JP2006311427A - エッジルータ及びmplsパスの故障検出方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】MPLSパスの故障検出に際して、コアルータのラベル変換不良に基づく故障未検出を防止することを目的とする。
【解決手段】パケット送信部4により、通信用ラベルと同一の外側ラベルを有する故障検出用ラベルを付加した故障検出用パケットを、故障検出用MPLSパスに送信するようにしたことで、コアルータ100においては、故障検出用パケットの外側ラベルと通信用パケットの外側ラベルの変換に同一値を用いることになり、コアルータ100による外側ラベルの変換に故障が発生した場合には、それが故障検出用パケットの外側ラベルに確実に反映されるので、故障監視部6により、故障検出用パケットに対する宛先エッジルータ10〜19からの応答パケットさえ監視していれば、コアルータ100におけるラベル変換の故障を見落とすことなく検出することができる。
【選択図】図1
【解決手段】パケット送信部4により、通信用ラベルと同一の外側ラベルを有する故障検出用ラベルを付加した故障検出用パケットを、故障検出用MPLSパスに送信するようにしたことで、コアルータ100においては、故障検出用パケットの外側ラベルと通信用パケットの外側ラベルの変換に同一値を用いることになり、コアルータ100による外側ラベルの変換に故障が発生した場合には、それが故障検出用パケットの外側ラベルに確実に反映されるので、故障監視部6により、故障検出用パケットに対する宛先エッジルータ10〜19からの応答パケットさえ監視していれば、コアルータ100におけるラベル変換の故障を見落とすことなく検出することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、パケット転送技術における転送パスレベルでの故障検出技術に関し、特に、
MPLSネットワークの始端に位置するエッジルータにおけるMPLSパスの故障検出技術に関する。
MPLSネットワークの始端に位置するエッジルータにおけるMPLSパスの故障検出技術に関する。
近年、インターネットで主流となっている、ルータを用いたバケツリレー式のデータ転送を、より高速・大容量化するパケット転送技術として、IPネットワーク上においてIPヘッダを利用する代わりに、ルーティング(経路選択)情報としてラベルと呼ばれる短い固定長の識別標識により任意のパケット若しくはフレームをカプセリングし、ラベルに基づいて、予め決められた経路に設定された論理パス上に転送するマルチプロトコルラベルスイッチング技術(以下、MPLSと称する)が知られている(非特許文献1参照)。
MPLS技術によるパケット転送方式を用いた通信において、ラベルスイッチングによりパケットが転送される通信経路であるラベルスイッチングパス(以下、MPLSパスと称する)の故障を検出する際には、MPLSパスの経路上に存在する回線、装置などの低位レイヤの故障検出をもって、MPLSパスの故障を検出するだけでなく、MPLSパスのレイヤにて故障を検出し、必要な場合には迂回パスへ切り換えることが望ましい。
次に、MPLSネットワークにおけるパケットの転送経路であるMPLSパスについて説明する。図6は、MPLSネットワークを構成する各ルータ間において設定されたMPLSパスを仮想的に示した図である。同図に示すようにMPLSネットワークのエッジルータ21とエッジルータ10〜19それぞれに対してMPLSパス210〜219が、隣接する各ルータにおいて経路情報を交換し、転送パケットに付加するラベル値を決定することで予め設定される。
このように設定されたMPLSパス210〜219において、ラベル情報通知プロトコルであるLabel Distribution Protocol(以下LDPと称する)を使用し、隣接するルータ同士でパスの状態を確認することで、隣接ルータや回線の故障を検出する方法があるが、故障検出後に行うラベルの削除やパスの再設定などの処理に時間がかかるという問題がある。
一方で、従来、以下に示すようなMPLSパスの故障検出方法が提案されていた。ここでは、従来のパスの故障検出方法について、エッジルータ21から宛先エッジルータ10へコアルータ100を経由したMPLS210パスにおいて送信されるパケットの動作と共に説明する。
エッジルータ21は、通信用パケットに対して、例えば通信用ラベルB0を付加してコアルータ100へ送信する。コアルータ100は、受信した通信用パケットのラベルB0を参照して転送先の経路情報を示すラベルb0に張り替えて宛先エッジルータ10へ転送する。宛先エッジルータ10は、受信したパケットから通信用ラベルb0を削除し、外部のネットワークへ転送する。また、同図では、エッジルータ21が付加する通信用ラベルは9つ(B0〜K0)設定されている。このようにしてエッジルータ21からコアルータ100を経由した宛先エッジルータ10へ仮想的に設定された通信用MPLSパス22において、通信用パケットが送信される。ここで例えば通信用パケットは、外部ネットワークから受信したATMやフレームリレーなどのレイヤ2パケットである。
また、エッジルータ21は、故障検出用パケットに対して、故障検出用ラベルA0を付加してコアルータ100へ送信する。コアルータ100は、受信した故障検出用パケットの故障検出用ラベルA0を参照して転送先の経路情報を示すラベルa0に張り替えて、宛先エッジルータ10へ転送する。宛先エッジルータ10は、受信したパケットから故障検出用ラベルa0を削除し、外部のネットワークへ転送する。このようにしてエッジルータ21からコアルータ100を経由した宛先エッジルータ10へ仮想的に設定された故障検出用MPLSパス23において、故障検出用パケットが送信される。ここでは、故障検出用パケットには、Internet Control Message Protocol(以下ICMPと称する)に準拠したICMPエコーリクエストパケット(:PINGパケット)を使用する。
このとき、エッジルータ21は、MPLSパス210の故障検出用MPLSパス23に送信したICMPエコーリクエストパケットに対する宛先エッジルータ10からのICMPエコーリプライ応答パケットを受け付ける。
そして、ICMPエコーリプライ応答パケットを受信した場合は、コアルータ100において、MPLSパス210の故障検出用パス23と共に通信用パス22が導通していると判定し、ICMPエコーリプライ応答パケットを受信しなかった場合には、MPLSパス210の故障検出用パス23又は通信用パス22において障害が発生したと判断する。このようにして、MPLSパス210の故障検出処理が行われ、必要な場合にはパスの再設定、若しくは迂回パスへ切り換えるなどの処理が行われる。
ここで宛先エッジルータ10からエッジルータ21へのICMPエコーリプライ応答パケットの応答経路は、例えばコアルータ100とは異なる図示しないコアルータを経由したMPLSパスにより予め確保されているものとする。
また、エッジルータ21からコアルータ100を経由したその他の宛先エッジルータ11〜19へのMPLSパス211〜219に対しても、同様にして通信用MPLSパス22において通信用パケットが送信され、故障検出用MPLSパス23において故障検出用パケットが送信され、パスの故障検出処理が行われる。
池尻 雄一、松嶋 聡、"MPLS 〜基礎、実現するサービス、そして最新動向〜"、[online]、[2003年8月13日検索]、インターネット<URL:http://www.soi.wide.ad.jp/class/20020036/slides/26/>
池尻 雄一、松嶋 聡、"MPLS 〜基礎、実現するサービス、そして最新動向〜"、[online]、[2003年8月13日検索]、インターネット<URL:http://www.soi.wide.ad.jp/class/20020036/slides/26/>
しかしながら、MPLSパス210〜219において送信される通信用パケットに付加される通信用ラベルと、故障検出用パケットに付加される故障検出用ラベルとは異なる値に設定されている。このため、コアルータ100における故障検出パケットのラベルと通信用パケットのラベル変換は、異なるラベル値を参照して別々に行われる。図7に示すようにエッジルータ21から宛先エッジルータ10へのMPLSパス210において、コアルータ100が受信した通信用パケット25及び故障検出用パケット24に付加されているラベルを変換する際に、コアルータ100が有する転送ラベル表のメモリ故障などのハードウェアに依存した物理的な故障により通信用パケット25の通信用ラベルB0からb0への変換が不能になったとしても、故障検出用パケット24の故障検出用ラベルA0からa0への変換は正常に行われる。
その結果、たとえ、故障検出用パス23において送信された故障検出用パケット24に対する応答パケットを正常に受信したとしても、通信用パス22において送信された通信用パケット25に対するコアルータ100のラベル変換が正常に行われたかどうかを判定することができないという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑み、MPLSパスの故障検出に際して、コアルータのラベル変換不良に基づく故障未検出を防止することを目的とする。
第1の本発明に係るエッジルータは、MPLSネットワークの始端に位置するエッジルータであって、MPLSネットワーク内に位置するコアルータへの経路情報を有する通信用ラベル及びラベルスタックにより通信用ラベルと同一の外側ラベルを有する故障検出用ラベルを記憶しておく記憶手段と、故障検出用パケット及び外部から受信した通信用パケットを記憶しておくメモリと、記憶手段から通信用ラベルを読み出し、メモリから通信用パケットを読み出し、通信用パケットに通信用ラベルを付加すると共に、記憶手段から故障検出用ラベルを読み出し、メモリから故障検出用パケットを読み出し、故障検出用パケットに故障検出用ラベルを付加するラベル付加手段と、通信用パケットを、コアルータを経由したMPLSネットワークの終端に位置する宛先エッジルータとの間に予め設定された通信用MPLSパスに送信すると共に、当該故障検出用パケットを、前記コアルータを経由した宛先エッジルータとの間に予め設定された故障検出用MPLSパスに送信するパケット送信手段と、故障検出用パケットに対する宛先エッジルータからの応答パケットを受信する応答パケット受信手段と、応答パケットを受信した場合には、コアルータにおいて故障検出用パケット及び通信用パケットのラベル張り替えが正常に行われたと共に故障検出用MPLSパス及び通信用MPLSパスが導通していると判定し、応答パケットを受信しなかった場合には、故障検出用MPLSパス及び通信用MPLSパスにおいて故障が発生したと判定する故障監視手段とを有することを特徴とする。
本発明にあっては、パケット送信手段により、通信用ラベルと同一の外側ラベルを有する故障検出用ラベルを付加した故障検出用パケットを、故障検出用MPLSパスに送信するようにしたことで、コアルータにおいては、故障検出用パケットの外側ラベルと通信用パケットの外側ラベルの変換に同一値を用いることになり、コアルータによる外側ラベルの変換に故障が発生した場合には、それが故障検出用パケットの外側ラベルに確実に反映されるので、故障監視手段により、故障検出用パケットに対する宛先エッジルータからの応答パケットさえ監視していれば、コアルータにおけるラベル変換の故障を見落とすことなく検出することができる。
上記エッジルータのラベル付加手段は、外部ネットワークから受信したレイヤ2パケットに通信用ラベルを付加すると共に、レイヤ3パケットに故障検出用ラベルを付加することを特徴とする。
本発明にあっては、ラベル付加手段により、外部ネットワークから受信したレイヤ2パケットに通信用ラベルを付加すると共に、レイヤ3パケットに故障検出用ラベルを付加することで、パケット送信手段により、ICMP エコー パケット(:PINGパケット)を故障検出用パケットとしてMPLSパスに送信することができる。
第2の本発明に係るMPLSパスの故障検出方法は、MPLSネットワークの始端に位置するエッジルータにおけるMPLSパスの故障検出方法であって、MPLSネットワーク内に位置するコアルータへの経路情報を有する通信用ラベル及びラベルスタックにより通信用ラベルと同一の外側ラベルを有する故障検出用ラベルを記憶手段に記憶しておくステップと、故障検出用パケット及び外部から受信した通信用パケットをメモリに記憶しておくステップと、ラベル付加手段により、記憶手段から通信用ラベルを読み出し、メモリから通信用パケットを読み出し、通信用パケットに通信用ラベルを付加すると共に、記憶手段から故障検出用ラベルを読み出し、メモリから故障検出用パケットを読み出し、故障検出用パケットに故障検出用ラベルを付加するステップと、パケット送信手段により、通信用パケットを、コアルータを経由したMPLSネットワークの終端に位置する宛先エッジルータとの間に予め設定された通信用MPLSパスに送信すると共に、故障検出用パケットを、コアルータを経由した宛先エッジルータとの間に予め設定された故障検出用MPLSパスに送信するステップと、応答パケット受信手段により、故障検出用パケットに対する前記宛先エッジルータからの応答パケットを受信するステップと、故障監視手段により、応答パケットを受信した場合には、コアルータにおいて故障検出用パケット及び通信用パケットのラベル張り替えが正常に行われたと共に前記故障検出用MPLSパス及び通信用MPLSパスが導通していると判定し、応答パケットを受信しなかった場合には、故障検出用MPLSパス及び通信用MPLSパスにおいて故障が発生したと判定するステップとを有することを特徴とする。
本発明にあっては、通信用ラベルと同一の外側ラベルを有する故障検出用ラベルを付加した故障検出用パケットを、故障検出用MPLSパスに送信するようにしたことで、コアルータにおいては、故障検出用パケットの外側ラベルと通信用パケットの外側ラベルの変換に同一値を用いることになり、コアルータによる外側ラベルの変換に故障が発生した場合には、それが故障検出用パケットの外側ラベルに確実に反映されるので、故障検出用パケットに対する宛先エッジルータからの応答パケットさえ監視していれば、コアルータにおけるラベル変換の故障を見落とすことなく検出することができる。
上記MPLSパスの故障検出方法において、ラベル付加手段により、外部ネットワークから受信したレイヤ2パケットに通信用ラベルを付加すると共に、レイヤ3パケットに故障検出用ラベルを付加するステップを有することを特徴とする。
本発明にあっては、外部ネットワークから受信したレイヤ2パケットに通信用ラベルを付加すると共に、レイヤ3パケットに故障検出用ラベルを付加することで、ICMPエコーリクエストパケット(:PINGパケット)を故障検出用パケットとしてMPLSパスに送信することができる。
本発明のMPLSパスの故障検出に際して、コアルータのラベル変換不良に基づく故障未検出を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1は、MPLSネットワークにおける本実施の形態に係るエッジルータ1を概略的に示した構成図である。同図に示すように、MPLSネットワークは、エッジルータ1、コアルータ100、エッジルータ10〜19により構成される。
エッジルータ1は、MPLSネットワークの始端に位置し、MPLSネットワークの外部のネットワークから受信したラベルを持たないパケットに対して適切なラベル情報を書き込み、コアルータ100へ転送する。
コアルータ100は、MPLSネットワークの内部に位置し、受信したパケットに付加された最も外側のラベルを参照し、その転送先に対応する適切なラベル値へラベル情報を張り替え、エッジルータ10〜19のうちのいずれかの宛先エッジルータへ転送する。
エッジルータ10〜19は、MPLSネットワークの終端に位置し、受信したパケットに付加されているラベル情報を削除し、パケットをMPLSネットワークの外部のネットワークへ転送する。
次に本発明のエッジルータ1の構成について図1を参照しながら説明する。同図に示すように、エッジルータ1は、記憶部2と、ラベル付加部3と、パケット送信部4と、パケット受信部5と、故障監視部6と、タイミング情報生成部7と備える。
記憶部2は、MPLSネットワーク内に位置するコアルータ100への経路情報を有する通信用ラベルと故障検出用ラベルを記憶する。ここで通信用ラベルと故障検出用ラベルはラベルスタックにより外側ラベルと内側ラベルを有し、通信用ラベルと故障検出用ラベルの外側ラベルは同一値に設定されており、内側ラベルは異なる値に設定される。さらに、故障検出用パケット及びMPLSネットワークの外部から受信した通信用パケットを記憶する。
ラベル付加部3は、記憶部2から通信用ラベル、通信用パケットを読み出し、通信用パケットに通信用ラベルを付加する。ここでは、例えば、外部ネットワークから受信したATMやフレームリレーなどのレイヤ2パケットが有する既存のレイヤ2ヘッダのフィールドに通信用ラベルを書き込む。また、記憶部2から故障検出用ラベル、故障検出用パケットを読み出し、故障検出用パケットに故障検出用ラベルを付加する。ここでは、例えば、レイヤ3パケットであるICMPエコーリクエストパケットにおいて、レイヤ2ヘッダとレイヤ3ヘッダの間にMPLS専用に設定されたシムヘッダと呼ばれる固定長フィールド内のラベルフィールドに故障検出用ラベルを書き込む。
パケット送信部4は、通信用パケットを、コアルータ100を経由したエッジルータ10〜19のいずれかの宛先エッジルータとの間に予め設定された通信用MPLSパスに対して送信する。ここでは例えば、レイヤ2パケットに通信用ラベルが付加された通信用パケットを、コアルータ100を経由したエッジルータ10との間の通信用MPLSパスに対して送信する。
また、故障検出用パケットを、コアルータ100を経由したエッジルータ10〜19のいずれかの宛先エッジルータとの間に予め設定された故障検出用MPLSパスに対して送信する。ここでは例えば、レイヤ3パケットであるICMPエコーリクエストパケットを故障検出用パケットとして、コアルータ100を経由したエッジルータ10との間の故障検出用MPLSパスに対して送信する。
パケット受信部5は、エッジルータ1に対して送信されたパケットを受信する。ここでは故障検出用パケットに対するエッジルータ10〜19のいずれかの宛先エッジルータからの応答パケットを受信する。ここで宛先エッジルータからエッジルータ1へのICMPエコーリプライ応答パケットの応答経路は、例えばコアルータ100とは異なる図示しないコアルータを経由したMPLSパスにより予め確保されているものとする。
故障監視部6は、ICMPエコーリプライ応答パケットを受信した場合には、コアルータ100において故障検出用パケット及び通信用パケットのラベル張り替えが正常に行われたと共にエッジルータ1から宛先エッジルータへの故障検出用MPLSパス及び通信用MPLSパスが導通していると判定し、ICMPエコーリプライ応答パケットを受信しなかった場合には、故障検出用MPLSパス及び通信用MPLSパスにおいて故障が発生したと判定する。
タイミング情報生成部7は、一定のタイミング情報を生成しパケット送信部4に通知する。
次に各エッジルータ間で仮想的に設定されるMPLSパスについて説明する。図2は、MPLSネットワークのエッジルータ1とエッジルータ10〜19それぞれに対して仮想的に設定されたMPLSパス110〜119を示した図である。同図のMPLSパス110〜119は、隣接する各ルータにおいて経路情報を交換し、転送パケットに付加するラベル値を決定することで予め設定されている。ここではラベルスタッキングにより階層化されている。
次に、エッジルータ1から宛先エッジルータ10へコアルータ100を経由したMPLSパス110において送信されるパケットについて図3も参照しながら説明する。
図3は、エッジルータ1の記憶部2に格納されたMPLS毎の送信パケットに付加するラベルを示したテーブルである。エッジルータ1は、図3のテーブルを参照し故障検出用パケットに対して、ラベルスタックにより予め決定された外側ラベルA0と内側ラベルaを付加してコアルータ100へ送信する。コアルータ100は、受信した故障検出用パケットの外側ラベルA0のみを参照して転送先の経路情報を示す外側ラベルB0に張り替えて宛先エッジルータ10へ転送する。宛先エッジルータ10は、受信したパケットから故障検出用ラベルを削除し、外部のネットワークへ転送する。このようにしてエッジルータ1からコアルータ100を経由したエッジルータ10へ仮想的に設定された故障検出用MPLSパス9において、故障検出用パケットが送信される。
また、エッジルータ1は、図3のテーブルを参照し通信用パケットに対して、ラベルスタックにより予め決定された故障検出用パケットと同一な外側ラベルA0と例えば内側ラベルbを付加してコアルータ100へ送信する。コアルータ100は、受信した通信用パケットの外側ラベルA0のみを参照して転送先の経路情報を示すラベルB0に張り替えて宛先エッジルータ10へ転送する。宛先エッジルータ10は、受信したパケットから通信用ラベルを削除し、外部のネットワークへ転送する。ここでは、エッジルータ1が付加する通信用ラベルの内側ラベルは9つ(b〜k)設定される。このようにしてエッジルータ1からコアルータ100を経由した宛先エッジルータ10へ仮想的に設定された通信用MPLSパス8において、通信用パケットが送信される。
ここでエッジルータ1からコアルータ100を経由したその他のエッジルータ11〜19へのMPLSパス111〜119に対しても、同様に設定された通信用MPLSパス8において通信用パケットが送信され、故障検出用MPLSパス9において故障検出用パケットが送信される。
このように、エッジルータ1と各ルータを結ぶ仮想的なMPLSパス110〜119をラベルスタッキングにより階層化したことで、MPLSパス110〜119において送信される通信用パケットに付加される通信用ラベルと、故障検出用ラベルに付加される故障検出用ラベルは同一値が使用される。
図4は、エッジルータ1からエッジルータ10へのMPLSパス110において、コアルータ100によるパケット内のラベル変換処理の様子を示す。同図に示すように、コアルータ100は、エッジルータ1から受信した故障検出用パケット30及び通信用パケット31に付加されている同一な外側ラベルA0を認識し、それをもとにして、経路情報を示す外側ラベルB0に張り替え、適切な宛先であるエッジルータ10へパケットを転送する。
このように、コアルータ100においては、故障検出用パケット30の外側ラベルと通信用パケット31の外側ラベルの変換に同一値を用いることになり、仮に外側ラベルの変換に故障が発生した場合には、それが故障検出用パケット30の外側ラベルに確実に反映されるので、エッジルータ1においては、故障検出用パケット30に対する宛先エッジルータ10からの応答パケットさえ監視していれば、コアルータ100におけるラベル張替えの故障を見落とすことなく検出することが可能となる。すなわち、MPLSパス110の故障検出処理において、コアルータ100によるラベル交換不良に基づく故障未検出を防止することができる。
次に、本実施の形態に係るエッジルータ1によるMPLSパス110の故障検出処理を図5のフローチャートを用いて具体的に説明する。
ステップ1:MPLSネットワーク内に位置するコアルータ100への経路情報を有する通信用ラベルと故障検出用ラベルを記憶部2に記憶する。ここで通信用ラベルと故障検出用ラベルはラベルスタックにより外側ラベルと内側ラベルを有し、通信用ラベルと故障検出用ラベルの外側ラベルは同一値で設定し、内側ラベルは異なる値に設定する(図3のラベルテーブル参照)。
このとき、エッジルータ1と宛先エッジルータ10との間には、コアルータ100を経由した通信用MPLSパスと、故障検出用MPLSパスとがラベルスタックにより設定される。
ステップ2:MPLSネットワークの外部から通信用パケットを受信すると、受信した通信用パケットを記憶部2に記憶する。ここで例えば通信用パケットは、外部ネットワークから受信したATMやフレームリレーなどのレイヤ2パケットである。このとき、故障検出用パケットも同様に記憶部2に記憶しておく。ここで例えば故障検出用パケットには、ICMPエコーリクエストパケットを使用する。
ステップ3:ラベル付加部3により、記憶部2から通信用ラベルを読み出し、さらに記憶部2から受信した通信用パケットを読み出し、読み出した通信用パケットに通信用ラベルを付加する。ここで例えば、宛先エッジルータ10へコアルータ100を経由して通信用パケットが送信されるように、図3のラベルテーブルから通信用ラベルである外側ラベルA0、内側ラベルbを読み出し、ATMやフレームリレーなどのレイヤ2パケットが有する既存のレイヤ2ヘッダのフィールドに通信用ラベルA0とbを書き込む(ステップ3−1)。
このとき、記憶部2から故障検出用ラベルを読み出し、記憶部2から故障検出用パケットを読み出し、読み出した故障検出用パケットにも同様に故障検出用ラベルを付加する。ここで例えば、宛先エッジルータ10へコアルータ100を経由して故障検出用パケットが送信されるように、図3のラベルテーブルから故障検出用ラベルである外側ラベルA0、内側ラベルaを読み出し、レイヤ3パケットであるICMPエコーリクエストパケットにおいて、レイヤ2ヘッダとレイヤ3ヘッダの間にMPLS専用に設定されたシムヘッダと呼ばれる固定長フィールド内のラベルフィールドに故障検出用ラベルA0とaを書き込む(ステップ3−2)。
ステップ4:パケット送信部4により、通信用ラベルが付加されたレイヤ2パケットである通信用パケットを、コアルータ100を経由して宛先エッジルータ10との間の通信用MPLSパスに対して送信する。ここでは例えば、レイヤ2パケットに通信用ラベルが付加された通信用パケットを、コアルータ100を経由して宛先エッジルータ10との間の通信用MPLSパスに対して送信する(ステップ4−1)。
このとき、通信用ラベルと外側ラベルが同一な故障検出用ラベルが付加されたICMP エコーリクエストパケットである故障検出用パケットを、コアルータ100を経由して宛先エッジルータ10との間の故障検出用MPLSパスに対して送信する(ステップ4−2)。
ステップ5:パケット受信部5は、故障検出用のICMPエコーリクエストパケットに対する宛先エッジルータ10からの応答パケットを受信する。ここで宛先エッジルータ10からエッジルータ1へのICMPエコーリプライ応答パケットの応答経路は、例えばコアルータ100とは異なる図示しないコアルータを経由したMPLSパスにより予め確保されているものとする。
ステップ6:故障監視部6により、ICMPエコーリプライ応答パケットを受信した場合には、コアルータ100において故障検出用パケット及び通信用パケットのラベル張り替えが正常に行われたと共にエッジルータ1から宛先エッジルータ10への故障検出用MPLSパス及び通信用MPLSパスが導通していると判定し、ICMPエコーリプライ応答パケットを受信しなかった場合には、故障検出用MPLSパス及び通信用MPLSパスにおいて故障が発生したと判定する。このとき例えば、図3のテーブルに示す各MPLSパスに対応したMPLSパスの状態を更新する。
ステップ7:タイミング情報生成部7により、一定のタイミング情報を生成しパケット送信部4に通知し、ステップ4−2に戻る。
他の宛先エッジルータ11〜19へのMPLSパスの故障検出方法についても同様なフローで故障検出処理が行われるのでここでは説明を省略する。
したがって、本実施の形態によれば、パケット送信部4により、通信用ラベルと同一の外側ラベルを有する故障検出用ラベルを付加した故障検出用パケットを、故障検出用MPLSパスに送信するようにしたことで、コアルータ100においては、故障検出用パケットの外側ラベルと通信用パケットの外側ラベルの変換に同一値を用いることになり、コアルータ100による外側ラベルの変換に故障が発生した場合には、それが故障検出用パケットの外側ラベルに確実に反映されるので、故障監視部6により、故障検出用パケットに対する宛先エッジルータからの応答パケットさえ監視していれば、コアルータ100におけるラベル変換の故障を見落とすことなく検出することができる。
これにより、MPLSパスの故障検出方法において、コアルータのラベル変換不良に基づく故障未検出を防止することができる。
尚、本実施の形態においては、パケット送信部は、故障検出用パケットを外部ネットワークからの通信用パケット受信したタイミングに同期して、故障検出用MPLSパスに送信し、故障検出処理を行うような構成にしたが、これに限られるものではない。例えばMPLSパスの確立以降、予め設定した周期に基づいて、タイミング情報生成部により時刻情報をカウントし、故障検出用パケットを定期的に故障検出用MPLSパスに送信することで、故障検出処理を行うような構成にしてもよい。
また、本実施の形態においては、宛先エッジルータからエッジルータ1へのICMPエコーリプライ応答パケットの応答経路は、コアルータ100とは異なる図示しないコアルータを経由したMPLSパスにより予め確保するようにしたが、これに限られるものではない。例えば、宛先エッジルータは、受信したICMPエコーリクエストパケットのIPアドレスに基づいて、ICMPエコーリプライ応答パケットを、IPルーティングを使用して各ルータを中継しながらホップバイホップでエッジルータ1へ返信するようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、MPLSネットワーク内においてラベルに基づいたパケット転送を行いうコアルータは1つであったが、これに限られるものではなく、複数のコアルータを経由してパケット転送を行うようにネットワークを設計してもよい。
このような構成とすることで、エンド−エンドのエッジルータが同一であっても、複数のコアルータを経由した複数のMPLSパスを設定することが可能なり、例えば、エッジルータ1によるパスの故障検出処理のステップ6において、一方のMPLSパスの故障を検出した場合には、例えば他方の正常なMPLSパスを迂回パスとして切り換えるステップを加えることで、MPLSネットワークにおいて効率的なトラフィックを行うことが可能となる。
また、本実施の形態においては、外部ネットワークから受信する通信用パケットは、ATM若しくはフレームリレーのレイヤ2パケットを想定し、レイヤ2パケットが有する既存のレイヤ2ヘッダのフィールドに通信用ラベルを書き込むようにしたが、これに限られるものではない。例えば、外部ネットワークから受信する通信用パケットは、イーサネット(登録商標)などのレイヤ2パケットであってもよい。この場合には、シムヘッダ(MPLSヘッダ)をレイヤ3ヘッダ(IPヘッダ)の前に付加する。
また、本実施の形態においては、通信用パケット、故障検出用パケットと、これらパケットに付加するラベルは同一の記憶部に記憶するようにしたが、これに限られるものではない。例えば、コアルータへ転送されるべきパケットのデータを、バッファメモリに一時的に格納するような構成にしてもよい。
1…本実施の形態に係るエッジルータ
2…記憶部
3…ラベル付加部
4…パケット送信部
5…パケット受信部
6…故障監視部
7…タイミング情報生成部
8…ラベルスタックを使用して設定された通信用MPLSパス
9…ラベルスタックを使用して設定された故障検出用MPLSパス
10〜19…エッジルータ
21…従来のMPLSパスの故障検出処理を行うエッジルータ
22…従来の故障検出用MPLSパス
23…従来の通信用MPLSパス
24…従来の故障検出用パケット
25…従来の通信用パケット
30…ラベルスタックを使用した故障検出用パケット
31…ラベルスタックを使用した通信用パケット
100…コアルータ
110〜119…ラベルスタックを使用して、エッジルータ1とエッジルータ10〜19との間に設定されたMPLSパス
210〜219…エッジルータ21とエッジルータ10〜19との間に設定されたMPLSパス
2…記憶部
3…ラベル付加部
4…パケット送信部
5…パケット受信部
6…故障監視部
7…タイミング情報生成部
8…ラベルスタックを使用して設定された通信用MPLSパス
9…ラベルスタックを使用して設定された故障検出用MPLSパス
10〜19…エッジルータ
21…従来のMPLSパスの故障検出処理を行うエッジルータ
22…従来の故障検出用MPLSパス
23…従来の通信用MPLSパス
24…従来の故障検出用パケット
25…従来の通信用パケット
30…ラベルスタックを使用した故障検出用パケット
31…ラベルスタックを使用した通信用パケット
100…コアルータ
110〜119…ラベルスタックを使用して、エッジルータ1とエッジルータ10〜19との間に設定されたMPLSパス
210〜219…エッジルータ21とエッジルータ10〜19との間に設定されたMPLSパス
Claims (4)
- MPLSネットワークの始端に位置するエッジルータであって、
MPLSネットワーク内に位置するコアルータへの経路情報を有する通信用ラベル及びラベルスタックにより当該通信用ラベルと同一の外側ラベルを有する故障検出用ラベルを記憶しておく記憶手段と、
故障検出用パケット及び外部から受信した通信用パケットを記憶しておくメモリと、
前記記憶手段から前記通信用ラベルを読み出し、前記メモリから前記通信用パケットを読み出し、当該通信用パケットに前記通信用ラベルを付加すると共に、前記記憶手段から前記故障検出用ラベルを読み出し、前記メモリから前記故障検出用パケットを読み出し、当該故障検出用パケットに前記故障検出用ラベルを付加するラベル付加手段と、
当該通信用パケットを、前記コアルータを経由したMPLSネットワークの終端に位置する宛先エッジルータとの間に予め設定された通信用MPLSパスに送信すると共に、当該故障検出用パケットを、前記コアルータを経由した前記宛先エッジルータとの間に予め設定された故障検出用MPLSパスに送信するパケット送信手段と、
前記故障検出用パケットに対する前記宛先エッジルータからの応答パケットを受信する応答パケット受信手段と、
前記応答パケットを受信した場合には、前記コアルータにおいて前記故障検出用パケット及び前記通信用パケットのラベル張り替えが正常に行われたと共に前記故障検出用MPLSパス及び前記通信用MPLSパスが導通していると判定し、前記応答パケットを受信しなかった場合には、前記故障検出用MPLSパス及び前記通信用MPLSパスにおいて故障が発生したと判定する故障監視手段と、
を有することを特徴とするエッジルータ。 - 前記ラベル付加手段は、外部ネットワークから受信したレイヤ2パケットに前記通信用ラベルを付加すると共に、レイヤ3パケットに前記故障検出用ラベルを付加することを特徴とする請求項1記載のエッジルータ。
- MPLSネットワークの始端に位置するエッジルータにおけるMPLSパスの故障検出方法であって、
MPLSネットワーク内に位置するコアルータへの経路情報を有する通信用ラベル及びラベルスタックにより当該通信用ラベルと同一の外側ラベルを有する故障検出用ラベルを記憶手段に記憶しておくステップと、
故障検出用パケット及び外部から受信した通信用パケットをメモリに記憶しておくステップと、
ラベル付加手段により、前記記憶手段から前記通信用ラベルを読み出し、前記メモリから前記通信用パケットを読み出し、当該通信用パケットに前記通信用ラベルを付加すると共に、前記記憶手段から前記故障検出用ラベルを読み出し、前記メモリから前記故障検出用パケットを読み出し、当該故障検出用パケットに前記故障検出用ラベルを付加するステップと、
パケット送信手段により、当該通信用パケットを、前記コアルータを経由したMPLSネットワークの終端に位置する宛先エッジルータとの間に予め設定された通信用MPLSパスに送信すると共に、当該故障検出用パケットを、前記コアルータを経由した前記宛先エッジルータとの間に予め設定された故障検出用MPLSパスに送信するステップと、
応答パケット受信手段により、前記故障検出用パケットに対する前記宛先エッジルータからの応答パケットを受信するステップと、
故障監視手段により、前記応答パケットを受信した場合には、前記コアルータにおいて前記故障検出用パケット及び前記通信用パケットのラベル張り替えが正常に行われたと共に前記故障検出用MPLSパス及び前記通信用MPLSパスが導通していると判定し、前記応答パケットを受信しなかった場合には、前記故障検出用MPLSパス及び前記通信用MPLSパスにおいて故障が発生したと判定するステップと、
を有することを特徴とするMPLSパスの故障検出方法。 - 前記ラベル付加手段により、外部ネットワークから受信したレイヤ2パケットに前記通信用ラベルを付加すると共に、レイヤ3パケットに前記故障検出用ラベルを付加するステップを有することを特徴とする請求項3記載のMPLSパスの故障検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005134153A JP2006311427A (ja) | 2005-05-02 | 2005-05-02 | エッジルータ及びmplsパスの故障検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005134153A JP2006311427A (ja) | 2005-05-02 | 2005-05-02 | エッジルータ及びmplsパスの故障検出方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006311427A true JP2006311427A (ja) | 2006-11-09 |
Family
ID=37477736
Family Applications (1)
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JP2005134153A Pending JP2006311427A (ja) | 2005-05-02 | 2005-05-02 | エッジルータ及びmplsパスの故障検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006311427A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008131686A1 (fr) * | 2007-04-28 | 2008-11-06 | Hangzhou H3C Technologies Co., Ltd. | Procédé et dispositif périphérique de fournisseur pour produire et traiter des données de pseudocâble |
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US8363655B2 (en) | 2008-09-10 | 2013-01-29 | Nec Corporation | Router device and scalability improvement method for use therein |
-
2005
- 2005-05-02 JP JP2005134153A patent/JP2006311427A/ja active Pending
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