面W1aに貼着させた後に、紐状体F1 の両端部を断熱シートS3 の幅方向の外側に配置した状態で、当該断熱シートS3 の表側の接着層2に保護管Pを押し付けて貼着させて、保護管Pを断熱シートS3 に保持させる。この状態で、断熱シートS3 の長手方向に沿って所定間隔をおいて挟み込まれた紐状体F1 の中間部F1aの両側の結束部F1bにより保護管Pを結束させる。これにより、外壁W1 の内壁面W1aに貼着された断熱シートS3 に対して保護管Pは、当該断熱シートS3 の接着層2の貼着力(接着力)と、複数の紐状体F1 の結束力との双方によって保持されるので、保持力が大きくなると共に、保持自体が確実となる。特に、針金から成る紐状体F1 の中間部Faは、断熱シートS4 を構成する断熱シートS3 の部分の幅方向の中央部の幅内に挟み込まれているため、保護管Pに対する結束周長が長くなって、断熱シートS3 に対する保持力が大きくなる利点がある。
次に、図11を参照して、実施例5の断熱シートS5 について説明する。図11は、断熱シートS5 に挟み込まれた紐状体F2 の部分の拡大横断面図である。断熱シートS5 は、断熱シートS4 に対して、断熱シートS3 に対する紐状体F2 の挟み込み形態が異なるのみであるので、この部分についてのみ説明する。即ち、断熱シートS5 を構成する紐状体F2 の中間部F2aは、シート本体1の一般部1aの全幅に亘って配置されて、左右一対の結束部F2bは、幅方向の両端から表面側に引き出されている構成が、断熱シートS4 と異なるのみである。なお、断熱シートS5 のシート本体1と剥離紙3との間に紐状体F2 を挟み込んでおくと、配管現場において紐状体F2 を別途持参したり、探したりする必要がなくて、作業が容易となる。
なお、実施例2〜5の各断熱シートS2 〜S5 においても、予め保護管Pに断熱シートS2 〜S5 を貼着させておいて、保護管Pの背面側に貼着された断熱シートS2 〜S5 を内壁面W1aに貼着させることができる。
外壁W1 の内壁面W1aに沿って可撓性を有する保護管Pが垂直に配管されていると共に、天井壁W2 の部分で直角に屈曲されて、当該天井壁W2 の下面に沿って保護管Pが水平に配管された状態を示す模式的縦断面図である。 本発明に係る断熱シートS1 の斜視図である。 同じく長手方向に沿った部分拡大断面図である。 外壁W1 の内壁面W1aに沿って断熱シートS1 を垂直にして貼着した斜視図である。 外壁W1 の内壁面W1aに貼着された断熱シートS1 の手前面に設けられた接着層2と延設保持片1bにより保護管Pを保持した状態の斜視図である。 (a),(b)は、それぞれ図5における断熱シートS1 のシート本体1の一般部1a及び延設保持片1bの断面図である。 断熱シートS2 を介して外壁W1 の内壁面W1aに保護管Pが保持された状態の部分斜視図である。 断熱シートS3 及びサドルBを介して外壁W1 の内壁面W1aに保護管Pが保持された状態の部分斜視図である。 断熱シートS4 を介して外壁W1 の内壁面W1aに保護管Pが保持された状態の部分斜視図である。 断熱シートS4 に挟み込まれた紐状体F1 の部分の拡大横断面図である。 断熱シートS5 に挟み込まれた紐状体F2 の部分の拡大横断面図である。
A:発泡断熱材による断熱層
D:保護管の外径
1 :シート本体の一般部の幅
2 :シート本体の延設保持片の幅
1,F2 :紐状体
1a, F2a:紐状体の中間部
1b, F2b:紐状体の結束部
M:発泡断熱材
P:保護管
1 〜S5 :断熱シート
1 :外壁
1a:内壁面(壁面)
1:シート本体
1a:シート本体の一般部
1b:シート本体の延設保持片(壁保持部)
2:接着層(管保持部、管貼着面)
3:剥離紙

Claims (7)

  1. 建物内の壁面に沿って配線・配管材の保護管を配管する際に、当該壁面に貼着固定される所定幅の長尺シート状の断熱シートであって、
    前記断熱シートの一方の面には、前記壁面に吹き付けられる発泡断熱材の吹き付け前に配管経路に沿って前記壁面に貼着されて、当該断熱シート自体を前記壁面に固定可能な壁貼着面が形成され、
    当該壁面に貼着された断熱シートの前面側に臨む他方の面の側には、前記保護管を当該断熱シートに対して移動しないように保持する管保持部としての接着層が形成され、前記他方の面上に前記保護管を配管することで、前記接着層に当該保護管が貼着されて前記断熱シートに対して保持されることを特徴とする断熱シート。
  2. 建物内の壁面に沿って配線・配管材の保護管を配管する際に、当該壁面に貼着固定される所定幅の長尺シート状の断熱シートであって、
    前記断熱シートの一方の面には、前記壁面に当該断熱シート自体を固定可能な壁貼着面が形成され、当該壁面に貼着された断熱シートの他方の面の側には、前記保護管を当該断熱シートに対して移動しないように保持する管保持部が形成され、
    前記管保持部は、前記断熱シートの幅方向の少なくとも一方から当該幅方向に延びる延設保持片の壁貼着面と反対の面に接着層が形成された構成であることを特徴とする断熱シート。
  3. 建物内の壁面に沿って配線・配管材の保護管を配管する際に、当該壁面に貼着固定される所定幅の長尺シート状の断熱シートであって、
    前記断熱シートの一方の面には、前記壁面に当該断熱シート自体を固定可能な壁貼着面が形成され、当該壁面に貼着された断熱シートの他方の面の側には、前記保護管を当該断熱シートに対して移動しないように保持する管保持部が形成され、
    前記管保持部は、前記断熱シートとは別体の紐状体で構成され、
    前記紐状体は、建物内の壁面と断熱シートとの間に自身の中間部が挟み込まれて、当該中間部を除く両側の各結束部が断熱シートの幅方向両側、又は幅内から前面側に引き出され、当該各結束部により保護管を断熱シートに対して結束する構成であることを特徴とする断熱シート。
  4. 前記断熱シートは、保持する保護管の外径よりも幅広に形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の断熱シート。
  5. 長尺シート状の断熱シートは、折畳み可能であって、しかも鋏、カッター等の切断具で容易に切断可能であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の断熱シート。
  6. 建物内の壁面に沿って配線・配管材の保護管が配管された配管構造であって、
    前記壁面と保護管との間に断熱シートが介在されて、当該断熱シートの一方の面が前記壁面に貼着されていると共に、前記断熱シートの他方の面である手前側には、前記保護管が当該断熱シートに対して移動しないように、当該断熱シートの他方の面の側に臨んで、当該断熱シートに一体又は一体状に設けられた管保持部を介して保持されていることを特徴とする保護管の配管構造。
  7. 所定幅の長尺状の断熱シートであって、一方の面は剥離紙で覆われて、建物内の壁面に貼着される貼着面を備えた断熱シートを用いて前記壁面に沿って配線・配管材の保護管を配管して、前記壁面に発泡断熱材を吹き付けて前記壁面を保温する保護管の配管方法であって、
    前記壁面に沿って配管する保護管のうち少なくとも前記発泡断熱材を吹き付ける範囲の配管経路に沿って前記剥離紙を剥離させた断熱シートを貼着し、前面側に臨む前記断熱シートの他方の面上に前記保護管を配管して、当該他方の面の側に臨んで、当該断熱シートに一体又は一体状に設けられた管保持部により前記保護管を保持させることにより、前記配管経路上において保護管と前記壁面との間に前記断熱シートを介在させた後に、前記壁面に向けて発泡断熱材を吹き付けて、前記断熱シート、及び保護管を発泡断熱材内に埋設させることを特徴とする保護管の配管方法。
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