JP5198995B2 - 衛星受信用コンバータ - Google Patents
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Description
つまり、この種の衛星受信用コンバータでも、偏波切換のために高周波スイッチ(水平・垂直切換スイッチ)が使用されることから、受信信号がこの高周波スイッチを通過することによって通過損失が生じ、その通過損失が受信信号のC/Nの劣化に対し無視できないものとなることがある。
前記ケースには、2つの一次放射器を構成する導波管がそれぞれ設けられており、
前記基板には、前記2つの一次放射器に対応して、それぞれ、
前記一次放射器の開口部との対応位置に配置され、偏波面が互いに直交する2種類の電波をそれぞれ受信する水平偏波用プローブ及び垂直偏波用プローブと、
前記各プローブの給電点にそれぞれ接続され、前記各プローブにて受信されたRF信号を増幅する一対の第1RF増幅回路と、
前記一対の第1RF増幅回路の出力側にそれぞれ接続され、前記各第1RF増幅回路からの出力を、略同じ線路長を有する一対の第1入力線路を介して、第1相互接続点まで伝送すると共に、該第1相互接続点から第1出力線路を介して出力する第1RF伝送線路と、
が設けられ、
前記基板には、更に、
前記各一次放射器に対応した第1RF伝送線路の第1出力線路にそれぞれ接続され、前記各第1RF伝送線路から出力されるRF信号を増幅する一対の第2RF増幅回路と、
前記一対の第2RF増幅回路の出力側にそれぞれ接続され、前記各第2RF増幅回路からの出力を、略同じ線路長を有する一対の第2入力線路を介して、第2相互接続点まで伝送すると共に、該第2相互接続点から第2出力線路を介して出力する第2RF伝送線路と、
外部からの制御信号に基づき、前記2つの一次放射器に対して設けられた合計4つの第1RF増幅回路の一つを動作させ、他の第1RF増幅回路の動作を停止させると共に、前記一対の第2RF増幅回路のうち、動作中の第1RF増幅回路から出力されたRF信号を増幅する第2RF増幅回路を動作させ、他の第2RF増幅回路の動作を停止させるRF増幅制御回路と、
前記第2RF伝送線路の第2出力線路から出力される信号のうち、前記RF信号を選択的に通過させるフィルタ回路と、
前記フィルタ回路を通過したRF信号を中間周波数帯のIF信号に周波数変換する周波数変換回路と、
前記周波数変換回路にて周波数変換されたIF信号を増幅するIF増幅回路と、
が設けられ、
前記各プローブの給電点から前記第2RF伝送線路に至る4つの信号経路は、経路長が略等しくなるように形成され、
前記各第1RF伝送線路を構成する一対の第1入力線路の線路長は、前記第1相互接続点から非動作状態にある第1RF増幅回路を見たときのリアクタンス成分が略零になるように設定され、
前記第2RF伝送線路を構成する一対の第2入力線路の線路長は、前記第2相互接続点から非動作状態にある第2RF増幅回路を見たときのリアクタンス成分が略零になるように設定され、
しかも、前記コンバータ回路部を形成するために前記基板に設けられるプリント配線パターンのうち、前記2つの一次放射器に個々に対応する前記一対のプローブから前記第2相互接続点までのプリント配線パターンは、2つの一次放射器の中間点を通る中心線に対し略線対称となるように形成されていることを特徴とする。
そして、RF増幅制御回路が、外部からの制御信号に基づき、2つの一次放射器に対して設けられた合計4つの第1RF増幅回路の一つを動作させ、他の第1RF増幅回路の動作を停止させると共に、一対の第2RF増幅回路のうち、動作中の第1RF増幅回路から出力されたRF信号を増幅する第2RF増幅回路を動作させ、他の第2RF増幅回路の動作を停止させる。
従って、請求項1に記載の衛星受信用コンバータによれば、RF増幅制御回路の動作によって、2つの一次放射器に対して設けられた合計4つのプローブにて受信された受信信号(RF信号)の一つが、周波数変換回路へと選択的に伝送されることになり、従来のように、偏波切換用の2つの高周波イッチと衛星切換用の高周波スイッチとの3つの高周波スイッチを使用することなく、所望衛星から送信された所望偏波面のRF信号を選択することが可能となる。
また請求項1に記載の衛星受信用コンバータにおいては、各プローブの給電点から第2RF伝送線路に至る4つの信号経路が、経路長が略等しくなるように形成されている。
また、第2RF伝送線路を構成する一対の第2入力線路の線路長は、第2相互接続点から非動作状態にある第2RF増幅回路を見たときのリアクタンス成分が略零になるように設定される。
[第1実施形態]
図2は本発明が適用された第1実施形態の衛星受信用コンバータの構成を表し、(a)はその衛星受信用コンバータのケース本体の外観を示す背面図、(b)は同図(a)におけるZ−Z’線断面図である。
図2において、40は、本実施形態の衛星受信用コンバータを構成するケース本体であり、アルミダイキャスト等の導電材料を金型成形したものである。このケース本体40の前方側には、一次放射器41がケース本体40と一体に成形されている。
なお、本実施形態ではプローブ2をプリント配線パターンによって形成しているが、プローブ2は、金属体等で、プリント配線パターンとは別体に形成しても良い。
この2つの第2RF増幅回路6、6は、前段の第1RF増幅回路3a、3bと同様、HEMT等の高周波素子によって構成されており、RF増幅制御回路11によって、何れか一方が動作状態となり、他方が動作停止状態となるように、動作状態が切り換えられる。
次に、第2RF伝送線路24は、プリント配線パターンにより形成されており、少なくとも、第1RF伝送線路14、14の出力側に接続され、第1RF伝送線路14、14から出力された受信信号を伝送する同じ線路長を有するように形成された第2入力線路25、25と、第2入力線路25、25の出力端側を接続した第2相互接続点26と、第2相互接続点26に接続された第2出力線路27とからなる。
[参考例]
次に本発明の参考例について説明する。
Claims (5)
- 一次放射器を構成する導波管が一体的に設けられるケース内に、受信用のプローブを含むコンバータ回路部が形成された基板を収納してなる衛星受信用コンバータであって、
前記ケースには、2つの一次放射器を構成する導波管がそれぞれ設けられており、
前記基板には、前記2つの一次放射器に対応して、それぞれ、
前記一次放射器の開口部との対応位置に配置され、偏波面が互いに直交する2種類の電波をそれぞれ受信する水平偏波用プローブ及び垂直偏波用プローブと、
前記各プローブの給電点にそれぞれ接続され、前記各プローブにて受信されたRF信号を増幅する一対の第1RF増幅回路と、
前記一対の第1RF増幅回路の出力側にそれぞれ接続され、前記各第1RF増幅回路からの出力を、略同じ線路長を有する一対の第1入力線路を介して、第1相互接続点まで伝送すると共に、該第1相互接続点から第1出力線路を介して出力する第1RF伝送線路と、
が設けられ、
前記基板には、更に、
前記各一次放射器に対応した第1RF伝送線路の第1出力線路にそれぞれ接続され、前記各第1RF伝送線路から出力されるRF信号を増幅する一対の第2RF増幅回路と、
前記一対の第2RF増幅回路の出力側にそれぞれ接続され、前記各第2RF増幅回路からの出力を、略同じ線路長を有する一対の第2入力線路を介して、第2相互接続点まで伝送すると共に、該第2相互接続点から第2出力線路を介して出力する第2RF伝送線路と、
外部からの制御信号に基づき、前記2つの一次放射器に対して設けられた合計4つの第1RF増幅回路の一つを動作させ、他の第1RF増幅回路の動作を停止させると共に、前記一対の第2RF増幅回路のうち、動作中の第1RF増幅回路から出力されたRF信号を増幅する第2RF増幅回路を動作させ、他の第2RF増幅回路の動作を停止させるRF増幅制御回路と、
前記第2RF伝送線路の第2出力線路から出力される信号のうち、前記RF信号を選択的に通過させるフィルタ回路と、
前記フィルタ回路を通過したRF信号を中間周波数帯のIF信号に周波数変換する周波数変換回路と、
前記周波数変換回路にて周波数変換されたIF信号を増幅するIF増幅回路と、
が設けられ、
前記各プローブの給電点から前記第2RF伝送線路に至る4つの信号経路は、経路長が略等しくなるように形成され、
前記各第1RF伝送線路を構成する一対の第1入力線路の線路長は、前記第1相互接続点から非動作状態にある第1RF増幅回路を見たときのリアクタンス成分が略零になるように設定され、
前記第2RF伝送線路を構成する一対の第2入力線路の線路長は、前記第2相互接続点から非動作状態にある第2RF増幅回路を見たときのリアクタンス成分が略零になるように設定され、
しかも、前記コンバータ回路部を形成するために前記基板に設けられるプリント配線パターンのうち、前記2つの一次放射器に個々に対応する前記一対のプローブから前記第2相互接続点までのプリント配線パターンは、2つの一次放射器の中間点を通る中心線に対し略線対称となるように形成されていることを特徴とする衛星受信用コンバータ。 - 前記第1RF伝送線路の第1相互接続点には、前記第1相互接続点から非動作状態にある第1RF増幅回路を見たときのリアクタンス成分が略零になるよう、前記各第1入力線路におけるRF信号の伝送特性を調整するための第1調整部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の衛星受信用コンバータ。
- 前記第1調整部材は、長さ調整可能なスタブにて構成されていることを特徴とする請求項2に記載の衛星受信用コンバータ。
- 前記第2RF伝送線路の第2相互接続点には、前記第2相互接続点から非動作状態にある第2RF増幅回路を見たときのリアクタンス成分が略零になるよう、前記各第2入力線路におけるRF信号の伝送特性を調整するための第2調整部材が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の衛星受信用コンバータ。
- 前記第2調整部材は、長さ調整可能なスタブにて構成されていることを特徴とする請求項4に記載の衛星受信用コンバータ。
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