JP5203507B2 - タクシー利用者抽出装置、タクシー利用者抽出方法、移動手段利用者抽出装置、及び移動手段利用者抽出方法 - Google Patents

タクシー利用者抽出装置、タクシー利用者抽出方法、移動手段利用者抽出装置、及び移動手段利用者抽出方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5203507B2
JP5203507B2 JP2011509350A JP2011509350A JP5203507B2 JP 5203507 B2 JP5203507 B2 JP 5203507B2 JP 2011509350 A JP2011509350 A JP 2011509350A JP 2011509350 A JP2011509350 A JP 2011509350A JP 5203507 B2 JP5203507 B2 JP 5203507B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movement
user
taxi
trajectory
moving means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011509350A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2010119926A1 (ja
Inventor
勇輝 大薮
一郎 岡島
博 川上
俊博 鈴木
智大 永田
晩煕 趙
大介 越智
基成 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2011509350A priority Critical patent/JP5203507B2/ja
Publication of JPWO2010119926A1 publication Critical patent/JPWO2010119926A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5203507B2 publication Critical patent/JP5203507B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/02Services making use of location information
    • H04W4/029Location-based management or tracking services
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G1/00Traffic control systems for road vehicles
    • G08G1/20Monitoring the location of vehicles belonging to a group, e.g. fleet of vehicles, countable or determined number of vehicles
    • G08G1/202Dispatching vehicles on the basis of a location, e.g. taxi dispatching
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/50Network services
    • H04L67/52Network services specially adapted for the location of the user terminal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/02Services making use of location information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/02Services making use of location information
    • H04W4/023Services making use of location information using mutual or relative location information between multiple location based services [LBS] targets or of distance thresholds
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/02Services making use of location information
    • H04W4/025Services making use of location information using location based information parameters
    • H04W4/027Services making use of location information using location based information parameters using movement velocity, acceleration information

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

本発明は、タクシー利用者抽出装置、タクシー利用者抽出方法、移動手段利用者抽出装置、及び移動手段利用者抽出方法に関する。
近年、携帯端末の普及に伴い、ユーザが携帯する携帯端末からの位置情報を収集、蓄積し、これらの情報を利用した様々なサービスが提供されている。そして、ユーザが携帯する携帯端末から収集することができる位置情報を利用して、ユーザの移動軌跡や移動手段を解析する技術が開示されている。
例えば、特許文献1及び特許文献2では、ユーザの移動軌跡、移動速度、鉄道線路及び道路の位置情報から、ユーザの移動手段を推定する方法が開示されている。
特開2008−283256号公報 特開平10−111877号公報
しかしながら、上記特許文献1及び特許文献2に開示された移動手段の推定にあたっては、ユーザが、徒歩、自動車、電車のいずれかで移動していることしか推定することができない。このため、タクシー事業者等が効率的な配車を計画するにあたって必要な、タクシーを比較的よく利用する人(タクシー利用者)の分布状況等のデータを作成することができなかった。
本発明の一側面は、係る状況を鑑み、ユーザが携帯する携帯端末から送信される情報を用いて、タクシーを利用するユーザを抽出することが可能なタクシー利用者抽出装置及びタクシー利用者抽出方法を提供することを一つの目的とする。
また、例えばタクシーやバスの移動等も含めて特定の移動手段を利用するユーザを抽出するためには工夫が必要である。
本発明の一側面は、係る状況を鑑み、ユーザが携帯する携帯端末から送信される情報を用いて、特定の移動手段を利用するユーザを抽出することが可能な移動手段利用者抽出装置及び移動手段利用者抽出方法を提供することを一つの目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のタクシー利用者抽出装置は、複数の携帯端末から送信される情報を用いて、タクシーを利用するユーザを抽出するタクシー利用者抽出装置であって、携帯端末から送信される位置と時刻と携帯端末の識別子とを含むユーザ位置情報を蓄積するユーザ位置情報蓄積手段と、ユーザ位置情報蓄積手段に蓄積された位置及び時刻から算出される移動速度に基づいて、ユーザが自動車を利用して移動した軌跡を抽出する自動車移動抽出手段と、タクシーから送信される位置と時刻と空車状態とを含むプローブ情報を取得するプローブ情報取得手段と、プローブ情報取得手段によって取得されたプローブ情報に基づいて、賃走状態で移動したタクシーの軌跡を抽出するタクシー移動抽出手段と、タクシー移動抽出手段によって抽出された賃走状態のタクシー移動軌跡と、自動車移動抽出手段によって抽出された自動車移動軌跡とを比較して、賃走状態のタクシー移動軌跡に一致する自動車移動軌跡を抽出するタクシー利用抽出手段と、タクシー利用抽出手段によって抽出されたタクシー利用軌跡を形成した携帯端末の識別子を抽出するタクシー利用ユーザ抽出手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明のタクシー利用者抽出方法は、複数の携帯端末から送信される情報を用いて、タクシーを利用するユーザを抽出するタクシー利用者抽出方法であって、携帯端末から送信される位置と時刻と携帯端末の識別子とを含むユーザ位置情報が蓄積されるユーザ位置情報蓄積ステップと、ユーザ位置情報蓄積ステップにおいて蓄積された位置及び時刻から算出される移動速度に基づいて、自動車を利用して移動した軌跡が抽出される自動車移動抽出ステップと、タクシーから送信される位置と時刻と空車状態とを含むプローブ情報が取得されるプローブ情報取得ステップと、プローブ情報取得ステップにおいて取得されたプローブ情報に基づいて、賃走状態で移動したタクシーの軌跡が抽出されるタクシー移動抽出ステップと、タクシー移動抽出ステップにおいて抽出された賃走状態のタクシー移動軌跡と、自動車移動抽出ステップにおいて抽出された自動車移動軌跡とが比較され、賃走状態のタクシー移動軌跡に一致する自動車移動軌跡が抽出されるタクシー利用抽出ステップと、タクシー利用抽出ステップにおいて抽出されたタクシー利用軌跡を形成した携帯端末の識別子が抽出されるタクシー利用ユーザ抽出ステップと、を備えることを特徴とする。なお、ここでいう賃走状態とは、客を乗せて走行している状態をいう。
このようなタクシー利用者抽出装置及びタクシー利用者抽出方法によれば、ユーザ位置情報蓄積手段に蓄積され、複数の携帯端末から送信されてくる位置、時刻、携帯端末の識別子を含むユーザ位置情報と、タクシーから送信されてくる位置、時刻、空車状態を含むプローブ情報とを用いる。自動車抽出手段は、ユーザごとの軌跡の母集団を作成し、その中から自動車による移動を示す自動車移動軌跡を抽出する。タクシー移動抽出手段は、プローブ情報から賃走状態のタクシーの移動軌跡を抽出する。タクシー利用抽出手段は、賃走状態のタクシーの移動軌跡に一致する自動車移動軌跡をタクシー利用軌跡として抽出する。タクシー利用ユーザ抽出手段は、タクシー利用軌跡を形成した携帯端末の識別子を抽出する。これにより、タクシー利用者抽出装置及びタクシー利用者抽出方法は、タクシーを利用したユーザを特定することができる。
なお、本発明のタクシー利用者抽出装置及びタクシー利用者抽出方法では、タクシー利用軌跡を抽出するにあたって、実際のタクシーの営業情報であるプローブ情報とマッチングさせるので、精度よくタクシーを利用するユーザを抽出することができる。
また、本発明のタクシー利用者抽出装置では、タクシー利用抽出手段は、賃走状態のタクシー移動軌跡の始点及び終点における時刻と、自動車移動軌跡の始点及び終点における時刻とがそれぞれ所定時間内にある場合、かつ、賃走状態のタクシー移動軌跡と自動車移動軌跡との距離を算出し、その距離が所定値以下である場合、自動車移動軌跡は、賃走状態のタクシー移動軌跡に一致すると判定してもよい。これにより、互いの軌跡の一致を容易に判定することができる。
上記課題を解決するため、本発明の移動手段利用者抽出装置では、複数の携帯端末から送信される情報を用いて、特定の移動手段を利用するユーザを抽出する移動手段利用者抽出装置であって、携帯端末から送信される位置と時刻と携帯端末の識別子とを含むユーザ位置情報を蓄積するユーザ位置情報蓄積手段と、ユーザ位置情報蓄積手段に蓄積されたユーザ位置情報に基づいて、ユーザの移動した軌跡であるユーザ移動軌跡を取得するユーザ移動軌跡取得手段と、移動手段から送信される位置と時刻と移動手段の識別子とを含む移動手段位置情報を取得する移動手段位置情報取得手段と、移動手段位置情報取得手段によって取得された移動手段位置情報に基づいて、移動手段の移動した軌跡である移動手段移動軌跡を取得する移動手段移動軌跡取得手段と、ユーザ移動軌跡取得手段によって取得されたユーザ移動軌跡と、移動手段移動軌跡取得手段によって取得された移動手段移動軌跡とを比較して、移動手段移動軌跡に一致するユーザ移動軌跡を抽出する移動手段利用抽出手段と、移動手段利用抽出手段によって抽出されたユーザ移動軌跡を形成した携帯端末の識別子を抽出するユーザ抽出手段と、を備えることを特徴としている。
また、本発明の移動手段利用者抽出方法では、複数の携帯端末から送信される情報を用いて、特定の移動手段を利用するユーザを抽出する移動手段利用者抽出方法であって、携帯端末から送信される位置と時刻と携帯端末の識別子とを含むユーザ位置情報が蓄積されるユーザ位置情報蓄積ステップと、ユーザ位置情報蓄積ステップにおいて蓄積されたユーザ位置情報に基づいて、ユーザの移動した軌跡であるユーザ移動軌跡が取得されるユーザ移動軌跡取得ステップと、移動手段から送信される位置と時刻と移動手段の識別子とを含む移動手段位置情報が取得される移動手段位置情報取得ステップと、移動手段位置情報取得ステップにおいて取得された移動手段位置情報に基づいて、移動手段の移動した軌跡である移動手段移動軌跡が取得される移動手段移動軌跡取得ステップと、ユーザ移動軌跡取得ステップにおいて取得されたユーザ移動軌跡と、移動手段移動軌跡取得ステップにおいて取得された移動手段移動軌跡とを比較して、移動手段移動軌跡に一致するユーザ移動軌跡が抽出される移動手段利用抽出ステップと、移動手段利用抽出ステップにおいて抽出されたユーザ移動軌跡を形成した携帯端末の識別子を抽出するユーザ抽出ステップと、を備えることを特徴としている。
このような発明によれば、ユーザ位置情報蓄積手段に蓄積されたユーザ位置情報に基づいてユーザ移動軌跡情報が取得され、各移動手段から送信されてくる移動手段位置情報に基づいて移動手段移動軌跡情報が取得される。そして、当該移動手段移動軌跡情報が示す移動軌跡に一致するユーザ移動軌跡情報が示す軌跡を抽出し、当該抽出された軌跡のユーザ移動軌跡情報に含まれる携帯端末の識別子が抽出される。これにより、移動手段による移動軌跡とユーザによる移動軌跡とを関連付けることができるので、特定の移動手段を利用するユーザを抽出することが可能となる。なお、移動手段から送信される移動手段位置情報とは、当該移動手段に搭載された測位システムや、当該移動手段の運転手等が携帯する携帯端末等から送信される情報をいう。
また、本発明の移動手段利用者抽出装置では、ユーザ移動軌跡取得手段は、ユーザ位置情報蓄積手段に蓄積された位置及び時刻から算出される移動速度に基づいて、ユーザが利用した移動手段を特定してもよい。これにより、速度に基づいてユーザが利用した移動手段を推定することが可能となる。
また、本発明の移動手段利用者抽出装置では、移動手段位置情報取得手段は、移動手段位置情報として移動手段に乗車する乗客の有無に関する情報を更に取得し、移動手段移動軌跡取得手段は、乗客の有無に関する情報が有に該当する移動手段の移動手段移動軌跡のみを取得してもよい。これにより、ユーザ移動軌跡と一致を確認する必要のない、例えば空車状態のバスの移動軌跡を示す移動手段移動軌跡を取得する処理を省略することができる。この結果、移動手段移動軌跡の取得処理を実行する処理装置への負担を低減させられるので、他の必要な抽出処理の速度を上げることが可能となる。
また、本発明の移動手段利用者抽出装置では、移動手段利用抽出手段は、ユーザ移動軌跡の始点及び終点における時刻と、移動手段移動軌跡の始点及び終点における時刻とがそれぞれ所定時間内にある場合、かつユーザ移動軌跡と移動手段移動軌跡との距離を算出し、距離が所定値以下である場合、ユーザ移動軌跡は、移動手段移動軌跡に一致すると判定してもよい。これにより、互いの移動軌跡が一致することを容易に、かつ精度よく判定することができる。
本発明の一側面によれば、ユーザが携帯する携帯端末から送信される情報を用いて、タクシーを利用するユーザを抽出することが可能となる。
また、本発明の一側面によれば、ユーザが携帯する携帯端末から送信される情報を用いて、特定の移動手段を利用するユーザを抽出することが可能となる。
第1実施形態にかかるタクシー利用者抽出装置を含むタクシー利用者抽出システムの機能構成を示すブロック図である。 図1のタクシー利用者抽出装置のハードウェア構成を示す図である。 ポイントデータのテーブル構成の一例を示す図である。 ラインデータのテーブル構成の一例を示す図である。 第1ラインデータのテーブル構成の一例を示す図である。 プローブデータのテーブル構成の一例を示す図である。 第2ラインデータのテーブル構成の一例を示す図である。 第3ラインデータのテーブル構成の一例を示す図である。 軌跡の一致を説明する図である。 軌跡の一致を説明する図である。 図1のタクシー利用者抽出装置における動作を示すフローチャートである。 図1のタクシー利用者抽出装置における動作を示すフローチャートである。 第2実施形態にかかる移動手段利用者抽出装置を含む移動手段抽出システムの機能構成を示すブロック図である。 ユーザポイントデータのテーブル構成の一例を示す図である。 第11ラインデータのテーブル構成の一例を示す図である。 移動手段ポイントデータのテーブル構成の一例を示す図である。 加工移動手段ポイントデータのテーブル構成の一例を示す図である。 第12ラインデータのテーブル構成の一例を示す図である。 軌跡の一致を説明する図である。 軌跡の一致を説明する図である。 第13ラインデータのテーブル構成の一例を示す図である。 図11の移動手段利用者抽出装置における動作を示すフローチャートである。 第2実施形態の変形例に係る移動手段ポイントデータのテーブル構成の一例を示す図である。 第2実施形態の変形例に係る第11ラインデータのテーブル構成の一例を示す図である。
(第1実施形態)
本発明の好適な一実施形態に係るタクシー利用者抽出装置10を含むタクシー利用者抽出システム100について、図1〜図10を用いて説明する。なお、図面の説明においては、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係るタクシー利用者抽出装置10を含むタクシー利用者抽出システム100の構成を示すブロック図である。
タクシー利用者抽出システム100は、複数の携帯端末1から一定周期で送信される位置と時刻と携帯端末1の識別子とを主に含むユーザ位置情報と、タクシー30から一定周期で送信される時刻と位置と賃走状態とを主に含むプローブデータ(プローブ情報)とを用いて、携帯端末1を所有するユーザの中からタクシー利用者の抽出を行うシステムである。携帯端末1とタクシー利用者抽出装置10とは、移動体通信網、インターネット及びイントラネット等によって構成される通信ネットワークNWを介して、データ通信可能な状態で接続されている。タクシー30とタクシー利用者抽出装置10とは、例えば、無線回線等によって通信可能な状態で接続されている。なお、携帯端末1から送信されるユーザ位置情報は、一定周期での送信に限られるものではなく、サーバからの要求に応じて送信することもできる。また、タクシー30から送信されるプローブデータも同様に、一定周期での送信に限られるものではなく、サーバからの要求に応じて送信することもできる。
タクシー利用者抽出装置10は、上記ユーザ位置情報と、上記プローブデータとを用いて、携帯端末1を所有するユーザの中からタクシー利用者の抽出を行う。そして、タクシー利用者抽出装置10は、図1に示すように、ユーザ位置情報蓄積部(ユーザ位置情報蓄積手段)11と、自動車移動抽出部(自動車移動抽出手段、ユーザ移動軌跡取得手段)12と、プローブ情報取得部(プローブ情報取得手段、移動手段位置情報取得手段)13と、タクシー移動抽出部(タクシー移動抽出手段、移動手段移動軌跡取得手段)14と、タクシー利用抽出部(タクシー利用抽出手段、移動手段利用抽出手段)15と、タクシー利用ユーザ抽出部(タクシー利用ユーザ抽出手段、ユーザ抽出手段)16と、を含んで構成されている。
ここで、図2は、タクシー利用者抽出装置10のハードウェア構成図である。このように、タクシー利用者抽出装置10は、物理的には、同図に示すように、CPU21、主記憶装置であるRAM22及びROM23、入力デバイスである入力キー、マイク等の入力装置24、スピーカ、ディスプレイ等の出力装置25、ハードディスク装置、メモリカード等の補助記憶装置26、NWとの間でのデータの送受信を司る通信モジュール27等を含む情報処理装置として構成されている。タクシー利用者抽出装置10によって実現される機能は、図2に示すCPU21、RAM22等のハードウェア上に所定のプログラムを読み込ませることにより、CPU21の制御のもとで通信モジュール27、入力装置24、出力装置25を動作させるとともに、RAM22や補助記憶装置26におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
以下、タクシー利用者抽出装置10の機能について説明する。図1に示す、ユーザ位置情報蓄積部11は、携帯端末1から一定周期で送信される時刻と位置と携帯端末1の識別子とを主に含むユーザ位置情報を蓄積する部分である。なお、ユーザ位置情報蓄積部11は、常時、複数の携帯端末から送信されてくるユーザ位置情報を一定期間保存する。そして、ユーザ位置情報蓄積部11は、例えば、図3Aに示すような、ポイント識別子、識別子、緯度(位置)、経度(位置)、タイムスタンプ(時刻)を主に含んで形成されるポイントデータテーブルTA1に従ってユーザ位置情報を格納する。なお、ここでいうポイント識別子とは、ユーザ位置情報のIDをいい、識別子とは、それぞれの携帯端末1に付与されているIDをいう。
図1に示す、自動車移動抽出部12は、ユーザ位置情報蓄積部11に蓄積された緯度、経度、タイムスタンプといった情報から算出される移動速度に基づいて、自動車を利用して移動したユーザの軌跡を示す第1ラインデータ(自動車移動軌跡)を抽出する。具体的に説明すると、自動車移動抽出部12は、ユーザ位置情報に含まれるポイント識別子(位置)をユーザごとに時系列順に並べ、それらのポイントを直線で結線することによって第1ラインデータを生成する。このとき、ポイント間の速度を、ユーザ位置情報に含まれるタイムスタンプから計算し、移動速度を計算する。次に、移動速度に基づいて徒歩あるいは自転車による移動か否かを判定する。次に、電車路線あるいはバス路線と比較して、バスあるいは電車による移動か否かを判定する。そして、徒歩、自転車、電車、バスのいずれの移動にも該当しないと判定された場合、その移動を自動車による移動と判定する。このように、自動車移動抽出部12は、例えば、図3Bに示すような、移動状態判定完了時刻、ライン識別子、識別子、移動状態、始点(ポイント識別子)、終点(ポイント識別子)を主に含んで形成されるラインデータテーブルTA2に従って格納されたラインデータから、移動状態が「01」のデータのみ抽出する。なお、図3Bの項目の一つである移動状態判定完了時刻は、各ラインデータが生成された時刻を示す。また、図3Bの移動状態の項目に表示されている「01」は自動車による移動を表すコード、「02」は電車による移動を表すコード、「03」は徒歩による移動を表すコードである。そして、自動車移動抽出部12は、例えば、図4に示すような、移動状態判定完了時刻、ライン識別子、識別子、移動状態、始点(ポイント識別子)、終点(ポイント識別子)を主に含んで形成される第1ラインデータテーブルTA3に従って第1ラインデータを格納する。なお、図4の項目の一つである移動状態判定完了時刻は、各第1ラインデータが生成された時刻を示す。また、図4の移動状態の項目に表示されている「01」は、自動車による移動を表すコードである。また、ここでいうライン識別子とは、第1ラインデータのIDをいう。
図1に示す、プローブ情報取得部13は、タクシー30から一定周期で送信される位置と時刻と賃走状態とを少なくとも含んでいるプローブデータを取得する部分である。そして、プローブ情報取得部13は、例えば、図5Aに示すような、タイムスタンプ(時刻)、タクシー識別子、緯度(位置)、経度(位置)、空車状態(賃走状態)を主に含んで形成されるプローブデータテーブルTA4に従ってプローブデータを格納する。なお、図5Aに示す空車状態の項目に表示されている、「0」は空車状態、「1」は賃走状態(客を乗せて走行した状態)を示している。また、タクシー識別子は、タクシーのIDを示している。
ここで、プローブデータの取得元であるタクシー30に搭載されている各機能について説明する。タクシー30は、図1に示すように、GPS受信機31と、タクシーメータ32と、コントローラ33と、通信部34と、を主に有している。GPS受信機31は、タクシー30の位置を取得する。タクシーメータ32は、タクシーの営業情報、空車状態を管理している。コントローラ33は、タイムスタンプとタクシー識別子とを管理しており、プローブデータの取得、タクシー利用者抽出装置10への送信を主に制御している。通信部34は、プローブデータをタクシー利用者抽出装置10へ送信する。
タクシー移動抽出部14は、プローブ情報取得部13によって取得された位置と時刻と空車状態とに基づいて、賃走状態のタクシーの移動軌跡を示す第2ラインデータ(賃走状態のタクシーの移動軌跡)を抽出する。具体的には、タクシー移動抽出部14は、プローブデータテーブルTA4に従って格納されているプローブデータから、空車状態をキーに、第2ラインデータを抽出する。そして、タクシー移動抽出部14は、例えば、図5Bに示すような、移動区間判定完了時刻、タクシー識別子、顧客乗車時刻、顧客降車時刻、顧客乗車位置及び顧客降車位置を主に含んで形成される、第2ラインデータテーブルTA5に従ってデータを格納する。なお、図5Bに示すタクシー識別子は、タクシーのIDを示している。また、図5Bに示す移動区間判定完了時刻は、各第2ラインデータを生成した時刻を示す。
図1に示す、タクシー利用抽出部15は、タクシー移動抽出部14によって抽出された第2ラインデータと、自動車移動抽出部12によって抽出された第1ラインデータとを比較して、第2ラインデータに一致する第1ラインデータを抽出する。例えば、タクシー利用抽出部15は、第2ラインデータの始点及び終点におけるタイムスタンプと、第1ラインデータの始点及び終点における時刻とがそれぞれ所定時間内(例えば、1分以内)にあり、かつ、第2ラインデータと第1ラインデータとの距離を算出し、その距離が所定値以下(例えば、10m以下)である場合、第2ラインデータは、第1ラインデータに一致すると判定する。なお、第1ラインデータにおける始点及び終点における時刻は、図4に示す始点及び終点のポイント識別子のデータ(図3Aに示すタイムスタンプ)から求めることができる。
ここで、タクシー利用抽出部15が、第1ラインデータと、第2ラインデータとを比較して、一致していると判定する方法の一例について、図7,図8を用いて説明する。
タクシー利用抽出部15は、第1ラインデータと第2ラインデータとの距離を算出し、その距離が所定値以下である場合、第1ラインデータは第2ラインデータと同一経路と判定する。具体的には、図7に示すように、第1ラインデータL1があるとする。次に、図8に示すように、第1ラインデータL1の始点及び終点から所定の距離に存在するポイント(PB1、PB2、PE1、PE2)を有する第2ラインデータL2,L3を抽出する。次に、図8に示すように、第1ラインデータL1を中心に距離がbのバッファエリアAを生成させる。このとき、そのバッファエリアAに含まれる第2ラインデータL3が第1ラインデータL1と同一経路であると判定する。また、第1ラインデータL1の始点PBにおける時刻(ポイント識別子から算出)と第2ラインデータL3の始点PB1における時刻(顧客乗車時刻)とが所定時間内(例えば、1分)以下であり、かつ、第1ラインデータL1の終点PEにおける時刻(ポイント識別子から算出)と第2ラインデータL3の終点PE1における時刻(顧客降車時刻)とが所定時間内(例えば、1分)以下の場合、同一時刻と判定する。このようにして、タクシー利用抽出部15は、携帯端末1を有するユーザがタクシーを利用して移動した経路を示す第3ラインデータを抽出することができる。なお、第3ラインデータは、例えば、図6に示すような、移動状態判定完了時刻、ライン識別子、識別子、移動状態、始点(ポイント識別子)、終点(ポイント識別子)を主に含んで形成される第3ラインデータテーブルTA6に従って格納される。なお、ここでいうポイント識別子とは、ポイントデータのIDをいい、識別子とは、それぞれの携帯端末1に付与されているIDをいう。
図1に示す、タクシー利用ユーザ抽出部16は、タクシー利用抽出部15によって抽出された第3ラインデータを形成した携帯端末1の識別子を特定する。具体的には、図6に示すようなテーブル構造に格納されているデータから識別子をキーとして抽出する。これにより、その識別子から特定される携帯端末1のユーザを特定することができる。この結果、利用頻度(例えば、第3ラインデータテーブルに格納されているレコード数)等を考慮することにより、タクシー利用頻度の高いユーザを特定することが可能となる。
以下、図9、図10を用いて、タクシー利用者抽出装置10においてタクシーによる移動を判定する手順について説明する。
最初に、図9に示すように、タクシー利用者抽出装置10は、ユーザの移動軌跡を示すデータを生成する(ステップS01)。具体的には、自動車移動抽出部12が、ユーザ位置情報蓄積部11に蓄積されている位置と時刻と携帯端末1の識別子とが含まれる、図3Aに示すようなテーブルに従って格納されたポイントデータに基づいて、ユーザごとのラインデータを生成する。なお、ラインデータは、図3Bに示すような、移動状態判定完了時刻、ライン識別子、識別子、移動状態、始点(ポイント識別子)、終点(ポイント識別子)を主に含んで形成されるラインデータテーブルTA2に従ってラインデータを格納する。なお、図3Bの項目の一つである移動状態判定完了時刻は、各ラインデータが生成された時刻を示す。また、図3Bの移動状態の項目に表示されている、「01」は自動車による移動を表すコード、「02」は電車による移動を表すコード、「03」は徒歩による移動を表すコードである。また、ここでいうライン識別子とは、ラインデータのIDをいう。
次に、図9に示すように、タクシー利用者抽出装置10は、ステップS01において生成されたラインデータの移動状態が自動車によるものかどうかを判定する(ステップS02)。具体的には、自動車移動抽出部12が、図10に示すフローチャートに従って、ステップS02における判定を実行する。
すなわち、ステップS01において生成されたラインデータについて、時系列的に連続するポイント間の速度の計算を行う(ステップS11)。
次に、ステップS11で計算された速度から、その間の移動が徒歩かどうかを判定する(ステップS12)。例えば、時速3km〜時速5kmの場合、徒歩による移動と判定する。ここで、徒歩による移動と判定された場合には、徒歩による移動であることをラインデータに付与する(ステップS13)。例えば、徒歩による移動である場合(ステップS12:YES)には、図3Bに示すように、移動状態の項目に徒歩のコードである「03」を付与する。
次に、図10に示すように、ステップS12において、その移動方法が徒歩によるものではないと判定された場合(ステップS12:NO)には、その移動が自転車によるものかどうかを判定する(ステップS14)。例えば、時速5km〜時速20kmの場合、自転車による移動と判定する。ここで、自転車による移動と判定された場合(ステップS14:YES)には、自転車による移動であることをラインデータに付与する(ステップS13)。
次に、ステップS14において、その移動方法が自転車によるものではないと判定された場合(ステップS14:NO)には、その移動が電車によるものかどうかを判定する(ステップS15)。例えば、電車路線と比較し、ラインデータと重なっていれば電車による移動と判定する。ここで、電車による移動と判定された場合(ステップS15:YES)には、電車による移動であることをラインデータに付与する(ステップS13)。
次に、ステップS15において、その移動方法が電車によるものではないと判定された場合(ステップS15:NO)には、その移動がバスによるものかどうかを判定する(ステップS16)。例えば、バス路線と比較し、ラインデータと重なっていればバスによる移動と判定する。ここで、バスによる移動と判定された場合(ステップS16:YES)には、バスによる移動であることをラインデータに付与する(ステップS13)。
次に、ステップS16において、その移動方法がバスによるものではないと判定された場合(ステップS16:NO)、その移動が自動車によるものであると判定し(ステップS17)、自動車による移動であることをラインデータに付与する(ステップS13)。
以上、ステップS11〜ステップS17によって、自動車による移動を判定することができる。タクシー利用者抽出装置10は、図9に示すように、自動車以外による移動であると判定された場合(ステップS02:自動車以外)には、タクシーによる移動ではないと判定(ステップS03)して処理を終了する。一方、自動車による移動であると判定された場合(ステップS02:自動車)には、図4に示すようなテーブルに従ってデータ(第1ラインデータ)を格納する(ステップS04)。なお、自動車移動抽出部12は、図3Bに示すようなデータの中から移動状態が「01」のデータを抽出し、図4に示すように移動状態が01のデータのみを格納する。
次に、図9に示すように、自動車以外による移動であると判定された場合(ステップS02:自動車以外)には、タクシーによる移動ではないと判定(ステップS03)して処理を終了する。一方、自動車による移動であると判定された場合(ステップS02:自動車)には、図4に示すようなテーブルに従ってデータ(第1ラインデータ)を格納する(ステップS04)。なお、自動車移動抽出部12は、図3Bに示すようなデータの中から移動状態が「01」のデータを抽出し、図4に示すように移動状態が「01」のデータのみを格納する。
次に、図9に示すように、タクシー利用者抽出装置10は、プローブ情報を取得する(ステップS05)。具体的には、プローブ情報取得部13は、タクシー30における通信部34から無線等を介してプローブデータを取得する。
次に、タクシー利用者抽出装置10は、ステップS05において取得されたプローブデータに基づいて、賃走状態のタクシーの移動軌跡を示す第2ラインデータを生成する(ステップS06)。具体的には、タクシー移動抽出部14は、図5Aに示すテーブルに従って格納されている位置データについて空車状態をキーとして結線し、第2ラインデータを生成する。そして、タクシー移動抽出部14は、図5Bに示すようなテーブルに従って第2ラインデータを格納する(ステップS07)。
次に、図9に示すように、タクシー利用者抽出装置10は、第2ラインデータと一致する第1ラインデータを抽出する(ステップS08)。具体的には、タクシー利用抽出部15は、ステップS04において格納された第1ラインデータと、ステップS07において格納された第2ラインデータとについて、タイムスタンプ及び経路をキーにしたマッチング処理を行う。ここで、第2ラインデータに一致する第1ラインデータが抽出されなかった場合(ステップS08:無)は、タクシーによる移動ではないと判定される(ステップS03)。また、第2ラインデータに一致する第1ラインデータが抽出された場合(ステップS08:有)、そのデータを第3ラインデータとして格納する(ステップS09)。なお、タクシー利用抽出部15は、図4に示すような第1ラインデータの中から、第2ラインデータに一致するデータを抽出し、図6に示すようなデータのみを格納する。
次に、図9に示すように、第1ラインデータとして格納したデータをタクシーによる移動と判定し、第3ラインデータに含まれる携帯端末1の識別子を抽出し、その携帯端末1のユーザを特定する(ステップS10)。
以上、ステップS01〜ステップS10を実行することによって、ユーザ位置情報蓄積部11に蓄積されたデータ、すなわち、複数の携帯端末1から送信されてくるデータを利用して、タクシー利用をしたユーザを特定することが可能となる。この結果、利用頻度等を考慮することにより、タクシー利用頻度の高いユーザを特定することが可能となる。
本実施形態のタクシー利用者抽出装置10では、ユーザ位置情報蓄積部11に蓄積された複数の携帯端末1から一定周期で送信されてくる位置、時刻、携帯端末1の識別子を含むポイントデータと、複数のタクシー30から一定周期で送信されてくる位置、時刻、空車状態を含むプローブデータとを用いる。自動車移動抽出部12は、ユーザごとのラインデータを生成し、その中から自動車による移動を示す第1ラインデータを抽出する。タクシー移動抽出部14は、プローブ情報取得部13を経由して取得したプローブデータに基づいて第2ラインデータを抽出する。タクシー利用抽出部15は、第1ラインデータの中から第2ラインデータに一致するデータを抽出して、第3ラインデータとして格納する。タクシー利用ユーザ抽出部16は、第3ラインデータを形成した携帯端末1の識別子を抽出する。これにより、タクシー利用者抽出装置10は、タクシーを利用したユーザを特定することができる。
(第2実施形態)
本発明の好適な第2実施形態に係る移動手段利用者抽出装置50を含む移動手段抽出システム200について、図2及び図11〜図17を用いて説明する。なお、図面の説明においては、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図11は、第1実施形態に係る移動手段利用者抽出装置50を含む移動手段抽出システム200の機能構成を示すブロック図である。
移動手段抽出システム200は、複数の携帯端末51から送信される位置と時刻と携帯端末51の識別子とを主に含むユーザポイントデータ(ユーザ位置情報)と、例えばタクシー80やバス85等の移動手段から送信される時刻と位置と乗客の有無とを主に含む移動手段ポイントデータ(移動手段位置情報)とを用いて、携帯端末51を所有するユーザの中から移動手段を利用するユーザを抽出するシステムである。携帯端末51と移動手段利用者抽出装置50とは、移動体通信網、インターネット及びイントラネット等によって構成される通信ネットワークNWを介して、データ通信可能な状態で接続されている。タクシー80と移動手段利用者抽出装置50とは、例えば、無線回線等によって通信可能な状態で接続されている。なお、ここでいう「移動手段」には、バス、タクシー、電車、飛行機、船、ヘリコプター等、人を乗せることができるものが含まれる。
移動手段利用者抽出装置50は、上記ユーザポイントデータ及び移動手段ポイントデータを用いて、携帯端末51を所有するユーザの利用する移動手段の抽出を行う。移動手段利用者抽出装置50は、図11に示すように、ユーザ位置情報蓄積部(ユーザ位置情報蓄積手段)61と、ユーザ移動軌跡取得部(ユーザ移動軌跡取得手段)62と、移動手段位置情報取得部(移動手段位置情報取得手段)63と、移動手段移動軌跡取得部(移動手段移動軌跡取得手段)64と、移動手段利用抽出部(移動手段利用抽出手段)65と、ユーザ抽出部(ユーザ抽出手段)66と、を含んで構成されている。
図2は、移動手段利用者抽出装置50のハードウェア構成図である。このように、移動手段利用者抽出装置50は、物理的には、同図に示すように、CPU21、主記憶装置であるRAM22及びROM23、入力デバイスである入力キー、マイク等の入力装置24、スピーカ、ディスプレイ等の出力装置25、ハードディスク装置、メモリカード等の補助記憶装置26、NWとの間でのデータの送受信を司る通信モジュール27等を含む情報処理装置として構成されている。移動手段利用者抽出装置50によって実現される機能は、図2に示すCPU21、RAM22等のハードウェア上に所定のプログラムを読み込ませることにより、CPU21の制御のもとで通信モジュール27、入力装置24、出力装置25を動作させるとともに、RAM22や補助記憶装置26におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
以下、移動手段利用者抽出装置50の機能について説明する。図11に示すユーザ位置情報蓄積部61は、携帯端末51から送信される時刻と位置と携帯端末51の識別子とを主に含むユーザポイントデータを取得する部分である。ここでは、ユーザ位置情報蓄積部61は、常時、複数の携帯端末から送信されてくるユーザポイントデータを一定期間保存する。そして、ユーザ位置情報蓄積部61は、例えば図12Aに示すようなポイント識別子、識別子、緯度(位置)、経度(位置)、タイムスタンプ(時刻)を主に含んで形成されるユーザポイントデータテーブルTA11に従ってユーザポイントデータを格納する。なお、ここでいう「ポイント識別子」とは、ユーザポイントデータのIDをいい、「識別子」とは、それぞれの携帯端末51に付与されているIDをいう。また、ユーザ位置情報蓄積部61が、複数の携帯端末から送信されてくるユーザポイントデータを一定期間保存することは、常時に限られるものではない。
図11に戻り、ユーザ移動軌跡取得部62は、ユーザ位置情報蓄積部61に蓄積されたユーザ位置情報に基づいて、ユーザの移動した軌跡であるユーザ移動軌跡を取得する部分である。ここでは、ユーザ移動軌跡取得部62は、ユーザ位置情報蓄積部61に蓄積された緯度、経度、タイムスタンプといった情報からユーザの軌跡を示す第11ラインデータ(ユーザ移動軌跡)を抽出する。具体的に説明すると、ユーザ移動軌跡取得部62は、ユーザポイントデータに含まれるポイント識別子(位置)をユーザごとに時系列順に並べ、それらのポイントを直線で結線することによって第11ラインデータを生成する。また、第11ラインデータの作成契機は、ユーザの移動速度が大きく変化した時とすることができる。当該ユーザの移動速度は、例えばユーザポイントデータに含まれるタイムスタンプ、緯度、および経度を用いてポイント間の移動速度を計算することにより得ることができる。このとき、計算された移動速度と当該ユーザの過去一定期間内の平均移動速度を比較し、移動速度の変化に有意差があるか統計的に判断する。これにより、第11ラインデータの始点、終点を特定することが可能となる。
このように、ユーザ移動軌跡取得部62は、例えば図12Bに示すようなライン識別子、識別子、始点(ポイント識別子)、終点(ポイント識別子)を主に含んで形成される第11ラインデータテーブルTA12に従ってラインデータを取得する。なお、ここでいう「ライン識別子」とは、第11ラインデータのIDをいう。
図11に戻り、移動手段位置情報取得部63は、例えばタクシー80やバス85等の移動手段から送信される位置と時刻と移動手段の識別子とを含む移動手段位置情報を取得する部分である。なお、図11に詳細に図示はしないが電車、船等の移動手段から送信される移動手段ポイントデータを取得してもよい。ここでは、移動手段位置情報取得部63は、例えば図13Aに示すようなポイント識別子、タイムスタンプ(時刻)、移動手段識別子(移動手段の識別子)、緯度(位置)、経度(位置)を主に含んで形成される移動手段ポイントデータテーブルTA14に従って移動手段ポイントデータを格納する。なお、ここでいう「移動手段識別子」は、移動手段の種別(例えばバス、タクシー)といった情報も含んだ各移動手段の固有のIDを示している。図13Aにおける移動手段識別子は、「移動手段の種別」および「識別子」の情報を1フィールドで示した例を挙げているが、「移動手段の種別」および「識別子」の情報をそれぞれ別のフィールドに分けて(2フィールド)示してもよい。図13Aに示す例では、移動手段識別子は、最初の2桁が「移動手段の種別」、次の4桁が「識別子」の情報を示している。
ここで、移動手段ポイントデータの取得元の一例であるタクシー80について説明する。タクシー80は、図11に示すようにGPS受信機81と、タクシーメータ82と、コントローラ83と、通信部84とを主に有している。GPS受信機81は、タクシー80の位置を取得する。タクシーメータ82は、タクシーの乗客の有無を管理している。コントローラ33は、タイムスタンプとタクシー識別子(移動手段の識別子)とを管理しており、移動手段ポイントデータの取得、移動手段利用者抽出装置50への送信を主に制御している。通信部34は、移動手段ポイントデータを移動手段利用者抽出装置50へ送信する。
また、移動手段ポイントデータの取得元の一例であるバス85について説明する。バス85は、図11に示すように、運転手が携帯する携帯端末86を有している。携帯端末86は、搭載されたGPS機能によりバス85の位置を取得し、バス85の識別子(移動手段の識別子)及び乗客の有無の情報等と共に移動手段利用者抽出装置50へ送信する。なお、移動手段の識別子には、「移動手段の種別」および「識別子」の情報が含まれているので、バスなどの移動手段だけでなく、特定のバスなどの移動装置を判別することができる。
また、移動手段位置情報取得部63は、後述する移動手段移動軌跡取得部64が第12ラインデータを生成する際の始点または終点を特定するための情報であるポイント種別を付与する。ポイント種別は、例えば始点を示すコード「01」、終点を示すコード「02」、始点及び終点に該当しない点を示すコード「03」等で示される。ポイント種別は、例えば電車、バス等の経路の決まっている移動手段の場合は、時刻表等の情報から発車の位置及び時刻を、始点の位置及び時刻と設定することができ、到着の位置及び時刻を、終点の位置及び時刻と設定することができる。また、例えばタクシー等の経路の決まっていない移動手段の場合は、乗客の有無の情報等に基づいてポイント種別を設定することができる。例えば、乗客を乗せた位置及び時刻を、始点の位置及び時刻と設定することができ、乗客を降ろした位置及び時刻を、終点の位置及び時刻と設定することができる。移動手段位置情報取得部63は、例えば図13Bに示すような、ポイント識別子、タイムスタンプ(時刻)、移動手段識別子(移動手段の識別子)、緯度(位置)、経度(位置)、ポイント種別を主に含んで形成される加工移動手段ポイントデータテーブルTA15に従って加工移動手段ポイントデータを格納する。
移動手段移動軌跡取得部64は、移動手段位置情報取得部63によって取得された加工移動手段位置情報に基づいて、移動手段の移動した軌跡である移動手段移動軌跡を取得する部分である。ここでは、移動手段移動軌跡取得部64は、移動手段位置情報取得部63によって取得された緯度、経度、タイムスタンプ、ポイント種別といった情報から移動手段の軌跡を示す第12ラインデータ(移動手段移動軌跡)を抽出する。具体的に説明すると、移動手段移動軌跡取得部64は、加工移動手段ポイントデータに含まれるポイント識別子(位置)を移動手段識別子ごとに時系列順に並べ、それらのポイントを直線で結線することによって第12ラインデータを生成する。この際、移動手段移動軌跡取得部64は、ポイント種別が始点となるポイント識別子と、ポイント種別が終点となるポイント識別子とを抽出し、抽出されたこれらのポイント識別子と同じ識別子を有し、かつ始点のポイント識別子が取得された時刻と終点のポイント識別子が取得された時刻との間に時刻を有するポイント識別子を有する加工移動手段ポイントデータを抽出して結線してもよい。
このように、移動手段移動軌跡取得部64は、例えば図13Cに示すようなライン識別子、移動手段識別子、始点(ポイント識別子)、終点(ポイント識別子)を主に含んで形成される第12ラインデータテーブルTA16に従って第12ラインデータを取得する。なお、第12ラインデータテーブルTA16の項目の一つである「ライン識別子」とは、第12ラインデータのIDをいう。
図11に戻り、移動手段利用抽出部65は、ユーザ移動軌跡取得部62によって取得されたユーザ移動軌跡と、移動手段移動軌跡取得部64によって取得された移動手段移動軌跡とを比較して、移動手段移動軌跡に一致するユーザ移動軌跡を抽出する部分である。ここでは、移動手段利用抽出部65は、ユーザ移動軌跡取得部62によって抽出された第11ラインデータと、移動手段移動軌跡取得部64によって抽出された第12ラインデータとを比較して、第12ラインデータに一致する第11ラインデータを抽出する。例えば移動手段利用抽出部65は、第12ラインデータの始点及び終点におけるタイムスタンプと、第11ラインデータの始点及び終点における時刻とがそれぞれ所定時間内(例えば5分以内)にあり、かつ第12ラインデータと第11ラインデータとの距離を算出し、その距離が所定値以下(例えば100m以下)である場合、第12ラインデータは、第11ラインデータに一致すると判定する。なお、本実施形態では、第12ラインデータに一致する第11ラインデータを抽出する例を挙げて説明したがこれに限定されるものではなく、第11ラインデータに一致する第12ラインデータを抽出してもよい。
ここで、移動手段利用抽出部65が、図14に示すような第12ラインデータL11に一致する第11ラインデータを抽出する方法の一例について、図14及び図15を用いて説明する。図14及び図15は、軌跡の一致を説明する図である。
まず、移動手段利用抽出部65は、図15に示すように、第12ラインデータL11の始点PB11及び終点PE11の位置からそれぞれ所定の距離内(例えば100m以下:図15にPB11及びPE11を中心とする円内)に始点及び終点を有する第11ラインデータを抽出する。ここで、第11ラインデータL12,13が抽出されたとする。
次に、移動手段利用抽出部65は、抽出された当該第11ラインデータL12の始点PB21及び終点PE21のそれぞれの時刻と、第12ラインデータL11の始点PB11及び終点PE11のそれぞれの時刻とが一致しているか(例えば5分以内の差であれば一致とする)を判定する。同様に、移動手段利用抽出部65は、抽出された当該第11ラインデータL13の始点PB31及び終点PE31のそれぞれの時刻と、第12ラインデータL11の始点PB11及び終点PE11のそれぞれの時刻とが一致しているか(例えば5分以内の差であれば一致とする)を判定する。ここでは、第11ラインデータL12,13の両方の始点PB21,31及び終点PE21,31のそれぞれの時刻が第12ラインデータL11の始点PB11及び終点PE11のそれぞれの時刻に一致していたとする。
次に、移動手段利用抽出部65は、図15に示すように第12ラインデータL11に対して所定幅(例えば100m)のバッファエリアAを設定する。次に、移動手段利用抽出部65は、抽出された第11ラインデータL12,13が、一定以上の確率(例えば90%)で当該バッファエリアA内にある場合、第11ラインデータは、第12ラインデータに一致すると判定する。図15に示す例では、第11ラインデータL12は、第12ラインデータL11に一致すると判定される。
このようにして、移動手段利用抽出部65は、携帯端末51を有するユーザが特定の移動手段を利用して移動した経路を示す第13ラインデータを抽出することができる。なお、第13ラインデータは、例えば図16に示すようなライン識別子、識別子、移動手段識別子(移動手段の識別子)、始点(ポイント識別子)、終点(ポイント識別子)を主に含んで形成される第13ラインデータテーブルTA17に従って格納される。なお、ここでいう「ポイント識別子」とは、ポイントデータのID、「識別子」とは、それぞれの携帯端末51に付与されているID、「移動手段識別子」とは、それぞれの移動手段に付与されているIDのことをいう。移動手段利用抽出部65は、上記第13ラインデータを、ユーザ移動手段利用履歴として保存してもよい。
図11に戻り、ユーザ抽出部66は、移動手段利用抽出部65によって抽出されたユーザ移動軌跡を形成した携帯端末51の識別子を抽出する部分である。ここでは、ユーザ抽出部66は、移動手段利用抽出部65によって抽出された第13ラインデータを形成した携帯端末51の識別子を特定する。これにより、各移動手段を利用したユーザを特定することができる。また、利用頻度(例えば、第13ラインデータテーブルに格納されているレコード数)等を考慮することにより、移動手段ごとに利用頻度の高いユーザを特定することも可能となる。
以下、図17を用いて、移動手段利用者抽出装置50において特定の移動手段を利用するユーザを特定する方法(移動手段利用者抽出方法)について説明する。図17は、移動手段利用者抽出装置における動作を示すフローチャートである。
最初に、図17に示すように移動手段利用者抽出装置50は、携帯端末51から送信される位置と時刻と携帯端末の識別子とを含むユーザ位置情報を蓄積する(ステップS51)。具体的には、ユーザ位置情報蓄積部61が、ポイント識別子と、識別子と、緯度と、経度と、タイムスタンプとが含まれる、図12Aに示すようなユーザポイントデータテーブルTA11に従ってユーザポイントデータを蓄積する。
図17に戻り、次に、移動手段利用者抽出装置50は、ユーザ位置情報蓄積部61に蓄積されたユーザ位置情報に基づいて、ユーザの移動した軌跡であるユーザ移動軌跡を取得する(ステップS52)。具体的には、ユーザ移動軌跡取得部62が、ユーザ位置情報蓄積部61に蓄積されている図12Aに示すようなテーブルに従って格納されたポイントデータをユーザごとに時系列で並べ、当該ポイントデータを結線して第11ラインデータを生成する。第11ラインデータは、図12Bに示すようなライン識別子、識別子、始点(ポイント識別子)、終点(ポイント識別子)を主に含んで形成される第11ラインデータテーブルTA12に従って格納される。本実施形態では、第11ラインデータは、ユーザの移動速度が大きく変化したポイントを始点または終点として形成される。例えばユーザポイントデータに含まれるタイムスタンプに基づいて、移動速度が大きく変化したポイントが抽出され、当該ポイントが第11ラインデータの始点または終点とされる。
図17に戻り、次に、移動手段利用者抽出装置50は、タクシー80やバス85等の移動手段から送信される位置と時刻と当該移動手段の識別子とを含む移動手段位置情報を取得する(ステップS53)。具体的には、まず、移動手段位置情報取得部63は、タクシー80における通信部84から無線等を介して移動手段ポイントデータ取得したり、バス85の運転手が携帯する携帯端末86から通信ネットワークNWを介して移動手段ポイントデータを取得したりする。このとき、移動手段位置情報取得部63は、例えば図13Aに示すようなポイント識別子、タイムスタンプ、移動手段識別子、緯度、経度を主に含んで形成される移動手段ポイントデータテーブルTA14に従って移動手段ポイントデータを取得する。
本実施形態では、移動手段ポイントデータは、後述するステップにおいて第12ラインデータを生成する際に、始点または終点を特定するためにポイント種別が付与される(ステップS54)。ポイント種別としては、例えば始点や終点や始点及び終点に該当しない点等が例示される。ポイント種別は、例えば電車、バス等の経路の決まっている移動手段の場合は、時刻表等の情報から発車の位置及び時刻に基づいて始点を示す情報が付与され、到着の位置及び時刻に基づいて終点を示す情報が付与される。また、例えばタクシー等の経路の決まっていない移動手段の場合は、例えば乗客を乗せた位置及び時刻に基づいて始点を示す情報が付与され、乗客を降ろした位置及び時刻に基づいて終点を示す情報が付与される。このようにして種別ポイントが付与された移動手段ポイントデータは、例えば図13Bに示すような、ポイント識別子、タイムスタンプ(時刻)、移動手段識別子(移動手段の識別子)、緯度(位置)、経度(位置)、ポイント種別を主に含んで形成される加工移動手段ポイントデータテーブルTA15に従ってメモリ等に格納される。
図17に戻り、次に、移動手段利用者抽出装置50は、移動手段位置情報取得部63によって取得された加工移動手段位置情報に基づいて、例えばタクシー80やバス85等の移動手段の移動軌跡を示す情報を生成する(ステップS55)。具体的には、移動手段移動軌跡取得部64が、移動手段位置情報取得部63によって取得され、ポイント種別を付与した図13Bに示すようなテーブルに従って格納されたポイントデータを移動手段識別子ごとに時系列で並べ、当該ポイントデータを結線して第12ラインデータを生成する。第12ラインデータは、図13Cに示すようなライン識別子、移動手段識別子、始点(ポイント識別子)、終点(ポイント識別子)を主に含んで形成される第12ラインデータテーブルTA16に従って格納される。
次に、図17に示すように、移動手段利用者抽出装置50は、ユーザ移動軌跡取得部62によって取得されたユーザ移動軌跡と、移動手段移動軌跡取得部64によって取得された移動手段移動軌跡とを比較して、移動手段移動軌跡に一致するユーザ移動軌跡を抽出する(ステップS56)。ここでは、移動手段利用抽出部65は、第12ラインデータが示す移動軌跡に一致する第11ラインデータを抽出する。具体的には、移動手段利用抽出部65は、第12ラインデータの始点及び終点におけるタイムスタンプと、第11ラインデータの始点及び終点における時刻とがそれぞれ所定時間内(例えば、5分以内)にあり、かつ第12ラインデータから所定幅(例えば100m)のバッファエリアA内に第11ラインデータが所定の確率以上(例えば90%)で含まれる場合、第11ラインデータは第12ラインデータに一致すると判定する。ここで、第12ラインデータとの一致の判定対象となる第11ラインデータが示す移動軌跡が、第12ラインデータが示す移動軌跡に一致しない場合(ステップS56:NO)、他の第11ラインデータに対して同様の判定を実行する(ステップS56)。
一方、第12ラインデータに一致する第11ラインデータが抽出された場合(ステップS56:YES)、当該データを第13ラインデータとして格納する(ステップS57)。第13ラインデータは、例えば図16に示すようなライン識別子、識別子、移動手段識別子、始点(ポイント識別子)、終点(ポイント識別子)を主に含んで形成される第13ラインデータテーブルTA17に従って格納される。
図17に戻り、次に、移動手段利用者抽出装置50は、移動手段利用抽出部65によって抽出されたユーザ移動を形成した携帯端末51の識別子を抽出する(ステップS58)。具体的には、ユーザ抽出部66は、図16に示されるような第13ラインデータに含まれる携帯端末51の識別子を抽出し、その携帯端末51のユーザを特定する。これにより、移動手段利用者抽出装置50は、各移動手段を利用するユーザを特定することができる。
次に、移動手段利用者抽出装置50は、第11ラインデータとの一致が未判定の第12ラインデータがないかどうか判定する(ステップS59)。第11ラインデータとの一致が未判定の第12ラインデータがある場合には(ステップS59:YES)、ステップS56に戻り、未判定の第12ラインデータに対して上記と同様の判定が実行される。一方、第11ラインデータとの一致が未判定の第12ラインデータがない場合には(ステップS59:NO)、一連の処理を終了する。
このような移動手段利用者抽出装置50によれば、ユーザ位置情報蓄積部61に蓄積されたユーザポイントデータに基づいて第11ラインデータが取得され、タクシー80やバス85等の各移動手段から送信されてくる移動手段ポイントデータに基づいて第12ラインデータが取得される。そして、当該第12ラインデータに一致する第11ラインデータを抽出し、当該抽出された第11ラインデータに含まれる携帯端末51の識別子が抽出される。これにより、例えばタクシー80やバス85等の各移動手段による移動軌跡とユーザによる移動軌跡とを関連付けることができるので、特定の移動手段を利用するユーザを抽出することが可能となる。なお、移動手段から送信される移動手段ポイントデータは、当該移動手段に搭載された測位システムや、当該移動手段の運転手等が携帯する携帯端末等から送信される。
(第2実施形態の変形例)
以上、本発明を第2実施形態に基づいて詳細に説明した。しかし、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で以下のような様々な変形が可能である。
上記第2実施形態の移動手段利用者抽出装置50では、移動手段位置情報取得部63は、移動手段ポイントデータとして、図13Aに示すようなポイント識別子、タイムスタンプ、移動手段識別子、緯度、経度を主に含んで形成される移動手段ポイントデータテーブルTA14に従って取得する例を挙げて説明したがこれに限定されるわけではなく、例えば図18に示す移動手段ポイントデータテーブルTA18のように乗客の有無(乗客の有無に関する情報)を含んでいてもよい。なお、図18に示す乗客の有無の項目に表示されている、「0」は乗客無、「1」は乗客有を示している。
移動手段移動軌跡取得部64は、この乗客の有無に関する情報に基づいて、第12ラインデータ(移動軌跡データ)を抽出の実行の有無を決めることができる。具体的には、移動手段移動軌跡取得部64は、移動手段ポイントデータテーブルTA18に従って格納されている移動手段ポイントデータから、乗客の有無に関する情報「1」をキーにして第12ラインデータを取得する。これにより、第11ラインデータ(ユーザ移動軌跡)と関連付ける必要のない、例えば空車状態のバスの第12ラインデータ(移動手段移動軌跡)を生成する処理を省略することができる。この結果、第12ラインデータを生成する処理を実行する処理装置への負担を低減させられるので、他の必要な処理の速度を上げることが可能となる。
また、上記第2実施形態の移動手段利用者抽出装置50では、ユーザ移動軌跡取得部62は、第11ラインデータとして、図12Bに示すようなライン識別子、識別子、始点(ポイント識別子)、終点(ポイント識別子)を主に含んで形成される第11ラインデータテーブルTA12に従って取得する例を挙げて説明したがこれに限定されるわけではなく、例えば図19に示す第11ラインデータテーブルTA19のように移動状態に関する情報を含んでいてもよい。
具体的には、ユーザ移動軌跡取得部62は、第11ラインデータを生成する際に、ポイント間の速度をユーザポイントデータに含まれるタイムスタンプ、緯度、および経度から計算し、当該速度に基づいてユーザが利用した、例えば自転車、電車、バス、自動車等の移動を推定する。そして、例えば図19に示すようなライン識別子、識別子、移動状態、始点(ポイント識別子)、終点(ポイント識別子)を主に含んで形成される第11ラインデータテーブルTA19に従ってラインデータを取得する。なお、移動状態は、自動車による移動を表すコード「01」、電車による移動を表すコード、徒歩による移動を表すコード「03」として付与されてもよい。
これにより、速度に基づいてユーザが利用した移動手段を予め推定することが可能となるので、例えば上記ステップS56において、第12ラインデータに一致する第11ラインデータを抽出する際の処理にかかる負荷を低減することができる。例えば、バスを利用して移動されたと推定される第11ラインデータに対しては、全ての第12ラインデータの中から、移動手段識別コードが「バス」に該当するデータのみを対象として抽出すればよい。これにより、全ての移動手段を対象として一致を判定することに比べ、処理装置に対する負荷を大幅に低減することが可能となる。なお、上述の「移動手段識別コード」とは、移動手段識別子の中に含まれる「移動手段の種別」の情報を意味している。
また、上記第2実施形態の移動手段利用者抽出装置50では、移動手段位置情報取得部63が、例えばタクシー80やバス85等の移動手段から送信される位置と時刻と移動手段の識別子とを含む移動手段位置情報を取得する例を挙げて説明したがこれに限定されるものではない。例えば、移動手段に関する位置情報は、移動手段に搭載されている各種手段から入手しないで、例えば時刻表等、予め定められている情報をデータベース化し、当該データベースから取得することも可能である。
また、上記第2実施形態の移動手段利用者抽出装置50では、第12ラインデータに一致する第11ラインデータを抽出する前に、予め第11ラインデータと第12ラインデータとを生成しておく例を挙げて説明したがこれに限定されるものではない。例えば第11ラインデータが生成された後、第12ラインデータが生成される前に、第11ラインデータの始点と終点とに一致する加工移動手段ポイントデータが抽出され、これらの始点と終点となるポイントデータに基づいて、第12ラインデータが生成されてもよい。また、上記とは反対に、例えば第12ラインデータが生成された後、第11ラインデータが生成される前に、第12ラインデータの始点と終点とに一致するユーザポイントデータが抽出され、これらの始点と終点となるポイントデータに基づいて、第11ラインデータが生成されてもよい。第12ラインデータに一致する第11ラインデータを判定する前の各工程(ステップS51〜ステップS55)について、本願発明ではその順番を問うものではない。
本発明の一側面によれば、ユーザが携帯する携帯端末を用いて、タクシーを利用するユーザを抽出することが可能なタクシー利用者抽出装置及びタクシー利用者抽出方法を提供することができる。
また、本発明の一側面によれば、ユーザが携帯する携帯端末から送信される情報を用いて、特定の移動手段を利用するユーザを抽出することが可能な移動手段利用者抽出装置及び移動手段利用者抽出方法を提供することができる。
1,51…携帯端末、10…タクシー利用者抽出装置、11…ユーザ位置情報蓄積部、12…自動車移動抽出部、13…プローブ情報取得部、14…タクシー移動抽出部、15…タクシー利用抽出部、16…タクシー利用ユーザ抽出部、30,80…タクシー、31,81…GPS受信機、32,82…タクシーメータ、33,83…コントローラ、34,84…通信部、50…移動手段利用者抽出装置、61…ユーザ位置情報蓄積部、62…ユーザ移動軌跡取得部、63…移動手段位置情報取得部、64…移動手段移動軌跡取得部、65…移動手段利用抽出部、66…ユーザ抽出部、86…携帯端末、85…バス、100…タクシー利用者抽出システム、200…移動手段抽出システム、NW…通信ネットワーク、L1,L2,L3,L11,L12…ラインデータ、PB,PB1,PB2,PB11…始点、PE,PE1,PE2,PE11…終点、TA1…ポイントデータテーブル、TA2…ラインデータテーブル、TA3…第1ラインデータテーブル、TA4…プローブデータテーブル、TA5…第2ラインデータテーブル、TA6…第3ラインデータテーブル、TA11…ユーザポイントデータテーブル、TA12…第11ラインデータテーブル、TA14…移動手段ポイントデータテーブル、TA15…加工移動手段ポイントデータテーブル、TA16…第12ラインデータテーブル、TA17…第13ラインデータテーブル、TA18…移動手段ポイントデータテーブル、TA19…第11ラインデータテーブル。

Claims (8)

  1. 複数の携帯端末から送信される情報を用いて、特定の移動手段を利用するユーザを抽出する移動手段利用者抽出装置であって、
    前記携帯端末から送信される位置と時刻と前記携帯端末の識別子とを含むユーザ位置情報を蓄積するユーザ位置情報蓄積手段と、
    前記ユーザ位置情報蓄積手段に蓄積された前記ユーザ位置情報に基づいて、前記ユーザの移動した軌跡であるユーザ移動軌跡を取得するものであって、前記ユーザ位置情報蓄積手段に蓄積された位置及び時刻から算出される移動速度が前記ユーザの過去一定期間の平均移動速度に比べ有意差があるほど大きく変化した場合に、前記ユーザ移動軌跡を取得するユーザ移動軌跡取得手段と、
    前記移動手段から送信される位置と時刻と前記移動手段の識別子とを含む移動手段位置情報を取得する移動手段位置情報取得手段と、
    前記移動手段位置情報取得手段によって取得された前記移動手段位置情報に基づいて、前記移動手段の移動した軌跡である移動手段移動軌跡を取得する移動手段移動軌跡取得手段と、
    前記ユーザ移動軌跡取得手段によって取得された前記ユーザ移動軌跡と、前記移動手段移動軌跡取得手段によって取得された前記移動手段移動軌跡とを比較して、前記移動手段移動軌跡に一致する前記ユーザ移動軌跡を抽出する移動手段利用抽出手段と、
    前記移動手段利用抽出手段によって抽出された前記ユーザ移動軌跡を形成した前記携帯端末の識別子を抽出するユーザ抽出手段と、
    を備えることを特徴とする、移動手段利用者抽出装置。
  2. 前記ユーザ移動軌跡取得手段は、前記ユーザ位置情報蓄積手段に蓄積された前記位置及び前記時刻から算出される移動速度に基づいて、前記ユーザが利用した移動手段を特定することを特徴とする、請求項1に記載の移動手段利用者抽出装置。
  3. 前記移動手段位置情報取得手段は、前記移動手段位置情報として前記移動手段に乗車する乗客の有無に関する情報を更に取得し、
    前記移動手段移動軌跡取得手段は、前記乗客の有無に関する情報が有に該当する前記移動手段の前記移動手段移動軌跡のみを取得することを特徴とする、請求項1または2に記載の移動手段利用者抽出装置。
  4. 前記移動手段利用抽出手段は、前記ユーザ移動軌跡の始点及び終点における前記時刻と、前記移動手段移動軌跡の始点及び終点における前記時刻とがそれぞれ所定時間内にある場合、かつ前記ユーザ移動軌跡と前記移動手段移動軌跡との距離を算出し、前記距離が所定値以下である場合、前記ユーザ移動軌跡は、前記移動手段移動軌跡に一致すると判定することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の移動手段利用者抽出装置。
  5. 複数の携帯端末から送信される情報を用いて、特定の移動手段を利用するユーザを抽出する移動手段利用者抽出方法であって、
    前記携帯端末から送信される位置と時刻と前記携帯端末の識別子とを含むユーザ位置情報が蓄積されるユーザ位置情報蓄積ステップと、
    前記ユーザ位置情報蓄積ステップにおいて蓄積された前記ユーザ位置情報に基づいて、前記ユーザの移動した軌跡であるユーザ移動軌跡が取得されるステップであって、前記ユーザ位置情報蓄積ステップにおいて蓄積された位置及び時刻から算出される移動速度が前記ユーザの過去一定期間の平均移動速度に比べ有意差があるほど大きく変化した場合に、前記ユーザ移動軌跡が取得されるユーザ移動軌跡取得ステップと、
    前記移動手段から送信される位置と時刻と前記移動手段の識別子とを含む移動手段位置情報が取得される移動手段位置情報取得ステップと、
    前記移動手段位置情報取得ステップにおいて取得された前記移動手段位置情報に基づいて、前記移動手段の移動した軌跡である移動手段移動軌跡が取得される移動手段移動軌跡取得ステップと、
    前記ユーザ移動軌跡取得ステップにおいて取得された前記ユーザ移動軌跡と、前記移動手段移動軌跡取得ステップにおいて取得された前記移動手段移動軌跡とを比較して、前記移動手段移動軌跡に一致する前記ユーザ移動軌跡が抽出される移動手段利用抽出ステップと、
    前記移動手段利用抽出ステップにおいて抽出された前記ユーザ移動軌跡を形成した前記携帯端末の識別子を抽出するユーザ抽出ステップと、
    を備えることを特徴とする、移動手段利用者抽出方法。
  6. 複数の携帯端末から送信される情報を用いて、タクシーを利用するユーザを抽出するタクシー利用者抽出装置であって、
    前記携帯端末から送信される位置と時刻と前記携帯端末の識別子とを含むユーザ位置情報を蓄積するユーザ位置情報蓄積手段と、
    前記ユーザ位置情報蓄積手段に蓄積された前記ユーザ位置情報から前記ユーザが自動車を利用して移動した軌跡を抽出する手段であって、前記ユーザ位置情報蓄積手段に蓄積された位置及び時刻から算出される移動速度が前記ユーザの過去一定期間の平均移動速度に比べ有意差があるほど大きく変化した場合に、前記ユーザが前記自動車を利用して移動した軌跡を抽出する自動車移動抽出手段と、
    前記タクシーから送信される位置と時刻と空車状態とを含むプローブ情報を取得するプローブ情報取得手段と、
    前記プローブ情報取得手段によって取得された前記プローブ情報に基づいて、賃走状態で移動した前記タクシーの軌跡を抽出するタクシー移動抽出手段と、
    前記タクシー移動抽出手段によって抽出された賃走状態のタクシー移動軌跡と、前記自動車移動抽出手段によって抽出された自動車移動軌跡とを比較して、前記賃走状態のタクシー移動軌跡に一致する前記自動車移動軌跡を抽出するタクシー利用抽出手段と、
    前記タクシー利用抽出手段によって抽出されたタクシー利用軌跡を形成した前記携帯端末の識別子を抽出するタクシー利用ユーザ抽出手段と、を備えることを特徴とする、タクシー利用者抽出装置。
  7. 前記タクシー利用抽出手段は、前記賃走状態のタクシー移動軌跡の始点及び終点における前記時刻と、前記自動車移動軌跡の始点及び終点における前記時刻とがそれぞれ所定時間内にある場合、かつ、前記賃走状態のタクシー移動軌跡と前記自動車移動軌跡との距離を算出し、前記距離が所定値以下である場合、前記自動車移動軌跡は、前記賃走状態のタクシー移動軌跡に一致すると判定する、請求項6に記載のタクシー利用者抽出装置。
  8. 複数の携帯端末から送信される情報を用いて、タクシーを利用するユーザを抽出するタクシー利用者抽出方法であって、
    前記携帯端末から送信される位置と時刻と前記携帯端末の識別子とを含むユーザ位置情報が蓄積されるユーザ位置情報蓄積ステップと、
    前記ユーザ位置情報蓄積ステップにおいて蓄積された前記ユーザ位置情報から前記ユーザが自動車を利用して移動した軌跡が抽出されるステップであって、前記ユーザ位置情報蓄積ステップにおいて蓄積された位置及び時刻から算出される移動速度が前記ユーザの過去一定期間の平均移動速度に比べ有意差があるほど大きく変化した場合に、前記ユーザが前記自動車を利用して移動した軌跡が抽出される自動車移動抽出ステップと、
    前記タクシーから送信される位置と時刻と空車状態とを含むプローブ情報が取得されるプローブ情報取得ステップと、
    前記プローブ情報取得ステップにおいて取得された前記プローブ情報に基づいて、賃走状態で移動した前記タクシーの軌跡が抽出されるタクシー移動抽出ステップと、
    前記タクシー移動抽出ステップにおいて抽出された賃走状態のタクシー移動軌跡と、前記自動車移動抽出ステップにおいて抽出された自動車移動軌跡とが比較され、前記賃走状態のタクシー移動軌跡に一致する前記自動車移動軌跡が抽出されるタクシー利用抽出ステップと、
    前記タクシー利用抽出ステップにおいて抽出されたタクシー利用軌跡を形成した前記携帯端末の識別子が抽出されるタクシー利用ユーザ抽出ステップと、
    を備えることを特徴とする、タクシー利用者抽出方法。
JP2011509350A 2009-04-17 2010-04-15 タクシー利用者抽出装置、タクシー利用者抽出方法、移動手段利用者抽出装置、及び移動手段利用者抽出方法 Expired - Fee Related JP5203507B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011509350A JP5203507B2 (ja) 2009-04-17 2010-04-15 タクシー利用者抽出装置、タクシー利用者抽出方法、移動手段利用者抽出装置、及び移動手段利用者抽出方法

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009100887 2009-04-17
JP2009100887 2009-04-17
PCT/JP2010/056771 WO2010119926A1 (ja) 2009-04-17 2010-04-15 タクシー利用者抽出装置、タクシー利用者抽出方法、移動手段利用者抽出装置、及び移動手段利用者抽出方法
JP2011509350A JP5203507B2 (ja) 2009-04-17 2010-04-15 タクシー利用者抽出装置、タクシー利用者抽出方法、移動手段利用者抽出装置、及び移動手段利用者抽出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2010119926A1 JPWO2010119926A1 (ja) 2012-10-22
JP5203507B2 true JP5203507B2 (ja) 2013-06-05

Family

ID=42982583

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011509350A Expired - Fee Related JP5203507B2 (ja) 2009-04-17 2010-04-15 タクシー利用者抽出装置、タクシー利用者抽出方法、移動手段利用者抽出装置、及び移動手段利用者抽出方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20120022717A1 (ja)
EP (1) EP2420984A1 (ja)
JP (1) JP5203507B2 (ja)
WO (1) WO2010119926A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102426779B (zh) * 2011-11-08 2013-07-10 吴成剑 一种出租车空车控制的方法
CN104252495A (zh) * 2013-06-28 2014-12-31 Sap欧洲公司 用于对路段评级的方法和系统
JP6628417B2 (ja) * 2017-01-11 2020-01-08 Kddi株式会社 異なる移動体種別の端末同士を関連付けるプログラム、装置及び方法
JP6852625B2 (ja) * 2017-09-05 2021-03-31 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、プログラム、記録媒体
JP7112357B2 (ja) * 2019-03-05 2022-08-03 株式会社日立製作所 移動方法判定システム、移動方法判定方法
CN111163137A (zh) * 2019-12-18 2020-05-15 北京中交兴路信息科技有限公司 一种应用程序的用户身份识别方法及装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002056078A (ja) * 2000-08-09 2002-02-20 Csk Corp サービス利用者探知システム、サービス利用者探知方法、および、記録媒体
JP2009216598A (ja) * 2008-03-11 2009-09-24 Toshiba Corp 携帯端末、案内表示システム及びプログラム

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3252721B2 (ja) * 1996-10-07 2002-02-04 カシオ計算機株式会社 行動解析装置
JP2001109977A (ja) * 1999-10-08 2001-04-20 Home Net Kk 救援システム
FR2827965B1 (fr) * 2001-07-27 2006-08-04 Automatisme Et Tech Avancees A Procede permettant de selectionner un taxi parmi une flotte, en vue de lui attribuer une course a realiser
JP2003271706A (ja) * 2002-03-14 2003-09-26 Fujitsu Ltd タクシー相乗り管理方法、タクシー相乗り管理プログラムおよびタクシー相乗り管理装置
HK1066442A2 (en) * 2004-09-14 2005-02-04 Multivision Intelligent Survei Surveillance system for application in taxis.
US7832264B2 (en) * 2005-04-26 2010-11-16 Sanyo Electric Co., Ltd. Tire sensor system and vehicle body having the same mounted thereon
JP4930942B2 (ja) 2007-05-08 2012-05-16 株式会社野村総合研究所 移動体通信装置を携帯したユーザの移動手段を推定する装置及び方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002056078A (ja) * 2000-08-09 2002-02-20 Csk Corp サービス利用者探知システム、サービス利用者探知方法、および、記録媒体
JP2009216598A (ja) * 2008-03-11 2009-09-24 Toshiba Corp 携帯端末、案内表示システム及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US20120022717A1 (en) 2012-01-26
WO2010119926A1 (ja) 2010-10-21
JPWO2010119926A1 (ja) 2012-10-22
EP2420984A1 (en) 2012-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5203507B2 (ja) タクシー利用者抽出装置、タクシー利用者抽出方法、移動手段利用者抽出装置、及び移動手段利用者抽出方法
US20210004731A1 (en) Ticketing method and system
US8972179B2 (en) Method and apparatus to analyze GPS data to determine if a vehicle has adhered to a predetermined route
JP6414807B2 (ja) 情報処理装置および情報処理方法
JP4680739B2 (ja) 交通情報生成装置
CN111144684A (zh) 车辆调度系统、服务器和信息处理方法
CN105303245A (zh) 交通分析系统以及交通分析方法
JP6916904B2 (ja) 端末装置、トランスポンダ、課金システム、課金方法、及び課金プログラム
KR20110092945A (ko) 차량의 사고 발생을 알리는 네비게이션 장치 및 견적 시뮬레이션 서비스 시스템 및 방법
JP2008242582A (ja) 経費申請端末、経費申請システム、経費申請方法および経費申請プログラム
JP2013237409A (ja) 乗員位置特定装置
JP2008250450A (ja) 迂回ルート抽出装置及び方法
JP2006344001A (ja) 運行管理システム
JP2000357295A (ja) 車両運行管理システム
CN112036594A (zh) 一种乘车订单管理的方法及系统
CN111624638A (zh) 基于大数据系统的行踪追溯及监控报告的生成方法
JP2010009123A (ja) 車両走行情報管理システム、走行距離計算装置および車両走行情報管理方法
JP2010250673A (ja) タクシー利用者抽出装置及びタクシー利用者抽出方法
KR102507929B1 (ko) 단말 장치, 후방 서버, 차량 탑재 트랜스폰더, 판정 시스템, 판정 방법, 및 프로그램
JP6935514B2 (ja) 支払アカウント管理サーバ、支払アカウント管理システム、支払アカウント管理方法、及び支払アカウント管理プログラム
JP5084921B2 (ja) 移動情報端末
CN106612498B (zh) 一种到站信息推送方法及其装置
CN111866806A (zh) 信息处理装置和非暂时性计算机可读记录介质
WO2023057782A1 (ja) 修理地点送信装置および修理地点送信方法
CN114627669B (zh) 一种停车场反向寻车方法及系统

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5203507

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160222

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees