JP5205298B2 - 硬貨入出金機 - Google Patents
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硬貨投入繰出部10に硬貨が投入されて操作表示部11に入金処理を行う旨の操作が入力されると、制御部60は、貯留搬送部35を第1の位置に位置させた状態で、図2に示す回転円盤12およびフィードユニット21を駆動することになり、これにより、硬貨投入繰出部10に投入された硬貨が、一枚ずつ分離された状態で一列状に搬送路20を移動する。すると、硬貨は、まず、入金計数部27で識別されて計数されることになり、入金計数部27で識別不能であった硬貨が、リジェクト部29によってリジェクト口28から落下させられて図1に示す取出口30に案内されることになり、それ以外の硬貨が、選別部32の金種別の選別口32a〜32fの対応する金種のものから落下する。選別部32から落下した硬貨は図4に示す第1の位置にある貯留搬送部35の金種別の一時貯留部38a〜38fに金種別に一時貯留される。硬貨投入繰出部10に投入された硬貨がなくなってから所定時間経過すると、制御部60は、回転円盤12およびフィードユニット21を停止させて、入金処理を終了する。
上記した入金処理の終了後、制御部60は、操作表示部11に計数結果を表示させることになり、操作表示部11に入金処理を承認しないキャンセル操作が入力されると、箱種検出センサ44で返却部40に返却箱41が装着されていることを条件として、待機状態にあって第1の位置にある貯留搬送部35の底板37のみを図6に示すように第2の位置に向け水平移動させて、第1の位置にある一時貯留部38a〜38fの底部を開放する。これにより、一時貯留部38a〜38fに一時貯留されていた硬貨が、その直下にある返却部40の返却箱41に一括して金種混合の状態で同時に受け渡される。操作者は、この返却箱41を機体から取り出して返却された硬貨を受け取る。一時貯留部38a〜38fの底部を開放後、所定時間経過すると、制御部60は、底板37を待機位置に戻す。
上記した入金処理の終了後、操作表示部11に入金処理を承認する承認操作が入力されると、制御部60は、出金収納部52a〜52fの硬貨の残量が多い場合には、待機状態にあって第1の位置にある貯留搬送部35の貯留搬送部本体36のみを、図10に示すように第2の位置に水平移動させることで、一時貯留部38a〜38fを第2の位置に位置させるとともに、これらの底部を開放する。これにより、一時貯留部38a〜38fに一時貯留されていた、入金処理を行った硬貨が、その直下にあるシュート45を介して収納庫48の金種別の収納部48a〜48fに金種別に分類された状態のまま同時に収納される。その後、制御部60は、貯留搬送部本体36を待機位置に戻す。
上記した入金処理の終了後、操作表示部11に入金処理を承認する承認操作が入力されると、制御部60は、出金収納部52a〜52fの硬貨の残量が少ない場合には、待機状態にあって下側位置にある昇降部51に対して、待機状態にあって第1の位置にあった貯留搬送部35の貯留搬送部本体36および底板37を一体にした状態のまま第2の位置まで移動させ、底板37を停止させる一方、図12に示すように貯留搬送部本体36を引き続き第3の位置まで移動させることで、一時貯留部38a〜38fを第3の位置に位置させるとともに、これらの底部を開放する。これにより、一時貯留部38a〜38fに一時貯留されていた、入金処理を行った硬貨が、その直下にある出金収納部52a〜52fに金種別に分類された状態のまま同時に収納される。その後、制御部60は、貯留搬送部35を待機位置に戻す。
操作表示部11に、出金処理として、金額あるいは金種別の枚数が入力され、金種混合出金放出モードが選択入力されると、制御部60は、ベルトコンベア56を駆動するとともに、待機状態にあって下側位置に位置する昇降部51つまり出金収納部52a〜52fを、図14および図15(a)に示すように上側位置に移動させる。そして、上側位置に位置する出金収納部52a〜52fから並行して、計数繰出部53a〜53fによって硬貨を識別計数しつつ設定枚数だけ、待機状態にあって第1の案内状態となっているゲート55を介してベルトコンベア56に繰り出させ、このベルトコンベア56で出金部57に搬送する第1の出金動作を行う。これにより、出金収納部52a〜52fから繰り出された硬貨が、出金部57の出金箱58に金種混合で収容され、操作者はこの出金箱58から硬貨を取り出す。なお、設定されたすべての硬貨が出金部57に搬送される第1の出金動作の終了後のタイミングで、制御部60は、ベルトコンベア56を停止させて、昇降部51を待機位置に戻す。
操作表示部11に、出金処理として、金額あるいは金種別の枚数が入力され、金種別出金放出モードが選択入力されると、制御部60は、返却部40に金種別回収箱43の装着を促す旨の案内表示を操作表示部11に行わせる。そして、箱種検出センサ44で、返却部40に金種別回収箱43が装着されたことを検出すると、制御部60は、待機状態にあって下側位置に位置する昇降部51つまり出金収納部52a〜52fを、図18に示すように、上側位置に移動させた後、待機状態にあって第1の位置にある貯留搬送部35の貯留搬送部本体36および底板37、つまり一時貯留部38a〜38fを底部閉塞状態で第3の位置に移動させる。そして、制御部60は、ゲート55を第2の案内状態に揺動させた後、上側位置に位置する出金収納部52a〜52fから並行して、計数繰出部53a〜53fによって硬貨を識別計数しつつ設定枚数だけ、ゲート55を介して直下の第3の位置にある一時貯留部38a〜38fに並行して金種別に繰り出させる第2の出金動作を行う。
操作表示部11に、精査処理を行う旨の操作が入力されると、制御部60は、待機状態にあって下側位置に位置する昇降部51つまり出金収納部52a〜52fを、図20に示すように上側位置に移動させた後、待機状態にあって第1の位置にある貯留搬送部35の貯留搬送部本体36および底板37、つまり一時貯留部38a〜38fを第3の位置に移動させる。そして、制御部60は、ゲート55を第2の案内状態に揺動させた後、上側位置に位置する出金収納部52a〜52fから並行して、計数繰出部53a〜53fによってすべての硬貨を識別計数しつつゲート55を介して直下の第3の位置にある一時貯留部38a〜38fに繰り出させる。つまり、金種別の出金収納部52a〜52fから計数繰出部53a〜53fによって計数され繰り出された硬貨をゲート55によって直下にある金種別の一時貯留部38a〜38fに導く各金種同時の精査計数を行う。
10 硬貨投入繰出部(投入部)
27 入金計数部
32 選別部
38a〜38f 一時貯留部
40 返却部
43 金種別回収箱(金種別回収手段)
44 箱種検出センサ(確認手段)
48a〜48f 収納部
52a〜52f 出金収納部
53a〜53f 計数繰出部(計数手段)
55 ゲート(案内手段、ゲート手段)
56 ベルトコンベア(搬送手段)
57 出金部
Claims (8)
- 投入部に投入された硬貨を計数する入金計数部と、
該入金計数部で計数された硬貨を金種別に選別する選別部と、
該選別部で選別された硬貨を一時貯留させる水平移動可能な金種別の一時貯留部と、
第1の位置にある前記金種別の一時貯留部から硬貨を機外返却可能に受け入れる返却部と、
第2の位置にある前記金種別の一時貯留部から硬貨を受け入れて収納する金種別の収納部と、
第3の位置にある前記金種別の一時貯留部から硬貨を受け入れて出金可能に収納する金種別の出金収納部と、
該金種別の出金収納部から繰り出された硬貨を受け入れて出金部に搬送する搬送手段とを有する硬貨入出金機において、
前記金種別の出金収納部は、前記第3の位置にある前記金種別の一時貯留部の直上の上側位置および直下の下側位置に鉛直移動可能であって、繰り出す硬貨を計数する計数手段をそれぞれが有しており、
さらに、前記上側位置にある前記金種別の出金収納部がそれぞれ前記計数手段で計数しつつ繰り出した硬貨を、前記搬送手段、および前記第3の位置にある前記金種別の一時貯留部のいずれかに選択的に案内する案内手段を有することを特徴とする硬貨入出金機。 - 前記計数手段は、繰り出される硬貨を計数するとともに、繰り出される硬貨の金種が正常であるか否かを識別可能であることを特徴とする請求項1記載の硬貨入出金機。
- 前記案内手段は、揺動するゲート手段によって構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の硬貨入出金機。
- 前記案内手段は、前記金種別の出金収納部の上下位置を、前記搬送手段へ硬貨を案内する出金高さ位置と、該出金高さ位置より低く前記第3の位置にある前記金種別の一時貯留部へ硬貨を案内する一時貯留部案内高さ位置とに調整することを特徴とする請求項1または2記載の硬貨入出金機。
- 前記金種別の出金収納部の精査処理時、前記金種別の出金収納部を前記上側位置に位置させるとともに前記金種別の一時貯留部を前記第3の位置に位置させて、前記金種別の出金収納部から繰り出され前記計数手段で計数された硬貨を前記案内手段によって直下にある前記金種別の一時貯留部に導く各金種同時の精査計数を行うととともに、該精査計数の終了後、前記金種別の一時貯留部を前記第3の位置から退避させた状態で前記金種別の出金収納部を前記下側位置に位置させ、再び前記金種別の一時貯留部を前記第3の位置に位置させて該金種別の一時貯留部からの硬貨を直下にある前記金種別の出金収納部に導く各金種同時の装填収納を行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記載の硬貨入出金機。
- 前記精査計数の終了時、繰り出された硬貨の金種に異常があったことが確認された場合には、前記金種別の一時貯留部を前記第1の位置に位置させて硬貨を前記返却部に返却後、前記投入部に再投入された硬貨を前記入金計数部で計数しつつ前記選別部にて選別して前記金種別の一時貯留部に貯留させた後、該金種別の一時貯留部を前記第3の位置に位置させて、前記下側位置に位置する前記金種別の出金収納部に装填収納することを特徴とする請求項5記載の硬貨入出金機。
- さらに、金種別出金放出モードが選択されたとき、前記金種別の出金収納部を前記上側位置に位置させ、前記金種別の一時貯留部を前記第3の位置に位置させて、前記金種別の出金収納部からの硬貨を前記計数手段で計数しつつ前記案内手段によって前記金種別の一時貯留部に導く出金動作を行うとともに、該出金動作の終了後、前記金種別の一時貯留部を前記第1の位置に位置させて、該金種別の一時貯留部の硬貨を、前記返却部に装着された金種別回収手段に放出することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項記載の硬貨入出金機。
- 前記金種別出金放出モードの選択時、前記返却部への前記金種別回収手段の装着を検出する確認手段を有することを特徴とする請求項7記載の硬貨入出金機。
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