JP5196400B2 - 液体試料の比重測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液体試料の比重測定装置に関する。
従来からの液体試料の比重測定装置として、液体試料が載置されるプリズムの測定面にて反射する光の屈折に基づいて液体試料の比重を求めるものが知られている。この際、光の屈折は、プリズムの測定面にて全反射する光を光検出装置によって検出することにより求められる。
特許文献1には、プリズムの一表面にて全反射した光の受光範囲を光検出装置によって検出し、その範囲に基づいて屈折率を測定する屈折率測定装置が開示されている。
特開平6−273329号公報(図2)
しかしながら、特許文献1に開示されている屈折率測定装置では、光源からの光を集光レンズにより集光させてから、プリズムに入射させ、その反射光を光検出装置で検出させている。このように光源からの光を集光レンズにより集光させる場合には、集光レンズにより集光させるため、光軸側ほど照度が高く、光軸から遠くになるほど照度が低くなり、照度に差を生じるため測定精度が低下するという問題がある。
また、特許文献1に開示されている屈折率測定装置では、液体試料の比重を液体試料の屈折率を測定することで求めているため、光学系の配置精度を高いものとする必要がある。その結果、装置のコストおよび組立工数が増加するといった問題が発生する。
本発明は、かかる問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、液体試料の比重の測定精度を向上させることができる液体試料の比重測定装置を提供するものである。また、光学系の配置が容易となり、コストおよび組立工数の削減が可能な液体試料の比重測定装置を提供しようとするものである。
上記課題を解決するために、本発明は、液体試料の屈折率に基づいて液体試料の比重を算出する液体試料の比重測定装置において、光を放射する光源と、光源から入射された光の照度分布を均一化させる照度分布均一化光学系と、照度分布均一化光学系からの光が入射する入射面と、液体試料が載置されると共に、入射面から入射した光が全反射する測定面と、測定面にて反射した光が出射する出射面と、を有するプリズムと、出射面から出射した光を受光する受光素子と、受光素子が受光した光の受光位置に基づいて、液体試料の屈折率を算出する屈折率算出手段と、を備えるものである。
このように構成した場合には、光の照度分布を均一化させる照度分布均一化光学系が設けられているため、均一化された照度分布を有する光を測定面に入射させることができる。そのため、屈折率の測定精度が向上する。その結果、液体試料の比重の測定精度の向上を図ることが可能となる。
また、他の発明は、上述の発明に加えて更に、照度分布均一化光学系の出射側には、測定面に平行に切り欠かれたスリット部を有するものである。
このように構成した場合には、測定面に向かう光のみを照度分布均一化光学系から出射させることができ、測定精度の向上を図ることが可能となる。
また、他の発明は、上述の発明に加えて更に、照度分布均一化光学系の光軸と受光素子の受光面とが略垂直となるように照度分布均一化光学系と受光素子が配置されているものである。
このように構成した場合には、受光素子に入射する光の基準位置を容易に決めることが可能となる。その結果、装置の組み立てが容易となると共に、測定精度の向上を図ることが可能となる。
また、他の発明は、上述の発明に加えて更に、光源が照度分布均一化光学系の内部に配置されているものである。
このように構成した場合には、より多くの光を照度分布均一化光学系から出射させることができる。そのため、測定面に入射する光量を大きくすることが可能となる。その結果、受光素子に到達する光量が大きくなり、光源から放射される光の利用効率を向上させることができる。
また、他の発明は、上述の発明に加えて更に、照度分布均一化光学系をライトパイプとしたものである。
このように構成した場合には、集光レンズによって光を集光させる場合と比較して、より多くの光を測定面に入射させることが可能となる。そのため、受光素子に到達する光量を大きなものとすることができる。その結果、屈折率の測定精度が向上し、ひいては、液体試料の比重の測定精度の向上を図ることができる。また、ライトパイプを用いることで、より効率良く光を均一化でき、コンデンサレンズとフライアイレンズとを組み合わせた照度分布均一化光学系よりもコンパクト化を図ることが可能となる。
また、他の発明は、上述の発明に加えて更に、照度分布均一化光学系と入射面との間に、照度分布均一化光学系から出射した光を制限し、入射面に光を入射させる入射面側開口部を備えたものである。
このように構成した場合には、照度分布均一化光学系から出射した光以外の外乱光がプリズム内に入射することを防止でき、測定精度の向上を図ることが可能となる。
また、他の発明は、光を放射する光源と、光源から放射された光が入射する入射面と、液体試料が載置されると共に、入射面から入射した光が全反射する測定面と、測定面にて反射した光が出射する出射面と、を有するプリズムと、出射面から出射した光を受光する受光素子と、を有し、受光素子が受光した光の受光位置に基づいて、液体試料の比重を求めるものである。
このように構成した場合には、受光素子の受光位置に基づいて、液体試料の比重を求めることができるため、屈折率を求めることなしに液体試料の比重を求めることが可能となる。したがって、屈折率を介して液体試料の比重を算出する場合と比較して、光学系の配置や位置調整において高度な位置決めや位置合わせが要求されることがなくなる。その結果、製造コストや組立工数の削減を図ることが可能となる。
また、他の発明は、上述の発明に加えて更に、液体試料の比重は、受光素子が受光した光の受光位置に基づいて定められた変換テーブルにより求められるものである。
このように構成した場合には、受光素子の受光位置に基づいて、液体試料の比重を直接的に求めることができる。また、変換テーブルを用いることで、受光素子の受光位置を絶対値としてではなく、例えば、装置毎に割り当てられる相対値として用いることが可能となる。このため、光軸等の所定の基準に対して光学系を配置する必要がなくなり、光学系の配置や位置調整をする際の自由度が大きくなる。その結果、製造コストや組立工程の削減を図ることが可能となる。
また、他の発明は、上述の発明に加えて更に、光源から放射された光の照度分布を均一化させて測定面に導く照度分布均一化光学系を備えているものである。
このように構成した場合には、光の照度分布を均一化させる照度分布均一化光学系が設けられているため、均一化された照度分布を有する光を測定面に入射させることができる。その結果、液体試料の比重の測定精度の向上を図ることが可能となる。
また、他の発明は、上述の発明に加えて更に、照度分布均一化光学系の光軸と受光素子の受光面とが略垂直となるように照度分布均一化光学系と受光素子が配置されているものである。
このように構成した場合には、受光素子に入射する光の基準位置を容易に決めることが可能となる。その結果、装置の組み立てが容易となると共に、測定精度の向上を図ることが可能となる。
また、他の発明は、上述の発明に加えて更に、照度分布均一化光学系の出射側には、測定面に平行に切り欠かれたスリット部を有し、スリット部から光が出射するものである。
このように構成した場合には、測定面に向かう光のみを照度分布均一化光学系から出射させることができ、測定精度の向上を図ることが可能となる。
本発明によると、液体試料の比重測定装置の測定精度を向上させることができる。また、光学系の配置が容易となり、コストおよび組立工数の削減を図ることが可能となる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態に係る液体試料の比重測定装置1(以下、単に、比重測定装置1という。)について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る比重測定装置1の概略構成を説明するための図である。
図1に示すように、比重測定装置1は、液体試料の屈折率を測定するための屈折率測定装置2と、屈折率測定装置2との間で液体試料を循環させる液体循環装置3と、比重測定装置1の各種制御を司る制御装置4とから構成されている。なお、液体試料としては、例えば、尿、血液、痰、薬液等を好適に用いることが可能である。
図1に示すように、屈折率測定装置2は、略直方体の外形形状を呈している。また、屈折率測定装置2の上面部略中央には、外側斜め上方に向かってそれぞれ突出する供給接続管7および回収接続管8が設けられている。これら接続管7,8は屈折率測定装置2の内部と連通するように構成されている。
液体循環装置3は、液体試料が貯留されると共に、屈折率測定装置2との間で液体試料を循環させるポンプ部11と、ポンプ部11にその一端が接続され、供給接続管7との間を連結する供給管12と、ポンプ部11にその一端が接続され、回収接続管8との間を連結する回収管13とを有する。ポンプ部11には複数種の液体試料を貯留することが可能となっている。また、図1に示すように、供給管12の他端は供給接続管7に接続されており、回収管13の他端は回収接続管8に接続されている。そして、ポンプ部11は、供給管12を介して屈折率測定装置2に液体試料を供給し、屈折率の測定が終了した後の液体試料を、回収管13を介して屈折率測定装置2から回収する。また、複数の液体試料を測定する場合は、液体試料の回収後に、ポンプにより洗浄剤等を循環させ、次の測定に備える洗浄工程を行う場合もある。
制御装置4は、屈折率測定装置2および液体循環装置3を含む比重測定装置1全体の制御を司っており、ケーブル14を介して屈折率測定装置2と電気的に接続されている。また、図1に示すように、制御装置4は、液体試料の屈折率を算出する屈折率算出手段15と、屈折率に基づいて液体試料の比重を算出する比重算出手段16とを備える。
次に、屈折率測定装置2の構成について詳細に説明する。
図2は、屈折率測定装置2を斜め上方から見た斜視図である。図3は、屈折率測定装置2の側断面図である。図4は、屈折率測定装置2における測定機構部20を斜め下方から見た斜視図である。
図2に示すように、屈折率測定装置2は、屈折率を測定するための測定機構部20と、測定機構部20の外側を覆う筐体21とを有する。筐体21は、上方が開口した略箱型形状を呈する箱体22と、箱体22の開口部を閉塞する蓋体23とを有している。箱体22は、その上方の開口縁部から全周に亘って外側に延出する鍔部24を有している。蓋体23は、その外縁部近傍が鍔部24と当接すように箱体22の上方に配置される。蓋体23は略矩形状の形態を有する上蓋部25と、該上蓋部25と鍔部24との間に配設されるパッキン26とを有する。これら上蓋部25およびパッキン26のそれぞれには、略同形状の矩形状の形態を有する矩形孔25a,26aが設けられている(図3参照)。図3等に示すように、測定機構部20は、蓋体23の図3における上方から矩形孔25a,26aの内部に嵌め込む形で筐体21に保持される。
図3および図4に示すように、測定機構部20は、液体試料がポンプ部11との間で循環する循環ブロック27と、プリズム30と、プリズム30に向けて光を放射させる光源31と、照度分布均一化光学系となるライトパイプ32と、遮光板33と、プリズム30を通過してプリズム30から出射する光源31からの光を受光する受光部34等とを有する。遮光板33は、略中央部にプリズム30を保持するプリズム保持部33aが設けられている。そして、プリズム保持部33aの左側には、光源31の保持部である光源保持部33bが、又、プリズム保持部33aの右側には受光部34を保持する受光部保持部33cが設けられている。
図2から図4に示すように、循環ブロック27は、略直方体形状を有しており、その内部には、屈折率を測定する際に液体試料が投入される試料室35と、試料室35に液体試料を導くための供給流路36と、試料室35に供給された液体試料を液体循環装置3側に導くための回収流路37とが設けられている。供給流路36は、供給接続管7および供給管12により構成されている。また、回収流路37は、回収接続管8および回収管13により構成されている。図3に示すように、供給流路36および回収流路37は試料室35を中心として略V字状に伸びるように形成されている。また、試料室35は、供給流路36および回収流路37と連通し、図3における下方に向けてプリズム30の上面に形成される測定面30aに対して開口するように形成されている。
循環ブロック27の図3における下方には、試料室35の開口部を塞ぐように、プリズム30が配設されている。このプリズム30は、いわゆる直角プリズムであり、斜面を液体試料が載置される測定面30aとし、直角面の一方を光源31から放射される光が入射する入射面30bと、直角面の他方を光が出射する出射面30cとして構成されている。試料室35の下方に向けて開口された開口部は、測定面30aによって塞がれている。プリズム30は、循環ブロック27の下側に、パッキン40を用いて試料室35の開口部を密閉するように取り付けられている。
プリズム30の図3における左方には、光を放射する光源31が配設されている。光源31としては、LED(Light Emitting Diode)を好適に用いることができる。光源31は保持基板41に固定されている。また、光源31には、不図示の配線が接続されており、この配線を介して光源31に制御された電流が流されると、光源31が発光する。
保持基板41の図3における右側には、光源31の外側を覆うように、ライトパイプ32の一端が接続されている。このため、ライトパイプ32は、その一端側に光源31が収納された状態で、保持基板41から図3における右方に向かって突出するように配置されている。このように、光源31をライトパイプ32内に配置することで、光を有効に利用することができる。特に、光源31がLEDである場合には、有利である。ライトパイプ32は、その中心軸線Cが光源の光軸と一致するように配置される。すなわち、ライトパイプ32は、その中心軸線Cが略水平方向、すなわち、プリズム30の測定面30aと平行となるように配置されている。また、図4に示すように、ライトパイプ32は、断面四角形の筒形状を呈し、中心軸線Cの周囲の4面は鏡面となっている。光源31から放射された光をライトパイプ32内の鏡面として構成される内側面32aにて反射させることによって、光源31からの光の照度分布を均一化させることが可能となる。
図3および図4に示すように、プリズム30および循環ブロック27の図3における下方には、遮光板33が配設されている。遮光板33は、矩形状の板部材を折り曲げることによって形成されている。遮光板33は、プリズム30の入射面30bの外側を覆う入射遮光部42と、プリズム30の出射面30cの外側を覆う出射遮光部43と、入射遮光部42の上端部から図3における左方に向かって水平方向に折れ曲がった左水平遮光部44と、出射遮光部43の上端部から図3における右方に向かって鉤状に折れ曲がった右水平遮光部46とを有する。また、遮光板33における、左水平遮光部44の図3における左端の紙面手前側および奥側の2箇所には、左水平遮光部44に対して直交する方向に下方に向かって折れ曲がった光源保持部33bが設けられている(図4参照)。なお、入射遮光部42と出射遮光部43との内側にはプリズム30が配置され、入射遮光部42と出射遮光部43とはプリズム保持部33aとしても構成されている。さらに、遮光板33は、入射遮光部42の左側となる左水平遮光部44の略中央部から図3における下方に向かって矩形状の形態で、左水平遮光部44に対して直交する方向に折れ曲がった矩形遮光部47(図3および図4参照)を有する。
また、遮光板33は、右水平遮光部46の右端に下方に向かって、右水平遮光部46に対して直交する方向に矩形状の形態で折れ曲がった受光部保持部33cを有する。上述したように、左水平遮光部44は、測定面30aに平行、または沿って形成されている。そして、光源保持部33bは、左水平遮光部44に対して直交するように配置され、更に、受光部保持部33cも、右水平遮光部46に対して直交するように配置されている。このように、光源保持部33bと受光部保持部33cとを、それぞれ左水平遮光部44および右水平遮光部46に直交するように設けることで、略直方体を呈する箱体22内のスペースを効率的に利用することができ、測定機構部20を全体的にコンパクトに構成することができる。なお、遮光板33は、右水平遮光部46を、パッキン26を挟んで蓋体25に沿わせた状態で循環ブロック27に対して4本のネジ45により取り付けられている。
図3および図4に示すように、入射遮光部42には、ライトパイプ32から出射する光を、測定面30aにおいて液体試料と接触する部位となる測定部位Aのみに導くための入射側開口部としての入射スリット50が形成さている。すなわち、ライトパイプ32から出射した光のうち測定部位A以外の部位に向かう光は入射遮光部42によって遮光される。このため、入射遮光部42によって、外乱光がプリズム30内に入射するのを防止することができる。また、出射遮光部43には、測定部位Aで反射した光のみを後述する受光素子56に導くための出射側開口部としての出射スリット51が形成さている。このため、測定部位Aに入射し、そして反射した光の一部が、仮に、プリズム30内で乱反射するようなことがあっても、乱反射した光が受光素子56に入射するのを出射遮光部43によって防止することができる。図4に示すように、光源31は、保持基板41を2つの光源保持部33bに固定することによって箱体22の内部に保持される。ライトパイプ32は、その両端側において保持基板41と矩形遮光部47との間に狭持された状態で、左水平遮光部44の下面に取り付けられている(図4参照)。
図3に示すように、矩形遮光部47のライトパイプ32の出射側の開口部に対向する部位には開口部が形成され、この開口部には、ライトパイプ32を通過した光を拡散させるための拡散板52が嵌め込まれている。この拡散板52により光源31から放射された光をライトパイプ32と相俟ってさらに照度が均一なものとすることができる。さらに、図4に示すように、矩形遮光部47の一面には、拡散板52を覆うような形態で、ライトパイプ側遮光板53が取り付けられている。ライトパイプ側遮光板53には、横方向に向かって、すなわち、測定面30aおよび入射面30bに平行に切り欠かれた細い幅のスリット54が形成されている(図4参照)。このように、ライトパイプ32の出射側に細幅のスリット54を設けることで、このスリット54からは、図5に示すように、所定の角度を有して光が出射する。つまり、プリズム30内に所定の角度で発散する発散光が入射することになる。
右水平遮光部46の先端には、受光部34が配設されている。図3および図4に示すように、受光部34は、基板55と、該基板55に取り付けられる受光素子56とを主に備えている。受光素子56として、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)、CCD(Charge Coupled Device)やフォトダイオード等を用いることが可能である。受光素子56は、その中心軸線M(図3参照)が略水平方向となるように配設されている。すなわち、受光素子56の受光面がライトパイプ32の中心軸線Cと略垂直となるように受光素子56が配設されている。そして、受光素子56に入射した反射光の受光範囲を検出することによって、液体試料の屈折率を求めることが可能である。
次に、制御装置4に構成について詳細に説明する。
図5は、測定面30aにおける光の反射およびその反射光の受光素子56への入射にいて説明するための図である。図6は、屈折率と比重との関係を示す図である。
制御装置4は、屈折率算出手段15と、比重算出手段16の他に、不図示の制御部を有している。この不図示の制御部によって屈折率算出手段15および比重算出手段16を含む制御装置4の処理、並びに、屈折率測定装置2および液体循環装置3の動作の制御が行われている。
屈折率算出手段15は、受光素子56における後述する境界光の受光位置に基づいて、屈折率を算出する。比重算出手段16は、屈折率算出手段15によって算出された屈折率の値に基づいて、液体試料の比重を算出する。以下、屈折率算出手段15および比重算出手段16による液体試料の屈折率および比重のそれぞれの算出方法について説明する。
光源31から放射された光は、上述のようにライトパイプ32および拡散板52を通過し、スリット54から出射する。スリット54から出射し、そして入射スリット50を通過した光は、角度θで発散する発散光Aとしてプリズム30に入射する。そして、プリズム30の測定面30aに入射する光は、発散光Aの上方側の光ほど入射角αが大きくなり下側の光ほど小さくなる。ここでは、図5に示すように、光V〜光Zまでの5つの光が入射する場合を例として説明する。光V側が発散光Aの一番上側の光であり、光Z側が発散光Aの一番下側の光である。スリット54から出射し、出射スリット51を通過する発散光Aはスリット54を中心として光Vと光Zがなす角度θは一定の角度を有する。また、測定面30aにおいて図5に示す左側に入射する光ほど小さな入射角αを有し、測定面30aにおいて図5に示す右側に入射する光ほど大きな入射角αを有している。そして、入射角αが臨界角φより大きな角度をもって入射する光Y,Zのみが測定面30aで全反射して、受光素子56に入射する。一方、入射角αが臨界角φより小さな角度をもって測定面30aに入射する光V,Wは測定面30aで屈折して液体試料を透過していく。本実施の形態では、臨界角φをもって入射する光Xは、出射遮光部43によって遮光されるため、受光素子56には到達しない。一方、光Y,Zは出射スリット51を通過して受光素子56に到達する。これより、受光素子56において、光Zの入射位置より下側の部分は明領域となる。一方、光Zは、発散光Aの一番下側の光であり、発散光Aの下側における境界光となっている。したがって、受光素子56において光Zの入射位置より上側の部分に入射する光はなく、暗領域となる。
ここで、液体試料の屈折率をn、プリズム30の屈折率をnとすると、臨界角φ、液体試料の屈折率をnおよびプリズム30の屈折率をnの関係は、以下の式(1)で表すことができる。
φ=sin-1(n/n) ・・・・・・・・・・・・(1)
光Zの受光素子56の入射位置は屈折率nに対応して変化する位置である。屈折率算出手段15には、予め、測定する際の基準位置を決めるための液体となる基準液体に対する境界光(光Z)の入射位置が記憶されている。そして、屈折率算出手段15は、試料室35に供給された液体試料の境界光(光Z)の入射位置と基準液体の境界光(光Z)の入射位置(基準位置N)とのずれ幅H(図5参照)を測定することによって比重を算出する。すなわち、液体試料の入射位置と基準位置Nとのずれ幅Hの値に基づいて臨界角φを算出する(図5参照)。また、プリズム30の屈折率をnは予め分かっているため、屈折率算出手段15は、上記(1)式より、液体試料の屈折率nを算出する。
比重算出手段16は、屈折率算出手段15で算出された液体試料の屈折率nの値に基づいて、図6に示す屈折率と比重との関係から液体試料の比重を算出する。
次に、比重測定装置1の動作について説明する。
図7は、光源31から放射された光の経路および受光素子56における光の受光範囲を説明するための図である。
制御装置4の電源をONにすると、液体循環装置3が作動する。そして、液体試料が、ポンプ部11から供給管12内に供給され、屈折率測定装置2の供給流路36に導かれる(図1参照)。供給流路36に導かれた液体試料は供給流路36を通過して、試料室35に投入される。すると、光源31に制御信号が送信され、光源31から光が放射される。
図7に示すように、光源31から放射された光は、ライトパイプ32の内側面32aで複数回反射し、光の照度分布が均一化された状態で、拡散板52に入射する。拡散板52に入射した光は、該拡散板52で拡散される。つまり、光源31から放射された光は、ライトパイプ32および拡散板52により照度分布が均一化される。そして、拡散した光はスリット54と入射スリット50を通過し、所定の角度での発散光Aとしてプリズム30に入射する。なお、所定の角度とは、上述したように、発散光Aの下側の境界光を境に、受光素子56において明領域と暗領域を形成することができる角度である。
スリット54から出射された発散光Aは、入射スリット50を通過することで測定部位Aのみに向かう光として通過し、測定部位Aに到達する。すなわち、測定面30aのうち測定部位A以外の部位に向かう光は入射遮光部42によって遮光される。そして、測定部位Aに到達した光は、測定面30aにて全反射もしくは屈折し、全反射した光のみがプリズム30の出射面30cに到達する。このうち、測定部位Aで全反射した光のみが出射スリット51を通過して、受光素子56に入射する。
受光素子56が光を受光すると、受光素子56は、反射光の受光範囲を検出する。すると、図7に示す、境界光Zより下側の光の入射範囲が受光範囲として検出される。すなわち、境界光Zを境界として、該境界光Zよりも図7における下方の受光範囲が明領域Dとなり、境界光Zよりも図7における上方である非受光範囲が暗領域Eとなる。
受光素子56における検出結果は、ケーブル14を介して、制御装置4の屈折率算出手段15に送信される。すると、屈折率算出手段15は、受光素子56における境界光Zの受光位置に基づいて、液体試料の屈折率を算出する。次に、屈折率算出手段15において算出された液体資料の屈折率nの値が比重算出手段16に送信される。すると、比重算出手段16は、屈折率算出手段15で算出された液体試料の屈折率nの値に基づいて、図6に示す屈折率と比重との関係から液体試料の比重を算出する。
液体試料の比重が算出されると、再度、液体循環装置3が作動する。そして、試料室35内の液体試料が回収流路37および回収管13を、順次通過してポンプ部11に回収される。ポンプ部11に測定用の他の各種液体試料が貯留されている場合、ポンプ部11から他の液体試料が、順次、試料室35に供給され、上述した動作と同様に、他の液体試料の比重が測定される。
以上のように構成された比重測定装置1では、ライトパイプ32が設けられているため、光源31から放射された光の照度分布を均一化することが可能となる。このため、プリズム30に入射する光の照度分布の均一化を図ることが可能となる。また、ライトパイプ32を設けることにより、集光レンズによって光を集光させてから光を照射する場合と比較して、より多くの光をプリズム30に導くことが可能となる。そのため、受光素子56に到達する光量が大きくなり、光源31から放射される光の利用効率を向上させることができる。その結果、屈折率の測定精度が向上する。また、ライトパイプ32を用いることで、より効率良く光を均一化でき、コンデンサレンズとフライアイレンズとを組み合わせた照度分布均一化光学系よりもコンパクト化を図ることが可能となる。
また、比重測定装置1では、ライトパイプ32には、スリット54が形成されたライトパイプ側遮光板53が取り付けられている。このため、測定面30aに向かう光のみをライトパイプ32から出射させることが可能となる。その結果、プリズム30内での乱反射の発生を防止でき、測定精度の向上を図ることが可能となる。
また、比重測定装置1では、プリズム30の入射面30bは、入射スリット50が形成された入射遮光部42に覆われている。このため、スリット54だけではプリズム30内に入射する光を所定の発散角にすることができない場合でも、入射スリット50により所定の発散角の光としてプリズム30内に入射させることができる。また、入射遮光部42により、外乱光がプリズム30内に入射するのを防止でき、測定精度の向上を図ることが可能となる。
また、比重測定装置1では、プリズム30の出射面30cは、出射スリット51が形成された出射遮光部43に覆われている。このため、測定部位Aで全反射した光のみを受光素子56に導くことが可能となる。つまり、プリズム30内の測定部位A以外の部分で反射した光が受光素子56に入射することを防止できる。その結果、より測定精度の向上を図ることが可能となる
また、比重測定装置1では、ライトパイプ32の中心軸線Cと受光素子56の受光面とが略垂直となるようにライトパイプ32と受光素子56が配置されてい。このため、受光素子56に入射する光の基準位置Nを容易に決めることが可能となる。その結果、装置1の組み立てが容易となると共に、測定精度の向上を図ることが可能となる。
(第2の実施の形態)
以下、本発明の第2の実施の形態に係る液体試料の比重測定装置60(以下、単に、比重測定装置60という。)について、図面を参照しながら説明する。なお、第2の実施の形態に係る比重測定装置60において、第1の実施の形態と共通する部分については、同一の符号を付すと共にその説明を省略または簡略化する。また、本実施の形態では、制御装置61の構成が第1の実施の形態と相違するため、制御装置61の構成について主に説明する。
図8は、本発明の第2の実施の形態に係る比重測定装置60の概略構成を説明するための図である。図9は、受光素子56における境界光Zの受光位置と比重との関係を示す図である。
図8に示すように、比重測定装置60は、屈折率測定装置2と、液体循環装置3と、比重測定装置60の各種制御を司る制御装置61とから構成されている。
制御装置61は、屈折率測定装置2および液体循環装置3を含む比重測定装置60全体の制御を司っており、ケーブル14を介して屈折率測定装置2と電気的に接続されている。また、図8に示すように、制御装置61は、液体試料の比重を算出する比重算出手段62と、不図示の制御部とを備えている。この不図示の制御部によって比重算出手段62を含む制御装置61の処理、並びに、屈折率測定装置2および液体循環装置3の動作の制御が行われている。
比重算出手段62は、屈折率の値を求めることなく、受光素子56における境界光Z(図5参照)の受光位置から、液体試料の比重の値を直接算出する。ここで、比重算出手段62には、予め、基準位置を決めるための液体となる基準液体に対する境界光(光Z)の入射位置が記憶されている。そして、比重算出手段62は、試料室35に供給された液体試料の境界光(光Z)の入射位置と基準液体の基準位置Nとのずれ幅Hを測定することによって比重を算出する(図5参照)。すなわち、比重算出手段62は、基準位置Nに基づいた受光素子56における境界光Zの受光位置から液体試料の比重を求めることができる変換テーブルを有し、この変換テーブルに基づいて液体試料の比重を算出している。ここで、変換テーブルにおける受光位置と比重との関係は、横軸を受光位置とし、縦軸を比重とした場合、例えば、図9に示すような1次関数的な関係を有している。さらに、この変換テーブルは、比重測定装置60毎に割り当てられており、特に、屈折率測定装置2の構成が相違する場合、比重測定装置60毎に異なった変換テーブルが与えられる。このような変換テーブルを用いることにより、受光素子56の受光位置を絶対値としてではなく、相対値として用いることが可能となる。なお、変換テーブルとしては、例えば、液体試料から比重を決定することが可能な関数等の各種の関数を用いることが可能である。
以上のように構成された比重測定装置60では、受光位置から比重に変換することが可能な変換テーブルを用いて、液体試料の比重を算出している。この際、受光素子56の受光位置を絶対値としてではなく、装置60毎に割り当てられる相対値として用いている。このため、屈折率を求めることなしに液体試料の比重を求めることが可能となると共に、屈折率を介して液体試料の比重を算出する場合と比較して、光学系の配置や位置調整において高度な位置決めや位置合わせを要求されることがなくなる。また、基準位置Nを含む変換テーブルを用いることで、光軸等の所定の基準に対して光学系を位置決めする必要がなくなり、光学系の配置や位置調整をする際の自由度が大きくなる。このため、光学系を所定の基準となる基準面に対して略直角に配置する等、装置60を設計する際の自由度が大きくなる。その結果、製造コストや組立工数の削減を図ることが可能となる。
以上、本発明の一実施の形態について説明したが、本発明は上述の形態に限定されることなく、種々変形した形態にて実施可能である。
上述の各実施の形態では、光源31およびライトパイプ32は、それらの光軸および中心軸線が略水平方向となるように配置されているが、これらの配置は光源31およびライトパイプ32の光軸および中心軸線が略水平方向となるように配置するのに限定されるものではなく、例えば、斜め下方からプリズム30に向かって照射するように、光源31およびライトパイプ32を水平方向に対して傾くように配置しても良い。
また、上述の各実施の形態では、遮光手段として、入射遮光部42、出射遮光部43およびライトパイプ側遮光板53を設けたが、これらうちのいずれか1つもしくは2つのみを設けるようにしても良い。また、上述の遮光手段以外にも他の遮光手段を設けるようにしても良い。また、各実施の形態で用いられているライトパイプ32は、断面四角形であるが、その断面形状は四角形に限定されず、円形でも多角形でも良い。また、中空のライトパイプ32に替えて、中実のロッドレンズを使用しても良い。さらに、照度分布均一化光学系は、ディフューザー、ホログラフィックディフューザー、回折光学素子、フライアイレンズ等であっても良い。
また、上述の第2の実施の形態では、変換テーブルとして、受光位置から液体試料の比重を算出するようなものが採用されているが、このような変換テーブルに限定されるものではなく、図10に示すような、受光範囲に基づいて、例えば、尿、血液、痰、薬液等の試料室35に投入される液体試料の種類を判別するような変換テーブルを用い、液体試料の種類を出力するような構成としても良い。
本発明の液体試料の比重測定装置は、医療産業、薬品産業または各種製造産業において利用することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る液体試料の比重測定装置の概略構成を説明するための図である。 図1中の屈折率測定装置を斜め上方から見た斜視図である。 図1中の屈折率測定装置の側断面図である。 図3中の屈折率測定装置における測定機構部を斜め下側から見た斜視図である。 図3中の測定面における光の反射およびその反射光の受光素子への入射について説明するための図である。 図1中の屈折率測定手段の演算の際に用いられる屈折率と比重との関係を示す図である。 図3中の光源から放射された光の経路および受光素子における光の受光範囲を説明するための図である。 本発明の第2の実施の形態に係る液体試料の比重測定装置の概略構成を説明するための図である。 図1中の比重算出手段が演算の際に用いる変換テーブルを示す図であり、受光素子における境界光の受光位置と比重との関係を示す図である。 図1中の比重算出手段が演算の際に用いる変換テーブルの変形例を示す図である。
符号の説明
1,60…比重測定装置
15…屈折率算出手段
30…プリズム
30a…測定面
30b…入射面
30c…出射面
31…光源
32…ライトパイプ(照度分布均一化光学系)
42…入射遮光部
43…出射遮光部
50…入射スリット(入射側開口部)
51…出射スリット(出射側開口部)
53…ライトパイプ側遮光板
54…スリット(スリット部)
56…受光素子
C…光軸(中心軸線)

Claims (8)

  1. 液体試料の屈折率に基づいて前記液体試料の比重を算出する液体試料の比重測定装置において、
    光を放射する光源と、
    前記光源から入射された光の照度分布を均一化させる照度分布均一化光学系と、
    前記照度分布均一化光学系からの光が入射する入射面と、前記液体試料が載置されると共に、前記入射面から入射した光が全反射する測定面と、前記測定面にて反射した光が出射する出射面と、を有するプリズムと、
    前記出射面から出射した光を受光する受光素子と、
    前記受光素子が受光した光の受光位置に基づいて、前記液体試料の屈折率を算出する屈折率算出手段と、
    を備え、
    前記照度分布均一化光学系の出射側には、前記測定面に平行に切り欠かれたスリット部を有することを特徴とする液体試料の比重測定装置。
  2. 液体試料の屈折率に基づいて前記液体試料の比重を算出する液体試料の比重測定装置において、
    光を放射する光源と、
    前記光源から入射された光の照度分布を均一化させる照度分布均一化光学系と、
    前記照度分布均一化光学系からの光が入射する入射面と、前記液体試料が載置されると共に、前記入射面から入射した光が全反射する測定面と、前記測定面にて反射した光が出射する出射面と、を有するプリズムと、
    前記出射面から出射した光を受光する受光素子と、
    前記受光素子が受光した光の受光位置に基づいて、前記液体試料の屈折率を算出する屈折率算出手段と、
    を備え、
    前記照度分布均一化光学系と前記入射面との間に、前記照度分布均一化光学系から出射した光を制限し、前記入射面に光を入射させる入射面側開口部を備えたことを特徴とする液体試料の比重測定装置。
  3. 前記照度分布均一化光学系の光軸と前記受光素子の受光面とが略垂直となるように前記照度分布均一化光学系と前記受光素子が配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液体試料の比重測定装置。
  4. 前記光源が前記照度分布均一化光学系の内部に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項3のいずれか1項に記載の液体試料の比重測定装置。
  5. 前記照度分布均一化光学系は、ライトパイプであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の液体試料の比重測定装置。
  6. 光を放射する光源と、
    前記光源から放射された光が入射する入射面と、前記液体試料が載置されると共に、前記入射面から入射した光が全反射する測定面と、前記測定面にて反射した光が出射する出射面と、を有するプリズムと、
    前記出射面から出射した光を受光する受光素子と、
    を有し、
    前記受光素子が受光した光の受光位置に基づいて、液体試料の比重を求め、
    前記光源から放射された光の照度分布を均一化させて前記測定面に導く照度分布均一化光学系を備え、
    前記照度分布均一化光学系の出射側には、前記測定面に平行に切り欠かれたスリット部を有し、前記スリット部から光が出射することを特徴とする液体試料の比重測定装置。
  7. 前記照度分布均一化光学系の光軸と前記受光素子の受光面とが略垂直となるように前記照度分布均一化光学系と前記受光素子が配置されていることを特徴とする請求項6に記載の液体試料の比重測定装置。
  8. 前記液体試料の比重は、前記受光素子が受光した光の受光位置に基づいて定められた変換テーブルにより求められることを特徴とする請求項6または請求項7記載の液体試料の比重測定装置。

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