JP5205321B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エネルギー消費を抑えることができる車両用空調装置に関する。
従来から、自分が運転する車(以下、「自車」と記す。)が目的地に到着して駐車動作をすると、エアコンが停止されて、エンジンのエネルギー消費を抑えることができる車両用空調装置が知られている(例えば、特許文献1(図3)参照。)。
特許文献1の作動を図6に基づいて説明する。
図6に示すように、従来のナビゲーションシステムは乗員が設定した目的地情報を読み込む(ST100)。読み込まれた目的地情報に基づいて、ナビゲーションシステムは、自車が設定した目的地に到着したかどうかを判断する(ST101)。到着が確認されると、駐車動作のありなしを判断し(ST102)、駐車動作が検出されると、エアコンを停止させる(ST103)。
このように自車が目的地に到着して駐車動作をすると、エアコンが停止されるので、エンジンのエネルギー消費を抑えることができる。
すなわち、特許文献1の技術では、乗員が目的地情報をナビゲーションシステムに設定することが必須となる。
従って、駐車状態から次の走行へ移行するときに、乗員は改めて次の目的地情報をナビゲーションシステムに設定する必要がある。
つまり、乗員は乗車する度にナビゲーションシステムに目的地を設定する必要があり、もし設定を忘れてしまうと、エネルギー消費を抑えることができない。
特開2006−194128公報
本発明は、目的地の設定をしなくてもエネルギー消費を抑えることが可能な車両用空調装置を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、ナビゲーション装置からの自車位置情報を使ってコンプレッサの作動を制御する制御装置を備えた車両用空調装置であって、前記制御装置は、コンプレッサが作動中であるという第1のコンプレッサ作動情報と、前記ナビゲーション装置から受信する自車が道路上から道路外に移動したという第1の移動情報とからなる2つの情報に基づいてコンプレッサを停止させることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、制御装置は、第1のコンプレッサ作動情報と、第1の移動情報と、室内温度と室内設定温度との差が所定値未満であるという第1の温度情報とからなる3つの情報に基づいてコンプレッサを停止させることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、前記制御装置は、コンプレッサが停止中であるときに、前記ナビゲーション装置から受信する自車が道路外から道路上に移動したという第2の移動情報又は室内温度と室内設定温度との差が所定値以上であるという第2の温度情報に基づいてコンプレッサを運転させることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、自車が道路上から道路外に移動したかどうかはナビゲーション装置で判断できるため、目的地を設定しなくても、エネルギー消費を抑えることができる。
また請求項1に係る発明によれば、乗車する度に目的地の設定をする必要がないので、エネルギー消費を抑える上で利便性が向上し、自車が道路上から道路外に移動する度にエネルギー消費を抑えることができるので、目的地の設定を行わない日常の走行において、特にエネルギー消費を抑えることができる。
さらに請求項1に係る発明によれば、従来技術とは異なり、駐車動作の前からコンプレッサを停止するので、従来技術よりも省エネ効果が大きい。
請求項2に係る発明によれば、制御装置は自車が道路上から道路外に移動した場合でも室内温度と室内設定温度との差が所定値以上であればコンプレッサを停止しないので、エネルギー消費を抑えることよりも車内での快適性を重視した制御ができる。
請求項3に係る発明によれば、制御装置はコンプレッサが停止しているときに自車が道路外から道路上に移動したとき又は室内温度と室内設定温度との差が所定値以上であれば、コンプレッサを作動させる。すなわち、自車が道路外から道路上に移動したときは走行状態に戻ったと判断でき、またコンプレッサを停止した後に室内温度と室内設定温度との差が所定値以上となったときは乗員は降車せずに乗車したままでいると判断できることによるもので、上記いずれの場合においても、コンプレッサを運転させるので、快適性を回復できる。
本発明の全体構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1における作動を説明するフロー図である。 本発明の実施例2における作動を説明するフロー図である。 本発明の実施例3における作動を説明するフロー図である。 本発明の実施例4における作動を説明するフロー図である。 従来技術の作動を説明するフロー図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図に基づいて説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
先ず、本発明の実施例1を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、車両用空調装置30は、ナビゲーション装置10から送信される自車位置情報に基づいたコンプレッサ32の作動を制御する制御装置20を備える。
ナビゲーション装置10は、GPS(Global Positioning System)衛星からの受信情報とデータベースに記憶されている地図情報に基づいて、自車の現在地や乗員が設定した目的地までの経路案内情報などをディスプレイ画面上に表示する。
車両用空調装置30は、コンプレッサ32、凝縮器34、膨張弁36、蒸発器38からなる冷凍サイクルを備える。すなわち、コンプレッサ32から高温・高圧の気体冷媒が凝縮器34に放出されると、放出された気体冷媒は凝縮器34で放熱され、高温・高圧の液体冷媒が生成される。生成された液体冷媒は、膨張弁36で膨張されて低温・低圧の液体冷媒に変化し、さらに蒸発器38で吸熱されることによって、低温・低圧の気体冷媒が生成される。
制御装置20は、自車の位置情報に基づいてコンプレッサ32の作動を制御するために、ナビゲーション装置10とデータ通信を行う。
ナビゲーション装置10は、自車の位置情報によって自車が道路外に移動したかどうかを判断する。
制御装置20は、自車が道路上から道路外に移動した旨の情報をナビゲーション装置10から受信した場合、コンプレッサ32が作動を停止するように制御する。この場合、制御装置20は、コンプレッサ32が停止した旨の情報をディスプレイ画面上に表示するようにしてもよい。
また、制御装置20には、室内温度Tr及び室内設定温度Tset情報が入力される。制御装置20は、室内温度Trと室内設定温度Tsetとの差が所定値以上であると判断すると、自車が道路上から道路外に移動した場合でもコンプレッサ32を運転するように制御する。
さらに、制御装置20は、コンプレッサ32を停止した後に、ナビゲーション装置10から自車が道路外から道路上に移動したという旨の情報を受信した場合、または室内温度Trと室内設定温度Tsetとの差が所定値以上であると判断した場合、コンプレッサ32を作動させる。
次に、本発明の実施例1の作動を説明する。
図2において、まず制御装置20は、コンプレッサ32が作動しているかどうかを判断する(ST10)。
ST10でコンプレッサが作動していることを確認できたら、制御装置20は、ナビゲーション装置10に、自車が道路上から道路外に移動したかどうかを確認する(ST11)。
ST11で自車が道路上から道路外に移動したことを確認できたら、制御装置20は、コンプレッサ32を停止させる。
以上に実施例1を説明したが、この実施例1に温度情報を加味することができる。温度情報を加味した実施例2を以下に説明する。
次に、実施例2の作動を説明する。なお、ステップの一部は図2と重複するが、図3では、全ステップを示した。
図3において、まず制御装置20は、コンプレッサ32が作動しているかどうかを判断する(ST20)。
ST20でコンプレッサが作動していることを確認できたら、制御装置20は、ナビゲーション装置10に、自車が道路上から道路外に移動したかどうかを確認する(ST21)。
ST21で自車が道路上から道路外に移動したことを確認できたら、制御装置20は、室内温度と室内設定温度との差が所定値未満であるかどうかを判断する(ST22)。
ST22で室内温度と室内設定温度との差が所定値未満であることを確認できたら、制御装置20は、コンプレッサ32を停止させる。
以上に実施例2を説明したが、実施例1又は2にコンプレッサを停止させた後の制御を追加することができる。コンプレッサを停止させた後の制御を追加した実施例3を以下に説明する。
次に、実施例3の作動を説明する。
図4において、まず制御装置20は、ナビゲーション装置10に、自車が道路外から道路上に移動したかどうかを確認する(ST30)。
ST30で自車が道路外から道路上に移動したことを確認できたら、制御装置20は、コンプレッサ32を運転させる。
以上に実施例3を説明したが、この実施例3に温度情報を加味することができる。温度情報を加味した実施例4を以下に説明する。
次に、実施例4の作動を説明する。なお、ステップの一部は図4と重複するが、図5では、全ステップを示した。
図5において、まず制御装置20は、ナビゲーション装置10に、自車が道路外から道路上に移動したかどうかを確認する(ST40)。
ST40で自車が道路外から道路上に移動したことを確認できたら、制御装置20は、コンプレッサ32を運転させる。
ST40で自車が道路外から道路上に移動したことを確認できなかったら、制御装置20は、室内温度と室内設定温度との差が所定値以上であるかどうかを判断する(ST41)。
ST41で室内温度と室内設定温度との差が所定値以上であることを確認できたら、制御装置20は、コンプレッサ32を運転させる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施例を説明したが、本発明は係る実施例に限定されない。例えば、実施例ではエンジン駆動のコンプレッサに適用したが、電動コンプレッサにも適用可能であり、エンジン駆動であれば燃料消費となり、電動コンプレッサであれば電力消費となる。
本発明は、ナビゲーション装置からの自車位置情報を使ってコンプレッサの作動を制御する制御装置を備えた車両用空調装置に好適である。
10…ナビゲーション装置、20…制御装置、30…車両用空調装置、32…コンプレッサ、34…凝縮器、36…膨張弁、38…蒸発器。

Claims (3)

  1. ナビゲーション装置からの自車位置情報を使ってコンプレッサの作動を制御する制御装置を備えた車両用空調装置であって、
    前記制御装置は、コンプレッサが作動中であるという第1のコンプレッサ作動情報と、
    前記ナビゲーション装置から受信する自車が道路上から道路外に移動したという第1の移動情報と、
    からなる2つの情報に基づいてコンプレッサを停止させることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記制御装置は、前記第1のコンプレッサ作動情報と、
    前記第1の移動情報と、
    室内温度と室内設定温度との差が所定値未満であるという第1の温度情報と、
    からなる3つの情報に基づいてコンプレッサを停止させることを特徴とする請求項1記載の車両用空調装置。
  3. 前記制御装置は、コンプレッサが停止中であるときに、前記ナビゲーション装置から受信する自車が道路外から道路上に移動したという第2の移動情報又は室内温度と室内設定温度との差が所定値以上であるという第2の温度情報に基づいてコンプレッサを運転させることを特徴とする請求項1又は2記載の車両用空調装置。
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