JP5205586B2 - 導電部品 - Google Patents
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Description
請求項1に記載の導電部品は、自動実装装置によって第一の部材に対して表面実装されるとともに、前記第一の部材と第二の部材との間に挟み込まれることにより、両部材を電気的に接続する導電部品であって、導電性を有する材料によって形成され、前記第一の部材に対してはんだ接合されるはんだ接合面と、前記第二の部材に接触する接点とを有し、前記第一の部材と前記第二の部材との間に挟み込まれた際には前記はんだ接合面から前記接点に至る導電経路となる導電部と、エラストマー材料によって形成され、前記第一の部材と前記第二の部材との間に挟み込まれた際には弾性変形しつつ前記第一の部材と前記第二の部材との間にある空隙が過剰に狭められるのを阻止するエラストマー部とを備え、前記はんだ接合面を下端面とした場合の相対的な位置関係で、前記エラストマー部の上端には、前記自動実装装置での実装を行う際に前記自動実装装置が備える吸引ノズルによって吸着される吸着面が形成されており、しかも、前記吸着面は、前記エラストマー部が弾性変形していない状態においては、前記接点よりも上方にある第一の位置にあり、前記導電部品が前記第一の部材と前記第二の部材との間に挟み込まれて前記エラストマー部が弾性変形した際には、当該弾性変形に伴って前記接点と前記第二の部材との接触を妨げない第二の位置へと変位することを特徴とする。
このように構成された導電部品によれば、エラストマー部そのものが導電経路となることは無いので、エラストマー部が第一の部材と第二の部材との間で圧縮されて弾性変形しても、導電部品のインピーダンスが大幅に変化することが無い。したがって、導電部品の電気的特性が安定し、回路設計をする上で扱いやすい導電部品とすることができる。
そのため、下方へと変位する一対の延出片は、エラストマー部に接触していない状態から接触する状態に変化する。あるいは、エラストマー部に低い接触圧で接触する状態から高い接触圧で接触する状態に変化することになる。また、最終的には、エラストマー部が障害物となって、それ以上延出片が下方へ変位できない状態にもなり得る。そして、これらの現象のいくつかが起こる結果、延出片の下方への変位を妨げる力は、ばね部が下方へ変位するほど増大することになる。
例えば、上記実施形態では、貫通孔17について、具体的な形状の一例を示したが、貫通孔の形状は、過大な外力を受けたときに基部11がうまく折れ曲がるような形態になっていればよく、例えば、図3(b)〜同図(g)に例示したような、様々な形態の貫通孔17A〜17Fをどれでも採用することができる。
Claims (10)
- 自動実装装置によって第一の部材に対して表面実装されるとともに、前記第一の部材と第二の部材との間に挟み込まれることにより、両部材を電気的に接続する導電部品であって、
導電性を有する材料によって形成され、前記第一の部材に対してはんだ接合されるはんだ接合面と、前記第二の部材に接触する接点とを有し、前記第一の部材と前記第二の部材との間に挟み込まれた際には前記はんだ接合面から前記接点に至る導電経路となる導電部と、
エラストマー材料によって形成され、前記第一の部材と前記第二の部材との間に挟み込まれた際には弾性変形しつつ前記第一の部材と前記第二の部材との間にある空隙が過剰に狭められるのを阻止するエラストマー部と
を備え、
前記はんだ接合面を下端面とした場合の相対的な位置関係で、前記エラストマー部の上端には、前記自動実装装置での実装を行う際に前記自動実装装置が備える吸引ノズルによって吸着される吸着面が形成されており、
しかも、前記吸着面は、前記エラストマー部が弾性変形していない状態においては、前記接点よりも上方にある第一の位置にあり、前記導電部品が前記第一の部材と前記第二の部材との間に挟み込まれて前記エラストマー部が弾性変形した際には、当該弾性変形に伴って前記接点と前記第二の部材との接触を妨げない第二の位置へと変位する
ことを特徴とする導電部品。 - 前記はんだ接合面は、前記第一の部材に接する位置に配置される全領域のうち、一部又は全部の領域が前記第一の部材に対してはんだ接合される面であり、
前記吸着面は、前記はんだ接合面の前記全領域よりも面積が小さい面となっている
ことを特徴とする請求項1に記載の導電部品。 - 前記エラストマー材料は、絶縁性エラストマー材料である
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の導電部品。 - 前記接点は、前記吸着面を挟んで両側にある位置を含む複数の位置に配置されている
ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の導電部品。 - 前記導電部は、
金属の薄板に対して打ち抜き加工及び曲げ加工を施してなるプレス加工品によって構成されたものであり、しかも、
一方の面が前記はんだ接合面となっている基部と、
前記基部から連続する金属の薄板を、前記基部を挟んで前記はんだ接合面側とは反対側となる方向に折り曲げることによって前記基部から延出する形態とされており、その延出方向先端部を前記基部に接近する方向へ移動させると弾性変形するばね部と
を備えており、
前記ばね部は、その延出方向先端部分が複数の延出片に分かれた形態になっていて、各延出片の上面側が前記接点となっており、
前記エラストマー部の一部は、その両側にある一対の延出片間に挟まれた位置に配置されていて、その挟まれた位置にある部分の上端に前記吸着面が形成されている
ことを特徴とする請求項4に記載の導電部品。 - 前記エラストマー部は、前記一対の延出片間の間隔方向について、前記一対の延出片間に挟まれた位置に配置されている部分の寸法が、上端側から下端側に向かって多段階又は無段階に大きくなる形態になっている
ことを特徴とする請求項5に記載の導電部品。 - 前記エラストマー部は、前記ばね部が下方へ変位した際に、前記一対の延出片の付け根間において前記ばね部に押圧されて、当該ばね部と同方向へ倒れるように湾曲変形する
ことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の導電部品。 - 前記基部には、前記はんだ接合面とは反対側へ突出していて、その突出部分と前記基部との間には隙間が形成されるとともに、前記突出部分の両端は前記基部に連設されたブリッジ部が設けられ、
前記エラストマー部は、前記ブリッジ部の突出部分の周囲を取り囲むかたちで一体成形されることにより、前記ブリッジ部又は前記エラストマー部の破壊を伴うことなく前記ブリッジ部から分離させることが不可能とされた固定構造によって前記基部に固定されている
ことを特徴とする請求項5〜請求項7のいずれか一項に記載の導電部品。 - 前記基部には、上下方向に貫通する貫通孔が形成されていて、外力を受けた際には、前記貫通孔が形成されていない箇所よりも、前記貫通孔が形成された箇所において、前記基部が折れ曲がりやすい構造になっていて、
前記はんだ接合面は、前記貫通孔を挟む位置にある領域において前記第一の部材にはんだ接合される
ことを特徴とする請求項5〜請求項8のいずれか一項に記載の導電部品。 - 前記エラストマー部の一部を挟んで両側にある前記一対の延出片は、その先端部が略V字状をなす形態で下方側へ折り返されることにより、各延出片の先端に補助ばね部が形成された形態になっており、
前記エラストマー部には、前記ばね部が弾性変形して下方へと変位した際に、前記補助ばね部が当接する段差部が形成されている
ことを特徴とする請求項5〜請求項9のいずれか一項に記載の導電部品。
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