JP5198509B2 - 床用目地装置 - Google Patents

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Description

本発明は内側床躯体と外側床躯体との間に形成されたアングル状の目地部を覆う床用目地装置に関する。
従来、この種の床用目地装置は人が通行したり、トラックが通行するため、金属材製の浅皿状の目地プレート本体を用いた目地プレートを使用している。
このような目地プレートを使用した場合、地震で目地プレートが移動すると、目地プレートの先端部との間に凹部ができたり、先端部が外方へ突出するため、危険になるため、目地プレートの先端部に上下方向に回動するカバープレートを用いている。
このようなカバープレートは直線状に配置された所では問題が生じないが、アングル状の目地部を覆う左右の隅部カバープレートは、該左右の隅部カバープレートの先端部が下方へ回動すると、支点の関係で先端部側の端部が他方の端部方向へ突出するようになり、左右の隅部カバープレートの端部が衝突状態となって回動を阻止し、危険な状態になるという欠点があった。
特許3409312号公報 特開2009−68212号公報
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、アングル状の目地部を覆う左右の目地プレートに左右の隅部カバープレートを取付けても、該左右の目地プレートが地震で揺れ動いても、左右の隅部カバープレートの端部が左右のカバープレートの端部と突き当って回動しなくなったりするのを効率よく阻止することができ、安全に使用することができる床用目地装置を提供することを目的としている。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明は内側床躯体と外側床躯体との間に形成されたアングル状の目地部を隙間なく当接するように覆う台形状の左右の目地プレートを用いた床用目地装置において、前記左右の目地プレートの当接側の先端部を同一平面となるように形成するとともに、該同一平面部にヒンジ部材を介して回動可能で、かつ反当接側が同一平面以外の前記左右の目地プレートの先端部側へ突出する左右の隅部カバープレートと、前記左右の目地プレートの同一平面以外の先端部位で、かつ前記左右の隅部カバープレートの端部に端部が位置するようにヒンジ部材を介して回動可能に取付けられた左右のカバープレートと、前記左右の隅部カバープレートの端部と前記隣り合う左右のカバープレートの端部のいずれか一方に、該左右の隅部カバープレートの回動時に左右のカバープレートの端部と当接して回動しなくなるのを阻止する当接防止折り曲げ部を形成して床用目地装置を構成している。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)請求項1により、左右の目地プレートが地震で揺れ動いても、左右の隅部カバープレートの端部が左右の隅部のカバープレートの端部あるいは隣り合う左右のカバープレートの端部のいずれか一方に形成された当接防止折り曲げ部によって、衝突して回動しなくなるのを確実に阻止することができる。
したがって、確実に左右の隅部カバープレートを回動させることができ、従来のように回動できず、突出した危険な状態となるのを阻止でき、安全に使用することができる。
(2)前記(1) によって、左右の目地プレートの当接側の先端部を同一平面に形成するとともに、左右の隅部カバープレートを同一平面部にヒンジ部材を介して取付けるだけでよいので、容易に実施することができる。
(3)請求項2も前記(1)、(2)と同様な効果が得られるとともに、突出防止折り曲げ部によって、左右の隅部カバープレートが回動しても、隅部が上方へ突出するのを阻止でき、安全に使用することができる。
本発明を実施するための第1の形態の平面図。 図1の2−2線に沿う断面図。 図1の3−3線に沿う断面図。 本発明を実施するための第1の形態の目地部の説明図。 本発明を実施するための第1の形態の左右の目地プレートの説明図。 本発明を実施するための第1の形態の左右の隅部カバープレートの平面図。 本発明を実施するための第1の形態の左右の隅部カバープレートの底面図。 本発明を実施するための第1の形態の目地部が広くなった動作説明図。 本発明を実施するための第1の形態の目地部が狭くなった動作説明図。 本発明を実施するための第2の形態の平面図。 図10の11−11線に沿う断面図。 本発明を実施するための第2の形態の左右の隅部カバープレートの説明図。 本発明を実施するための第3の形態の平面図。 図13の14−14線に沿う断面図。 本発明を実施するための第3の形態の左右のカバープレートの説明図。
以下、図面に示す本発明を実施するための形態により、本発明を詳細に説明する。
図1ないし図9に示す本発明を実施するための第1の形態において、1は内側床躯体2と外側床躯体3との間にアングル状の目地部4を形成した部位に設置される本発明の床用目地装置で、この床用目地装置1は前記内側床躯体2の目地部側に形成されたアングル状の目地プレート支持凹部5と、この目地プレート支持凹部5と対応する部位の前記外側床躯体3の目地部側に、該目地部4の幅寸法とほぼ同じ幅寸法で、反目地部側が傾斜面6に形成されたアングル状の目地プレートスライド支持凹部7と、後端部が前記目地プレート支持凹部5に支持され、先端部が前記目地プレートスライド支持凹部7にスライド移動可能に支持された隅部の目地部を覆う当接側の先端部が同一平面8、8となるように形成された左右の目地プレート9、9と、この左右の目地プレート9、9の後端部を、先端部が上方へ回動できるように係止する、前記目地プレート支持凹部5に取付けられた従来から一般に使用されている目地プレート係止手段01、10と、前記左右の目地プレート9、9の先端部の同一平面8、8部にヒンジ部材11、11を介して回動可能で、かつ反当接側が同一平面8、8以外の前記左右の目地プレート9、9の先端部側へ突出する突出部12、12を有する左右の隅部カバープレート13、13と、前記左右の目地プレート9、9の同一平面8、8以外の先端部部位で、かつ前記左右の隅部カバープレート13、13の端部に端部が位置するようにヒンジ部材14、14を介して回動可能に取付けられた左右のカバープレート15、15と、前記左右の隅部カバープレート13、13の前記隣り合う左右のカバープレート15、15の端部部位と当接する端部部位に形成されたヒンジ部材16、16によって回動するように取付けられた当接防止折り曲げ部17、17と、前記左右の隅部カバープレート13、13の前記左右のカバープレート15、15側の後端部に、該左右の隅部カバープレート13、13が回動した時に上方へ突出するのを阻止する突出防止折り曲げ部18、18と、前記左右の目地プレート9、9と並列状態となるように、前記目地プレート支持凹部5と前記目地プレートスライド支持凹部7に支持された先端部にカバープレート19、19を備えた長方形状の目地プレート20、20とで構成されている。
上記構成の床用目地装置1は、通常状態では図1に示すように内側床躯体2と外側床躯体3との間のアングル状の目地部4は左右の目地プレート9、9、目地プレート20、20および左右の隅部カバープレート13、13、左右のカバープレート15、15、カバープレート19、19でほぼ平坦となるように覆われた状態となっており、人の通行やトラックの通行が安全にできる状態となっている。
地震で目地部4が広くなるように内側床躯体2と外側床躯体3とが揺れ動くと、図8に示すように目地プレート20、20、左右の目地プレート9、9の先端部は目地プレートスライド支持凹部7上をスライド移動し、左右の隅部カバープレート15、15およびカバープレート19、19の先端部は目地プレートスライド支持凹部7の底面を当接するように下方へ回動し、大きな凹部が生じるのを防止するが、この時、左右の隅部カバープレート13、13が下方へ回動すると、該左右の隅部カバープレート13、13の左右のカバープレート15、15側の外側端部13a、13aは、該左右のカバープレート15、15の端部側へ突出するが、当接防止折り曲げ部17、17が回動して左右のカバープレート15、15の端部15a、15aと衝突状態の噛み合い状態が回避されて、スムーズに回動する。
また、左右の目地プレート9、9側の左右の隅部カバープレート13、13の端部の突出防止折り曲げ部18、18により、左右の隅部カバープレート13、13の先端部が下方へ回動しても、上方へ突出するのを阻止でき、安全に使用することができる。
なお、地震で目地部4が狭くなって図9に示すように左右の目地プレート9、9、目地プレート20、20の先端部が外側床躯体3上へ乗り上げた場合も、左右の隅部カバープレート13、13、左右のカバープレート15、15およびカバープレート19、19は、前述と同様に先端部が下方へスムーズに回動して、危険な状態になるのを防止することができる。
[発明を実施するための異なる形態]
次に、図10ないし図15に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図10ないし図12に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、先端部が同一平面8、8と平行となる隅部を有する目地プレートスライド支持凹部7aを用いるとともに、先端部が同一平面8、8と平行な平行面21、21の左右の隅部カバープレート13A、13Aを用いた点で、このように構成した床用目地装置1Aにしても、前記本発明を実施するための第1の形態と同様な作用効果が得られる。
図13ないし図15に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、当接防止折り曲げ部のない左右の隅部カバープレート13B、13Bを用いるとともに、端部に当接防止折り曲げ部17、17を形成した左右のカバープレート15A、15Aを用いた点で、このように構成した床用目地装置1Bにしても、前記本発明を実施するための第1の形態と同様な作用効果が得られる。
本発明は内側床躯体と外側床躯体との間に形成されたアングル状の目地部を覆う床用目地装置を製造する産業で利用される。
1、1A、1B:床用目地装置、 2:内側床躯体、
3:外側床躯体、 4:目地部、
5:目地プレート支持凹部、 6:傾斜面、
7:目地プレートスライド支持凹部、
8:平面、 9:左右の目地プレート、
10:目地プレート係止手段、 11:ヒンジ部材、
12:突出部、
13、13A、13B:左右の隅部カバープレート、
14:ヒンジ部材、
15、15A:左右のカバープレート、
16:ヒンジ部材、 17:当接防止折り曲げ部、
18:突出防止折り曲げ部、 19:カバープレート、
20:目地プレート、 21:平行面。

Claims (2)

  1. 内側床躯体と外側床躯体との間に形成されたアングル状の目地部を隙間なく当接するように覆う台形状の左右の目地プレートを用いた床用目地装置において、前記左右の目地プレートの当接側の先端部を同一平面となるように形成するとともに、該同一平面部にヒンジ部材を介して回動可能で、かつ反当接側が同一平面以外の前記左右の目地プレートの先端部側へ突出する左右の隅部カバープレートと、前記左右の目地プレートの同一平面以外の先端部位で、かつ前記左右の隅部カバープレートの端部に端部が位置するようにヒンジ部材を介して回動可能に取付けられた左右のカバープレートと、前記左右の隅部カバープレートの端部と前記隣り合う左右のカバープレートの端部のいずれか一方に、該左右の隅部カバープレートの回動時に左右のカバープレートの端部と当接して回動しなくなるのを阻止する当接防止折り曲げ部を形成したことを特徴とする床用目地装置。
  2. 左右の隅部カバープレートの左右のカバープレート側の後端部に該左右の隅部カバープレートが回動した時に、上方へ突出するのを阻止する突出防止折り曲げ部を形成したことを特徴とする請求項1記載の床用目地装置。
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