JP5195103B2 - Rfidタグおよびrfidタグの製法 - Google Patents
Rfidタグおよびrfidタグの製法 Download PDFInfo
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Description
RFIDタグ100は、プリント基板上に通信用のアンテナコイル105、アンテナコイル105と共振回路を構成するコンデンサ106の他、情報を格納するためのメモリ107、復調回路108、変調回路109、電源生成回路110、制御回路111などが設けられている。上記の各構成は、アンテナコイル105を除き、ICチップ112内に内蔵されている。
さらにブリッジ片は、前記コイルパターンが形成された基板上の円弧状部の曲率中心に当たる位置に支点部が支持され、第1の接点部が第1の位置で円弧状部の導体部分に接して電気接続され、第2の接点部が第2の位置でコイルパターンの他端部またはコイルパターンの他端部と電気的に結ばれる導電パターンに接して電気接続された状態で、コイルパターンが形成された基板の板面に沿って配備される。
なお、ICチップは、必ずしもブリッジ片上に実装される必要はなく、基板上のコイルパターンの他端部の側に実装されていてもよい。また、共振回路を構成するコンデンサは、必ずしもICチップに内蔵されている必要はなく、基板に実装されていてもよい。
さらに上記の実施態様においては、コイルパターンが形成されている基板に、共振回路のコンデンサを内蔵したICチップを前記第2の円弧状部とコイルパターンの前記他端部とを結ぶ導電パターンに電気接続された状態で搭載することができる。
このRFIDタグ1は、合成樹脂製の一対のケース体10,11の間にプリント基板2(以下、単に「基板2」という。)を組み込み、各ケース体10,11を一体化した構成のものである。基板2は、例えばガラスエポキシ基板やフレキシブル基板などの絶縁性を有する平板状の基材により構成されている。基板2の外形は各ケース体10,11より小さく、ケース体11の内周面12と一致した形状に形成されている。
なお、この実施例では、コイルパターン30の周回部分31A〜31Cの形状は円形であるが、中心Oの回りを周回するものであれば、例えば楕円形や角形であってもよく、その形状は問わない。
この実施例のコイルパターン30は渦巻き状であって、上記した実施例のつなぎ部分33A,33Bに相当する構成は存在しない。円弧状部32は最も内側の周回部分31Cに、基板2の中心側に向かって凸状となるように連続して設けられている。円弧状部32の曲率中心位置Oは基板2の外周側にあり、コイルパターン30の最も外側の周回部分31Aの端部上に位置している。
各コネクタピン73A,73Bは導電パターン71,72と導通する。支軸74は、第1のコネクタピン73Aから円弧状部32の曲率半径Rに相当する距離だけ離れた位置に位置している。
さらに、図2〜図5の実施例、図7および図8の実施例、および図9〜図14の実施例においても同様に、ICチップ5をブリッジ片4上ではなく、基板2上の適所に実装させてもよい。
2 基板
3 アンテナコイル
4,7 ブリッジ片
5 ICチップ
30 コイルパターン
32 円弧状部
35 スルーホール
36 スリット
37 位置決め用の溝
40,70 プリント基板
43A,73A 第1のコネクタピン
43B,73B 第2のコネクタピン
74 支軸
R 曲率半径
O 曲率中心位置
Claims (12)
- アンテナコイルとコンデンサとから成る共振回路を有し、アンテナコイルを構成するコイルパターンが基板の板面に形成されて成るRFIDタグにおいて、
前記コイルパターンの一端部には、インダクタンスを調整するための円弧状部がその円弧の全域にわたって導体部分を露出させて設けられ、目的とする共振周波数を得るために当該露出した導体部分において選ばれた第1の位置とコイルパターンの他端部の側の第2の位置とが、前記基板上に配備された帯板状のブリッジ片に形成された導電パターンによって共振回路のコンデンサに電気接続されており、
前記ブリッジ片は、一方の面に前記導電パターンが長さ方向に沿って形成されたプリント基板であって、導電パターンとは反対側の面に、ブリッジ片の一端部で前記導電パターンに導通する第1の接点部と、ブリッジ片の他端部で前記導電パターンに導通する第2の接点部と、第1の接点部から円弧状部の曲率半径に相当する距離だけブリッジ片の長さ方向に沿って離れて位置する支点部とが設けられており、
前記ブリッジ片は、前記コイルパターンが形成された基板上の円弧状部の曲率中心に当たる位置に前記支点部が支持され、前記第1の接点部が前記第1の位置で前記円弧状部の導体部分に接して電気接続され、前記第2の接点部が前記第2の位置でコイルパターンの他端部またはコイルパターンの他端部と電気的に結ばれる導電パターンに接して電気接続された状態で、前記コイルパターンが形成された基板の板面に沿って配備されるRFIDタグ。 - 前記ブリッジ片を構成するプリント基板には、共振回路のコンデンサを内蔵したICチップが前記導電パターンに電気接続された状態で搭載されている請求項1に記載されたRFIDタグ。
- 前記円弧状部は、前記コイルパターンの最も外側の周回部分の端部に、決められた角度範囲にわたって設けられている請求項1または2に記載されたRFIDタグ。
- 前記円弧状部は、前記コイルパターンの最も内側の周回部分の端部に、決められた角度範囲にわたって設けられている請求項1または2に記載されたRFIDタグ。
- 前記円弧状部の導体部分には、ブリッジ片の第1の接点部を構成するピンが挿入されるスルーホールが等角度位置毎に形成されている請求項1,3,4のいずれかに記載されたRFIDタグ。
- 前記円弧状部の導体部分には、ブリッジ片の第1の接点部を構成するピンが挿入されるスリットが円弧の全長にわたって形成されている請求項1,3,4のいずれかに記載されたRFIDタグ。
- 前記円弧状部の導体部分には、ブリッジ片の第1の接点部を構成するピンが挿入されるスリットが円弧の全長にわたって形成されるとともに、当該スリットの一側縁にピンを引っ掛ける位置決め部が等角度位置毎に形成されている請求項1,3,4のいずれかに記載されたRFIDタグ。
- 前記円弧状部は、表面にコイルパターンが形成されている基板の裏面に決められた角度範囲にわたって設けられており、表面のコイルパターンと裏面の円弧状部とがスルーホールを介して導通している請求項1,3,4,5,6,7のいずれかに記載されたRFIDタグ。
- 前記ブリッジ片を構成するプリント基板では、一端部に第1の接点部が設けられ、他端部に第2の接点部と支点部とが一体に設けられている請求項1または2に記載されたRFIDタグ。
- 前記ブリッジ片を構成するプリント基板では、一端部に第1の接点部が設けられ、他端部の異なる位置に第2の接点部と支点部とが設けられ、
前記コイルパターンが形成されている基板には、前記円弧状部の露出した導体部分内で円弧に沿って第1の接点部を移動させることが可能な範囲で前記支点部を回動中心として前記ブリッジ片を回動させた場合に第2の接点部が移動する範囲に、第2の円弧状部がその円弧の全域にわたって導体部分を露出させて形成されると共に、この第2の円弧状部とコイルパターンの前記他端部とを電気的に結ぶ導電パターンが形成され、
前記第2の接点部は、第2の円弧状部の導体部分の所定位置に接して電気接続されている請求項1に記載されたRFIDタグ。 - 前記コイルパターンが形成されている基板には、共振回路のコンデンサを内蔵したICチップが前記第2の円弧状部とコイルパターンの前記他端部とを結ぶ導電パターンに電気接続された状態で搭載されている請求項10に記載されたRFIDタグ。
- アンテナコイルとコンデンサとから成る共振回路を有しアンテナコイルを構成するコイルパターンが基板の板面に形成されて成るRFIDタグの製法であって、
インダクタンスを調整するための円弧状部がその円弧の全域にわたって導電部分を露出させた状態で一端部に設けられたコイルパターンが板面に形成された基板と、帯板状のプリント基板の一方の面に長さ方向に沿って導電パターンが形成され、反対側の面に、一端部で前記導電パターンに導通する第1の接点部と、他端部で前記導電パターンに導通する第2の接点部と、第1の接点部から円弧状部の曲率半径に相当する距離だけプリント基板の長さ方向に沿って離れて位置する支点部とが設けられて成るブリッジ片とを用意する準備工程と、
前記コイルパターンが形成された基板上の円弧状部の曲率中心に当たる位置で前記支点部を支持し円弧状部の露出した導体部分に第1の接点部が接するようにして基板上にブリッジ片を配備した後、支点部を回動中心としてブリッジ片を回動させることにより前記第1の接点部を円弧状部の導体部分内で円弧に沿って移動させてインダクタンスを変化させつつ共振周波数を測定し、その測定値が目的とする共振周波数に適合する状態になったときブリッジ片の回動を止めてブリッジ片を位置決めする位置決め工程と、
位置決めされたブリッジ片の第1の接点部を円弧状部に、第2の接点部をコイルパターンの前記円弧状部が設けられている側の端部とは反対の端部に、それぞれ導通状態で固定する組付工程とを一連に実施してRFIDタグを製作することを特徴とするRFIDタグの製法。
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