JP5200170B2 - トラフィック接続および関連監視接続を確立する方法 - Google Patents

トラフィック接続および関連監視接続を確立する方法 Download PDF

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Description

本発明は、接続指向のスイッチング技法を実装する通信ネットワークの技術分野に関する。
標準マルチプロトコルラベルスイッチング(MPLS)および様々な拡張、たとえばMPLS移送プロファイルおよび汎用型MPLS、などのマルチプロトコルラベルスイッチング技法が、様々なネットワーク技術を介してトラフィック技術機能を提供する統一された制御プレーンを実装するために開発された。通信ネットワークにおける障害管理または性能管理機能は一般に、OAM(operation,administration and maintenance(運用、管理および保守))として記載される。MPLS OAMの標準はまだ発展状況にある。
IETF RFC4385 IETF RFC4206 IETF RFC3473 IETF RFC3209
本発明の一目的は、たとえばMPLSタイプなどの接続指向のネットワーク内でOAM機能を実装する方法を提供することである。
本発明の第1の目的を達成するために、実施形態は通信ネットワーク内でトラフィック接続および関連監視接続を確立する方法を提供し、その方法は以下のステップを備える:
トラフィック接続の確立を開始するために、トラフィック接続のパスに沿ってトラフィック接続の入口ノードから、接続パスの第1のおよび第2のノードを指定する監視接続要求を備える第1の接続確立メッセージを送信するステップと、
接続パスの指定された第1のノードで第1の接続確立メッセージを傍受するステップと、
接続パスの指定された第1のノードと第2のノードの間に監視接続を確立するための接続パスに沿って指定された第1のノードから第2の接続確立メッセージを送信するステップと、
接続パスの指定された第1のノードと第2のノードの間の監視接続にカプセル化されたトラフィック接続の確立を再開および完了するために、接続パスに沿って指定された第1のノードから第1の接続セットアップメッセージを送信するステップ。
本方法のさらに別の実施形態は、以下の特徴のうちの1つまたは複数を含み得る:
− トラフィック接続および関連監視接続がラベルスイッチパスであり、トラフィック接続がラベルスタッキングを介して監視接続にカプセル化されること。
− 監視接続を介して第1のノードと第2のノードの間でOAMフローを送信するステップ。OAMフローは、監視接続のエンドポイント、即ち第1のノードおよび第2のノード、の間に位置する接続パスのセグメントを介して障害管理または性能管理機能を実行することを可能にする1セットのプロトコルデータ単位またはメッセージを指す。
− トラフィック接続および関連監視接続が、同一の帯域幅および/または同一のトラフィック技術パラメータで確立される。この方策は、監視接続と関連トラフィック接続の間の独占的結合を実施することを可能にする。
− 第1のおよび第2の接続確立メッセージは、RSVP−TEプロトコルに従う。
− 監視接続要求はRSVP−TEパスメッセージ内にオブジェクトを備え、前記オブジェクトは第1のノードの識別子および第2のノードの識別子を備える。
本発明の実施形態はネットワークノードのためのノードコントローラも提供し、そのコントローラは以下を備える動作を実行するようになされたシグナル伝達モジュールを備える:
接続パスに沿ってトラフィック接続を確立するための接続パラメータを備え、監視接続要求を備える、受信された第1の接続確立メッセージを処理することと、
その中でノードコントローラがインストールされるネットワークノードを監視接続要求が指定していることを検出することと、
監視接続要求で指定された接続パスの前記ネットワークノードと別のノードの間に監視接続を確立するために、前記検出に応答して、接続パスに沿って第2の接続確立メッセージを送信することと、
トラフィック接続が監視接続要求で指定された前記ネットワークノードと他方のノードの間の監視接続にカプセル化されるような方法でトラフィック接続の確立を再開するために、接続パスに沿って第1の接続セットアップメッセージを送信すること。
そのコントローラのさらに別の実施形態は、以下の特徴のうちの1つまたは複数を含み得る:
− 監視接続を介して他方のノードにOAMフローを送信するようになされたOAMモジュール。
− そのシグナル伝達モジュールが、接続パス内に配置されていないネットワークノードを監視接続要求が指定していることの検出に応答して、エラーメッセージを生成するようになされること。
− トラフィック接続の入力ラベルを監視接続の出力ラベルに関連付けるようにスイッチングテーブルを構成するようにシグナル伝達モジュールがなされること。
本発明の実施形態は、ノードコントローラ内のプロセッサによって実行されるときにノードコントローラに以下を備える動作を実行させる命令を提供するために機械可読媒体も提供する:
接続パスに沿ってトラフィック接続を確立するための接続パラメータを備え、監視接続要求を備える、受信された第1の接続確立メッセージを処理することと、
その中でノードコントローラがインストールされるネットワークノードを監視接続要求が指定していることを検出することと、
前記ネットワークノードと監視接続要求で指定された接続パスの別のノードの間に監視接続を確立するために、前記検出に応答して接続パスに沿って第2の接続確立メッセージを送信することと、
前記ネットワークノードと監視接続要求で指定された他方のノードの間の監視接続にトラフィック接続がカプセル化されるような方法でトラフィック接続の確立を再開するために、接続パスに沿って第1の接続セットアップメッセージを送信すること。
本発明の第2の目的を達成するために、実施形態は、通信ネットワーク内に確立されたトラフィック接続に関連付けられた監視接続を確立する方法を提供し、その方法は以下のステップを備える:
トラフィック接続のパスに配置された第1のノードと第2のノードの間に監視接続を確立するために、通信ネットワークの第1のノードから第2のノードにトラフィック接続パスに沿って接続確立メッセージを送信するステップと、
メイクビフォーブレークシグナル伝達手順を使用して入口ノードにトラフィック接続パスに沿ってトラフィック接続を再確立させるために、トラフィック接続の第1のノードから入口ノードにメイクビフォーブレーク要求を送信するステップと、
第1のノードで、再確立されたトラフィック接続を監視接続にカプセル化するために、入口ノードによって送信される再確立シグナル伝達メッセージを処理するステップ。
本方法のさらに別の実施形態は、以下の特徴のうちの1つまたは複数を含むことができる:
− トラフィック接続および関連監視接続がラベルスイッチパスであり、再確立されたトラフィック接続がラベルスタッキングを介して監視接続にカプセル化される。
− 監視接続を介して第1のノードと第2のノードの間でOAMフローを送信するステップ。
− 監視接続が、トラフィック接続および/または同一のトラフィック技術パラメータと同じ帯域幅で確立される。
− 接続確立メッセージおよび再確立シグナル伝達メッセージがRSVP−TEプロトコルに従う。
− メイクビフォーブレーク要求が、第1のノードの識別子および/または第2のノードの識別子を備える。これらの識別子はIPアドレスまたはその他でもよい。
− メイクビフォーブレーク要求が監視接続の識別子を備える。
− メイクビフォーブレーク要求がRSVP−TE通知メッセージ内のオブジェクトを備える。
本発明の実施形態はネットワークノードのためのノードコントローラも提供し、そのコントローラは以下を備える動作を実行するようになされたシグナル伝達モジュールを備える:
通信ネットワーク内に確立されたトラフィック接続のパス内に配置された前記ノードの間に監視接続を確立するために、その中でノードコントローラがインストールされるネットワークノードから通信ネットワークの別のノードにトラフィック接続のパスに沿って接続確立メッセージ送信すること、
入口ノードにメイクビフォーブレークシグナル伝達手順を使用してトラフィック接続パスに沿ってトラフィック接続を再確立させるために、トラフィック接続の入口ノードにメイクビフォーブレーク要求を送信することと、
再確立されたトラフィック接続を監視接続にカプセル化するために、入口ノードから受信された再確立シグナル伝達メッセージを処理すること。
本発明の実施形態は、ノードコントローラ内のプロセッサによって実行されるときにノードコントローラに以下を備える動作を実行させる命令を提供するために機械可読媒体も提供する:
通信ネットワーク内に確立されたトラフィック接続のパス内に配置された前記ノードの間に監視接続を確立するために、その中でノードコントローラがインストールされるネットワークノードから通信ネットワークの別のノードにそのトラフィック接続のパスに沿って接続確立メッセージを送信することと、
入口ノードにメイクビフォーブレークシグナル伝達手順を使用してトラフィック接続パスに沿ってトラフィック接続を再確立させるために、そのトラフィック接続の入口ノードにメイクビフォーブレーク要求を送信することと、
再確立されたトラフィック接続を監視接続にカプセル化するために、入口ノードから受信された再確立シグナル伝達メッセージを処理すること。
本発明の態様は、たとえばMPLSタイプなどの接続指向のネットワーク内で、監視接続、即ちOAMフローに適した接続、の確立を自動化するために分散制御プレーンを使用するという考えに基づいている。本発明の態様は、関連トラフィック接続と同時に監視接続を確立するという考えに由来する。本発明の他の態様は、関連トラフィック接続が作成された後に監視接続を確立するという考えに由来する。本発明の他の態様は、監視接続の必要性がネットワーク内の異なるポイントで生じ得るまたは明らかになり得るという考えに基づいている。
本発明のこれらのおよび他の態様は、図面を参照し、例として本明細書に記載される実施形態を参照して明白となり、明らかとなろう。
本発明の実施形態を使用することによって確立されることができる、トラフィック接続および関連監視接続を備える通信ネットワークの概略図である。 図1の接続を確立するのに適したシグナル伝達処理の第1の実施形態を示す流れ図である。 図2の処理で使用されることができる、シグナル伝達メッセージフォーマットを示す図である。 その中で本発明の実施形態が使用されることができるトラフィック接続を備える通信ネットワークの概略図である。 図1の接続を確立するのに適したシグナル伝達処理の第2の実施形態を示す流れ図である。 図2または5の処理を実行するために使用されることができる、ノードコントローラの機能図である。
図1を参照すると、MPLSネットワーク1は、物理リンク2によって接続された複数のノードA、B、C、D、Eを備える。示されているノードの数、リンクの数およびトポロジは単に例示的であり、制限的ではない。MPLSネットワーク1は、1つまたは複数の領域を含むことができる。データプレーン技術は、MPLS制御プレーンが現在サポートするまたは将来サポートすることになる任意のタイプ、たとえば全光学的、WDM、SONET、SDH、イーサネット、1Pなど、でもよい。以下に記載される方法は、好ましくは、たとえばパケットタイプのデータプレーン技術を用いる、ラベルが明示的であるネットワークで使用される。
ノードAおよびEはMPLSネットワーク1のエッジノードであり、クライアント装置3、たとえばユーザ端末、IPルータなど、とトラフィックを交換することができる。MPLS専門用語でラベルスイッチパス(LSP)として実装される、トラフィック接続5は、データフロー、たとえばクライアント装置3から到達するクライアントデータ、を運搬するために、ノードB、CおよびDをこの順番で通過するパスに沿ってノードAとEの間に確立される。MPLSネットワークの分野ではよく知られているように、LSP5は、たとえば予約帯域幅、サービスパラメータの質、保護などに関して、トラフィック技術を目的とした特定のトラフィックパラメータをもつことができる。LSP5は、単方向または双方向でもよい。以下の説明は、ノードAからノードEに進むフローのみを参照する。データ転送技法は、もしあれば、逆方向で非常に類似している。
LSP5のパスのセグメント、即ちセグメントB−C−D、に関するOAM機能を実行するために、監視接続6が、セグメントの2つのエンドノード、即ちノードBとノードD、の間に確立される。監視接続6のエンドノードは、メンテナンスエンドポイント(MEP)と称されることができる。この実施形態では、監視接続6もまたLSPである。監視接続6は、接続5によって運搬されるトラフィックと同じデータパスを辿る、即ち同じデータプレーン構成要素を使用する、方法でOAMパケットを運ぶ働きをする。これは、接続6によって運搬されるOAMパケットから導出されることができるネットワーク性能またはネットワーク障害に関する情報が、そのセグメントに沿って接続5によって運搬されるトラフィックによって経験されるネットワーク性能またはネットワーク障害を真に反映することを確実にする。その要件を達成するために、LSP5は、セグメントB−C−Dに沿ってLSP6にカプセル化される(即ちそれを介してトンネルされる)。LSP5が双方向である場合、LSP6は、両方向での性能監視を可能にするために、好ましくは同様に双方向である。
好ましい一実施形態では、LSP6は独占的にLSP5に関連付けられる、即ちそれはLSP5のトラフィック以外のどのトラフィックもトンネリングすることを許されない。加えて、LSP6は、1つのまたは両方のMEPによって挿入されるOAMパケットを運搬する。MPLSとの関連で、これらの特徴をもつLSP6は、タンデム結合メンテナンスエンティティLSP(TCME−LSP)と称されることができる。
MEPのBおよびDは、監視接続6にOAMパケットを挿入するおよび/または監視接続6からOAMパケットを抽出する能力があり、それらのOAMパケットを処理してOAM機能を実行するOAMモジュールをそれぞれ備える。かかるOAM機能は、たとえば、国際電気通信連合(ITU)によって定義される以下の機能のうちの1つまたは複数を含む:
導通検査:導通検査(CC)はMEP間の導通の損失を検出するために使用される機能である。CCは、障害管理、性能監視および保護スイッチングなどの適用例に有用である。
接続性検証:接続性検証(CV)は、単一メンテナンス領域内のMEP間の接続性を検査するために使用される機能である。
警報抑制:警報抑制は、サーバ層での故障状態の結果としてクライアント層のメンテナンス領域によって生成され得る警報を抑えるためにサーバ層MEPによって使用されてその1つまたは複数のクライアント層MEPに故障状態を通知する機能である。
ロック指示:ロック指示は、このトラフィックを予期する1つまたは複数のクライアント層MEPへのデータトラフィック転送の間接的な中断をもたらすことができるサーバ層MEPの管理的ロックを指示するために使用される機能である。ロック指示の受信は、MEPがサーバ層MEPでの欠陥状態と管理的ロック動作を区別することを可能にする。
パケット損失測定:パケット損失測定は、1組のMEPの間のパケット損失率を測定するために使用される機能である。パケット損失率は、設定時間間隔中に伝送されるサービスパケットの総数に対する受け渡されないサービスパケット(OAMパケットなど)の比率である。受け渡されないサービスパケットの数は、起点ノードによって送信されるサービスパケットの数と宛先ノードによって受信されるサービスパケットの数の差である。パケット損失測定は、単方向接続での近端パケット損失および双方向接続での近端および遠端パケット損失を測定するためにMEPによって実行されることができる。近端パケット損失は入口データパケットに関連するパケット損失を指し、遠端パケット損失は出口データパケットに関連するパケット損失を指す。
診断テスト:診断テストは、帯域幅スループット、パケット損失、ビットエラーなどを検査するためにMEPの間で使用される機能である。
経路探索:経路探索は、MPLS転送ネットワークを横切る接続の経路を判定するために使用される機能である。
遅延測定:遅延測定は、1組のMEPの間のパケット伝送の一方向のまたは両方向の遅延を測定するために使用される機能である。一方向のパケット遅延は、起点ノードによるパケットの第1のビットの送信の開始から宛先ノードによるそのパケットの第1のビットの受信までに経過した時間である。両方向のパケット遅延は、パケットの宛先ノードでループバックが実行されるとき、起点ノードによるパケットの第1のビットの送信の開始から同じ起点ノードによってそのループバックされたパケットの最後のビットの受信までに経過した時間である。
遠隔欠陥指示:遠隔欠陥指示(RDI)は、それらの間の双方向接続上の欠陥の検出をそのピアMEPに通知するためにMEPによって使用される機能である。
クライアントシグナル故障:クライアントシグナル故障機能(CSF)は、クライアント層での警報抑制がサポートされないときに遠端シンクにクライアント故障指示を伝搬するために使用される。CSF情報をもつパケットを受信したとき、MEPはクライアント層の故障状態を検出し、そのクライアント層に通知する。そのクライアント層からシグナル故障指示を受信したとき、MEPは直ちにCSF情報をもつ周期的パケットの送信を開始しなければならない。MEPは、クライアント層故障指示が取り除かれるまでCSF情報をもつ周期的パケットを送信し続けなければならない。
監視接続6は、トラフィック接続5の任意の2つのノードの間に確立されることができる。図1は、この点において純粋に例示的である。所与のトラフィック接続のオーバラップしないセグメントのそれぞれに沿っていくつかの監視接続を確立させることも可能である。実施形態では、たとえばTCME−LSPなど、いくつかの監視接続が、たとえばネットワークの様々なトポロジレベル(全パス、パスセグメント、単一のホップ、単一の管理領域、複数の管理領域)で監視機能をサポートするために、および/または対応する、相互にネストされたトラフィック接続を監視するために、互いへとネストされる。
ネットワーク1内でトラフィック接続、即ちLSP5、および関連監視接続、即ちLSP6、を実装するために使用されるラベルスイッチング技法が、ここで図1を参照して説明される。線10は、それが接続パスB−C−Dの各ホップで現れることができるときにノードBからノードDへのOAMパケットの流れを示す。線20は、それが接続パスA−B−C−D−Eの各ホップで現れることができるときにノードAからノードEへのデータパケットの流れを示す。ラベルは以下の表記法で表される:D(C)は、ノードCによってその宛先がノードDであるLSPに割り当てられるラベルを表す。
図示されるように、線10のOAMパケットでは、最上のラベルフィールド11は、接続パス上にあるノードによってLSP6に割り当てられるラベルを含む。ここで、従来のRSVPシグナル伝達を介して割り当てられるラベルの場合のように、各ノードは次のホップによって割り当てられるラベルを使用すると仮定される。第2のラベルフィールド12は、OAMパケットをデータトラフィックと区別する働きをする特定のOAMラベルを表示したLFUを含む。たとえば13または14など、ネットワーク規模の予約ラベル値は、この目的のために使用されることができる。フィールド13は、本明細書では詳述される必要のない、残りのOAMパケットを参照する。それは、IETF Request For Comment 4385に定義されるようなACH(Associated Channel Header)を含み得る。
線20のデータパケットでは、LSP6によってカバーされるセグメント(即ちB−C−D)に沿って、最上ラベルフィールド21はOAMパケットと同じラベル、即ちLSP6に割り当てられたラベル、を含む。このセグメントに沿って、LSP5に割り当てられたラベルを含むフィールド22は、ラベルスタック内の第2の位置にある。監視されるセグメントを別とすれば、フィールド22が最上位にある。換言すれば、ラベルのスタッキングはノードBで生じ、ラベルのポップはLSP5のパケットについてノードDで生じる。さらに、フィールド22では、従来のRSVPシグナル伝達を介して割り当てられるラベルの場合のように、各ノードは次のホップによって割り当てられるラベルを使用すると仮定される。フィールド23は、本明細書では詳述される必要のない、残りのデータパケットを指す。フィールド23は、さらに別のLSPまたは擬似ワイヤなど、クライアント接続のためのトンネルとしてLSP5が使用される場合などに、さらに別のラベルフィールドを含み得る。換言すれば、データパケットのラベルスタックは2つより多いレベルをもつことができる。
図2から5を参照して、図1のネットワーク内でLSP5およびLSP6を確立する方法がここで説明される。その方法は、RSVP−TEプロトコルを用いて、監視接続がTCME−LSPである場合において、説明されることになる。他のシグナル伝達プロトコルも同様に使用されることができる。RSVP−TEを使用するLSPのセットアップは当技術分野ではよく知られているため、RSVP−TEメッセージによって運搬されるあらゆるオブジェクトを詳述する必要はない。特に、トラフィックパラメータは、ノード内のリソースを確保するおよび割り当てるために、従来の方式で指定されることができる。
図2を参照して説明されることになる第1の方法は、トラフィック接続5および関連監視接続6の必要性がそれらの接続のいずれかの確立より前に入口ノードAで知られるときに適用可能である。たとえば、ネットワーク管理システム(NMS)は、簡易ネットワーク管理プロトコル、共通オープンポリシーサービスまたはコマンドラインインタフェースなどの任意の適切な言語での命令としてノードAにかかる必要性を通信することができる。
ステップ30で、ノードAは、いくつかの所与のトラフィックパラメータでパスA−B−C−D−Eに沿ってLSPを確立するおよび接続パスのセグメントB−C−Dに沿って関連TCME−LSPを確立する必要性を知らされる。
ステップ31で、ノードAは、たとえばLSP5などのLSPを確立するために必要な情報を備えるPATHメッセージを生成する。この情報は、標準オブジェクトに含められることができる。さらに、PATHメッセージは、たとえばノードBなど、TCME−LSPの入口にTCME−LSPの必要性を通信することを目的とするオブジェクトを備える。本明細書において「入口」は、シグナル伝達処理に関して定義される。TCME−LSPは、末端部で双方向に動作することができる。このオブジェクトは、IPアドレスなど、確立されることになるTCME−LSPの入口および出口ノードの識別子を少なくとも含む。
図3は、ステップ31のPATHメッセージに適したフォーマットを図示する。この例では、追加のオブジェクト32はTCME_DESIREDと称され、既存のRSVP−TE標準への拡張として提供される。異なるオブジェクト名も同様に使用されることができる。LSP経路は、EXPLICIT_ROUTE(ERO)と称されるオブジェクト34内で指定されることができる。オブジェクト32および34の両方が使用されるとき、オブジェクト32で識別されるノードもまたオブジェクト34で指名されなければならない。そうでない場合、ノードAまたは任意の他のノードは、かかる状況を検出したときにエラーシグナルを生成しなければならない。
ステップ31で生成されたPATHメッセージは、意図された接続パスに沿って従来の方式で経路指定される。通常のRSVP−TE処理に加えて、PATHメッセージを受信する各ノードは、オブジェクト32が含まれているかどうかを検査する。それが含まれているとき、ノードは、それが所望のTCME−LSPの入口として識別されるかどうかを検査する。そうでない場合、それは、オブジェクト32を変更することなく、従来の方式で次のホップにそのメッセージを受け渡す。
PATHメッセージを受信するノードがそれが所望のTCME−LSPの入口、即ち図2のステップ33のノードB、として識別されることを検出するとき、それは次のホップにそのメッセージを転送しないことによってLSPのシグナル伝達を停止する。代わりに、そのノードは次にオブジェクト32内の識別された2つのノードの間にTCME−LSPを確立する。したがって、ステップ35で、ノードBは第2のPATHメッセージを生成する。
明示的経路が受信PATHメッセージで指定される場合、ノードBは、TCME−LSPおよび関連LSPが同一パスを辿ることを確実にするために、第2のPATHメッセージ内に対応するオブジェクト34を含む。好ましくは、カプセル化が可能になることを確実にするために、第1のPATHメッセージで指定された他のトラフィックパラメータは第2のPATHメッセージ内の同一の値を与えられる。第2のPATHメッセージは、所望のTCME−LSPの出口、即ちノードD、に相当する宛先を指定する。オブジェクト32は、反復される必要はない。
特定の一実施形態では、第2のPATHメッセージで指定された帯域幅要件は、第1のPATHメッセージで指定されたそれと同一である。したがって、両方のLSPが確立され、カプセル化された後は、TCME−LSPは使用可能な帯域幅をもたないことになる。結果として、制御プレーンは、TCME−LSPを介して他のいかなる接続もトンネリングすることを妨げられることになる。しかし、TCME−LSPと関連LSPの間の独占的結合を実行するための他の方法が存在する。
順番36で示すように、従来のRSVP−TEシグナル伝達処理はTCME−LSPの入口と出口ノードの間に生じる。たとえば、図1で使用されるラベルD(D)およびD(C)は、示されたRESVメッセージによって割り当てられる。
ステップ37で、第2のPATHメッセージに応答するRESVメッセージを受信して、ノードBは所望のTCME−LSP、たとえばLSP6、が確立されることを検出する。図示されていない確認メッセージが追加で送信されることができる。その後ノードBは、LSPを関連TCME−LSPにカプセル化するために、停止されたLSPの確立を続いて再開する。
ステップ38で、ラベルスタッキングが使用されてTCME−LSPの出口、即ちノードD、にTCME−LSP6を介して第1のPATHメッセージを転送する。EROがそれに応じて適合される。オブジェクト32が転送されたメッセージから抑制される。ノードDが、LSPの確立を続けるために、最上部のラベルをポップし、従来のRSVP−TE処理を実行する。次の1つまたは複数のホップ、たとえばノードE、が従来のRSVP−TE処理を実行する。たとえば、図1で使用されるラベルE(E)、E(D)、およびE(B)は、数字39、40および41で示されるRESVメッセージによって割り当てられる。LSPのカプセル化の手順についてさらに詳しくは、IETF RFC 4206に与えられている。
パスに沿った各ノード内で、RSVPシグナル伝達メッセージは、図1に示すラベルスタックを実装するために、ラベルスイッチングテーブルを構成する働きをする。特に、ステップ42で、TCME入口ノード、即ちノードB、は、それがトラフィックLSPに割り当てたラベル、たとえばラベルE(B)、を運搬するパケットが転送に先立ってラベルスタッキング動作に従うように、ラベルスイッチングテーブルを構成する。このラベルスタッキング動作は、LSP5の入力パケットのTCME−LSP6のパケットへのカプセル化を実装する。LSPのカプセル化によって、OAMパケットは、それらが監視サービスを提供するトラフィックLSPのパケットと同様の方式で操作され、処理される。この機能はフェイトシェアリングとしても知られている。
TCME−LSPの確立中に問題が生じた場合、TCME−LSPの入口、たとえばノードB、は通常のRSVP手順を介して知らされることができる。実施形態では、これは、全処理を中止する、または、要求されたTCME−LSPを確立することなく第1のLSPの確立を完了する結果をもたらし得る。
前述の第1の方法では、2つのLSPの間の自動的結合を確実にするために、TCME−LSPの確立の要求、たとえばオブジェクト32、がLSP確立要求、たとえばPATHメッセージ31、に組み込まれ、TCME−LSP入口、たとえばノードB、によって処理された。
図4および5を参照して説明されることになる、第2の方法は、関連トラフィック接続5が確立された後に、所望の監視接続の入口、たとえばノードB、で監視接続6の必要性が知られるときに適用可能である。このタイプの例示的な状況が図4に概略的に示され、その中では図1のそれと同一のまたは同様の構成要素は100を加えた同じ数字をもつ。
図4を参照すると、LSP105は、入口ノードAと出口ノードEの間に確立される。線120は、それが接続パスA−B−C−D−Eの各ホップで現れることができるとき、ノードAからノードEへのデータパケットの流れを示す。線120のデータパケットでは、LSP105に割り当てられたラベルを含むフィールド122が、パス全体に沿って最上位にある。フィールド122では、従来のRSVPシグナル伝達を介して割り当てられるラベルの場合のように、各ノードは次のホップによって割り当てられるラベルを使用すると仮定される。フィールド123は、本明細書で詳述される必要のない、残りのデータパケットを指す。フィールド123は、たとえばLSP105がクライアント接続のためのトンネル、たとえばさらに別のLSPまたは擬似ワイヤ、として使用される場合、さらに別のラベルフィールドを含み得る。
図4に示された状況では、LSP内でOAMパケットを送信することによって端から端までLSP105の性能を監視することが可能となり得る。しかし、接続パスの所与のセグメントを介して、たとえばLSPの2つの中間ノードの間でまたは中間ノードとエンドノードの間で、LSP105の性能を監視することは不可能である。パスセグメントを介した性能監視は、たとえば接続パスの一部だけをカバーするネットワークを操作する事業者によって、たとえば領域間LSPの場合に、求められることがある。図1に示す例では、LSP105は、異なる事業者に属する3つのネットワーク領域を横切る。第2の領域(領域2)の事業者は、彼の領域に属するパスセグメント、たとえばセグメントB−C−D、を介してLSP105の性能を監視することを望む。たとえば、この監視の目的は、サービスレベル契約の実施であることもある。かかる性能監視を実現する一方法は、セグメントB−C−Dに沿ってTCME−LSPを確立することである。図5を参照して、その必要性を履行するのに適した方法がここで説明される。
ステップ50で、ノードBは、接続パスのセグメントB−C−Dに沿ってTCME−LSPを確立する必要性を知らされる。たとえば、かかる必要性は、図4の矢印99で示されるように、任意の適切な言語、たとえば簡易ネットワーク管理プロトコル、共通オープンポリシーサービスまたはコマンドラインインタフェースなど、での命令として第2の領域のNMSによってノードBに通信されることができる。
ステップ51で、ノードBは、受信された命令で識別された他方のエンドノード、たとえばノードD、とTCME−LSPを確立するために、RSVPシグナル伝達手順を開始する。それに応じて、ステップ51で、ノードBがPATHメッセージを生成する。
TCME−LSPが確立されたLSP105と同じパスを辿ることを確実にするために、ノードBはPATHメッセージで対応する明示的経路を指定する。LSP105に関する経路情報は、たとえばパス状態ブロックに格納される、ノードコントローラによって見つけられることができる。好ましくは、確実にカプセル化が可能になるようにするために、確立されたLSP105に関する他のトラフィックパラメータはPATHメッセージ内の同一の値を与えられる。PATHメッセージは、所望のTCME−LSPの出口、即ちノードD、に対応する宛先を指定する。好ましい一実施形態では、PATHメッセージで指定される帯域幅要件は、LSP105に関するそれと同一である。
順番52で示されるように、従来のRSVP−TEシグナル伝達処理は、TCME−LSPの入口ノードと出口ノードの間で生じる。たとえば、図1で使用されるラベルD(D)およびD(C)は、示されたRESVメッセージによって割り当てられる。
ステップ53で、PATHメッセージに応答してRESVメッセージを受信したノードBは、所望のTCME−LSPが確立されたこと、たとえば図1のLSP6、を検出する。図示されていない、確認メッセージが追加で送信されることができる。TCME−LSPを作動状態にさせるために、トラフィックLSPをTCME−LSPにカプセル化することがさらに必要である。その目的のために、ステップ54で、ノードBは、トラフィックLSP105の入口、即ちノードA、にメイクビフォーブレーク動作を使用してトラフィックLSP105を再確立することを要求する。
好ましくは、その要求は、高速通知メッセージであるRSVP−TEプロトコルのNOTIFYメッセージ内で、ステップ54で送信される。これは、IETF RFC 3473に記載されるように、対応する通知要求オブジェクトがノードAに向けて通知の生成を要求するために接続パスに沿ったノード内に前に預けられていた場合のみに可能である。通知要求オブジェクトは、図5の順番55でまたは後で概説されるLSP105の最初の確立中に預けられておくことができる。
ステップ54で送信される要求は、ノードAにメイクビフォーブレーク(MBB)シグナル伝達手順を使用してトラフィック接続パスに沿ってトラフィックLSP105を再確立させるための命令、即ちMBB動作を実行する要求として解釈されることになる命令を含む。これらの命令は任意の適切なフォーマットで提供されることができる。
一例として、ステップ54で送信される通知メッセージは、その名称はたとえばMBB_REQでもよい、新しいRSVPクラスのオブジェクトを含む。2つのオブジェクトが、そのクラスについて定義されることができる:MBBが実行されることを要求する中間ノード、たとえばノードB、のIPv4アドレスを含むIPv4 MBB−REQ オブジェクト、および、場合によってはこのノードのIPv6アドレスを含むIPv6 MBB_REQオブジェクト。これらのオブジェクトは任意選択で、MBB動作のための入口ノードによる潜在的使用の追加情報を含むことができる:TCME−LSPのエンドポイント、即ちノードD、のIPv4もしくはIPv6アドレス、および/または、TCME−LSPの識別子、たとえばLSP6のLSP IDもしくはトンネルID。
ステップ60で、入口ノード、即ちノードA、が通知メッセージを受信し、MBB−REQオブジェクトを検出する。通知メッセージ内のセッション情報は、ノードAがその要求がLSP105に関連することを識別することを可能にする。
ステップ61で、入口ノード、たとえばノードA、がメイクビフォーブレーク動作を使用してトラフィックLSPを再確立するために、RSVP−TEシグナル伝達を生成する。換言すれば、LSP5は、既存のLSP105と同じパスに沿って新しいLSPとして確立されることになり、次に、より古いLSP105は分解されることになる。
メイクビフォーブレーク動作は、古いLSPと新しいLSPに共通のリンク上で、古いLSPによって使用されるリソースがトラフィックが新しいLSPに移行される前に解放されないような、また、そうでない場合流入制御が新しいLSPを拒絶してしまうため、予約が2度数えられないような方法で新しいLSPを確立することを可能にする。メイクビフォーブレークRSVP−TEシグナル伝達手順は、参照により本明細書に援用する、IETFコメント要求3209に記載されている。RFC3209によれば、経路の再指定を生じさせるために、入口ノードが新しいLSP IDを精選し、新しいSENDER_TEMPLATEを形成する。入口ノードは次に、新しいEROを作成して新しいパスを定義する。その後ノードは、最初のSESSIONオブジェクトを使用して新しいパスメッセージ、ならびに新しいSENDER_TEMPLATEおよびEROを送信する。それは古いLSPを使用し続け、古いパスメッセージをリフレッシュする。共通して保持されるリンク上で、共用SESSIONオブジェクトおよびSEスタイルが古いLSPをもつリソースを共用してLSPが確立されることができるようにする。入口ノードが新しいLSPのためのRESVメッセージを受信した後は、それはトラフィックをそれに移行し、古いLSPを分解することができる。
ステップ61で、「再確立」はここでは同じパスに沿って経路を再指定することを意味する。したがって、ステップ61で、EROおよびSENDER_TEMPLATEが古いLSPと新しいLSPにおいて同じままであることを除いて、ノードAはRFC3209に記載された方式で新しいパスメッセージを送信する。
ステップ62で、PATHメッセージを受信したとき、ノードBはセッション情報を使用して、TCME−LSPがそのために確立されたLSPにそれが関連することを検出し、次に、TCME−LSP6内にカプセル化された新しいLSP、即ちLSP5、を続いて確立する。シグナル伝達処理は、図2のステップ38から42に非常に似た方式で完了される。図1および4のフィールド22および122では同じ表記法が使用されているが、ノードE、DおよびBによって再確立されるLSP、即ちLSP5、に割り当てられるラベルは、最初のLSP105に割り当てられたラベルと同一であってもなくてもよいことに留意されたい。
図6を参照すると、前述の方法を実装するのに適したノードコントローラ90が概略的に示されている。このノードコントローラは、たとえば、シグナル伝達メッセージ92を起動および終了させる、RSVP−TEプロトコルおよび適切な拡張に従って動作する、シグナル伝達モジュール91を備える。たとえばOSPF−TEプロトコルに従って動作する経路指定モジュール93は、経路指定メッセージ94を起動および終了させる。シグナル伝達および経路指定メッセージは、たとえばデータネットワーク上にオーバレイされた別個の制御ネットワークを介して、帯域内でまたは帯域外で移送される。OAMモジュール95は、OAMフロー96を起動および終了させる。OAMフローは帯域内で移送される。示されていない、様々な他の機能モジュールもまた含まれ得る。
ネットワーク管理システムは、たとえばパーソナルコンピュータ、ワークステーション、インターネットアプライアンス、または他の汎用もしくは特定目的の通信装置などの、ハードウェア装置でもよい。このシステム上で動作するソフトウェアプログラムは、ネットワーク管理機能を実行してネットワーク構成要素を制御する。
前述の方法は、GMPLSおよびMPLS−TPを含む、MPLSの様々なバージョンまたは拡張を用いて、或いは、他の接続指向のプロトコルを用いて実装されることができる。
本発明の実施形態は、ハードウェアならびにソフトウェアを用いて実装されることができる。ハードウェアの同一のアイテムがいくつかの「モジュール」を表し得る。図面に示された様々な構成要素の機能は、専用のハードウェアならびに適切なソフトウェアと関連するソフトウェアを実行する能力のあるハードウェアの使用を介して提供されることができる。プロセッサによって提供されるとき、その機能は、単一の専用プロセッサによって、単一の共用プロセッサによって、または、それらのうちのいくつかが共用されることができる、複数の個別のプロセッサによって、提供されることができる。さらに、「プロセッサ」または「コントローラ」の用語の明示的な使用は、ソフトウェアを実行する能力のあるハードウェアを排他的に指すものとして解釈されるべきではなく、ディジタル信号プロセッサ(DSP)ハードウェア、ネットワークプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、書替え可能ゲートアレイ(FPGA)、ソフトウェアを格納する読出し専用記憶素子(ROM)、ランダムアクセス記憶装置(RAM)、および不揮発性記憶装置を黙示的に含み得るがこれらに限定されない。従来のおよび/または特注の、他のハードウェアもまた含まれ得る。
本明細書において「一実施形態」または「実施形態」の言及は、その実施形態に関して記載される特定の機能、構造、または特徴が本発明の少なくとも1つの実施形態に含まれることができることを意味する。本明細書の様々な箇所での語句「一実施形態では」の出現は、必ずしもすべて同じ実施形態を指さず、また、必ずしも相互排他的な別個のもしくは代替の実施形態を指さない。
本発明は、記載された実施形態に限定されない。添付の特許請求の範囲は、本明細書に記載された基本的な教示の範囲に適正に入る、当業者が思い付き得るすべての変更形態および代替構成を実施するものとして解釈されるべきである。図面に示されたいくつかの方法のステップの順番は、修正されて同様の結果を達成することができる。いくつかのステップは同時に実行されることができる。
動詞の「備える」または「含む」およびその活用の使用は、特許請求の範囲で述べられるもの以外の構成要素またはステップの存在を排除しない。さらに、構成要素またはステップに先立つ冠詞「a」または「an」(1つの)の使用は、複数のかかる構成要素またはステップの存在を排除しない。
特許請求の範囲において、丸括弧内に置かれたいずれの参照符号も本特許請求の範囲を制限するものとして解釈されないものとする。

Claims (13)

  1. 通信ネットワーク内に確立されたトラフィック接続に関連付けられた監視接続を確立する方法であって、
    トラフィック接続(105)のパス内に配置された第1のノード(B)と第2のノード(D)の間に監視接続(6)を確立するために、通信ネットワークの第1のノード(B)から第2のノード(D)にトラフィック接続パスに沿って接続確立メッセージを送信するステップ(51)と、
    入口ノードにメイクビフォーブレークシグナル伝達手順(61)を使用してトラフィック接続パスに沿ってトラフィック接続を再確立させるために、トラフィック接続の第1のノード(B)から入口ノード(A)にメイクビフォーブレーク要求を送信するステップ(54)と、
    第1のノードで、再確立されたトラフィック接続(5)を監視接続(6)内にカプセル化するために、入口ノードによって送信された再確立シグナル伝達メッセージを処理するステップ(62)と
    を備える、方法。
  2. トラフィック接続および関連監視接続がラベルスイッチパスであり、再確立されたトラフィック接続がラベルスタッキングを介して監視接続内にカプセル化される、請求項1に記載の方法。
  3. 監視接続を介して第1のノードと第2のノードの間でOAMフロー(10)を送信するステップをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. 監視接続がトラフィック接続と同じ帯域幅を用いて確立される、請求項1に記載の方法。
  5. 接続確立メッセージおよび再確立シグナル伝達メッセージがRSVP−TEプロトコルに従う、請求項1に記載の方法。
  6. メイクビフォーブレーク要求が第1のノード(B)の識別子を備える、請求項1に記載の方法。
  7. メイクビフォーブレーク要求が第2のノード(D)の識別子を備える、請求項1に記載の方法。
  8. メイクビフォーブレーク要求が監視接続(6)の識別子を備える、請求項1に記載の方法。
  9. メイクビフォーブレーク要求がRSVP−TE通知メッセージ内のオブジェクトを備える、請求項1に記載の方法。
  10. ネットワークノードのためのノードコントローラ(90)であって、
    そのノードコントローラがその中にインストールされるネットワークノード(B)から通信ネットワークの別のノード(D)に、前記ノードの間に監視接続を確立するために、接続確立メッセージを送信するステップ(51)であって、前記ノードが通信ネットワーク内に確立されたトラフィック接続(105)のパス内に配置され、その接続確立メッセージがそのトラフィック接続のパスに沿って送信される、ステップと、
    入口ノード(A)にメイクビフォーブレークシグナル伝達手順を使用してトラフィック接続パスに沿ってトラフィック接続を再確立させるために、トラフィック接続の入口ノード(A)にメイクビフォーブレーク要求を送信するステップ(54)と、
    再確立されたトラフィック接続(5)を監視接続(6)内にカプセル化するために、入口ノードから受信された再確立シグナル伝達メッセージを処理するステップ(62)と
    を備える動作を実行するように構成されたシグナル伝達モジュール(91)を備える、コントローラ。
  11. 監視接続を介して他方のノードにOAMフローを送信するようになされたOAMモジュール(95)をさらに備える、請求項10に記載のノードコントローラ。
  12. そのシグナル伝達モジュールが、再確立されたトラフィック接続の入力ラベル(22)を監視接続の出力ラベル(21)に関連付けるようにスイッチングテーブルを構成するようになされた、請求項10に記載のノードコントローラ。
  13. その中にノードコントローラがインストールされるネットワークノードから通信ネットワークの別のノードに、前記ノードの間に監視接続を確立するために、接続確立メッセージを送信するステップであって、前記ノードがその通信ネットワーク内に確立されたトラフィック接続(105)のパス内に配置され、接続確立メッセージがそのトラフィック接続のパスに沿って送信されるステップ(51)と、
    入口ノードにメイクビフォーブレークシグナル伝達手順を使用してトラフィック接続パスに沿ってトラフィック接続を再確立させるために、トラフィック接続の入口ノードにメイクビフォーブレーク要求を送信するステップ(54)と、
    再確立されたトラフィック接続(5)を監視接続(6)内にカプセル化するために、入口ノードから受信された再確立シグナル伝達メッセージを処理するステップ(62)と
    を備える動作を、ノードコントローラ内のプロセッサによって実行されるときに、ノードコントローラに実行させる、命令を提供するための機械可読媒体。
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