JP5207908B2 - 電気車制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、電気車制御装置に関するものであり、特に、電気ブレーキ時に発生する回生電力の一部を消費するブレーキチョッパ装置の制御を行う電気車制御装置に関するものである。
電気車に搭載される電力変換装置は、力行運転の場合、パンタグラフ(pantograph)やフィルタ回路などを介して供給された直流電力を、所定出力の交流電力に変換し、電動機を制御する。一方、電気ブレーキを動作させた場合、電力変換装置は、電動機が発生した交流電力を所定の直流電力に変換する。当該直流電力は、電気車の回生負荷、例えば、電気車に搭載されるエアコンなどを駆動する補助電源装置(SIV:Static InVerter)や、同じ電車線下における他の電気車などで消費される。ここで、回生負荷で消費できる電力を超えた電力分は余剰電力となる。この余剰電力は、電力変換装置に並列接続されてフィルタ回路を構成するフィルタキャパシタの両端電圧を上昇させ、回生負荷の故障原因となりうる。そのため、余剰電力が発生しフィルタキャパシタ電圧が所定の値に達した場合、ブレーキチョッパに直列接続されるブレーキ抵抗器に供給される直流電力の通流率を演算し、回生負荷に印加される過剰な電圧を抑制する電気車制御装置が、従来から採用されていた。
従来、例えば下記特許文献1に示される電気車制御装置は、回生動作中に発生した余剰電力を抑制できるだけでなく、力行時に電車線の電圧が急激に上昇した場合にもブレーキチョッパ装置を動作させ、電力変換装置や電動機への過電流を防ぐことができるように構成されている。
特開2001‐204101号公報
しかしながら、上記特許文献1に示される電気車制御装置は、回生動作中において、電車線の敷設状態や電気車の走行状況に伴い、電車線とパンタグラフとの間の電気的接触が途切れた場合、あるいは変電所と変電所の切れ目でパンタグラフと電車線との電気的接続が途切れた場合(以下「離線」という)、電車線に供給されずに行き場を失った回生電力をブレーキ抵抗器で消費させることができないという問題があった。すなわち、パンタグラフ点電圧が急激に上昇した場合、余剰電力がブレーキ抵抗器で消費される前に補助電源装置の過電圧保護機能が作動し、補助電源装置の意図しない機能停止を防止することができないという課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、補助電源装置の意図しない機能停止を防止することができる電気車制御装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる電気車制御装置は、電動機から回生された交流電力を直流電力に変換する電力変換装置に接続され、回生電力を消費可能なブレーキ抵抗器を具備したブレーキチョッパ装置を制御する電気車制御装置において、前記電力変換装置に並列接続されるフィルタキャパシタと前記電力変換装置との接続端におけるフィルタキャパシタ電圧を検出する第1の電圧検出器と、前記フィルタキャパシタとパンタグラフとの間に挿入されるリアクトルと、電気車に搭載される補助電源装置との接続端におけるパンタグラフ点電圧を検出する第2の電圧検出器と、前記ブレーキ抵抗器に消費させる回生電力に対する余剰電力の比率として、前記第1の電圧検出器で取得されたフィルタキャパシタ電圧とこのフィルタキャパシタ電圧の閾値を示す第1の閾値とに基づいて決定される通流率であって、前記フィルタキャパシタ電圧と前記第1の閾値との差分値が所定の下限値を超える場合、この差分値に所定のゲインを掛け合わせた第1の通流率を生成するとともに、前記ブレーキ抵抗器に消費させる回生電力に対する余剰電力の比率として、前記第2の電圧検出器で取得されたパンタグラフ点電圧と前記第1の閾値より大きい値に設定された第2の閾値とに基づいて決定される通流率であって、前記パンタグラフ点電圧と前記第2の閾値との前記差分値が所定の下限値を超える場合、この差分値に所定のゲインを掛け合わせた第2の通流率を生成する通流率演算器と、を備え、前記通流率演算器は、前記第1の通流率および前記第2の通流率に基づいて、前記第1の通流率に前記第2の通流率を加算して通流率を求めて、この通流率で前記ブレーキチョッパ装置を制御すること、を特徴とする。
本発明にかかる電気車制御装置によれば、パンタグラフ点電圧を検出する第2の電圧検出器と、第2の電圧検出器で取得された電圧に基づいて第2の通流率を生成する第2の通流率演算器とを備え、回生動作中に電車線とパンタグラフとの間で離線が発生した場合、補助電源装置の過電圧保護機能が動作しないようにブレーキチョッパ装置を制御するようにしたので、補助電源装置の意図しない機能停止を防止することができるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかる電気車制御装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、本実施の形態にかかる電気車制御装置を搭載する電気車の構成の一例を示す図である。図1に示す電気車100は、主たる構成部として、電動機9、電力変換装電7、電気車制御装置30、補助電源装置8、ブレーキチョッパ5、ブレーキ抵抗器6、リアクトル2、フィルタキャパシタ3、およびパンタグラフ10を有して構成されている。なお、ブレーキチョッパ5とブレーキ抵抗器6とでブレーキチョッパ装置を構成する。
電気車制御装置30は、フィルタキャパシタ電圧検知器4、パンタグラフ点電圧検知器1、および通流率演算部20を有して構成されている。通流率演算部20は、フィルタキャパシタ電圧1Dにより通電率を演算する通流率演算器22、パンタグラフ点電圧4Dにより通電率を演算する通流率演算器21、加算器23、および通流率リミッタ24を有して構成されている。
電動機9は、誘導電動機等の交流用電動機であり、電気車100を駆動する。電車線11は、パンタグラフ10を介して電気車100に電力を供給する。電力変換装置7は、電車線11から供給された直流電力を交流電力に変換し電動機9に供給する。また、電気車100が電気ブレーキを発生した場合、電力変換装置7は、電動機9から出力された交流電力を直流電力に変換し、電車線11および補助電源装置8などの回生負荷に、変換させた直流電力を供給する。補助電源装置8は、電車線11または電力変換装置7から供給された直流電力を取り込み、電気車に搭載され、快適な運行に必要な設備、例えばエアコンや電灯などを駆動する交流電力を出力する。
リアクトル2およびフィルタキャパシタ3はフィルタ回路を構成するものである。リアクトル2から電力変換装置7に向かう直流母線には、回生電力を消費可能なブレーキ抵抗器6とブレーキチョッパ5とが直列に接続されたブレーキチョッパ装置が、フィルタキャパシタ3と共に、並列に接続されている。
フィルタキャパシタ電圧検知器(以下「第1の電圧検出器」という)4は、電力変換装置7に並列接続されるフィルタキャパシタ3と電力変換装置7との接続端におけるフィルタキャパシタ電圧1Dを検出する。
パンタグラフ点電圧検知器(以下「第2の電圧検出器」という)1は、フィルタキャパシタ3とパンタグラフ10との間に挿入されるリアクトル2と、補助電源装置8との接続端におけるパンタグラフ点電圧4Dを検出する。
通流率演算部20は、ブレーキ抵抗器6に消費させる回生電力に対する余剰電力の比率として第1の電圧検出器4で取得されたフィルタキャパシタ電圧1Dに基づいて決定される第1の通流率3Dを生成する。さらに、通流率演算部20は、ブレーキ抵抗器6に消費させる回生電力に対する余剰電力の比率として、第2の電圧検出器1で取得されたパンタグラフ点電圧4Dに基づいて決定される第2の通流率6Dを生成する。以下、通流率演算部20の構成および動作を詳細に説明する。
第1の通流率演算器22は、第1の電圧検出器4で取得されたフィルタキャパシタ電圧1Dに基づいて決定される第1の通流率3Dを生成する。第1の通流率3Dは、ブレーキ抵抗器6で消費される電力消費量の程度を示している。なお、第1の通流率3Dは、フィルタキャパシタ電圧1Dに応じて上昇するように構成されている。
第2の通流率演算器21は、第2の電圧検出器1で取得されたパンタグラフ点電圧4Dに基づいて決定される第2の通流率6Dを生成する。第2の通流率6Dは、第1の通流率3Dと同様に、ブレーキ抵抗器6で消費される電力消費量の程度を示している。例えば、電気ブレーキが動作中に離線が発生し、パンタグラフ点電圧4Dが所定の値に達した場合、第2の通流率演算器21は、パンタグラフ点電圧4Dに対応する第2の通流率6Dを生成する。なお、回生電力が大きく、またリアクトル2の値が大きいほど、パンタグラフ点電圧4Dが高くなるため、第2の通流率6Dは、パンタグラフ点電圧4Dに応じて上昇するように構成されている。
ブレーキチョッパ5は、第1の通流率3Dおよび第2の通流率6Dに基づいてブレーキ抵抗器6に流れる電流量(電流の大きさ、および電流を流す時間に比例する量、以下同じ)を調節する。例えば、回生負荷が無い場合や回生負荷で回生電力を十分消費できない場合において、ブレーキチョッパ5は、フィルタキャパシタ電圧1Dおよびパンタグラフ点電圧4Dの値に応じて生成された第1の通流率3Dおよび第2の通流率6Dに基づき、ブレーキ抵抗器6に流す電流量を調節する。
加算器23は、第1の通流率演算器22から出力された第1の通流率3Dおよび第2の通流率演算器21から出力された第2の通流率6Dを加算する。通流率リミッタ24は、加算された通流率の合計を、例えば最大100%に制限するためのものである。その結果、電気車制御装置30は、電気ブレーキ力を減少させることなく、かつ、補助電源装置8の過電圧保護機能が動作しないように、ブレーキチョッパ5を制御することができる。なお、通流率リミッタ24における通流率の制限値を100%として説明したが、この値は一例であり、任意に設定可能である。
このように、電気車制御装置30は、第1の通流率3Dおよび第2の通流率6Dに基づいてブレーキチョッパ5を制御し、余剰電力をブレーキ抵抗器6で適切に消費するように構成されている。そのため、電気ブレーキの動作中に離線が発生した場合であっても、電気車制御装置30は、回生負荷の故障につながる過剰電圧の上昇を抑制し、補助電源装置8の動作停止を防ぐことができる。以下、第1の通流率演算器22および第2の通流率演算器21の詳細について説明する。
図2は、通流率演算器の構成の一例を示す図である。第1の通流率演算器22は、第1の減算器22a、第1の制限部22b、および第1のゲイン部22cを有して構成されている。第2の通流率演算器21は、第2の減算器21a、第2の制限部21b、および第2のゲイン部21cを有して構成されている。
第1の通流率演算器22において、第1の減算器22aは、第1の電圧検出器4で検出されたフィルタキャパシタ電圧1Dを取り込み、予め設定されたフィルタキャパシタ電圧1Dの閾値を示す第1の閾値2Dとフィルタキャパシタ電圧1Dとの差分値を出力する。
第1の制限部22bは、例えば2つのダイオードの並列回路で構成され、第1の通流率3Dの下限値を規制し、第1の減算器22aから出力された差分値が前記下限値を超える場合、第1の減算器22aから出力された差分値を出力する。第1のゲイン部22cは、差分値に所定のゲインを掛け合わせ第1の通流率3Dを生成する。なお、下限値には、例えば“0”を設定する。
例えば、フィルタキャパシタ電圧1Dが第1の閾値2D未満の場合、差分値が“0”より小さいため、第1の制限部22bは“0”を出力する。一方、フィルタキャパシタ電圧1Dが第1の閾値2Dを越える場合、第1の制限部22bは上述した差分値を出力する。第1のゲイン部22cは、差分値に所定のゲインを掛け合わせ第1の通流率3Dを生成する。
第2の通流率演算器21において、第2の減算器21aは、電気ブレーキが動作中にパンタグラフが電車線11から離線した場合、第2の電圧検出器1で検出されたパンタグラフ点電圧4Dを取り込み、パンタグラフ点電圧4Dと第1の閾値2Dより大きい値に設定された第2の閾値5Dとの差分値を出力する。第2の閾値5Dが第1の閾値2Dより大きい値に設定されるのは、離線が発生した場合、パンタグラフ点電圧4Dがフィルタキャパシタ電圧1Dに比して高い値を示すためである。例えば、第1の閾値2Dを1700vに設定し、第2の閾値5Dを1800vに設定する。
第2の制限部21bは、例えば2つのダイオードの並列回路で構成され、第2の通流率6Dの下限値を規制し、第2の減算器21aから出力された差分値が前記下限値を超える場合、第2の減算器21aから出力された差分値を出力する。第2のゲイン部21cは、差分値に所定のゲインを掛け合わせ第2の通流率6Dを生成する。なお、この下限値には、例えば“0”を設定する。
例えば、パンタグラフ点電圧4Dが第2の閾値5D未満の場合、差分値が“0”より小さいため、第2の制限部21bは“0”を出力する。一方、パンタグラフ点電圧4Dが第2の閾値5Dを越える場合、第2の制限部21bは上述した差分値を出力する。第2のゲイン部21cは、差分値に所定のゲインを掛け合わせ第2の通流率6Dを生成する。
なお、これらの設定値は、上述した値に限定されるものではなく、例えば、第1の制限部22bおよび第2の制限部21bに下限値として“0”が設定されているが、任意に設定可能である。
以下、具体的な数値を用いて電気車制御装置30の動作を説明する。例えば、第1の閾値2Dを1700vに設定し、第2の閾値5Dを1800vに設定した場合において、第1の減算器22aに1750vのフィルタキャパシタ電圧1Dが印加されたとき、第1の減算器22aの出力は+50vである。第1の減算器22aに取り込まれたフィルタキャパシタ電圧1Dが第1の閾値2Dを越えているため、第1の制限部22bは、差分値である+50vに所定のゲインを掛け合わせた第1の通流率3D、例えば30%を出力する。
第2の減算器21aに1750vのパンタグラフ点電圧4Dが印加されたとき、第2の減算器21aの出力は−50vである。第2の減算器21aに取り込まれたパンタグラフ点電圧4Dが第2の閾値5D未満であるため、第2の制限部21bは、差分値である−50vを出力せず、下限値である“0”を出力する。
離線が発生し、パンタグラフ点電圧4Dが、例えば1850vに上昇した場合、第2の減算器21aの出力は+50vである。第2の減算器21aに取り込まれたパンタグラフ点電圧4Dが第2の閾値5Dを超えているため、第2の制限部21bは、差分値である+50vに所定のゲインを掛け合わせた第2の通流率6D、例えば50%を出力する。
加算器23は、第1の通流率3Dが30%、第2の通流率6Dが50%の場合、これらを加算し、通電率を80%とする。通流率リミッタ24は、加算された通流率の合計が100%を越えていないので、80%をブレーキチョッパ5に出力する。なお、上述した所定のゲインは、パンタグラフ点電圧4Dが、補助電源装置8の過電圧保護機能が動作する値より低く、かつ、負荷の動作に影響を与えない値になるように設定する。
このように、離線が発生していない場合、ブレーキチョッパ5は、第1の通流率3Dに基づいて動作する。また、離線が発生した場合、ブレーキチョッパ5は、第1の通流率3Dおよび第2の通流率6Dに基づいて動作する。従って、パンタグラフ点電圧4Dが急激に上昇した場合であっても、補助電源装置8の過電圧保護機能が動作する前にブレーキ抵抗器6で余剰電力が消費され、快適な運行に必要なエアコンなどの機能停止を防ぐことができる。
以上説明したように、本実施の形態にかかる電気車制御装置30によれば、フィルタキャパシタ電圧1Dおよびパンタグラフ点電圧4Dによって導出された第1の通流率3Dおよび第2の通流率6Dに基づいてブレーキチョッパ5を制御し、余剰電力をブレーキ抵抗器6で消費するようにしたので、回生動作中にパンタグラフ10が電車線11から離線したとき、行き場を失った回生電力によりパンタグラフ点電圧4Dが急激に上昇しても、補助電源装置8の過電圧保護機能が動作する前に余剰電力を抑制可能である。その結果、電気車制御装置30は、補助電源装置8を停止させることなく、快適な運行を維持することが可能である。また、補助電源装置8の再起動に伴う起動電力が抑制されるため、電気車制御装置30は、回生負荷のエネルギー消費量を低減できる。また、補助電源装置8の再起動の頻度が低減されるため、電気車制御装置30は、回生負荷の長期使用を実現可能である。さらに、電気ブレーキ力を減少させることなく余剰電力を防ぐことができるため、電気車制御装置30は、図示しない制輪子の磨耗を抑制できるだけでなく、ブレーキ装置のライフサイクルを伸ばすこともできる。
以上のように、本発明にかかる電気車制御装置は、電気車の電気ブレーキ時に動作するブレーキチョッパ装置を制御する電気車制御装置に有用である。
本実施の形態にかかる電気車制御装置を搭載する電気車の構成の一例を示す図である。 通流率演算器の構成の一例を示す図である。
符号の説明
1 パンタグラフ点電圧検出器(第2の電圧検出器)
1D フィルタキャパシタ電圧
2 リアクトル
2D 第1の閾値
3 フィルタキャパシタ
3D 第1の通流率
4 フィルタキャパシタ電圧検出器(第1の電圧検出器)
4D パンタグラフ点電圧
5 ブレーキチョッパ
5D 第2の閾値
6 ブレーキ抵抗器
6D 第2の通流率
7 電力変換装置
8 補助電源装置
9 電動機
10 パンタグラフ
11 電車線
20 通流率演算器
21 第2の通流率演算器
21a 第2の減算器
21b 第2の制限部
21c 第2のゲイン部
22 第1の通流率演算器
22a 第1の減算器
22b 第1の制限部
22c 第1のゲイン部
23 加算器
24 通流率リミッタ
30 電気車制御装置
100 電気車

Claims (3)

  1. 電動機から回生された交流電力を直流電力に変換する電力変換装置に接続され、回生電力を消費可能なブレーキ抵抗器を具備したブレーキチョッパ装置を制御する電気車制御装置において、
    前記電力変換装置に並列接続されるフィルタキャパシタと前記電力変換装置との接続端におけるフィルタキャパシタ電圧を検出する第1の電圧検出器と、
    前記フィルタキャパシタとパンタグラフとの間に挿入されるリアクトルと、
    電気車に搭載される補助電源装置との接続端におけるパンタグラフ点電圧を検出する第2の電圧検出器と、
    前記ブレーキ抵抗器に消費させる回生電力に対する余剰電力の比率として、前記第1の電圧検出器で取得されたフィルタキャパシタ電圧とこのフィルタキャパシタ電圧の閾値を示す第1の閾値とに基づいて決定される通流率であって、前記フィルタキャパシタ電圧と前記第1の閾値との差分値が所定の下限値を超える場合、この差分値に所定のゲインを掛け合わせた第1の通流率を生成するとともに、
    前記ブレーキ抵抗器に消費させる回生電力に対する余剰電力の比率として、前記第2の電圧検出器で取得されたパンタグラフ点電圧と前記第1の閾値より大きい値に設定された第2の閾値とに基づいて決定される通流率であって、前記パンタグラフ点電圧と前記第2の閾値との前記差分値が所定の下限値を超える場合、この差分値に所定のゲインを掛け合わせた第2の通流率を生成する通流率演算器と、
    を備え、
    前記通流率演算器は、前記第1の通流率および前記第2の通流率に基づいて、前記第1の通流率に前記第2の通流率を加算して通流率を求めて、この通流率で前記ブレーキチョッパ装置を制御すること、
    を特徴とする電気車制御装置。
  2. 前記通流率演算器は、
    前記第1の通流率を演算する第1の通流率演算器と、
    前記第2の通流率を演算する第2の通流率演算器と、
    前記第1の通流率演算器から出力された前記第1の通流率と前記第2の通流率演算器から出力された前記第2の通流率とを加算する加算器と、
    前記加算器から出力された通流率の値を所定の値に制限するリミッタと、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の電気車制御装置。
  3. 前記第1の通流率演算器は、
    前記フィルタキャパシタ電圧と前記第1の閾値との差分値を出力する第1の減算器と、
    前記第1の通流率の下限値を規制し、前記第1の減算器から出力された前記差分値が前記下限値を超える場合、前記第1の減算器から出力された前記差分値を出力し、前記差分値に所定のゲインを掛け合わせ第1の通流率を生成する第1の制限部と、
    を有し、
    前記第2の通流率演算器は、
    電気ブレーキが動作中にパンタグラフが電車線から離線した場合、前記パンタグラフ点電圧と前記第2の閾値との差分値を出力する第2の減算器と、
    前記第2の通流率の下限値を規制し、前記第2の減算器から出力された前記差分値が前記下限値を超える場合、前記第2の減算器から出力された前記差分値を出力し、前記差分値に所定のゲインを掛け合わせ第2の通流率を生成する第2の制限部と、
    を有すること、
    を特徴とする請求項2に記載の電気車制御装置。
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