JP5204378B2 - 端末装置およびエコーキャンセル方法 - Google Patents

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本発明は、テレビ電話(以下、TV電話と呼ぶ。)システムにおいて使用される端末装置に関し、特に、エコーキャンセラー機能を有する端末装置およびエコーキャンセル方法に関する。
近年、インターネット網を介して音声情報を送受信するIP(Internet Protocol)電話が普及してきており、それを用いたTV電話システムも開発されている。このようなTV電話システムにおいて、TVなどのモニタをTV電話のモニタとして使用する場合、音声が循環するのを防止するために、一般にエコーキャンセラー機能がセットトップボックス(以下、STBと呼ぶ。)に備えられている。
エコーキャンセラー機能を実現するためには、モニタなどに搭載された音声出力装置から出力される音声を、マイク入力側に戻して処理する必要がある。そのため、音声出力装置とマイクなどの音声入力装置とが同じ筐体内に備えられるのが一般的である。
このような理由から、カメラおよびマイクのみを独立した機構に搭載した場合でも、エコーキャンセラー機能を有するSTBの近くに置かれ、それらの間を有線で接続することが多い。これに関連する技術として、下記の特許文献1に開示された発明がある。
特許文献1に開示されたテレビ電話システムにおいては、グループ管理部が、ネットワーク接続された、メディア情報を入力するための複数のメディア入力装置およびメディア情報を出力するための複数のメディア出力装置のうち、任意のメディア入力装置と任意のメディア出力装置とをメディア入出力装置として選択して管理する。そして、エコーキャンセルDSP(Digital Signal Processor)が、管理されるメディア入出力装置で入出力されるメディア情報における音声のエコー成分を除去するのに用いる演算パラメータを、そのメディア入出力装置の設置環境に応じて決定するものである。
特開2004−80143号公報
上述した従来のTV電話システムにおいて、話者はTVなどのモニタから離れた位置でモニタを見ているため、STBもカメラもモニタ付近に置く必要があり、話者の顔が小さく写るなどの問題があった。また、カメラからのコードを長くすることにより話者の付近にカメラを配置することも可能であるが、使い勝手が良くないといった問題があった。
また、特許文献1に開示されたテレビ電話システムは、管理されるメディア入出力装置で入出力されるメディア情報における音声のエコー成分を除去するものであるが、これらの問題を解決することはできない。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、TV電話に用いられる端末装置とセットトップボックスとを有線で接続する必要がない、利便性に優れた端末装置およびその端末装置に用いられるエコーキャンセル方法を提供することである。
本発明のある局面に従えば、テレビ電話の相手から映像および音声のパケットを受信しモニタに出力するセットトップボックスと分離した端末装置であって、映像を入力する映像入力手段と、音声を入力する音声入力手段と、モニタから出力される相手の音声のエコーキャンセル処理を、音声入力手段の入力に対して行なうエコーキャンセラー手段と、相手およびセットトップボックスとIP通信するためのIP通信インターフェイスとを備え、IP通信インターフェイスは、セットトップボックスによって再送信された相手の音声のパケットを受信するとともに、エコーキャンセル後の音声入力および入力された映像の相手宛パケットをIP網を介して送信し、エコーキャンセラー手段は、IP通信インターフェイスによってセットトップボックスから受信した相手の音声のパケットを用いて、エコーキャンセル処理を行なう。
好ましくは、セットトップボックスによって再送信された相手の音声のパケットは、セットトップボックスによって設定されたMUTEまたはボリュームの状態を表わす状態情報を含み、エコーキャンセラー手段は、MUTEまたはボリュームの状態にあわせてエコーキャンセル処理を行なう。
好ましくは、エコーキャンセラー手段は、セットトップボックスにおける音声データのデコードに要する時間に基づいて音声データを遅延し、エコーキャンセル処理を行なう。
本発明の別の局面に従えば、テレビ電話の相手から映像および音声のパケットを受信しモニタに出力するセットトップボックスと分離した端末装置におけるエコーキャンセル方法であって、映像を入力するステップと、音声を入力するステップと、セットトップボックスによって再送信された相手の音声のパケットを受信するステップと、セットトップボックスから受信した相手の音声のパケットを用いて、モニタから出力される相手の音声のエコーキャンセル処理を、入力された音声に対して行なうステップと、エコーキャンセル後の音声入力および入力された映像の相手宛パケットをIP網を介して送信するステップとを含む。
本発明のある局面によれば、IP通信インターフェイスは、セットトップボックスによって再送信された相手の音声のパケットを受信するとともに、エコーキャンセル後の音声入力および入力された映像の相手宛パケットをIP網を介して送信し、エコーキャンセラー手段は、IP通信インターフェイスによってセットトップボックスから受信した相手の音声のパケットを用いて、エコーキャンセル処理を行なうので、端末装置とセットトップボックスとを有線で接続する必要がなくなり、利便性に優れた端末装置を提供することが可能となる。
また、セットトップボックスによって再送信された相手の音声のパケットは、セットトップボックスによって設定されたMUTEまたはボリュームの状態を表わす状態情報を含み、エコーキャンセラー手段は、MUTEまたはボリュームの状態にあわせてエコーキャンセル処理を行なうので、状況に応じたエコーキャンセル処理を行なうことが可能となる。
また、エコーキャンセラー手段は、セットトップボックスにおける音声データのデコードに要する時間に基づいて音声データを遅延し、エコーキャンセル処理を行なうので、より正確にエコーキャンセル処理を行なうことが可能となる。
図1は、本発明の実施の形態におけるTV電話システムの構成例を示す図である。このTV電話システムは、IP網4を介して音声パケットおよび映像パケットを送受信するSTB1と、エコーキャンセラー機能を搭載したカメラ・マイク端末2と、STB1によって受信された相手の映像および音声を出力するモニタ3とを含む。
STB1は、相手のBさんからの音声パケットおよび映像パケットをIP網4を介して受信してデコードし、音声信号および映像信号に変換してモニタ3に出力する。また、STB1は、相手のBさんからの音声パケットをカメラ・マイク端末2に再送信する。この音声パケットは、IP網4を介してカメラ・マイク端末2に送信されてもよいし、直接カメラ・マイク端末2に送信されるようにしてもよい。
カメラ・マイク端末2は、カメラ26によって撮影されたAさんの映像および図示しないマイクによって集音されたAさんの音声をエンコードして映像パケットおよび音声パケットを生成し、IP網4を介して相手のBさんに送信する。このとき、STB1から受信した音声パケットに含まれるBさんからの音声をデコードし、このデコードされた音声を用いてエコーキャンセルを行なう。
図2は、本発明の実施の形態におけるSTB1の概略構成を示すブロック図である。このSTB1は、IP網4に接続されるインターネットIF(Interface)11と、IP網4を介して受信した相手の音声パケットをカメラ・マイク端末2宛の音声パケットに変換して再送信する音声パケットコピー再送信部12と、インターネットIF11を介して受信した映像パケットおよび音声パケットに含まれる映像データおよび音声データをデコードし、映像信号および音声信号を生成してモニタ3に出力する映像・音声デコーダ13とを含む。
インターネットIF11は、有線または無線でIP網4に接続されており、相手のTV電話から受信した音声パケットおよび映像パケットを音声パケットコピー再送信部12に出力する。また、インターネットIF11は、音声パケットコピー再送信部12から受けたカメラ・マイク端末2宛の音声パケットをIP網4を介して送信する。
音声パケットコピー再送信部12は、インターネットIF11から受けた相手からの音声パケットのヘッダ部を変更し、カメラ・マイク端末2宛の音声パケットを生成してインターネットIF11に出力する。このとき、音声パケットコピー再送信部12は、生成した音声パケットにMUTE、ボリュームなどの音声出力に関する情報を格納する。
また、音声パケットコピー再送信部12は、インターネットIF11から受けた相手のTV電話からの音声パケットおよび映像パケットを映像・音声デコーダ13に出力する。
映像・音声デコーダ13は、音声パケットコピー再送信部12から受けた音声パケットに含まれる音声データおよび映像パケットに含まれる映像データをデコードし、音声信号および映像信号としてモニタ3に出力する。
図3は、本発明の実施の形態におけるカメラ・マイク端末2の概略構成を示すブロック図である。このカメラ・マイク端末2は、IP網4に接続されるインターネットIF21と、IP網4を介して受信した音声パケットに含まれる音声データをデコードする音声デコーダ22と、音声デコーダ22によってデコードされた音声を用いてエコーキャンセル処理を行なうエコーキャンセラー部23と、映像データおよび音声データをエンコードする映像・音声エンコーダ24と、話者の音声を集音するマイク入力部25と、話者の顔などを撮影するカメラ部26とを含む。なお、図示していないが、カメラ・マイク端末2には一般的なIP電話機の機能も有しているものとする。
インターネットIF21は、有線または無線でIP網4に接続されており、STB1から受信した音声パケットを音声デコーダ22に出力する。また、インターネットIF21は、映像・音声エンコーダ24から受けた映像パケットおよび音声パケットをIP網4を介して相手に送信する。
エコーキャンセラー部23は、音声デコーダ22によってデコードされた音声データを用いて、マイク入力部25を介して入力された音声データのエコーキャンセル処理を行ない、エコーキャンセル後の音声データを映像・音声エンコーダ24に出力する。
映像・音声エンコーダ24は、カメラ部26から出力された映像データおよびエコーキャンセラー部23から出力された音声データをエンコードしてパケットに格納し、インターネットIF21に出力する。
図4は、音声パケットおよび映像パケットの構成例を説明するための図である。図4(a)は、STB1からカメラ・マイク端末2に送信される音声パケットのフォーマットを示しており、STB1が相手から受信した音声データにIPヘッダと、RTP(Realtime Transport Protocol)ヘッダと、MUTE、ボリュームなどのSTB1の音声に関する状態情報とを付加した構成を有している。なお、この音声パケットのヘッダには、カメラ・マイク端末2のIPアドレスなどが格納される。
図4(b)は、カメラ・マイク端末2から相手に送信される映像パケットおよび相手からSTB1に受信される映像パケットのフォーマットを示しており、IPヘッダと、RTPヘッダと、映像データとを含む。
図5は、本発明の実施の形態におけるカメラ・マイク端末2のエコーキャンセルの処理手順を説明するためのフローチャートである。まず、マイク入力部25は、話者の音声を入力すると(S11)、その音声をA/D(Analog/Digital)変換してデジタルデータを生成する(S12)。これと並行して、インターネットIF21は、STB1から音声パケットを受信する(S13)。音声デコーダ22は、受信した音声パケットに含まれる状態情報を抽出してエコーキャンセラー部23に出力すると共に、音声パケットに含まれる相手からの音声データをデコードしてエコーキャンセラー部23に出力する。
そして、エコーキャンセラー部23は、デコードされた音声を指定された時間だけ遅延させる(S14)。この遅延時間は、STB1における音声デコードに要する時間、カメラ・マイク端末2における音声デコードに要する時間などを考慮して決定される。
次に、エコーキャンセラー部23は、以下のように、マイク入力部25によって入力された音声データから音声デコーダ22によってデコードされた音声データを引くことによりエコーキャンセルを行なう(S15)。
図6は、エコーキャンセルの原理を説明するための図である。図6において、gは室内の特性を示すインパルス応答であり、hは推定エコーを作成するための適応フィルタである。デコードされた音声信号をXとすると、エコー成分dは次式で算出される。なお、“*”は畳み込み演算を示すものとする。
d=X*g ・・・(1)
適応フィルタhは、室内の特性gと同等の特性を推定して作成される。したがって、推定エコーYは次式で算出される。
Y=X*h (h≒g、したがって、d≒Y) ・・・(2)
マイクからの音声nにエコー成分dが加算されるので、マイクの受信信号は(d+n)となる。次式のように、マイクの受信信号(d+n)から推定エコーYを差し引くことによってエコーキャンセルが行われる。
(d+n)−Y≒n ・・・(3)
以上より、出力音声データは次式によって表わされる。
出力音声データ=(マイク入力音声データ)−(適応フィルタの伝達関数)*(音声パケットの音声データ) ・・・(4)
最後に、映像・音声エンコーダ24は、エコーキャンセルされた後の音声データをエンコードし、相手宛の音声パケットを生成する。そして、インターネットIF21は、映像・音声エンコーダ24によって生成された音声パケットをIP網4を介して相手に送信する(S16)。
図7は、本発明の実施の形態におけるTV電話システムの発呼時における各機器の処理手順を説明するための図である。まず、利用者がカメラ・マイク端末2のオフフックを行ない、ダイアリングすることによって発呼が行なわれる(T1)。図示していないが、カメラ・マイク端末2にキーが備えられており、たとえば、利用者が特別キーを押下した後にテンキーを押下することによってオフフックおよびダイアリングが行なわれてもよいし、特別キーを押下した後にIPアドレスの一覧の中から相手のIPアドレスを選択することによってオフフックおよびダイアリングを行なうようにしてもよい。このオフフックおよびダイアリングに関する情報は、IP網4を介してSTB1に送信される。
STB1は、カメラ・マイク端末2からオフフックおよびダイアリングに関する情報を受信すると、相手のTV電話に対して発呼を行ない(T2)、相手のTV電話との間でネゴシエーションを行なう(T3)。なお、相手のTV電話からのパケットは、全てSTB1宛に送信されるように、ネゴシエーションが行なわれる。
STB1は、相手のTV電話からOKレスポンスを受けると(T4)、そのレスポンスをカメラ・マイク端末2に中継する(T5)。そして、カメラ・マイク端末2は、撮影した映像および集音した音声をそれぞれパケットに格納してSTB1に送信する(T6)。STB1は、カメラ・マイク端末2から受信した映像パケットおよび音声パケットを相手のTV電話に中継する(T7)。
また、STB1は、相手のTV電話から映像パケットおよび音声パケットを受信すると(T8)、映像データをデコードしてモニタ3に表示し(T9)、音声データをデコードしてモニタ3から出力させると共に、音声パケットのみをカメラ・マイク端末2に中継する(T10)。
再度、カメラ・マイク端末2は、撮影した映像および集音した音声をそれぞれパケットに格納してSTB1に送信し(T11)、STB1は、カメラ・マイク端末2から受信した映像パケットおよび音声パケットを相手のTV電話に中継する(T12)。このT6〜T12の処理が通話の終了まで繰返される。
そして、通話を終了する場合、STB1は相手のTV電話から切断通知を受信し(T13)、その切断通知をカメラ・マイク端末2に中継する(T14)。そして、STB1は、カメラ・マイク端末2からOKレスポンスを受信することにより切断確認を行ない(T15)、処理を終了する。
図8は、本発明の実施の形態におけるTV電話システムの着呼時における各機器の処理手順を説明するための図である。まず、STB1は、相手のTV電話からの着信を受信すると(T21)、相手のTV電話との間でネゴシエーションを行なう(T22)。
ネゴシエーションが完了すると、STB1は、相手のTV電話に対してOKレスポンスを送信し(T23)、モニタ3に呼出し中の画面を表示させて呼出し音を出力させると共に(T24)、カメラ・マイク端末2に対して呼出し(着信)を行なう(T25)。
利用者がカメラ・マイク端末2のオフフックを行なうと、その情報がSTB1に送信される(T26)。そして、STB1は、相手のTV電話に対してオフフックがあったことを通知する(T27)。
STB1は、相手のTV電話から映像パケットおよび音声パケットを受信すると(T28)、映像データをデコードしてモニタ3に表示し(T29)、音声データをデコードしてモニタ3から出力させると共に、音声パケットのみをカメラ・マイク端末2に中継する(T30)。
また、カメラ・マイク端末2は、撮影した映像および集音した音声をそれぞれパケットに格納してSTB1に送信し(T31)、STB1は、カメラ・マイク端末2から受信した映像パケットおよび音声パケットを相手のTV電話に中継する(T32)。
再度、STB1は、相手のTV電話から映像パケットおよび音声パケットを受信すると(T33)、映像データをデコードしてモニタ3に表示し(T34)、音声データをデコードしてモニタ3から出力させると共に、音声パケットのみをカメラ・マイク端末2に中継する(T35)。このT28〜T35の処理が通話の終了まで繰返される。
そして、通話を終了する場合、STB1はカメラ・マイク端末2から切断通知を受信し(T36)、その切断通知を相手のTV電話に送信する(T37)。そして、STB1は、相手のTV電話からOKレスポンスを受けることにより切断確認を行ない(T38)、カメラ・マイク端末2にOKレスポンスを中継して(T39)、処理を終了する。
以上説明したように、本実施の形態におけるカメラ・マイク端末2によれば、STB1から再送信された音声パケットに含まれる音声データをデコードし、デコードされた音声データを用いてエコーキャンセルを行なうようにしたので、カメラ・マイク端末2と、STB1などとを有線で接続する必要がなくなり、利便性に優れたTV電話システムを提供することが可能となった。
また、STB1が相手のTV電話から受信した音声パケットをカメラ・マイク端末2に再送信するようにしたので、カメラ・マイク端末2側でエコーキャンセルを行なうことが可能となった。
また、STB1は、相手のTV電話から受信した音声パケットをカメラ・マイク端末2に再送信する際に、MUTE、ボリュームなどの状態情報を音声パケットに格納するようにしたので、カメラ・マイク端末2は状況に応じたエコーキャンセルを行なうことが可能となった。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態におけるTV電話システムの構成例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるSTB1の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態におけるカメラ・マイク端末2の概略構成を示すブロック図である。 音声パケットおよび映像パケットの構成例を説明するための図である。 本発明の実施の形態におけるカメラ・マイク端末2のエコーキャンセルの処理手順を説明するためのフローチャートである。 エコーキャンセルの原理を説明するための図である。 本発明の実施の形態におけるTV電話システムの発呼時における各機器の処理手順を説明するための図である。 本発明の実施の形態におけるTV電話システムの着呼時における各機器の処理手順を説明するための図である。
符号の説明
1 STB、2 カメラ・マイク端末、3 モニタ、4 IP網、11,21 インターネットIF、12 音声パケットコピー再送信部、13 映像・音声デコーダ、22 音声デコーダ、23 エコーキャンセラー部、24 映像・音声エンコーダ、25 マイク入力部、26 カメラ部。

Claims (4)

  1. テレビ電話の相手から映像および音声のパケットを受信しモニタに出力するセットトップボックスと分離した端末装置であって、
    映像を入力する映像入力手段と、
    音声を入力する音声入力手段と、
    前記モニタから出力される相手の音声のエコーキャンセル処理を、前記音声入力手段の入力に対して行なうエコーキャンセラー手段と、
    相手および前記セットトップボックスとIP通信するためのIP通信インターフェイスとを備え、
    前記IP通信インターフェイスは、前記セットトップボックスによって再送信された相手の音声のパケットを受信するとともに、エコーキャンセル後の音声入力および入力された映像の相手宛パケットをIP網を介して送信し、
    前記エコーキャンセラー手段は、前記IP通信インターフェイスによって前記セットトップボックスから受信した相手の音声のパケットを用いて、前記エコーキャンセル処理を行なう端末装置。
  2. 前記セットトップボックスによって再送信された相手の音声のパケットは、前記セットトップボックスによって設定されたMUTEまたはボリュームの状態を表わす状態情報を含み、
    前記エコーキャンセラー手段は、前記MUTEまたはボリュームの状態にあわせて前記エコーキャンセル処理を行なう、請求項1記載の端末装置。
  3. 前記エコーキャンセラー手段は、前記セットトップボックスにおける音声データのデコードに要する時間に基づいて前記音声データを遅延し、エコーキャンセル処理を行なう、請求項1または2記載の端末装置。
  4. テレビ電話の相手から映像および音声のパケットを受信しモニタに出力するセットトップボックスと分離した端末装置におけるエコーキャンセル方法であって、
    映像を入力するステップと、
    音声を入力するステップと、
    前記セットトップボックスによって再送信された相手の音声のパケットを受信するステップと、
    前記セットトップボックスから受信した相手の音声のパケットを用いて、前記モニタから出力される相手の音声のエコーキャンセル処理を、前記入力された音声に対して行なうステップと、
    エコーキャンセル後の音声入力および入力された映像の相手宛パケットをIP網を介して送信するステップとを含む、エコーキャンセル方法。
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