JP5195562B2 - 移乗支援装置及び移乗支援装置の動作制御方法 - Google Patents
移乗支援装置及び移乗支援装置の動作制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5195562B2 JP5195562B2 JP2009069922A JP2009069922A JP5195562B2 JP 5195562 B2 JP5195562 B2 JP 5195562B2 JP 2009069922 A JP2009069922 A JP 2009069922A JP 2009069922 A JP2009069922 A JP 2009069922A JP 5195562 B2 JP5195562 B2 JP 5195562B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- cared person
- body holder
- contact
- detection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Description
つまり、従来の移乗支援装置は、介護者が身体保持具と被介護者との接触度を定量的に認識することができない。
これにより、身体保持具を被介護者に近付けた際に、身体保持具と被介護者との接触度が良好であるのか否かを客観的に判断し、その判断結果に基づいて駆動部を制御することができる。そのため、身体保持具を被介護者に近付ける際に、身体保持具を被介護者に対して良好な接触状態とすることができる。
さらに前記制御部は、前記接触センサの検出値と第2の閾値とを比較し、前記接触センサの検出値が前記第2の閾値より大きいと、前記駆動部を制御し、前記身体保持具を前記被介護者の胴体に押し当てる動作を停止させること、が好ましい。
これにより、介護者は段階的に身体保持具と被介護者との接触度を認識することができる。
前記撮像部は、前記身体保持具における被介護者の胴体を保持する面近傍を撮像し、前記制御部は、前記画像情報に写り込んだ、前記身体保持具における被介護者の胴体を保持する面と、前記被介護者の胴体との間隔の変化に基づいて、前記身体保持具における前記被介護者の胴体への接触度を判断すること、が好ましい。
前記撮像部は、前記身体保持具における被介護者の胴体を保持する面より前方の領域を撮像し、前記制御部は、前記撮像部が被介護者に近付くことによる前記画像情報の明暗の変化に基づいて、前記身体保持具における前記被介護者の胴体への接触度を判断すること、が好ましい。
これにより、身体保持具を被介護者に近付けた際に、身体保持具と被介護者との接触度が良好であるのか否かを客観的に判断し、その判断結果に基づいて駆動部を制御することができる。そのため、身体保持具を被介護者に近付ける際に、身体保持具を被介護者に対して良好な接触状態とすることができる。
さらに前記制御部は、前記検出部である接触センサの検出値と第2の閾値とを比較し、前記接触センサの検出値が前記第2の閾値より大きいと、前記駆動部を制御し、前記身体保持具を前記被介護者の胴体に押し当てる動作を停止させること、が好ましい。
これにより、介護者は段階的に身体保持具と被介護者との接触度を認識することができる。
前記撮像部は、前記身体保持具における被介護者の胴体を保持する面より前方の領域を撮像し、前記制御部は、前記撮像部が被介護者に近付くことによる前記画像情報の明暗の変化に基づいて、前記身体保持具における前記被介護者の胴体への接触度を判断すること、が好ましい。
前記制御部は、前記検出部である測距センサの測定値に基づいて、前記身体保持具における前記被介護者の胴体への接触度を判断して前記駆動部を制御すること、が好ましい。
本発明の第1実施形態を説明する。
移乗支援装置10は、図1に示すように、台車部1と、台車部1に連結されたロボットアーム部2と、ロボットアーム部2に取付けられた身体保持具3と、台車部1及びロボットアーム部2の駆動を制御する制御装置17と、を備えている。
さらに、土台部11a及び第1乃至第4関節部51、52、53、54には、第1乃至第5モータ61、62、63、64、65の回転駆動量を検出する、ポテンショメータ等の回転センサ71、72、73、74、75が夫々設けられている。回転センサ71、72、73、74、75は、制御装置17に接続されており、検出した回転駆動量を制御装置17に対して出力する。
なお、操作部25は、ロボットアーム部2の取付部24に取付けられているが、これに限らず、例えば、台車部1のハンドル部12に取付けられていてもよく、介護者が操作可能であれば任意の位置に取付け可能である。
先ず、制御装置17は、操作部25からの操作信号に基づいて、第1乃至第6モータ61、62、63、64、65、16を、駆動回路18を介して制御することで、身体保持具3を被介護者側に通常速度で近付ける。
本発明の第2実施形態を説明する。
本実施形態の移乗支援装置は、第1実施形態の移乗支援装置10と略同様の構成とされているが、図17に示すように、検出部として接触センサの代わりに、第1乃至第6モータ61、62、63、64、65、16の駆動特性をそれぞれ検出する駆動特性検出センサ191、192、193、194、195、196を備える。
本発明の第3実施形態を説明する。
本実施形態の移乗支援装置は、第1実施形態の移乗支援装置10と略同様の構成とされているが、図18に示すように、検出部として接触センサの代わりに、ロボットアーム部2や身体保持具3に作用する負荷を検出する負荷検出センサ291、292、293、294を備える。
本発明の第4実施形態を説明する。
本実施形態の移乗支援装置は、第1実施形態の移乗支援装置10と略同様の構成とされているが、図19に示すように、検出部として接触センサの代わりに、撮像素子を備えた撮像装置(撮像部)391を備える。
本発明の第5実施形態を説明する。
本実施形態の移乗支援装置は、第4実施形態の移乗支援装置と略同様の構成とされているが、胸部サポート部31aより前方(被介護者側)の領域を撮像することができるように、撮像装置391を胸部サポート部31aに埋設している。
本発明の第6実施形態を説明する。
本実施形態の移乗支援装置は、第1実施形態の移乗支援装置10と略同様の構成とされているが、図20に示すように、検出部として接触センサの代わりに、測距センサ491を備える。
2 ロボットアーム部
3 身体保持具
10 移乗支援装置
11 台車本体
11a 土台部
12 ハンドル部
13 前方補助輪
14 後方補助輪
15 駆動車輪
16 第6モータ(駆動部)
17 制御装置
18 駆動回路
19 接触センサ(検出部)
21〜23 第1〜第3アーム部
24 取付部
25 操作部、25a 操作ハンドル、25b 操作スイッチ、25c 力センサ
31 胴体サポート部、31a 胸部サポート部、31b 側面サポート部、31c 頭部サポート部、32 下肢サポート部
51〜54 第1〜第4関節部
61〜65 第1〜第5モータ(駆動部)
71〜75 回転センサ
191〜196 駆動特性検出センサ(検出部)
291〜294 負荷検出センサ(検出部)
391 撮像装置(撮像部(検出部))
491 測距センサ(検出部)
Claims (19)
- 移動可能な台車部と、
前記台車部に対して一端が傾動自在に取り付けられたアーム部と、
前記アーム部の他端部に設けられ、被介護者を保持する身体保持具と、
前記台車部及び前記アーム部を駆動させる複数の駆動部と、
前記駆動部を制御する制御部と、
前記身体保持具における前記被介護者の胴体への接触度を検出する検出部と、を備え、
前記制御部は、前記検出部の検出結果に基づいて、前記駆動部を制御する移乗支援装置。 - 前記検出部として、前記身体保持具における前記被介護者の胴体を保持する面に接触センサを備え、
前記制御部は、前記接触センサの検出値に基づいて前記駆動部を制御することを特徴とする請求項1に記載の移乗支援装置。 - 前記制御部は、前記接触センサの検出値と第1の閾値とを比較し、前記接触センサの検出値が前記第1の閾値より大きいと、前記駆動部を制御し、前記身体保持具を前記被介護者の胴体に押し当てる動作を減速させることを特徴とする請求項1又は2に記載の移乗支援装置。
- 前記制御部は、前記接触センサの検出値と第2の閾値とを比較し、前記接触センサの検出値が前記第2の閾値より大きいと、前記駆動部を制御し、前記身体保持具を前記被介護者の胴体に押し当てる動作を停止させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の移乗支援装置。
- 前記検出部として、前記駆動部の駆動特性を検出するセンサを備え、
前記制御部は、前記センサの検出値に基づいて、前記身体保持具における前記被介護者の胴体への接触度を判断して前記駆動部を制御することを特徴とする請求項1に記載の移乗支援装置。 - 前記検出部として、前記アーム部又は前記身体保持具に作用する負荷を検出するセンサを備え、
前記制御部は、前記センサの検出値に基づいて、前記身体保持具における前記被介護者の胴体への接触度を判断して前記駆動部を制御することを特徴とする請求項1に記載の移乗支援装置。 - 前記検出部として撮像部を備え、
前記制御部は、前記撮像部の画像情報に基づいて、前記身体保持具における前記被介護者の胴体への接触度を判断して前記駆動部を制御することを特徴とする請求項1に記載の移乗支援装置。 - 前記撮像部は、前記身体保持具における被介護者の胴体を保持する面近傍を撮像し、
前記制御部は、前記画像情報に写り込んだ、前記身体保持具における被介護者の胴体を保持する面と、前記被介護者の胴体との間隔の変化に基づいて、前記身体保持具における前記被介護者の胴体への接触度を判断することを特徴とする請求項7に記載の移乗支援装置。 - 前記撮像部は、前記身体保持具における被介護者の胴体を保持する面より前方の領域を撮像し、
前記制御部は、前記撮像部が被介護者に近付くことによる前記画像情報の明暗の変化に基づいて、前記身体保持具における前記被介護者の胴体への接触度を判断することを特徴とする請求項7に記載の移乗支援装置。 - 前記検出部として測距センサを備え、
前記制御部は、前記測距センサの測定値に基づいて、前記身体保持具における前記被介護者の胴体への接触度を判断して前記駆動部を制御することを特徴とする請求項1に記載の移乗支援装置。 - 移動可能な台車部と、
前記台車部に対して一端が傾動自在に取り付けられたアーム部と、
前記アーム部の他端部に設けられ、被介護者を保持する身体保持具と、
前記台車部及び前記アーム部を駆動させる複数の駆動部と、
前記駆動部を制御する制御部と、
前記身体保持具における前記被介護者の胴体への接触度を検出する検出部と、を備える移乗支援装置の動作制御方法であって、
前記制御部は、前記検出部の検出結果に基づいて、前記駆動部を制御する移乗支援装置の動作制御方法。 - 前記制御部は、前記検出部である接触センサの検出値と第1の閾値とを比較し、前記接触センサの検出値が前記第1の閾値より大きいと、前記駆動部を制御し、前記身体保持具を前記被介護者の胴体に押し当てる動作を減速させることを特徴とする請求項11に記載の移乗支援装置の動作制御方法。
- 前記制御部は、前記検出部である接触センサの検出値と第2の閾値とを比較し、前記接触センサの検出値が前記第2の閾値より大きいと、前記駆動部を制御し、前記身体保持具を前記被介護者の胴体に押し当てる動作を停止させることを特徴とする請求項11又は12に記載の移乗支援装置の動作制御方法。
- 前記制御部は、前記検出部である前記駆動部の駆動特性を検出するセンサの検出値に基づいて、前記身体保持具における前記被介護者の胴体への接触度を判断して前記駆動部を制御することを特徴とする請求項11に記載の移乗支援装置の動作制御方法。
- 前記制御部は、前記検出部である前記アーム部又は前記身体保持具に作用する負荷を検出するセンサの検出値に基づいて、前記身体保持具における前記被介護者の胴体への接触度を判断して前記駆動部を制御することを特徴とする請求項11に記載の移乗支援装置の動作制御方法。
- 前記制御部は、前記検出部である撮像部の画像情報に基づいて、前記身体保持具における前記被介護者の胴体への接触度を判断して前記駆動部を制御することを特徴とする請求項11に記載の移乗支援装置の動作制御方法。
- 前記撮像部は、前記身体保持具における被介護者を保持する面近傍を撮像し、
前記制御部は、前記画像情報に写り込んだ、前記身体保持具における被介護者の胴体を保持する面と、前記被介護者の胴体との間隔の変化に基づいて、前記身体保持具における前記被介護者の胴体への接触度を判断することを特徴とする請求項16に記載の移乗支援装置の動作制御方法。 - 前記撮像部は、前記身体保持具における被介護者の胴体を保持する面より前方の領域を撮像し、
前記制御部は、前記撮像部が被介護者に近付くことによる前記画像情報の明暗の変化に基づいて、前記身体保持具における前記被介護者の胴体への接触度を判断することを特徴とする請求項16に記載の移乗支援装置の動作制御方法。 - 前記制御部は、前記検出部である測距センサの測定値に基づいて、前記身体保持具における前記被介護者の胴体への接触度を判断して前記駆動部を制御することを特徴とする請求項11に記載の移乗支援装置の動作制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009069922A JP5195562B2 (ja) | 2009-03-23 | 2009-03-23 | 移乗支援装置及び移乗支援装置の動作制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009069922A JP5195562B2 (ja) | 2009-03-23 | 2009-03-23 | 移乗支援装置及び移乗支援装置の動作制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010220743A JP2010220743A (ja) | 2010-10-07 |
JP5195562B2 true JP5195562B2 (ja) | 2013-05-08 |
Family
ID=43038608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009069922A Active JP5195562B2 (ja) | 2009-03-23 | 2009-03-23 | 移乗支援装置及び移乗支援装置の動作制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5195562B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6455419B2 (ja) * | 2015-12-24 | 2019-01-23 | トヨタ自動車株式会社 | 介護支援装置 |
JP7349038B1 (ja) * | 2022-04-08 | 2023-09-21 | 株式会社イトーキ | 介護ロボット用制御装置及び介護ロボットシステム |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008073501A (ja) * | 2006-08-21 | 2008-04-03 | Toshihiko Yasuda | 移乗介助ロボット |
JP2008183203A (ja) * | 2007-01-30 | 2008-08-14 | Koshu Kin | 移乗等補助装置 |
JPWO2008129847A1 (ja) * | 2007-04-12 | 2010-07-22 | パナソニック株式会社 | 移乗支援装置 |
-
2009
- 2009-03-23 JP JP2009069922A patent/JP5195562B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010220743A (ja) | 2010-10-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4687784B2 (ja) | 移乗支援装置及びその制御方法 | |
JP5759217B2 (ja) | 立ち上がり動作アシストロボット | |
JP5206393B2 (ja) | 移乗支援装置、移乗支援装置の制御方法 | |
JP4924350B2 (ja) | 操舵装置、操舵装置を備えた搭乗型移動体、および移動体の操舵方法 | |
KR101342009B1 (ko) | 능동형 보행보조 및 기립보조기, 및 능동 보행보조 및 기립보조방법 | |
JP2011110080A (ja) | 移乗支援装置 | |
JP2011019571A (ja) | 歩行介助装置 | |
JP5715270B2 (ja) | 歩行介助装置 | |
JP5187168B2 (ja) | 移乗支援装置 | |
JP2011083414A (ja) | 倒立型移動体及びその制御方法 | |
JP5195562B2 (ja) | 移乗支援装置及び移乗支援装置の動作制御方法 | |
JP6199029B2 (ja) | 自走式介助ロボット | |
JP2022093417A (ja) | 移動台車および移動台車の制御プログラム | |
JP5310428B2 (ja) | 移乗支援装置 | |
JP2011130936A (ja) | 移乗支援装置及び駆動制御方法 | |
JP5195569B2 (ja) | 移乗装置、移乗方法、及び保持具 | |
JP2002263151A (ja) | 全方向移動型歩行介助装置 | |
JP2000070312A (ja) | 介護用補助装置 | |
KR20130084379A (ko) | 자세균형 훈련용 보행보조기 | |
JP5131113B2 (ja) | 移乗装置及び移乗方法 | |
JP2017169861A (ja) | アシスト装置及びアシスト方法 | |
JP6233057B2 (ja) | 介護支援装置 | |
JP5359633B2 (ja) | 身体保持具及び移乗支援装置 | |
JP5471304B2 (ja) | 移乗支援装置 | |
KR20160001914A (ko) | 요양침대 사용자의 자동 자세전환 시스템 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110921 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130108 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130121 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160215 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5195562 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160215 Year of fee payment: 3 |