JP5195259B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、複写機、FAX、プリンタ等の記録機器等の電子写真方式が適用された画像形成装置に関し、特に、感光体ドラムと現像ローラとが分離可能に接合されてなる画像形成装置に関する。
画像形成装置の主要部でもあるイメージングユニットには、製造や保守等の都合上、感光体ドラムが組み込まれた感光体側部材と現像ローラが組み込まれた現像器側部材とを分離可能に接合して構成されたものがある(例えば特許文献1参照)。
一方、画像形成を行う際には、感光体ドラムと現像ローラとの間の隙間が一定でないと画質を安定させることができない。このため、前述したようなイメージングユニットには、組立性が良く、しかも感光体ドラムと現像ローラとの隙間を一定に保つことが要求される。
従来のこのようなイメージングユニットを図10〜図12に示す。
このイメージングユニット600は、感光体ドラムを有する感光体側部材601と、現像ローラが組み込まれた現像器側部材610を備え、感光体側部材601の下部における軸方向の両端部には、円柱状突起からなる枢軸602、602が形成されている。一方、現像器側部材610の下部における軸方向の両端部には、前記各枢軸602に対応する位置において、それぞれ枢軸に掛合可能な下向きU字状溝部からなる掛合部611、611が形成されている。
そして、感光体側部材601と現像器側部材610の組み付けに際しては、図10に示すように、前記現像器側部材610の軸方向両端部の各掛合部611を、感光体側部材601の軸方向両端部の枢軸602にそれぞれ掛合させた状態で、各枢軸602を回動支点として、現像器側部材210を感光体側部材200に接近する方向である半時計方向に回動させて、感光体側部材601と現像器側部材610を、図11に示すように接合するものとなされている。
また、現像器側部材600における図示しない現像ローラの回転軸612上には、軸方向の両端部においてコロ613が取り付けられる一方、感光体側部材601には軸方向の両端部において側面視U字形のころ受け用溝部603が設けられている。
そして、現像器側部材610を感光体側部材601に対して接近方向に回動させ、図11及び図12に示すように、現像器側部材610側のコロ612を、感光体側部材601側のころ受け用溝部603に進入させることにより、感光体側部材601と現像器側部材610とが適正状態に固定され組み付けられるものとなされている。つまり、コロ613ところ受け用溝部603とが、感光体側部材601と現像器側部材610を位置決めするための位置決め部として機能する。
なお、感光体ドラム604と現像ローラとの隙間を調整するために、必要に応じて図12に示すように、前記溝部603の内面にPETシート等の隙間調整部材605を挟み込まれることもある。
従って、図11に示す感光体側部材601と現像器側部材610の接合状態では、両部材は、各部材の下部における軸方向の両端部2箇所で、枢軸602と掛合部611との掛合により支持されるとともに、同じく両部材における軸方向の両端部2箇所で、コロ613ところ受け用溝部603とにより、感光体ドラムと現像ローラとの隙間を一定に保つように位置決めされた状態で、感光体側部材601と現像器側部材610が支持されていた。
つまり、従来のイメージングユニット600は、合計4箇所で、感光体側部材601と現像器側部材2106接合状態が保持されていた。
なお、感光体ドラムと現像ローラとの隙間を調整管理するものとして、感光体ドラムの支持部材に隙間調整用の位置決め部材をスライド可能に配置し、その位置決め部材に形成した長孔を挿通して支持部材に螺着されるねじで該位置決め部材のスライド位置を調整可能に構成したイメージングユニットが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
さらに、感光体ドラムと現像ローラとの間で、かつ軸方向の両端側に位置して円錐形のコロをそれぞれ配設し、これら両円錐形を前記現像ローラの軸方向へ変移させることにより、感光体ドラムと現像ローラとの間隙を調整する技術が開示されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2003−280490号公報 特開2005−43486号公報 特開2003−156915号公報
しかし、上記のように、感光体側部材601と現像器側部材610の接合状態が、軸方向の両端部合計4箇所で保持される構成では、感光体側部材601の枢軸602と現像器側部材610の掛合部611等の位置関係ないし寸法関係に、経時的その他の理由で狂いが生じると、イメージングユニット600の全体に歪みが生じ、現像ローラと感光体ドラムとの隙間を高精度に維持することが困難になるという問題があった。
また、感光体側部材601と現像器側部材610との組み付けに際しては、感光体側部材601と現像器側部材610を、軸方向両端部の合計4箇所で固定支持させなければならず、組立時や一方の部材の交換時の作業が些か面倒であるという問題もあった。
なお、特許文献2及び3に記載の技術は、このような問題に対して解決策を提供しうるものではなかった。
この発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、感光体側部材と現像器側部材の位置関係ないし寸法関係に、経時的その他の理由で狂いが生じても、各部材に歪みが生じるのを抑制し得て、現像ローラと感光体ドラムとの隙間を高精度に維持することができ、しかも、感光体側部材と現像器側部材の組立作業や一方の部材の交換作業を容易に行うことができる画像形成装置を提供することを課題としている。
上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)感光体ドラムが組み込まれた感光体側部材と現像ローラが組み込まれた現像器側部材とが接離可能に配設された画像形成装置において、前記感光体側部材及び現像器側部材には、両部材の軸方向の1箇所において両部材を接離方向に回動可能に支承する支承部が形成されると共に、両部材の軸方向の2箇所の位置において、両部材を位置決め固定する位置決め部が形成され、前記感光体側部材及び現像器側部材が、前記2箇所の位置決め部と1箇所の支承部の3箇所で接合状態が保持されるものとなされており、前記支承部は、感光体側部材及び現像器側部材の一方に設けられた枢軸と、他方に設けられ前記枢軸に掛合される溝部からなる掛合部とからなり、前記枢軸は、感光体側部材及び現像器側部材との組み付け時に、前記枢軸に枢軸の径方向外方から掛合部を掛合させた状態で、感光体側部材及び現像器側部材の少なくとも一方を、両部材が前記位置決め部材により位置決めされる位置まで回動させる際の回動支点として作用することを特徴とする画像形成装置。
(2)前記感光体側部材と現像器側部材のうちのいずれか一方には、他方の軸部または他方に設けられた位置決め用のコロを進退可能に受け入れるコロ受け部が設けられており、このコロ受け部と該コロ受け部に受け入れられる前記軸部またはコロとにより、前記位置決め部が形成されており、前記コロ受け部は、感光体ドラムと同心円状のコロ当て面と該コロ当て面に対向する対向面を有している前項1に記載の画像形成装置。
(3)感光体ドラムが組み込まれた感光体側部材と現像ローラが組み込まれた現像器側部材とが接離可能に配設された画像形成装置において、前記感光体側部材及び現像器側部材には、両部材の軸方向の1箇所において両部材を接離方向に回動可能に支承する支承部が形成されると共に、両部材の軸方向の2箇所の位置において、両部材を位置決め固定する位置決め部が形成され、前記感光体側部材及び現像器側部材が、前記2箇所の位置決め部と1箇所の支承部の3箇所で接合状態が保持されるものとなされており、前記感光体側部材と現像器側部材のうちのいずれか一方には、他方の軸部または他方に設けられた位置決め用のコロを進退可能に受け入れるコロ受け部が設けられており、このコロ受け部と該コロ受け部に受け入れられる前記軸部またはコロとにより、前記位置決め部が形成されており、前記コロ受け部は、感光体ドラムと同心円状のコロ当て面と該コロ当て面に対向する対向面を有していることを特徴とする画像形成装置。
(4)前記支承部は、感光体側部材及び現像器側部材の一方に設けられた枢軸と、他方に設けられ前記枢軸に掛合される掛合部とからなり、前記枢軸は、感光体側部材及び現像器側部材との組み付け時に、前記枢軸に掛合部を掛合させた状態で、感光体側部材及び現像器側部材の少なくとも一方を、両部材が前記位置決め部材により位置決めされる位置まで回動させる際の回動支点として作用する前項3に記載の画像形成装置。
前項(1)に記載の発明によれば、感光体側部材及び現像器側部材には、両部材の軸方向の2箇所の位置において位置決め部材が設けられると共に、1箇所に支承部材が設けられているから、感光体側部材と現像器側部材は2箇所の位置決め部材と1箇所の支承部材の3箇所で接合状態が保持されるものとなる。このため、従来の4箇所支持の場合に較べて、経時的な寸法の狂いその他の理由によってイメージングユニットに発生する応力を、解放することができるから、イメージングユニットの歪みを抑制でき、現像ローラと感光体ドラムとの隙間を長期に亘って高精度に維持することができる。しかも、感光体側部材と現像器側部材の固定支持は3箇所で良いから、組立作業や一方の部材の交換作業を容易に行うことができる。
また、支承部は、感光体側部材及び現像器側部材の一方に設けられた枢軸と、他方に設けられ前記枢軸に掛合される溝部からなる掛合部とからなり、前記枢軸は、感光体側部材及び現像器側部材との組み付け時に、前記枢軸に枢軸の径方向外方から掛合部を掛合させた状態で、感光体側部材及び現像器側部材の少なくとも一方を両部材が前記位置決め部材により位置決めされる位置まで回動させることにより行うことができるから、組立等の作業を益々容易に行うことができる。

前項(3)に記載の発明によれば、感光体側部材または現像器側部材のコロを他方の部材のコロ受け部に進入させることにより、両部材を所定の位置決め状態に容易に接合することができる。しかも、コロ受け部は、感光体ドラムと同心円状のコロ当て面と該コロ当て面に対向する対向面を有しているから、コロがコロ当て面と対向面に当接することによって、感光体ドラムと現像ローラとの間の隙間を適正に保持することができる。
以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る画像形成装置を示す概略構成図である。
図1において、この画像形成装置1は、画像読取部100、画像形成部110および給紙部120を備えている。
前記画像読取部100は、原稿画像を読み取って、マゼンダ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(K)の色成分毎に画像データを生成する。
前記給紙部120は、給紙カセット121と、ピックアップローラ122と、レジストローラ123とを備えている。
前記給紙カセット121は、画像形成のための記録シート(用紙)を収納する。前記ピックアップローラ122は、記録シートを給紙カセット121から繰り出し、前記レジストローラ123は、記録シートを画像形成部110へ送り出すタイミングを採るようになっている。
前記画像形成部110は、転写ベルト111と、前記マゼンダ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4色に対応する4つ感光体ドラム112M,112C,112Y,112Kと、帯電チャージャ113M,113C,113Y,113Kと、現像器114M,114C,114Y,114Kと、転写チャージャ115M,115C,115Y,115Kと、露光走査部116M,116C,116Y,116Kと、定着器117と、排紙トレイ118と、前ドア119とを備えている。
前記転写ベルト111は、給紙部120から送り出された記録シートを定着器117まで搬送する。帯電チャージャ113M〜113Kは、それぞれ感光体ドラム112M〜112Kを一様に帯電させる。
前記露光走査部116M〜116Kは、画像読取部100が生成した画像データに基づいて、それぞれレーザダイオードにてレーザ光を出射する。当該レーザ光はポリゴンミラーにて偏光された後、一様に帯電した感光体ドラム112M〜112Kを露光走査する。これによって感光体ドラム112M〜112Kの表面にそれぞれ静電潜像が形成される。
前記現像器114M〜114Kは、それぞれ感光体ドラム112M〜112K上の静電気潜像を現像して、トナー像を形成する。
前記転写チャージャ115M〜115Kは、それぞれ感光体ドラム112M〜112K上に形成されたトナー像を記録シート上に転写する。
前記定着器117は、記録シート上に多重転写されたトナー像を高熱で加圧することにより、トナー粒子を記録シート表面に融着させる。トナー像を定着させた記録シートは排紙トレイ118上に排出される。
前記感光体ドラム112M〜112K、帯電チャージャ113M〜113K、現像器114M〜114Kおよび転写チャージャ115M〜115Kは、メンテナンスが容易に行えるようにユニット化されて1個のケーシング内に収納されている。これをイメージングユニットという。イメージングユニットは画像形成装置1内に着脱可能に格納されている。
また、画像形成部110の前面部分には、開閉可能な前ドア119が設けられており、この前ドア119を前方に開放して、用紙搬送系に紙詰まり(ジャム)が生じたときにジャム紙を取り除き、あるいは、イメージングユニット等の消耗品の交換やトナーの補給などのメンテナンスが実行できるようになっている。
図2は、この画像形成装置1におけるイメージングユニット2の構成を示す側面図である。
図2において、イメージングユニット2は、感光体側部材200と、現像器側部材210とを備えている。
前記感光体側部材200と現像器側部材210のうちの一方、例えば感光体側部材200の下端部には、図4に示すように、軸方向(長さ方向)の一端部(この実施形態では長さ方向の奥側)において、感光体ドラムを支持する支持基体201Aから軸方向内側に向かって突出する断面円形の枢軸203が形成されている。
一方、現像器側部材210の下端部には、図5に示すように、軸方向(長さ方向)の一端部の前記枢軸203と対向する位置において、前記枢軸203と掛合される側面視下向きU字状の溝部からなる掛合部214が形成されている。前記掛合部214の幅方向の長さw(図6に示す)は枢軸203の外径とほぼ同じに設定され、上下方向の長さhは枢軸203の外径よりも大きく設定されている。
これらの枢軸203及び掛合部214は、感光体側部材200と現像器側部材210の軸方向の一端側にのみ形成され、他端側には形成されておらず、一端側においてのみ、感光体側部材200の枢軸203と現像器側部材210の掛合部214が掛合されるものとなされている。これらの枢軸203及び掛合部214は、感光体側部材200と現像器側部材210を回動可能に支持するための支承部216として機能すると共に、感光体側部材200と現像器側部材210の接合状態においては、後述するように、現像器側部材210が現像ローラ中心に回動するのを規制する規制部材として機能する。
そして、前記枢軸203と掛合部214が掛合された状態で、前記枢軸203を回動支点(回動中心)として現像器側部材210は、感光体側部材200に対して垂直面内に沿って相対的に回動変移可能、かつ接離可能に接合されるようになっており、図2の回動変移位置では、感光体側部材200にもたれかかる姿勢をとって接合状態となる。
前記感光体側部材200には、支持基体201Aを介して感光体ドラム201が組み込まれており、前記支持基体201Aにおける現像器側部材210に対向する端部(図2の右端部)には、感光体側部材200の軸方向における両端部の位置に、それぞれ1個、合計2個のコロ受け部202が形成されている。なお、ここでいう感光体ドラム201とは、図1の感光体ドラム112M〜112Kと同等もしくはそれに付属品等を加えた概念である。
前記現像器側部材210は、図示しない現像ローラが組み込まれており、コロ211と、コロ211に下方に位置するアイドルギア212と、アイドルギア212の下方に位置する駆動入力用ギア213とを備えている。なお、ここでいう現像ローラとは、図1の現像器114M〜114Kと同等もしくはそれに付属品を加えた概念である。
前記コロ211は、感光体側部材200と現像器側部材210の接合状態において感光体側部材200の2個のコロ受け部202に対向する位置において、現像ローラの回転軸510に取り付けられており、現像ローラの軸まわりに回転可能に支持されている。従って、前記コロ211は、現像器側部材210の軸方向の両端部にそれぞれ1個ずつ合計2個存在している。
これらのコロ211とコロ受け部202とは、感光体側部材200と現像器側部材210の接合状態において両部材を位置決めするための位置決め部材として機能し、位置決めされた状態では、後述するように、感光体側部材200の感光体ドラム201と現像器側部材210の現像ローラとの間に適正な隙間が形成されるものとなされている。
前記駆動入力ギア213は、外力により回転駆動されることによって、前記アイドルギア212を回転駆動し、アイドルギア212は、現像ローラを回転駆動するようになっている。
前記コロ受け部202は、前記支持基体201Aにおけるコロ211との対向部に、側面視U字形に形成された溝部として構成されており、その下側開口端部は、前記コロ211がコロ受け部202に進入する際のコロ進入ガイド壁部202aとして構成されている。
前記コロ受け部202の上側および下側の各内面には、それぞれ図7および図8に示すように、コロ当て面401ならびに前記コロ当て面401に対向する対向面402とが形成されている。
コロ当て面401と対向面402との距離は、前記コロ受け部202の入り口から奥に至るにつれて漸次小さくなり、コロ211に対してコロ当て面401と対向面402にとによる挟着力が増すよう設定されている。
前記コロ当て面401は、感光体ドラム201の軸を中心とする仮想円上に位置する円弧凸面からなり、コロ211がコロ当て面401に当接することによって、感光体ドラム201と現像ローラとの間の隙間が適正に保たれるように設定されている。
また、コロ受け部202の下側面をなす対向面402は、感光体側部材200と現像器側部材210との接合状態でコロ受け部202の奥に向かって下り勾配、つまり、奥に至るにつれて鉛直方向の高さが低くなるように傾斜して形成されている。このコロ受け面402の水平面に対する傾斜角は、例えば15度に設定されている。
一方、前記現像器側部材210におけるコロ211は、例えば図8に示すように、軸芯回り(周方向)に分割された複数、例えば3つの円弧面部211A、211B、211Cと、これら円弧面部211A、211B、211Cを前記回転軸510に支承する円筒基部212とからなる。
これら円弧面部211A、211B、211Cは、互いに径Ra、Rb、Rcが異なる(Ra<Rb<Rc)状態で前記円筒基部212の外周側に一体形成されている。
3つの円弧面部211A、211B、211Cは、感光体ドラム201と現像ローラ間に形成すべき隙間に応じて前記コロ当て面401と接触させるものが選択されるようになっている。
すなわち、前記コロ当て面401に対して3つの円弧面部211A、211B、211Cのうちの何れかを選択することにより、感光体ドラム201と現像ローラの隙間が調整可能に構成されている。
さらに、この実施形態では図3に示すように、現像器側部材210が枢軸203を回動支点として感光体側部材200との接合方向に回動する際の掛合部214の軸中心(枢軸203の中心)から現像ローラ中心との距離L1と、感光体側部材200のコロ受けにコロが当接されて現像器側部材210が感光体側部材200に接合されたときの枢軸203の中心からコロ211の中心までの距離L2は、L1< L2の関係が成り立つように構成されている。
これによって、図2及び図6に示すように、現像器側部材210が感光体側部材200に接合され一体となったとき、現像器側部材210が上方にわずかに変移して掛合部214の上面湾曲部と枢軸203との間にわずかに隙間Sが生じる。この結果、現像器側部材210が左右方向に移動しようとしても、移動枢軸203が掛合部214の幅方向両側の平面214aに当接して、現像器側部材210の左右方向の移動が規制され、かつ現像器側部材210が現像ローラ中心に回動するのが規制される。
つぎに、上記構成のイメージングユニット2おいて、感光体側部材200の感光体ドラム201と現像器側部材210を組み立てる手順を説明する。
いま、図3に示すように、前記現像器側部材210を感光体側部材200から分離した状態となっているとする。
この分離状態から、前記現像器側部材210の掛合部214を感光体側部材200の枢軸203に上方から引っ掛けるとともに、枢軸203を回動支点として現像器側部材210を反時計方向へ回動変移させれば、現像器側部材210におけるコロ211が感光体側部材200におけるコロ進入ガイド壁部202aで下方から支持されながらコロ受け部202内へガイドされる。この際、現像器側部材210の掛合部214及び感光体側部材200の枢軸203は、現像器側部材210及び感光体側部材200のそれぞれ一端部にのみ設けられているから、他端側はフリーとなり、このためユーザは掛合部214を枢軸203に引っ掛けて現像器側部材210を回動させる操作を円滑に行うことができ、極めて簡単に作業を行うことができる。
そして、現像器側部材210をさらに反時計方向へ回動変移させれば、コロ211がコロ受け部202に進入して、前記感光体側部材200に対して現像器側部材210が図2に示す接合位置に設定されることになる。
コロ211がコロ受け部202に進入すれば、図8に示すように、該コロ211における3つの円弧面部211A、211B、211Cのうちの一つ、例えば最小径(Ra)の円弧面部211Aの外周面がコロ当て面401に接触し、別の円弧面部211Cの外周面が対向面402に接触する。
つまり、前記コロ211の円弧面部211Aとコロ当て面401との接触点からコロ211の軸芯までの距離(円弧面部211Aの径の長さ)で前記感光体側部材200の感光体ドラム201と前記現像器側部材210の現像ローラとの隙間を調整することができる。
前記感光体ドラム201と前記現像ローラとの隙間を最も小さく設定したい場合には、前記3つの円弧面部211A、211B、211Cのうち、最も径の小さい円弧面部211Aの外周面がコロ当て面401に当接するように、コロ211を回転変移しておけば良く、逆に、感光体ドラム201と前記現像ローラとの隙間を最も大きく設定したい場合には、前記3つの円弧面部211A、211B、211Cのうち、最も径が大きい円弧面部211Cの外周が前記コロ受け面402に当接されるように、コロ211を回転変移しておけばよい。
このような感光体側部材200及び現像器側部材210の接合状態において、両部材200、210は軸方向の両端2箇所の位置においてコロ受け部202とコロ211により固定支持され、軸方向の端部1箇所の位置において枢軸203と掛合部214との掛合により支持されており、これら感光体側部材200と現像器側部材210は合計3箇所で接合状態が保持されるものとなる。このため、従来の4箇所支持の場合に較べて、経時的な寸法の狂いその他の理由によってイメージングユニットに発生する応力を、支持による拘束のなくなった1箇所において解放することができるから、イメージングユニット2の歪みを抑制でき、現像ローラと感光体ドラム201との隙間を長期に亘って高精度に維持することができる。
また、図2の接合状態の現像器側部材210を枢軸203を中心に時計方向へ回動変移させれば、前記コロ211がコロ受け部202内から後退するから、図3に示すように、現像器側部材210感光体側部材200から分離した位置に容易に設定することができる。勿論、前記円弧面部211A,211B,211Cの数は3つに限定されることなく、任意に増減可能である。
このように、コロ211に、軸回りに等配して設けられた3つの円弧面部211A,211B,211Cのいずれかを選択して、前記コロ受け部202のコロ当て面401に接触させるようにした簡単な構成により、感光体ドラム201と前記現像ローラとの隙間を調整できる。しかも、コロ当て面401に対して接触する円弧面部211A,211B,211Cを選択できることから、前記隙間の高い精度での調整に容易に対応することができる。
また、コロ当て面401にコロ211における一つの円弧面部211Aが接触した際、コロ当て面401に略対向する面402にコロ211の別の円弧面部211Cが接触するので、現像器側部材210と感光体側部材200との接合時にコロ211の受け状態が堅固になる。
さらにまた、前記コロ受け部202における対向面402がコロ受け部202の入り口から奥に至るにつれて、鉛直方向の高さが低くなるように傾斜して形成されているから、使用時においては、コロ211は、重力によってコロ受け面402上をコロ受け部202の入り口から奥側へ送り込む力を受ける。これによって、コロ211はコロ当て面401に押し当てられ、感光体ドラム201と現像ローラの隙間がより安定して確保される。
勿論、このコロ受け面402の傾斜角度は、15°に限定されるものではなく、水平面に対する傾斜角度が0度より大きく90度未満であれば、任意の角度に選択設定可能である。
また、コロ211は、円弧面部211A,211B,211Cを有しない断面円形のものであってもよいのは勿論である。
なお、イメージングユニットにさらに剛性が必要な場合、イメージングユニットに歪みを生じさせない為に、現像器側部材210と感光体側部材200を接合一体化した後、例えば図9に示すように、別部材を使用して両者を固定する構成を採用しても良い。
図9において、符号501は、一体化された現像器側部材210と感光体側部材200を固定するための固定部材であり、現像器側部材210に備えられた支点部502を中心に矢印Z方向に回転可能となされている。
感光体側部材200には固定部503が設けられており、固定部材501の支点部502と反対側の端部を前記固定部材503に図示しないねじなどを用いて連結固定することによって、現像器側部材210と感光体側部材200の軸方向(図9の矢印Y方向)の位置と回転方向(矢印Z方向)の位置が固定される。
なお、固定部材501を現像器側部材210に、固定部503を感光体側部材200にそれぞれ設ける構成としたが、感光体側部材200に固定部材501を、現像器側部材210に固定部503を設けた構成としても良い。
このように、現像器側部材210と感光体側部材200を固定部材501で連結固定することによって、イメージングユニットの全体の歪みの発生をさらに抑制することができ、剛性を上げることができる。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることはない。
例えば、上記実施形態においては、専らイメージングユニット2が画像形成装置1から着脱可能である場合について説明したが、これに限定されるものではなく、イメージングユニット2が画像形成装置1から着脱不能のものであってもよい。
また、この実施の形態においては、感光体側部材200に対して現像器側部材210が回動変移するように構成したが、回動変移する側が上記とは逆であってもよく、コロ211を感光体側部材200に設け、コロ受け部202を現像器側部材210に設ける構成も可能である。また、感光体側部材200に枢軸203が現像器側部材210に掛合部214が設けられた構成としたが、感光体側部材200に掛合部214が現像器側部材210に枢軸203が設けられた構成としてもよい。
また、感光体側部材200の枢軸203と現像器側部材210の掛合部214が各部材の軸方向(長さ方向)の一端部に設けられた場合を示したが、軸方向のいずれの位置に設けられていても良い。
また、上記実施形態では、コロ受け部202のコロ当て面401と対向面402のうち対向面402を下側としてコロ211はこの対向面402の傾斜によって奥側に送り込まれるようにしたが、コロ当て面401を下側にしてコロ211がコロ当て面401に設けられた傾斜によって奥側に送り込まれるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、コロ受け部202に対してコロ211がほぼ上側から挿入されるように構成したが、逆にコロに対してコロ受け部が上方から被さるように載ることでコロ受け部にコロが挿入されるように構成してもよい。また、コロを設けることなく現像ローラまたは感光体ドラムの軸部をコロ受け部に進入させることにより接合しても良い。
この発明の実施形態に係る画像形成装置を示す概略構成図である。 図1の画像形成装置において、イメージングユニットを感光体側部材と現像器側部材の接合状態で示し、かつ感光体側部材の枢軸が取り付けられた基部を除去した状態で示す側面図である。 同じくイメージングユニットを感光体側部材と現像器側部材の分離状態で示し、かつ感光体側部材の枢軸が取り付けられた基部を除去した状態で示す側面図である。 同じく感光体側部材の端部の斜視図である。 同じく現像器側部材の端部の斜視図である。 同じく感光体側部材と現像器側部材の接合状態における枢軸と掛合部の掛合状態を示す図である。 同じく感光体側部材におけるコロ受け部を示す側面図である。 同じく感光体側部材におけるコロ受け部に現像器側部材のコロが進入した状態を示す側面図である。 同じく感光体側部材と現像器側部材を接合した状態で、固定部材二より連結固定する状態を示す斜視図である。 従来のイメージングユニットを、感光体側部材と現像器側部材の接合状態で示す側面図である。 従来のイメージングユニットを、感光体側部材と現像器側部材の分離状態で示す側面図である。 従来のイメージングユニットの接合状態の説明図である。
符号の説明
200・・・感光体側部材
201・・・感光体ドラム
202・・・コロ受け部
203・・・枢軸
210・・・現像器側部材
211・・・コロ
211A,211B,211C・・・コロの円弧面部
214・・・掛合部
216・・・支承部
401・・・コロ当て面
402・・・対向面(傾斜面)
510・・・コロの軸
Ra,Rb,Rc・・・円弧面部の径

Claims (4)

  1. 感光体ドラムが組み込まれた感光体側部材と現像ローラが組み込まれた現像器側部材とが接離可能に配設された画像形成装置において、
    前記感光体側部材及び現像器側部材には、両部材の軸方向の1箇所において両部材を接離方向に回動可能に支承する支承部が形成されると共に、両部材の軸方向の2箇所の位置において、両部材を位置決め固定する位置決め部が形成され、
    前記感光体側部材及び現像器側部材が、前記2箇所の位置決め部と1箇所の支承部の3箇所で接合状態が保持されるものとなされており、
    前記支承部は、感光体側部材及び現像器側部材の一方に設けられた枢軸と、他方に設けられ前記枢軸に掛合される溝部からなる掛合部とからなり、
    前記枢軸は、感光体側部材及び現像器側部材との組み付け時に、前記枢軸に枢軸の径方向外方から掛合部を掛合させた状態で、感光体側部材及び現像器側部材の少なくとも一方を、両部材が前記位置決め部材により位置決めされる位置まで回動させる際の回動支点として作用することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記感光体側部材と現像器側部材のうちのいずれか一方には、他方の軸部または他方に設けられた位置決め用のコロを進退可能に受け入れるコロ受け部が設けられており、このコロ受け部と該コロ受け部に受け入れられる前記軸部またはコロとにより、前記位置決め部が形成されており、前記コロ受け部は、感光体ドラムと同心円状のコロ当て面と該コロ当て面に対向する対向面を有している請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 感光体ドラムが組み込まれた感光体側部材と現像ローラが組み込まれた現像器側部材とが接離可能に配設された画像形成装置において、
    前記感光体側部材及び現像器側部材には、両部材の軸方向の1箇所において両部材を接離方向に回動可能に支承する支承部が形成されると共に、両部材の軸方向の2箇所の位置において、両部材を位置決め固定する位置決め部が形成され、
    前記感光体側部材及び現像器側部材が、前記2箇所の位置決め部と1箇所の支承部の3箇所で接合状態が保持されるものとなされており、
    前記感光体側部材と現像器側部材のうちのいずれか一方には、他方の軸部または他方に設けられた位置決め用のコロを進退可能に受け入れるコロ受け部が設けられており、このコロ受け部と該コロ受け部に受け入れられる前記軸部またはコロとにより、前記位置決め部が形成されており、前記コロ受け部は、感光体ドラムと同心円状のコロ当て面と該コロ当て面に対向する対向面を有していることを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記支承部は、感光体側部材及び現像器側部材の一方に設けられた枢軸と、他方に設けられ前記枢軸に掛合される掛合部とからなり、
    前記枢軸は、感光体側部材及び現像器側部材との組み付け時に、前記枢軸に掛合部を掛合させた状態で、感光体側部材及び現像器側部材の少なくとも一方を、両部材が前記位置決め部材により位置決めされる位置まで回動させる際の回動支点として作用する請求項3に記載の画像形成装置。
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