JP5202633B2 - 医療用圧定布i - Google Patents

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Description

本発明は、シート状平坦繊維製の医療用圧定布、特に、適用に便利な形態のガーゼ圧定布に関する。本発明は、さらに、該圧定布を製造する方法にも関する。
医療用圧定布は、救急医療での創傷の応急治療用として、または外科手術に使用されるものとして久しく以前から公知である。これらの圧定布は、使用素材が様々であり、その差異からガーゼ圧定布と不織布圧定布とに大別される。そのうちのガーゼ圧定布は、通常、織り密度の如何に応じて、目の粗いまたは細かい格子構造を有する木綿織物から製造されている。圧定布形成ガーゼに課される要求はDIN EN 14079に規定されている。
ガーゼ圧定布は、末端の糸が解れかねないという欠点を持つ格子構造なので、この緩みを防止する対策が何度も提案されてきた。例えばDE 2261889には、網目構造を有する少なくとも1つの細巾から成る圧定布について記載されている。糸で網目構造を形成することにより、帯状素材の向い合う両端に、糸が解れ出すことのない縁が形成される。圧定布は、最終的には、この帯状素材の部分切片から形成されるが、その場合、切片の切断縁は絎け縫いされる。その他DE 9014500には、切断縁から極近いところに熱可塑性の糸、帯状素材、細巾または細幅不織布が配置されたガーゼ圧定布が提案されている。これらの追加素材はガーゼと共に熔接、シーリングまたは接着加工される。市場で知られているガーゼ圧定布としては、例えばES圧定布が既存している。これら提案された解決策または既存製品はいずれも共通して、製造のための作業および/またはコストに関して負担がかかり過ぎると見なされる。
本発明の課題は、取り扱いが安全で製造コスト上有利な圧定布を提供することである。また、そのような圧定布を複数枚容易に積み重ねできるようにした上で、できる限りコンパクトにまとめることも目的である。さらには、医療用圧定布を製造するための方法を提供することも本発明の課題である。
これらの課題は請求項1に記載の医療用圧定布によって解決される。それによれば、本発明に係る医療用圧定布は、少なくとも8層を有するシート状平坦繊維素材から成り、ここで、各層は少なくとも1つの折目縁を介して隣接する次の層と結合しており、少なくとも1つの第1折目縁と少なくとも1つの第2折目縁とは互いに垂直な位置にある。圧定布は、第1突合せ縁として少なくとも2つの折目縁を持つように折られている。この場合、各第1突合せ縁は、直ぐ隣の層と層またはそれら層の部分切片と部分切片とを連結している。特に医療用圧定布は、第1突合せ縁として2つの折目縁および第2突合せ縁として2つの切断縁を有している。
本発明の文脈において、折目縁とは、素材切片における2つのサブユニットの完全な、または部分的な重ね合わせ、折り重ねまたは絎け縫いによって形成される縁と理解される。なお、素材切片のこれらサブユニットは折目縁によって結合している。この場合、素材切片の両サブユニットは、重ね合わせ、折り重ねまたは絎け縫いされた後、直に隣接させる、すなわち、直接接触させることが可能であるが、別の層を挟んで距離を置いてもよい。
それに対し、シート状平坦材料における素材切片の切断縁とは、第1の素材切片を包含するより大きな素材切片から第1の素材切片を切り離すことによって形成される縁であり、この場合、第1の素材切片の切断縁と、残りの素材切片の切断縁とに振り分けることができる。これには、ナイフまたは鋏、レーザビーム、噴流水による、およびその他技術による切断など今日公知のすべての分離技術を適用することができる。
上記の他に、突合せ縁があるが、これは前記の切断縁または折目縁、あるいはそれら切断縁または折目縁の副部分を、別の切断縁または折目縁に、あるいはそれら別の切断縁または折目縁の副部分に突き合せることによって形成される切断縁または折目縁、あるいはそれら切断縁または折目縁の副部分と理解すべきである。但し、関与する切断縁または折目縁あるいはそれらの副部分は同一平面上に存在するものとする。本発明に係る圧定布の突合せ縁は、互いに直接接合するかまたは相互結合する位置にあることが理想的である。しかし本発明においては、当該の切断縁または折目縁が接合位置から極僅かにずれている、すなわち相互間距離が最大限15%まで、および/またはオーバラップ幅が15%までの縁も突合せ縁と称される。但し、相互間距離またはオーバラップ幅のそれぞれの値は、最終的に折畳まれた状態の圧定布の外側縁の長さを基準とするが、測定基礎としては圧定布の外側縁で数値的に最大の長さを有する外側縁を使用する。
さらに、本発明の文脈において(別途記載がなければ)、外側縁とは完成した圧定布の外縁であると理解されるべきである。
少なくとも2つの折目縁を第1突合せ縁として形成することにより、剥き出しの切断縁を有さず、しかも材料の節約、延いては製造コストの削減をも可能にする圧定布を提供することが可能となる。さらに、突合せ縁を形成することにより、切断縁から糸が解れて、所定使用中に糸が傷口に達するという事態が防止される。しかも、本発明に係る圧定布、特に少なくとも8層に仕上げられた圧定布では、1回広げただけでは切断縁が露出しないという利点を有している。この圧定布は取り扱い上、非常に安全で、かつ使用者にとって便利である。それは、使用者自体が8層形式の圧定布を4層式の圧定布として使用するか、または8層式の圧定布として使用するかを決定することができるからである。いずれの場合も切断縁は剥き出しの状態にはならない。
その他、圧定布の押し当て面を形成する外層の形態が長方形又は正方形になるように圧定布が折畳まれていれば有利であることも明らかになった。特に医療用圧定布は、圧定布の押し当て面を形成する外層が、シート状平坦素材のそれぞれ連続する領域によって形成されるように、つまり突合せ縁を持たないように折畳まれている。この場合、押し当て面が長方形又は正方形であればさらに好ましい。特別際立って好ましい圧定布は、最終仕上げされた圧定布のすべての外側縁が折目縁から形成されるように折畳まれている。
この押し当て面は、本発明に係る圧定布を、向い合う2つの平行な切断縁Aと向い合う2つの平行な切断縁Bとを有するシート状平坦素材の長方形切片から作製することによって実現可能である。切断縁Aの縁長aは切断縁Bの縁長bよりも大きいか、または等しくなっており、圧定布のそれぞれの切断縁、折目縁、突合せ縁および/または外側縁は圧定布の別の切断縁、折目縁、突合せ縁および/または外側縁に平行または垂直な位置にあり、圧定布の少なくとも1つの切断縁、折目縁または突合せ縁は圧定布の別の切断縁、折目縁または突合せ縁に垂直となっている。切断縁Aの縁長aのほうが切断縁Bの縁長bより大きいことが特に好ましい。この場合、加えて、素材切片の切断縁Bに平行に形成された折目縁が第1突合せ縁を形成するのが好ましく、さらに、切断縁Aが第2突合せ縁を形成していることが特に好ましい。このように、本発明に係る圧定布は、特にシート状平坦繊維を素材とし、切断縁AおよびBを有数する長方形の素材切片から形成されており、その切断縁Aの縁長aは切断縁Bの縁長bより大きくしてある。またそれによって、本発明に係る圧定布は、好ましいことに、外側縁をCおよびDとする長方形または正方形の押し当て面を持つことになるが、その場合、外側縁Cの縁長cは外側縁Dの縁長dより大きいか、または等しく、好ましいことに、圧定布は第1突合せ縁が第1折目縁と平行に、特に外側縁Dと平行になるように折畳まれている。本発明に係る圧定布は、特に、縁長dの外側縁Dを有する正方形の押し当て面Fを有している。しかし、本発明に係る圧定布は、外側縁がCおよびDである長方形の押し当て面を持っていると想定することもでき、その場合では、外側縁Cの縁長cが外側縁Dの縁長dより大きく、圧定布は外側縁Dに平行な第1折目縁を第1突合せ縁として有している。この例では、長方形をなす素材切片の切断縁Aが外側縁Cに平行で、長方形をなす素材切片の切断縁Bが外側縁Dに平行である。なお、本発明に係る圧定布は機械および手作業のいずれによっても作製できることをこの場で注記しておく。
圧定布は、基本的には、向い合う平行な2つの切断縁Aと向い合う平行な2つの切断縁Bとを有する、シート状平坦素材の長方形切片から作製することができる。この場合、切断縁Aの縁長aは切断縁Bの縁長bより大きくする。但し、第1突合せ縁の形成では、切断縁Aに平行な折目縁から形成する場合と比較して、切断縁Bに平行に形成される折目縁から形成するほうがかなりの素材の節減が達成できる。8層の正方形圧定布で同素材とした場合、押し付け面および最初の折り返し部分領域の大きさに応じて5〜15%の素材節減となる。
その他の実施形態をも含め、本発明に係る圧定布は最少で8層、最多で16層から成っている。本発明に係る圧定布は、特に、その横断面が8層および10層または12層の領域を有する種類の圧定布である。これは、圧定布を横断面で見たとき、その横方向または縦方向の全領域に亘って均一な層構造を有しているというものではなく、圧定布は少なくとも幅広い部分領域では8層構造であるということを意味する。特に、第1縁領域が8層で、中央領域が10層になっている圧定布が好ましい。しかし、圧定布は10層または12層または16層の均一な層構造を持つように設定することもできる。
この場合、特に、第1折目縁に平行な折目縁が、折畳まれた最終圧定布の外側縁Dを、第2折目縁に平行な折目縁が、折畳まれた最終圧定布の外側縁Cを形成し、しかも、好ましいことに、第1折目縁が圧定布の押し当て面を形成する外側の両素材切片を結合させており、第2外側縁はそれに垂直な位置にある。さらに、本発明に係る圧定布は、その外側縁が折目縁だけから形成されていれば取り扱い上非常に安定していることも明らかになった。この層配置によると、外側の両層の間に圧定布のその他各層が配置されるので、使用者が掴み易い圧定布に仕上げることができるという利点がある。そうすれば、本発明に係る圧定布を積重ねて配置した場合でも、当該の圧定布を掴むことができ、意図に反して別な層の隣接する圧定布を掴むことがなくなる。
本発明の別の実施形態の1つとして、圧定布が、第2の突合せ縁として、さらに別の2つの切断縁および/または折目縁を有するように設定することもできる。特に、この第2突合せ縁は第2折目縁に平行とする。その他、第2突合せ縁は第1突合せ縁に垂直であることが好ましい。そうすることで、切断縁すべてを圧定布の内部に配置させることができる。
本発明によれば、第1突合せ縁を形成する折目縁は圧定布の外側縁を形成していない。したがって、第1突合せ縁は常に、特に、平行な2つの外側縁の間にある。この場合、本発明の特に好ましい実施形態の1つによれば、第1外側縁からの距離が、どの点においても、第1外側縁に垂直な位置にある第2外側縁の長さの最小で25%、最大で75%となる第1突合せ縁を持つように圧定布は設定されている。これらの圧定布で特に好ましいものは、第1外側縁からの距離が、どの点においても、第1外側縁に垂直な位置にある第2外側縁の長さの最小で40%、最大で60%となる第1突合せ縁を有している。さらに特別に好ましい圧定布は、第1外側縁からの距離が、どの点においても、第1外側縁に垂直な位置にある第2外側縁の長さの最小で45%、最大で55%となる第1突合せ縁を有している。
このように、本発明の好ましい実施形態の1つによれば、折り曲げられた切断縁が公知のES圧定布のように縁部分で重なり合っているのではなく、圧定布の中央で相並ぶように折畳まれている圧定布が提供される。これは、2つの層が追加的に存在することが有意である場合にはさらなる利点を生み出している。
さらに、より平坦であることから保管場所が小さくて済む圧定布が提供される。その他の点に関し公知の8層式ES圧定布と比較すれば、公知のES圧定布では最も厚い部分は16層であるのに対し、本発明に係る8層式圧定布ではその部分は10層に過ぎない。本発明に係るこの折畳みによって、遥かに積重ね易い圧定布を提供することができる。
本発明に係る圧定布の製造におけるシート状平坦素材としては、非製織のシート状平坦素材、いわゆるノンウォブン・クロスまたは不織布の部類とは異なるシート状平坦繊維素材であればいずれも使用することができる。本発明は不織布による圧定布には関与しない。本発明ではシート状平坦繊維素材としては、特に織物、編物またはメリヤス地を使用することができる。非常に好ましいのは織物で、それも特に平織物が好んで使用される。
以上のほか、シート状平坦繊維素材は天然起源の繊維またはフィラメントを含む、および/または合成繊維を含む糸または繊維素材からも製造することができる。本発明に係る圧定布は、天然起源の繊維として、特に木綿、麻、亜麻またはリネンから成る繊維を含んでいる。シート状平坦素材が、合成繊維を含有する糸材または繊維素材を含んでいる場合、ビスコース、ポリエステル、酢酸セルロース(Celluloseacetat)、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースから成る繊維またはフィラメントを使用することができる。特に好ましいシート状平坦繊維素材は、DIN EN 14079の要求を満たす、木綿および/またはビスコースから成る糸材または繊維素材を含んでいるものである。
これらの素材、特にガーゼは、公知の非繊維系またはノンウォブン・ファブリック若しくは不織布などの非製織系のシート状平坦素材と比較して、無段の連続法での加工には適していない。この理由から、本発明に係る圧定布は非連続の素材切片から作製しなければならない。
本発明に係る医療用圧定布の特に好ましい実施形態はガーゼ圧定布である。このガーゼ圧定布は、DIN EN 14079に規定された少なくとも8層のガーゼを含んでおり、各層は少なくとも1つの折目縁を介して別の1層と結合しているが、その場合少なくとも1つの第1折目縁と少なくとも1つの第2折目縁とは互いに垂直な位置にある。ガーゼ圧定布は、第1突合せ縁として少なくとも2つの折目縁を有するように折畳まれており、その場合この第1突合せ縁により、直に隣接する層が結合されている。特に医療用圧定布は、第1突合せ縁として2つの折目縁を有し、第2突合せ縁として2つの切断縁を有している。この医療用圧定布は、さらに、これ迄に述べてきた種類のその他すべての特徴を個別に、または組み合わせた状態で有することができる。
本発明をさらに発展させた考えにより、複数枚の本発明に係る医療用圧定布を含む圧定布積層物も本発明の対象とする。この積層物には前記種類の複数の圧定布が含まれている。この積層物は、特に、同じ圧定布を複数枚含むことができ、その場合それぞれの圧定布は個別の特徴、または前記圧定布の特徴が混在する組み合わされた特徴を有している。
したがって、特に、少なくとも8層のシート状平坦繊維素材を含む複数の医療用圧定布、なかでもDIN EN 14079に規定された8層から成るガーゼを含む複数のガーゼ圧定布で構成される圧定布積層物も本発明の対象である。個別の圧定布の各々を構成するこれら少なくとも8層はいずれも、少なくとも1つの折目縁を介して圧定布中の別の層と結合しているが、少なくとも1つの第1折目縁と少なくとも1つの第2折目縁とは互いに垂直な位置に存在する。これらの圧定布のそれぞれは、第1突合せ縁として少なくとも2つの折目縁を有するように折畳まれており、これらの第1突合せ縁のそれぞれは、直に隣接する層同士を、または直に隣接する層の部分切片同士を結合させている。
突合せ縁として折目縁を配置することによって、市販の圧定布と比較して、より安定で、場所を取らない、よりコンパクトな圧定布積層物を提供することができる。それにより、特に包装材を節約することができる。例えば市販のES圧定布を積み重ねた場合、100部の圧定布から成る圧定布積層物を含めた包装の高さ(包装の外径)は155mmになる。それに対し、本発明に係る圧定布を積み重ねて(100部)同条件で包装すると、外径は130mmとなる(同一測定条件)。したがって、特に包装材および保管場所の節減が可能である。
本発明に係る圧定布積層物としては、さらに、長方形または正方形の押し当て面を有する圧定布を含むことが好ましく、その場合、各圧定布は縁長cの向い合う2つの外側縁Cおよび縁長dの向い合う2つの外側縁Dを有しており、縁長cは縁長dより大きくするか、又は両者同じとする。この積層物は、特に正方形の押し当て面を有する複数の圧定布を含む。
本発明のさらに別の実施形態の1つでは、本発明に係る圧定布積層物は、第1外側縁からの距離が、どの点においても、第1外側縁に垂直な位置にある第2外側縁の長さの最小で25%、最大で75%となる第1突合せ縁を有する複数の圧定布を含む。これらの圧定布で特に好ましいものは、第1外側縁からの距離が、どの点においても、第1外側縁に垂直な位置にある第2外側縁の長さの最小で40%、最大で60%となる第1突合せ縁を有している。さらに特別に好ましい圧定布は、第1外側縁からの距離が、どの点においても、第1外側縁に垂直な位置にある第2外側縁の長さの最小で45%、最大で55%となる第1突合せ縁を有している。
これらの圧定布は、それぞれ1つ目の圧定布の第1押し当て面が2つ目またはそれ以降の圧定布の第1押し当て面と合同になるように積み重ねられている。その際さらに、圧定布の押し当て面を形成するシート状平坦繊維素材の両外層を結合させる、圧定布の各第1折目縁が合同に重なり合っていればより好ましい場合がある。
本発明をさらに展開させたものとして、シート状平坦繊維素材から成る少なくとも8層を有する医療用圧定布を製造する方法も本発明の対象である。それによれば、各層は少なくとも1つの折目縁を介して別の層と結合しており、少なくとも1つの第1折目縁と少なくとも1つの第2折目縁とは互いに垂直な位置に存在する。特に、前記種類の圧定布を製造する方法を提供することを課題としている。該方法は以下の作業工程を含んでいる。
a)相向き合う2つの第1切断縁Aと相向き合う2つの第2切断縁Bとを有する、シート状平坦素材から成る長方形の素材切片を用意すること(ここで、切断縁Aの縁長aは切断縁Bの縁長bより大きいか、または同じとする)。
b)長方形素材切片の第2切断縁Bを折り返すことにより、2つの第1折目縁を形成すること。
c)上記b)で形成された折目縁を折り返すことにより、圧定布の2つの第1突合せ縁を形成すること。
d)折目縁をさらに折り返すことにより、圧定布の別の折目縁または突合せ縁を形成すること。
本方法は、作業工程a)として、特に、相向き合う2つの第1切断縁Aと相向き合う2つの第2切断縁Bとを有し、その切断縁Aの縁長aを切断縁Bの縁長bより大きくしたシート状平坦素材から成る長方形の素材切片を用意する工程を含んでいる。
さらに、作業工程d)の経過中には、長方形素材切片の第1切断縁Aを折り返すことにより、2つの突合せ縁を形成することが好ましい。特に、上記作業工程d)は作業工程c)の前に行う。その他、追加の作業工程e)として、新たな折り返しを行うことにより、さらに別の折目縁または突合せ縁を形成することもできる。
さらには、作業工程b)では、切断縁Bからは突合せ縁を形成しないようにすることも好ましい。しかし、作業工程b)では2つの突合せ縁の形成を、形成した2つの折目縁によらないで、切断縁Bから形成するように設定することもできる。なお、本発明に係る圧定布は機械および手作業のいずれによっても作製できることをこの場で注記しておく。
本発明に係る方法に関しては、特に、最少で8層、最多で16層のシート状平坦素材から成る医療用圧定布を製造する方法を提供しなければならない。本発明に係る方法で特に好ましいのは、横断面で見て8層、および10層または12層の領域を有する圧定布を製造する方法である。これは、圧定布は横断面で見て、横または縦の広がり全域に亘って均一な層構造を有しているということを意味しているのではなく、圧定布の第1部分領域では10層〜12層であり、少なくとも1つの別の部分領域では8層であることを意味すると理解されなければならない。しかし、圧定布が10層または12層または16層の均一な層構造を有するように設定することもできる。
特に、その面積がd2で表わされる正方形の押し当て面Fを有する圧定布の製造方法を提供しなければならない(ここで、dは圧定布の外側縁Dの縁長である)。この方法では、母材料としては、切断縁AおよびBを有する長方形の素材切片を使用することが好ましい。この場合、この素材切片において切断縁Aの縁長aがa=4d+2eであり、切断縁Bの縁長bがb=d+2e’であればさらに好ましい。但し、dは最終的に折畳まれた圧定布の縁長、eは切断縁Aの副部分の縁長でe≦1/2d、e’は切断縁Bの副部分の縁長でe’≦1/2dとする。このようにすれば、大きな裁断屑やごみを出さずに精確な折畳みだけで、押し当て面全体を通じて極めて均一な素材分布が配慮された、最少で8層、最多で10層の圧定布を作製することができる。
同じ素材切片を使用しても、上記とは異なり、作業工程b)で作成される折目縁を突合せ縁として形成しない場合では、8層に限定される圧定布の押し当て面はより小さなものとなる。この状況は、別の言い方をすれば、上述の押し当て面を有する圧定布を製造するためには、より大きな素材切片を用意しなければならないことを意味している。
したがって、この方法では作業工程d)の前には作業工程b)を行っておくのが特に好ましい。この方法の特徴として、作業工程b)では準備した素材切片の切断縁B、つまりその縁長bがb=d+2e’である切断縁を折り曲げる。それによって、工程b)でその縁長aがa=4d+2eである切断縁Aを折り曲げる方法に比べ、同じ素材使用量でより大きな押し当て面積を持つ圧定布が得られる。
本発明の好ましい又は別の実施形態について本明細書で列挙した特徴は個別の好ましい形態または別の形態に限定されるものでないことをこの場で強調しておく。むしろ、実施形態の組み合わせまたは別の形態の個別的特徴の組み合わせも同じく本発明に係る実施形態に挙げられる。同様に、本発明は下記の図面説明によって実質的に減縮されることはないと理解されるべきである。
本発明に係る圧定布の製造のための素材切片を示す上面図である。 本発明に係る圧定布の製造のための中間生成物を示す上面図である。 図2aに基づく中間生成物の様々な横断面を示す図である。 図2aに基づく中間生成物の様々な横断面を示す図である。 図2aに基づく中間生成物の様々な横断面を示す図である。 本発明に係る圧定布の製造のための中間生成物を示す上面図である。 図3aに基づく中間生成物の様々な横断面を示す図である。 図3aに基づく中間生成物の様々な横断面を示す図である。 図3aに基づく中間生成物の様々な横断面を示す図である。 本発明に係る圧定布を示す上面図である。 図4aに基づく圧定布の様々な横断面を示す図である。 図4aに基づく圧定布の様々な横断面を示す図である。 図4aに基づく圧定布の様々な横断面を示す図である。 図4aに基づく圧定布の様々な横断面を示す図である。 図5は本発明に係る別の圧定布を示す上面図である。
図1は、圧定布を製造するためのDIN EN 14079に記載されている長方形の素材切片(10)を示しているが、本発明においては押し当て面は正方形である。この素材切片は、縁長a=230.0mmである向い合う2つの第1切断縁A(14、15)を有している。当素材切片は、さらに、縁長b=99.0mmである向い合う2つの第2切断縁B(16、17)を有している。
以下では図面を参照して、少なくとも8層から成る圧定布を製造する方法を説明する。それによれば、第1の作業工程において上述の長方形の素材切片(10)を用意する。第2の作業工程では、切断縁B(16、17)を折目線I(11、12)に沿って矢印IaおよびIbの方向に折り返すことにより、素材切片の表側に第1折目縁G(26)およびG’(27)を形成する。切断縁B(16、17)を折り返すことによって、素材切片の折り返されたサブユニット及び残りのサブユニットがそれぞれ単独の層を形成するが、これら2つのサブユニットは重なり合っているため、サブユニットとして形成されたこれらの層は直に隣接し、形成された折目縁G(26)およびG’(27)を介して結合している。折目線Iとそれに平行する近いほうの切断縁Bとの距離eについては、それぞれe=14.5mmである。次に、第3の作業工程では、切断縁A(14、15)を折目線II(18、19)に沿って矢印IIaおよびIIbの方向に折り返すことにより、素材切片の表側に第2折目縁H(24)およびH’(25)を形成する。折目線II(18、19)とそれに平行する近いほうの切断縁Aとの距離e’は、それぞれ24.5mmである。切断縁A(14、15)の折り返しによって、第2の折目縁H(24)およびH’(25)、並びに切断縁Aの部分領域から成る突合せ縁(28a、29a、28b、29b、28b’、29b’)が形成される。これらの突合せ縁以外の他の部分領域も、最終仕上がりの圧定布の第2突合せ縁を形成している。
図2aは、第3作業工程後に得られる、切断縁Bに平行な外側縁bb(36)、bb’(37)および切断縁Aに平行な外側縁aa(34)、aa’(35)を有する中間生成物A(30)を示している。ここで、外側縁aa(34)は第2折目縁Hの副部分(24a)から形成され、外側縁aa’(35)は第2折目縁H’の副部分(25a)から形成される(図2c:切断線B−Bに沿って切断したときの中間生成物Aの横断面;図2d:切断線C−Cに沿って切断したときの中間生成物Aの横断面を参照)。外側縁を形成する副部分に閉じ込められた、折目縁HおよびH’のその他の副部分(24b、25b、24b’、25b’)は中間生成物の外側縁の形成には関与していない。外側縁bb(36)は第1折目縁Gの重なり合う副部分(26a、26b、26c)から形成されており、外側縁bb’(37)は第1折目縁G’の重なり合う副部分(27a、27b、27c)から形成されている(図2b:切断線A−Aに沿って切断したときの中間生成物Aの横断面を参照)。切断縁A(14、15)の折り返しにより、切断縁Aによる突合せ縁が形成されるが、これらの突合せ縁間の間隔は1.0mmとする。切断縁Bのすべての部分領域(16a、16b、16c、17a、17b、17c)は、その上に素材領域が被さっているため隠れている(図では、被さっている素材層で隠されている縁は破線で描いてある)。
中間生成物A(30)は後続の作業工程でさらに加工される。ここで、中間生成物Aに形成された外側縁bb(36)およびbb’(37)を折目線III(31、32)に沿って矢印IIIaおよびIIIbの方向へ折り返すことにより、素材切片の表側に第1突合せ縁(38a、39a)を形成する。第1折目線III(31)と、それに平行な外側縁aa(36)との最短の距離e’’については、e’’=25.0mmである。第2折目線III(32)と、それに平行な外側縁aa’(37)との最短の距離e’’’については、e’’’=75.0mmである。外側縁bb(36)およびbb’(37)を折り返すことによって、新たな折目縁I(41)、I’(42)、I’’(43)、I’’’(44)、並びに、第1突合せ縁(38a、39a)および最終的に作製される圧定布においてその上面の下に配置される別の突合せ縁(38b、39b、38c、39c)が形成される。ここで、形成された各突合せ縁(38a、39a、38b、39b、38c、39c)は折目縁G(26)およびG’(27)の副部分から形成されているので、これらの突合せ縁により、直に隣接する層が結合されている。結合された層と層の間には挿入層または中間配置層は存在しない。
図3aは、第4作業工程後に得られる、切断縁Bに平行な外側縁bbb(56)、bbb’(57)と切断縁Aに平行な外側縁aaa(54)、aaa’(55)を有する中間生成物B(50)を再現したものである。ここで、外側縁aaa(54)は第2折目縁H(24)の重なり合う副部分(24c、24d、24c’)から形成されおり、同様に外側縁aaa’(35)は第2折目縁H’(25)の重なり合う副部分(25c、25d、25c’)から形成されている(図3c:切断線F−Fに沿って切断したときの中間生成物Bの横断面;および図3d:切断線E−Eに沿って切断したときの中間生成物Aの横断面を参照)。これらの副部分に閉じ込められた、折目縁H、H’のその他の副部分(24b、25b、24b’、25b’)は中間生成物Bの外側縁の形成には関与していない。外側縁bbb(56)は新たな折目縁I(41)により形成されており、同様に外側縁bbb’(57)は新たな折目縁I’(42)により形成されている(図3bを参照:切断線D−Dに沿って切断したときの中間生成物Bの横断面)。内層I’’(43)およびI’’’(44)に属する別の折目縁は中間生成物B(50)の外側縁の形成には関与していない。第1突合せ縁は折目縁GおよびG’(38a、39a)によって形成されている。別の階層では折目縁GおよびG’のその他の副部分により別の突合せ縁(38b、39b、38c、39c)が形成されている。第1突合せ縁(38a、39a)は互いに極近くまで接近させ、両者の間隔は1.0mmとする。この間隔は、完成した圧定布の外側縁Dとの比較で、外側縁Dの縁長dの2%の距離に相当するものとする。切断縁Bおよびその副部分(16a、16b、17a、17b、16c、17c)、並びに切断縁aの副部分から形成される突合せ縁(28b、29b、28b’、29b’、28c、29c、28c’、29c’、28d、29d)は両者とも、これらの上に存在する素材層で隠されている。したがって、この中間生成物B(50)においては剥き出しの切断縁は表に現われない。
その後、中間生成物B(50)は、最終作業工程でさらに加工される。ここでは、前工程で折目縁I’(42)から形成された中間生成物B(50)の外側縁bbb’(57)を折目線IV(51)に沿って矢印IVaの方向に折り返し、それにより、折り返された外側縁bbb’(57)を、中間生成物B(50)の折目縁Iにより形成された外側縁bbb(56)の上に重ね合わせる。折目線IV(51)から外側縁bbb(56)までの距離fについては、f=50.5mmである。この作業工程により、折目線IV(51)に沿って、最終製品の第1外側縁D’(67)を形成する折目縁J(47)並びにその他の折目縁J’、J’’およびJ’’’(48a、48bおよび48c)が形成される。
図4aは、前記の方法で作製した圧定布(60)を図示したものである。該圧定布は、縁長がd=50.0mmであり、同じ長さの4つ外側縁D’、D’’、D’’’およびD’’’’(64、65、66および67)を有し、面積d2=25.0mm2の正方形の押し当て面Fを有し、第1突合せ縁として形成された2つの折目縁(38a、39a)および第2突合せ縁として形成された、切断縁Aの2つの部分領域(28d’’、29d’’)を有している。切断縁Bのすべての部分領域および切断縁Aのすべての部分領域は、別の素材層の陰に隠れている。図4aには、切断縁Bの上方部分領域(16a、17a)及び第2突合せ縁を形成する切断縁Aの部分領域(28d’’、29d’’)だけが示されている。折目縁Gの部分領域(26)と折目縁G’の部分領域(27)とから形成される第1突合せ縁(38a、39a)は互いに極近くまで接近しており、両者の間隔は1.0mmである。この間隔は、完成圧定布の外側縁D’との比較で、外側縁D’の縁長d(縁はすべて同じ長さである)の2%の距離に相当する。第2突合せ縁(28d’’、29d’’)間も1.0mmの間隔が空けてあり、その距離は外側縁D’の縁長dの2%に相当する。第1突合せ縁(38a、39a)は圧定布のほぼ中央にあり、そのどの位置からでも、平行な第1外側縁D’(67)までの距離は、第1外側縁に垂直な第2外側縁(64)の長さの49%〜51%の範囲内にある。その他、第1突合せ縁(38a、39a)は第2突合せ縁(28d’’、29d’’)に対して垂直に位置することも付け加えておく。
続いての図4b、図4c、図4dおよび図4eでは、圧定布(60)の層構造が図解されている。図4bは切断線G−Gで切断した横断面、図4cは切断線I−Iで切断した横断面、図4dは切断線H−Hで切断した横断面および図4eは切断線J−Jで切断した横断面を示している。圧定布(60)の層構造を明確化するために、個々の層およびその中にある折り目縁は(すべての横断面図に共通して)互いに分けて、あるいは互いに間隔を取って描いてある。特に、押し当て面Fを形成する外側層(61、62)の両方が、圧定布の第1外側縁D’(67)を形成する折目縁J(47)によって結合されているのが明瞭に示されている。その他の層はいずれもこの両外層に包み込まれている状態なので、その他の層はすべて両外層(61、62)の間に存在する。
さらに、圧定布の第2外側縁D’’(64)が折目縁Hの重なり合う副部分(24c’’’、24d’、24c’’、24d’’、24c’)から形成され、第3外側縁D’’’(45)が折目縁H’の重なり合う副部分(25c’’’、25d’、25c’’、25d’’、25c’)から形成され、第4外側縁D’’’’(66)が重なり合う折目縁I(41)およびI’(42)から形成されていることが分かる。それぞれ内側にある折目縁(43、44、48a、48b、48c)および折目縁Hのその他の副部分(24b、24b’)、折目縁H’のその他の副部分(25b、25b’)は圧定布の外側縁の形成には関与していない。したがって、圧定布は折目縁で形成された外側縁しか有していない。圧定布は、さらに、合同な第1突合せ縁(38a、39a)および折目縁から形成されたまた別の突合せ縁(38b、39b)をも有している。これらの突合せ縁は折目縁G(26)およびG’(27)から形成されている。これら第1の突合せ縁(38a、39a)のそれぞれにより、第1部分切片(68a)及び第2部分切片(68b)から成る第1層と、第1部分切片(69a)及び第2部分切片(69b)から成る第2層と、が直に結合されている(図4b参照)。上記の突合せ縁と垂直な位置に、切断縁Aから形成された、互いに合同な第2の突合せ縁(28d’’、29d’’)および切断縁Aから形成されたその他の突合せ縁(28c’’’、29c’’’、28c’’、29c’’、28c’、29c’、28d’、29d’、28b、29b、28b’、29b’)が存在する。
この圧定布の各層は、少なくとも1つの折目縁によって圧定布の別の層と結合しており、横断面で見た場合、圧定布は8層の領域及び10層の領域を有している。この圧定布は8層形式であるが、中央の部分領域は10層になっている。追加的な2層は切断縁B(16、17)の折り返しによって得られる(図4b参照)。圧定布の辺縁領域は8層になっている(図4d参照)。8層形式の当圧定布を1回開け広げても剥き出しの切断縁は現れない(図3a参照)。したがって、この圧定布は4層式または8層式としても使用できよう。圧定布(60)は、それぞれ測定時の検査圧力を2g/cm2とした場合、中央領域(10層)の厚さは1.24mmであり、辺縁領域(8層)の厚さは1.12mmである(下記参照)。この圧定布は、このように全領域に亘って均一な素材分布を示しているので、容易に複数枚積み重ねることができる。
以下では、積み重ねの高さを比較表示する。例えば市販のES圧定布(Paul Hartmann(株)の5×5cm大のES圧定布)を積み重ねた場合、100枚の積み重ね包装とすれば高さは155mm(包装の外径)となる。それに対し、本発明に係る圧定布(60)を100枚積み重ね、同条件、同包装材で包装した場合、外径は130mmとなる(同一測定条件)。これは積み重ねの高さにして約16%の縮減に相当する。
5枚限定の部分的積み重ねおよび単独1枚の圧定布について次の値が得られた。但し、検査圧力として2g/cm2を遵守した。各圧定布はそれぞれが同一になるように折畳み、積み重ねはぴったり合同になるように行った。
Figure 0005202633
突合せ縁として折目縁を設けることにより、市販の圧定布に比べて安定であり、場所を取らない圧定布を提供することができる。
次表では、向い合う平行な2つの切断縁Aと向い合う平行な2つの切断縁Bとを有する長方形の素材切片から、前記方法に従って形成した正方形の圧定布の例が挙げられている。切断縁Aの縁長aは、用意した素材切片の切断縁Bの縁長bより大きく取る。比較対象の圧定布の最終的に折畳まれた状態での外縁長dは、それぞれ表記の通りである。表を参照して、公知のPaul Hartmann社製ES圧定布(1.折畳み試料)に対し、同素材でどれほどの素材節減が実現されるかを検証する。なお、比較用として使用したES圧定布の第1折目縁は切断縁Aに平行に形成されているものとする。
Figure 0005202633
例えば、押し当て面が正方形であり、縁長dがd=5cm(圧定布1)であり、第1工程で折り返される切片の幅eが両者同じでe=1.5cmとした場合、既存のES圧定布に対する本発明に係る圧定布の素材節減率は約11.5%に達する。この場合、第1突合せ縁も第2突合せ縁も空き間隔は1.0mmである。素材の節減は、このように、新たな方法により精確に折目形成することによって達成可能である。この場合、この折目により本発明に係る突き合せ縁が実現される。
図5は、正方形の押し当て面を有する8層式ガーゼ圧定布の別の実施例である。圧定布(80)の外側縁Dの縁長dはd=75.0mmである。圧定布は前記の方法に従って作製し、各寸法は次のように設定した:a=330.0mm、b=149.0mm、e’=37.0mm、e’’=30.0mm、e’’’=120.0mmおよびf=75.7mm。それにより、4つの同じ長さの外側縁D’、D’’、D’’’、D’’’’(84、85、86および87)を有するこの圧定布は、第1突き合せ縁を形成する折目縁(88、89)として、隠れた位置に切断縁B(71、72)、および第2突き合せ縁として形成される切断縁A(78、79)を有している。第2突き合せ縁(78、79)間の距離は1.0mmである(圧定布外側縁D’(87)の縁長dの1.3%に相当する)。仕上げられた状態の第1突き合せ縁(88、89)間の距離も1.0mmである(圧定布外側縁D’(87)の縁長dの1.3%に相当する)。第1突合せ縁(88、89)とこの突き合せ縁に平行な第1外側縁D’(87)との距離は、第1外側縁に垂直な圧定布の第2外側縁D’’(84)の縁長の60%〜58.6%である。また、第1突き合せ縁に平行な第3外側縁(86)との対応距離は40%〜41.3%である。いずれにしても、突き合せ縁は圧定布の押し当て面の中央領域にある。その中央領域とは、第1外側縁を起点として、それに平行な方向に第2外側縁の縁長の25〜75%を横の範囲とし、第2外側縁を起点として、それに平行な外側縁までを縦の範囲とする領域である。その領域を形成する縁は、それぞれ第1外側縁または第2外側縁に垂直に延びている。
ここで説明したこの医療用圧定布は、特に救急医療で、並びに外科手術にも使用することができる。当圧定布は、非常に高い使用安全性と非常に均一な素材分布とに秀でている。

Claims (12)

  1. 少なくとも8層を有するシート状平坦繊維素材を含み、これら各層が少なくとも1つの折目縁を介して隣接する次の層と結合しており、少なくとも1つの第1折目縁(26、27、76、77)と少なくとも1つの第2折目縁(24、25、74、75)とが互いに垂直な位置にある医療用圧定布(60、80)であって、
    前記医療用圧定布が少なくとも2つの折目縁を第1突合せ縁(38a、39a、88、89)として有するように折られており、前記少なくとも2つの折目縁またはその部分切片が同一平面上に存在し、前記第1突合せ縁(38a、39a、88、89)の各々が、直ぐ隣り合う層と層とを、または直ぐ隣同士の層の部分切片と層の部分切片を連結していることを特徴とすることを特徴とする医療用圧定布。
  2. 前記圧定布の押し付け面を形成する外層(61、62)全体が、前記シート状平坦繊維素材のそれぞれ連続する領域によって形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の医療用圧定布。
  3. 前記第1突合せ縁(38a、39a、88、89)のどの点においても、この突合せ縁に平行な第1外側縁(66、67、86、87)までの距離が、最小で第1外側縁に垂直な第2外側縁(64、65、84、85)の縁長の25%であり、最大でそれの75%であることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の医療用圧定布。
  4. 前記圧定布が、さらに別の2つの切断縁または折目縁を第2突合せ縁(28d’’、29d’’、78、79)として有していることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の医療用圧定布。
  5. 前記第1突合せ縁(38a、39a、88、89)が前記第2突合せ縁(28d’’、29d’’、78、79)に対して垂直であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の医療用圧定布。
  6. 前記圧定布の各外側縁(64、65、66、67、84、85、86、87)が折目縁だけから形成されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の医療用圧定布。
  7. 前記圧定布が、横断面を見た場合、8層および10層の領域を有していることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の医療用圧定布。
  8. 前記圧定布が10層から成っていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の医療用圧定布。
  9. 前記外層(61、62)が、前記圧定布の第1外側縁(67、87)を形成する折目縁(47)により互いに連結されており、前記圧定布を1回広げた時に切断縁が露出しない、請求項2に記載の医療用圧定布。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載された圧定布(60、80)を複数枚含む圧定布積層物。
  11. シート状平坦繊維素材を少なくとも8層含む医療用圧定布(60)であって、これら各層が少なくとも1つの折目縁を介して隣接する次の層と結合しており、少なくとも1つの第1折目縁(26、27)と少なくとも1つの第2折目縁(24、25)とが互いに垂直な位置にある圧定布を製造する方法であって、下記の作業工程:
    a)相向き合う2つの第1切断縁A(14、15)と相向き合う2つの第2切断縁B(16、17)とを有する、シート状平坦素材から成る長方形の素材切片(10)を用意すること、ここで、前記切断縁Aの縁長aは前記切断縁Bの縁長bより大きいか、または同じである;
    b)前記長方形素材切片(10)の前記第2切断縁B(16、17)を折り返すことにより、2つの第1折目縁(26、27)を形成すること;
    b’)前記第1切断縁A(14、15)を折り返すことにより、前記第1切断縁Aにより形成された2つの第1突合せ縁(28、29)を同一平面上に形成すること;
    c)前記b)で形成された前記第1折目縁を折り返すことにより、前記圧定布(60)の同一平面上に2つの第突合せ縁(38a、39b)及び2つの折目縁(56、57)を形成すること;及び
    d)前記c)で形成された折目縁(56、57)が互いに重なるように、前記c)で形成された折目縁(56、57)の1つをさらに折り返すことにより、前記圧定布の外縁を形成すること;
    を含むことを特徴とする方法。
  12. 前記の作業工程d)において、前記長方形素材切片の前記第1切断縁A(14、15)を折り返すことにより、さらに2つの突合せ縁(28、29)が形成され、ここで、折目縁をさらに折り返すことにより、さらに別の折目縁または突合せ縁を形成する、追加の作業工程e)を含んでいてもよいことを特徴とする、請求項11に記載の方法。
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