JP5201909B2 - レンズバリア機構及び撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置に装着されるレンズ鏡筒の内部に侵入するゴミを排出する場合に好適なレンズバリア機構及び撮像装置に関する。
従来、カメラのレンズ鏡筒の内部に砂や塵埃等のゴミが侵入すると、ゴミが原因でレンズを保護するレンズバリア機構が作動不良を起こすことがある。レンズ鏡筒に対するゴミの侵入対策の関連技術としては以下の技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、カメラのバリア羽根とバリアカバーの間にゴミを堆積させないようにする技術が開示されている。特許文献1記載の技術は、バリア羽根とバリアカバーの間のレール部が羽根の先端と回転中心にのみあるというもので、バリア羽根とバリアカバーの隙間に入った砂が堆積しにくくなるという技術である。
他方、一部の高級デジタルカメラの中には、明るい絞り値のレンズや10倍以上の高倍率ズームレンズを搭載するものがある。これらのレンズはレンズ径が比較的大きくなるため、レンズバリア機構を組み込むとカメラが大型化する。そのため、レンズキャップを取り付けることでレンズを保護している。デジタルカメラの高性能化の流れから、一般的なデジタルカメラでもズームレンズの高倍率化が進んでおり、レンズバリア機構を組み込んだ高倍率レンズに対する要望が高まっている。
特開平8−339010号公報
しかしながら、従来技術においては以下の問題がある。比較的径の大きなレンズ鏡筒にレンズバリア機構を組み込むと、バリアの開口部の形状も大きくなる。そのため、レンズ鏡筒内部に砂や塵埃等のゴミが入りやすくなる。また、レンズバリア機構はバリア駆動部の設置スペースやバリア羽根の退避スペース等に大きなスペースが必要であり、動作上のガタ等に起因した隙間や動力伝達部の穴等が多数必要となる。そのため、レンズ鏡筒内部までゴミが入りやすくなる。
レンズ鏡筒内部までゴミが入った場合、高倍率化に伴うレンズの大口径化によりユーザが被写体側からレンズの奥の状態を覗きやすいため、ゴミが見えやすく美観上から好ましくない。レンズ鏡筒内部に配置される複数のレンズのうち特に1番前(被写体側)の1群レンズが凸レンズの場合はゴミが拡大されるため、目視でも見えないくらいのゴミでも美観上から好ましくない。
従来技術では、レンズ鏡筒から除去した砂や塵埃等のゴミがレンズ鏡筒内に弾かれて中に入ってしまうという問題があり、レンズバリア機構の作動不良の原因となり美観上からもよくない。従来技術では、バリアカバーとバリア羽根との隙間に入ったゴミは除去できるが、バリア羽根より奥に入ったゴミを除去することが困難であり、バリア羽根の側面や奥側に砂が詰まって動かなくなる場合がある。そのため、レンズ鏡筒においては、より厳重なゴミ侵入対策が要望されている。
本発明の目的は、レンズ鏡筒内部に侵入したゴミが奥まで入らないようにすることを可能とすると共に、ゴミを容易にレンズ鏡筒外部へ排出することを可能としたレンズバリア機構及び撮像装置を提供することにある。
上述の目的を達成するために、本発明は、レンズを保持する鏡筒部材と、前記鏡筒部材に装着され、前記レンズの被写体側を覆う閉じ位置と前記レンズの被写体側を露出させる開き位置とに回転可能なバリア羽根と、前記鏡筒部材に装着され、規定方向に回転することにより前記バリア羽根を前記閉じ位置に回転させ、前記規定方向とは逆方向に回転することにより前記バリア羽根を前記開き位置に回転させるバリア駆動部材と、を備え、光軸方向から見た場合、前記バリア駆動部材は、前記バリア羽根が前記閉じ位置にあるときの前記バリア羽根の外周部よりも外側の位置に貫通穴が形成されており、前記貫通穴の被写体側の開口部の面積は、前記貫通穴の像面側の開口部の面積よりも大きいことを特徴とする。
本発明によれば、光軸方向から見た場合、バリア駆動部材は、バリア羽根が閉じ位置にあるときのバリア羽根の外周部よりも外側の位置に貫通穴が形成されており、貫通穴の被写体側の開口部の面積は、貫通穴の像面側の開口部の面積よりも大きい。そのため、レンズ鏡筒の隙間から入り、閉状態のバリア羽根の外周部に回り込んだゴミを、バリア駆動部材の回転動作に伴いバリア駆動部材の貫通穴から排出することが可能となる。これにより、レンズ鏡筒内部に侵入した砂や塵埃等のゴミが奥まで入らないようにすることが可能となると共に、ゴミを容易にレンズ鏡筒外部へ排出することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るレンズ鏡筒の沈胴状態の構成を示す断面図である。図2は、レンズ鏡筒の撮影状態の構成を示す断面図である。図3は、レンズ鏡筒の2群鏡筒と3群鏡筒と絞りシャッタの関係を示す斜視図である。図4は、レンズ鏡筒の沈胴状態における一部を拡大した詳細構成を示す断面図である。図5は、レンズ鏡筒の撮影状態における一部を拡大した詳細構成を示す断面図である。図6は、1群鏡筒の構成を示す斜視図である。図7は、2群鏡筒の構成を示す斜視図である。
図1〜図7において、本実施の形態ではデジタルカメラに装着するレンズ鏡筒を例に挙げて説明する。レンズ鏡筒は、1群鏡筒1、2群鏡筒2、3群鏡筒3、4群鏡筒4、レンズバリア機構、CCDホルダ5、絞りシャッタユニット6、移動カム筒71、固定筒72、駆動73、直進筒74、カバー筒75を備えている。
1群鏡筒1(鏡筒部材)は、内部に1群レンズ10を1群レンズ保持枠11を介して保持しており、1群レンズ10と一体になって光軸方向に移動する。1群レンズ保持枠11は、1群調整環12を介して1群鏡筒1に固定されている。1群鏡筒1は、周方向を120度間隔で等分した3ヶ所に1群調整環12の光軸方向を受ける階段状の受け面1g(図6)を備えており、またカムピン1a、直進キー1bを備えている。1群調整環12を組立てる際の角度位相により、1群鏡筒1の受け面1gの高さを変化させることができる。これにより、1群レンズ10の光軸方向の位置を調整する。1群レンズ10は光学的に+のパワーを持つ凸レンズになっている。
1群レンズ保持枠11は、その球R面11aが1群調整環12の円錐面12a上で接している(図5)。撮影レンズ全体の光学性能が最も良くなるように調整するために、1群レンズ保持枠11の角度を変えることにより1群レンズ10を倒れ調整可能に構成している。1群レンズ10の倒れを調整して1群レンズ保持枠11に接着した後に後述のレンズバリア機構を組み込み、最後に化粧板18で蓋をするようになっている(図2)。
2群鏡筒2は、2群レンズ20を保持している。2群鏡筒2は、2群鏡筒2と一体に形成されたカムピン2a(図3)を介して移動カム筒71のカム溝71eに沿って移動する。2群鏡筒2には、2群レンズ20と同心円状に2つの溝2c(図7)が形成されている。2群鏡筒2の溝2cの内周側の壁面は光軸と平行な円柱面2dであり、溝2cの外周側の壁面は全周がテ−パ面2eとなっている(図5)。図5の矢印Oで示すように、2群鏡筒2の溝2cの内周側の円柱面2dは、砂や塵埃等のゴミ100gが侵入した時にゴミ100gを引っ掛けて阻止することで、ゴミ100gが中央のレンズ面まで到達することを防ぐ効果がある。
また、2群鏡筒2の溝2cの径は、1群レンズ10のR2面側の径に対して大きくなっている。そのため、被写体側から覗くと1群レンズ10が凸レンズで拡大されることもあり、2群鏡筒2の溝2cを被写体側から覗き見ることはほとんど不可能である。
2群鏡筒2の溝2cの円柱面2dは、周方向にわたり(全周)繋がって形成されている。そのため、2群鏡筒2の溝2cの円柱面2dは、図7の矢印Qで示すように、重力の方向を紙面下方向とした時に上側にあるゴミを溝2cを伝わらせて矢印Q方向の下側に移動させる効果がある。レンズ鏡筒を動かした際の姿勢変化や重力等の外力により、上記の引っ掛かったゴミ100gを2群鏡筒2の溝2cの外周側のテ−パ面2eを伝わらせて光軸外の矢印P方向に出しやすくしている(図5)。
上述したように、レンズ鏡筒では、2群鏡筒2の溝2cにより1群レンズ10越しに見える範囲にゴミが入りにくくする効果を持たせることができる。
尚、通常、レンズ鏡筒で遮光線として使う形状は、被写体側から入射した光を光軸から遠ざける方向に反射させ分散させるように設計する。本実施の形態では、2群鏡筒2の溝2cのテ−パ面2eは光線を光軸のある内側に反射するので遮光線としては十分には機能しないため、遮光線と類似してはいるが、形状の角度及び目的効果が異なるものである。
3群鏡筒3は、3群レンズ30を3群レンズ保持枠31を介して保持している。3群レンズ保持枠31は、2つのマグネット31aと一体に形成されており、3つのボール35を挟んで3群鏡筒3にバネ(不図示)で押し付けられている(図2)。3群鏡筒3には、3群レンズ保持枠31のマグネット31a部分を挟んで固定されたコイル32とホール素子33が設けられている。コイル32とホール素子33は、フレキシブル基板34により制御基板(不図示)に接続されている。
フレキシブル基板34を通じてコイル32に電流を流すことにより、3群鏡筒3内で3群レンズ保持枠31は光軸に直交する方向に電磁力を受け、ボール35がコロとなり、光軸に直交する平面上を移動することができる。ホール素子33はマグネット31aの位置変化により出力を変化するため、ホール素子33の出力変化に基づき3群レンズ保持枠31の移動量を検出することができる。
4群鏡筒4は、4群レンズ40を保持している。4群鏡筒4は、2本のガイドバー(不図示)により軸支されることで光軸方向に移動可能となっている。AF(Auto Focus)モータ42の回転軸には、スクリューネジ42aが形成されている。スクリューネジ42aには、ナット41が螺合している。4群鏡筒4は、引っ張りバネ(不図示)によりナット41に対して付勢されている。4群鏡筒4は、AFモータ42の回転に伴いナット41が光軸方向に移動することで光軸方向に移動(前進/後退)される。
CCDホルダ5は、CCD50を保持するための枠である。IRカットフィルタ51は、ゴム製の弾性部材52を挟んでCCD50の物体側に配置されている。CCD50とIRカットフィルタ51は、IRプレート54とCCDプレート53により前後を挟まれユニット化されている。CCD50とIRカットフィルタ51を一体化したユニットは、CCDホルダ5にねじ(不図示)により押圧され固定されている。
絞りシャッタユニット6は、フレキシブル基板63により制御基板(不図示)と接続されている。絞りシャッタユニット6は、被写体側に2枚のシャッタ羽根61を備えている。2枚のシャッタ羽根61は、電磁駆動により電気的に開閉可能となっている。絞りシャッタユニット6は、結像面側に6枚の絞り羽根62を備えている。モータ(不図示)の回転により6枚の絞り羽根62を同時に動かして絞り開口径を変化させることで、絞り値を制御する。
移動カム筒71は、外側にカム溝71dを備え、内側にカム溝71e、カム溝71f、カム溝71gを備えており、更にカムピン71a、ドライブピン71b、爪71cを備えている。移動カム筒71は、これらの各部が移動カム筒本体と共に一体として構成されている(図2)。
固定筒72は、カム溝72a、溝72bを備えている。移動カム筒71に一体に構成されているカムピン71aが、固定筒72のカム溝72aに沿って動くことが可能となっている。
駆動筒73は、内径側に光軸方向に沿って縦溝73aが形成されると共に、外周部にギア部が一体に形成されており、固定筒72の外周側に回転可能に嵌合されている。駆動筒73は、ギア部と減速機構を介してPZモータ(不図示)に連結されている。駆動筒73の縦溝73aには、移動カム筒71に一体に設けられたドライブピン71bが嵌合している。
駆動筒73は、上記のPZモータを回転駆動することにより回転する。駆動筒73の縦溝73aと移動カム筒71のドライブピン71bの嵌合により、ドライブピン71bは駆動筒73に対して相対的に光軸方向に直進可能となる。また、駆動筒73の縦溝73aと移動カム筒71のドライブピン71bの嵌合により、駆動筒73が回転すると移動カム筒71は同時に回転する。これに伴い、移動カム筒71は、駆動筒73の回転を受けて固定筒72のカム溝72aに沿って回転しながら光軸方向にも移動する。
直進筒74は、キー部74a、直進溝(不図示)を備えており、固定筒72の内周側に配置されている。直進筒74は、キー部74aが固定筒72の内側にある溝72bに嵌合することで直進が規制され、固定筒72の溝72bに沿って光軸方向に移動可能となっている。また、直進筒74のキー部74aは、移動カム筒71の爪71cにより光軸方向への相対移動が規制される。そのため、移動カム筒71が回転しながら光軸方向に移動するのと一緒に、直進筒74は回転せずに光軸方向に移動する。
カバー筒75は、駆動筒73の外周側に配置されている。カバー筒75は、レンズ鏡筒全体を覆うことでレンズ鏡筒内部の構成部品を保護している。
次に、本実施の形態のレンズ鏡筒の動作とレンズバリア機構について説明する。
まず、レンズ鏡筒の動作について図1〜図7を参照しながら説明する。
上述したように、1群鏡筒1には、カムピン1a、直進キー1bが形成されている。移動カム筒71のカムピン71aが固定筒72のカム溝72aに沿って回転しながら光軸方向に直進移動する時に、1群鏡筒1の直進キー1bが直進筒74の直進溝(不図示)に沿って動く。これにより、1群鏡筒1は、回転せずに光軸方向に直進移動する。また、1群鏡筒1の内側のカムピン1aが移動カム筒71の外側のカム溝71dに沿って動く。これにより、1群鏡筒1は、光軸方向の前後に移動する。
また、2群鏡筒2には、カムピン2a、直進リブ2bが一体に形成され、3群鏡筒3には、カムピン3a、直進キー3b、直進リブ3cが一体に形成され、絞りシャッタユニット6には、カムピン6a、直進キー6bが一体に形成されている。これにより、2群鏡筒2のカムピン2aは、移動カム筒71のカム溝71eに沿って動く。また、3群鏡筒3カムピン3aは、移動カム筒71のカム溝71fに沿って動く。また、絞りシャッタユニット6のカムピン6aは、移動カム筒71のカム溝71gに沿って動く。
3群鏡筒3の直進リブ3cは、2つに分かれたリブが1組として構成されている。直進リブ3cを構成する2つのリブの間に絞りシャッタユニット6の直進キー6bが入り、2つのリブの外側を2群鏡筒2の直進リブ2bが挟む。2群鏡筒2、3群鏡筒3、絞りシャッタユニット6は、回転せずに光軸方向に直進移動する。即ち、3群鏡筒3の直進キー3bは、固定筒72の溝(直進溝72bに対し、直進筒74の後から嵌合している。3群鏡筒3は回転せずに光軸方向に移動するため、2群鏡筒2も絞りシャッタユニット6も回転せずに光軸方向に直進移動することができる。
上述したように、PZモータの回転駆動により、1群レンズ10、2群レンズ20、3群レンズ30及び絞りシャッタユニット6の位置を光軸方向に移動させることができる。また、レンズ鏡筒の各構成部品のカム溝の曲線を適切に設計することにより、レンズ鏡筒が収納状態にある沈胴位置から、撮影状態にある撮影位置に光学系を変化させることができる。ここで、撮影位置は、光学系のズーム領域における広角撮影用のワイドアングル端(以下ワイド端)位置、望遠撮影用のテレスコープ端(以下テレ端)位置を含む。
次に、レンズ鏡筒のレンズバリア機構について図8〜図13を参照しながら説明する。
図8は、レンズ鏡筒のレンズバリア機構のバリアが閉じた状態を示す正面図である。図9は、レンズバリア機構のバリアが開いた状態を示す正面図である。図10は、レンズバリア機構のバリアが開きかかった回転途中の状態を示す正面図である。図11は、レンズバリア機構の構成を示す分解斜視図である。図12は、レンズバリア機構のバリア外羽根とバリア内羽根を結像面側から見た状態を示す図である。図13は、レンズバリア機構のバリア駆動環と移動カム筒の関係を示す図である。
図8〜図13において、レンズバリア機構は、バリア駆動環13、バリアカバー14、2枚のバリア内羽根15、2枚のバリア外羽根16、スプリング17を備えている。尚、説明の便宜上から図8〜図10ではバリアカバー14を図示していない状態を示しており、図10ではバリア外羽根16を片側のみはずした状態を示している。また、以下の説明では適宜、バリア内羽根15とバリア外羽根16を総称してバリア羽根或いはバリアとも表記する。
バリア駆動環13(バリア駆動部材)は、貫通穴13a、開口部13b、フランジ部13d、レール部13e、連動レバー13f、軸13g、径嵌合部13hを備えている。バリア駆動環13のフランジ部13dは、周方向を120度間隔で当分した3ヶ所に径方向外側へ突出して設けられている(図11)。バリア駆動環13の3ヶ所のフランジ部13dが、バヨネット構造により1群鏡筒1の3ヶ所の爪部1dに引っ掛けられることで、バリア駆動環13は被写体側から光軸方向の位置が規制される。
また、バリア駆動環13のレール部13e(摺動部)と1群鏡筒1のレール部1e(摺動部)とが接して摺動することで、バリア駆動環13の結像面側が挟まれており、バリア駆動環13は光軸方向の位置が規制される。また、光軸に直交する方向では、バリア駆動環13の径嵌合部13h(嵌合部)と1群鏡筒1の径嵌合穴1k(嵌合部)が嵌合することで(図1)、バリア駆動環13が1群鏡筒1に対し回転可能な状態で保持される。
尚、本実施の形態では、1群鏡筒1がレール部1eと径嵌合穴1kの両方を備え、バリア駆動環13がレール部13eと径嵌合部13hの両方を備える構成としているが、これに限定されるものではない。1群鏡筒1がレール部1eを備え、バリア駆動環13がレール部13eを備える構成としてもよい。または、1群鏡筒1が径嵌合穴1kを備え、バリア駆動環13が径嵌合部13hを備える構成としてもよい。
バリア駆動環13には、周方向に所定間隔をおいて複数のテ−パ状の貫通穴13aが形成されている。バリア駆動環13の貫通穴13aは、図2、図4、図5に示すように被写体側が広く、結像面側(図4の矢印Kの先端で示す側)が狭く形成されている。バリア駆動環13の貫通穴13aの位置は、バリアが閉じた状態では、バリア内羽根15の外周部15dよりも外側に位置し、バリア外羽根16に対しても略外側に位置している(図4)。
また、バリア駆動環13の貫通穴13aは、バリア駆動環13のレール部13e、径嵌合部13h、1群鏡筒1の径嵌合穴1k、レール部1eよりも光軸に近く径方向で内側に位置している(図1)。即ち、光軸からバリア駆動環13のレール部13e、1群鏡筒1のレール部1eまでの距離が、光軸からバリア駆動環13の貫通穴13aまでの距離よりも大きく設定されている。また、光軸からバリア駆動環13の径嵌合部13h、1群鏡筒1の径嵌合穴1kまでの距離が、光軸からバリア駆動環13の貫通穴13aまでの距離よりも大きく設定されている。
また、バリア駆動環13の貫通穴13aの結像面側は、結像面側奥の穴面積を縮めてその周りにテ−パをつけて盛り上げたテーパ形状に形成されている(図8)。即ち、バリア駆動環13の貫通穴13aにおけるバリア内羽根15とバリア外羽根16に対向する側(被写体側)の開口部の面積が、貫通穴13aにおける逆側(結像面側)の開口部の面積よりも大きく設定されている(図5)。
バリア駆動環13の貫通穴13aの開口部の面積を上記のように設定する理由は、バリア駆動環13の貫通穴13aから一度入ったゴミが、レンズ鏡筒を下向きにした時などにバリア駆動環13の貫通穴13aから再び出難いようにするためである。以上の工夫により、バリア駆動環13の貫通穴13aから入ったゴミを、バリア駆動環13の開口部13bから出やすくすることが可能となる効果がある。
バリアカバー14は、中央部に1群レンズ10用の開口穴があけられた蓋部材である。バリアカバー14には、周方向に所定間隔をおいて爪部14a、14bが各々2つずつ一体に形成されている(図11)。1群鏡筒1にも、周方向に所定間隔をおいてバヨネット爪部1i、1jが各々2つずつ一体に形成されている(図8)。バリアカバー14を回転させることで、爪部14a、14bを1群鏡筒1のバヨネット爪部1i、1jに引っ掛けることにより組み込む。バリアカバー14は、バヨネット構造により1群鏡筒1に固定される。
レンズバリア機構では、バリア内羽根15とバリア外羽根16が各々2枚ずつ回転対称の位置に配置されており、バリアを閉じた状態では4枚のバリア羽根がバリアカバー14の開口穴を塞いで1群レンズ10を保護する(図12)。バリア内羽根15とバリア外羽根16は、以下で説明する構造により、1群レンズ10の被写体側を覆う閉じ位置と、1群レンズ10の被写体側を露出させる開き位置とに回転可能に構成されている。
バリア内羽根15には、羽根の表裏に軸15aが同軸に設けられている。バリア内羽根15の軸15aの片側は、1群鏡筒1の穴部1h(図6)に嵌合され、軸15aの逆側はバリア外羽根16の穴16c(図8)に嵌合されている。これにより、バリア内羽根15とバリア外羽根16は軸15aを中心に同軸上を回転可能となる。
バリアを開く時は、バリア内羽根15の外周部15dによりバリア外羽根16の爪16a(図12)が引っ掛けられる。バリアを閉じる時は、バリア内羽根15の先端部15bによりバリア外羽根16の爪16b(図12)が引っ掛けられる。これにより、バリア外羽根16はバリア内羽根15の動きに連動して回転駆動される。
即ち、バリア駆動環13は、規定方向(バリアを閉じる方向)に回転することにより、バリア内羽根15、バリア外羽根16を上記の閉じ位置に回転させる。これに伴い、バリア閉状態となる。他方、バリア駆動環13は、規定方向とは逆方向(バリアを開く方向)に回転することにより、バリア内羽根15、バリア外羽根16を上記の開き位置に回転させる。これに伴い、バリア開状態となる。
スプリング17(弾性部材)は、引っ張りバネとして構成され、2枚のバリア内羽根15のフック部15eとバリア駆動環13の軸13gの間に掛けられており、バリア内羽根15とバリア駆動環13との間に引張力を付与している。バリア駆動環13の連動レバー13fは、1群鏡筒1の穴1fを貫通しており、レンズ鏡筒の沈胴状態では1群鏡筒1の穴1fを通して移動カム筒71の配設箇所まで伸びている。
ここで、移動カム筒71には、バリア駆動環13の連動レバー13fに対応する箇所に切り欠き部71hが形成されている(図13)。移動カム筒71の切り欠き部71hは、バリア駆動環13の連動レバー13fを回転方向に突き当てて回転させることができる。
1群鏡筒1のバヨネット爪部1d、1i、1j部は、すべて型成型時に横方向スライドで成型されるため、1群鏡筒1のバヨネット爪部1d、1i、1j部の結像面側には、すべて横穴1cがあいている(図6)。この横穴1cは化粧板18で全て塞がれるため、ゴミは通らない。1群鏡筒1に空いている他の貫通穴は穴部1fと軸穴1hとがあり、他に中央の1群レンズ10を装着する穴がある。1群鏡筒1の軸穴1hは、バリア内羽根15により塞がれる。1群鏡筒1における1群レンズ10装着部分も、1群レンズ10、1群レンズ保持枠11、1群調整環12により塞がれる。
1群鏡筒1の穴部1fについては、図14、図15に示すようにバリア駆動環13の連動レバー13fと3つあるフランジ部13dのうちの1つを同じ位相に配置している。そして、バリアが開状態から閉状態までの移動中常に覆われるようにフランジ部13dの角度が大きくなるようにしている。従って、バリアが閉じた状態から開いた状態までバリア駆動環13の回転に伴いフランジ部13dが回転する間、常に1群鏡筒1の穴部1fをフランジ部13dにより覆うことができる。これにより、1群鏡筒1の穴部1fからゴミ100d(図4)の侵入を防止することができる。
バリアを閉じる時は、移動カム筒71の切り欠き部71hと連動レバー13fの作用により(図13)、バリア駆動環13は移動カム筒71の回転に連動して回転することで、バリアが閉じる仕組みとなっている。バリアを閉じた状態の時、バリア駆動環13は連動レバー13fが移動カム筒71に押されて矢印A方向(図8)に回転させられる結果、光軸を中心とする矢印A方向の力を受けバリア閉位置の位相まで回転する。
このとき、スプリング17がチャージされるため、バリア内羽根15はスプリング17に引っ張られることにより軸15aを中心とする矢印B方向(図8)に回転する。そして、バリア内羽根15は反対側(片方)のバリア内羽根15と突き当たる位置で停止する。即ち、バリア駆動環13が規定方向とは逆方向(バリアを閉じる方向)に回転する際に、スプリング17の付勢力によりバリア内羽根15を閉じ位置に回転させる。また、このとき、バリア外羽根16もバリア内羽根15の作用により矢印C方向に回転する。これにより、バリアが閉じられる。
バリアを開く時は、移動カム筒71の回転によりバリア駆動環13の連動レバー13fに加えられる力が開放されると、チャージされたスプリング17の力によりバリア駆動環13が矢印G方向(図10)に回転する。これに伴い、バリア駆動環13の壁13cがある位相でバリア内羽根15の突起15cを押すため、バリア内羽根15は矢印H方向(図10)の回転力を受けて回転を開始する。このとき、図10の状態のあたりでバリア外羽根16の爪16aにバリア内羽根15の外周部15dが突き当たるため、バリア外羽根16も矢印I方向に回転を開始する。
更に、移動カム筒71の切り欠き部71hとバリア駆動環13の連動レバー13fが離れると、バリア駆動環13の回転を抑える物がなくなるため、バリア駆動環13はスプリング17が緩む矢印D方向(図9)に更に回転する。1群鏡筒1のバヨネット爪部1jを構成する2つの爪はバリア内羽根15のストッパとしても機能し、バリア内羽根15の外周部15dがバヨネット爪部1jに突き当たるまで、バリア内羽根15が矢印E方向に回転する。バリア外羽根16もバリア内羽根15の外周部15dに押されて一緒に矢印F方向に回転する。これにより、バリアは図9の開状態になる。
バリアの開き動作の時、バリア内羽根15とバリア駆動環13の間にゴミが挟まった場合は、バリア内羽根15の回転により、バリア駆動環13の貫通穴13aからゴミ100eを、矢印Lで示す経路で100cに示す位置に掃き入れることができる(図5)。
同様に、バリアが閉じた状態で、バリア内羽根15とバリア外羽根16の隙間や、バリア外羽根16とバリアカバー14の隙間から入ってきた羽根の側面に付いたゴミ100a、100bも、掃き入れることができる。即ち、バリア駆動環13の貫通穴13aからゴミ100a、100bを、それぞれ矢印J、矢印Kで示す経路で100cに示す位置に掃き入れることができる(図4)。
また、バリア駆動環13のテ−パ状の貫通穴13aは、バリア駆動環13の回転に伴いバリア内羽根15の外周部15dを回転する動きとなる。そのため、バリア内羽根15のより広い範囲についたゴミをバリア駆動環13の貫通穴13aに落とすことができるという効果がある。
また、バリア駆動環13のテ−パ状の貫通穴13aの位置は、バリア開状態のときバリア内羽根15によりほぼ覆われる。そのため、バリア開状態ではバリア駆動環13の貫通穴13aからゴミが出てくることを防止でき、矢印M、矢印Nで示すようにバリア駆動環13の開口部13bからゴミ100fが出てくることになる(図5)。
また、ゴミがバリア駆動環13の径嵌合部13h、レール部13e、フランジ部13dまで届きにくくなる。そのため、バリア駆動環13の動きを妨げることが少なくなるという効果がある。
以上説明したように、本実施の形態によれば以下の作用及び効果を奏する。
バリア駆動環13に対し、バリア内羽根15、バリア外羽根16が閉じ位置にあるときのバリア内羽根15、バリア外羽根16の外周部よりも外側の位置に貫通穴13aを設ける。また、光軸から1群鏡筒1のレール部1e、径嵌合穴1k、バリア駆動環13のレール部13e、径嵌合部13hまでの距離を、光軸からバリア駆動環13の貫通穴13aまでの距離よりも大きく設定する。
また、バリア駆動環13が回転する際にスプリング17の付勢力によりバリア内羽根15、バリア外羽根16を閉じ位置に回転させる。また、バリア駆動環13の貫通穴13aにおけるバリア内羽根15、バリア外羽根16に対向する側(被写体側)の開口部の面積を、貫通穴13aにおける逆側(結像面側)の開口部の面積よりも大きく設定する。
上記の構造により、レンズ鏡筒の隙間から入り、閉状態のバリア内羽根15の外周部15dに回り込んだゴミが、バリア駆動環13の回転動作に伴いバリア内羽根15の外周部15dの壁に押し出され、バリア駆動環13の貫通穴13aから落ちる。ここで、隙間とは、バリア外羽根16とバリアカバー14の隙間、バリア内羽根15とバリア外羽根16との隙間、バリア内羽根15とバリア駆動環13の隙間、を含む。
これにより、バリア駆動環13の貫通穴13aの位置から径方向の外側にある1群鏡筒1のレール部1e、径嵌合穴1k、バリア駆動環13のレール部13e、径嵌合部13h、フランジ部13dまでゴミが入り難くなる。従って、ゴミによりバリア駆動環13の回転が妨げられることを防止できる。また、バリア駆動環13の貫通穴13aから1群レンズ10の外周部に掃き出されたゴミが、カメラの姿勢を変えたときなどにバリア駆動環13の開口部13bの方から出やすくなり、ゴミの排出が容易となる。
即ち、本実施の形態のレンズバリア機構を備えたレンズ鏡筒によれば、レンズ鏡筒内部に侵入した砂や塵埃等のゴミが奥まで入らないようにすることが可能となると共に、ゴミを容易にレンズ鏡筒外部へ排出することが可能となる。
[他の実施の形態]
上記実施の形態では、本発明のレンズバリア機構を備えたレンズ鏡筒をデジタルカメラに適用した場合を例に挙げたが、本発明は、これに限定されるものではない。銀塩カメラ、ビデオカメラ、カメラ機能付携帯機器、その他の光学機器、光学機器を含む各種の装置にも適用することができる。
本発明の実施の形態に係るレンズ鏡筒の沈胴状態の構成を示す断面図である。 レンズ鏡筒の撮影状態の構成を示す断面図である。 レンズ鏡筒の2群鏡筒と3群鏡筒と絞りシャッタの関係を示す斜視図である。 レンズ鏡筒の沈胴状態における一部を拡大した詳細構成を示す断面図である。 レンズ鏡筒の撮影状態における一部を拡大した詳細構成を示す断面図である。 レンズ鏡筒の1群鏡筒の構成を示す斜視図である。 レンズ鏡筒の2群鏡筒の構成を示す斜視図である。 レンズ鏡筒のレンズバリア機構のバリアが閉じた状態を示す正面図である。 レンズ鏡筒のレンズバリア機構のバリアが開いた状態を示す正面図である。 レンズ鏡筒のレンズバリア機構のバリアが開きかかった回転途中の状態を示す正面図である。 レンズ鏡筒のレンズバリア機構の構成を示す分解斜視図である。 レンズ鏡筒のレンズバリア機構のバリア外羽根とバリア内羽根を結像面側から見た状態を示す図である。 レンズ鏡筒のレンズバリア機構のバリア駆動環と移動カム筒の関係を示す図である。 1群鏡筒とバリア駆動環の拡大図である。 1群鏡筒とバリア駆動環の拡大図である。
符号の説明
1 1群鏡筒
1e レール部
1k 径嵌合穴
13 バリア駆動環
13a 貫通穴
13d フランジ部
13e レール部
13h 径嵌合部
15 バリア内羽根
16 バリア外羽根
17 スプリング

Claims (5)

  1. レンズを保持する鏡筒部材と、前記鏡筒部材に装着され、前記レンズの被写体側を覆う閉じ位置と前記レンズの被写体側を露出させる開き位置とに回転可能なバリア羽根と、前記鏡筒部材に装着され、規定方向に回転することにより前記バリア羽根を前記閉じ位置に回転させ、前記規定方向とは逆方向に回転することにより前記バリア羽根を前記開き位置に回転させるバリア駆動部材と、を備え、
    光軸方向から見た場合、前記バリア駆動部材は、前記バリア羽根が前記閉じ位置にあるときの前記バリア羽根の外周部よりも外側の位置に貫通穴が形成されており、
    前記貫通穴の被写体側の開口部の面積は、前記貫通穴の像面側の開口部の面積よりも大きいことを特徴とするレンズバリア機構。
  2. 光軸方向から見た場合、前記貫通穴は、前記バリア羽根の前記開き位置のとき前記バリア羽根により覆われることを特徴とする請求項1に記載のレンズバリア機構。
  3. 光軸方向から見た場合、前記貫通穴は、前記鏡筒部材と前記バリア駆動部材との間の嵌合を行う嵌合部よりも径方向で内側に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズバリア機構。
  4. 光軸方向から見た場合、前記貫通穴は、前記バリア駆動部材が回転する際に前記鏡筒部材と前記バリア駆動部材との間の摺動を行う摺動部よりも径方向で内側に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のレンズバリア機構。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項に記載のレンズバリア機構を備えることを特徴とする撮像装置。
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