JP2003298990A - 車両用映像表示システム - Google Patents

車両用映像表示システム

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JP2003298990A
JP2003298990A JP2002095846A JP2002095846A JP2003298990A JP 2003298990 A JP2003298990 A JP 2003298990A JP 2002095846 A JP2002095846 A JP 2002095846A JP 2002095846 A JP2002095846 A JP 2002095846A JP 2003298990 A JP2003298990 A JP 2003298990A
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JP2002095846A
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Miho Kido
美帆 木戸
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両が停車している間、テレビ番組の編集版
を表示する車両用映像表示システムを提供する。 【解決手段】 車両サーバ10と車両外のサーバ20か
らなり、テレビ放映者30が、テレビ番組を編集し、長
さの異なる編集版を作成してサーバ20に保持させる。
車両サーバ10は車両の速度とパーキングブレーキの状
態から、停車したことを検知して停車時間を推定演算す
る。演算された停車時間と、テレビ受信装置で受信した
チャンネル番号とをサーバ20に送信し、サーバ20か
ら、長さとチャンネルに対応した編集版を受信しモニタ
に表示する。走行中には、テレビ映像表示が停止される
から、番組のハイライトを楽しめないことがあるが、編
集版を視聴することによって、番組の内容を理解し、番
組のハイライトを楽しむことが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車におけるテ
レビ番組の表示を行う車両用映像表示システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車においてテレビ受信装置を搭載
し、乗員が乗車しながらテレビ番組を視聴ことが可能に
なっている。車両走行中の視聴は、ドライバが映像に気
をとられ前方への注意を損ねる恐れがあるため、走行中
には映像表示を停止し、音声のみで番組情報を提供する
ようにしている。映像を表示するか否かという選択を自
動的に行うために、例えば特開2001−94897号
公報の「車載用デジタルテレビ放送受信装置」では、車
両の運転状況を検出し、走行中/停止中といった運転状
況に応じて、車両乗員の操作なしに選択を行う方法が開
示されている。
【0003】またこのほか、特開平11−257973
号公報の「カーナビゲーション装置における動画再生装
置」では、停車中に音声と同時に出力される動画を、走
行中はコマ割り静止画にして一画面に並べる方法が開示
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開2001−94897号公報の装置では、車両が停止
すれば特別な操作無しにテレビ映像を切り替えるしくみ
なので、ドライバの操作負担が軽減されるが、映像が途
切れ途切れになり、また映像表示を再開するときにコマ
ーシャルになっていることも考えられ、ストーリーやハ
イライトを楽しめるレベルで番組を視聴することができ
ない問題があった。
【0005】また特開平11−257973号公報の装
置は、ドライバ以外の乗員を主たる対象としているた
め、音声は途切れず流れているものの、静止画を見ない
ことには内容の理解が難しく、ドライバがストーリーや
ハイライトを楽しむことができない。またここでは、記
録媒体の再生であって、この手法を現在放送されている
テレビ番組には用いることができない。本発明は、上記
従来の問題点に鑑み、走行によって映像表示の中断があ
っても、ストーリーやハイライトを楽しめるレベルでテ
レビ番組を視聴できる車両用映像表示システムを提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
テレビ番組を編集して作成された編集版を保持し要望に
応じて前記編集版を送信するサーバと、車両に搭載され
前記サーバに要望信号を送信し、受信した前記編集版を
モニタに表示する車両サーバとからなり、前記車両サー
バは、車両が停車時にその停車時間を計算し、前記計算
された停車時間に合わせた長さの前記編集版を選択して
表示し、車両が発進するなど映像視聴禁止状態になった
とき、前記編集版の表示を中断するようにしたものとし
た。
【0007】請求項2記載の発明は、前記サーバには、
同じテレビ番組に対して長さの異なる複数の編集版が保
持されているものとした。
【0008】請求項3記載の発明は、前記サーバが、前
記車両サーバへの所定数の送信に1回の割合でコマーシ
ャルを送信するようにしたものとした。
【0009】請求項4記載の発明は、前記サーバが、送
信する編集版の映像画面の端にコマーシャルを含むもの
とした。
【0010】請求項5記載の発明は、テレビ番組を編集
して作成された編集版を保持するサーバと通信を行い、
該サーバから前記編集版を受信し、停車時にモニタに表
示する車両搭載の車両サーバ装置であって、車両が停車
時にその停車時間を計算する停車時間計算手段と、前記
計算された停車時間に合わせた長さの前記編集版を選択
する番組選択手段と、車両が発進するなど映像視聴禁止
状態になったとき、前記編集版の表示を中断する表示中
断手段とを有し、車両が停車している間に前記編集版を
表示するものとした。
【0011】請求項6記載の発明は、前記停車時間計算
手段が、車両が停止したとき、パーキングブレーキの状
態と、過去の走行状況が記録されているドライブレコー
ダの情報と、カーナビゲーションシステムで測定された
現在地情報及び電子地図データとによって、前記停車が
まもなくの発進を前提とした停車なのか、降車を前提と
した停車なのかを判断する機能を有して、まもなくの発
進を前提とした停車であると判断した場合、前記停車時
間を演算するものとした。
【0012】請求項7記載の発明は、カーナビゲーショ
ンシステムにおけるルート検索の結果と、過去の走行状
況が記録されているドライブレコーダ内の停車位置情報
に基づいて、停車の候補地点を推定し、前記ドライブレ
コーダに記録された前記候補地点での停車時間を保持す
る停車候補地点推定手段を有し、前記停車時間計算手段
は、車両が停車する現在地が前記推定された候補地点で
あると判断した場合、前記停車候補地点推定手段に保持
された前記停車時間に基づいて今回の停車時間を演算す
るものとした。
【0013】請求項8記載の発明は、乗員判別手段を備
え、車両乗員がドライバのみである場合、車両の始動ま
たは車両の最初の停車をトリガとして、車両サーバ装置
が動作するものとした。
【0014】請求項9記載の発明は、前記番組選択手段
は、車両に搭載されているテレビ受信装置で現在選択さ
れているテレビ局のチャンネルと同じチャンネルの番組
の編集版を選択するものとした。
【0015】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、サーバに
は、テレビ番組の編集版が保持され、車両サーバは、車
両停車時に停車時間を計算し、その時間に合わせた長さ
の編集版を選択し、サーバから受信する編集版を表示す
るから、停車している間に編集版を完全に視聴すること
ができる。走行によってテレビ番組の映像表示が中断さ
れても、編集版を視聴することにより、番組の内容をよ
く理解でき、番組のハイライトを楽しむことができる。
また、編集版を表示中に、車両が発進するなど映像視聴
禁止状態になると、表示を中断するようにしたから、予
想した停車時間より早く発進するときには、編集版が引
き続いて表示されることを防止できる。
【0016】請求項2記載の発明によれば、サーバに
は、同じテレビ番組に対して長さの異なる複数の編集版
が保持されているから、車両サーバでは、番組を変えず
に停車時間の長さに対応した編集版を選択できる。これ
によって、停車時間が長い場合は長め、短い場合は短め
の編集版を視聴することができる。
【0017】請求項3記載の発明によれば、サーバは、
車両サーバへ所定数の送信に一回の割合で、コマーシャ
ルを送信するから、情報の提供にかかったコストを回収
でき、経済的にサービスが成立する可能性が高くなる。
【0018】請求項4記載の発明によれば、送信した編
集版の映像画面の端にコマーシャルを含むようにしたか
ら、請求項7同様に、情報を提供するためのコストを回
収でき、サービスが成立する可能性が高くなる。
【0019】請求項5記載の発明によれば、車両サーバ
装置は、車両が停車時にその停車時間を計算する停車時
間計算手段と、前記計算された停車時間に合わせた長さ
の前記編集版を選択する番組選択手段と、車両が発進す
るなど映像視聴禁止状態になったとき、前記編集版の表
示を中断する表示中断手段とを有し、車両が停車してい
る間に編集版を表示するから、請求項1と同様に、走行
によってテレビ番組の映像表示が中断されても、編集版
を視聴することにより、番組の内容をよく理解でき、番
組のハイライトを楽しむことができる。
【0020】請求項6記載の発明によれば、車両の停車
がまもなくの発進を前提とした停車と判断したときに、
停車時間演算手段は停車時間を演算するから、例えば赤
信号などによる停車時に編集版を視聴することができる
とともに、駐車場などで降りることを前題とした停車時
には、編集版の表示が行われない効果が得られる。
【0021】請求項7記載の発明によれば、ナビゲーシ
ョンシステムにおいてルート設定が行われた場合、その
ルート情報から車両が停車する候補地点を推定し、履歴
から候補地点での停車時間を保持するので、車両が候補
地点で停車したときに、保持した停車時間に基づいて今
回の停車時間を演算する。このように予め停車時間を保
持することによって、停車時間の推定は短時間で行え、
停車してから停車時間が推定されるまでの時間ロスが短
くなり、ドライバの感じる停止から編集版の表示が開始
されるまでのライムラグを少なくすることができる。
【0022】請求項8記載の発明によれば、車両乗員が
ドライバのみの場合、車両の始動または最初の停車をト
リガとして、車両サーバ装置が動作するようにしたか
ら、ドライバが車両サーバ装置を起動するような操作を
しなくても、停車時に編集版を視聴することができる。
【0023】請求項9記載の発明によれば、テレビ受信
装置で選択されているテレビ局のチャンネルの編集版を
選択して表示するようにしたから、番組を選択するよう
な操作をしなくても、走行中と同じチャンネルの番組の
編集版を視聴することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、発明の実施の形態を実施例
により説明する。図1は、実施例における基本構成を示
す概略図である。車両用映像表示システムは、車両に搭
載された車両サーバ10と、テレビ番組のハイライト版
あるいはダイジェスト版などの編集版を保持する車外の
サーバ20とからなり、互いに無線通信システムで結ば
れ、双方向通信ができるようになっている。テレビ放映
者30がテレビ番組を編集し作成した編集版をサーバ2
0に保持させる。車両サーバ10は、サーバ20にアク
セスして、チャンネル番号などの情報を送信して、現在
放送されているテレビ番組の編集版の提供を受けて車両
内のモニタにおいて表示する。
【0025】図2は、車両サーバ10の構成を示すブロ
ック図である。車両には、車速センサ11と、パーキン
グブレーキセンサ12と、目的地までの経路検索機能を
持つカーナビゲーション13と、テレビ受信装置14
と、カーナビゲーション13の情報やテレビ番組を表示
するモニタ15と、車内各座席に人が座っているかどう
かを検知する乗員センサ16と、車両の状況を時刻と位
置とを合わせて計測し記録するドライブレコーダ17が
設置されている。車両サーバ10は、車両内ローカル・
エリア・ネットワークを介して上記各装置及びセンサに
アクセスし、情報の入力を行うようになっている。
【0026】車両サーバ10は、管理機能を有し、ドラ
イブレコーダ17で計測し記録したデータのうち必要な
情報だけを読み込み、接続されているフィールド18に
記録させる。フィールド18には、車両が1回の停止に
つき1つのレコードが用意されている。1つのレコード
には、車両位置、すなわち車両はどこで停止したかを示
す経度、緯度などの位置情報と、何曜日の何時頃どれく
らいの長さの停止をしたのかを示す曜日と時刻及び停車
時間などの時間情報が記録される。
【0027】車両サーバ10は、サーバ20からテレビ
番組の編集版を受信し乗員に表示する機能を持っている
が、録画する機能は持たない。このため、車両サーバ1
0の機能軽減を図ることでき、また提供される番組情報
を他人へと2次提供するような行為を防ぐこともでき
る。
【0028】図3は、サーバ20の構成を示すブロック
図である。サーバ20は、テレビのチャンネル別になっ
たディレクトリ群21を備え、ディレクトリ群21内の
各ディレクトリの下層には、時間別に設定されたデータ
のディレクトリ群22が設けられている。このディレク
トリ群22は、長さ別を何何種類を作るかは、必要に応
じて任意に設定することができるが、ここでは、便宜上
2種類を設定し、長さL1のディレクトリと、長さL2
のディレクトリを有するものとする。長さL1、L2
は、例えば赤信号などによる停車時間を考慮して設定す
ることができる。
【0029】このように、1つのチャンネルの下に、長
さの異なる2つのデータのディレクトリが存在し、同じ
チャンネルの番組で、長さの異なる2つの編集版を保持
することができる。ここにテレビ放映者30から最新の
編集版が送信されてくると、今まであった編集版は消去
され、番組放送に合わせて1つのディレクトリには常に
最新の編集版1つだけが入っているようになっている。
【0030】編集版は、車両サーバ10からの要望に応
じて提供され、それについて課金を行うことも可能であ
る。この場合、サーバ20に「誰に」、「何を」、「何
回」を送信したかを記録する必要があるが、車両サーバ
10と同じように、フィールドを設け、位置情報と時間
情報を記録するように送信情報などを記録すればよい。
なお、課金を行う代わりに、映像画面の端にコマーシャ
ルを流したり、あるいは所定回数の送信に一回はコマー
シャルを流したりしてコストを回収することもできる。
この場合、送信情報を記録するフィールドを設ける必要
はない。
【0031】テレビ放映者30は、テレビ番組の編集版
を作成し番組放送に合わせてサーバ20に送信し保持さ
せることは、一見コストがかかるが、スポーツであれば
ニュース用にリアルタイムでハイライト集を作成してい
るものであるし、ドラマであればたいてい予告編がある
ものなので、それらを転用することができるから、コス
トの高いものにはならない。また、利用に対してコマー
シャルを流すような方法をとれば、サービスが成り立
ち、実用度の高いものになる。なお、編集版としては、
サーバ20に送信し保持させることのできる電子式なも
のと、それを保持するディレクトリに合う長さを有する
ものであれば使用でき、その編集方法については、特に
制限を加えるものではない。
【0032】次に、上記構成の作用を説明する。イグニ
ッションスイッチがオンになって運転が開始された後、
乗員センサ16が乗員はドライバのみであることを検知
した場合は、車速センサ11が0km/hを示し、パー
キングブレーキセンサ12がブレーキがかかったことを
検出し、すなわち最初の停車を検出すると、それをトリ
ガとして車両サーバ10がスタートモードに入る。乗員
がドライバの他にもいるときは、車両サーバ10に接続
されている操作スイッチ19が操作されたか否かを判断
して、操作されたときのみスタートモードに切り替え
る。
【0033】スタートモードでは、車両の停車を検出
し、停車時間の推定を行い、停車時間がテレビ番組の編
集版より長いとき、サーバ20に編集版を要望する信号
を送信し、モニタ15において編集版を表示する。スタ
ートモードに入った状態で車両が停車すると、車両サー
バ10は、まずカーナビゲーション13にアクセスして
現在地の位置情報を入力し、地図データとを照合するこ
とで、現在地が道路上であるか、駐車場など道路上以外
の場所かを検出する。これは、道路上であれば再発進を
前提とした停車であり、編集版の表示ができる状況であ
るが、駐車場など道路以外であれば降車を前提とした停
車である可能性が高く、編集版の表示を行う状況にはな
らないからである。
【0034】現在地が道路上であると判断されたら、車
両サーバ10は、フィールド18にアクセスし、現在地
と同じ位置、現在時刻と同じ時間帯、今日の曜日と同じ
曜日の3つの条件で、各レコードを検索し、該当するレ
コードを抽出し記録されている「停車時間」、すなわち
何秒間停止し続けていたかのデータを抽出する。
【0035】この3つの条件を満たすレコードが複数あ
るときは、「停車時間」の偏差値が設定値よりばらつく
ようなら、安全サイドをとって一番短い「停車時間」を
抽出し、偏差値のばらつきが設定値より小さいなら、複
数のレコードの「停車時間」の平均値を演算して、今回
の「停車時間」Lxとする。車両サーバ10はテレビ受
信装置14から現在選択されているチャンネルの番号を
示すコードと、「停車時間」Lxを考慮した編集版の長
さとを、「要望仕様書」としてサーバ20に送信する。
【0036】サーバ20は「要望仕様書」を受信する
と、「要望仕様書」の内容に該当するディレクトリにア
クセスし、要望された編集版を車両サーバ10に送信す
る。「要望仕様書」およびテレビ放映者30が編集版を
サーバ20に送信するときに、電子メールのような通信
機能を利用することが可能で、この場合「要望仕様書」
には、宛先、すなわち編集版を受信したい車両サーバ1
0のアドレスを記さなくてもよい。サーバ20はメール
の返信機能を利用することで、車両サーバ10に編集版
を送信する。
【0037】車両サーバ10は編集版を受信すると同時
に、モニタ15において表示を開始させる。何らかの事
故によって編集版の受信ができなかったり、受信に時間
がかかるなどして残りの停車時間が編集版の長さより短
かったり、あるいは要望した番組の編集版がサーバ20
に保持されていないなどの場合、今回の停車において編
集版の表示をしないこととする。
【0038】次に、車両サーバにおける制御全体の流れ
を図4、図5のフローチャートに従って説明する。ステ
ップ100において、車両サーバ10は、車速センサ1
1にアクセスし車両が駐車していた状態から発進したこ
とを検知すると、ステップ110において、乗員センサ
16にアクセスし、乗員がドライバのみか否かを判断す
る。乗員がドライバのみであると判断した場合は、ステ
ップ130へ進み、スタートモードに切り替わる。
【0039】ステップ110において乗員がドライバ以
外にもいると判断した場合には、ステップ120におい
て、操作スイッチ19が操作されたか否かを判断し、操
作されたときは、ステップ130へ進み、スタートモー
ドに切り替わるが、操作されなかったときは、ステップ
110に戻る。これによって、車両乗員がドライバのみ
のとき、操作スイッチ19の操作なしに編集版の表示が
行われ、ドライバの操作負担を軽減することができる。
【0040】スタートモードに切り替わると、車両サー
バ10は、ステップ140において、カーナビゲーショ
ン13にアクセスし、「目的地設定」と「経路検索」な
どでルートの設定が行われたか否かを判断する。ルート
設定が行われた場合、ステップ150へ進み、そうでな
い場合にはステップ170へ進む。
【0041】ステップ150においては、車両サーバ1
0は、カーナビゲーション13及びフィールド18にア
クセスし、「経路」上の位置情報のいずれかと、本日の
曜日と、前後一時間程度の幅を含む現在時刻の値を条件
に、フィールド18内でそれに合致するレコードがある
か否かを検索し、該当するものを抽出する。抽出された
レコードに記録された位置は、車両が停車する候補地点
(候補位置)となる。
【0042】レコードが抽出された場合、候補地点があ
るとして、ステップ160において、車両サーバ10
が、抽出したレコードを保持する。これによって、候補
地点(候補位置)が保持されることになる。なお、保持
されたレコードは1つとは限らない。レコードが抽出さ
れなかった場合には、そのままステップ170へ進む。
【0043】このように、ナビゲーションシステムでル
ート設定が行われた場合、「経路」上の位置を記録した
レコードがあると、それを抽出し保持するから、レコー
ドに記録された位置で停車したときに、保持したレコー
ドから、簡単に「停車時間」Lxを演算することができ
る。フィールド18内の各レコードを対象に検索して、
停車時間を演算するより、演算時間を短くすることがで
き、停車してから編集版が表示されるまでの間にドライ
バが感じるタイムラグを少なくすることができる。
【0044】ステップ170において、車両サーバ10
は、車速センサ11と、パーキングブレーキセンサ12
にアクセスし、車両が停車したか否かを検出する。すな
わち車速センサ11が0km/hで、かつパーキングブ
レーキセンサ12がパーキングブレーキがかかったこと
を検知した場合、車両が停車したこととして検出し、そ
の時間を停止時刻Tsとして保持してステップ180へ
進む。
【0045】ステップ180においては、車両サーバ1
0は、カーナビゲーション13にアクセスし、現在地を
示す位置情報と現在の時刻とを条件に、上記ステップ1
60で保持したレコードから条件に合致するレコードを
検出し、レコードを検出した場合、停車位置が候補地点
(候補位置)であり、そのレコードを抽出してステップ
210へ進む。レコードが検出できなかった場合には、
停車位置が候補地点でなく、フィールド18内から該当
するレコードを検出するように、ステップ190へ進
む。
【0046】ステップ190においては、車両サーバ1
0は、カーナビゲーション13にアクセスし、現在地が
道路上であるか否かを判断する。現在地が道路上である
と判断すると、この「停止」が間もなくの発進を前提と
した「停止」である、すなわちテレビ番組の編集版の表
示をドライバが期待する状況であると判断して、ステッ
プ200へ進む。
【0047】ステップ190において現在地が道路上で
ないと判断すると、この「停止」が降車などを前提とし
た長時間の「停止」である、すなわち停車時の時間を利
用して番組の編集版の表示をドライバが期待しない状況
と判断して、ステップ170に戻り、次の「停止」を待
つ。
【0048】ステップ200においては、車両サーバ1
0は、フィールド18にアクセスし、現在地の位置情報
と、本日の曜日と、例えば一時間前後の幅を含む現在時
刻の値を条件に、フィールド18内でそれに合致するレ
コードを検出する。レコードを検出できた場合は、その
レコードを抽出してステップ210へ進み、できなかっ
た場合には、「停車時間」の演算ができないため、ステ
ップ170へ進み、次の「停車」をまつ。ステップ21
0においては、車両サーバ10は、抽出したレコードに
記録している「停車時間」に基づいて今回の「停車時
間」Lxを演算する。演算の詳細については詳述する。
【0049】図5のステップ220においては、演算さ
れた「停車時間」Lxがサーバ20に保持されている編
集版の長さL2より大きいか否かを判断する。本実施例
では、サーバ20にL1とL2の長さが異なる2つの編
集版が用意されており、L2は20秒で、L1は10秒
となっている。ステップ220において「停車時間」L
xが、L2よりも長い場合は、停車している間に、長さ
L2の編集版を表示できるので、ステップ230におい
て、サーバ20に要望する編集版の長さをL2に決定し
て、ステップ260へ進む。
【0050】ステップ220において「停車時間」Lx
がL2以下の場合には、ステップ240において、「停
車時間」LxがL2よりは短いが、L1より長いか否か
を判断し、長いときには、長さL1の編集版を表示でき
るものとして、ステップ250においてサーバ20に要
望する編集版の長さをL1に決定してステップ260へ
進む。ステップ240において「停車時間」Lxが短い
L1よりも短いと判断したときは、今回の「停止」にお
いては表示することが不可能として、ステップ170に
戻り、次の「停止」を待つ。
【0051】ステップ260においては、ステップ23
0もしくはステップ250でサーバ20に要望する長さ
(L1またはL2)の情報を「要望する長さ」Lrとし
て保持する。ステップ270においては、車両サーバ1
0は、テレビ受信装置14にアクセスしスイッチが入っ
ているか否かを判断する。スイッチが入っていればステ
ップ280において、現在選択されているチャンネル番
号の情報を保持する。スイッチが入っていないときはス
テップ290において、テレビ受信装置14に残ってい
る「最後に受信したときのチャンネル番号」の情報を保
持する。
【0052】ステップ300において、ステップ260
で保持した「要望する長さ」Lrと、ステップ280ま
たはステップ290で保持されたチャンネル番号を「要
望仕様書」に保持し、ステップ310において「要望仕
様書」をサーバ20に送信する。「要望仕様書」を受信
したサーバ20は、要望仕様にあった編集版を探して返
信する。その詳細については後述する。
【0053】ステップ320において、車両サーバ10
は、サーバ20からの返信を受信したかを判断する。全
く受信できなかったときは、今回の「停止」における編
集版の表示は不可能として、ステップ170に戻り、次
の「停止」を待つ。受信できたときには、受信時刻Tr
を保持してステップ330へ進む。
【0054】ステップ330において、車両サーバ10
は、「停車時間」Lxと停止時刻Tsと受信時刻Trと
に基づいて、Lx−(Tr−Ts)すなわち残りの停車
時間が編集版の長さLr以上か否かを判断する。残りの
停車時間がLr以上の場合は、ステップ340におい
て、モニタ15で編集版を受信し表示を開始する。残り
の停車時間がLrより短い場合には、表示ができないと
して、ステップ170に戻り、次の「停止」を待つ。
【0055】編集版を表示する間に、ステップ350に
おいて、パーキングブレーキセンサ12にアクセスし、
パーキングブレーキを解除したか否かを判断し、解除し
た場合は、今回の「停止」におけるこれ以上の表示は不
可能として、ステップ360において、サーバ20から
の受信を停止し表示を中止して、ステップ170に戻っ
て、次の「停止」を待つ。
【0056】ステップ350においてパーキングブレー
キが解除されなかった場合は、ステップ370におい
て、表示が終了したか否かを判断して、表示が終了する
と、ステップ170に戻って次の「停止」を待つ。この
ように、走行中にテレビ番組の映像表示を停止しても、
一時停車の間にその編集版を視聴することによって、番
組のハイライトを楽しむことができる。
【0057】次に、図4のステップ200におけるレコ
ードの抽出とステップ210における停車時間Lxの演
算方法について、図6のフローチャートに基づいて説明
する。ステップ500において、車両サーバ10は、曜
日が同じで、現在地が一定の幅をもった値を条件に、フ
ィールド18から経度、緯度が近似するレコードがある
か否かを検索する。近似するレコードがあった場合は、
そのレコードを抽出してステップ520へ進む。近似す
るレコードがなかった場合には、停車時間の演算が不可
能であるため、図4のステップ170へ進み、次の「停
車」を待つ。
【0058】ステップ520において、車両サーバ10
は、抽出したレコードから、「停車時間」を読み出し、
レコードが複数の場合、各「停車時間」の標準偏差が設
定値より小さいか否かを判断する。レコードが1つまた
は標準偏差が設定値より小さい場合はステップ560へ
進み、「停車時間」の平均値を演算し、その平均値を今
回の「停車時間」Lxとして採用する。レコードが1つ
の場合は、その「停車時間」をそのまま「停車時間」L
xとして採用する。
【0059】ステップ520において「停車時間」の標
準偏差が設定値以上の場合には、車両の停止時刻が近い
ものを抽出するように、ステップ530へ進む。ステッ
プ530においては、ステップ510で抽出したレコー
ドのうち、現在の「停止時刻」が一定の幅をもつ値を条
件に、時間帯が近似するレコードを検出し、時間帯が近
似するレコードが無かった場合は、ステップ550へ進
み、あった場合には、ステップ540へ進む。
【0060】ステップ540において、車両サーバ10
は、ステップ530で抽出したレコードが記録する「停
車時間」の差を再度確認する。ステップ520と同様に
抽出されたレコードが1つ、あるいは複数であっても標
準偏差が設定値より小さい場合は、ステップ560へ進
み、各レコードの「停車時間」の平均値を今回の「停車
時間」Lxとして採用する。抽出されたレコードが記録
した「停車時間」の標準偏差が設定値より大きい場合に
はステップ550へ進む。
【0061】「緯度、経度」、「曜日」と「停止時刻」
が近似であれば、例えば「同じ交差点で」、「同じ曜日
の」、「同じ時刻の頃に」停止しており、信号の長さに
しても同じである可能性が高いものとして考えることが
できる。このため、ステップ550にフローが流れてく
る場合は、標準偏差が大きいから、各レコードが例えば
同じ赤信号による停車ではないことになる。したがって
安全サイドをとるため、ステップ550において、各レ
コードの「停車時間」のうち、もっとも値の小さい「停
車時間」を今回の「停車時間」Lxとして採用する。
【0062】一方、ステップ560にフローが流れてく
る場合は、「同じ交差点で」「同じ曜日の」「同じ時刻
の頃に」停止しており、信号の長さにしても同じである
可能性が高いことになる。抽出されたレコードの「停車
時間」の平均値を今回の「停車時間」Lxとして採用す
ることができる。ステップ570においては、車両サー
バ10は、ステップ550もしくはステップ560にお
いて採用された「停車時間」Lxを保持する。これによ
って、今回の停車時間が演算される。
【0063】次に、車両サーバ10における新しいレコ
ードの作成を説明する。図7は、レコード作成の流れを
示すフローチャートである。ステップ410において、
車両サーバ10は、車速センサ11が0km/hを示
し、かつパーキングブレーキセンサ12によりパーキン
グブレーキがかかったことを検知すると、ステップ42
0において、カーナビゲーション13にアクセスし、停
車した現在地が道路上である否かを判断する。
【0064】ステップ420において、現在地が道路上
であると判断した場合、この「停止」がまもなくの発進
を前提とした「停止」である、すなわち編集版の表示を
ドライバが期待する状況である可能性があるとして、ス
テップ430へ進む。ステップ420において現在地が
道路上でないと判断した場合には、この「停止」が降車
などを前提とした長時間の「停止」である、すなわち、
番組の編集版の表示をドライバが期待することがない状
況であると判断し、今回の停車が記録に値しないものと
してレコードの作成を終了し、ステップ410に戻って
次の「停止」を待つ。
【0065】これは、レコードは編集版の表示をドライ
バが期待する状況において車両の停車時間を推計するた
めに構築するものなので、編集版の表示をドライバが期
待しないような状況、すなわち降車を前提とするような
「停止」については記録しないからである。
【0066】ステップ430において、車両サーバ10
は、内蔵のメモリに新しいレコードを作り、停車位置情
報である緯度、経度と曜日、停止開始時間を記録する。
ステップ440においては、車両サーバ10は、パーキ
ングブレーキセンサ12にアクセスし、最も長い赤信号
でもこれくらいであろうと推定し設定した所定時間以内
でパーキングブレーキが解除されるか否かを判断する。
【0067】所定時間以上経ってもパーキングブレーキ
が解除されなかった場合、停車の理由は赤信号ではなく
何らかの「駐車」であると判断し、すなわち今回の停車
が記録に値しないものとして、ステップ450におい
て、作成したレコードを含めて、緯度、経度、停止時
刻、曜日などの情報を削除する。
【0068】ステップ440において所定時間以内でパ
ーキングブレーキが解除された場合、ステップ460に
おいて、作成したレコードに「停止終了時間」の記録を
追加する。車両サーバ10は、さらに「停止開始時間」
と「停止終了時間」によって、「停車時間」を計算しレ
コードにその記録を追加する。これによって、「停車位
置」、「曜日」、「停車開始時間」という3つの記録を
もったレコードが作成されたことになる。
【0069】ステップ470において、車両サーバ10
は、フィールド18にアクセスし、新しいレコードの
「停車位置」、「曜日」、「停車開始時間」に一定の幅
を持つ値を条件に、フィールド18から近似のレコード
を検出する。近似のレコードがなかった場合は、作成さ
れた新しいレコードをフィールド18に書き写して追加
する。近似のレコードがある場合には、同じ位置で所定
数のレコードを維持するため、古い順から近似のレコー
ドを1つ削除する。これは同じ地点のレコードが大量に
あってもデータベースが重くなるだけで無意味だからで
ある。
【0070】次に、サーバ20側の制御の流れを図8の
フローチャートに基づいて説明する。ステップ600に
おいて、車両サーバ10からの「要望仕様書」を受信す
ると、ステップ610において、サーバ20は「要望仕
様書」に書かれているチャンネル番号のディレクトリを
選択する。ステップ620において、選択されているチ
ャンネル番号のディレクトリの中から、「要望仕様書」
に書かれている編集版の長さによって長さがL1もしく
はL2のデータディレクトリを選択する。
【0071】ステップ630においては、サーバ20
は、選択されたデータディレクトリに、編集版が入って
いるか否かを確認する。これは、テレビ放映者30が該
当番組についてハイライト版の編集になじまない、ある
いはニーズが少ないといった理由で提供していない可能
性があるからである。
【0072】編集版が入っていない時のデータディレク
トリには「データ無し」というメッセージデータが入っ
ている。ステップ630において該当する編集版が入っ
ていないときはステップ640へ進み、ここで、サーバ
20は「要望仕様書」に対する「返信」機能によって
「データ無し」のメッセージデータを車両サーバ10に
送信する。
【0073】こうすることによって、停車時に、番組の
編集版の表示をドライバが期待しているにも関わらず表
示がなかったとき、システムが壊れたのか編集版がテレ
ビ放映者30から提供されていなかったのかをドライバ
がメッセージで判別することができる。ステップ630
において該当する編集版が入っているときは、ステップ
650において、サーバ20は、「要望仕様書」に対す
る「返信」機能によって該当編集版を車両サーバ10に
送信する。
【0074】最後に、テレビ放映者30から編集版を提
供されたときのサーバ20における制御の流れについ
て、図9のフローチャートに基づき説明する。ステップ
700において、サーバ20が、テレビ放映者30から
送信された編集版を受信する。ステップ710におい
て、編集版の名前によって、該当するチャンネル番号の
ディレクトリを選択する。
【0075】ステップ720においては、該当するチャ
ンネル番号のディレクトリの中から、編集版の長さによ
って、該当する長さのデータディレクトリを選択する。
ステップ730においては、該当するデータディレクト
リに記録されている旧データを削除する。ステップ74
0においては、サーバ20は、該当するディレクトリに
新しい編集版のデータを格納する。
【0076】本実施例は、以上のように構成され、テレ
ビ放映者30はテレビ番組を編集し、長さの異なる編集
版をサーバ20に保持させ、車両サーバ10は車両が停
車したことを検知して停車時間を推定演算する。演算さ
れた停車時間と、テレビ受信装置14で受信したチャン
ネル番号とをサーバ20に送信し、サーバ20から、長
さとチャンネルに対応した編集版を受信し、モニタに表
示するから、走行中にテレビ映像表示が停止されても、
編集版を視聴することによって、番組の内容を理解し、
番組のハイライトを楽しむことができる。
【0077】本実施例では、ステップ140からステッ
プ160までは停車候補地点推定手段を構成している。
ステップ180からステップ210までは停車時間演算
手段を構成している。ステップ210からステップ30
0までは番組選択手段を構成している。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例における基本構成を示す概略図である。
【図2】車両サーバの構成を示すブロック図である。
【図3】サーバの構成を示すブロック図である。
【図4】車両サーバにおける制御全体の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図5】車両サーバにおける制御全体の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図6】停車時間の演算の流れを示すフローチャートで
ある。
【図7】車両サーバにおけるレコードの作成の流れを示
すフローチャートである。
【図8】サーバにおける送信の流れを示すフローチャー
トである。
【図9】サーバにおける編集版の保持の流れを示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
10 車両サーバ 20 サーバ 30 TV放映者 11 車速センサ 12 パーキングブレーキセンサ 13 カーナビゲーション 14 テレビ受信装置 15 モニタモニタ 16 乗員センサ16 17 ドライブレコーダ 18 フィールド 19 操作スイッチ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビ番組を編集して作成された編集
    版を保持し要望に応じて前記編集版を送信するサーバ
    と、車両に搭載され前記サーバに要望信号を送信し、受
    信した前記編集版をモニタに表示する車両サーバとから
    なり、前記車両サーバは、車両が停車時にその停車時間
    を計算し、前記計算された停車時間に合わせた長さの前
    記編集版を選択して表示し、車両が発進するなど映像視
    聴禁止状態になったとき、前記編集版の表示を中断する
    ようにしたことを特徴とする車両用映像表示システム。
  2. 【請求項2】 前記サーバには、同じテレビ番組に対
    して長さの異なる複数の編集版が保持されていることを
    特徴とする請求項1記載の車両用映像表示システム。
  3. 【請求項3】 前記サーバは、前記車両サーバへの所
    定数の送信に1回の割合でコマーシャルを送信するよう
    にしたことを特徴とする請求項1または2記載の車両用
    映像表示システム。
  4. 【請求項4】 前記サーバは、送信する編集版の映像
    画面の端にコマーシャルを含むことを特徴とする請求項
    1から3の何れか1に記載の車両用映像表示システム。
  5. 【請求項5】 テレビ番組を編集して作成された編集
    版を保持するサーバと通信を行い、該サーバから前記編
    集版を受信し、停車時にモニタに表示する車両搭載の車
    両サーバ装置であって、車両が停車時にその停車時間を
    計算する停車時間計算手段と、前記計算された停車時間
    に合わせた長さの前記編集版を選択する番組選択手段
    と、車両が発進するなど映像視聴禁止状態になったと
    き、前記編集版の表示を中断する表示中断手段とを有
    し、車両が停車している間に前記編集版を表示すること
    を特徴とする車両サーバ装置。
  6. 【請求項6】 前記停車時間計算手段は、車両が停止
    したとき、パーキングブレーキの状態と、過去の走行状
    況が記録されているドライブレコーダの情報と、カーナ
    ビゲーションシステムで測定された現在地情報及び電子
    地図データとによって、前記停車がまもなくの発進を前
    提とした停車なのか、降車を前提とした停車なのかを判
    断する機能を有して、まもなくの発進を前提とした停車
    であると判断した場合、前記停車時間を演算することを
    特徴とする請求項5記載の車両サーバ装置。
  7. 【請求項7】 カーナビゲーションシステムにおける
    ルート検索の結果と、過去の走行状況が記録されている
    ドライブレコーダ内の停車位置情報に基づいて、停車の
    候補地点を推定し、前記ドライブレコーダに記録された
    前記候補地点での停車時間を保持する停車候補地点推定
    手段を有し、前記停車時間計算手段は、車両が停車する
    現在地が前記推定された候補地点であると判断した場
    合、前記停車候補地点推定手段に保持された前記停車時
    間に基づいて今回の停車時間を演算することを特徴とす
    る請求項5または6記載の車両サーバ装置。
  8. 【請求項8】 乗員判別手段を備え、車両乗員がドラ
    イバのみである場合、車両の始動または車両の最初の停
    車をトリガとして、動作することを特徴とする請求項5
    から7の何れ1に記載の車両サーバ装置。
  9. 【請求項9】 前記番組選択手段は、車両に搭載され
    ているテレビ受信装置で現在選択されているテレビ局の
    チャンネルと同じチャンネルの番組の編集版を選択する
    ことを特徴とする請求項5から8の何れか1に記載の車
    両サーバ装置。
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